JP2008512591A - 屋根構造物に防水を提供する方法およびそれによって形成される屋根構造物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、屋根構造物に防水を提供する方法およびその方法によって形成される改良された屋根構造物に関する。本方法は、1つまたはそれ以上の耐水性屋根被覆材料パネルを提供するステップと、屋根被覆材料パネル(単又は複数)を建築物の屋根構造物に設置するステップと、を含む。屋根被覆材料パネルの各々は、木製シート製品と、木製シート製品の少なくとも一方の側に接着された不織布マットと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は主に、増加した防水および増加した平坦さを備えた改良されたルーフデッキシートを提供する方法、および、そのような方法によって形成される屋根構造物に関する。
住居等の建築物の屋根構造物を構造するための現在の方法は、ベニヤ板または配向性ストランドボード(OSB)等の屋根被覆材料を屋根フレームに接着することを含む。水漏れを妨げるために、水被覆材料下敷(たとえばフェルトペーパー)が、典型的に屋根被覆材料の頂部に置かれる。次いで、アスファルトシングル等の屋根材が、これらの下敷上に設置される。これらの下敷は、シングルが設置されるまで、典型的には数日内に、屋根の一時的な耐候性を提供する。大半の気候では、木製ルーフデッキの保護は、木製デッキングの乾燥を保ち、雨がデッキングを濡らして膨張およびそりを生じさせる機会を最小限にするために、できるだけ早く達成されなければならない。
屋根構造物を水から保護するための他の方法、さらに、そのような方法によって生成される屋根構造物を提供することが望ましい。
1つの態様において、建築物の屋根構造物に防水を提供する方法が提供される。方法は、(a)1以上の耐水性屋根被覆材料パネルを提供することであって、各パネルが木製シート製品および木製シート製品に接着された不織布マットを備えること、及び(b)各パネルの不織布マットが建築物から外へ向くように、建築物の屋根構造物に屋根被覆材料パネル(単又は複数)を設置すること、を含む。各屋根被覆材料パネルは、木製シート製品、および該マット中でのバインダの硬化をすると共に該木製シート製品に接着するために十分に熱及び圧をかける「B」ステージ状態の不織布マットにより提供され、「B」ステージ状態の不織布マットとは部分的に硬化された樹脂バインダと一緒に接合した繊維を含む。
別の態様において、基部層として建築物の屋根フレームに接着された複数の耐水性屋根被覆材料パネルを備える建築物の屋根構造物が提供される。各パネルは、木製シート製品および木製シート製品に接着された不織布マットを備える。各屋根被覆材料パネルは、木製シート製品、および該マット中でのバインダの硬化をすると共に該木製シート製品に接着するために十分に熱及び圧をかける「B」ステージ状態の不織布マットにより提供され、「B」ステージ状態の不織布マットとは部分的に硬化された樹脂バインダと一緒に接合した繊維を含むものである。各パネルの不織布マットは建築物から外へ向き、屋根材は、屋根被覆材料パネルの基部層の不織布マット上に接着される。
さらなる態様において、建築物の屋根構造物に防水を提供する方法が提供され、それは、(a)1以上の耐水性屋根被覆材料パネルを提供することであって、各パネルが木製シート製品、木製シート製品に接着された不織布マット(バインダおよび繊維からなる)、および、不織布マットに接着された有機防水被覆を備えること、および(b)各パネルの被覆された不織布マットが建築物から外へ向くように、建築物の屋根構造物に屋根被覆材料パネル(単又は複数)を設置すること、を含む。
さらに別の態様において、基部層として建築物の屋根フレームに接着された複数の耐水性屋根被覆材料パネルを備える建築物の屋根構造物が提供される。各パネルは、木製シート製品、木製シート製品に接着された不織布マット(バインダおよび繊維からなる)、および、不織布マットに接着された有機防水被覆を備え、各パネルの防水被覆は建築物から外へ向く。屋根材は、屋根被覆材料パネルの基部層の被覆されたマット上に接着される。
さらに、ルーフデッキパネルの上部不織布表面は、摩擦を高め作業者が傾斜した屋根から滑り落ちるのを最小限にするために、滑り止め処理を含むことができる。ルーフデッキング材料は、低勾配用途(3:12またはそれより低い屋根ピッチ)および急勾配用途(3:12より高い屋根ピッチ)に使用することができる。したがって、屋根および設置中に屋根頂部に保管されたフェルト、下敷、タイルまたはシングル等の材料の設置者が屋根から滑り落ちないように、滑り止めである頂部表面を提供することが望ましい。
さらなる態様において、建築物の屋根構造物に防水を提供する方法が提供され、(a)1以上の耐水性屋根被覆材料パネルを提供することであって、各パネルは木製シート製品および木製シート製品に接着された不織布マットを備えること、(b)各パネルの不織布マットが建築物から外へ向くように、建築物の屋根構造物に屋根被覆材料パネル(単又は複数)を設置すること、を含む。
各パネルは、(1)(i)木材粒子およびバインダを備えるファーニッシュ(各材料が対象物(マット)となるように備わった状態で供給される物)から形成されるマットであって、第1の面および第2の面を有するマットと、(ii)ファーニッシュから形成されたマットの第1の面に接触する不織布マットと、を備える複合マットを形成すること、および(2)複合マットに十分な熱および圧力をかけて、第1の面、第2の面および縁を有する木製シート製品を備える屋根被覆材料パネルを形成し、不織布マットは木製シート製品の第1の面に接着されること、によって、提供される。
本発明は、屋根構造物に防水を提供する方法およびその方法によって形成される改良された屋根構造物に関する。
一般に、方法は、1以上の耐水性屋根被覆材料下敷パネルを提供すること、及びパネル(単又は複数)を建築物の屋根構造物に設置すること、を含む。
