JP2008513821A - 新規なレジスト材および基板へのパターン化レジスト層の形成方法 - Google Patents

新規なレジスト材および基板へのパターン化レジスト層の形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008513821A
JP2008513821A JP2007531836A JP2007531836A JP2008513821A JP 2008513821 A JP2008513821 A JP 2008513821A JP 2007531836 A JP2007531836 A JP 2007531836A JP 2007531836 A JP2007531836 A JP 2007531836A JP 2008513821 A JP2008513821 A JP 2008513821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
triphenylene
layer
resist
bis
resist material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007531836A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4768740B2 (ja
Inventor
パーマー,リチャード,エドワード
ロビンソン,アレックス
プリース,ジョン,アンドリュー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
University of Birmingham
Original Assignee
University of Birmingham
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by University of Birmingham filed Critical University of Birmingham
Publication of JP2008513821A publication Critical patent/JP2008513821A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4768740B2 publication Critical patent/JP4768740B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/038Macromolecular compounds which are rendered insoluble or differentially wettable
    • G03F7/0382Macromolecular compounds which are rendered insoluble or differentially wettable the macromolecular compound being present in a chemically amplified negative photoresist composition
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/1053Imaging affecting physical property or radiation sensitive material, or producing nonplanar or printing surface - process, composition, or product: radiation sensitive composition or product or process of making binder containing
    • Y10S430/1055Radiation sensitive composition or product or process of making
    • Y10S430/106Binder containing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/1053Imaging affecting physical property or radiation sensitive material, or producing nonplanar or printing surface - process, composition, or product: radiation sensitive composition or product or process of making binder containing
    • Y10S430/1055Radiation sensitive composition or product or process of making
    • Y10S430/114Initiator containing
    • Y10S430/115Cationic or anionic
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/1053Imaging affecting physical property or radiation sensitive material, or producing nonplanar or printing surface - process, composition, or product: radiation sensitive composition or product or process of making binder containing
    • Y10S430/1055Radiation sensitive composition or product or process of making
    • Y10S430/114Initiator containing
    • Y10S430/122Sulfur compound containing

