JP2008508961A - 自動型注射器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
【解決手段】本発明は、a)注射可能な製剤のリザーバ3に設けられたハウジング1、2と、b)リザーバ3と接続される注射針5とを備える自動型注射器に関する。上記注射針は、ハウジング1、2に対して注射針を変位させ得るように前方方向に向けて変位させることができる。上記自動型注射器は、c)注射針5の注射駆動装置14、15、16と、d)分与駆動装置10、11、12とを備え、該分与駆動装置は、d1)製剤を分与し得るように製剤と相互作用する移送装置4と、d2)注射駆動装置16に加えて設けられた移送要素4のモータ10とを備えている。

Description

本発明は、例えば、インスリン、成長ホルモン又は骨粗鬆症処方剤の如き、好ましくは液体形態にある薬剤のような注射可能な製剤を投与する自動型注射器に関する。
自動型注射器は、それによりトリガーされたとき、注射針が自動的に前方に動き且つ投与すべき製剤を分与する注射装置である。これを実現するため実行しなければならない動きのため、かかる注射装置は複雑であり、その一部は、多量の精巧な作業を必要とし、このため高価であり、また、少なからず、故障が生じ易い。前方への動き、従って、投与する間、注射針による分与及び製剤の分与は、単一の機械式ばねにより又は注射ばね及び別個の分与ばねによって操作される。
本発明の目的は、構造が簡単であり、また、投与操作の間、投与すべき製剤を均一な体積流量にて分与する自動型注射器を提案することである。
本発明は、注射可能な製剤に対するリザーバを有するハウジングと、リザーバと接続された注射針と、注射装置と、製剤を分与するため製剤に作用する分与駆動装置とを備える自動型注射器に関する。ハウジングは、リザーバ自体として機能することができる。しかし、好ましくは、リザーバは、ハウジング内に受容され又は受容することのできる、容器の形態にて、好ましくは、アンプルとして提供されるものとする。移送要素は、特に、平行移動するプランジャとし、その動きが製剤をリザーバ外に押し出し、また、そのプランジャによって製剤はリザーバと接続された注射針を通して分与される。しかし、分与機構は、回転ポンプ又は蠕動ポンプの形態にて提供することもできる。原理上、分与機構に対し任意の容量形ポンプ又は流れ機構さえも使用することができる。注射装置は、注射針と連結され、このため、注射装置は、前方駆動方向に向けてハウジングに対する.注射針の注射動作を引き起すことができる。自動型注射器が人間又は動物の皮膚に向けられ又は好ましくは、直ちに製剤を投与することが可能な位置に配置されたとき、注射針は、自動型注射器がトリガーされると、注射駆動装置により前方駆動方向に駆動されて、その注射動作の間、前方に動き、且つ皮膚に入り、又は好ましくは、経皮的組織層まで遠方に又は更により深く皮膚を貫通するようにする。
本発明の目的のため、製剤は、モータ作動によって分与される。この目的のため、分与駆動装置は、製剤に作用する移送要素と、移送要素を駆動するモータとを有している。モータは、注射駆動装置に追加して設けられる。モータは、回動モータ、より好ましくは、電気モータとし、また、この実施の形態において、特に、電気ステッパモータとすることができる。移送要素を駆動するため必要とされるモータと連結される駆動装置は、歯車機構の形態をした機械的な継手であることが好ましく、該歯車機構は、モータの駆動動作を移送要素の移送動作に変換し、好ましくは、減ずるものとする。
移送要素の移送動作、従って、製剤の分与は、モータ作動によって行われるため、1回の分与操作毎に、すなわち自動型注射器がトリガーされる毎に、製剤は、特に均一に、理想的には、一定の体積流量にて、投与することができる。他方、分与ばねを使用するならば、このばねのばね力は、駆動動作を提供するためには、ばねを解放しなければならないため、変化し、その結果、製剤の流量、すなわち単位時間当たり分与される製剤の量は、分与操作の過程の間、減少する。しかし、望ましいならば、本発明により提案される分与駆動装置を構成するモータは、これに応じて、モータ制御システムによって制御し、また、必要であるならば、調節することもできる。望ましいならば、体積流量は、分与操作過程の間、モータによって増大させることさえも可能である。しかし、全体的に説明して、一定の体積流量であることが望ましい。モータ作動の駆動装置は、高粘性の製剤流体を分与する場合に有益である。
