JP2008508041A - 飲料準備用カートリッジ、機械、システム及び方法 - Google Patents

飲料準備用カートリッジ、機械、システム及び方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、いろいろな高さを有する飲料カートリッジ(1)を収容する調整ヘッド(250)及び水媒体を前記飲料カートリッジを貫通させ、前記カートリッジに入っている1またはそれ以上の飲料原料から飲料を作る手段を備えている飲料準備機械(201)を提供する。調製ヘッドは、第1の部分(256)及び第2の部分(255)を備え、第1及び第2の部分は、前記飲料カートリッジが調製ヘッド内に収容され得る開いた位置及び前記飲料カートリッジが第1及び第2の部分との間に確定されている調製ヘッド空間内に固定して保持され得る閉じた位置から互いに移動可能である。調製ヘッドの第1の部分は、第1及び第2の部分が閉じた位置にあるとき、クランプ部材(500)の末端部(501)及び第2の部分(255)が互いから一定の距離(D)にあるように、調製ヘッド空間内で第2の部分に向かって途中まで延びているクランプ部材(500)を備えている。使用に際し、いろいろな高さを有する飲料カートリッジは、クランプ部材の末端部と第2の部分との間で調製ヘッド空間内にクランプされ得る。飲料カートリッジ、飲料カートリッジシステム及び1回限りのろ過された飲料の準備方法がまたクレームされている。

Description

本発明は、飲料準備用カートリッジ、機械及びシステムに関する。
予め計量された量の1杯またはそれ以上の飲料原料が入っているカートリッジから、コーヒー、お茶及びチョコレート飲料のような1回限りの飲料の準備のための機械及びシステムを提供することは知られている。計量供給される飲料の濃さは、水を供給して、原料または調製された調合物を薄めることで変えられ得る。
しかしながら、例えば、コーヒーのようないくつかの飲料の場合、1回限りの供給において、より濃い飲料及びまたはより大量の飲料への要求がある。粒状または液体形状で、大量及びまたは濃い飲料が一定の容量のカートリッジから供給されることを可能とするために、濃縮された飲料原料を提供する試みがなされてきた。しかしながら、これらの試みは、1つには、粒状及び液状ベースの調合物と炒られ且つ挽かれた原料に基づく調合物との間の味の差のせいで、ほとんど成功しなかった。別の解決法は、単に大量の飲料には大きなカートリッジを使用するものである。しかしながら、これは、各カートリッジサイズまたは利用に対して異なる機械を使用し、あるいは異なるカートリッジをクランプする(clamping)ために別のモードを採用し得る複雑なクランプ機構を使用する必要がある。このことは、結果として、動作させるのが困難であり得る高価な装置をもたらす。
本発明によれば、いろいろな高さを有する飲料カートリッジを収容するための調製ヘッド(a brew head)及び水媒体を飲料カートリッジを貫通させ、カートリッジに入れられている1またはそれ以上の飲料原料から飲料を作る手段を備えている飲料準備機械が提供される。調製ヘッドは、第1の部分と第2の部分を含み、該第1及び第2の部分は、飲料カートリッジが調製ヘッドに収容され得る開いた位置及び飲料カートリッジが第1及び第2の部分間に画定される調製ヘッド空間内に固定して保持され得る閉じた位置から互いに移動可能であり、調製ヘッドの第1の部分は、第1及び第2の部分が閉じた位置にあるとき、クランプ部材の末端部と第2の部分が互いに一定の距離にあるように、調製ヘッド空間内で第2の部分に向かって途中まで延びるクランプ部材を含んでいる。使用に際し、いろいろな高さを有する飲料カートリッジは、クランプ部材の末端部と第2の部分との間で調製ヘッド空間内にクランプされ得る。