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

本発明は、パターン式の化学線照射による基板表面へのパターン化レジスト層の形成方法に属する。方法の第1のステップは、1〜3nmの直径をもつ置換トリフェニレン化合物、次の照射ステップで用いられる化学線に対する露光層の感度を増大する増感剤、および架橋剤からなるコーティング層の基板表面への形成である。次に、コーティング層をパターン式に照射し、コーティング層の未照射領域を除去する。本発明はまた、(i)基本的レジスト材として1〜3nmの直径をもつトリフェニレン誘導体と、(ii)化学線に対するレジスト材の感度を増大する増感剤と、(iii)そのトリフェニレン誘導体の分子を架橋する架橋剤との溶液を含むレジスト材に属する。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、特に電子線レジスト材に限定しないが、レジスト材に関し、またレジスト材を使用して基板表面への微細パターン化レジスト層を形成する方法に関する。
周知のとおり、ICやLSI等のような種々の種類の電子または半導体デバイスの製造プロセスは、半導体シリコンウエハのような基板材料上へのレジスト層の微細パターン化を含む。この微細パターン化プロセスは、基板表面がポジティブまたはネガティブ調のホトレジスト組成物で均一にコートされてホトレジスト組成物の薄い層を形成し、ホトマスクを通して選択的に化学線(たとえば紫外線)に照射され、次に基板表面上にパターン化されたレジスト層を残す化学線への露光領域または非露光領域におけるホトレジスト層をそれぞれ選択的に溶解する現像処理を行う、ホトリソグラフィー法によって伝統的に実施されている。このようにして得られたパターン化レジスト層は、エッチングのような基板表面への次の処理におけるマスクとして使用される。
量子閉じ込め効果のような新規な現象を利用する電子または光学デバイスの実現を可能にし、またより大きな部品記録密度を可能にするのでナノメートルのオーダの次元での構造の組立てはかなり興味深い領域である。結果として、レジスト層は通常の紫外線よりも短波長の化学線を使うことによってのみ達成されうる微細性を増すことが常に要求されている。したがって、通常の紫外線に替えて、電子線(eビーム)、エキシマレーザビーム、EUVおよびX線が短波長の化学線として用いられるのが現状である。言うまでもないが、得られる最小のサイズはレジスト材の性能と化学線の波長によって一次的に決定される。
様々な材料が適当なレジスト材として提案されてきた。これらにはメタクリル樹脂、ポリスチレン、ノボラック樹脂をベースにした材料のような有機樹脂性材料が挙げられる。ポリマ架橋に基づくネガティブ調レジストの場合には約10nmの固有の解像限界があるが、これは単一のポリマ分子のおおよその半径である。
「化学増幅」とよばれる技術をポリマレジスト材に適用することもまた知られている。化学増幅レジスト材は一般的に多成分フォーミュレーションであり、この中には材料の耐エッチング性、機械的安定性のような性質に寄与するノボラック樹脂のような主ポリマ成分、およびレジストや増感剤に望ましい性質を付与する1つまたはそれ以上の追加成分がある。明らかに化学増幅は増感剤を含む触媒プロセスを通して生ずるが、これは多数のレジスト分子の露光を引き起こす単一の照射イベントとなる。代表的な例では、レジストはポリマと増感剤としての光酸発生剤(PAG)からなる。PAGは照射(光またはeビーム)の存在下プロトンを発生する。このプロトンはそれからポリマと反応して溶解を抑制する官能基を失うことになる。そのプロセスで第2のプロトンが発生して、それからさらなる分子と反応することができる。反応速度は、たとえば、反応を促進するためにレジスト層を加熱することにより制御できる。加熱後、反応したポリマ分子を現像液に溶解するが、未反応のポリマは溶解しない(たとえば、ポジティブ調レジスト)。少数の照射イベントが多数の露光イベントを生じさせるように、このような方法で材料の化学線に対する感度は非常に増大する。
その他の化学増幅スキームにおいては、照射により露光されたレジスト材を架橋し、それによりネガティブ調レジストを形成する。ポリマのレジスト材は自己架橋であってもよいし、架橋分子が含まれていてもよい。ポリマに基づくレジストの化学増幅は米国特許第5968712号明細書、米国特許第5529885号明細書、米国特許第5981139号明細書および米国特許第6607870号明細書に開示されている。
低分子有機分子(Yoshiiwa Mら、Appl.Phys.Lett.69(1996)2605)および金属フッ化物などの無機物質(Fujita Jら、Appl.Phys.Lett.69(1995)3064)を含む、その他の材料が可能性のあるレジスト材として研究されてきた。C60(フラーレン)はネガティブ調挙動を示すが、感度は低い(臨界照射は約1×10−2C/cm)。様々なメタノフラーレン誘導体はその後本発明者らにより有用なeビームレジスト材であることが示された。Appl. Phys. Lett, 72, 1302 (1998), Appl. Phys. Lett, 312, 469 (1999), Mat. Res. Soc. Symp. Proc. 546, 219 (1999) および 米国特許第6117617号明細書。
