JP2008508143A - 自動車用のタイヤ/ホイール組立体 - Google Patents
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Abstract
本発明は、自動車用の取付け型組立体(即ち、タイヤ/ホイール組立体)であって、リムと、前記リムに取り付けられていて、少なくとも半径方向外側面が非常に高いモジュラスの材料で作られている安全支持体と、前記安全支持体周りに前記リムに取り付けられたタイヤケーシングとを有し、前記リムが、その2つの周縁部の各々にリム受座を有し、前記ケーシングのビードが、前記リム受座に取り付けられ、前記リムが、その2つの前記受座相互間に前記安全支持体を受け入れる支承面を有する取付け型組立体に関する。この取付け型組立体は、前記モジュラスの非常に高い材料が、80℃の温度で測定して、50MPaよりも大きな10%伸び率における割線引張モジュラス(E10)を有し、前記組立体は、Pa.sで表され、20℃で測定された粘度の値(それぞれ、η1、η2で示される)を有する潤滑配合物を備え、前記粘度の値は、次の関係式、即ち、0.3s-1の剪断速度では、80<η1<2500、10s-1の剪断速度では、0.1<η2<35を満足することを特徴とする。
Description
本発明は、タイヤケーシング(又は「タイヤ」)とタイヤケーシング内でホイールリムに取り付けられたモジュラスの非常に高い材料で作られている安全支持体とのインターフェースの潤滑に関する。
本発明は、特に、自動車用の取付け型組立体及びかかる組立体において、ケーシング内のインフレーション圧力(膨張圧力)の低下に続くランフラット走行時(扁平走行時)における安全支持体とケーシングとの間の潤滑に関する。
タイヤが減少した圧力又はゼロ圧力で走行(「ランフラット走行(扁平走行)(flat-running)」と称する)しているとき、タイヤケーシングの内側面(内側フェース)の種々の部品相互間又はこの内側面と金属製のタイヤリムとの間の摩擦ゾーンの加熱に起因する劣化を遅らせるために、過去において、タイヤケーシングの内側面にこれら摩擦ゾーン相互間の摩擦を減少させるようになった潤滑(減摩性)配合物を設けることが試みられた。
タイヤ/タイヤ又はリム/タイヤインターフェイスを潤滑できる潤滑配合物が、例えば、仏国特許第2,293,436号明細書(又は米国特許第4,051,884号明細書)及び米国特許第3,946,783号明細書に記載されている。かかる潤滑配合物は、本質的に、公知のように、潤滑剤、例えばアルケンオキシドポリマー(即ち、ポリオキシアルケン)又はグリセリンと、車両が停車状態にあるとき又はタイヤが膨張した状態で車両が走行しているとき、重力に起因する潤滑剤の流動を最小限に抑えるよう潤滑剤の粘度を増大させるようになった増粘剤、例えばシリカとを含む。
近年、膨張圧力が低下した場合にタイヤのトレッドを支持できるようにするためにホイールリムに取り付けられたタイヤ内に特定の安全支持体を設けることによって、減少した膨張圧力又はゼロ膨張圧力で走行する条件下における「取付け型組立体」(即ち、タイヤ/ホイール組立体)の耐久性を向上させる試みがなされた。かかる安全支持体の説明に関しては、例えば、仏国特許第2,746,347号明細書(又は米国特許第5,891,279号明細書)又は国際公開第00/76791号パンフレット(又は米国特許第6,564,842号明細書)を参照されたい。
この関係で、支持体/タイヤ潤滑配合物を試験したが、かかる支持体/タイヤ潤滑配合物は、より具体的には、ランフラット走行及び厳しい負荷の条件下で且つ安全支持体が設けられていない従来の試験と関連した期間よりも明らかに長い期間にわたり支持体と支持体を包囲しているタイヤケーシングの内側面との間の摩擦を減少させるようになっている。かかる潤滑配合物は、例えば、仏国特許第2,480,201号明細書(又は英国特許第2,074,955号明細書)、仏国特許第2,415,551号明細書(又は英国特許第2,013,143号明細書)、国際公開第02/04237号パンフレット(又は米国特許第2003/087766号明細書)に記載されている。これら潤滑配合物は通常、タイヤケーシングをリムに取り付ける前にタイヤケーシングの内側面に被着される。
取付け型組立体の製造業者にとっての永続的に目指している1つの目的は、これら取付け型組立体及びかくして支持体それ自体の重量を比較的「通気される」支持構造体、即ち、例えば上述の国際公開第00/76791号パンフレットに記載されているできるだけ重量の少ない支持構造体の使用により減少させることである。