分与目的のため、モータが使用されることに鑑み、注射及び分与の各場合にて、別個のばね駆動装置を有する型式の自動型注射器と少なくとも比較して、注射及び分与機構を簡略化することもできる。注射針による注射を作用させ且つ製剤を分与する注射及び分与ばねを有する自動型注射器と比較して、体積流量をより均一にすることに加えて、少なくとも注射及び分与手順を改良することができる。それは、これら2つのフェーズを互いにより明確に且つより確実に分離することができるからである。
製剤を分与するとき、第一のフェーズの間、注射針は前方に動き、また、前方への動きが完了する迄、又は注射動作の後に製剤を投与したとき、モータは移送機構に作用しないような手順となるようにすることが好ましい。特に、この順序的な手順の目的のため、スイッチを設けることができる。このスイッチは、注射前の又は注射動作が完全に実行されると直ちに、モータをスイッチオンする。既に、注射針の注射前の又は注射動作の間、分与を開始すべきであるならば、このことは、スイッチによって作動させることもできる。このスイッチは、注射針がその注射前又は注射動作の過程中、前方駆動方向に沿った特定の位置に到達したとき、モータをスイッチオンする。
注射針を前方に駆動するために使用される駆動力は、弾性力であることが望ましい。
好ましい実施の形態において、注射装置は、前方駆動方向に対して反対の方向に向け弾性的に偏倚させることができる。注射駆動装置は、モータによって前方駆動方向に対し反対方向に偏倚させることが望ましい。かかる実施の形態において、注射駆動装置は、注射針がモータによって前方に駆動された後、すなわち装填された後、再度、偏倚させることができる。このことは、製剤を再度投与するため自動型注射器を使用することができるか又は空の製剤リザーバの処分を単に容易にすることができることを意味する。
分与駆動装置は出力部材であることが好ましい。該出力部材によって、モータは、直接的に又は1つ又はより多くの連結部材を介してモータと連結係合している出力要素によって移送要素と連結される。ストッパが提供され、該ストッパに抗して出力部材又は連結列内の連結部材を前方駆動方向に向けて停止位置まで動かすことができるようにすることが好ましい。出力部材又は関連する連結部材が停止位置に到達したとき、移送要素を更に駆動することはできない。しかし、モータが駆動方向への駆動を続けるならば、モータは出力部材を介して又はそれに代えて、ストッパと当接する連結部材に介して支持され、このため、モータの継続的な駆動により、分与駆動装置、好ましくはモータの一部は出力部材の出力動作に対して反対の方向に向けて動くようにされる。このことにより、注射装置は前方駆動方向に対し反対方向に偏倚させることができる。
モータと出力部材とが連結する結果となる連結係合状態は、望ましくは前方駆動方向を向いたねじ軸線との螺着係合状態であることが好ましい。連結係合状態は、自動型注射器が注射装置を偏倚させることのできる作用部を有しないならば、ねじ係合部として提供されることも好ましい。
前方への動きを生じさせ且つ注射を実行するのに必要な力を発生させるため、注射駆動装置は、機械的な注射ばねを有することが好ましい。これと代替的に、この力は、圧縮気体リザーバ又は気体発生装置、例えば気体カートリッジにより発生させてもよい。機械的な注射ばね又はかかるばねの幾つかを圧縮気体と共に使用することもできる。しかし、力は機械的な注射ばねのみによって発生させることが好ましい。
モータは、注射駆動装置によって前方駆動方向に動かすことのできる軸受構造体内に受容されることが好ましい。注射駆動装置は、軸受構造体を介して注射装置の前方駆動動作を引き起こすことが好ましい。当初の状態において、軸受構造体は注射駆動装置の力に抗してハウジングと係合状態に保持された基端側位置にある。軸受構造体は、モータの動力源に対する取り付け部を提供することも好ましい。自動型注射器は、作動されたとき、保持係合状態を解放するトリガー要素を有している。
注射針を前方に駆動することを可能にするため、注射針はリザーバに又は好ましくは容器の形態にてリザーバを受容するリザーバホルダに固定され且つ、該リザーバを前方駆動方向に向けて支持することが好ましい。注射針を前方に駆動するため、上記軸受構造体は、リザーバに又は好ましくはかかるリザーバホルダに作用する。この目的のため、軸受構造体は、リザーバ又はリザーバホルダを前方駆動方向に向けて押し且つ前方駆動方向に対し反対方向にリザーバホルダから動いて離れることが好ましい、すなわち、該軸受構造体は、純粋な圧力接触によってリザーバ又はリザーバホルダに又は中間の構造体に作用することが望ましい。リザーバが特にガラスアンプルとすることのできるプランジャによって閉じられたアンプルのような標準的な容器の形態にて提供されるならば、リザーバホルダを使用することが特に有益である。この形式の設計において、注射駆動装置の力を吸収するリザーバは不要であることが望ましい。
