JP2008512312A - 配量装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】既知の配量装置に比較して減少された蒸発率を有する配量装置を提供する。
【解決手段】媒体搬出のために媒体貯蔵器と作用接続されているポンプ装置(1、101、201)と、媒体貯蔵器に対応づけられた通気装置とを有する、少なくとも1つの媒体のための配量装置において、通気装置が毛管通路(20、23、31)を有しており、前記毛管通路が媒体貯蔵器と周囲との間に通気路を形成し、かつ前記毛管通路の通路長さが、その実効通路直径よりも数倍大きいことを特徴とする、配量装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、媒体搬出のために媒体貯蔵器と作用接続されているポンプ装置と、媒体貯蔵器に対応づけられた通気装置とを有する、少なくとも1つの媒体のための配量装置に関する。
従来技術(たとえば、特許文献1を参照)からは、通気装置を有する配量装置が知られている。配量装置は、時間的に互いに分離された、あるいは直接連続する複数の搬出ストロークにおいて、ポンプ装置を用いて媒体貯蔵器から媒体を搬出するために用いられる。そのために、ポンプ装置は媒体貯蔵器と連通して作用接続されており、それが、媒体を媒体貯蔵器から搬出して、配量装置の周囲へ搬出することを許す。媒体として、特に薬剤として投与することのできる、液体の物質と固体の物質およびこの混合物が考えられる。搬出すべき媒体に従って、ポンプ装置によって搬出すべき媒体量とその中に含まれる、場合によっては薬事的に作用する内容物質の濃度の配量に対して、小さい要請から高い要請までが課される。ポンプ装置は、たとえば、霧化された媒体搬出のため、あるいは媒体の個々の噴射のために形成することができる。配量装置に設けられている通気装置は、媒体貯蔵器内に含まれる体積の内圧と、媒体貯蔵器の周囲を支配する外圧との間の圧力補償のために用いられる。圧力差は、媒体貯蔵器から媒体を搬出することにより、あるいは媒体貯蔵器内に含まれる1つないし複数の媒体の熱による膨張ないし収縮プロセスによって生じる。しかし、圧力差は、この種の配量装置においては望ましくない。というのは、それが搬出すべき媒体の配量精度にマイナスの影響を有する可能性があるからである。従って、通気装置によって内圧と外圧の間の圧力補償が可能になり、その場合に周囲から媒体貯蔵器内へガスが流入することができ、ないしは媒体のガス状または場合によっては液状あるいは固体状の成分が媒体貯蔵器から流出することができる。それによって圧力補償とそれに伴って配量装置の所望の高い配量精度が保証される。
従来技術(特許文献1)には、通気装置が記載されており、その通気装置において媒体貯蔵器と周囲との間の圧力補償のために、ノズル形状に細くなる圧力補償開口部が設けられている。通気装置の圧力補償開口部の極めて小さい開口直径によって、媒体貯蔵器からの媒体の望ましくない蒸発を回避しようとしている。さらに、従来技術(特許文献1)に基づく配量装置にはフィルタ装置を設けることができ、そのフィルタ装置が媒体貯蔵器内に含まれる媒体に対する外気の汚染成分のためのバリアとして設けられている。この種のフィルタ装置によって、媒体の滅菌保存を省くことができる。というのは、周囲と媒体貯蔵器の間を圧力補償する際に媒体貯蔵器内へ流入する空気が汚染する成分を含まないようにするからである。これは、特に医療用の物質の場合には特に重要である。
欧州特許公開公報EP1295644A1
本発明の課題は、既知の配量装置に比較して減少された蒸発率を有する配量装置を提供することである。
この課題は、通気装置が毛管通路を有しており、その毛管通路が媒体貯蔵器と周囲との間の通気路を形成し、かつその通路長さが実効通路直径より数倍大きい、冒頭で挙げた種類の配量装置によって解決される。実効通路直径というのは、毛管通路の、不確かに任意に形成された横断面の面積と同一の面積を有する、円形横断面の直径である。毛管通路は、特に円形、矩形、多角形、部分円形状、真円形状の断面またはその組み合わせを有している。通路の長さは、通路の、媒体貯蔵器を向いた始端から周囲へ向いた終端まで延びる長さに関する。