有利なことに、本発明のクランプ装置は、単一の動作モードを使用して、いろいろな大きさの飲料カートリッジを収容できる簡単化された装置を可能にする。このことは、結果として、動作させるのに容易な機械をもたらす。さらに、機構は、異なる大きさのカートリッジを収容するために、変更されたり調節されたりする必要がないので、機構は高価ではなく、故障し難い。クランプ部材と第2の部分との間の一定の距離の使用は、結果として、それらの大きさに関係なくカートリッジに加えられる均一な圧縮力をもたらす。このことは、機械の動作の整合性を向上させる。
クランプ部材は、その中心または中心近傍において、調製ヘッドに収容される飲料カートリッジをクランプするように、第1の部分の中心またはその近傍に配置されることが好ましい。
クランプ部材は、使用に際し、飲料カートリッジの凹部と協働する延長部分を含んでいることが好ましい。
調製ヘッド空間は、50mlより大きい容積を有し得る。調製ヘッド空間は、15mmと30mmの間の高さを有し得る。
1つの形態において、クランプ部材は、調製空間の高さの50%と70%の間の距離、第2の部分に向かって延びている。クランプ部材は、調製空間の高さの約60%の距離、第2の部分に向かって延び得る。
使用に際し、少なくとも2つの高さを有する飲料カートリッジがクランプ部材の末端部と第2の部分との間で、調製ヘッド空間にクランプされ得る。
本発明は、また、1またはそれ以上の原料が入っている貯蔵容積を含み、飲料カートリッジの高さの50%と70%の間の距離、カートリッジの反対側の面に向かって延びる細長い凹部を有する外面を含んでいる飲料カートリッジを提供する。該凹部は、使用に際し、飲料準備機械のクランプ部材を収容するのに適している。該凹部は、クランプ部材のクランプ面を画定している。
1またはそれ以上の飲料原料のための貯蔵容積は、40mlと60mlとの間であり得る。1つの形態においては、1またはそれ以上の飲料原料のための貯蔵容積は、50mlより大きいかまたは等しい。
カートリッジの高さは、25mmよりおおきくてもよい。
本発明は、さらに、上述したような飲料準備機械及びいろいろな高さを有する複数の飲料カートリッジを備える飲料準備システムを提供する。飲料カートリッジ各々は、飲料カートリッジの第1の側に第1のクランプ面を及び該飲料カートリッジの反対側に第2のクランプ面を含んでいる。飲料カートリッジ各々の第1及び第2のクランプ面は、閉じた位置にあるとき、クランプ部材と飲料準備機械の第2の部分との間の距離に等しいかまたは大きい一様な距離だけ離れている。
飲料カートリッジ各々は、その第1の側に凹部を備え、第1のクランプ面が該凹部の底部に、または該凹部の底部近傍に、設けられていることが好ましい。
調製ヘッドの第1及び第2の部分が閉じた位置にある場合に、クランプ部材は、クランプ部材の末端部が第1のクランプ面に接触可能であるように、凹部内で伸縮できることが好ましい。
1つの形態では、調製ヘッド空間は、50mlより大きくてもよい。
飲料カートリッジは、クランプ部材の末端部と第2の部分との間で調製ヘッド空間内にクランプされ得る少なくとも2つの高さを有するカートリッジを備えている。
1つの形態において、飲料カートリッジは、第1の高さ及び貯蔵容積を有する第1のカートリッジタイプと第1のカートリッジタイプより大きい第2の高さ及び貯蔵容積を有する第2のカートリッジタイプを備えている。第1のカートリッジタイプは、18mmより小さい高さ及び35mlより小さい貯蔵容積を有することが好ましい。第2のカートリッジタイプは、25mmより大きい高さ及び35mlより大きいか等しい貯蔵容積を有することが好ましい。
本発明は、さらに、1回限りのろ過された飲料を定量供給する方法を提供する。該方法は、貯蔵容積において調製するのに適した、1またはそれ以上の飲料原料が入っている飲料カートリッジを提供するステップ、水媒体を1またはそれ以上の飲料原料を貫通させ、それにより、ろ過された飲料を作るステップ、カートリッジから容器内にろ過された飲料を定量供給するステップを備えている。この場合、飲料カートリッジの貯蔵容積は、40mlと60mlとの間にあり、定量供給される飲料の容積は、400mlより大きい。