この試みを続けて重量を減少させるには、今日、ランフラット走行条件下における取付け型組立体の動作温度に近い温度、即ち、約80℃に関し典型的には50MPa以上、好ましくは60MPa以上の非常に高い引張弾性率(モジュラス)を有する支持体材料を用いる方向に目を向けることが必要である。かかる材料を用いると、支持体の荷重支持構造の厚さを著しく減少させることができる。
しかしながら、タイヤの応力を支持体に伝達する部分のこの減少及びかくして結果としての接触圧力の増大に起因して、非常に過酷な条件下におけるランフラット走行時のタイヤケーシングの内側面への損傷の恐れをもはや完全に回避することはできず、これは、取付け型組立体の全体的耐久性を低下させやすい。
このような研究を続けている際に、本出願人は、ランフラット走行中における耐久性の観点において、扁平(フラット)タイヤで走行しているとき、支持体に加わる400〜800daNの荷重範囲に関し、支持体とタイヤとの間に典型的には50バールよりも高い(例えば70〜120バール)の非常に高い接触圧力を保証できるモジュラスの非常に高い支持体の特定の要求に応えることが判明した特定の粘度特性を持つ特定の潤滑配合物を発見した。
したがって、本発明は、自動車用のタイヤ/ホイール組立体であって、リムと、前記リムに取り付けられていて、少なくとも半径方向外側面(外側フェース)が非常に高いモジュラスの材料で作られている安全支持体と、前記安全支持体周りに前記リムに取り付けられたタイヤケーシングとを有し、前記リムが、その2つの周縁部の各々にリム受座を有し、前記ケーシングのビードが、前記リム受座に取り付けられ、前記リムが、その2つの前記受座相互間に前記安全支持体を受け入れる支承面を有するタイヤ/ホイール組立体において、
・前記モジュラスの非常に高い材料は、80℃の温度で測定して、50MPaよりも大きな10%伸び率における割線引張モジュラス(E10)を有し、
・前記組立体は、Pa.sで表され、20℃で測定された粘度の値(それぞれ、η1、η2で示される)を有する潤滑配合物を備え、前記粘度の値は、次の関係式、即ち、
・0.3s-1の剪断速度では、80<η1<2500
・10s-1の剪断速度では、0.1<η2<35
を満たすことを特徴とする組立体に関する。
・前記モジュラスの非常に高い材料は、80℃の温度で測定して、50MPaよりも大きな10%伸び率における割線引張モジュラス(E10)を有し、
・前記組立体は、Pa.sで表され、20℃で測定された粘度の値(それぞれ、η1、η2で示される)を有する潤滑配合物を備え、前記粘度の値は、次の関係式、即ち、
・0.3s-1の剪断速度では、80<η1<2500
・10s-1の剪断速度では、0.1<η2<35
を満たすことを特徴とする組立体に関する。
好ましくは、本発明の取付け型組立体は、リムに向いたケーシングの半径方向内側面に潤滑配合物を備えている。
本発明は、以下の詳細な説明及び添付の図面を参照すると容易に理解されよう。
II.発明の詳細な説明
本明細書の説明において、別段の指定がなければ、示されている百分率(%)は全て、質量%である。
本明細書の説明において、別段の指定がなければ、示されている百分率(%)は全て、質量%である。
本発明の取付け型組立体の耐久性の点で高い性能を持つ潤滑の機能を実行するため、用いられた潤滑配合物(「グリース」)は、それぞれPa.sで表され、20℃で測定されたη1,η2で示された粘度値を持つ本質的な特徴を有し、これら粘度値は、以下の関係式、即ち、
・0.3s-1の剪断速度では、80<η1<2500
・10s-1の剪断速度では、0.1<η2<35
を満足する。
・0.3s-1の剪断速度では、80<η1<2500
・10s-1の剪断速度では、0.1<η2<35
を満足する。
この特定の潤滑配合物は、通常の走行条件下(即ち、ランフラット走行前)では流動せず、ランフラット走行時に、モジュラスの非常に高い材料で作られた安全支持体の場合、これまで知られている潤滑配合物で得られる潤滑作用及び耐久性と比較して、潤滑作用及び耐久性が共に向上するという利点を有している。
粘度(η)は、コーン/プレート形の回転レオメータ、例えば、サーモ−ハーケ(Thermo-Haake)社により市販されているレオメータ“RheoStress”(登録商標)1(又は“RS1”)(データの処理のためにコンピュータ又はソフトウェアに結合される)を用いて測定できる。