発明の実施の形態
毛管通路によって、好ましい方法で、蒸発された媒体成分の望ましくない流出を阻止し、あるいは減少させることができる。媒体成分の蒸発は、特に配量装置に熱が作用した場合に発生する。蒸発によって、媒体内に封入されている媒体の蒸気圧に従って、媒体貯蔵器内に過圧が形成されて、それが媒体貯蔵器から通気装置を介して周囲への、蒸発された媒体成分の流出をもたらすことがある。毛管通路の狭い横断面によって、通気装置にとって高い流れ抵抗が存在し、それが蒸発された媒体成分の急速な流出を阻止する。さらに、毛管通路によって、蒸気圧に基づいて媒体貯蔵器から逃げ出した、蒸発された媒体成分が少なくともほぼ通気路内に留められて、周期空気とはわずかしか混合しないことが得られる。毛管通路によって包囲された体積に比較して、周囲とのわずかな相互作用断面積しか存在しないので、蒸発した媒体成分と周囲空気との混合が困難にされる。さらに、毛管通路内に、毛管通路の狭い横断面とそれに対して大きい長さに基づいて微気候が効果的に形成されて、その微気候は周囲に比較して蒸発された媒体成分の高い濃度を有している。これは、毛管通路の狭い横断面が大きい長さと結びついて、蒸発された媒体成分の揮発をほぼ阻止することに、基づいている。従って、蒸発された媒体成分は、媒体貯蔵器が冷却された場合、あるいは配量装置の搬出ストローク後に生じるような、媒体貯蔵器内への吸込みプロセスのために、再び提供される。場合によっては、毛管通路内に一時的に貯蔵されている媒体成分が再び媒体貯蔵器内へ吸い戻された後に、特にこの媒体成分の濃縮が生じる可能性がある。従って全体として、媒体貯蔵器内に封入されている媒体のより少ない蒸発が保証されるので、本発明に基づく配量装置は、既知の配量装置に比較して小さい拡散率を有している。本発明に基づく解決は、特に、医療用の媒体の配量に適しているが、化粧用媒体にも適している。
従って、蒸発が少なく、それに伴って拡散率が小さいことによって、長期的な視点にわたって、貯蔵されている媒体とその中に含まれる作用物質の望ましくない変化を回避することができる。揮発しやすい媒体成分の蒸発による媒体の作用物質濃縮は、ほぼ阻止されるので、搬出ストローク当たり搬出される作用物質量も比較的長い期間にわたって一定に維持される。そうでない場合には、一定の媒体量を搬出するように設計されたポンプ装置は、蒸発によって媒体が濃縮された場合に、同じ媒体量においてより大きい作用物質量を搬出してしまい、それが薬剤配量における望ましくない変動をもたらしてしまう。
配量装置とその中に含まれる媒体のこの種の比を求めるために、特に、医療用作用物質として使用され、かつ正確な配量が必要な媒体においては、安定性テストが実施される。その場合に、媒体の濃度の変化は、比較的長い期間にわたって考察されて、予め定められた限界値を用いて判定される。安定性テストとして、比較的長い期間にわたってポンプシステムの重量減少がどこまで生じたか、が調べられる。それによって元の作用物質濃度に基づいて、媒体内の変化した作用物質濃度を推定することができる。
本発明の1つの形態において、毛管通路は少なくとも部分的に、実効毛管通路直径と毛管通路長さの間の、1/4より小さい比を有している。毛管通路は、少なくとも媒体貯蔵器の、通気開口部とは逆の端部の領域において、実効毛管通路直径と毛管通路長さの、1/4より小さい比を有している。その場合に毛管通路長さは、毛管通路がほぼ変化しない実効通路横断面を有している長さである。毛管通路の形態に関して、毛管通路がその長さにわたって変化しない横断面を有し、あるいは、場合によってはマスク形状の横断面狭窄部によって互いに区切られた、異なる横断面を備えた複数の部分を有することも、考えられる。実効毛管通路直径と毛管通路長さの、1/4より小さい比によって、特にガス状の媒体成分のための流れ抵抗が形成され、その流れ抵抗は、毛管通路内に含まれる蒸発した媒体成分と周囲との間に高い濃度差が存在する場合でも、周囲とのガス交換を減少させる。