本発明者らはまた、欧州特許出願公開第01159649号明細書および “ナノリソグラフィー用高解像電子線レジストとしてのトリフェニレンの多置換誘導体”, A.P.G. Robinsonら, J. Vac. Sci. Tech. B, 18, No. 6, 2730 - 2736, (2000)に例示されるように、電子線レジスト材としてある多置換トリフェニレン誘導体の使用について先に報告した。
これらの材料はクロロホルム、トルエン、モノクロロベンゼンにキャストされ、あるアルコール(ポジティブ調)またはモノクロロベンゼン(ネガティブ調)中で現像される。
先の技術のレジスト材に関連した1つまたはそれ以上の不都合を除いたり軽減する新規なホトレジスト材を提供することが一態様における本発明の目的である。
本発明の第1の態様によれば、化学線のパターン式照射による基板表面へのパターン化レジスト層の形成方法であって、
(i)1〜3nmの直径をもつ置換トリフェニレン化合物、ステップ(ii)の化学線に対する露光層の感度を増大する増感剤、および架橋剤からなるコーティング層を基板表面に形成するステップと、
(ii)コーティング層をパターン式に照射するステップと、
(iii)コーティング層の未照射領域を除去するステップと、
を含むパターン化レジスト層の形成方法が提供される。
トリフェニレンの増感剤に対する好ましい質量比は約1:0.1〜1:0.5である。
増感剤はトリアリルスルホニウムヘキサフロロアンチモン酸塩(たとえば、Dow UVI−6976)もしくは3,6−ビス(2−メチル−モルホリノプロピオニル)−9−オクチルカルバゾール(Sigma Aldrich)もしくは光酸発生剤(PAG)のような光開始剤であってもよい。
適当なPAGは米国特許第6607870号明細書(ここに参照によって組込まれる)に記載されており、非イオン有機酸発生剤が挙げられる。特定の非イオン有機酸発生剤としては、たとえば、1,1−ビス[p−クロロフェニル]−2,2,2−トリクロロエタン(DDT);1,1−ビス[p−メトキシフェニル]−2,2,2−トリクロロエタン;1,2,5,6,9,10−ヘキサブロモシクロドデカン;1,10−ジブロモデカン;1,1−ビス[p−クロロフェニル]2,2−ジクロロエタン;4,4‘−ジクロロ−2−(トリクロロメチル)ベンズヒドロールまたは1,1−ビス(クロロフェニル)2,2,2−トリクロロエタノール;ヘキサクロロジメチルスルホン;2−クロロ−6−(トリクロロメチル)ピリジン;O,O−ジエチル−O−(3,5,6−トリクロロ−2−ピリジル)ホスホロチオエート;1,2,3,4,5,6−ヘキサクロロシクロヘキサン;N(1,1−ビス[p−クロロフェニル]−2,2,2−トリクロロエチルアセトアミド;トリス[2,3−ジブロモプロピルイソシアヌレート;2,2−ビス[p−クロロフェニル]−1,1−ジクロロエチレンのようなハロゲン化非イオン化合物が挙げられる。適当な光酸発生剤はまた欧州特許出願公開第0164248号明細書および欧州特許出願公開第0232972号明細書に記載されている。特に好ましいのはトリフェニルスルホニウムトリフレート(triphenylsulphonium triflate)である。
アミンに基づく架橋剤が好ましい。適当なアミンを含む架橋剤としては、尿素−ホルムアルデヒド、メラミン−ホルムアルデヒド、ベンゾグアナミン−ホルムアルデヒド、グリコルリル−ホルムアルデヒド樹脂およびこれらの組合せが挙げられる。その他の適当なアミンに基づく架橋剤としては、Cymel(商標)300,301,303,350,370,380,1116および1130などのアメリカン シアナミド社により製造されるメラミン;Cymel(商標)1123および1125などのベンゾグアナミン樹脂;Cymel(商標)1170,1171,1172などのグリコリル樹脂;およびBeetle(商標)60,65および80などの尿素に基づく樹脂が挙げられる。非常に多くの類似のアミンに基づく化合物が様々な供給業者から現在商業的に入手できる。当業者に知られているように、アミンに基づくポリマ樹脂はアルコール含有溶液中でアクリルアミドやメタクリルアミド共重合物とホルムアルデヒドとの反応によって、またはもう1つの方法としてN−アルコキシメチルアクリルアミドやメタクリルアミドと他の適当なモノマとの共重合により製造される。
上記架橋剤のうち、メラミンが好ましく、特に好ましいのは上記に特定されたCymel(商標)樹脂、特にCymel(商標)300のようなヘキサアルコキシメチルメラミンである。
架橋剤は必ずしも置換トリフェニレンと分離した分子である必要はなく、ある実施形態においては架橋剤はトリフェニレンに付いた部分(すなわち、トリフェニレン化合物は自己架橋である)である。適当な架橋する部分の例はエポキシ、ヒドロキシスチレン、ペンダントアルコールである。
トリフェニレンの架橋剤(分離した分子として存在する時)に対する好ましい質量比は約1:0.1〜1:3である。
ステップ(i)はレジスト化合物を溶液中で適用し、次に溶媒の除去により達成されてもよい。溶媒は加熱により除かれてもよく、これは通常ソフトプリベークといわれる工程である。便利なコーティング技術にはスピンコーティング(好ましい)、浸漬法、ロールコーティングがある。
その他のコーティング層を形成する通常の技術としては真空昇華法が挙げられる。スピンコーティングの場合、コーティング溶液の固形分は、使用される特定のスピニング装置、および溶液粘度、スピナー速度、スピニングの許容時間のようなパラメーターに基づいた所望の層の厚さを提供するように調整されることが理解されるであろう。層の厚さは特に限定されないが、10nm以下〜数千(たとえば、6000)ナノメートルであってもよい。
