JP2008515630A - 配量装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 封入された媒体の改良された長時間安定性と排出される媒体の作用物質濃度に関する高い配量精度を保証する配量装置を提供する。
【解決手段】 少なくとも1つの媒体用の配量装置(1)が、媒体排出のために媒体貯蔵器と作用接続されているポンプ装置(2)と、媒体貯蔵器および/またはポンプ装置に対応づけられた通気装置を有し、前記通気装置が通気通路(16、18、26、27)を有する。その通気通路にフィルタメンブレン(20)が対応づけられている。
フィルタメンブレン(20)が減少された拡散率のために形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、媒体を排出するために媒体貯蔵器と作用接続されている、ポンプ装置と、媒体貯蔵器および/またはポンプ装置に対応づけられた通気装置とを有し、その通気装置が通気通路を有し、その通気通路にフィルタメンブレンが対応づけられている、少なくとも1つの媒体のための配量装置に関する。
従来技術(たとえば、特許文献1を参照)から、通気装置を有する配量装置が知られている。配量装置は、媒体貯蔵器からポンプ装置を用いて時間的に互いに分離され、あるいは直接連続する複数の排出ストロークで媒体を排出するために用いられる。そのために、ポンプ装置が媒体貯蔵器と連通するように作用接続されており、それが媒体を媒体貯蔵器から配量装置の周囲へ排出することを許す。この従来技術に基づく通気装置は、通気通路を有しており、その通気通路にフィルタ装置が、外気の汚染する成分を媒体貯蔵器内に封入されている媒体に対して遮断するための阻止部材として対応づけられている。この種のフィルタ装置は、媒体の滅菌保存を省くことを可能にする。というのは、周囲と媒体貯蔵器の間の圧力が均衡した場合に媒体貯蔵器内へ流入する空気はフィルタ装置によって汚染する成分から隔離されるからである。これは特に、医療用物質の場合に、特に重要である。フィルタ装置によって、媒体容器内に封入されている媒体と周囲との間でガス分子の定常的な交換が可能になるので、所望の圧力均衡が生じることができ、媒体の通気装置への流出と媒体貯蔵器への汚染する物質の侵入は、フィルタ装置によって阻止される。
欧州特許公開公報EP1295644A1
本発明の課題は、封入された媒体の改良された長時間安定性と排出される媒体の作用物質濃度に関する高い配量精度を保証する配量装置を提供することである。
この課題は、減少された拡散率のためにフィルタメンブレンが形成されている、冒頭で挙げた種類の配量装置によって解決される。従って、媒体貯蔵器内に封入されている体積と周囲との間に、既知の配量装置に比較して減少されたガス分子の交換が存在する。拡散率は、媒体貯蔵器内の内圧と周囲の外圧の間の圧力比が与えられている場合に、時間部分内にフィルタメンブレンを通過するガス分子の体積流を用いても定められる。わずかな拡散率が、媒体貯蔵器内の内圧と周囲を支配している外圧の間の圧力差が大きい場合にガス分子のわずかな体積流しかフィルタメンブレンを通過しないことを、特徴づけている。減少された拡散率を有するフィルタメンブレンにおいて、気化した媒体成分は媒体貯蔵器から容易には流出しにくく、媒体貯蔵器内が負圧の場合に周囲からの空気分子は媒体貯蔵器内へ容易には流入しにくい。媒体貯蔵器内に封入されている媒体の長時間安定性の改良は、そうでない場合に容易に揮発する成分として媒体貯蔵器から逃げてしまう、容易に遊離する媒体成分の損失がより少ないことによって得られる。気化した、容易に遊離することのできる媒体成分は、フィルタメンブレンの減少された拡散率によって、比較的長い時間にわたって、かつ媒体貯蔵器内の内圧と外圧の間の圧力差が大きい場合でも、引き留められる。それによって媒体の濃度変化をほぼ阻止し、あるいは少なくとも減少させることができる。他方で、減少された拡散率によって、媒体貯蔵器内が負圧の場合に、周囲からの空気流が時間遅延されて流入する。それによって、たとえば排出プロセス後(排出プロセスによって媒体貯蔵器内に負圧が生じる)、まず媒体内で遊離したガス成分がガス相へ移行し、従って空気が周囲から流入する前に、負圧の崩壊をもたらす。従って減少された拡散率を有するフィルタメンブレンは、長い期間にわたって媒体の濃度の変化を阻止し、あるいは少なくともほぼ阻止する。フィルタメンブレンが封入された媒体におよぼすこの影響は、医療物質の貯蔵と排出のための配量装置の有用性を判定する場合の本質的な判断基準である。濃度変化によって、配量装置によって排出すべき媒体が、排出体積が変らない場合に増加する作用物質量を有し、それによって場合によっては、排出される媒体体積が正確に同じである場合でも、作用物質についての配量精度に対する要請がもはや満たせなくなってしまう、危険が生じる。