既知の通気装置においては、蒸発された媒体成分と周囲との急速な混合がもたらされるが、この混合は毛管通路を有する配量装置においては、流れ抵抗が高く、かつ相互作用断面積が小さいために、極めてわずかな程度でしか生じない。本発明の好ましい実施形態において、実効毛管通路直径と毛管通路長さの比は、1/10より小さい。従って、配量装置のために通常使用される、特にプラスチック射出成形のような、従来の製造方法によっても容易に、高い流れ抵抗を有する好ましい毛管通路を形成することができ、その毛管通路においては、比較的高い蒸気圧を有する媒体成分も効果的に引き留めることができ、かつ媒体貯蔵器の吸込みプロセスのために提供される。本発明の特に好ましい実施形態において、実効毛管通路直径と毛管通路長さの比は、1/15より小さい。この種の毛管通路部分は、特に、レーザーボーリングのような、材料除去方法によって形成することができる。従って、たとえばプラスチック射出成形方法で毛管通路を画成するために設けられる、特に薄い層に、簡単な方法で然るべき毛管通路部分が穿設される。実効毛管通路直径と毛管通路長さの間の比が大きいことによって、特に好ましい流れ抵抗と極めてわずかな相互作用横断面積が実現され、それによって蒸発された媒体成分のための特に効果的な引留め効果が保証される。
本発明の他の形態において、毛管通路は、0.1mmから0.5mmの領域の実効毛管通路直径と、3mmから12mmの毛管長さで、好ましくは0.15mmから0.25mmの領域の実効毛管通路直径と5mmから10mmの毛管通路長さで形成される。この種の実効毛管通路直径と該当する毛管通路長さは、プラスチック射出成形方法で簡単に形成され、出来上った構成部品を後から加工する必要はない。従って、媒体貯蔵器内に含まれる媒体のわずかな濃度変化しか許容できない適用のため、あるいは媒体が通常の場合において本質的な蒸発傾向を持たない適用のために、特にコスト的に好ましい通気装置を設けることができる。
本発明の他の形態において、毛管通路は、0.01mmから0.1mmの領域の毛管通路直径と、0.1mmから1mmの毛管通路長さで、好ましくは0.02mmから0.05mmの領域の毛管通路直径と0.2mmから0.5mmの毛管通路長さで形成される。毛管通路のこの種の寸法設計は、好ましくは、たとえばレーザーボーリングのような、材料除去方法によって実現される。そのために、通常のようにプラスチック射出成形方法で形成された、媒体貯蔵器および/またはポンプ装置の構成部品を後から加工することが必要になるが、毛管通路の断面の精度は、ここでは特に効果的に保証することができる。さらに、相互作用断面積が特に小さいことによって、蒸発された媒体成分と周囲との極めてわずかな混合しか生じない。
本発明の他の形態において、通気路内にフィルタ配置が内蔵されている。フィルタ配置によって、大体において通気装置内に貯蔵されるガス量の、汚染物質による小さい負荷をさらに減少させることができる。媒体貯蔵器の吸込みプロセスのために設けられているガス量の、汚染物質による負荷は、毛管通路と周囲との交換が少ないことによってすでに小さいと見なされるが、フィルタ配置によってさらに減少させることができる。その場合にフィルタ配置は、通気装置内の任意の箇所に設けることができる。フィルタ配置は、好ましくは、媒体貯蔵器の通気開口部に隣接して取り付けられ、あるいは、特にそれを閉鎖し、あるいはフィルタ配置は通気装置の媒体貯蔵器とは逆の側に設けられて、従って毛管通路全体のための汚染バリアを形成する。従って媒体貯蔵器の吸込みプロセスにおいて少なくともほぼ、ないしは完全に汚染されないガスが媒体貯蔵器内へ流入するので、媒体貯蔵器内に含まれる媒体の滅菌保存を完全に、あるいは少なくともほぼ省くことができる。
本発明の他の形態において、毛管通路はフィルタ配置に対して同軸または軸平行に方位付けされている。それによって、フィルタ配置内に設けられているフィルタメンブレンへの特に効果的な流入が達成されるので、汚染物質に対する好ましいバリア効果も保証される。