屋根被覆材料パネルの各々は、木製シート製品と、木製シート製品の少なくとも一方の側に接着された不織布マットとからなる。下記に説明されるように、屋根被覆材料パネルの不織布マットは、被覆材料パネルに、したがってそれらが設置される屋根構造物および建築物に、耐水性を提供する。すなわち、不織布マットは、屋根被覆材料パネル自体の木製シート製品に防水を提供し、耐水性屋根被覆材料パネルは、(たとえば、上から屋根被覆材料パネルの下へ)水が移動するのを妨げることによって、屋根構造物の残りに防水を提供する。いくつかの実施形態において、屋根被覆材料パネルは、木製シート製品の2つの側部に(たとえば、木製シート製品の対向する面に)接着された不織布マットを含んでもよい。
防水は、1以上の耐水性屋根被覆材料パネルを提供すること、及び各パネルの不織布マットが建築物から外へ向くように、建築物の屋根構造物に屋根被覆材料パネル(単又は複数)を設置すること、によって建築物の屋根に提供されてもよい。建築物の屋根構造物は、たとえば、フレームまたは屋根の他の構造物を備えてもよく、屋根被覆材料パネルの設置は、パネルを屋根構造物のフレームに接着することを含んでもよい。いくつかの実施形態において、屋根被覆材料パネルは、一方のマットが建築物から外へ向き、一方のマットが建築物内へ向くように、木製シート製品の両面に接着された不織布マットを備えてもよい。屋根被覆材料パネルはまた、放射障壁が、屋根構造物に接着されるときに建築物へ向けて内へ向くように、パネルの内面として接着された放射障害も含んでもよい。そのような放射障壁は、たとえば、耐炎性および耐熱性を被覆材料パネルに加えてもよく、建築物の外部から(たとえば、大気からの放射から)建築物への熱移動を制限してもよい。
屋根構造物に防水を提供する方法は、建築物から外へ向く屋根被覆材料パネル(単又は複数)の不織布マットにまたはその頂部に屋根材を接着するかまたは設置することをさらに含んでもよい。屋根材は、たとえば、粘土、コンクリート、または、金属ルーフィングタイル、アスファルトシングル、ウッドシェイク等のいずれのタイプの屋根材であってもよい。
屋根被覆材料パネルの各々は、典型的に2つの面を備え、少なくとも1つの不織布マットが、面の一方の上にある。上記に述べたように、屋根被覆材料パネルは、放射障壁が、屋根構造物に接着されるときに建築物の内部へ向けて面するように、少なくとも1つの不織布マットに対向する屋根被覆材料パネルの第2の面として、放射障壁を備えてもよい。放射障壁は、木製シート製品の面に接着されてもよく、または、屋根被覆材料パネルが木製シート製品の両面に接着された不織布マットを含むときには、放射障壁は第2の不織布マットに接着されてもよい。放射障壁は、金属箔シートであってもよく、または、裏当て材料たとえばクラフト紙または不織布マット(たとえば木製シート製品に接着されるべきマット)等に接着された金属箔シートであってもよい。金属箔シートはアルミニウムから作られることが好ましいが、いずれの耐食性金属から作られてもよい。加えて、金属箔シートは、穿孔されることが好ましい。放射障壁材料は、米国特許第5,231,814号および米国特許出願公開第2003/0145550号に検討されている。
各屋根被覆材料パネルは、低勾配用途(3:12またはそれより低い屋根ピッチ)および急勾配用途(3:12より高い屋根ピッチ)に使用することができる。これらの勾配の用途では、屋根、および、設置プロセス中に屋根頂部に保管されるフェルト、下敷、タイルまたはシングル等の材料を設置する業者が屋根から滑り落ちないように、滑り止めである頂部表面を提供することが必須である。ルーフデッキラミネートの頂部表面に高COF不織布を使用することは、滑り抵抗を高める。さらに、ラミネートの上部表面は、エンボス加工されて、材料の審美的アピールを高めるのに加えて、スリップ抵抗を提供することができる。エンボス加工は、プレスローラーを使用して複合ラミネートに所望のエンボス加工をインプリントすることによって、製造プロセス中に達成されてもよい。滑り止め表面を達成する別の手段は、直線の形態でまたはランダムなパターン(「繊維に分解された」パターンと呼ばれる)で接着剤(たとえばEVA材料等の)を露出した層に塗布することによる。そのような外側処理は、屋根に良好な滑り抵抗を提供する。滑り止め特性を提供するために、複合ルーフデッキボードの上部側に滑り止め被覆としてビニル酢酸エチル(EVA)を、後で加えることが好適である。6〜15gpsmで繊維分解されたホットメルト接着剤を使用することが、もっとも好適である。優良な高温抵抗も有する良好なビニル酢酸エチル(EVA)滑り止めホットメルト接着剤は、たとえば、ナショナルスターチアンドケミカルズ社(National Starch and Chemicals Company)から購入することができる。
屋根被覆材料パネルの各々は、外側縁をさらに備える。屋根被覆材料パネルの外側縁は、1以上のストリップ(細片)で覆われた粘着テープを含んでもよく、ストリップは粘着テープから取り外し可能である。壁被覆材料パネルはまた、設置用にさねはぎ縁(突部−溝部縁)を有してもよい。たとえば、隣接するパネルの突部および溝部を相互接続することによって複数のパネルを一緒に接続してもよいように、パネルは、第1の外側縁に突部を、第2の対向する外側縁に対応する溝部を含んでもよい。そのような実施形態において、その少なくとも1つのマットおよび木製シート製品は、典型的に、屋根被覆材料パネルの外側縁で完全に隣接し合う(すなわち、マットおよび木製シート製品の外側縁が完全に隣接し合う)。しかし、いくつかの実施形態では、木製シート製品およびその少なくとも1つの不織布マットの外側縁は、完全には隣接し合わない。たとえば、各屋根被覆材料パネルのその少なくとも1つの不織布マットは、接着する木製シート製品の1つまたはそれ以上の縁を越えて延出するオーバーレイ部分を含んでもよい。そのようなオーバーレイ部分は、感圧接着剤を含んでもよい。理想的には、これらのオーバーレイ部分は、屋根ピッチに沿って水はけを促進するようにシングルのやり方で屋根に設置される。あるいは、ロール形態で供給された別個の封止テープを使用してパネルの間のジョイントを封止することができるか、または、従来の下敷をパネル上に加えることができる。