定量供給される飲料の容積は、600mlより大きくてもよい。定量供給される飲料の容積は、700mlより大きくてもよい。飲料原料は、炒られ、挽かれたコーヒーであることが好ましい。また、インスタントコーヒー、インスタントティーまたは茶葉が使用されもよい。
必要に応じて、該方法は、貯蔵容積で調製するのに適した、1またはそれ以上の飲料原料が入っている第2の飲料カートリッジを提供するステップ、水媒体を1またはそれ以上の飲料原料を通って通過させ、それにより、泡立てられた飲料部分を作るステップ、カートリッジから容器内に泡立てられた飲料部分を定量供給し、それにより、カプチーノ風飲料を作るステップをさらに備えている。この場合、第2の飲料カートリッジの貯蔵容積は、40mlと60mlとの間にあり、定量供給される、泡立てられた飲料部分の容積は、200mlより大きい。
定量供給される、泡立てられた飲料部分の容積は、300mlより大きくてもよい。泡立て可能な飲料原料は、液体ミルクまたはミルクベースの製品あるいはチョコレートベースの製品を含み得る。
以下の記述において、用語“上部の”及び“下部の”及びそれらと等価の用語は、本発明の特徴の相関的な位置付けを記述するのに使用される。用語“上部の”及び“下部の”及びそれらと等価の用語は、飲料準備機械内に挿入し、その後定量供給するために規定の方向にあるカートリッジ(またはその他の構成部品)を言及するものと理解されるべきである。さらに、用語“内側の”及び“外側の”及びそれらと等価の用語は、本発明の特徴の相関的な位置付けを記述するのに使用される。用語“内側の”及び“外側の”及びそれらと等価の用語は、カートリッジ(またはその他の構成部品)の中心または主軸Xからそれぞれ近いか遠いカートリッジ(またはその他の構成部品)の相対的位置を言及するものと理解されるべきである。
さて、添付図面を参照して、本発明に実施態様がほんの一例として説明されるだろう。
(飲料準備システム)
本発明の飲料準備システムの飲料準備機械201が、図1a〜9bに示されている。飲料準備機械201は、概略、貯水槽220を含むハウジング210、温水器225、送水ポンプ230、空気圧縮機235、制御プロセッサ、ユーザー・インターフェース240及び調製ヘッド250を備えている。次に、調製ヘッド250は、概略、保持器251、認識手段252、及び注入口突き刺し器253と流出口突き刺し器254を備えている。
飲料準備機械201は、図10〜22に示される挿入物のようなカートリッジ1の形をした挿入物から飲料原料を定量供給することができるように設計されている。
(システムで用いるカートリッジ)
図10〜21は、カートリッジ1の第1の実施態様を示す。カートリッジ1は、概略、外側部材2、内側部材3及び貼合せシート5を備えている。外側部材2、内側部材3及び貼合せシート5は、1またはそれ以上の飲料原料を収容するための内部120、注入口121、流出口122及び注入口121を流出口122に連結し、内部120を通り抜ける飲料流路を有するカートリッジ1を形成するように組み立てられる。注入口121及び流出口122は、最初、貼合せシート5によりシールされており、使用に際し、貼合せシート5を突き刺しまたは切断することにより開けられる。飲料流路は、以下に述べられるように、外側部材2、内側部材3及び貼合せシート5の間の空間的相互関係により画定される。フィルタ4のようなその他の構成部品は、以下に述べられるように、必要に応じてカートリッジ1に組み込まれる。
カートリッジ1は、炒られ、挽かれたコーヒーまたは茶葉のようなろ過された製品を定量供給するのに用いるために特に設計されている。しかしながら、カートリッジ1は、チョコレート飲料、コーヒー、お茶、人工甘味料、コーディアル(cordials)、香味料、アルコール飲料、フレーバー・ミルク(flavoured milk)、果汁、スカッシュ(squashes)、ソース及びデザート(desserts)のようなその他の製品とともに使用され得る。