本発明の他の形態において、毛管通路は媒体貯蔵器および/またはポンプ装置に一体的に形成されている。これが、たとえばプラスチック射出成形において、あるいは材料除去方法によって、毛管通路の特に効果的な形成を可能にする。さらにそれによって、毛管通路のための特に狭い寸法許容誤差および/または形状許容誤差を維持することができるので、蒸発された媒体成分と場合によっては周囲から吸い込まれたガスの流れ比を、同様にわずかな許容誤差で予め定めることができる。毛管通路は、好ましくは、閉鎖された中空横断面を有する通路として形成されている。
本発明の他の形態において、毛管通路は、1つの構成部品内に内蔵されて、隣接の構成部品へ向かって開放した、第1の中空横断面を有している。従って毛管通路は、隣接し合う構成部品の相互作用によって形成され、その場合に中空横断面は特にアンダーカットを有する溝として、あるいはアンダーカットなしの溝として、構成部品に形成することができる。開放した中空横断面を有する構成部品と対向して配置された構成部品が平面的に接触し、あるいはわずかに隔たっていることによって、2つの構成部品を組み合わせた場合に毛管通路が生じる。この種の形状によって、毛管通路のために設けられる中空横断面は、構成部品を形成する場合に、特にプラスチック射出成形型に設けられるプロフィールにより、構成部品の材料除去または変形によって、簡単な方法でその表面に穿設することができる。従ってたとえば蛇行した中空横断面のような、毛管通路の複雑な推移も、簡単な方法で実現される。
本発明の他の形態において、隣接する構成部品が対応する第2の開放した中空横断面を有しており、それが第1の中空横断面と共に毛管通路を形成する。それによって特に複雑な形の構成部品において、毛管通路の一定の、ないしは部分的に変化する横断面を実現することができる。たとえば、全体として所望の通路横断面を保証するために、毛管通路を第1の構成部品の凸状に形成された部分には弱く刻印するだけで、第2の構成部品の対向する部分には特に強く刻印することができる。
本発明の他の形態において、毛管通路は少なくとも部分的にリング状に形成されて、ポンプ装置の長手軸に対して同軸に延びている。リング状の形状によって、寸法維持と許容誤差に関して高い要請が課される毛管通路が、簡単な方法で形成される。これは特に、肉薄の、部分的に円錐状または円筒状に形成されたかぶせ部分によって可能であって、そのかぶせ部分は媒体貯蔵器またはポンプ装置に取り付けられて、媒体貯蔵器またはポンプ装置の対応する部分と相互作用する。リング状に形成された毛管通路がポンプ装置の長手軸に対して同軸に延びることが、配量装置の特に好ましい構造を可能にする。というのは、構成部品のほぼ回転対称の形状を選択できるからである。
本発明の他の形態において、毛管通路は特に、媒体貯蔵器とポンプ装置の間のインターフェイス部に、少なくとも部分的に一周するリング通路を有している。リング通路が媒体貯蔵器とポンプ装置の間のインターフェイス部に設けられている限りにおいて、媒体貯蔵器上へのポンプ装置の特に簡単な取付けが保証される。というのは、リング通路は媒体貯蔵器の毛管通路部分とポンプ装置の毛管通路部分の間の連通する接続を、ポンプ装置の長手軸に対するその方位に関係なく保証するからである。リング通路は、ポンプ装置へ向いた構成部品に、あるいは媒体貯蔵器へ向いた構成部品に設けることができ、それによって同様に、構成部品の簡単で方向性のない組立てが可能になる。
本発明の他の形態において、毛管通路は、少なくとも2つの互いに接続された、異なる方向に延びる通気通路部分を有する迷路システムとして形成されている。迷路システムによって、一方で、毛管通路の特にコンパクトな形状が可能となり、他方では、毛管通路内を流れる媒体成分またはガスの方向変換によって簡単な方法で流れ抵抗を高めることができる。従って蒸発された媒体成分が毛管通路からコントロールされずに流出することが、さらに困難になる。