使用されるコーン(C35/4Ti)は、35mmの直径及び4°の角度を有する。分析されるべきグリースのサンプルをプレートの中央に収納し、0.3s-1の剪断速度で5分のサンプル安定化期間後、見掛粘度を、0.3s-1、1.0s-1、3.0s-1及び10s-1の剪断速度で少なくとも30秒の連続した安定化ステップによって、制御された剪断速度で測定する。η1,η2は、レオメータのRheo Win(登録商標)ソフトウェアにより公知の仕方で計算する。
得られた耐久性の観点における利点に加えて、上述の範囲内での粘度を調整することにより、以下の点、即ち、
−過度に高い流動性に起因して、休止又は停止状態での配合物の寄生流れが生じ、それにより通常の条件下(定格膨張圧力状態)下においてその後に走行中、アンバランスの問題を生じさせる恐れ、
−過度に低い流動性に起因して、ランフラット走行条件下において、耐久性にとって有害な安全支持体周りの配合物の不均一な分布が生じる恐れ、
を回避することができる。
−過度に高い流動性に起因して、休止又は停止状態での配合物の寄生流れが生じ、それにより通常の条件下(定格膨張圧力状態)下においてその後に走行中、アンバランスの問題を生じさせる恐れ、
−過度に低い流動性に起因して、ランフラット走行条件下において、耐久性にとって有害な安全支持体周りの配合物の不均一な分布が生じる恐れ、
を回避することができる。
好ましくは、上述の全ての理由で、次の関係式、即ち、
150<η1<2000及び0.2<η2<32
が満たされる。
150<η1<2000及び0.2<η2<32
が満たされる。
より好ましくは、次の関係式、即ち、
350<η1<1500
が満たされる。
350<η1<1500
が満たされる。
上述の粘度特性を有する潤滑配合物は好ましくは、少なくとも、潤滑剤及び増粘剤を主成分としている。
好ましくは、この潤滑剤は、鉱物油、シリコーン油、グリセリン、グリセリン及び脂肪酸のエステル、クロロフルオロカーボンポリマー、ポリオキシアルケン、及びこれらの化合物の混合物から成る群から選択される。
より好ましくは、この潤滑剤は、グリセリン、ポリオキシアルケン及びこれら化合物の混合物から成る群から選択される。
使用できるポリオキシアルキレン(又はポリオキシアルケン)の一例は、具体的にはポリアルキレングリコールである。アルキレン(又はアルケン)は好ましくは、エチレン、プロピレン及びブチレン、特に、エチレン及び(又は)プロピレンの中から選択される。本発明の特に好ましい実施形態によれば、酸化エチレン及び酸化プロピレンのポリマーのコポリマー又は混合物が用いられる。コポリマーの場合、このコポリマーは、モル分率が好ましくは40〜80%(特に50〜70%)の酸化エチレンに由来する構成単位及びモル分率が好ましくは20〜60%(30〜50%)の酸化プロピレンに由来する構成単位から成る。
好ましくは、用いられるポリオキシアルケンは、以下の特徴、即ち、
−1,000〜10,000g/モル、より好ましくは2,000〜6,000g/モルの数平均分子量(Mn)、
−1.5未満、好ましくは1.3未満の多分子性指数(Ip)(注記:Ip=Mw/Mn、Mwは、重量平均分子量)
−100〜1500mPa.s、好ましくは200〜1000mPa.sの見掛粘度のうち少なくとも1つ、より好ましくは全てを有し、粘度は、1999年6月の欧州及び世界規格EN ISO2555に従って23℃で測定される(ブルックフィールドプロセスによる粘度、タイプAの回転粘度計、20rpmの回転速度、スピンドル番号2、モデルRVT)。
−1,000〜10,000g/モル、より好ましくは2,000〜6,000g/モルの数平均分子量(Mn)、
−1.5未満、好ましくは1.3未満の多分子性指数(Ip)(注記:Ip=Mw/Mn、Mwは、重量平均分子量)
−100〜1500mPa.s、好ましくは200〜1000mPa.sの見掛粘度のうち少なくとも1つ、より好ましくは全てを有し、粘度は、1999年6月の欧州及び世界規格EN ISO2555に従って23℃で測定される(ブルックフィールドプロセスによる粘度、タイプAの回転粘度計、20rpmの回転速度、スピンドル番号2、モデルRVT)。
潤滑剤のマクロ構造(Mw及びMn)は、35℃の温度で排除クロマトグラフィーによって決定され(1ml/分の流量における溶剤テトラヒドロフラン、1g/lの濃度、ポリスチレンの質量による較正、差動屈折率計から成る検出器)、酸化エチレン構成ユニットと酸化プロピレン構成ユニットのモル比は、NMRにより公知の仕方で求められる。