基板の性質は特に限定されないが、電子部品の製造において基板は通常はマイクロプロセッサやその他の集積回路部品の製造のためのシリコンもしくは二酸化ケイ素ウエハであろう。アルミニウム−酸化アルミニウム、ガリウムヒ素およびチッ化ケイ素ウエハもまた基板として供される。
ステップ(i)で用いられる溶媒としてはクロロホルム、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、アニソールおよび3−エトキシプロピオン酸エチルが挙げられる。
ステップ(i)における溶媒は、好ましくはアニソールおよび3−エトキシプロピオン酸エチルである。
ステップ(i)がトリフェニレン溶液を形成することによりなされる時、トリフェニレンの約1〜50mg/mlの濃度が好ましい。特に好ましいのは約2mg/mlの濃度である。
ステップ(iii)は、選択的に、コーティング層の未照射領域を第2の溶媒中で溶解すること(たとえば、浸漬法またはスプレー法)によりまたはブラッシング除去により好都合に達成される。ステップ(iii)で用いられる溶媒としては、クロロホルム、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、アニソールおよび3−エトキシプロピオン酸エチルが挙げられる。
好ましくは、ステップ(iii)で用いられる溶媒はアニソールおよび3−エトキシプロピオン酸エステルから選ばれる。
本発明者の知る限りでは、アニソールおよび3−エトキシプロピオン酸エステルはトリフェニレンに基づくレジストのキャスティング用や現像用としては先に提案されていなかった。
ステップ(ii)は、エキシマレーザビームやX線もまた用いられ得るが、好ましくは電子線エネルギを用いて実施される。パターン式照射は要求されるパターンに従って化学線源を走査することによりなされてもよいし、基板の上にパターンに形成されるマスクを用いることによりなされてもよい。
本方法には、ステップ(ii)とステップ(iii)の間に露光後のベークという付加的なステップが含まれてもよい、ここで基板は上昇した温度(たとえば、60から105℃、好ましくは約100℃)、所定の時間(たとえば、0.1〜20分、好ましくは約1〜2分)加熱される。プリベーク条件の変更がレジストの感度と解像度に影響を及ぼすということは賞賛されるであろう。これは提案された用途に従ってレジストを高速もしくは高解像のプロセスに調整することを可能にする。
ステップ(iii)の後で、現像された基板はコーティング組成物のないこれらの基板領域の上に、たとえば、この分野で周知の処方を用いる化学的エッチングやプレーティングによって選択的に処理されてもよい。マイクロエレクトロニクス基板の製造、たとえば二酸化ケイ素ウエハの製造のために、適当なエッチング液としてはプラズマガスエッチやフッ化水素酸エッチング溶液が挙げられる。このような処理の後に、レジスト層は公知の剥離手段を用いて処理基板から除去されてもよい。歴史的背景、通常のホトレジストの型や工程が、DeForest著の「ホトレジスト材と工程」(McGraw Hill Book 社, New York, ch. 2, 1975)、およびMoreau著の「半導体リソグラフィ、原理、実践,、材料」(Plenum Press, New York, ch. 2 and 4, 1988)により記載されており、ここに両方がホトレジスト組成物およびその製法と使用の教示のために組込まれる。
本発明の第2の態様によれば、(i)基本的レジスト材としての1から3nmの直径をもつトリフェニレン誘導体と、(ii)レジスト材の化学線に対する感度を増大させる増感剤と、(iii)トリフェニレン誘導体の分子を架橋できる架橋剤であって、該架橋剤が該トリフェニレン誘導体に付いた部分によって任意に構成されている、架橋剤との溶液を含むレジスト材が提供される。
本発明は、さらに第1の態様のプロセスに従って処理された基板に属する。
適当なトリフェニレン誘導体の例は式(I)で表される。
Figure 2008513821
式中、R〜R12はそれぞれ独立にH、ヒドロキシル、およびアルキロキシ(置換または非置換)、特にC1−6のアルコキシ、アルキロキシカルボニル(置換または非置換)、特にC1−6のアルコキシカルボニル、またはアルキルチオおよびアルキロキシチオ相当物などの一価の有機基から選択されるが、R〜Rの少なくとも1つ、R〜Rの少なくとも1つ、およびR〜R12の少なくとも1つはHではない。
好ましくはR,R,R,R,RおよびR12はすべてHである。
好ましくはR,RおよびR10のうちの少なくとも2つ(より好ましくはすべて)は同一であり、より好ましくはC1−8のアルキロキシ(たとえば、ペンチロキシ)である。
好ましくはR,RおよびR11のうちの少なくとも2つ(より好ましくはすべて)は同一であり、より好ましくはヒドロキシルである。
架橋剤がトリフェニレン誘導体の部分を形成する実施形態において、R〜R(好ましくはRまたはR)の少なくとも1つ、R〜R(好ましくはRまたはR)の少なくとも1つ、およびR〜R12(好ましくはR10またはR11)の少なくとも1つは、
Figure 2008513821
であり、式中、nは1〜5である。
本発明の実施形態は、添付の図面を参照して単に例を挙げて説明される。
実施例1;安全なキャスティング溶媒を用いたトリフェニレンレジスト層の形成