本発明の他の形態においては、通気装置の体積は、搬出ストロークによって搬出される媒体量の体積にほぼ相当する。それによって、媒体貯蔵器内の圧力補償のために吸い込まれるガス体積が完全に毛管通路に由来することが保証されるので、周囲からガスが毛管通路内へ吸い込まれるが、このガスは媒体貯蔵器内へ侵入しない。従って、配量装置のための特にわずかな拡散率を保証することができる。
本発明の他の利点と特徴は、請求項および、図面を用いて示される好ましい実施例についての以下の説明から明らかにされる。
図1に基づく配量装置1は、大体において、図示されていない媒体貯蔵器上に取り付けるために設けられている、ポンプ装置2を示している。ポンプ装置2は、図式的に示すピストン配置3を有しており、そのピストン配置は同様に図式的に示すシリンダ配置4内に収容されており、かつ媒体貯蔵器内に収容されている媒体を配量装置1の周囲へ給送するために設けられている。シリンダ配置4は、ほぼ円錐状に成形されたアプリケータ5内に収容されており、そのアプリケータの細くなった端部に搬出開口部6が設けられており、その搬出開口部を通して、ポンプ装置2によって負圧下でセットされる媒体を細かく霧化された形状で周囲へ搬出することができる。搬出プロセスのために必要な、ピストン配置3とシリンダ配置4の間の相対運動を導入するために、グリップ7が設けられており、そのグリップにはフィンガー支持部8が設けられている。それによってユーザーは、親指と人差し指ないし中指の間で圧縮することによって配量装置1を操作することができ、その場合に親指は図示されていない媒体貯蔵器の底にあてがわれる。ピストン配置3を図示1に示す初期位置へ復帰させるために、復帰ばね9が設けられており、その復帰ばねは配量装置1が操作された場合に復帰力をもたらす。アプリケータ5には、保護カバー10が設けられており、その保護カバーは搬出プロセスのために除去される。
ポンプ装置2の、搬出開口部6とは逆の端部に、媒体貯蔵器を取付けるためのインターフェイス部11が設けられている。インターフェイス部11は、ほぼ円筒状に成形されたアウタージャケット12を有しており、それがピストン配置3を収容し、かつアプリケータ5と相対移動する相補形状の作用結合をしている。アウタージャケット12には、内ねじ13が設けられており、その内ねじは媒体貯蔵器に形成されている外ねじを相補形状で収容するために設けられている。アウタージャケット12の一周する前カラー14に、ほぼ円形に形成されたフラットシール15が支持されており、そのフラットシールは弾性的な材料から形成されており、かつ媒体貯蔵器に設けられているビンの首をポンプ装置2に対して密封するために設けられている。フラットシール15は、通気通路16を有しており、その通気通路は媒体貯蔵器によって包囲されている体積を周囲と連通接続させるために設けられている。フラットシール15は、インターフェイス部11とは逆の側において、ピストン配置3の端面17上にほぼ平面的に載置されている。端面17には、中空横断面として形成された、矩形の断面を有する、一周する通気溝18が設けられている。一周する通気溝18自体は、毛管通路として形成された、ポンプ装置2の長手軸19に対して軸平行に方位付けされた毛管孔20と連通接続している。毛管孔20は、ピストン配置3、アウタージャケット12およびアプリケータ5によって画成される中空室21内へ連通し、その中空室自体は詳しく図示されていない間隙を介して周囲と連通接続しており、従ってガス、特に周囲空気の交換を可能にする。通気通路18と毛管孔20は、はっきり表示するために図1においては寸法に忠実ではなく、やや拡大して示されているが、毛管孔の長さlが毛管孔の直径dよりも数倍大きいことが認識される。従って通気通路16、通気溝18、毛管孔20および中空室21が、配量装置1の通気装置を形成している。その場合に、通気装置には毛管孔20として形成された通気路が設けられており、すなわち媒体貯蔵器から流出する、たとえば蒸発された媒体成分からなるガス流は、周囲へ流出するためには、強制的に通気装置を貫流しなければならない。同じことが、ガスが周囲から媒体貯蔵器内へ吸い込まれる、逆の場合についても、当てはまる。ここでも、通気装置が完全に貫流される。