図15から理解され得るように、カートリッジ1の全体的な形状は、概略、カートリッジ1の直径がその高さよりかなり大きい、円形または、円盤形である。主軸Xは、図11に示されるように、外側部材の中心を通り抜けている。典型的には、外側部材2の全直径は、68.5mm±6mmであり、全高さは、16mm±3mmである。典型的には、組み立てられたときのカートリッジ1の容積は、30.2ml±20%である。
外側部材2は、概略、湾曲した環状壁13、閉じた頂部11及び開いた底部12を有する椀形外殻10を備えている。環状壁13が閉じた頂部11から開いた底部12まで横切るにつれて、該環状壁13が広がることに起因して、外側部材2の頂部11における直径は、底部12における直径と比較して小さい。環状壁13及び閉じた頂部11は一緒に、内部34を有する容器を画定する。
中空の内側に向けられた円筒状延長部18が、主軸Xに中心がある閉じた頂部11に設けられている。図12に明瞭に示されるように、円筒状延長部18の内面は、第1の部分19、第2の部分20及び第3の部分21を有する階段状の輪郭を備えている。第1の部分19は、直円筒形である。第2の部分20は、円錐台形であり、内側に向かって先細になっている。第3の部分21は、別の直円筒形であり、下面31で閉じられている。第1、第2及び第3の部分19、20及び21の直径は、円筒状延長部18の直径が、該円筒状延長部18が頂部11から円筒状延長部18の閉じられた下面31まで横切るにつれて減少するように、徐々に減少している。概略水平な肩部32が、円筒状延長部18の第2の部分20と第3の部分21との間の接続部に形成されている。外側から見れば、円筒状延長部18は、カートリッジの外面に凹部を形成している。クランプ面18aが、図12に示されるように、凹部の底に設けられている。クランプ面18aの使用は、以下に述べられるであろう。
外側に向かって延びる肩部33が、底部12に向かって外側部材2に形成されている。外側に向かって延びる肩部33は、第2の壁15と環状壁13との間にマニホールド(a manifold)16を形成する環状軌道を画定するように、環状壁13と同軸の第2の壁15を形成している。マニホールド16は、外側部材2の周囲を取り囲んで通っている。一連のスロット17が、マニホールド16と同じ高さで環状壁13に設けられ、マニホールド16と外側部材2の内部との間の気体連通及び液体連通を提供する。図13に示されるように、スロット17は、垂直なスリットを環状壁13に備えている。20と40の間の数のスロットが設けられる。示される実施態様においては、37のスロット17がマニホールド16の回りを概略等間隔に配置されて設けられている。スロット17は、1.4mmと1.8mmの間の長さであることが好ましい。典型的には、各スロットの長さは、外側部材2の全高さの10%を表している1.6mmである。各スロットの幅は、0.25mmと0.35mmとの間である。典型的には、スロットの幅は、0.3mmである。スロット17の幅は、貯蔵中または使用に際してのどちらかにおいて、飲料原料がそこを通ってマニホールド16内に通り抜けることを妨げるのに充分に狭い。
注入室26が外側部材2の周囲であって外側部材2に形成されている。図15に最も明瞭に示されるように、外側部材2の内部34の中に注入室26を画定し、外側部材2の内部34から注入室26を仕切る円筒状壁27が設けられている。円筒状壁27は、主軸Xに対して垂直な平面上に形成される閉じた上面28及び外側部材2の底部12と同一平面内にある開いた下端部29を有する。注入室26は、図11に示されるように、2つのスロット30を介してマニホールド16に連通している。あるいは、1と4との間の数のスロットが使用され、マニホールド16と注入室26との間を連通する。
外側に向かって延びる肩部33の下端部には、主軸Xに対して垂直に延びる、外側に向かって延びるフランジ35が設けられている。典型的には、フランジ35は、2mmと4mmとの間の幅を有する。一部のフランジ35は、拡げられ、外側部材2が把持され得る把手(a handle)24を形成する。把手24には、上を向いた縁25が設けられ、把持を向上させる。