Figure 2008513821
誘導体C5/C0(Kumar,SおよびManickam,M、“B−ブロモカテコールボランでの選択的エーテル分解による官能性トリフェニレンの合成”、Synthesis,1998,1119−1122の方法により作製された)の溶液が安全な溶媒アニソールを用いて作製された。誘導体1.1mgが溶媒0.12mlに溶解された。この溶液の90μlが4cm正方形の水素末端シリコン基板にデポジトされ、それから60秒間600RPMで回転され、次に3000RPMで10秒間の回転により基板上に平滑層が形成された。C5/C0の1.1mgの第2の溶液が3−エトキシプロピオン酸エチル0.12mlで作製された。この溶液がアニソールに用いられたと同じ条件で用いられ層が作られた。両方の溶媒が純粋な誘導体の良キャステング溶媒を形成した。以下、化学増幅レジスト材(自己架橋であろうとPAGおよび架橋剤を用いようと)は末尾に[CA]と付け加えられる、すなわち、C5/C0[CA]は基本レジスト材としてC5/C0を用いて形成された化学増幅レジストである。
実験はそれからそれぞれの場合に架橋剤と光酸発生剤を添加して繰り返された。C5/C0 0.9mg、トリフェニルスルホニウムトリフレート(以下、PAG03−01と簡略) 0.26mgおよび架橋剤ヘキサメトキシメチルメラミン(以下、CL03−01と呼ばれ、商標名Cymel300と知られている)0.1μlからなるアニソール110μlの溶液が作製され、成功裏にスピンがかけられた。C5/C0 0.7mg、PAG03−01 0.14mg、およびCL03−01 0,1μlからなる最終溶液が、3−エトキシプロピオン酸エチル0.12ml 100μlで作製され、再び成功裏にスピンコートが実施され、先に述べた条件を用いて平滑層が形成された。
上記実施例は、化学増幅であろうとなかろうと、トリフェニレン誘導体のキャスティング溶媒としてのアニソールと3−エトキシプロピオン酸エチルの有用性を証明した。
実施例2:安全な現像液を用いるトリフェニレンレジストの現像フィルム
Figure 2008513821
対称2,6,10−トリヒドロキシ−3,7,11−トリス(ペンチルオキシ)トリフェニレン(100mg,0.19mmol)のDMF(25mL)溶液がKCO(155mg,1.12mmol)に加えられた。得られたスラリーが還流下で加熱、攪拌された。エピブロモヒドリン(103mg,0.75mmol)のDMF(5mL)溶液が数分間滴下により加えられ、還流下で加熱が維持された。加熱は一晩中継続された。反応混合物が冷却され、HO(20mL)が加えられ、反応混合物がEtO(2x25mL)で抽出された。一緒にされた有機抽出物が乾燥(MgSO)され、ろ過され、母液が減圧下で蒸発乾燥された。残渣は結晶化により精製され、目標化合物が得られた。白色固体としてC5/エポキシ(50mg,38%);H NMR(300MHz,CDCl,25ーC):δ=0.95(m,15H),1.48(m,12H),1.92(m,6H),3.42(m,3H),4.68(m,6H),4.35(m,6H),7.82(s,3H),8.09(s,3H);MS(FABMS):m/z725[M+Na]
本発明者らにより発表された欧州特許出願公開第01159649号明細書およびその他の研究において、クロロベンゼン(MCB)がトリフェニレンレジストの現像液として使われている。2つの安全な代替物が存在することが今や見出されている。たとえば、C5/C0の層はC5/C0の強度(strength)9.2mg/mlのアニソール溶液からの、4cm正方形の水素末端シリコンサンプル上で回転スピード600RPMで60秒間、続いて3000RPMで10秒間のスピンコーティングにより作製された。層は走査電子顕微鏡(SEM)の20keVエレクトロンを用いて露光された。露光後、層はアニソールのビーカーに10秒間浸漬され、それからイソプロピルアルコールで洗浄され、窒素ガスで乾燥された。層の未露光領域が完全に除去される一方、材料は露光領域に保持されていることが観察された。(参考までに、イソプロピルアルコールは他の領域を取り除かない)。同様に3−エトキシプロピオン酸エチルはアニソールに置換えることができ、同様な結果を与える。
実施例3:C5/C0[CA]の電子照射への応答
材料C5/C0は欧州特許出願公開01159649号明細書に示されるように6500μC/cmのエレクトロンへの感度を有する。C5/C0[CA]の溶液がC5/C0 1mg:PAG03−01 0.5mg:CL03−01 1.9mgの比率で作製された。この混合物がクロロホルムに溶解され、スピンコートされて平滑層を形成した。層が20keVエレクトロンで照射され、それからMCB中での現像前に、100℃、60秒間の露光後ベークが行われた。図1はC5/C0[CA]の応答のグラフを示す。図1から、C5/C0[CA]レジストの電子線照射に対する測定感度は純粋なC5/C0よりも実質的な増加を表す5μC/cmであることが見られるであろう。
実施例4:C5/エポキシおよび C5/エポキシ[CA]の電子照射への応答