図2から4に示す一部拡大図において、同一または機能の等しい要素について、図1と同じ参照符号が使用される。
図2に示す、単に一部拡大図として示されている配量装置101において、図示されていない領域に関して、図1に示す配量装置1とほぼ同一の構造が設けられている。図1とは異なり、配量装置101においては、中空横断面23として形成された毛管通路と接続されている、通気装置内にフィルタ配置22が設けられている。フィルタ配置22は、フィルタカートリッジ24とフィルタメンブレン25を有しており、そのフィルタメンブレンは病原菌バリアとして形成されており、かつフィルタカートリッジ24の透孔26内に収容されている。代替的に、図示されていない実施形態によれば、フィルタメンブレンをフィルタカートリッジ上にラミネートことができる。その場合に透孔26の長手軸は、ポンプ装置102の長手軸19に対して平行に方位付けされている。フィルタメンブレン25は、周囲から図示されていない媒体貯蔵器内への汚染成分の流入を阻止するものである。フィルタカートリッジ24は、ピストン配置2に取り付けられており、フラットシール15内の通気通路16を介して媒体貯蔵器と連通接続することができる。インターフェイス部11とは逆の側において、透孔26はガスリザーバ27と連通接続されており、そのガスリザーバはアウタージャケット12、フィルタカートリッジ24および、フィルタカートリッジ24をロックするために設けられている挿入部分28との間に形成されている。ガスリザーバ27自体は、中空横断面23と接続されており、その中空横断面はピストン配置3のほぼ円筒状に形成された外側と、対応するように形成されて、ピストン配置3と平面的に接触する、アウタージャケットの内側との間に形成されている。その場合に中空横断面23は、図2aの切断位置A−Aに詳細に示されるように、ピストン配置3のほぼ円筒状に形成された外側の扁平部として形成されており、従って隣接するアウタージャケット12の内面と共に、部分円形状の通路断面を形成している。中空横断面23の、ガスリザーバ27とは逆の端部において、毛管通路が迷路間隙28内へ連通しており、その迷路間隙自体は中空室121と接続されている。迷路間隙28は、図2に示す実施形態においては、単に毛管間隙に対する付加装置と見なされる。というのは、構成部品の移動可能性を保証するために、アプリケータ5とアウタージャケット12の間の相対移動に基づいて大きい寸法許容誤差が設けられているからである。しかし、迷路間隙28を、毛管間隙として作用し、かつ通気装置の特に空間を節約する配置を許すように形成することも考えられる。
図3に示す本発明の実施形態は、大体において、図1と2の実施形態に基づいている。図1および2とは異なり、図3においては、肉薄のかぶせ部分29が設けられており、そのかぶせ部分はポンプ装置202に対応づけられており、かつ一周するリング通路30と図3aに詳細に図示される中空横断面223を有している。かぶせ部分29は、ピストン配置3上にかぶせられて、相補形状でロックされる。代替的に、かぶせ部分をピストン配置上に摩擦結合で固定することも可能である。リング通路30によって、かぶせ部分29はポンプ装置202の長手軸19を中心に回転する方位で任意にピストン配置3上に取り付けることができる。というのは、各位置においてフィルタカートリッジ24の透孔26との連通接続が保証されているからである。肉薄のかぶせ部分は、内側に、長手軸に対して平行に方位付けされた、図3bに詳細に示す溝31を有している。溝31は、ピストン配置3の円筒状に形成された外側と共に所望の毛管間隙を形成する。通気装置のこの構造によって、ピストン配置3と肉薄のかぶせ部分29の簡単かつ許容誤差の狭い形成を保証することができるので、これらの構成部品によって形成される毛管間隙も同様に特に許容誤差が小さい。ポンプ装置202によって搬出しようとする種々の媒体のために、様々なかぶせ部分29を使用することによって効果的な方法で、毛管通路の様々な横断面を実現することができる。