従属請求項及びそれらの組み合わせは、上述した特長を完成させるべく有益に互換可能に使用することのできる本発明の望ましい特徴も記載する。
本発明の1つの実施の形態の一例について、図面を参照して以下に説明する。1つの実施の形態のこの例から明らかになる特徴は、各々個別の特徴及び特徴の組み合わせである請求項の主題事項を構成し、また、上述した自動型注射器の説明に関係した有利な効果を提供する。
図1は、自動型注射器を示す長手方向断面図である。該自動型注射器は注射すべき製剤を投与する前の当初の状態にある。この当初の状態において、自動型注射器は、例えば、製剤が直接投与される迄、格納し又は操作することができる。全体として、自動型注射器の形状は細長い注射ペンの形状である。
自動型注射器は、共通の対称の中心軸線Rに沿って互いに動くことができるように互いに接続されたスリーブ形状の基端側ハウジング部分1と、スリーブ形状の末端側ハウジング部分2とを備えるハウジングを有している。軸方向へ動く間、ハウジング部分1、2は軸線Rに沿って互いに直線状に案内される。
注射すべき製剤にて充填されたリザーバ3は末端側ハウジング部分2内に取り付けられ、該リザーバは、前方駆動方向V及び前方駆動方向Vに対して反対の方向に向けて軸線Rに沿って変位させることができ、この間、末端側ハウジング部分2はリザーバ3が動くための直線状ガイドとして作用する。一例として示した実施の形態において、リザーバ3は、容器の形態にて提供される。容器は特に、標準型アンプルとすることができる。前方駆動方向Vに向けて突き出す注射針5がリザーバ3の基端に取り付けられている。プランジャ4は、リザーバ3内に受容され、プランジャは軸線Rに沿って変位させることができる。プランジャ4はリザーバ3を閉塞し、該リザーバを製剤密にする。プランジャ4が前方駆動方向Vに向けて動くため、製剤はリザーバから押し出され且つ中空の注射針5を通して分与される。しかし、注射針5は必ずしも中空である必要はない。製剤は、また、注射針の外周の回りに導くこともできる。リザーバ3がハウジング部分2に対して動くことができ、また、プランジャ4がリザーバ3に対して動くことのできる軸線Rは、以下に前方駆動軸線と称する。リザーバ3はリザーバホルダ6内に受容され、該リザーバホルダ6はリザーバ3を中心決めし、また、リザーバ3は前方駆動方向Vに向けてリザーバホルダ6のストッパに対して当接する。ハウジング部分2はリザーバホルダ6を軸方向に直線状に直接案内する。
ハウジング部分1に対して末端方向に支持され且つリザーバ6にて基端方向に支持された戻しばね7は、リザーバホルダ6をストッパに対して前方駆動方向Vに対して反対方向のハウジング部分2に対して偏倚させ、該ストッパは当初の状態にてハウジング部分1にて軸方向に固定されている。
当初の状態において、ハウジング部分2は末端方向に向けてハウジング部分1に対してその最遠方の位置にあり、この位置にあるとき、ハウジング部分は末端側スリーブ部分と共に、注射針5に対する針防護部を形成する。該スリーブ部分は、注射針5を取り囲み且つその先端を超えて、前方駆動方向Vに向けて突き出している。この最遠方位置から末端方向に向けて、ハウジング部分2は、ハウジング部分1のストッパ1aに抗する前方駆動方向Vに対して反対のハウジング部分1に対して、戻しばね7の力に抗して動くことができる。
基端側ハウジング部分1は、注射駆動装置と分与駆動装置とを備える駆動機構を取り付ける。注射駆動装置は、注射針5を前方に駆動して該注射針が器官の組織、好ましくは人間の皮膚内に且つ(又は)人間の皮膚を突き刺すことを可能にする。分与駆動装置は、注射駆動装置と無関係に作用し、また、注射針5が前方駆動動作を完了したとき、製剤をリザーバ3から注射針5を通して分与する。
分与駆動装置は、特に、駆動ユニットとして電気ステッパモータ10を有する。また、モータ10に対する電源として、電気バッテリ13も提供される。そのモータ軸11によって、モータ10はプランジャ4に対するプランジャロッドを形成する出力部材12に作用する。モータ軸11及び出力部材12は互いに連結係合状態にて連結され、この連結係合状態は、本明細書にて一例として示した実施の形態にて螺着係合部の形態にて提供される。この目的のため、出力部材12には、内ねじ部が設けられており、該内ねじ部は、モータ軸11の外ねじ部と螺着係合し又は連結係合部を構成する。前方駆動軸線Rは、モータ軸11の回転軸線であると共に、同時に、連結係合状態において、モータ軸11及び出力部材12の2つのねじ部のねじ軸線でもある。出力部材12は前方駆動方向Vに向けてプランジャ4に対して当接状態に位置する、すなわち、プランジャ4と出力部材12との間に圧力接触のみが存在し、固定の接続状態は存在しない。