外側部材2は、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエステル、またはこれらの材料の2またはそれ以上の貼合せシート(a laminate)から単一の一体片として形成される。適切なポリプロピレンは、DSM UK社(レディッチ、英国)から入手可能なポリマーの種類である。外側部材は、不透明、透明または半透明であり得る。製造工程は、射出成形であり得る。
図17〜20に示されるように、内側部材3は、環状フレーム41及び下方に向かって延びる円筒状ファネル(a cylindrical funnel)40を備えている。主軸Xは、図17に示されるように、内側部材3の中心を貫通している。
図18に最もよく示されるように、環状フレーム41は、等間隔に配置される放射状スポーク53で連結されている外側縁部51及び内側ハブ52を備えている。内側ハブ52は、円筒状ファネル40と一体であり、該円筒状ファネル40から延びている。ろ過用窓55が環状フレーム41の放射状スポーク53の間に形成されている。フィルタ4が、ろ過用窓55を覆うように、環状フレーム41上に配置される。フィルタは、高湿潤強度を有する材料、例えば、ポリエステルの不織布用繊維材料から作られることが好ましい。使用され得るその他の材料は、織られた紙用繊維からなるセルロース系材料のような水分不浸透性のセルロース系材料を含んでいる。織られた紙用繊維は、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル及び/またはポリエチレンの繊維と混合されていてもよい。セルロース系材料へのこれらのプラスチック材料の混合は、セルロース系材料をヒートシール可能にする。フィルタ4は、また、該フィルタ4がこのようにして環状フレーム41にシールされ得るように熱及び/または圧力で活性化される材料で処理または被覆され得る。
図17の断面外形に示されるように、内側ハブ52は、外側縁部51より下の位置に配置され、結果として、環状フレーム41は、下方に傾斜する外形を有する。
各スポーク53の上面には、環状フレーム41の上方の空きスペースを複数の通路57に分割する直立したウェブ(an upstanding web)54が設けられている。各通路57は、両側がウェブ54に隣接しており、下面がフィルタ4に隣接する。通路57は、外側縁部51から円筒状ファネル40に向かって下方に向かって延在し、ウェブ54の内側末端により画定されている開口56で該円筒状ファネル40へ開いている。
円筒状ファネル40は、内側の排出口43を取り囲む外側チューブ42を備えている。外側チューブ42は、円筒状ファネル40の外面を形成する。排出口43は、該排出口43の上端で環状フランジ47により外側チューブ42に連結されている。排出口43は、上端に、通路57の開孔56に連通する入口45を、下端に、そこを通って調製された飲料がカップまたはその他の容器内に排出される出口44を備えている。排出口43は、上端に円錐台形部分48を、下端に円筒状部分58を備えている。円筒状部分58は、それが出口44に向かって細くなるように、若干のテーパを有する。円錐台形部分48は、飲料に乱れを引き起こすことなしに、出口44に向かって下流に通路57からの飲料を流すのに役立つ。円錐台形状部分48の上面には、円筒状ファネル40の周囲を囲んで等間隔に配置されている4つの支持ウェブ49が設けられている。支持ウェブ49は、それらの間の流路50を画定している。支持ウェブ49の上縁は、互いに同じ高さであり、主軸Xと直角をなしている。
内側部材3は、上述したようなポリプロピレンまたは同様の材料から、外側部材2と同様のやり方で射出成形により、単一の一体片として形成され得る。