配量装置とその中に収容されている媒体のこの種の挙動を求めるために、特に、医療用作用物質として使用されて、正確な配量が必要な媒体において、それぞれ設けられている配量装置と結びついた安定性テストが実施される。その場合に媒体の濃度の変化(Dose Content Uniformity)が比較的長い期間にわたって、かつ変化する気象的な外部条件の元で考察されて、予め定められた限界値を用いて判定される。単純な安定性テストにおいては、比較的長い期間にわたって配量装置の重量減少がどの程度まで生じたか、が調査される。それによって元の作用物質濃度に基づいて、媒体内の変化した作用物質濃度を推定することができる。減少された拡散率によって、一方で正しい媒体排出のために必要な圧力補償を行うことができ、他方では封入されている媒体の長時間安定性が保証されることが、保証される。本発明に基づく解決は、特に、薬用製品の配量に適している。媒体として、特に医薬品として加工することができる、液体および固体並びにその混合物が考えられる。排出すべき媒体に従って、ポンプ装置によって排出すべき媒体量とその中に含まれる、場合によっては医学的に作用する内容物質の濃度の配量に対して小さい要請から高い要請までが課される。ポンプ装置は、たとえば、霧化された媒体排出用に、あるいは媒体の個々の放射のために形成することができる。配量装置に設けられている通気装置は、媒体貯蔵器内に封入されている体積の内圧と、媒体貯蔵器の周囲を支配する外圧との間の圧力補償に用いられる。圧力差は、媒体を媒体貯蔵器から排出することによって、あるいは媒体貯蔵器内に封入されている1つまたは複数の媒体の熱による膨張ないし収縮プロセスによっても生じ得る。しかし、圧力差は、この種の配量装置においては通常望ましくない。というのは、それが排出すべき媒体の配量精度にネガティブな影響を有することがあり得るからである。従って通気装置によって内圧と外圧の間の圧力補償が可能であって、その場合に周囲からガスが媒体貯蔵器内へ流入することができ、ないしは媒体のガス状または場合によっては液状あるいは固体状の成分が媒体貯蔵器から流出することができる。それによって圧力補償とそれに伴って排出すべき媒体体積に関する配量装置の所望の高い配量精度が保証される。
発明の実施の形態
本発明の1つの形態において、フィルタメンブレンは、既知のフィルタメンブレンに比較して減少された作用横断面を有している。作用横断面は、メンブレンに設けられている孔の数とこれらの孔の平均的な自由横断面の積である。フィルタメンブレンは、特に伸張され、あるいは孔あけされたプラスチックフィルムとして、あるいは焼結材料として、あるいはまた金属箔として形成することができ、選択された製造方法に従って孔の数と孔の自由な横断面に関して幅広い多様性で形成することができる。プラスチックフィルムまたは焼結材料に形成された孔または通路は、それぞれ、通路を通り抜けることができる最大の分子大きさを用いて定めることのできる自由な横断面を有している。作用横断面は、フィルタメンブレンの拡散率と直接関連する。多数の通路または孔と個々の孔または通路の大きい自由横断面は、結果として大きい作用横断面をもたらし、かつ高い拡散率を可能にし、すなわち小さい圧力差においてすでに多数の分子がフィルタメンブレンを通過することができる。本発明によれば、作用横断面が既知のフィルタメンブレンに比較して減少されており、すなわち孔の数と孔の平均的な自由横断面の積が、従来のメンブレンの場合よりも小さい。
本発明の他の形態において、フィルタメンブレンの減少された作用横断面は、既知のフィルタメンブレンに比較して減少された作用面積によって実現されている。従って特に好ましいやり方で、作用横断面の減少が得られる。フィルタメンブレンの作用面積は、ガス分子の通過のために提供されるメンブレンの、孔に貫通された表面領域である。作用面上に、フィルタメンブレンの作用横断面を定める孔が配置されている。
本発明の他の形態において、フィルタメンブレンの作用面積は、少なくとも部分的に円錐状に形成された、流れ案内幾何学配置によって制限される。それによって特に簡単な方法で、たとえばその表面全体にわたって表面部分当たりほぼ一定の数の孔を有する、与えられたフィルタメンブレンにおいて、作用面とそれに伴って作用横断面に影響を与えることができる。流れ案内幾何学配置は、一方で、ガス分子を通過させるために提供されない余分な数の孔を閉鎖し、他方ではフィルタメンブレンを通過するガス流をフィルタメンブレンの予め定めることのできる領域へ束ねるために用いられる。さらに、流れ案内幾何学配置は、フィルタメンブレンを機械的に、特に相補形状で包囲して、安定化させるために用いられる。流れ案内幾何学配置は、少なくとも部分的に円錐状に形成されることによって、フィルタメンブレンへのガス分子の特に好ましい流入および/または流出をもたらす。というのは、円錐状の輪郭によってガス流のほとんど旋回のない案内を達成することができるからである。