駆動機構は、モータ10を前方駆動方向Vに向けて支持する軸受構造体14も有している。この軸受構造体は、一例として示した実施の形態において、軸受構造体14の内側肩部により形成されたストッパ14aによってモータ10を前方駆動方向に向けて支持する。軸受構造体14は、モータ10に対する取り付け部も提供し、このため、モータ10、すなわちモータ10のステータ部分は前方駆動軸線Vの回りにて軸受構造体14に対して回転することはできない。軸受構造体14は実質的に中空のスリーブであり、その中空断面は肩部14aを基端側及び末端側スリーブ部分に分割する。軸受構造体14は、基端側ハウジング部分1内に取り付けられ、該軸受構造体は、前方駆動軸線Vに沿って前方及び後方に動くことができ且つハウジング部分1によって軸方向に直線状に案内される一方、軸線Rに対して回転するのは阻止される。
注射駆動装置は、特に、力発生装置として注射ばね16を有する。注射ばね16は、軸受構造体14に対し前方駆動方向Vに向けて作用する。該注射ばねは、キャップ17に基端側にて固定され、該キャップはハウジング部分1の基端に取り付けられ且つバッテリ13を介してモータ10にて末端方向に支持されている。このため、注射ばね16は、モータ10及びそのストッパ14aの軸方向支持体を介して軸受構造体14に向けた方向に作用する。
当初の状態において、基端側ハウジング部分1及び軸受構造体14は保持係合状態にあり、このことは、軸受構造体14がハウジング部分1に対して前方駆動方向Vに向けて動くのを阻止し且つ注射ばね16を偏倚した状態に保持することになる。保持係合状態は、例えば、ボール又は球形ピンのような、妨害要素20によって実現される。妨害要素20は、軸受構造体14の凹所19、すなわち妨害要素20の各々に対しそれぞれ設けられた凹所19内に部分的に受容される。凹所19は、軸受構造体14の外面の凹部によって形成される。個別の凹所19に代えて、例えば、軸受構造体14の外面における周方向に伸びる溝の形態にて、全ての妨害要素20に対する共通の1つの凹所を設けることも可能である。凹所19と半径方向に対向して、ハウジング部分1には、その内部に妨害要素20が突き出すオリフィスが設けられている。弾性力は、妨害要素20にて半径方向外方に作用する。しかし、トリガー要素8は、妨害要素20が弾性力の作用の下、凹所19から外に動くのを阻止する。トリガー要素8は、スリーブ部分と、スリーブ部分を基端にて閉塞する基部とを備えている。スリーブ部分により、トリガー要素8は、ハウジング部分1のオリフィスを取り囲み、従って妨害要素20を軸受構造体14の凹所19内に保持する。ハウジング部分1及びトリガー要素8に支持されたばね18は、トリガー要素8をハウジング1に対して基端方向位置に偏倚する。トリガー要素8は、ばね18の弾性力に抗してハウジング部分1に対してハウジング部分1により形成されたストッパ1bまで遠方に前方駆動方向Vに向けて押すことができる。ストッパ1b、ハウジング部分2に対するストッパ1aは、ハウジング部分1の外面にて周方向に伸びる肩部により形成される。
軸受構造体14に関して、該軸受構造体は、その外面にストッパ14bを形成し、このストッパは、一例として示した実施の形態にて、周方向に伸びる段付き端縁の形態をしていることも指摘すべきである。ハウジング部分1は、前方駆動方向Vに対して反対方向にストッパ14bに対するカウンタストッパとして作用する。
案内構造体15が軸受構造体14とリザーバホルダ6との間にて軸方向に配設されており、該案内構造体15によって、軸受構造体14は前方駆動方向Vに向けてリザーバホルダ6に作用する。末端側ハウジング部分2は、案内構造体15を軸方向に向けて直線状に案内しており、案内構造体が回転するのを阻止する、すなわち案内構造体15はハウジング部分2に対して前方駆動方向Vに向けてのみ且つその反対方向にのみ動くことができる。一方にて、案内構造体15と軸受構造体14との間、他方にて、案内構造体15とリザーバホルダ6との間には、各場合にて軸方向への圧力接触状態以外、何も存在しない。案内構造体15は、出力部材12を軸方向に直線状に案内し、該出力部材の回転を阻止し、このため、モータ10の回転動作は、モータ軸11と出力部材12との連結係合状態を介して出力部材12の軸方向への動きを引き起こす。