あるいは、内側部材3及び/または外側部材2は、生分解性ポリマーから作られてもよい。適切な材料の例は、分解性ポリエチレン(例えば、英国、ボアハムウッド、シンフォニー・エンビロンメンタル社により供給されるSPITEK)、生分解性ポリエステルアミド(例えば、シンフォニー・エンビロンメンタル社により供給されるBAK1095)、ポリ乳酸(米国、ミネソタ、カーギル社により供給されるPLA)、澱粉ベースのポリマー、セルロース誘導体及びポリペプチドを含んでいる。
貼合せシート5は、アルミニウムから成る第1の層及び注型ポリプロピレンから成る第2の層の2つの層から形成されている。アルミニウム層は、0.02mmと0.07mmとの間の厚さである。注型ポリプロピレン層は、0.025mmと0.065mmとの間の厚さである。1つの実施態様において、アルミニウム層は、0.06mmの厚さであり、ポリプロピレン層は、0.025mmの厚さである。この貼合せシートは、組み立て中、巻き上がりに対して高い耐性を有するので、特に有利である。結果として、貼合せシート5は、適正な大きさ及び形状に予め切断され、その後、変形を受けることなく製造ラインの組立ステーションに転送され得る。したがって、貼合せシート5は、溶着に適している。PET/アルミニウム/PP、PE/EVOH/PP、PET/金属化(metalised)/PP及びアルミニウム/PP貼合せシートを含むその他の貼合せシート材料が使用され得る。ロール状の貼合せシート素材が打ち抜きシート素材の代わりに使用されてもよい。
カートリッジ1は、柔軟な貼合せシートの代わりに硬いまたは半硬質の蓋で閉じられていてもよい。
カートリッジ1の組み立ては、以下のステップを含んでいる。
a)内側部材3が、外側部材2内に挿入される。
b)フィルタ4が、形作るべく切断され、円筒状ファネル40を越えて収容され、環状フレーム41に支えられる状態になるように、内側部材3の上に置かれる。
c)内側部材3、外側部材2及びフィルタ4が、超音波溶接により連結される。
d)カートリッジ1が、1またはそれ以上の飲料原料で満たされる。
e)貼合せシート5が、外側部材2に取り付けられる。
これらのステップは、以下により詳細に述べられるであろう。
外側部材2は、開いた底部12を上に向けて置かれている。次に、内側部材3が、外側部材2内に挿入されるとともに、外側縁部51がカートリッジ1の頂部11にある軸方向延長部14にすきま嵌めのように収容される。同時に、外側部材2の円筒状延長部18は、内側部材3の円筒状ファネル40の上方部分に収容される。円筒状延長部18の第3の部分21が、円筒状ファネル40の内側に着座するとともに、円筒状延長部18の閉じられた下面31は、内側部材3の支持ウェブ49を支える。次に、フィルタ4が、フィルタ材が環状縁部51に接触するように、内側部材3の上に置かれる。次に、超音波溶接処理がフィルタ4を内側部材3に連結し、同時に、同じ処理ステップで、内側部材3を外側部材2に連結するのに利用される。内側部材3及びフィルタ4は、外側縁部51を取り囲んで溶接される。内側部材3及び外側部材2は、外側縁部51を取り囲む溶接ライン及びウェブ54の上縁を用いて連結される。
図21に最も明瞭に示されるように、外側部材2及び内側部材3は、一緒に連結されるとき、環状フランジ41の下の内部120であって、円筒状ファネル40の外部に、ろ過室を形成する空きスペース130を画定する。ろ過室130及び環状フレーム41の上の通路57は、フィルタ紙4により分離されている。
ろ過室130には、1またはそれ以上の飲料原料200が入っている。1またはそれ以上の飲料原料は、ろ過室130内に詰められている。ろ過方式の飲料に関し、原料は、典型的には、炒られ、挽かれたコーヒーまたは茶葉である。ろ過室130の飲料原料の密度は、要望通りに変更され得る。典型的には、ろ過されたコーヒー製品に対して、カートリッジの第1の実施態様のろ過室には、5.0グラムと10.2グラムの間の、典型的には、5〜14mmの厚さのろ過床(a filtration bed)の状態で、炒られ、挽かれたコーヒーが入っている。必要に応じて、内部120には、1またはそれ以上の球体のような物体が入っている。該物体は、内部120内で自由に移動可能であり、乱流を伴うことにより混合を助け、飲料の排出中、飲料原料の沈殿物を破壊する効果がある。