この材料の非化学増幅が、エポキシドの強度(strength)6mg/mlのクロロホルム溶液から得られた層を用いて、先の例に記載されたような、正常な方法で層を作製し露光することにより、測定された。溶液の100μlが、4cm正方形断片の水素末端シリコンサンプル上に滴下され、スピード600RPMで60秒間および3000RPMで10秒間スピンされ、60nm厚の層が得られた。応答は図2に示されている。グラフから20keVエレクトロンに対する材料の感度とMCBでの現像は約600μC/cmであることが見られる。それから化学増幅層が、C5/エポキシ1mg当たり0.5mgのPAG03−01と、クロロホルムにおける溶液強度6mg/mlとを用いて作製された。溶液の100μlが、4cm正方形断片の水素末端シリコンサンプル上に滴下され、スピード600RPMで60秒間および3000RPMで10秒間スピンされ、85nm厚の層が得られた。層はFEI XL30 SFEG走査電子顕微鏡を用いて照射され、MCB中での現像前に、100℃、90秒間の露光後ベークが行われた。材料の応答は図3に示されている。この場合には、150μC/cmに対する感度において比較的小さい増加がある。トリフェニレンの光開始剤に対する比が2:1(しかしさもなければ上記と同じ濃度で上記のように作製する)で光酸発生剤を光開始剤トリアリルスルホニウム ヘキサフロロアンチモン酸塩(Dow UVI−6976)に置き換えることは15μC/cmの感度をもつ層の作製を可能にする。
実施例5:C5/C0[CA], C5/エポキシ[CA]混合物の電子照射への応答
C5/エポキシおよびC5/C0の非化学増幅感度が、水素末端シリコン上のクロロホルムから得られた層を用いて、先の例に記載されたような、正常な方法で層を作製し露光することにより、測定された。この例として、二つのトリフェニレンが混合され化学増幅された。化学増幅は光開始剤トリアリルスルホニウム ヘキサフロロアンチモン酸塩を用いてなされた。組成は重量で14 C5/エポキシ:4 C5/C0:9 光開始剤であった。応答は図4に示される。グラフからC5/エポキシの20keVエレクトロンに対する感度とMCBでの現像は約600μC/cmであり、C5/C0は約5500μC/cmであることが見られる。化学増幅された、C5/C0のないC5/エポキシ層は17.5μC/cmの感度をもつが、混合物の感度は7.5μC/cmであった。これは作られる微細パターン化の性質を改良する。このようにして、化学増幅されたC5/エポキシ層は95nmの最低形状を作ることができるが、混合物は40nmの最低形状を作ることができる(結果は示されていない)。
プラズマ灰化で化学増幅トリフェニレンレジストの除去
その後の工程で残存レジストパターンを除去できることは重要である。酸素プラズマ灰化が露光されたトリフェニレンに基づく層を除去するのに十分以上であることがわかった。Technics PP100E低温アッシャが層を除くのに用いられた。レジストパターンを担持するシリコンサンプルがプラズマアッシャに取り付けられ、チャンバ内が約0.1トールの圧力にまで下げられた。それから少量の酸素がニードルバルブを流れてチャンバに入るのを許容され、チャンバ圧が0.6トールに固定されるように調整された。それから340WのRFパワーが酸素中でプラズマをぶつけるのに使われた。サンプルがしばらくの間酸素プラズマに暴露されて、露光されたレジストが残らず容易に除去された。灰化処理の持続時間はレジスト層の厚さに依存したが、一般的には5分〜10分の灰化時間で完全なクリーンサンプルになった。
化学増幅トリフェニレンレジストのエッチ耐久性
レジストC5/C0[CA]の層が実施例3で述べたように正確に作製され、パターン化され、現像された。それから、電子サイクロトロン共鳴(ECR)が付属したOxford Instruments Plasmalab80を用いてエッチングされた。プラズマエッチングはエッチング条件に非常に敏感であるので、対照サンプルのSAL601レジスト(Shipley,US)が作製され、エッチング速度がそれぞれの場合で同じであることを確保するためにC5/C0[CA]レジストと平行してエッチングされた。次のエッチング条件が実験に使われた。RFパワー=7ワット、DC自己バイアス=108ボルト、マイクロ波電力=250ワット、エッチングガス=SF、エッチングガス流速=5sccm、チャンバ圧=0.001トール、エッチング時間=20分。
エッチ耐久性(etch durability)を見つけるために、一辺が100ミクロンの正方形パターンがそれぞれのレジスト層において明確にされ、層の厚さが表面観測記録装置で測定された(高さ1)。サンプルがそれからエッチングされ、外観の高さが再度測定された(高さ2)。最後にいくらかの残存層が上記のプラズマ灰化で除去され、高さが再度測定された(高さ3)。シリコン基板のエッチ耐久性に関する材料のエッチ耐久性は、その結果は、高さ3/(高さ1−(高さ2−高さ3))によって与えられる。
SAL601のエッチ耐久性はこれらの条件下でシリコンのエッチ耐久性の3.5倍であった。C5/C0[CA]のエッチ耐久性はシリコンのエッチ耐久性の2.2倍であり、その結果エッチ耐久性は満足できるレベル以下に減少していなかったことが証明された。
本発明に従って20KeVの電子線照射に露光され、MCB中での現像されたレジスト材の線量に対する層の厚さのプロットである。 本発明に従って20KeVの電子線照射に露光され、MCB中での現像されたレジスト材の線量に対する層の厚さのプロットである。 本発明に従って20KeVの電子線照射に露光され、MCB中での現像されたレジスト材の線量に対する層の厚さのプロットである。 本発明に従って20KeVの電子線照射に露光されたレジスト材(化学増幅および非増幅)の照射線量に対する標準化層の厚さのプロットである。