以下に注射順序を構成する、図2ないし図7に示した手順を参照しつつ、自動型注射器について説明する。
図2には、当初の状態にあり且つ図1と同一である自動型注射器が示されている。ユーザは、当初の状態において、製剤を投与する自動型注射器を皮膚の所望の注射箇所に対して配置し、ハウジング部分2により形成された針防護部が注射箇所を取り囲むようにする。圧力が注射箇所に向けて当てがわられたとき、ハウジング部分2は、前方駆動方向Vに対し反対方向にハウジング部分1に対して動く。ストッパ1aまで遠方へのこの動きは、当初の状態にあるとき、保持係合状態によりハウジング部分1上に支持された戻しばね7の弾性力に抗して実行される。この動きの経路長さは、ストッパ1aによって決定され、注射針5の先端が皮膚の表面から前方にあり、皮膚の表面と未だ接触していない短い距離に位置するようにする。軸受構造体14の保持係合状態を解放するため、ユーザは、次のステップにてトリガー要素8をストッパ1bまで遠方に前方方向Vに向けて押す。停止位置にあるとき、トリガー要素8のスリーブ部分における凹所又はオリフィス9は、動き、このため、これら凹所又はオリフィスが妨害要素20と半径方向に重なり合うようにする。このため、トリガー要素8がその停止位置になると直ちに、妨害要素20は、これらに作用する弾性力によって半径方向外方に動いて凹所又はオリフィス9内に入ると共に、これと同時に軸受構造体14の凹所19から外に出る。これによって、保持係合状態は、解放される。
図2には、トリガー要素8が丁度その停止位置に到達し、保持係合状態が解放されたが、軸受構造体14が未だその前方駆動動作を開始していない一時的な遷移状態にある自動型注射器が示されている。バッテリ13及びモータ10を介して軸受構造体14に作用する注射ばね16は、このとき、弛緩しており、軸受構造体14を前方駆動方向Vに向けて駆動することができる。軸受構造体14は、案内構造体15を介して前方駆動方向Vに向けて動き、このため、該軸受構造体は、リザーバホルダ6と当接する、すなわち注射ばね16は軸受構造体14を介してリザーバホルダ6に作用し且つ該リザーバホルダを前方方向Vに向けて駆動する。戻しばね7は、注射ばね16よりも顕著に弱体ではあるが、しかしそれにもかかわらず、注射ばね16によって生じた前方駆動作用に対抗して無視し得る程度にする。リザーバホルダ6の前方駆動動作のため、リザーバ3及び該リザーバに取り付けられた注射針5は、同様に、軸受構造体14がそのストッパ14bがハウジング部分1のカウンタストッパに対して位置する迄、前方駆動方向Vに向けて動く。このため、前方駆動動作は、前方突き刺し動作に相応し又は注射する場合、注射針5の注射動作に相応する。軸受構造体14の前方駆動動作の経路長さは所望の注射深さに相応する。
図4には、前方突き刺し動作又は注射動作が完了したときの自動型注射器が示されている。注射動作の直後に、モータをスイッチオンにする。前方突き刺し動作又は注射動作は、製剤を分与する操作から時間的に離して行われる、すなわち、これらの動作は、一方が他方の後になるように順次に行われる。
注射動作が終了したとき、案内構造体15は動いて、好ましくは末端側ハウジング部分2と妨害係合状態となり、この妨害係合状態により案内構造体15は、該案内構造体がリザーバ3に対して到達した末端位置に保持される。妨害係合状態は、特に、確実接続状態とすることができる。該妨害係合状態は、案内構造体15が基端方向に向けて動くのを阻止する。更に、注射動作が終了したとき、案内構造体15は、軸受構造体14により接点2aに対して末端方向に押され、該接点2aは、特に、一例として示した実施の形態におけるように末端側ハウジング部分2の形態にて設けることができる。この実施の形態において、例えば、周方向に伸びる環状ウェブのような突起、又はこれと代替的に、基端方向に突き出す単一のカムのみにて接点2aを構成する。案内構造体15には、カウンタ接点が設けられる。接点2a及びカウンタ接点は、信号送信機を構成し、一例として示した実施の形態において、スイッチを構成する。該スイッチは、信号線によってモータ10の制御装置と接続される。接点2aと案内構造体15のカウンタ接点との間の接触状態が確立されたとき、信号送信機は、信号線を介して注射動作が終了した旨の信号を制御装置に送る。次に、制御装置は、例えば、モータ10をバッテリ13と接続することによりモータをスイッチオンする。接点2a及びそのカウンタ接点が制御装置に対する信号送信機として使用されることが好ましいが、接点2a及びカウンタ接点は、スイッチを形成し且つモータ10の電源の回路を直接接続する、すなわち、これらは、この回路のスイッチ要素とすることができる。