本発明の他の形態において、フィルタメンブレンの作用面積は、1.4mmより小さく、好ましくは0.6mmより小さく、特に好ましくは0.2mmより小さい。それによって既知のフィルタメンブレンに比較して作用面積とそれに付随する拡散率の、少なくとも約15%、好ましくは約60%、特に好ましくは約85%の減少が達成される。
本発明の他の形態において、減少された作用横断面について、フィルタメンブレンの孔の平均の自由横断面は、既知のフィルタメンブレンの場合よりも小さく形成されている。それによって、フィルタメンブレンを通過することのできるガス分子の大きさを減少させることができる。それによって気化した媒体成分が媒体貯蔵器から逃げることが困難になり、同様に拡散率が減少される。というのは、周囲空気に含まれるすべてのガス分子がフィルタメンブレンを通り抜けることができるわけではないからである。
本発明の他の形態において、減少された作用横断面のために、既知のフィルタメンブレンに比較して減少された孔数が設けられている。それによって簡単な方法で、自由な孔横断面と孔の数の積が減少され、従って拡散率の所望の減少が得られる。孔数の減少は、フィルタメンブレンの製造方法に従って、特に、プラスチックフィルムのための材料除去方法を用いて少ない数の孔を形成することによって、あるいは焼結材料についてはより高い圧力および/またはより高い温度における焼結プロセスと結びつけてより大きい粒子大きさを選択することによって、得られる。
本発明の他の形態において、フィルタメンブレンは、mm当たり百万孔よりも少なく、好ましくはmm当たり600、000孔よりも少なく、特に好ましくはmm当たり300、000孔よりも少ない平均の孔数を有している。孔の数に簡単に影響を与えることは、たとえば、高エネルギの電磁放射を用いてプラスチックフィルムに孔を形成する、材料除去方法において行うことができる。
本発明の他の形態において、フィルタメンブレンは、通気通路に配置された、特に媒体容器とポンプ装置の間に設けられた、シール装置に設けられている。それによってフィルタメンブレンを簡単な方法で通気装置内に内蔵することができ、安定化および/または位置決めのための別体の支持体を必要としない。媒体貯蔵器とポンプ装置の間の密な結合のために、既知の配量装置においては、たとえばリング状のフラットシールとして形成することができる、シール装置が設けられている。フィルタメンブレンは、このフラットシール上の、特に、媒体貯蔵器またはポンプ装置へ向いた少なくとも1つの端面に部分的に、あるいは完全に取り付け、特にラミネートすることができる。従って取り付けられたフィルタメンブレンを有するシール装置を効果的に別に形成することができる。シール装置の取付けは、既知の配量装置の場合と同様に行うことができ、同時に何の問題もなくフィルタメンブレンの位置決めを含んでいる。
本発明の他の形態において、フィルタメンブレンは、シール装置内に設けられている、通気通路に対応づけられた通過開口部のために形成されている。シール装置内の、通気通路に対応づけられた通過開口部によって、媒体貯蔵器からガス分子が周囲へ流出し、ないしは逆方向に媒体貯蔵機内へ流入することができる、通過横断面が正確に定められる。この通過横断面は、フィルタメンブレンによって閉鎖されるので、拡散率を予め正確に定めることができ、その拡散率は通過横断面とそれに関連する、フィルタメンブレンの作用面積を用いて、かつそれによってもたらされるフィルタメンブレンの作用横断面によって得られる。
本発明の他の形態において、フィルタメンブレンは、媒体貯蔵器および/またはポンプ装置の通気開口部の領域に設けられ、特にラミネートされる。それによってフィルタメンブレンは、媒体貯蔵器を形成する時にすでに取り付けることができ、媒体貯蔵器の壁部分によって支持され、それによってフィルタ装置の特にコンパクトな形態が実現される。フィルタメンブレンは、好ましくは、通気路の終端側において、媒体貯蔵器の一部またはポンプ装置の一部の端面または外側面に取り付けられ、特に溶接され、あるいはラミネートされる。
本発明の他の形態において、フィルタ装置は、不連続のフィルタカートリッジとして形成されている。それによってフィルタ装置は、ポンプ装置ないし媒体貯蔵器とは無関係に形成することができ、場合によっては検査することができる。さらに、フィルタ装置は、多数の様々な配量装置のための大量生産品として設けることができる。