有利には、該当する場合には例えば単純な洗浄により取付け型組立体から製品を取り出すことができる水溶性等級の潤滑剤、特にポリオキシアルケンが用いられる。
増粘剤に関し、これは好ましくは、シリカ、シリケート(例えば、ベントナイト又はアルミノシリケート)、多糖類(例えば、セルロース、セルロース誘導体、例えば、カルボキシメチルセルロース又はキサンタンガム)、脂肪酸のアルカリ塩(Li、K、Na)、ゴム及びこれら化合物の混合物から成る群から選択される。
好ましくは、シリカ、例えば、沈降又は好ましくはヒュームドシリカ、例えば、好ましくは450m2/g未満のBET及びCTAB比表面積を持つシリカが用いられる。
本明細書では、BET比表面積は、「ザ・ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサイエティ(The Journal of the American Chemical Society)」,第60巻,1938年2月,309頁に記載されたブルナウワー−エメット−テラー(Brunauer-Emmett-Teller)の方法を用い、より正確に言えば、1996年12月の仏国規格NF ISO 9277(マルチポイント容積法(5ポイント)−ガス:窒素−ガス抜き:160℃で1時間−非圧力p/poの範囲:0.05〜0.15)に従ってガスの吸収度により求められる。CTAB比表面積は、1987年11月の仏国規格NF T 45-007(方法B)に従って求められた外部表面積である。
好ましくは、50〜350m2/gのBET表面積を備えたシリカが用いられた。350m2/gよりも大きいと、本発明の取付け型組立体の耐久性は、最適値から外れる場合があり、これに対し、50m2/g未満では、配合物の強化具合が、悪影響を受ける。これらの理由で、より好ましくは100〜250m2/gのBET表面積を持つシリカが選択されることになろう。
ランフラット走行時における耐久性を最適レベルに保つため、シリカの量は、好ましくは、4.0%〜7.5%、より好ましくは4.5%〜7.0%であり、例えば、約5%〜6%の範囲のシリカである。多くの場合、約5%(又は5±0.3%)という比較的少ない量のシリカで十分である。
例えば上述したポリオキシアルケン及びシリカを主成分とする好ましい潤滑配合物の有利な一特徴は、これが水の存在を必要としないということであり、それにより潤滑剤と増粘剤の相互作用が促進される。「非水系」又は非水系タイプのと呼ばれるのはこの理由である。ただし、この潤滑配合物は、少量の水の存在に耐えることができるが、必ず損傷が生じる。「非水系」配合物は、本発明の用途では、好ましくは2重量%未満、より好ましくは1重量%未満の水(潤滑配合物の重量を基準とした%)を含む配合物を意味するものと理解されたい。
好ましくは、本発明の取付け型組立体の潤滑配合物は、更に、任意他の揮発性の液体を含んでおらず、揮発性液体、例えば、アルコールは、150℃以下の温度で揮発可能である。
この潤滑配合物は、本発明の特定の実施形態によれば、種々の添加剤、例えば、酸化防止剤、着色剤、殺菌剤、イオン性界面活性剤又は非イオン性界面活性剤を更に含むのがよく、これら添加剤の各々の量は好ましくは、2%(配合物の重量を基準とした%)未満である。
本明細書における説明及び実施形態の実施例に照らして、当業者であれば、処方を適合させるだけでなく選択した潤滑配合物の製造条件(温度、混合速度及び混合時間)を適合させることにより、粘度η1,η2を推奨範囲内に容易に調節すると共に適合させることができる。
したがって、上述の潤滑配合物は、非常に高い引張モジュラスの材料で作られた支持体に特に向いており、この引張モジュラスは、50MPa以上(好ましくは50〜130MPa)、より好ましくは60MPa以上(特に60〜120MPa)である。
別段の指定が無ければ、引張モジュラスの測定は、規格ASTM D 638(試験片番号IV)に従って80℃の温度で行われ、即ち、E10と呼ばれ、MPaで表される10%伸び率における「真の」(即ち、試験片の実際の断面に合わせて換算された)割線モジュラスを200mm/分の牽引速度で2回目の伸びの際に(即ち、適応サイクル後に)測定する。
モジュラスの非常に高い材料は、支持体全体又は少なくとも走行条件下においてタイヤのケーシングの内部と接触状態にあるその外側面を構成するのがよい。