感圧接着剤を有する不織布マットのオーバーレイ部分を備えた屋根被覆材料パネルを設置するときには、屋根被覆材料パネルの1つのオーバーレイ部分は、屋根構造物に、または、別の屋根被覆材料パネルに、接着されてもよい。いくつかの実施形態において、そのような設置は、封止を形成してもよい。粘着テープを備えた屋根被覆材料パネルを設置するときには、封止を形成するように、取り外し可能な単数または複数のストリップが、屋根被覆材料パネルの1つの粘着テープから取り外されて、屋根構造物と、または、別の屋根被覆材料パネルと(または別のパネルの粘着テープと)、一緒にされてもよい。隣接する屋根被覆材料パネルの間の封止または屋根被覆材料パネルと屋根構造物との間の封止はまた、封止材料たとえばエポキシ樹脂、マスチック、またはコーキング等を使用して形成されてもよい。
いくつかの実施形態において、方法は、耐水性屋根被覆材料パネル(単又は複数)を提供するステップと、そのパネル(単又は複数)を屋根構造物に設置するステップと、からなってもよい。すなわち、そのような実施形態では、屋根構造物に他の防水(たとえば、フェルトペーパーまたはトリフレックス30(TriFlex30)下敷)(登録商標)は供給されない。これらの実施形態のいくつかにおいて、屋根被覆材料パネル(単又は複数)を設置するステップは、隣接する屋根被覆材料パネル(単又は複数)の縁の間に封止を形成するステップ、および/または、屋根被覆材料パネルの縁と屋根構造物(たとえば、屋根フレーム)との間に封止を形成するステップを含んでもよい。しかし、これらの実施形態の他のものでは、屋根被覆材料パネル(単又は複数)を設置するステップは、屋根被覆材料パネル(単又は複数)の縁の間に封止を形成するステップを含まなくてもよい。
本方法によって形成された屋根構造物は一般に、基部層として建築物の屋根フレームに接着された複数の耐水性屋根被覆材料パネルを備える。上記に説明されたように、各パネルは、木製シート製品と、木製シート製品の面に接着された少なくとも1つの不織布マットと、を備える。各パネルのその少なくとも1つの不織布マットは、建築物から外へ向く。屋根構造物はまた、屋根被覆材料パネルの基部層の不織布マット上に接着された屋根材(たとえば、粘土、コンクリート、または、金属ルーフィングタイル、アスファルトシングル、ウッドシェイク等)も備える。
屋根被覆材料パネルを形成するのに使用される木製シート製品は、パーチクルボード、チップボード、配向性ストランドボード(OSB)、ベニヤ板および板紙を含むがそれらに限定されないいずれのタイプの木製製品であってもよい。
屋根被覆材料パネルを形成するのに使用される不織布マットは、バインダで一緒に結合された繊維を備える。いくつかの実施形態において、不織布マットは、繊維およびバインダからなってもよく、他の実施形態では、不織布マットは、追加添加剤、たとえば、顔料、染料、難燃剤、耐水剤、防水剤および/または他の添加剤を含んでもよい。使用されてもよい耐水剤および防水剤は、ステアリレーテッドメラミン(stearylated melamine)、フルオロカーボン、ワックス、アスファルト、有機シリコーン、ゴムおよびポリ塩化ビニルを含むが、それらに限定されない。
不織布マットの繊維は、ガラスファイバ、ポリエステル繊維(たとえば、ポリエステルスパンボンド繊維)、ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維、他のタイプの合成繊維(たとえば、ナイロン、ポリプロピレン等)、炭素繊維、セラミックファイバ、金属繊維、または、それらの混合物を備えてもよい。不織布マットの繊維は全体として、前述のタイプの繊維の1つからなってもよく、または、たとえば、セルロース系繊維またはセルロースから派生した繊維等の他のタイプの繊維とともに、前述のタイプの繊維の1つまたはそれ以上を備えてもよい。不織布マットはまた、それ自体内にまたは表面に、平行ストランド、対角線または箱形状のスクリムの強化材で、強化されてもよい。これらの追加強化材は、ガラスヤーン、または、プラスチックまたは金属の連続フィラメントであってもよい。
繊維は、マットの強さおよび所望の他の特性に依存して、様々な繊維直径および長さを有してもよい。ポリエステル繊維が使用されるときには、繊維の大半のデニールが3〜5の範囲であることが好適である。ガラスファイバが使用されるときには、ガラスファイバの大半は、6〜23ミクロンの範囲の直径を有することが好適であり、より好ましくは10〜19ミクロンの範囲、さらにより好ましくは11〜16ミクロンの範囲である。ガラスファイバは、Eガラス、Cガラス、Tガラス、Sガラス、および、湿分の存在下で良好な強さおよび耐久性を備えた他のタイプのガラスを含むいずれのタイプのガラスでありうる。
繊維を一緒に結合するために様々なバインダが使用されてもよい。典型的に、水性溶液またはエマルジョンラテックス内に入れることができ且つ水溶性であるバインダが選ばれる。下記により完全に説明されるように、バインダは、不織布マットを形成するときに完全に硬化されてもよく、または、バインダは「B」ステージであってもよい(すなわち、部分的にのみ硬化される)。不織布マットのバインダが「B」ステージであるときには、バインダは、木材によく結合することが好ましい。「B」ステージのバインダを備えた不織布マットを形成するのに使用されてもよいバインダの例として、フルフリルアルコール系樹脂、フェノールホルムアルデヒド樹脂、メラミンホルムアルデヒド樹脂およびそれらの混合物が挙げられるが、それらに限定されない。マットが完全に形成されるときには(すなわち、バインダが「B」ステージではない)、バインダは、尿素ホルムアルデヒド、メラミンホルムアルデヒド、フェノールホルムアルデヒド、アクリル、ポリ酢酸ビニル、エポキシ、ポリビニルアルコールまたはそれらの混合物を含んでもよいが、それらに限定されない。バインダはまた、バインダが「ホルムアルデヒドフリー」であるように選ばれてもよく、バインダが本質的にホルムアルデヒドを含まないことを意味する(すなわち、ホルムアルデヒドは必須ではないが、微量の不純物として存在してもよい)。ホルムアルデヒドフリーの不織布マットを提供するために使用されてもよいバインダは、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、リグノスルホン酸塩、セルロースガムまたはそれらの混合物を含むが、それらに限定されない。不織布マットバインダはまた、ホルムアルデヒドスカベンジャーを含むことができ、これは公知である。バインダにホルムアルデヒドスカベンジャーを使用することは、製品からの測定可能なホルムアルデヒド放出速度を劇的に遅くする。