本発明の基礎となる課題は、通気通路が少なくとも部分的に毛管通路として形成されており、その毛管通路が少なくとも部分的に実効通路直径と毛管通路長さの、1/25より小さい比を有している、冒頭で挙げた種類の配量装置によっても、解決される。この種の形態によって、通気通路は液体およびガスにとって高い流れ抵抗を有しており、従って媒体貯蔵器からの液体成分またはガスの、特に気化した媒体成分の、望ましくない流出を阻止する。従ってフィルタ装置なしで、あるいはフィルタ装置と共に、媒体貯蔵器内に収容されている媒体の好ましい長時間安定性を保証することができる。本発明の好ましい実施形態において、実効通路直径と毛管通路長さの比は、1/50より小さく、特に好ましい実施形態においては1/100より小さい。毛管通路長さに関する実効通路直径の比が1/140の場合に、1013hPaの標準圧力、40℃の温度および25パーセントの相対空気湿度において求められる気化率は、約0.05g/週から0.005g/週へ、大体において係数10だけ減少させることができる。
本発明の他の形態において、毛管通路は、渦巻き形状に形成されている。それによって毛管通路の特にコンパクトな形状を実現することができる。毛管通路は、構成部品の孔の内側面および/または構成部品の孔の外側面に設けることができる。コンパクトな形状が、実効通路直径と毛管通路長さの本発明に基づく比を有する毛管通路の内蔵を許し、それによってそれを有する配量装置を構造的に大きくすることは必要とされない。
本発明の他の形態において、毛管通路は円錐外側面と、円錐外側面に適合された円錐状の凹部を有するカバーとの間の一周する、螺旋形状の溝として形成されている。それが、毛管通路をプラスチック射出成形方法で効果的に形成することを可能にする。というのは、円錐形状の幾何学配置が毛管通路の螺旋形状の溝を、それを備えた構成部品をプラスチック射出成形型から外す離型方向とは逆に形成することを許すので、プラスチック射出成形型の単純な形状を保証することができるからである。毛管通路は、円錐外側面および/またはカバーの円錐状の凹部内に形成することができ、好ましい形成方法は、円錐外側面にもカバー内の凹部についても当てはまる。
本発明の他の形態において、毛管通路はシリンダ配置の外側面とかぶせジャケットの内側面の間に形成されており、その場合にシリンダ配置の外側面および/またはかぶせジャケットに複数のウェブが設けられており、それらのウェブはほぼ配量装置の中央長手軸の方向に方位付けされており、かつかぶせジャケットの定められた隔たりを保証する。特にそれぞれ120度だけ変位してシリンダ配置および/またはかぶせジャケットに設けることができるウェブによって、シリンダ配置とかぶせジャケットの間の過剰寸法嵌めまたはプレス嵌めを実現することができる。それによってシリンダ配置上にかぶせジャケットを確実に圧接させることができ、シリンダ配置内に設けられているシリンダ孔の望ましくない狭窄または変形をもたらすことはない。
本発明の他の形態において、毛管通路は部分的に、ウェブの少なくとも1つに溝として形成されている。それによってウェブにスペースホルダとしておよび毛管通路としての二重機能が与えられる。ウェブに形成された溝は、対向して配置された構成部分によって、従ってウェブがシリンダ配置に対応づけられている場合にはかぶせジャケットによって、あるいはウェブがかぶせジャケットに対応づけられている場合にはシリンダ配置によって、閉鎖され、それによって所望の毛管通路を形成する。ウェブが配量装置の中央長手軸の方向に方位付けされている場合に、シリンダ配置とかぶせジャケットをプラスチック射出成形方法で簡単に形成することを実現することができる。
本発明の他の形態において、毛管通路は少なくとも1つの環状部分と、少なくともほぼ配量装置の中心長手軸に沿って方位付けされた、少なくとも1つの通路部分との間に形成されている。中央長手軸を中心に一周して配置することができる環状部分によって、中央長手軸に対して平行に配置された通路部分を媒体貯蔵器と結合することができる。環状部分は、毛管通路の一部であって、通路部分と同様にシリンダ配置とかぶせジャケットの間に形成することができる。環状部分は、特に、シリンダ配置とかぶせジャケットの間の2つの互いに隔たった突出部によって実現することができ、それによってこれら構成部品をプラスチック射出成形方法で簡単に形成することが可能になる。
本発明の他の利点と特徴が、請求項および、図面を用いて示される好ましい実施例についての以下の説明から明らかにされる。