信号送信機として作用するため、接点2a及びそのカウンタ接点は、必ずしも接点スイッチを形成する必要はない。従って、接点2a又はそのカウンタ接点は例えば、接点無しにて作用する検出器と置換することもできる。
モータ10は、スイッチオンされると、モータ軸11及び出力部材12における連結係合部を介して作用し、この出力部材は、その線形案内部により前方駆動方向Vに向けて動き、プランジャ4を圧力接点によって駆動する。出力部材12の前方駆動動作は、案内構造体15又はリザーバホルダ6によって提供されるストッパによって制御され、リザーバ3が空になったとき、出力部材12は該リザーバホルダに対して動いて圧力接触する。これと代替的に、前方駆動動作は、リザーバ3に対して前方駆動方向Vに向けて押すプランジャ4によってモータ軸11に作用する力により停止させてもよい。
図5には、リザーバ3が排出されたとき、すなわち、出力部材12及び(又は)プランジャ4が停止位置に配設された状態にある自動型注射器が示されている。モータ10は、出力部材12及び(又は)プランジャ4が停止位置にあるとき、同一の回転方向に向けて依然として回転している。しかし、このとき、モータを出力部材14を介してそのストッパに対して支持されており、このためモータ10は、依然として回転が阻止された出力部材12との連結係合状態により前方駆動方向に対し反対方向に動く。この再設定動作に関して、軸受構造体14はまた、モータ10と接続されており、このため該軸受構造体は、軸方向に動くことができず、このためモータ10は軸受構造体を駆動する。モータ10は、偏倚する注射ばね16の力に抗して再設定動作を許容するのに十分強力であり、軸受構造体14の凹所19は、ハウジング部分1のオリフィスと再度半径方向に重なり合う位置に到達し、ハウジング部分1と軸受構造体14との間の保持係合状態を再確立することができる。モータ軸11のねじ部は、注射動作又はモータ10の再設定動作の長さと出力部材12の最大行程距離の少なくとも合計値を渡って軸方向に伸びる。
図6には、再設定動作が終了した後で保持係合状態が再確立される直前における自動型注射器が示されている。再設定動作は、ハウジング部分1のストッパ、この場合、キャップ17により形成されたストッパによっても制限される。ストッパは、ハウジング部分1のオリフィスが、特にこれらの内部にて半径方向に案内される妨害要素20が軸受構造体14の凹所19と半径方向に重なり合うような位置に配置されている。しかし、妨害要素20は、これらの要素に作用する弾性力のため、トリガー要素8の凹所又はオリフィス9内に外方に依然として偏倚されている。しかし、ユーザがトリガー要素8の圧力を解放する迄、ばね18がトリガー要素8を前方駆動方向Vに対して反対方向にハウジング部分1に対して押す。従って、該ばねは、その凹所又はオリフィス9内に突き出す妨害要素20を経て摺動し、従って、これらの要素を凹所19内に半径方向内方に押す。このため、保持係合状態が再確立され、このため軸受構造体14は注射ばね16の力に抗してハウジング部分1に対して、その基端位置にて再度、確実に係止される。
図6に示した状態にある自動型注射器が注射箇所から再度、除去されると、ハウジング部分2は、同様に戻しばね7の反発的な弾性力のため、ハウジング部分1に対して末端方向に押し戻され、該ハウジング部分は、針防護部を再度形成する。末端方向への動きの結果、案内構造体15の妨害係合状態は解放され、戻しばね7は、案内構造体15が軸受構造体14に対して休止する迄、該案内構造体15を末端方向に押して戻す。このとき、モータ軸11、出力部材12、軸受構造体14及び案内構造体15は、注射前の位置と同一の位置をとる。
図7には、注射後の自動型注射器が示されている。末端側ハウジング部分2は基端側ハウジング部分1から解放させ、また、リザーバ3は新しいリザーバと交換するか、又は単に処分することができる。
自動型注射器の注射針が末端位置をとった当初の状態にある自動型注射器の図である。 製剤が投与されるとき、自動型注射器がとる一連の状態における図1の自動型注射器の図である。 製剤が投与されるとき、自動型注射器がとる一連の状態における図1の自動型注射器の図である。 製剤が投与されるとき、自動型注射器がとる一連の状態における図1の自動型注射器の図である。 製剤が投与されるとき、自動型注射器がとる一連の状態における図1の自動型注射器の図である。 製剤が投与されるとき、自動型注射器がとる一連の状態における図1の自動型注射器の図である。 製剤が投与されるとき、自動型注射器がとる一連の状態における図1の自動型注射器の図である。