同様に、不織布バインダは、抗菌性添加剤を含むことができる。適切な抗菌性材料の例として、亜鉛2−ピリミジンチオール−1−オキシド;1−[2−(3、5−ジクロロ−フェニル)−4−プロピル−[1、3]ジオキソ−ラン−2−イルメチル]−1H−[1、2、4]トリアゾール;4、5−ジクロロ−2−オクチル−イソチアゾリジン−3−オン;2−オクチル−イソチアゾリジン−3−オン;5−クロロ−2−(2、4−ジクロロ−フェノキシ)−フェノ−1、2−チアゾール−4−イル−1H−ベンゾイミダゾール;1−(4−クロロ−フェニル)−4、4−ジメチル−3−[1、2、4]トリアゾール−4−イルメチル−ペンタン−3−オル;10、10’オキシビスフェノキサルシン(oxybisphenoxarsine);1−(ジヨード−メタンスルホニル)−4−メチル−ベンゼン、および、それらの混合物が挙げられる。木製被覆材料パネルの2つの表面を抗菌スキンで封入するかまたは表面を覆うことによって、製品全体が、より防かび性および防白かび性になる。スキンはまた、シロアリまたは他の害虫に耐性があるホウ酸塩等の添加剤を含むことができ、さらなる耐火性を提供する。
不織布マットは、マットのバインダの量に対する繊維の量の比率が変動して作られてもよい。たとえば、「B」ステージのマットでは、マットが約25〜75質量%の繊維および約15〜75質量%のバインダを含むことが好ましく、より好ましくは、30〜60質量%の繊維および40〜70質量%のバインダを含む。ホルムアルデヒドフリーバインダから作られたマットでは、マットが約93〜99.5質量%の繊維および約0.5〜4質量%のバインダを含むことが好適である。しかし、マットのバインダに対する繊維の他の比率が、「B」ステージのマット、ホルムアルデヒドフリーマット、さらに、非「B」ステージマットおよび他のマットに使用されてもよい。
不織布マットは、厚さが変動して作られてもよい。マットの典型的な厚さは、0.020インチ〜0.125インチの範囲であるが、より厚いマットまたはより薄いマットが使用されてもよい。
不織布マットは、耐水性(または防水性)、耐炎性、虫害抵抗性、防かび性、滑らかな表面、増加したまたは減少した表面摩擦、望ましい美、および/または、他の表面修正を与えるために、被覆を含んでもよい。防水加工のために使用されてもよい被覆は、有機防水加工被覆、たとえば、アスファルト、有機シリコーン、ゴムおよびポリ塩化ビニルを含む。被覆は、マットの外部側にあることが好ましい(すなわち、木製シート製品に結合していない側)。
不織布マットを作るためのいずれの方法を使用してマットを提供してもよい。不織布マットを作るプロセスは、よく知られている。米国特許第4,112,174号、第4,681,802号および第4,810,576号は、その内容全体が参照してここに組み込まれ、不織布ガラスファブリックマットを作る方法を記載している。
使用されてもよい不織布マットを作るための1つの技術は、ウィスコンシン州アップルトン(Appleton,Wis.)のフォイトスルザー(Voith−Sulzer)が製造したハイドロフォーマー(Hydroformer)(登録商標)、または、ニューヨーク州グレンズフォールズ(Glenns Falls,N.Y.)のバルメット/サンディヒル(Valmet/Sandy Hill)が製造したデルタフォーマー(Deltaformer)(登録商標)のような機械に、繊維の稀薄な水性スラリーを形成し、傾斜した可動スクリーン形成ワイヤ上にスラリーをのせ、スラリーを脱水し湿潤不織布繊維状マットを形成することである。繊維状スラリーからウェブを形成した後に、湿潤した結合されていないマットが、バインダ添加含浸ステーションを通って走っている第2の可動スクリーンに移され、そこで、水性溶液のバインダがマットに加えられる。水性バインダ溶液は、カーテンコーターまたは浸漬圧搾アプリケーターを使用して加えられることが好ましい。過剰なバインダは除去され、湿潤マットは、対流炉を通って走る可動オブンベルトへ移され、そこで、結合されていない湿潤マットが乾燥され硬化され、マット内で繊維を一緒に結合する。マットは、完全に硬化されてもよく、または、「B」ステージのみに硬化されてもよい。乾燥および硬化炉内で、マットは、約350度Fまでの温度へ加熱されるが、これは、約210度Fから、バインダを劣化しないいずれの高い温度まで、または、「B」ステージ硬化が所望の場合には、「B」ステージ硬化を超えてバインダを硬化しないいずれの高い温度まで、変動することができる。これらの温度での処理時間は、普通、1分または2分を超えない時間でありえ、40秒未満であることが多い。バインダを「B」ステージへ硬化するときには、温度は通常はわずか数秒でバインダが「B」ステージ硬化に到達するように選択されるが、硬化に使用される温度が低ければ低いほど、「B」ステージ硬化に到達するのに必要な時間が長くなる。
屋根被覆材料パネルは、不織布マットを木製シート製品の面に接着することによって、不織布マットおよび木製シート製品から形成されてもよい。不織布マットは、木製シート製品の製造が完了した後かまたは木製シート製品の製造中のいずれかで、木製シート製品に接着されてもよい。完成した木製シート製品および完全に硬化した不織布マットを使用するときには(すなわち、不織布マットが「B」ステージ状態にはないときには)、接着剤を使用して、完成した木製シート製品および不織布マットを一緒に接着してもよく、十分な圧力および熱を使用して、接着剤を硬化する。完成した木製シート製品および「B」ステージ状態にある不織布マットを使用するときには、完成した木製シート製品および「B」ステージ状態のバインダを備えた不織布マットは接触して置かれ、次いで十分な熱および圧力をかけて、マットを木製シート製品に接着し、マットの「B」ステージバインダを硬化するのを終了する。