図1に示す配量装置1は、大体において、図示されていない媒体貯蔵器へ取り付けるために設けられた、ポンプ装置2を有している。ポンプ装置2は、図式的に示すピストン配置3を有しており、そのピストン配置は同様に図式的に示すシリンダ配置4内に収容されており、かつ媒体貯蔵器内に収容された媒体を配量装置1の周囲へ給送するために設けられている。シリンダ配置4は、ほぼ円錐状に成形されたアプリケータ5内に収容されており、そのアプリケータの細くなった端部に排出開口部6が設けられており、その排出開口部を通して、ポンプ装置2によって圧力をかけられた媒体を細かく霧化された形状で周囲へ排出することができる。排出プロセスのために必要な、ピストン配置3とシリンダ配置4の間の相対移動を導入するために、ハンドグリップ7が設けられており、そのハンドグリップには指支持部8が設けられている。それによってユーザーは、親指と人差し指または中指の間で圧縮することによって配量装置を操作することができ、その場合に親指は図示されていない媒体貯蔵器の底にあてがわれる。ピストン配置3を図1に示す初期位置へ戻すために、復帰ばね9が設けられており、その復帰ばねは配量装置1を操作した場合に復帰力をもたらす。アプリケータ5に保護カバー10が設けられており、その保護カバーは排出プロセスのために除去される。
ポンプ装置2の、排出開口部6とは逆の端部に、媒体貯蔵器を取り付けるためのインターフェイス部11が設けられている。このインターフェイス部11は、ほぼ円筒状に成形されたアウタージャケット12を有しており、そのアウタージャケットがピストン配置3を収容し、かつアプリケータ5と相対移動可能に相補形状で作用結合されている。アウタージャケット12には、内ねじ13が設けられており、その内ねじは、媒体貯蔵器に設けられている外ねじを相補形状で収容するために設けられている。ピストン配置3の一周する端面14に、ほぼ円環状に形成されたフラットシール15が載置されており、そのフラットシールは弾性的な材料から形成されており、かつ媒体貯蔵器に設けられるびんの首をポンプ装置2に対してシールするために設けられている。フラットシール15は、通気穴16を有しており、その通気穴は媒体貯蔵器によって包囲されている体積を周囲と連通接続させるために設けられている。フラットシール15は、インターフェイス部11へ向いた側にシール面17を有しており、そのシール面は媒体貯蔵器に対するシール作用のために設けられている。通気穴16の上側において、ピストン配置3に、フィルタカートリッジ18を相補形状で収容するための切欠きが設けられており、フィルタカートリッジには図2に詳細に示すフィルタメンブレン20が設けられている。フィルタカートリッジ18は、中空室19と連通接続されており、その中空室自体は配量装置1内の詳しく図示されていない間隙を介して周囲と接続されている。それによってガス分子の媒体貯蔵器への流入または媒体貯蔵器からの流出が可能となる。従って通気穴16、フィルタカートリッジ18および中空室19が、配量装置1の通気装置を形成する。媒体貯蔵器から流出する、たとえば気化した媒体成分からなるガス流は、周囲へ流出するためには、必然的に通気装置を貫流しなければならない。同じことは、ガスが周囲から媒体貯蔵器内へ吸い込まれる、逆の場合にも当てはまり、ここでも完全に通気装置が貫流される。
図2から4に示す部分拡大図において、図1におけるのと機能的に同じコンポーネントには同一の参照符号が使用される。
図2に詳細に示すフィルタカートリッジ18は、フィルタメンブレン20を有しており、そのフィルタメンブレンは病原菌バリアとして形成されており、かつフィルタカートリッジ18の透孔21内に収容されている。その場合に透孔21の長手軸22は、配量装置1の長手軸に対して平行に方位付けされている。フィルタメンブレン20は、周囲から汚染する成分が図示されていない媒体貯蔵器内へ流入することを阻止するものである。透孔21は、フィルタカートリッジ18の全長にわたってほぼ一定の内径23を有している。フィルタメンブレン20は、プラスチック射出成形部品として形成されているフィルタカートリッジ18内へ相補形状で射出挿入されて、透孔21によって境界を形成される。フィルタメンブレン20の作用面は、作用直径24によって定められ、その作用直径は内径23よりも小さく形成されている。フィルタメンブレン20の作用面内にだけ、ガス分子の通過を許す穴または通路26が設けられており、作用面の外側には穴または通路は設けられていない。フィルタメンブレン20に設けられている通路26は、図式的に示されているだけであって、この通路はフィルタメンブレン20のための形成方法に従って湾曲した推移をとることもでき、かつその推移にわたって異なる断面を有することもできる。通路26の形成は、フィルタカートリッジ18内へ射出挿入する前または後に行うことができ、特にフィルタメンブレン20を高エネルギの電磁放射で照射することによって実現される。ガス分子の通り抜けにとって重要なことは、通路の最小の自由な横断面である。というのは、それが、通路を通り抜けることができるガス分子の大きさを制限するからである。フィルタメンブレン20の拡散定数は、付加的にフィルタメンブレン20の厚み25によって定められ、その場合に厚み25が大きくなると拡散定数が小さくなる。というのは、ガス分子が通路26の増大された長さを通り抜けることは、基礎材料のより大きい厚みによっても困難になるからである。図示のフィルタカートリッジ18において、透孔21の内径23は約1.4mmであり、それに対して作用直径24は約0.9mmであるので、約0.65mmの作用面積が得られる。