好ましくは、熱可塑性エラストマー(略して“TPE”という)が用いられ、このTPEは、特に、再利用可能であり、その製造のために必要な工業的サイクル時間が短く、更に、容易に再現できる機械的性質を有するという利点を備えている。
TPEエラストマーは、公知のように、処理温度が400℃未満であり、例えば射出成形又は押し出し成形のような変換方法を考慮に入れることができる流動学的性質を備えた線状弾性ポリマーである。このTPEエラストマーは、例えば、2つの不相溶性相を有する構造であることを特徴とし、一方の相は、このようにしてエラストマー相中に分散された鎖の熱可塑性シーケンスを結合する。その線状ポリマー構造も又、硬質結晶質シーケンス及び軟質非晶質シーケンスで構成されているのがよい。
以下の一覧表示を限定的なものとして考えないことを条件として、以下を挙げることができる。
a)周期的な(連続的な)スチレン/ブタジエン、スチレン/イソプレンコポリマー、
b)ポリオレフィン、プロピレンのホモポリマー又はコポリマーとタイプEPM又はタイプEPDMの非加硫エラストマー(エチレン又はプロピレンゴム)の物理的混合物に由来する熱可塑性エラストマー、
c)ポリエーテル−ポリエステルアミドブロック、硬質ポリアミドセグメントの線状の規則的な結合及び軟質ポリエーテル又はポリエステルセグメントの線状の規則的な結合、
d)ポリエステルのエラストマー。
a)周期的な(連続的な)スチレン/ブタジエン、スチレン/イソプレンコポリマー、
b)ポリオレフィン、プロピレンのホモポリマー又はコポリマーとタイプEPM又はタイプEPDMの非加硫エラストマー(エチレン又はプロピレンゴム)の物理的混合物に由来する熱可塑性エラストマー、
c)ポリエーテル−ポリエステルアミドブロック、硬質ポリアミドセグメントの線状の規則的な結合及び軟質ポリエーテル又はポリエステルセグメントの線状の規則的な結合、
d)ポリエステルのエラストマー。
支持体に適したモジュラスの非常に高い材料の他の例は、スチール、アルミニウム、ポリアミド、ポリプロピレン又はモジュラスの非常に高いポリウレタンであり、上述のポリマーは、場合によっては、公知のように、補強充填材、例えば、ガラス繊維又はガラスビーズで補強される。
好ましい例を挙げると、本発明は有利には、安全支持体に具体化され、この安全支持体は、本質的に、添付の図1及び図2を参照すると、全体として環状形態のベース2と、半径方向外壁に長手方向溝5が設けられた(任意的に)実質的に環状のクラウン3と、ベース2とクラウン3を連結する環状本体4とを有している。
図2は、支持体1の機能を特に示しており、この支持体の機能は、膨張圧力がタイヤ8から深刻な程度まで失われた場合にタイヤ8(そのリム9に取り付けられている)のトレッド7を支持することにある。
図2の断面は、かかる支持体1の特定の例を示しており、この支持体1は、環状本体4の第1の中実部分4aを有すると共に環状本体4の実質的に半分以上にわたって軸方向に延び、実質的に軸方向において外部に開口した切欠き(図1も参照)で形成されている第2の部分4bを更に有している。これら切欠き4bは、環状本体4の周囲全体にわたって規則的に分布して設けられており、これら切欠きは、仕切り6を構成し、これら仕切りは、クラウン3と支持体1のベース2との直接的な半径方向連結を保証している。切欠き4b及びかくして仕切り6は、支持状態での走行中通常の支持を可能にするのに十分数が多い。
本発明は、有利には、支持構造体が上述の国際公開第00/76791号パンフレット(又は米国特許第6,564,842号明細書)に開示されている取付け型組立体に利用され、この取付け型組立体は特に、
−リム周りに装着されるようになった実質的に円筒形のベースと、
−圧力が失われた場合でもトレッドと接触するようになっていて、定格圧力ではこのトレッドに対して隙間を残す実質的に円筒形のクラウンと、
−ベースとクラウンを連結する環状本体とを有し、この本体は、周方向中間平面と周方向に連続した支持要素を有し、この支持要素は、
−周方向中間平面の各側で軸方向に延び、支持体の周囲全体にわたって分布して設けられた複数の仕切りと、
−実質的に周方向に延び、各々が2つの隣り合う仕切りの支持体の同一の側に配置された2つの端部を連結する接合要素とを有し、これら接合要素は、仕切りの各側に連続して交互に配置されており、
かかる支持体は、仕切りがこれらの側方端部に対するこれらの中央部分が環状本体の半径方向加重下における耐座屈性を強化するようになっていることを特徴とする。
−リム周りに装着されるようになった実質的に円筒形のベースと、