屋根被覆材料パネルはまた、高い熱および圧力を使用してバインダで一緒に結合された木材粒子を備えるOSB等の木製シート製品の製造中に、形成されてもよい。そのような木製シート製品の形成中に、木材粒子およびバインダの混合物を備えるファーニッシュが、配向性マットまたは非配向性マット内に形成され、これは次いで、十分な熱および圧力をかけて、バインダを硬化し完成した木製シート製品を形成する。粒子は、チップ、シェービング、繊維、フレーク、ウエハー、ストランドおよびそれらの組み合わせを含むがそれらに限定されないいずれの形態であってもよい。木材粒子を一緒に結合するのに使用されるバインダは、熱および圧力を受けるときに木製シート製品を形成するために粒子を一緒に結合するいずれの結合剤であってもよく、たとえば、フェノールホルムアルデヒド樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂、メラミンホルムアルデヒド樹脂等を含む。
木製シート製品の製造中に(木製シート製品の完成後ではなく)屋根被覆材料パネルを形成するために、少なくとも1つの不織布マットと、木材粒子およびバインダを備えるファーニッシュと、を使用して、複合マットが形成される。複合マットは、(1)第1の面および第2の面を有するファーニッシュから形成されたマットと、(2)ファーニッシュから形成されたマットの第1の面に接触する不織布マットと、を備える。複合マットを形成するためにファーニッシュとともに2つの不織布マットが使用されるときには、複合マットは、(1)第1の面および第2の面を有するファーニッシュから形成されたマットと、(2)ファーニッシュから形成されたマットの第1の面に接触する第1の不織布マットと、(3)ファーニッシュから形成されたマットの第2の面に接触する第2の不織布マットと、を備えてもよい。複合マットは、ファーニッシュからマットを形成し、次いで、少なくとも1つの不織布マットを、ファーニッシュから形成されたマットの面の一方に接触することによって、形成されることができるか、または、複合マットは、ファーニッシュから形成された結果として得られたマットの面に不織布マットが接触するようにファーニッシュが少なくとも1つの不織布マットに接触する間にファーニッシュからマットを形成することによって、形成されることができる。形成された後に、複合マットは十分な熱および圧力をかけて、第1の面、第2の面および縁(ファーニッシュから形成されたマットから作られた)を有する木製シート製品と木製シート製品の単数または複数の面に接着された単数または複数の不織布マットとを備える屋根被覆材料パネルを形成する。すなわち、複合マットは十分な熱および圧力をかけて、ファーニッシュから形成されたマットから、完成した/硬化した木製シート製品を形成し、さらに不織布マットをそれに接着する。このようにして、熱および圧力の第1の添加を使用して木製シート製品を形成し次いで熱および圧力の第2の添加を実行して不織布マットを木製シート製品に接着するのではなく、熱および圧力の1回のみの添加が使用される。屋根被覆材料パネルを形成するために使用される押圧時間、温度および圧力は、使用されるパネルまたは単数または複数のバインダの所望の厚さおよび密度、さらに他の可変要因に依存して、変動してもよい。
複合マットへの熱および圧力のワンステップ添加を使用して屋根被覆材料パネルが形成されるときには、「B」ステージの不織布マットまたは完全に硬化された不織布マットを使用して屋根被覆材料パネルを形成してもよい。「B」ステージの不織布マットが複合マットに使用されるときには、熱および圧力のワンステップ添加中に不織布マットを木製シート製品に接着するために追加バインダまたは接着剤は典型的に必要ない(そのような追加バインダまたは接着剤は所望により使用されてもよいが)。複合マットが受ける圧力および熱は、「B」ステージの不織布マットのバインダの硬化を完了し不織布マットを木製シート製品に接着するのに十分である。完全に硬化した不織布マットが使用されるときには(すなわち、不織布マットが「B」ステージ状態にはないときには)、追加バインダまたは接着剤を使用して不織布マットを木製シート製品に接着してもよく、それは、熱および圧力のワンステップ添加中に形成される。複合マットが受ける圧力および熱は、追加バインダまたは接着剤の硬化を完了し不織布マットを完成した木製シート製品に接着するのに十分である。そのような追加接着剤またはバインダは、ファーニッシュで形成されたマット(すなわち、木材粒子およびバインダを備えるマット)と不織布マットとの間に加えられてもよく、ファーニッシュでマットを形成する前にファーニッシュに加えられてもよく、または、不織布マットに加えられてもよい。
「B」ステージの不織布マットを作りさらに「B」ステージの不織布マットを使用して木製ラミネートを作る方法は、米国特許第5,837,620号、第6,331,339号および第6,303,207号、および、米国特許出願公開第2001/0021448号に記載されており、その内容全体が参照してここに組み込まれる。ホルムアルデヒドフリーバインダを使用して不織布マットを作りさらにそのようなマットを使用して木製ラミネートを作る方法は、米国特許出願公開第2003/0008586号に記載されており、その内容全体が参照してここに組み込まれる。
屋根被覆材料パネルに使用されるべき不織布マットは、被覆材料パネルに耐水性を提供するように選ばれる。ここで使用されるように、屋根被覆材料パネルの「耐水性」および「耐水性」屋根被覆材料パネルは、屋根被覆材料パネルの耐水性が、(1)屋根被覆材料パネルの木製シート製品のみ(すなわち、木製シート製品に接着された1つまたはそれ以上の不織布マットがない)の耐水性よりも大きく、且つ/または、(2)完成した屋根被覆材料パネルに匹敵する寸法(すなわち、屋根被覆材料パネルと同一のサイズ)を備えた屋根被覆材料パネルに使用されるものと同一のタイプの木製シート製品の耐水性よりも大きいことを意味する。そのような耐水性は、様々なやり方で屋根被覆材料パネルに加えられてもよく、たとえば、(1)不織布マットのバインダによって、(2)不織布マット上の撥水コーティング(または防水コーティング)によって、(3)不織布マットを形成するときにバインダとともに加えられた撥水剤(または防水剤)によって、且つ/または、(4)不織布マットへ撥水(または防水)繊維(ポリエステル繊維等)を加えることによって、である。屋根被覆材料パネルのマットに撥水性を加える他の方法もまた使用されてよい。屋根被覆材料パネルへ耐水性を加えることは、屋根被覆材料パネルの防かび性および防白かび性を加えるかまたは増加することもある。
加えて、不織布マットは、パネルの木製シート製品のみと比較して、屋根被覆材料パネルの強さ(たとえば、曲げ強さ)、寸法安定性および/または耐炎性を増加してもよい。すなわち、不織布マット(単又は複数)は、屋根被覆材料パネルのこれらの特性の1つまたはそれ以上が、木製シート製品に接着した1つまたはそれ以上の不織布マットのない屋根被覆材料パネルの木製シート製品のものよりも大きいように、選ばれてもよい。
さらに、屋根被覆材料パネルに使用されるべき不織布マットもまた、完成した屋根被覆材料パネルに匹敵する寸法を備えた屋根被覆材料パネルに使用されるのと同一のタイプの木製シート製品に比較して(すなわち、屋根被覆材料パネルと同一サイズの木製シート製品と比較して)、増加した強さ(たとえば、曲げ強さまたは破壊抵抗)、増加した寸法安定性、増加した防かび性、増加した耐炎性および/または減少した質量を屋根被覆材料パネルへ提供するように選ばれてもよい。
さらに、頂部および底部の不織布スキンを備えた新しいルーフデッキングの増加した剛性は、耐荷重性であり波形なしで平らなままでありピクチャーウィンドウを伝えない平らな屋根を維持しながら、屋根ジョイントの間のスペーシングを増加することを可能にする。あるいは、ユーザは、元々の屋根ジョイントスペーシングンを備えたより薄い程度のデッキングを選択することができる。応力をかけられたスキンはまた、縁の物理的な制約を通して発生する膨張の量も減少する。これは、封止されていない縁かまたは切断された縁が水を吸収し膨張して不均一で視覚的に受け入れることができない屋根表面を発生させるという一般的な外側OSBを備えた問題を克服する。
また、主に無機繊維から構成された不織布スキンで木製デッキ被覆材料の一方、または両方の側部を覆うことは、火災貫入抵抗を高め且つ火炎伝播を減少する。減少した火炎伝播は、被覆材料が屋根裏に露出されるかまたは通風カテドラル型天井等のエアウォッシュへ開かれる下側に、特に望ましい。木製被覆材料ボードに加えられた各不織布スキンが、フレーキングおよびダストを大幅に減少するのを助けるため、さらなる利点も実現される。標準OSBに比較して、両面スキン被覆材料ボードはフレーキングを呈さないと考えられる。
これらの被覆材料ボードの頂部および底部の表面仕上げは、異なる不織布フェイサーを選択することによって大幅に修正することができる。典型的なOSBは、紙やすりをかけて滑らかな表面を生成し、一方、不織布Bステージガラスマットフェイサーは、通常、やすりがけなしで滑らかな表面を生成する。
(実施例)
本発明は、非限定的であることが意図される下記の例示的な実施例によってさらに説明される。
強さおよび耐湿性を測定するために、様々なタイプのテストボードが製造されテストされた。簡単に言うと、テストボードは、ボードの面に接着された不織布マットを備えた配向性ストランドボードを備えた。不織布マットのない配向性ストランドボード(OSB)は、対照として使用され、テストボードと同一の特性がテストされた。
A.ボード
下記のタイプのボードがテストされ、製造されたボードの数は、ボードのタイプの記述の後のカッコにリストされた。
(1)フルフリルアルコールホルムアルデヒドを使用して作られたガラスマット表面仕上げを備えたOSB(3ボード製造)、
(2)バインダに加えられたステアリレーテッド撥水剤を備えたフルフリルアルコールホルムアルデヒドを使用して作られたガラスマット表面仕上げを備えたOSB(2ボード製造)、
(3)フェノールホルムアルデヒドバインダを使用して作られたガラスマット表面仕上げを備えたOSB(2ボード製造)、
(4)フェノールホルムアルデヒドバインダを使用して作られたポリエステルスパンボンドマット表面仕上げを備えたOSB(2ボード製造)、
(5)不織布マット表面仕上げを備えていないOSB(すなわち、対照)(2ボード製造)。
ボード用に使用された「B」ステージの不織布マットは、従来の湿式堆積プロセスを使用して形成された。テスト試料とともに使用されたガラスマットの坪量は6lbs/100ft2であり、マットはおよそ60%のバインダおよび40%の繊維で作られた。ガラスマットに使用されたガラス繊維は、16ミクロンの平均繊維直径および1インチの平均長さを有するEガラス繊維であった。バインダに加えられたステアリレーテッド撥水剤を備えたガラスマットにおいて、マットは、およそ40%の繊維、56%のバインダおよび4%の撥水剤で作られた。ポリエステルスパンボンドマットの坪量は120g/m2であり、フェノールホルムアルデヒドバインダが3lbs/100ft2で加えられた。マットに使用されたポリエステルスパンボンド繊維はおよそ4dpfのデニールを有した。
テストボードおよび配向性ストランドボードの対照ボードは、34”×34”のフォーミングボックスを使用して準備された。OSB対照ボードを形成するために、木製ストランドおよびバインダのファーニッシュが、フォーミングボックスを使用してマット内に手で形成された。テストボードを形成するために、木製ストランドおよびバインダのファーニッシュおよび「B」ステージの不織布マットが、ファーニッシュによって形成されたマットを不織布マットが間に挟むように、フォーミングボックスを使用して複合マット内に手で形成された。手で形成されたマットは次いで、典型的なOSBプレスサイクルを使用して押圧された。すべてのパラメータは、下記表に要約された典型的なOSB商品価値に基づいた。
Figure 2008512591
パネルは、0.437”のターゲット厚さに押圧された。パネルは、400°Fのプレス温度でおよそ150秒の間、押圧された。結果として得られたボードは、およそ28”×28”にトリミングされた。
B.測定
テストボードの各タイプおよび対照ボードは、強さおよび耐湿性を査定するために下記の特性が測定され、テストされたボード当たりの試料の数は、テストの記述の後のカッコにリストされた。
(1)OSBの平行方向の破壊係数(MOR)(MOR平行)、立方インチ当たりのポンド(psi)で測定(テストされたボード当たり3試料)、
(2)OSBの垂直方向の破壊係数(MOR垂直)、psiで測定(テストされたボード当たり3試料)、
(3)OSBの平行方向の弾性率(MOE)(MOE平行)、psiで測定(テストされたボード当たり3試料)、
(4)OSBの垂直方向の弾性率(MOE垂直)、psiで測定(テストされたボード当たり3試料)、
(5)凝集力、psiで測定(テストされたボード当たり6試料)、
(6)ボードの試料を2時間沸騰した後に破壊係数として測定されたOSBの平行方向の接着耐久性、psiで測定(テストされたボード当たり3試料)、
(7)ボードの試料を2時間沸騰した後に破壊係数として測定されたOSBの垂直方向の接着耐久性、psiで測定(テストされたボード当たり3試料)、
(8)ボードの試料を24時間水に浸した後の厚さ膨張パーセンテージ(テストされたボード当たり2試料)、
(9)ボードの試料を24時間水に浸した後の水吸収、パーセンテージとして測定(テストされたボード当たり2試料)、
(10)真空圧力浸漬を使用してオーブンドライから飽和へOSBの平行方向の線膨張、パーセンテージとして測定(テストされたボード当たり2試料)、
(11)真空圧力浸漬を使用してオーブンドライから飽和へOSBの垂直方向の線膨張、パーセンテージとして測定(テストされたボード当たり2試料)、
(12)水蒸気透過、permで測定(テストされたボード当たり2試料)。
上記にリストされた特性(1)〜(11)の各々は、カナダ規格協会(CSA)テスト規格0437.1−93を使用して評価された。水蒸気透過(すなわち、上記特性(12))は、ASTM標準テスト方法E96を使用して測定された。
C.結果
様々なボードの特性の測定の結果は、図1に示される。図1は、テストの結果、テストの標準偏差(sd)、および、スチューデントt−検定を使用して(指標は正誤式で与えられた)統計的に有意なレベルで(すなわち、95%信頼レベルで)各タイプのボードの結果が対照試料(すなわち、OSBベースライン)に対して改良されたか否かの指標をリストする。図1はまた、これらのテストで各タイプのボードの結果の間の変動と対照試料ボード(すなわち、OSBベースライン)の結果の変動における減少が、カイ二乗検定(指標は正誤式で与えられ、正は、テスト結果の変動が、OSB対照ボードの変動に比較して統計的に有意なレベルで減少したという指標である)を使用して、95%信頼レベルで統計的に有意であったか否かの、破壊係数(MOR)および弾性率(MOE)のテストの指標も含む。最後に、図1はまた、いくつかのテスト用にOSBのCSA標準最小もリストする。
結果は、テストボードにおける増加した強さおよび耐湿性を例示する。図2は、テストボード対OSB対照ボードにおいて垂直力強さおよび耐水性に対して作られた統計的に有意な改良を示す結果を要約する。
図3〜10は、テストボードの強さおよび耐水性のテスト結果を例示する。太字でリストされたテスト記述は、リストされたテストボードが、95%信頼レベルで対照ボードから統計的に有意な差を有したことを示す。
本発明は、詳細に特定の実施形態に関して述べてきたが、本発明の精神および範囲から逸脱せずに様々な変更および修正を行うことができることが当業者には明らかである。
下記に説明されるように、様々な特性用に、異なる不織布マット表面仕上げを備えた配向性ストランドボードを備える4タイプのテストボードおよびOSB対照をテストする結果を例示する。 図1からのテスト結果の要約を例示する。 付加撥水剤(図では「強化」と称される)を備えたフルフリルアルコールホルムアルデヒド(FAF)バインダを使用して作られたガラスマット表面仕上げを備えたOSBを備えるボード用の強さテスト結果を例示する。図はまた、テストされたOSB対照(「対照」)の比較結果、さらに、テストの各々にOSB用のカナダ規格協会(CSA)最小標準(「標準」)も例示する。 FAFバインダおよび撥水剤(強化)を使用して作られたガラスマット表面仕上げを備えたOSBを備えるボード用の耐湿性テスト結果を例示する。図はまた、テストされたOSB対照(対照)の比較結果、さらに、テストの各々にOSB用のカナダ規格協会(CSA)最小標準(標準)も例示する。 フェノールホルムアルデヒド(PF)バインダ(強化)を使用して作られたガラスマット表面仕上げを備えたOSBを備えるボード用の強さテスト結果を例示する。図はまた、図3にリストされた比較の対照および標準値も例示する。 PFバインダ(強化)を使用して作られたガラスマット表面仕上げを備えたOSBを備えるボード用の耐湿性テスト結果を例示する。図はまた、図4にリストされた比較の対照および標準値も例示する。 PFバインダ(強化)を使用して作られたポリエステルスパンボンドマット表面仕上げを備えたOSBを備えるボード用の強さテスト結果を例示する。図はまた、図3にリストされた比較の対照および標準値も例示する。 PFバインダ(強化)を使用して作られたポリエステルスパンボンドマット表面仕上げを備えたOSBを備えるボード用の耐湿性テスト結果を例示する。図はまた、図4にリストされた比較の対照および標準値も例示する。 FAFバインダ(強化)を使用して作られたガラスマット表面仕上げを備えたOSBを備えるボード用の強さテスト結果を例示する。図はまた、図3にリストされた比較の対照および標準値も例示する。 FAFバインダを使用して作られたガラスマット表面仕上げを備えたOSBを備えるボード用の強さ耐湿性テスト結果を例示する。図はまた、図4にリストされた比較の対照および標準値も例示する。

Claims (19)

  1. 以下の(a)及び(b)のステップを含む建築物の屋根構造物に防水を提供する方法であって、
    (a)1以上の耐水性屋根被覆材料パネルを提供するものであって、各パネルが木製シート製品および該木製シート製品に接着された不織布マットを備え、
    各パネルは、木製シート製品、および該マット中でのバインダの硬化をすると共に該木製シート製品に接着するために熱及び圧をかける「B」ステージ状態の不織布マットにより提供され、「B」ステージ状態の不織布マットは部分的に硬化された樹脂バインダと一緒に接合した繊維を含むものであること、
    (b)各パネルの前記不織布マットが建築物から外へ向くように、建築物の屋根構造物に前記屋根被覆材料パネル(単又は複数)を設置すること、を含む方法。
  2. 前記不織布マットは、ガラスファイバの不織マットおよびポリエステル繊維の不織マットからなる群から選択される請求項1記載の方法。
  3. 各屋根被覆材料パネルの前記不織布マットは、接着する前記木製シート製品の縁を越えて延出するオーバーレイ部分を含み、前記オーバーレイ部分は感圧接着剤を含む請求項1記載の方法。
  4. ステップ(b)は、封止を形成するように、前記オーバーレイ部分の前記感圧接着剤を使用して、前記屋根被覆材料パネルの1つの前記オーバーレイ部分を前記屋根構造物とまたは別の屋根被覆材料パネルと接着するステップをさらに含む請求項3記載の方法。
  5. 前記各パネルは前記木製シート製品に接着された放射障壁を含み、前記屋根構造物に設置されるときに、該パネルの各々の放射障壁が前記建築物の内へ向ける請求項1記載の方法。
  6. 前記木製シート製品は、OSB、パーチクルボード、チップボード、ベニヤ板および板紙からなる群から選択される請求項1記載の方法。
  7. 前記樹脂バインダは、フルフリルアルコール系樹脂、フェノールホルムアルデヒド樹脂、メラミンホルムアルデヒド樹脂およびそれらの混合物からなる群から選択される請求項1記載の方法。
  8. 前記不織布マットは、殺菌剤、殺虫剤、難燃剤またはそれらの混合物を備える請求項1記載の方法。
  9. 建築物の屋根構造物であって、
    (1)基部層として建築物の屋根フレームに接着された複数の耐水性屋根被覆材料パネルであって、各パネルが木製シート製品および前記木製シート製品に接着された不織布マットを備え、各パネルは、木製シート製品、および該マット中でのバインダの硬化をすると共に該木製シート製品に接着するために熱及び圧をかける「B」ステージ状態の不織布マットにより提供され、「B」ステージ状態の不織布マットとは部分的に硬化された樹脂バインダと一緒に接合した繊維を含むものであり、
    各パネルの前記不織布マットは建築物から外へ向く複数の耐水性屋根被覆材料パネルと、
    (2)屋根被覆材料パネルの前記基部層の前記不織布マット上に接着された屋根材屋根材と、を備える建築物の屋根構造物。
  10. 以下の(a)及び(b)のステップを含む建築物の屋根構造物に防水を提供する方法であって、
    (a)1以上の耐水性屋根被覆材料パネルを提供することであって、各パネルが、木製シート製品、該木製シート製品に接着された、バインダおよび繊維からなる不織布マット、および該不織布マットに接着された有機防水被覆を、備えること、
    (b)各パネルの前記被覆されたマットが建築物から外へ向くように、建築物の屋根構造物に前記屋根被覆材料パネル(単又は複数)を設置すること、を含む方法。
  11. 前記不織布マットは、ガラスファイバの不織マットおよびポリエステル繊維の不織マットからなる群から選択される請求項10記載の方法。
  12. 各屋根被覆材料パネルの前記不織布マットは、接着する前記木製シート製品の縁を越えて延出するオーバーレイ部分を含み、前記オーバーレイ部分は感圧接着剤を含む請求項10記載の方法。
  13. ステップ(b)は、封止を形成するように、前記オーバーレイ部分の前記感圧接着剤を使用して、前記屋根被覆材料パネルの1つの前記オーバーレイ部分を前記屋根構造物とまたは別の屋根被覆材料パネルと接着するステップをさらに含む請求項12記載の方法。
  14. 前記マットはガラスファイバの不織マットを備え、前記1以上の被覆材料パネルは、木製シート製品および、該マット中でのバインダの硬化をすると共に該木製シート製品に接着するために十分に熱及び圧をかける「B」ステージ状態の不織布マットにより提供され、「B」ステージ状態の不織布マットは部分的に硬化された樹脂バインダと一緒に接合した繊維を含む請求項10記載の方法。
  15. 前記マットは、ホルムアルデヒドフリーバインダ一緒に結合されたガラスファイバからなるガラスファイバ不織布マットを備える請求項10記載の方法。
  16. 前記有機防水被覆は、アスファルト、有機シリコーン、ゴムおよびポリ塩化ビニルからなる群から選択される請求項10記載の方法。
  17. 前記各パネルは前記木製シート製品に接着された放射障壁を含み、前記屋根構造物に設置されるときに、該パネルの各々の放射障壁が前記建築物の内へ向ける請求項1記載の方法。
  18. 建築物の屋根構造物であって、
    (1)基部層として建築物の屋根フレームに接着された複数の耐水性屋根被覆材料パネルであって、各パネルが、木製シート製品、該木製シート製品に接着された、バインダおよび繊維からなる不織布マット、および前記不織布マットに接着された有機防水被覆を備え、各パネルの前記防水被覆は建築物から外へ向く複数の耐水性屋根被覆材料パネルと、
    (2)屋根被覆材料パネルの前記基部層の前記被覆されたマット上に接着された屋根材と、を備える建築物の屋根構造物。
  19. 以下の(a)及び(b)のステップを含む建築物の屋根構造物に防水を提供する方法であって、
    (a)1以上の耐水性屋根被覆材料パネルを提供することであって、各パネルが木製シート製品および該木製シート製品に接着された不織布マットを備え、各パネルは以下の(1)及び(2)によって提供されること、
    (1)(i)木材粒子およびバインダを備えるファーニッシュから形成されたマットであって、第1の面および第2の面を有するマットと、(ii)前記ファーニッシュから形成された前記マットの前記第1の面に接触する不織布マットと、を備える複合マットを形成すること、
    (2)前記複合マットに熱および圧力をかけて、第1の面、第2の面および縁を有する木製シート製品を備える屋根被覆材料パネルを形成し、前記不織布マットは前記木製シート製品の前記第1の面に接着すること、
    (b)各パネルの前記不織布マットが建築物から外へ向くように、建築物の屋根構造物に前記屋根被覆材料パネル(単又は複数)を設置すること、を含む方法。
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