図2に示すフィルタカートリッジ18において、材料であるポリエチレンテレフタレート(PET、PEPT)から形成されたフィルタメンブレン20を設けることができる。このフィルタメンブレン20は、メンブレン厚が36/1000mm(36μm)である場合に0.2/1000mm(0.2μm)の穴大きさと0.8mmより小さいアクティブなフィルタ面積を有している。従って、1013hPaの標準圧力、40℃の温度および25パーセントの空気湿度において行われる、気化率を求める場合に、図1に示す配量装置1内に使用する場合のフィルタカートリッジ18について、約0.033g/週の気化率が生じる。すなわち、媒体貯蔵器から週当たり約0.033グラムの液体が逃げる。これは、従来のフィルタを搭載した配量装置に比較して気化率の約30パーセントの削減を表す。穴大きさ、フィルタメンブレンの表面の穴の密度、フィルタメンブレンの厚みおよびアクティブなフィルタ面積を変化させることによって、気化率を少なくとも15%、好ましくは30%、特に好ましくは50%削減することができる。
図2に示すフィルタカートリッジに対して、図3に示すフィルタカートリッジ18は、その全表面にわたって単位面積当たりほぼ一定の数の通路26を有するフィルタメンブレン20を搭載している。拡散率の減少は、片側にフィルタメンブレン20に達する円錐状の流れ案内幾何学配置27が設けられていることによって達成され、それが作用面積の減少をもたらす。従って作用面積は、流れ案内幾何学配置27の最小直径28によって定められ、たとえば約0.65mmであって、透孔21の内径23は約1.4mmである。フィルタメンブレン20は、均質な、通路26によって均一に貫通された原材料からカットされて、プラスチック射出成形方法においてフィルタカートリッジ18内へ挿入される。
図4に示すフィルタカートリッジ18においては、図3から知られたフィルタカートリッジとは異なり、フィルタメンブレン20の両側にそれぞれ流れ案内幾何学配置27が設けられている。作用表面は、流れ案内幾何学配置27の最小直径28によって定められ、フィルタメンブレン20は、図3に示す実施形態におけるのと同様に、通路26によって均一に貫通された、均質なメンブレンとして形成されている。両側に配置された流れ案内幾何学配置27によって、フィルタメンブレン20の特に好ましい安定性が得られ、さらに、流れ案内幾何学配置27が円錐状に形成されていることによって、フィルタメンブレンを通過するガス流の好ましい流れ挙動がもたらされる。透孔21の内径23および最小直径28に関して、図3のフィルタカートリッジの場合と同じ寸法が当てはまる。
図3または4に示すフィルタカートリッジ18において、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)からなるフィルタメンブレン20を設けることができる。この種のフィルタメンブレン20は、0.2/1000mm(0.2μm)の穴大きさを有し、PETからなるキャリアメンブレン上に設けられているので、約0.2mmの全メンブレン厚みが生じる。作用表面は、流れ案内幾何学配置27によって約0.5mmに制限されるので、1013hPaの標準圧力、40℃の温度および25パーセントの空気湿度において求められる、気化率は、図1に示す配量装置1内に使用した場合のフィルタカートリッジ18について、約0.033g/週が生じる。これが、従来のフィルタメンブレンを搭載した既知の配量装置に比較して、約30パーセントの気化率の削減を表す。
その基本的な構造において図1の配量装置に相当する、図5に示す本発明の実施形態において、フィルタメンブレン20はフラットシール15の凹部内に設けられており、通気装置の一部である通気穴16を閉鎖している。フィルタメンブレン20に通気通路29が連通接続しており、その通気通路が中空室19内へのガス分子の流入および流出を可能にする。フィルタメンブレン20の作用面積は、図3および4の実施形態においては、通気穴16の最小直径によって定められ、フィルタメンブレンは単位面積当たり均一な数の通路によって貫通されている。
本発明の図示されない実施形態において、フィルタメンブレン20はフラットシール15の表面上に設けられ、特にラミネートされている。
他の実施形態においてフィルタメンブレンは、図5と同様に、ピストンないしシリンダ配置3の通気開口部29の領域に、ピストンないしシリンダ配置3の該当する面の上または下に密に設けられ、特に溶接またはラミネートされている。