−圧力が失われた場合でもトレッドと接触するようになっていて、定格圧力ではこのトレッドに対して隙間を残す実質的に円筒形のクラウンと、
−ベースとクラウンを連結する環状本体とを有し、この本体は、周方向中間平面と周方向に連続した支持要素を有し、この支持要素は、
−周方向中間平面の各側で軸方向に延び、支持体の周囲全体にわたって分布して設けられた複数の仕切りと、
−実質的に周方向に延び、各々が2つの隣り合う仕切りの支持体の同一の側に配置された2つの端部を連結する接合要素とを有し、これら接合要素は、仕切りの各側に連続して交互に配置されており、
かかる支持体は、仕切りがこれらの側方端部に対するこれらの中央部分が環状本体の半径方向加重下における耐座屈性を強化するようになっていることを特徴とする。
本発明は、特に、仕切りが、一方の側方端部から他方の側方端部まで、これらの曲率の方向の数回の反転部(例えば、3つ又は4つ)を有し、特に、これら仕切りが、例えば、図3に例示として示されているように、互いに対して周方向にずれた状態で実質的に軸方向に延びる少なくとも2つの部分及び更に第3の接合部分を有する支持体に利用される。
この図3は、支持体1の支持要素として役立ち得る環状本体の一例の断面図であり、その仕切り62は、これらの幅の曲率の数回の反転部を有している。より正確に説明すると、仕切り62は、直線状セグメントから成り、これらの曲率方向の少なくとも3つの反転部を有している。これら仕切りは、軸方向に配向した2つの側方部分64を有し、これら側方部分は、一方において、中央部分65により他方において周方向に対して30°に近い平均配向角度γの側方端部66により接合要素63に連結されている。仕切り62の軸方向配向の2つの部分64と中央接合部分65との間の平均配向角のばらつきαは、例えば、40°台である。
II.実施形態の実施例
以下の実施形態の実施例では、各支持体1のmm単位で表された特徴的な寸法(それぞれ、幅−内径−高さ)は、115−420−45であった。
以下の実施形態の実施例では、各支持体1のmm単位で表された特徴的な寸法(それぞれ、幅−内径−高さ)は、115−420−45であった。
各支持体1は、有利には80℃で70MPa以上の非常に高いモジュラス(E10)の材料で作られていた。この支持体は、例えば、国際公開第02/24476号パンフレット(又は米国特許出願公開第2003/0168142号明細書)に記載されている数個のリングで構成されたグリッド(補強アーマチュア)により補強されていた。
モジュラスの非常に高いこのTPE(デュポン・ド・ネムール(Du Pont de Nemours)社製のHytrel(登録商標)−E10は、約75MPa)の使用により、約6mmの非常に小さな厚さの仕切りを備えた支持体を製作することができた。
5つの潤滑配合物C−1〜C−5(これらのうち、C−3〜C−5は、本発明に従って構成され、C−1及びC−2は、本発明に従って構成されてはいない)をこれらの処方及び(又は)製造条件(混合速度及び混合時間)の調整により調製した。その目的は、これらの粘度η1,η2を以下の表1に示す範囲内で変化させることにある。本発明の配合物に関し、混合を好ましくは、混合の開始から1回又は2回以上の段階で増粘剤全体を混入して高い剪断応力で30分未満実施した。
配合物C−1〜C−4は全て、増粘剤として5%〜6%のヒュームドシリカ(“Cabosil M5”-BETは、約200m2/gに等しい)及び潤滑剤として、ユニケマ(Uniqema)社から“Emkarox VG 379W”という名称で市販されている酸化エチレンと酸化プロピレンのコポリマー(粘度=650mPa.s−Mn=5500g/モル−Mw=6800g/モル、Ip=1.25−酸化エチレン構成単位と酸化プロピレン構成単位のモル比は、それぞれ59%及び41%)を含む。これら配合物C−1〜C−4では、1%の酸化防止剤を除き添加剤を潤滑配合物には添加しておらず、したがって、潤滑配合物は本質的に、潤滑剤とシリカの上述の組み合わせから成る。配合物C−5は、潤滑剤としてグリセリン(78.6%)及び水(19.7%)と、増粘剤として1.6%のキサンタンガムと、0.1%の界面活性剤とから成る。
次に、ランフラット走行時における上述の潤滑配合物を試験するため、手順は次の通りであった。即ち、配合物の各々を同一の測定重さ(120g)で対応のタイヤの内側面の中間ゾーンに被着することにより同一のタイヤに配合物C−1〜C−5を設けた。このゾーンは、その対称面として実質的にタイヤの赤道面を有していた。次に、これらタイヤを、例えば図1〜図3と関連して上述した同一の安全支持体があらかじめ取り付けられている図2に示すような同一のリムに取り付けた。