符号の説明
1 基端側ハウジング部分
1a ストッパ
1b ストッパ
2 末端側ハウジング部分
2a 接点
3 リザーバ、容器
4 移送要素、プランジャ
5 注射針
6 リザーバホルダ
7 戻しばね
8 トリガー要素
9 オリフィス
10 モータ
11 モータ軸
12 出力要素、プランジャロッド
13 電源、バッテリ
14 軸受構造体
14a ストッパ、肩部
14b ストッパ
15 案内構造体
16 力発生装置、注射ばね
17 キャップ
18 ばね
19 凹所、へこみ部
20 妨害要素
V 前方駆動方向
R 回転軸線、前方駆動軸線

Claims (27)

  1. 自動型注射器において、
    a)注射可能な製剤のリザーバ(3)を有するハウジング(1、2)と、
    b)リザーバ(3)と接続されて、ハウジング(1、2)に対して前方駆動方向に動かれて注射動作を実行することができる注射針(5)と、
    c)注射針(5)の注射駆動装置(14、15、16)と、
    d)分与駆動装置(10、11、12)とを備え、該分与駆動装置は、
    d1)製剤を分与し得るように製剤に作用する移送装置(4)と、
    d2)注射駆動装置(16)に加えて設けられた移送要素(4)のモータ(10)とを備える、自動型注射器。
  2. 請求項1に記載の自動型注射器において、注射駆動装置(14、15、16)は、注射動作の間、モータ(10)を前方駆動方向(V)に向けて動かし、また、モータ(10)により前方駆動方向(V)に対して反対方向に弾性的に偏倚させることができることを特徴とする、自動型注射器。
  3. 請求項1又は2に記載の自動型注射器において、分与駆動装置は出力部材(12)を有し、該出力部材(12)を介してモータ(10)は移送要素(4)と連結係合状態に連結され、このため、出力部材(12)は、停止位置まで遠方にモータ(10)によって前方駆動方向(V)に向けて動かすことができ、また、注射駆動装置(14、15、16)は、この停止位置にてモータ(10)により前方駆動方向(V)に対して反対方向に偏倚させることができることを特徴とする、自動型注射器。
  4. 請求項3に記載の自動型注射器において、停止位置にあるとき、モータ(10)は、それ自体のモータ力によって連結係合状態にて前方駆動方向(V)に対し反対方向に動かすことができることを特徴とする、自動型注射器。
  5. 請求項3又は4に記載の自動型注射器において、連結係合状態は螺着係合状態であることを特徴とする、自動型注射器。
  6. 請求項3ないし5の何れか1つの項に記載の自動型注射器において、出力部材(12)は、モータ(10)により連結係合状態にて前方駆動方向(V)に向けて動かすことができることを特徴とする、自動型注射器。
  7. 請求項3ないし6の何れか1つの項に記載の自動型注射器において、ストッパが提供され、該ストッパに抗して出力部材(12)は、停止位置まで動かすことができることを特徴とする、自動型注射器。
  8. 請求項3ないし7の何れか1つの項に記載の自動型注射器において、出力部材(12)は、好ましくは圧力接触により前方駆動方向(V)に向けて移送要素(4)に直接作用することを特徴とする、自動型注射器。
  9. 請求項1ないし8の何れか1つの項に記載の自動型注射器において、注射駆動装置(14、15、16)は、注射動作の間、直接的に又は1つ又はより多くの中間部材を介してモータ(10)に作用する力発生装置(16)を有することを特徴とする、自動型注射器。
  10. 請求項1ないし9の何れか1つの項に記載の自動型注射器において、注射駆動装置(14、15、16)は、注射動作を引き起こすばね力を発生させる注射ばね(16)であり又は該注射ばね(16)を有することを特徴とする、自動型注射器。
  11. 請求項1ないし10の何れか1つの項に記載の自動型注射器において、モータ(10)は、注射動作が終了したときにスイッチオンされることを特徴とする、自動型注射器。
  12. 請求項1ないし11の何れか1つの項に記載の自動型注射器において、注射駆動装置(14、15、16)の位置を検出する手段として位置検出器(2a)が設けられ、また、モータ(10)は、位置検出器(2a)によりスイッチオンされるが、好ましくは、注射動作が終了する迄、スイッチオンされないことを特徴とする、自動型注射器。