図6から9に示す、毛管通路を備えた配量装置の実施形態において、機能的に等しい構成部分について、図1から5に示す配量装置の場合と同一の参照符号が使用される。
図6、7および8に示す配量装置1は、シリンダ配置4に設けられたフィルタカートリッジ18を有しており、これは、図1から5の実施形態に基づいて形成することができる。フィルタカートリッジ18の、媒体貯蔵器とは逆の端部において、透孔21が分配孔31内へ連通しており、その分配孔は流出開口部38を介して、環状通路30として形成された一周する環状部分と、図6aに詳細に示すように、連通接続されている。シリンダ配置4とその上に圧接されたかぶせジャケット32との間に形成されている環状通路31は、図6bに詳細に示すように、配量装置1の長手軸の方向に方位付けされた、毛管通路の通路部分33内へ連通している。環状通路31は、シリンダ配置4に設けられた一周する段部34とかぶせジャケット32に対応して形成された段部43によって形成されて、狭い横断面を有する長い通路として形成されていることによって毛管通路の一部となっている。
図7に示すように、通路部分33は、支持ウェブ35内の溝37と支持ウェブ35に対向するかぶせジャケット32によって形成される。支持ウェブ35の他の機能は、シリンダ配置4のシリンダ孔をかぶせジャケット32によって変形させることなしに、シリンダ配置4にかぶせジャケット32を摩擦結合で収容することを可能にすることにある。毛管通路の定められた幾何学配置を保証するために、分配孔30の連通部の上方に一周するカラー36が設けられており、図8に詳細に示すように、そのカラーが媒体貯蔵器へ向いた終端領域内でかぶせジャケット32を一周するように密封して収容することを保証する。一周するカラー36内には、図8aに示す溝37のみが設けられており、その溝が通路部分33を形成する。毛管通路は、図6から8に示す実施形態において、約60mmの長さを有し、かつ約0.42mmの実効毛管通路直径を有しているので、実効毛管通路直径と毛管通路長さの1/140の比が得られる。この種の比によって、1013hPaの標準圧力、40℃の温度および25パーセントの空気湿度において求められる、約0.005g/週の気化率を実現することができる。
図9に示す実施形態において、毛管通路は、円錐外側面39とカバー40の間の螺旋状の溝として形成されている。カバー40は、円錐状の凹部を有しており、図9aと9bに詳細に示すように、リングカラー41において保持溝42内に圧入されている。カバー40がシリンダ配置4によって貫通されることは、カバー40の確実な取付けと毛管通路の良好なシール作用を保証するために、これらの構成部分の間に過寸法嵌め(プレス嵌めとも称される)が設けられていることを表している。円錐外側面39は、シリンダ配置4の構成部分であって、螺旋形状かつ渦巻き形状の一周する段部を有しており、その段部が円錐状のウォームの形式で形成されている。円錐外側面39のこの種の形状によって、シリンダ配置4をプラスチック射出成形部品として形成できることが保証される。というのは、表面を前側に方向付けすることによって、スライダあるいは他の複雑な型構成部品なしで、プラスチック射出成形型からの離型が可能となるからである。図9aに詳細に示すように、フィルタカートリッジ18と連通接続されている分配孔が、流出開口部38を通して、円錐外側面39とカバー40の間に形成される毛管通路内に連通している。カバー40は、さらに、復帰ばね9のための支持面としても用いられる。
図示されていない実施形態において、フィルタメンブレンは、図5に示すように、フラットシールの凹部内に収容されており、かつ図6から9に示す毛管と結合され、それによって簡単な構成で、極めてわずかな気化率を特徴とする配量装置が実現される。
通気装置内に設けられているフィルタカートリッジを有する配量装置を平坦な断面表示で示している。 図1に基づくフィルタカートリッジの一部を平坦な断面表示で拡大して示している。 フィルタカートリッジの第2の実施形態の一部を平坦な断面表示で拡大して示している。 フィルタカートリッジの第3の実施形態の一部を平坦な断面表示で拡大して示している。 内蔵されたフィルタ装置を有するフラットシールを備えた配量装置を平坦な断面表示で示している。 通気通路を有し、その通気通路にフィルタ装置とそれに結合された毛管通路が対応づけられている、配量装置を平坦な断面表示で示している。 図6のT部分の詳細図である。 図6のU部分の詳細図である。 図6に基づく配量装置を、ピストン配置を取り去って示す上面図である。 図7のZ部分の詳細図である。 図7のY部分の詳細図である。 図6に基づく配量装置を示す断面図である。 図8のX部分の詳細図である。 通気通路を有し、その通気通路にフィルタ装置とそれに結合された、螺旋形状に形成された毛管通路が対応づけられている、配量装置を平坦な断面表示で示している。 図9のX部分の詳細図である。 図9のY部分の詳細図である。