ブランドである「ルノー(RENAULT)」(モデル“SCENIC”)の自動車に取り付けられるようになったこのようにして得られた各取付け型組立体(それぞれ、A−1〜A−5で示されている)の特徴的な寸法は、195mm−620mm−420mm(それぞれタイヤケーシング幅−タイヤケーシングの直径−リムの直径)であった。
試験の要件に関し、穴あけ(直径6mmのドリルを使用)を、各取付け型組立体に設けられたタイヤのトレッドの幅半分のところでこのトレッドの溝底の半径方向内側寄りで行った。
次に、これら車両に関して連続走行試験を行ったが、これら車両の取付け型組立体(右前)(それぞれA−1〜A−5で示されている)のうちの1つは、その特定の潤滑配合物(それぞれC−1〜C−5)を有し、かかる取付け型組立体は、この前の穴あけにより各試験の開始からランフラット走行状態であった。
このランフラット走行の特定の条件は次の通りであり、即ち、ホイールに加わる荷重は、450kg、平均走行速度は、100km/時、走行に関する周囲温度は、25℃であり、走行は、モータウェイ形のサーキット場で行われた。
各試験を停止させる判断基準は、安全支持体及び(又は)タイヤの破壊が生じる前に達成された走行マイル数であり、或いは、積極的な試験の場合、取付け型組立体への損傷無しに所要の最短走行マイル数(300km)の達成である。
これら試験についての前置きとして、かくして本発明と一致していない配合物C−1,C−2を含む試験対象の配合物C−1〜C−5は全て、低いモジュラス(80℃で50MPa以下のモジュラス)の従来型材料で作られた支持体の場合、優れた耐久性(300km以上にわたる走行距離)を示し、これら支持体は、ジエン系ゴム(モジュラスE10が、約80℃で12MPaに等しい)又はポリウレタン(E10が、約80℃で35MPaに等しい)のいずれかのものであることに注目されるべきである。
得られた結果は、以下の表1に記載されており、耐久性の結果(“D”)が良好であればあるほど、走行距離はそれだけ一層長くなり、表示“D>300km”は、試験を意図された300kmのランフラット走行後に停止させたことを意味しているに過ぎない。
これら結果は、コントロール組立体(A−1及びA−2)と比較して本発明の取付け型組立体(A3〜A−5)の優位性を明らかに立証しており、本発明の取付け型組立体は各々、300kmを超える距離に及び、これは、したがって、コントロール取付け型組立体と比較して明らかに向上している。
したがって、本発明の取付け型組立体について選択された潤滑配合物は、モジュラスの非常に高い材料で作られた支持体の場合、塗布した潤滑配合物の量が比較的少ない場合であっても、取付け型組立体のランフラット走行時、優れた耐久性をもたらすことができる。
本発明の取付け型組立体は、事実、200g未満、より好ましくは150g未満の潤滑配合物で機能することができるという有利な特徴を有し、100g未満の量(例えば、40〜80g台)は、多くの場合において十分であることが判明した。
かくして、取付け型組立体の耐久性と、支持体のためのモジュラスの非常に高い材料の使用という2つの本来的には矛盾した方針が「両立」している。
Claims (36)
- 自動車用のタイヤ/ホイール組立体であって、リムと、前記リムに取り付けられていて、少なくとも半径方向外側面が非常に高いモジュラスの材料で作られている安全支持体と、前記安全支持体周りに前記リムに取り付けられたタイヤケーシングとを有し、前記リムが、その2つの周縁部の各々にリム受座を有し、前記ケーシングのビードが、前記リム受座に取り付けられ、前記リムが、その2つの前記受座相互間に前記安全支持体を受け入れる支承面を有するタイヤ/ホイール組立体において、
・前記モジュラスの非常に高い材料は、80℃の温度で測定して、50MPaよりも大きな10%伸び率における割線引張モジュラス(E10)を有し、
・前記組立体は、Pa.sで表され、20℃で測定された粘度の値(それぞれ、η1、η2で示される)を有する潤滑配合物を備え、前記粘度の値は、次の関係式、即ち、
・0.3s-1の剪断速度では、80<η1<2500
・10s-1の剪断速度では、0.1<η2<35
を満たす、組立体。 - 次の関係式、即ち、
・150<η1<2000
・0.2<η2<32
が満たされる、請求項1記載の組立体。 - 次の関係式、即ち、
・350<η1<1500