Claims (22)

  1. パターン式化学線照射による基板表面へのパターン化レジスト層の形成方法であって、
    (i)1〜3nmの直径をもつ置換トリフェニレン化合物、ステップ(ii)の化学線照射に対する露光層の感度を増大する増感剤、および架橋剤を含むコーティング層を基板表面へ形成するステップと、
    (ii)コーティング層をパターン式に照射するステップと、
    (iii)コーティング層の未照射領域を除去するステップと、
    を含むことを特徴とするパターン化レジスト層の形成方法。
  2. 前記トリフェニレンの増感剤に対する質量比が1:0.1〜1:0.5であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記増感剤が、トリアリルスルホニウムヘキサフロロアンチモン酸塩もしくは3,6−ビス(2−メチル−モルホリノプロピオニル)−9−オクチルカルバゾールもしくは光酸発生剤(PAG)の光開始剤であることを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  4. 前記PAGが、1,1−ビス[p−クロロフェニル]−2,2,2−トリクロロエタン(DDT)、1,1−ビス[p-メトキシフェニル]−2,2,2-トリクロロエタン、1,2,5,6,9,10−ヘキサブロモシクロドデカン、1,10-ジブロモデカン、1,1−ビス[p−クロロフェニル]2,2-ジクロロエタン、4,4’−ジクロロ−2−(トリクロロメチル)ベンズヒドロール、1,1−ビス(クロロフェニル)2,2,2−トリクロロエタノール、ヘキサクロロジメチルスルホン、2−クロロ−6−(トリクロロメチル)ピリジン、O,O−ジエチル−O−(3,5,6−トリクロロ−2-ピリジル)ホスホロチオエート、1,2,3,4,5,6−ヘキサクロロシクロヘキサン、N(1,1−ビス[p−クロロフェニル]−2,2,2-トリクロロエチルアセトアミド、トリス[2,3−ジブロモプロピルイソシアヌレート、および2,2−ビス[p−クロロフェニル]−1,1-ジクロロエチレン、から選ばれることを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 前記架橋剤が、尿素−ホルムアルデヒド、メラミン−ホルムアルデヒド、ベンゾグアナミン−ホルムアルデヒド、グリコルリル−ホルムアルデヒド樹脂およびこれらの組合せ、メラミン、ベンゾグアナミン樹脂、グリコリル樹脂および尿素に基づく樹脂、から選ばれることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記架橋剤が、ヘキサアルコキシメチルメラミンであることを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 前記トリフェニレンの架橋剤に対する質量比が、1:0.1〜1:3であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記架橋剤が前記トリフェニレンに付いた部分であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記架橋剤部分がエポキシ、ヒドロキシスチレン、またはペンダントアルコールであることを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 前記ステップ(i)が、レジスト化合物を溶液中で適用し、次に溶媒の除去により達成されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記溶媒がクロロホルム、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、アニソール、または3−エトキシプロピオン酸エチルであることを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 前記ステップ(iii)が、選択的に、コーティング層の未照射領域を第2の溶媒中で溶解すること、またはブラッシング除去により達成されることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記ステップ(iii)で用いられる溶媒がクロロホルム、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、アニソールまたは3−エトキシプロピオン酸エチルであることを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 前記ステップ(i)および(iii)で用いられる溶媒がアニソールおよび3−エトキシプロピオン酸エチルであることを特徴とする請求項13記載の方法。
  15. 前記トリフェニレン誘導体が式(I)で表されることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。
    Figure 2008513821
    式中、R〜R12はそれぞれ独立にH、ヒドロキシル、およびアルキロキシ(置換または非置換)、アルキロキシカルボニル(置換または非置換)、またはアルキルチオおよびアルキロキシチオ相当物の一価の有機基から選択されるが、R〜Rの少なくとも1つ、R〜Rの少なくとも1つ、およびR〜R12の少なくとも1つはHではない。
  16. 前記R,R,R,R,RおよびR12がすべてHであることを特徴とする請求項15記載の方法。
  17. 前記R,RおよびR10のうちの少なくとも2つがC1−8のアルキロキシであることを特徴とする請求項15または16記載の方法。
  18. 前記R,RおよびR11のうちの少なくとも2つがヒドロキシルであることを特徴とする請求項15〜17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記R,RおよびR10がペンチロキシであり、R,RおよびR11がヒドロキシルであることを特徴とする請求項18記載の方法。
  20. 前記R〜Rの少なくとも1つ、R〜Rの少なくとも1つおよびR〜R12の少なくとも1つが、
    Figure 2008513821
    (式中、nは1〜5である)であることを特徴とする請求項8〜19のいずれか1項に記載の方法。
  21. レジスト材であって、
    (i)基本的レジスト材として1〜3nmの直径をもつトリフェニレン誘導体と、
    (ii)化学線に対するレジスト材の感度を増大する増感剤と、
    (iii)該トリフェニレン誘導体の分子を架橋する架橋剤であって、該架橋剤が該トリフェニレン誘導体に付いた部分により任意に構成されている、架橋剤との溶液を含むことを特徴とするレジスト材。
  22. 請求項1〜14のいずれか1項に記載のプロセスに従って処理された基板。
JP2007531836A 2004-09-17 2005-09-19 新規なレジスト材および基板へのパターン化レジスト層の形成方法 Expired - Fee Related JP4768740B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0420704A GB0420704D0 (en) 2004-09-17 2004-09-17 Novel resist material and method for forming a patterned resist layer on a substrate
GB0420704.9 2004-09-17
PCT/GB2005/003605 WO2006030239A2 (en) 2004-09-17 2005-09-19 Novel resist material and method for forming a patterned resist layer on a substrate