Claims (18)

  1. 媒体排出のために媒体貯蔵器と作用接続されているポンプ装置(2)と、媒体貯蔵器および/またはポンプ装置に対応づけられた通気装置を有し、前記通気装置が通気通路(16、18、26、27)を有し、その通気通路にフィルタメンブレン(20)が対応づけられている、少なくとも1つの媒体用の配量装置(1)において、
    フィルタメンブレン(20)が減少された拡散率のために形成されていることを特徴とする、少なくとも1つの媒体用の配量装置。
  2. フィルタメンブレンが、既知のフィルタメンブレンに比較して減少された作用横断面を有していることを特徴とする請求項1に記載の配量装置。
  3. フィルタメンブレンの減少された作用横断面が、既知のフィルタメンブレンに比較して減少された作用面積(24)によって実現されていることを特徴とする請求項2に記載の配量装置。
  4. フィルタメンブレンの作用面積が、少なくとも部分的に円錐状に形成された、流れ案内幾何学配置(27)によって制限されていることを特徴とする請求項3に記載の配量装置。
  5. フィルタメンブレンの作用面積が、1.4mmより小さく、好ましくは0.6mmより小さく、特に好ましくは0.2mmより小さいことを特徴とする請求項3または4に記載の配量装置。
  6. 減少された作用横断面のために、フィルタメンブレンの孔(26)の平均の自由横断面が、既知のフィルタメンブレンの場合よりも小さく形成されていることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の配量装置。
  7. 減少された作用横断面のために、既知のフィルタメンブレンに比較して減少された孔数が設けられていることを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載の配量装置。
  8. フィルタメンブレンが、mm当たり百万孔よりも小さい、好ましくはmm当たり600、000孔よりも小さい、特に好ましくはmm当たり300、000孔よりも小さい平均の孔数を有していることを特徴とする請求項7に記載の配量装置。
  9. フィルタメンブレンが、通気通路に配置された、特に媒体容器とポンプ装置の間に設けられたシール装置(15)に設けられていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の配量装置。
  10. フィルタメンブレンが、シール装置内に設けられた、通気通路に対応づけられた通過開口部(16)を閉鎖するように形成されていることを特徴とする請求項9に記載の配量装置。
  11. フィルタメンブレンが、媒体貯蔵器および/またはポンプ装置の通気開口部の領域に設けられ、特にラミネートされていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の配量装置。
  12. フィルタメンブレンが、不連続のフィルタカートリッジとして形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の配量装置。
  13. 請求項1に上位概念として記載の、あるいは請求項1から12のいずれか1項に記載の配量装置において、
    通気通路が少なくとも部分的に毛管通路として形成されており、前記毛管通路が少なくとも部分的に、1/25より小さい、好ましくは1/50より小さい、特に好ましくは1/100より小さい、実効通路直径(d)と毛管通路長さ(l)の比を有していることを特徴とする配量装置。
  14. 毛管通路が、渦巻き状に形成されていることを特徴とする請求項14に記載の配量装置。
  15. 毛管通路が、円錐外側面と、円錐外側面に適合された、円錐状の凹部を有するカバーとの間の一周する、渦巻き形状の溝として形成されていることを特徴とする請求項14に記載の配量装置。
  16. 毛管通路が、シリンダ配置の外側面とかぶせジャケットの内側面との間に形成されており、その場合にシリンダ配置の外側面および/またはかぶせジャケットに複数のウェブが設けられており、前記ウェブがほぼ配量装置の中央長手軸の方向に方位付けされており、かつかぶせジャケットの定められた隔たりを保証することを特徴とする請求項13に記載の配量装置。
  17. 毛管通路が、部分的に、ウェブの少なくとも1つにおいて溝として形成されていることを特徴とする請求項16に記載の配量装置。
  18. 毛管通路が、少なくとも1つの環状部分と、少なくともほぼ配量装置の中央長手軸にそって方位付けされた、少なくとも1つの通路部分とから形成されていることを特徴とする請求項17に記載の配量装置。
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