図4に示す本発明の実施形態においては、フィルタカートリッジ24のすぐ後方に接続された毛管通路が設けられている。毛管通路は、ピストン配置3の壁部分内に設けられており、その壁部分内にフィルタカートリッジ24が収容されている。図示されている毛管孔31は、はっきりさせるためにやや拡大されており、実際の形成においては孔直径に対して数倍大きい孔長さを有している。毛管孔31は、材料を除去する、特に切削する形成方法によって、特にレーザーボーリングによって、壁部分に形成されている。
本発明の図示されているすべての実施形態は、ほぼ等しい機能方法に基づいている。媒体貯蔵器内を支配する内圧と配量装置の周囲を支配する外圧との間の必要な圧力補償は、通気装置を介して保証される。内圧と外圧の間の圧力差は、特に、配量装置の加熱または冷却によって生じる可能性があり、それが媒体貯蔵器内に収容されている媒体と同様に媒体貯蔵器内にあるガス成分の体積の膨張または減少をもたらす。ガス成分は、媒体を充填した直後の配量装置の初期状態において、大体において、媒体貯蔵器内に残留する周囲空気または媒体貯蔵器内へアクティブに充填された保護ガスからなる。このガス成分と、配量装置が加熱された場合に媒体から流出する、蒸発された媒体成分が混合される。すでに複数の搬出ストロークを行っており、その場合に媒体貯蔵器から媒体が搬出されている配量装置においては、特に、媒体貯蔵器の充填の際に存在したガス成分と、蒸発された媒体成分および周囲からの空気ガスとの混合物が存在する。
配量装置のためのわずかな拡散率を保証するために、通気装置の通気路内に少なくとも1つの毛管通路が設けられており、それが媒体貯蔵器内に存在するガス混合物の阻止されない流出を防止する。これは、毛管通路がガス混合物に高い流れ抵抗を与え、かつ、媒体貯蔵器から流出するガスと周囲の空気ガスとの混合を可能にしてしまう、周囲空気との相互作用面をわずかしか提供しないことによって、得られる。媒体貯蔵器内に収容された媒体ないしガス混合物あるいは搬出ストローク後の体積が減少した場合に、周囲に対して媒体貯蔵器内に負の圧力差が生じる。この圧力差を補償するためには、周囲から空気ガスが媒体貯蔵器内に流入しなければならない。通気装置が、圧力補償のために必要な体積と等しいか、それより大きい体積を有している限りにおいて、圧力補償は、通気装置内に収容されたガス混合物の吸込みによって完全に行うことができる。それによって、媒体貯蔵器内でガス混合物内に存在する媒体成分の濃度のわずかな変化しか生じないので、場合によっては高い濃度による媒体成分の付加的な蒸発または溶融は、少なくとも減少される。それによって長い時間にわたって、揮発しやすい媒体成分の望ましくない流出を阻止し、ないしは減少させることができる。
図示されていない実施形態において、通気装置は媒体貯蔵器の通気開口部への前室として形成されており、周囲に対して極端に小さい横断面を有する1つまたはわずかな通気開口部を有している。それによって、前室内に特に好ましい方法で所望の微気候を収容することができ、蒸発された成分を帯びた空気が流出せず、次の圧力補償の際に再び媒体貯蔵器内へ吸い込むことができる。
本発明の他の図示されていない実施形態において、媒体貯蔵器から毛管通路の連通部までの通気装置の体積は、この体積が、搬出ストロークによりポンプ装置によって搬出される体積と等しいか、あるいはそれより大きいように、寸法設計されている。従って、搬出ストローク後に媒体貯蔵器内へ吸い込まれるガス体積が完全に、通気装置の、本発明に基づく微気候が支配する領域に由来することを、保証することができる。
一体的に形成された毛管通路を有する、通気装置を備えた配量装置の平坦な断面図である。 図2はフィルタ装置と、2つの構成部品の間に形成された毛管通路とを有する配量装置の一部を拡大して示す平坦な縦断面図である。 図2に基づく毛管通路を切断線A−Aに沿って示す横断面図である。 図3はフィルタ装置、2つの構成部品の間に形成された毛管通路およびリング通路を有する、図2に基づく配量装置の一部を拡大して示す平坦な縦断面表示である。 図3に基づく切断線B−Bの領域における、図3に基づく配量装置の横断面を示している。 後段に接続された毛管通路を有する配量装置のためのフィルタ装置の一部を拡大して示す平坦な断面表示である。

Claims (13)

  1. 媒体搬出のために媒体貯蔵器と作用接続されているポンプ装置(1、101、201)と、媒体貯蔵器に対応づけられた通気装置とを有する、少なくとも1つの媒体のための配量装置において、
    通気装置が毛管通路(20、23、31)を有しており、前記毛管通路が媒体貯蔵器と周囲との間に通気路を形成し、かつ前記毛管通路の通路長さが、その実効通路直径よりも数倍大きいことを特徴とする、配量装置。
  2. 毛管通路が、少なくとも部分的に、1/4より小さい、好ましくは1/10より小さい、特に好ましくは1/15より小さい、実効毛管通路直径(d)と毛管長さ(l)の間の比を有していることを特徴とする請求項1に記載の配量装置。
  3. 毛管通路が、0.1mmから0.5mmの領域の実効毛管通路直径と3mmから12mmの毛管通路長さで、好ましくは0.15mmから0.25mmの領域の実効毛管通路直径と5mmから10mmの毛管通路長さで形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の配量装置。
  4. 毛管通路が、0.01mmから0.1mmの領域の実効毛管通路直径と0.1mmから1mmの毛管通路長さで、好ましくは0.02mmから0.05mmの領域の実効毛管通路直径と0.2mmから0.5mm毛管通路長さで形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の配量装置。
  5. 通気路内にフィルタ配置(22)が内蔵されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の配量装置。
  6. 毛管通路が、フィルタ通過軸に対して同軸または軸平行に方位付けされていることを特徴とする請求項5に記載の配量装置。
  7. 毛管通路が、媒体貯蔵器および/またはポンプ装置に一体的に形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の配量装置。
  8. 毛管通路が、閉成された中空横断面(20、31)を有する通路として形成されていることを特徴とする請求項7に記載の配量装置。
  9. 毛管通路が、構成部品内に一体化された、隣接する構成部品へ向かって開放した、第1の中空横断面(23)を有していることを特徴とする請求項7に記載の配量装置。
  10. 前記隣接する構成部品が、対応する、開放した第2の中空横断面を有しており、前記第2の中空横断面が第1の中空横断面と共に毛管通路を形成することを特徴とする請求項9に記載の配量装置。
  11. 毛管通路が、少なくとも部分的にリング状に形成されており、かつポンプ装置の長手軸(19)に対して同軸に延びていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の配量装置。
  12. 毛管通路が、特に媒体貯蔵器とポンプ装置の間のインターフェイス部(11)に、少なくとも部分的に一周する少なくとも1つのリング通路(30)を有していることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の配量装置。
  13. 毛管通路が、少なくとも2つの互いに接続された、異なる方向に延びる毛管通路部分を有する迷路システムとして形成されていることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の配量装置。
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