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008513821A true JP2008513821A (ja) 2008-05-01
JP4768740B2 JP4768740B2 (ja) 2011-09-07

Family

ID=33306755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007531836A Expired - Fee Related JP4768740B2 (ja) 2004-09-17 2005-09-19 新規なレジスト材および基板へのパターン化レジスト層の形成方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7670749B2 (ja)
EP (1) EP1789850B1 (ja)
JP (1) JP4768740B2 (ja)
AT (1) ATE409891T1 (ja)
DE (1) DE602005010099D1 (ja)
GB (1) GB0420704D0 (ja)
WO (1) WO2006030239A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014142296A1 (ja) * 2013-03-15 2014-09-18 Azエレクトロニックマテリアルズマニュファクチャリング株式会社 上層膜形成用組成物およびそれを用いたレジストパターン形成方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9256126B2 (en) 2012-11-14 2016-02-09 Irresistible Materials Ltd Methanofullerenes

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002532759A (ja) * 1998-12-17 2002-10-02 独立行政法人産業技術総合研究所 電子線レジスト
JP2004061945A (ja) * 2002-07-30 2004-02-26 Fuji Photo Film Co Ltd 画像記録材料
JP2004117639A (ja) * 2002-09-25 2004-04-15 Fuji Photo Film Co Ltd 平版印刷版原版

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2599007B2 (ja) * 1989-11-13 1997-04-09 富士写真フイルム株式会社 ポジ型感光性組成物
WO2000010056A1 (en) * 1998-08-14 2000-02-24 Shipley Company, L.L.C. Photoacid generators and photoresists comprising same

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002532759A (ja) * 1998-12-17 2002-10-02 独立行政法人産業技術総合研究所 電子線レジスト
JP2004061945A (ja) * 2002-07-30 2004-02-26 Fuji Photo Film Co Ltd 画像記録材料
JP2004117639A (ja) * 2002-09-25 2004-04-15 Fuji Photo Film Co Ltd 平版印刷版原版

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014142296A1 (ja) * 2013-03-15 2014-09-18 Azエレクトロニックマテリアルズマニュファクチャリング株式会社 上層膜形成用組成物およびそれを用いたレジストパターン形成方法
JP2014178573A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Az Electronic Materials Mfg Co Ltd 上層膜形成用組成物およびそれを用いたレジストパターン形成方法
US9482952B2 (en) 2013-03-15 2016-11-01 Az Electronic Materials (Luxembourg) S.A.R.L. Composition for forming topcoat layer and resist pattern formation method employing the same
TWI610979B (zh) * 2013-03-15 2018-01-11 AZ ELECTRONIC MATERIALS (LUXEMBOURG) S. a. r. l. 圖案形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP1789850A2 (en) 2007-05-30
EP1789850B1 (en) 2008-10-01
US20070298328A1 (en) 2007-12-27
DE602005010099D1 (de) 2008-11-13
WO2006030239A3 (en) 2006-05-11
GB0420704D0 (en) 2004-10-20
JP4768740B2 (ja) 2011-09-07
US7670749B2 (en) 2010-03-02
WO2006030239A2 (en) 2006-03-23
ATE409891T1 (de) 2008-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4980912B2 (ja) メタノフラーレン誘導体のレジスト材としての使用およびレジスト層の形成方法
JP3875519B2 (ja) フォトレジスト組成物、フォトレジストパターン形成方法、及び、半導体素子の製造方法
US5017461A (en) Formation of a negative resist pattern utilize water-soluble polymeric material and photoacid generator
US6753129B2 (en) Method and apparatus for modification of chemically amplified photoresist by electron beam exposure
US6395447B1 (en) Resist material and fabrication method thereof
US4405708A (en) Method of applying a resist pattern on a substrate, and resist material mixture
EP1238314A1 (en) Modification of 193 nm sensitive photoresist materials by electron beam exposure
JPH0342492B2 (ja)
JP4768740B2 (ja) 新規なレジスト材および基板へのパターン化レジスト層の形成方法
JP3515326B2 (ja) レジスト組成物
JP2901044B2 (ja) 三層レジスト法によるパターン形成方法
WO2005073810A1 (ja) ネガ型レジスト組成物、および、レジストパターン形成方法
JPH02248952A (ja) 感光性組成物
JPH05249681A (ja) 酸分解性化合物及びそれを含有するポジ型感放射線性レジスト組成物
WO2006030240A2 (en) Novel resist material
JP2966385B2 (ja) ポジ型フォトレジスト製造用共重合体及びこれを含有する化学増幅型ポジ型フォトレジスト組成物
JPH07134416A (ja) 放射線感応性樹脂組成物
Reichmanis et al. Chemistry and processes for deep-UV resists
JPH0474434B2 (ja)
JP4017231B2 (ja) 化学増幅レジストの感度促進方法およびパターン形成方法
JPH09134015A (ja) パタン形成材料,パタン形成方法および半導体素子製造方法
JP3735665B2 (ja) 微細パターン形成方法
JPH06194848A (ja) 電子部品のパターン形成方法
JPH09230606A (ja) 微細パターン形成方法
JP2000122283A (ja) レジスト用材料、該材料を用いた感光性樹脂組成物および該組成物を半導体装置の製造に使用する方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101026

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110126

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110531

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110616

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees