JP2008512413A - ベース組成物からパーソナルケア組成物を製造する方法およびベース組成物を製造する方法 - Google Patents

ベース組成物からパーソナルケア組成物を製造する方法およびベース組成物を製造する方法 Download PDF

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Abstract

水および非イオン性界面活性剤を含むベース組成物を供給する。ベース組成物は、パーソナルケア製品の製造における使用に適する。

Description

本発明は、ベース組成物からのクリームまたはローションなどのパーソナルケア製品の製造方法であって、効率的な方法で種類が豊富な製品を製造できる方法に関する。
スキンクリームまたはローションなどのパーソナルケア組成物は、典型的には、ラージスケールの装置を用いて、工業的なスケールで集中的に管理して製造される。このような典型的な製造方法においては、典型的にエマルジョンである製品の製造のためには、最も高い融点の成分を溶けるまで大きなコンテナーの中で加熱し(典型的には約80℃)、攪拌し、連続的に攪拌して冷却しながら更なる成分をこの組成物に加える。最後に加える成分は、たびたび香料であって、香料は典型的には組成物が約40℃の時に加えることができる。その後、組成物を冷却し、小売用の容器へと入れる。この方法において用いられる攪拌時間と攪拌速度は、典型的には、得られるエマルジョンの液滴のサイズに影響を及ぼす。
ラージスケールの製造方法に共通して関連する多くの問題がある。これらの中で最も重要なものは、製品の個性化またはカスタマイズの困難性であって、その結果、典型的には、比較的種類が少ない製品しか消費者に供給することが出来ない。しかしながら、マイナーな特徴(例えば、色、香り)、プロモーションの存在/量、またはビタミンやレチノールなどの少量成分を変えることによるカスタマイズした製品の調製は、スキンクリームおよびローションの使用者が有する望みである。
スキンクリームおよびローションを製造するための既知の製造方法の欠点は、製造ラインにおける製品を変えることに関連する時間とコストである;異なる製品の製造ラインの間で製造装置(特に、ラージスケールの製造装置を有する装置)を徹底的に洗浄することが必要であるため、このことは、妥当な時間スケールでこのようなラインで多くの異なる製品を製造することの困難性に大いに寄与する。
この結果、製品がカスタマイズした製品または個人向けの製品であり、この特定の製品のバッチが比較的に小さい場合、製品のコストが相対的に高くなる。
加えて、典型的なスキンクリーム組成物は、容易に60から90%の水を含みうる。このように、水は、局所適用製品の重量の大きな割合を占めている。それゆえ、このことが、このような市販製品を工場から小売業者の間に移動させるコストの大きな割合となっている。更にその上、調製物における水を加熱したり冷却したりするコストも高く、その加工時間は通常3から5時間と長い。
複雑な既知の製造工程の結果として、製品の一括した製造に頼っているパーソナルケア製品の工業用製造者は、制限された種類の製品しか製造しない。
FR-A-2649318は、特定の成分が有する不安定な問題およびエマルジョンの物理的な不安定さを克服するための、プレ-エマルジョンの使用を開示している。プレ-エマルジョンは、脱水した最終的な水中油型エマルジョンから製造する。得られたストック、所謂プレ-エマルジョンを水と再構成して、最終的なスキンケア組成物を形成させる。この方法の欠点は、エマルジョンの形成および事後的な脱水に関連した高いコストである。
DE 3306943は、モノステアレート、ジステアレートまたはトリステアレートおよびTween(商標)をスプレードライする方法を開示している。水をスプレードライした組成物に加えて、クリームを得る。この文献は、様々な種類を有するパーソナルケア組成物を製造する方法は開示していない。
たとえ従来技術において様々な組成物が存在したとしても、それはたびたび特定の側面、例えば色、香りおよび少量成分でしかありえない。なぜならば、これらは、最終的なベース製品に後から加えることが出来るからである。通常、クリームの触感、皮膚の感触、保湿特性は変えることは出来ない。
FR-A-2649318 DE 3306943
パーソナルケア製品の一括した製造のこの欠点を克服することが、本発明の目的である。
我々は、この度、特定の非イオン性ベース組成物から開始して、それを数個の注意深く選択した工程で処理した場合に、種類が豊富な製品を供給することが出来ることを見出した。
それゆえ、本発明は、パーソナルケア組成物の製造方法に関し、この方法は、
a)60から150℃の温度で、1から90重量%の水と、エチレングリコール、グリセリン、ソルビトールの長鎖脂肪酸モノエステルおよび長鎖脂肪アルコール、またはこれらの組み合わせからなる群から選択される第一の非イオン性界面活性剤、ならびに、長鎖脂肪酸のポリエチレングリコールエステル、長鎖脂肪アルコールのポリエチレングリコールエーテル、またはこれらの混合物からなる群から選択される第二の非イオン性界面活性剤を含む非イオン性界面活性剤混合物とを含むベース組成物を供給する工程であって、前記第一の非イオン性界面活性剤の前記第二の非イオン性界面活性剤に対するモル比が10:1から80:1である工程、
b)工程(a)で得られた組成物を、60℃未満の温度に、好ましくは5から30℃の温度に、より好ましくは10から25℃に冷却する工程、
c)前記ベース組成物を、8から30重量%の間の界面活性剤濃度が得られるまで希釈する工程、
d)官能性成分、機能性成分またはこれらの組み合わせを含む群から選択される少なくとも1つの成分を加えることによって、前記組成物の感覚的知覚性および機能性を調整する工程、
e)場合によっては、プロモーショナル(promotionals)および/またはエモーショナル(emotionals)または他の少量成分を加える工程、
を含み、工程c、dおよびeを同時に行うか、または、順番を問わず順次行う。
好ましい工程の順番は、最初に(c)、その後(d)および(e)である。
本発明は、更に、この方法の使用に適したベース組成物に関する。
本発明は、パーソナルケア組成物、好ましくはスキンクリームなどの化粧品組成物を製造する方法を供給する。このような組成物は、制限するわけではないが、スキンクリーム、ローション、バニシングクリーム、シャンプー等を含む。好ましくは、組成物は皮膚上で容易に塗り広げることが出来る。
好ましい組成物は、10s-1から100s-1のせん断速度で0.1から10000Pa.s、好ましくは0.1から100Pa.s、より好ましくは10s-1のせん断速度で0.1から20Pa.sの見かけ粘度によって特徴付けられ、または、0.1から10000Pa、好ましくは1から10000Pa、より好ましくは5から1000Pa、更に好ましくは10から100Paの見かけ降伏応力によって特徴付けられる。
本発明においては、結晶化温度または相転移温度は、DSC手法を使用することによって求めることが出来る。
パーソナルケア組成物の製造のための方法においては、最初の工程(a)において、1から90重量%の水および特定の非イオン性界面活性剤混合物を含むベース組成物を、60から150℃の温度で供給する。
このベース組成物は、任意の適した方法、例えば、界面活性剤を水と混合して、その後にこの混合物を60から150℃の温度に加熱することによって製造することができる。その代わりとして、この濃縮組成物の成分の一部を、60から150℃の間の望ましい温度に混合物の温度を調整する前に、望む温度にあらかじめ加熱させる。
工程(a)によって供給される組成物の温度は、60から150℃である。この範囲内においては、温度は、好ましくは、供給される混合物の結晶化温度よりも高くなるように選択する。一般的に、適した温度は、70から90℃である。
ベース組成物は、均一に混合した組成物を工程(a)で供給するように混合することが好ましい。ベース組成物は、好ましくは、液体またはペースト形態である。
ベース組成物は、長鎖脂肪アルコールおよびエチレングリコール、グリセリンもしくはソルビトールの長鎖脂肪酸モノエステルからなる群から選択される第一の非イオン性界面活性剤またはこれらの組み合わせ、ならびに、長鎖脂肪酸のポリエチレングリコールエステル、長鎖脂肪アルコールのポリエチレングリコールエーテルからなる群から選択される第二の非イオン性界面活性剤またはこれらの混合物を、前記第一の非イオン性界面活性剤の前記第二の非イオン性界面活性剤に対するモル比が10:1から80:1となるように含む非イオン性界面活性剤混合物を含む。
第一の非イオン性界面活性剤は、好ましくは、長鎖脂肪アルコール、長鎖脂肪酸のエチレングリコール、グリセリンおよびソルビトールモノエステルを含む低いHLBの非イオン性界面活性剤群から選択される。
第二の非イオン性界面活性剤は、好ましくは、バルキーな親水性基を含む高いHLBの非イオン性界面活性剤から選択される。最も好ましい高いHLBの非イオン性界面活性剤は、約20から約200の間の重合度を有するポリエチレングリコール(PEG)またはこれらの混合物を含む群から選択される。最も好ましい重合度は、40から100である。
ベース組成物は、水との組み合わせにおいて望ましい流動学的特性を提供する非イオン性界面活性剤の特定の混合物の存在に基づく。長鎖脂肪酸を、ベース組成物に含むことができる。存在する場合、脂肪酸はその非中和形態で存在することが重要である。それゆえ、脂肪酸が組成物に含まれている場合、その中和の程度は最大で5%、好ましくは最大で8%、最も好ましくは0から1%である。
脂肪酸は、中和塩基などの他の成分により中和することができる。脂肪酸の中和を避けるために、ベース組成物は、0.1重量%未満の中和塩基を含む。中和塩基の例は、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムおよびトリエタノールアミンである。
第一の非イオン性界面活性剤の、第二の非イオン性界面活性剤に対するモル比は、10:1から80:1である。好ましい組成物においては、これらの2つの界面活性剤の間のモル比は、好ましくは約25:1から60:1である。
ベース組成物は、ベース組成物の総重量に対して、10から99重量%の非イオン性界面活性剤混合物、好ましくは15から99重量%、より好ましくは20から80重量%の、最も好ましくは40から70重量%の非イオン性界面活性剤混合物を含む。
更なる工程(b)においては、工程(a)で得られた組成物を、60℃未満の温度に、好ましくは5から30℃の温度に、より好ましくは10から25℃に冷却する。如何なる理論によっても拘束されるわけではないが、この冷却は、ベース組成物中の界面活性剤の結晶を得る働きをしていると考えられる。特に温度をベース組成物に存在する(任意の)成分の結晶化温度よりも低くした時に、せん断を避ける条件下で冷却を行う。それゆえ、好ましい実施態様においては、本発明は、65℃未満の温度で、好ましくは60℃未満の温度で、冷却を静止状態で行う方法に関する。
本発明においては、静止状態とは、実質的なせん断を行わないと定義する。これには、(例えば、冷却を行うコンテナーまたはチューブの移動が原因の、または、1未満の一分間当たりの速度での容器内での攪拌による)幾分かのせん断は許容されるという意味を含む。好ましくは、冷却は、組成物が冷却される全ての温度範囲にわたって静止状態で行われる。濃縮組成物の(一部の)成分の結晶化の間におけるせん断による妨害を避けるために、静止冷却は、少なくとも60℃未満の温度で行われることが好ましい。
冷却は、好ましくは、1分間当たり0.1から20℃の速度で、好ましくは0.5から3℃/分の速度で行う。
場合によっては、工程(a)のベース組成物にワックス(例えばワセリン)またはクレイなどの他の成分を付与する。温度が依然比較的に高い工程(a)においては、高い融点の成分を含むことが好ましい。なぜならば、一般的にそのような成分は、いったん温度が低くなると(例えば工程(b)の後の30℃未満の温度)、均一に分散しないかもしれないからである。
更なる工程(c)においては、ベース組成物は、製品の総重量に対して8から30重量%の間の、好ましくは12から20重量%の間の非イオン性界面活性剤の濃度が得られるまで希釈する。製品の総重量は、最終的なパーソナルケア製品の重量である。
適した程度の希釈を選ぶことによる最終的な界面活性剤の濃度の選択によって、様々な程度の感触/構造を有する製品の製造が可能となることを見出した。一般的に、より希釈程度を上げることによって、製品はより柔らかくなりより流動性を有する。希釈工程は、本発明の工程において必須の工程であることは明らかであろう。それゆえ、典型的な実施態様においては、開始濃縮物が12から30重量%の非イオン性界面活性剤濃度である場合、最終的なパーソナルケア製品の界面活性剤濃度が濃縮物の濃度よりも低くなるように、好ましくは8から30重量%の間になるように希釈する。
好ましい実施態様においては、パーソナルケア組成物は、クリームまたはローションであり、工程(c)の希釈により12から20重量%の界面活性剤を形成するようにする。
工程(c)における希釈は、任意の適した装置で行うことができる。均一な希釈製品を得るために最小のせん断を用いることが好ましい。スパチュラを用いた100mlの組成物の手動による混合に匹敵する混合条件が適することが分かっている。
一般的に、最終的なパーソナルケア組成物におけるベース組成物の量は、8から50重量%である。
工程(c)における希釈は、好ましくは水性組成物を用いる。希釈に用いる最も好ましい水性組成物は実質的に水からなる。一般的に、工程(c)、(d)および(e)における工程の間の温度は、5から95℃、好ましくは10から90℃、より好ましくは10から40℃、最も好ましくは20から40℃であることが好ましい。
工程(c)における希釈は、好ましくは、ベース組成物の温度が5から95℃で、そして希釈のために加える水相の温度が5から95℃で行う。工程(c)における加える水相およびベース組成物の温度は、両方とも、60℃未満、好ましくは10から40℃、より好ましくは15から40℃、最も好ましくは室温ぐらいである。
本発明の工程の主な利点の1つは、1つの特徴的なベース組成物を使用することによって、感覚特性が異なる種類が豊富な製品を製造することができることである。この種類が豊富であることは、一方では選択した希釈要素に依存して様々な感触をもたらす希釈工程によって得られ、他方では官能性/機能性成分およびプロモーショナル/エモーショナルおよび他の成分の段階的な添加によって得られる。
工程(d)おいて商品のカスタマイズについて望む変化を得るために、官能性成分、機能性成分またはこれらの組み合わせを含む群から選択される成分を加えることによって、組成物の感覚的知覚性および機能性を調整する。
本発明においては、組成物の機能性とは、保湿の程度、日焼け防止の程度、耐水性またはこれらの組み合わせの効果を有することとして定義される。本発明によるパーソナルケア製品の基本的な機能性は、一般的に、保湿能力である。他の機能は、抗加齢および弾力効果である。
一般的に、パーソナルケア組成物の機能性は、皮膚軟化剤および保湿剤のレベルおよび種類によって制御することができる。
保湿剤の例は、グリセロール(グリセリン)、油類、および他のアルコールである。典型的な多価アルコールには、グリセロール、ポリアルキレングリコールおよびより好ましくはアルキレンポリオールおよびその誘導体(プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコールおよびその誘導体を含む)、ソルビトール、ヒドロキシプロピルソルビトール、へキシレングリコール、1,3-ブチレングリコール、1,2,6-ヘキサントリオール、エトキシ化グリセロール、プロポキシ化グリセロールならびにこれらの混合物を含む。保湿剤の量は、最終的なパーソナルケア組成物の重量に対して0.5から30%、好ましくは1から15%の間のいずれともすることができる。
皮膚軟化剤は、典型的には、油ベースの液体形態であり、炭化水素、シリコーン、合成エステルまたは植物性エステルまたはこれらの組み合わせを含む群から選択することが出来る。
シリコーンオイルは、揮発性の種類と非揮発性の種類に分けることが出来る。本明細書で使用される単語「揮発性」は、周囲温度で測定可能な蒸気圧を有する物質を指す。揮発性シリコーンオイルは、3から9の、好ましくは4から5のケイ素原子を含む環状または直鎖状ポリジメチルシロキサンから選択されるのが好ましい。直鎖状揮発性シリコーン物質は、一般的に、25℃で約5センチストークス未満の揮発性を有する。一方、環状物質は、典型的には、約10センチストークス未満の揮発性を有する。皮膚軟化性物質として有用な非揮発性シリコーンオイルには、ポリアルキルシロキサン、ポリアルキルアリールシロキサンおよびポリエーテルシロキサンコポリマーを含む。本明細書において有用な実質的に非揮発性であるポリアルキルシロキサンは、例えば、25℃で約5から約25,000,000の揮発性を有するポリジメチルシロキサンを含む。本発明の組成物において有用である好ましい非揮発性のシリコーン皮膚軟化剤の中には、25℃で約10から約400センチストークスの揮発性を有するポリジメチルシロキサンがある。
エステルは以下のものである:
(1)10から20の炭素原子を有する脂肪酸のアルケニルまたはアルキルエステル。その例には、イソアラキジルネオペンタノエート、イソノニルイソノナノエート、オレイルミリステート、オレイルステアレート、およびオレイルオレエート。
(2)蜜蝋、鯨蝋、ミリスチルミリステアレート、ステアリルステアレートおよびアラキジルベヘネートなどのワックスエステル。
(3)コレステロール脂肪酸エステルを例とするステロールエステル。
好ましい皮膚軟化剤は、イソパラフィン、無機油、環状または直鎖状ポリジメチルシロキサン、ヒマワリ油およびオリーブ油などの植物性油、また任意のこれらの組み合わせを含む群から選択される。
感覚特性は、使用者によって知覚される製品の官能的な特性に関するものであり、滑らかさ、粗さ、すりこみの容易さ、脂っぽさ、厚さ、ひっぱり感、すべすべ感、柔らかさ、べたつきを含みうる。このような特性は、感覚的な応答を付与すると知られている成分の添加を介して調整することができる。具体的には、Simugel(商標)およびSepigel(商標)、および修飾デンプンなどのポリマー成分の含有により、すべすべ感の知覚性を調整することが具体的にわかっている。シリコーンオイルによって、滑らかな感を有する製品が得られることがわかっている。高いレベルのグリセロールおよびCarbopol(商標)などの増粘剤によって、「粘着性」製品が得られる。高いレベルの植物性油によって、ベタベタした製品が得られる傾向がある。望ましい、または満足な感覚的な応答を付与するために、成分の種類およびレベルを変更することができる。組成物の粘度および堅さを変更するために、増粘剤および/または濃厚剤を場合によっては含ませ、これらには、バイオポリマー、ポリマー、デンプン、クレイおよびこれらの組み合わせを含まれる。Simugel(商標)、sepigel(商標)およびデンプンなどの、すべすべ感を付与する剤は、組成物を増粘するのにも使用することができる。
望ましい感覚特性を得るために、前記成分の任意の組み合わせを使用することができる。
大部分の成分が特異的に感覚特性または機能特性に影響を与えるが、既知の成分の幾つかは、組成物の機能性および感覚特性の両方に影響を与える。このような成分を含むことが好ましい。
それゆれ、好ましい実施態様においては、工程(d)中で、組成物の機能特性および感覚特性は、油(植物性油、シリコーンオイル)、ポリマーおよびグリセロールまたはこられの組み合わせを含む群から好ましくは選択される成分を含むことによって調整される。
最も好ましい実施態様においては、工程(d)におけるポリマーを、sepigel(商標)、simugel(商標)、ポリアクリルアミド、ポリアクリレート、シリコンポリマー、シロキサン、修飾デンプンまたはこれらの組み合わせを含む群から選択する。
方法が、油およびグリセロールを組成物に添加する工程を含むのであれば、これらは別々に、特定の順番が良いというわけではなく1つ添加後に他のものを添加するのが好ましい。
1つの実施態様においては、工程(d)における機能性成分は、少量の追加の増粘剤を含むことが有益である。適した増粘剤は、架橋アクリレート(例えばCarbopol 982)、疎水基で修飾したアクリレート(例えばCarbopol 1382)、セルロース誘導体および天然ガムを含む。有用なセルロース誘導体の中には、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルセルロースおよびヒドロキシメチルセルロースがある。本発明に適した天然ガムは、グアーガム、キサンタン、スクレロチウムガム、カラギーナン、ペクチンおよびこれらガムの組み合わせを含む。代替として使用できる増粘剤はクレイである。増粘剤の量は、仮に存在するとしてもパーソナルケア組成物の重量に対して、0.0001から2%、通常は0.001から1%の範囲とすることができる。
場合によっては、更なる工程(e)において、プロモーショナル、エモーショナル、アクティブ、または他の少量成分を加えることが出来る。アクティブとは、皮膚軟化剤以外の皮膚に有益な剤であって、組成物の物理的特性を単に改良する成分以外の皮膚に有益な剤として定義される。このカテゴリーに制限されるわけではないが、一般的な例には、タルクおよびシリカなどの付加的な抗皮脂成分、および日焼け防止剤を含む。更なる例には、絹タンパク質、香料、着色剤、皮膚を健康にする成分、例えばAHA、コラーゲン、アミノ酸;ビタミンAおよびビタミンEなどのビタミン、三つの部分からなる脂質(triple lipids)、例えばレシチン、大豆ステロール;またはこれらの組み合わせを含む。
本発明による工程(e)での場合によっては添加する他の少量成分は、レチノイドとすることが出来る。レチノイドは、皮膚繊維芽細胞によるコラーゲン合成を増加させる。このことにより、太陽による損傷から皮膚を守り、皺の寄った皮膚を滑らかにする。本明細書で用いる単語「レチノイド」は、レチノイン酸、レチノール、レチナールおよびレチニルエステルを含む。単語「レチノイン酸」には、13-cis-レチノイン酸および全てのtrans-レチノイン酸を含む。
本明細書で用いる単語「レチノール」は、以下のレチノールの異性体を含む:全てのtransレチノール、13-cis-レチノール、11-cis-レチノール、9-cis-レチノール、3,4-ジデヒドロ-レチノール。好ましい異性体は、全てのtransレチノール、13-cis-レチノール、3,4-ジデヒドロ-レチノール、9-cis-レチノールである。最も好ましいのは、広く市販されているため、全てのtransレチノールである。
レチニルエステルは、レチノールのエステルである。単語「レチノール」は、前記に定義した。本発明の使用に適したレチニルエステルは、レチノールのC1-C30エステル、好ましくは、C2-C20エステル、最も好ましくはC2、C3およびC16エステルである。なぜならば、これらはより広く市販されているからである。
存在するならば、本発明におけるレチノイドは、最終的なパーソナルケア組成物の重量に対して、0.001%から10%、好ましくは0.01%から1%、最も好ましくは0.01%から0.05%の量で存在することが出来る。
工程(d)または(e)において添加することが出来る全ての前記に示した成分について、場合によっては、これらの成分は添加前にプレミックスの形態で存在する。例えば、少量成分は、投与を容易にするために、添加前に水とのプレミックスとすることが出来る。
代替方法として、前記で示した成分をそのまま添加するか、または、添加前に他の成分と混合する。
本発明の方法の好ましい実施態様においては、ベース組成物は、流動性を有する組成物である。ポンプ注送可能なペーストも工程(a)のベース組成物としての使用に適している。添加する全ての更なる成分は、特殊なハンドリングが必要な粉末よりもむしろ、流動性を有する/ポンプ注送可能であることが好ましい。粉末の使用が避けられない場合には、水または油の分散液として添加するのが好ましい。
本発明の方法は、工場のラインのような、中心となる製造設備で実施することが出来る。この方法は、ラージスケールの工業用スケールでの適用に適している。なぜならば、適したベース組成物から開始して、その後に、個々に変化をつけるように、加工および成分の添加を行うからである。
代替的な実施態様においては、本方法は、適した装置でスモールスケールで実施される。本方法は、特に、このようなスモールスケールでの使用に適する。このような装置は、店、流通センター、工場直売店または小売店に設置でき、消費者が必要な特定の種類を選択することが出来る。本発明の方法を使用することによって、ベース組成物から最終的な製品が製造される。
更なる側面においては、本発明は、感覚特性および機能特性を変化させた様々な種類のパーソナルケア組成物を供給するための、本発明の方法の使用に関する。
本発明の方法は、また、パーソナルケア組成物の感覚特性および機能特性の調整における使用にも適している。
さらなる実施態様においては、ベース組成物はそのまま販売することができ、スモールスケールで個々の製品を製造するのに使用することができる。この実施態様においては、個々の消費者は、ベース組成物を使用して、自分自身の必要性に応じて、家で、望む量で且つ添加した成分を有する個々のパーソナルケア製品を製造することができる。代替として、ベース組成物は、更なる工程(c-e)を実施する装置で使用する。
それ故、他の側面における本発明は、パーソナルケア組成物の製造における使用に適したベース組成物の製造方法に関し、この方法は、
a)1から90重量%の水と、エチレングリコール、グリセリン、ソルビトールの長鎖脂肪酸モノエステルおよび長鎖脂肪アルコール、またはこれらの組み合わせからなる群から選択される第一の非イオン性界面活性剤、ならびに、長鎖脂肪酸のポリエチレングリコールエステル、長鎖脂肪アルコールのポリエチレングリコールエーテル、またはこれらの混合物からなる群から選択される第二の非イオン性界面活性剤を含む非イオン性界面活性剤混合物とを含む組成物を供給する工程であって、前記第一の非イオン性界面活性剤の前記第二の非イオン性界面活性剤に対するモル比が10:1から80:1である工程、
b)前記組成物を、60から150℃未満の温度に、好ましくは前記組成物の結晶化温度より高い温度に、より好ましくは70から90℃の温度に加熱する工程、
c)60℃未満の温度に、好ましくは10から30℃の温度に冷却する工程、
d)前記組成物をパッケージングする工程
を含む。
他の側面においては、本発明は、この方法によって得られるベース組成物に関する。得られた組成物は、水をベース組成物に添加する方法でのパーソナルケア組成物の製造における使用に適する。得られたベース組成物は、非イオン性界面活性剤混合物および水の単なる混ぜ物である組成物とは異なる。如何なる理論によっても拘束されるわけではないが、得られたベース組成物は、容易に水を吸収し、注ぐことが可能なまたは圧搾可能な堅さを有するパーソナルケア組成物を形成することができるような物理状態であると考えられる。
ベース組成物は、前記工程(a-d)からなる方法で製造することが好ましい。また、ベース組成物の製造方法が、水を濃縮物から除去する工程を含まないことが好ましい。
ベース組成物は、パーソナルケア組成物の感覚的知覚性および機能性を調整するのに適した成分、プロモーショナル、エモーショナル、少量の成分などの更なる成分またはこれらの組み合わせで補完することができる。これらの成分は、更に前記のように特定される。水の除去により、物理的特性の望ましくない変化、特にベース組成物の希釈がもたらされる。
ここで、本発明を、以下の非制限的な実施例により例示する。
(実施例1:単一のベース濃縮物に由来する様々な製品の形成)
表1に記載した界面活性剤を水と混合し、混合物を80℃に加熱することによって、水性濃縮組成物を製造した。ベース組成物における最終的な非イオン性界面活性剤濃度は、ベース組成物の総重量に対して15重量%の非イオン性界面活性剤であった。残りは水であった。1リットルの蓋つきビーカー内で約50rpmの回転速度で10分間、アンカープロペラを用いて混合することによって、濃縮物を製造した。濃縮物は、静止状態で、すなわち混合することなしに、1℃/分で25℃に冷却した。その後、均一な混合物が得られるまでスパチュラで手動により混合することによって、100mlの容量の製品に対して界面活性剤の濃度が5%になるように、濃縮物を水で希釈した。Veegum(商標)(無機、複合、コロイド状マグネシウムアルミニウムシリケート)およびKeltrol(商標)(キサンタンガム)を、攪拌することによって、それぞれ1重量%の量で、希釈したベース組成物に添加した。
Figure 2008512413
得られた製品は、白い粘性クリームであった。
Figure 2008512413
実施例2の製造方法は、実施例1と同じであるが、界面活性剤濃度は、ベース組成物の総重量に対して90%であった。残りは水であった。固体でろう状の物質が、冷却後に得られた。このベース組成物は、そのもので使用することができ、または、更なる成分と混合してパーソナルケア組成物を得ることができる。

Claims (7)

  1. パーソナルケア組成物の製造方法であって、以下の工程:
    a)60から150℃の温度で、1から90重量%の水と、エチレングリコール、グリセリン、ソルビトールの長鎖脂肪酸モノエステルおよび長鎖脂肪アルコール、またはこれらの組み合わせからなる群から選択される第一の非イオン性界面活性剤、ならびに、長鎖脂肪酸のポリエチレングリコールエステル、長鎖脂肪アルコールのポリエチレングリコールエーテル、またはこれらの混合物からなる群から選択される第二の非イオン性界面活性剤を含む非イオン性界面活性剤混合物とを含むベース組成物を供給する工程であって、前記第一の非イオン性界面活性剤の前記第二の非イオン性界面活性剤に対するモル比が10:1から80:1である工程、
    b)工程(a)で得られた組成物を、60℃未満の温度に冷却する工程、
    c)前記ベース組成物を、8から30重量%の間の界面活性剤濃度が得られるまで希釈する工程、
    d)官能性成分、機能性成分またはこれらの組み合わせを含む群から選択される少なくとも1つの成分を加えることによって、前記組成物の感覚的知覚性および機能性を調整する工程、
    e)場合によっては、プロモーショナルおよび/またはエモーショナルまたは他の少量成分を加える工程、
    を含み、工程c、dおよびeを同時に行うか、または、順番を問わず順次行う製造方法。
  2. 前記ベース組成物が、1重量%未満のイオン性界面活性剤を含む、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記第一および第二の界面活性剤のモル比が、25:1から60:1である、請求項1に記載の製造方法。
  4. 前記第二の非イオン性界面活性剤が、約20から約200の間の重合度を有する、長鎖脂肪酸のポリエチレングリコール(PEG)エステルもしくは長鎖アルコールのポリエチレングリコール(PEG)エーテルまたはこれらの混合物から選択される、請求項1に記載の製造方法。
  5. 前記第一の非イオン性界面活性剤が、グリセリン、エチレングリコールおよびソルビトールの長鎖脂肪酸モノエステルならびに長鎖脂肪アルコール、またはこれらの組み合わせを含む群から選択される、請求項1に記載の製造方法。
  6. パーソナルケア組成物の製造における使用に適したベース組成物の製造方法であって、以下の工程:
    a)1から90重量%の水と、エチレングリコール、グリセリン、ソルビトールの長鎖脂肪酸モノエステルおよび長鎖脂肪アルコール、またはこれらの組み合わせからなる群から選択される第一の非イオン性界面活性剤、ならびに、長鎖脂肪酸のポリエチレングリコールエステル、長鎖脂肪アルコールのポリエチレングリコールエーテル、またはこれらの混合物からなる群から選択される第二の非イオン性界面活性剤を含む非イオン性界面活性剤混合物とを含む組成物を供給する工程であって、前記第一の非イオン性界面活性剤の前記第二の非イオン性界面活性剤に対するモル比が10:1から80:1である工程、
    b)前記組成物を、60から150℃未満の温度に、好ましくは前記組成物の結晶化温度より高い温度に加熱する工程、
    c)60℃未満の温度に冷却する工程、
    d)前記組成物をパッケージングする工程、
    を含む製造方法。
  7. 請求項6に記載の製造方法によって得られるベース組成物。
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