  13. 請求項12に記載の自動型注射器において、位置検出器(2a)は、スイッチ接点(2a)と、モータ(10)の制御を作用させる信号送信機として作用するカウンタ接点と、又はモータ(10)の電源回路内の遮断スイッチとを備えることを特徴とする、自動型注射器。
  14. 請求項1ないし13の何れか1つの項に記載の自動型注射器において、前方駆動方向に向けて動いて製剤を分与することができるようにリザーバ(3)内に受容されると共に、歯車機構(11、12)を介してモータ(10)と連結されたプランジャは、移送要素(4)を形成することを特徴とする、自動型注射器。
  15. 請求項3と組み合わせた、請求項14に記載の自動型注射器において、出力部材(12)は、プランジャを形成し且つ移送要素(4)に対して前方駆動方向(V)に向けて押し、また、前方駆動方向(V)に対して反対方向に移送要素(4)から離れることができることを特徴とする、自動型注射器。
  16. 請求項1ないし15の何れか1つの項に記載の自動型注射器において、モータ(10)は、回転モータ、好ましくは電気モータであることを特徴とする、自動型注射器。
  17. 請求項3と組み合わせた、請求項16に記載の自動型注射器において、モータ(10)は、好ましくは出力部材(12)と連結係合状態の一部を形成するモータ軸(11)を有することを特徴とする、自動型注射器。
  18. 請求項17に記載の自動型注射器において、モータ軸(11)は、前方駆動方向(V)方向に向く回転軸線(R)を有することを特徴とする、自動型注射器。
  19. 請求項1ないし18の何れか1つの項に記載の自動型注射器において、注射駆動装置(14、15、16)は、注射動作の間、分与駆動装置(10、11、12)、リザーバ(3)及び注射針(5)を共に、前方駆動方向(V)に向けて駆動することを特徴とする、自動型注射器。
  20. 請求項1ないし19の何れか1つの項に記載の自動型注射器において、前方駆動方向(V)に対して反対方向への注射針(5)の後退動作を引き起こす戻しばね(7)を更に備える、自動型注射器。
  21. 請求項1ないし20の何れか1つの項に記載の自動型注射器において、注射駆動装置(14、15、16)は、軸受構造体(14)と、力発生装置(16)とを備え、軸受構造体(14)は、前方駆動方向(V)に向けてモータ(10)に対する取り付け支持体を提供すると共に、力発生装置(16)により前方駆動方向(V)に向けてハウジング(1、2)に対して動かすことができることを特徴とする、自動型注射器。
  22. 請求項21に記載の自動型注射器において、注射駆動装置(14、15、16)は、軸受構造体(14)を介して注射針(5)の注射動作を引き起こすことを特徴とする、自動型注射器。
  23. 請求項1ないし22の何れか1つの項に記載の自動型注射器において、分与駆動装置は出力部材(12)を有し、該出力部材(10)により、モータ(10)は移送要素(4)を駆動し、また、出力部材(12)は前方駆動方向(V)に向けて案内する案内構造体(15)を有し、モータ(10)は前方駆動方向(V)に対して反対方向に向けて動かすことができることを特徴とする、自動型注射器。
  24. 請求項23に記載の自動型注射器において、案内構造体(15)は、モータ(10)が前方駆動方向(V)に対して反対方向に動くとき、末端位置にて妨害係合状態に保持されることを特徴とする、自動型注射器。
  25. 請求項1ないし24の何れか1つの項に記載の自動型注射器において、軸受構造体(14)は、注射駆動装置(16)の力発生装置(16)の力に抗して基端位置にてハウジング(1、2)と保持係合状態にあり、作動されたとき、保持係合状態を解放することを可能にするトリガー要素(8)を有することを特徴とする、自動型注射器。
  26. 請求項1ないし25の何れか1つの項に記載の自動型注射器において、容器はリザーバ(3)を形成し、リザーバ(3)を受容すると共に、前方駆動方向(V)に向けてハウジング(1、2)に対して動かすことができるリザーバホルダ(6)を有し、注射針(5)は、リザーバ(3)又は容器ホルダに取り付けられることを特徴とする、自動型注射器。
  27. 少なくとも請求項21と組み合わせた、請求項26に記載の自動型注射器において、軸受構造体(14)は、リザーバ容器(6)を前方駆動方向(V)に向けて押し、また、前方駆動方向(V)に対して反対方向に向けてリザーバホルダ(6)から離れることができることを特徴とする、自動型注射器。
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