が満たされる、請求項2記載の組立体。 - 前記潤滑配合物は、潤滑剤として、鉱物油、シリコーン油、グリセリン、グリセリン及び脂肪酸のエステル、クロロフルオロカーボンポリマー、ポリオキシアルケン、及びこれらの化合物の混合物から成る群から選択された物質を含む、請求項1〜3のうちいずれか一に記載の組立体。
- 前記潤滑剤は、グリセリン、ポリオキシアルケン及びこれら化合物の混合物から成る群から選択される、請求項4記載の組立体。
- 前記潤滑剤は、グリセリンである、請求項5記載の組立体。
- 前記潤滑剤は、ポリオキシアルケンである、請求項5記載の組立体。
- 前記ポリオキシアルケンは、ポリアルケングリコールである、請求項7記載の組立体。
- 前記ポリオキシアルケンのアルケンは、エチレン、プロプロピレン及びブチレンから成る群から選択される、請求項7又は8記載の組立体。
- 前記ポリオキシアルケンは、酸化エチレン及び酸化プロピレンのポリマーのコポリマー又は混合物である、請求項9記載の組立体。
- 前記ポリオキシアルケンは、酸化エチレン及び酸化プロピレンのコポリマーであり、前記コポリマーは、モル分率が40〜80%の酸化エチレンに由来する構成単位及びモル分率が60〜20%の酸化プロピレンに由来する構成単位から成る、請求項10記載の組立体。
- 前記コポリマーは、モル分率が50〜70%の酸化エチレンに由来する構成単位及びモル分率が50〜30%の酸化プロピレンに由来する構成単位から成る、請求項11記載の組立体。
- 前記ポリオキシアルケンは、1,000〜10,000g/モルの数平均分子量を有する、請求項7〜12のうちいずれか一に記載の組立体。
- 前記ポリオキシアルケンは、2,000〜6,000g/モルの数平均分子量を有する、請求項13記載の組立体。
- 前記ポリオキシアルケンは、1.5未満の多分子性指数を有する、請求項7〜14のうちいずれか一に記載の組立体。
- 前記ポリオキシアルケンは、1.3未満の多分子性指数を有する、請求項15記載の組立体。
- 前記ポリオキシアルケンは、100〜1500mPa.sの見掛粘度を有する、請求項7〜16のうちいずれか一に記載の組立体。
- 前記ポリオキシアルケンは、200〜1000mPa.sの見掛粘度を有する、請求項17記載の組立体。
- 前記潤滑配合物は、増粘剤として、シリカ、シリケート、多糖類、脂肪酸のアルカリ塩(Li、K、Na)、ゴム及びこれら化合物の混合物から成る群から選択された物質を更に含む、請求項1〜18のうちいずれか一に記載の組立体。
- 前記増粘剤は、シリカである、請求項19記載の組立体。
- 前記シリカの量は、4.0%〜7.5%である、請求項20記載の組立体。
- 前記シリカの量は、4.5%〜7.0%である、請求項21記載の組立体。
- 前記シリカは、450m2/g未満のBET比表面積を有する、請求項20〜22のうちいずれか一に記載の組立体。
- 前記シリカは、50〜350m2/g未満のBET比表面積を有する、請求項23記載の組立体。
- 前記シリカは、100〜250m2/g未満のBET比表面積を有する、請求項24記載の組立体。
- 前記潤滑配合物は、2%未満の水(潤滑配合物の重量を基準とした%)を含む、請求項1〜25のうちいずれか一に記載の組立体。
- 前記潤滑配合物は、1%未満の水(潤滑配合物の重量を基準とした%)を含む、請求項26記載の組立体。
- 前記組立体は、前記リムに向いた前記ケーシングの半径方向内面に設けられた前記潤滑配合物を有する、請求項1〜27のうちいずれか一に記載の組立体。
- 80℃で測定したE10は、50〜130MPaである、請求項1〜28のうちいずれか一に記載の組立体。
- 80℃で測定したE10は、60MPa以上である、請求項1〜29のうちいずれか一に記載の組立体。
- 80℃で測定したE10は、60〜120MPaである、請求項30記載の組立体。
- 前記モジュラスの非常に高い材料は、熱可塑性エラストマー(TPE)である、請求項1〜31のうちいずれか一に記載の組立体。
- 前記組立体は、200g以下の潤滑配合物を含む、請求項1〜32のうちいずれか一に記載の組立体。
- 前記組立体は、150g以下の潤滑配合物を含む、請求項33記載の組立体。
- 前記組立体は、100g以下の潤滑配合物を含む、請求項34記載の組立体。
- 前記組立体は、40〜80gの潤滑配合物を含む、請求項35記載の組立体。
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