貼合せシート5は、該貼合せシート5の周囲を取り囲む溶接部を形成し、該貼合せシート5を外側に向かって延びるフランジ35の下面に結合することにより、外側部材2に取り付けられる。溶接部126は、注入室26の円筒状壁27の下縁に接触して貼合せシート5をシールさせるように延在している。さらに、溶接部126は、貼合せシート5と円筒状ファネル40の外側チューブ42の下縁との間に形成される。貼合せシート5は、ろ過室130の下壁を形成し、また、注入室26及び円筒状ファネル40をシールする。しかしながら、定量供給前には、小さな隙間123が、貼合せシート5と排出口43の下縁との間に存在する。貼合せシート5の材料特性により、熱溶接、超音波溶接のような、いろいろな溶接方法が使用され得る。
内側部材3は、外側部材2と貼合せシート5との間に跨っていることが有利である。内側部材3は、ポリプロピレンのような、比較的剛性を有する材料から形成される。そのように、内側部材3は、カートリッジ1が圧縮されるとき、貼合せシート5及び間隔を置いて離れて配置される外側部材2を保持するように作用する耐力部材を形成する。カートリッジ1は、使用に際し、130Nと280Nとの間の圧縮荷重にさらされることが好ましい。圧縮力は、カートリッジが内部加圧下で機能しなくなることを防止するように作用し、また、内側部材3と外側部材2を一緒に圧迫するのに役立つ。このことは、カートリッジ1の通路及び窓の内法が、カートリッジ1の加圧中、固定され、変化することができないことを保証する。
図21に示されるように、外側部材2の上面の凹部の底部におけるクランプ面18a及び貼合せシート5の底面は、内側部材3と外側部材2の相対寸法により固定されている距離dだけ離されている。
カートリッジ1を使用するため、先ず、該カートリッジ1が(以下に説明されるように)飲料準備機械の中に挿入され、注入口121及び流出口122が、貼合せシート5を突き通し、折り返す飲料準備機械の突き刺し部材により開けられる。水媒体、典型的には、加圧下にある水が、注入口121を通って注入室26内へ、0.1barと2.0barの間にある圧力でカートリッジ1に入る。そこから、水は、スロット30を通り、マニホールド16を回り、複数のスロット17を通ってカートリッジ1のろ過室130内に流れるように誘導される。水は、ろ過室130を通って半径方向内側に向かって強制的に流れ、その中に入っている飲料原料200と混合する。水は、同時に、飲料原料を通って上方に向かって強制的に流れる。飲料原料を通る水の通過により形成される飲料が、フィルタ4及びろ過窓55を通り、環状フレーム41の上にある通路57内へと通過する。スポーク53上のフィルタ4のシール及び外側部材2と縁部51との溶接が、短絡が全くなく、飲料全てがフィルタ4を通過しなければならないことを保証する。
次に、飲料は、ウェブ54間に形成される通路57に沿って下方に向かい、開口56を通って円筒状ファネル40内へと流れる。飲料は、支持ウェブ47間の流路50に沿って進み、排出口43を下降し、出口44へ進む。ここで、飲料は、カップのような容器内に排出される。
飲料準備機械は、空気パージ設備(an air purge facility)を備えていることが好ましい。この場合、定量供給サイクルの終わりに、圧縮空気がカートリッジ1を強制的に通過し、残っている飲料を容器内に押し出す。
カートリッジ1には、図10に示されるように、貼合せシート上にバーコード320が設けられる。バーコード320は、対比色の複数のバーから形成される。バーは、対比を最大にすべく、白い背景に黒であることが好ましい。バーコード320は、公にされている標準に準拠する必要はないが、EAN−13、UPC−Aまたは“Interleaf 2 of 5”のようなバーコード用標準形式が使用され得る。
図22は、本発明に係る飲料用カートリッジ1の第2の実施態様を示す。第1の実施態様と第2の実施態様との間の同じ構成部品は、同じ数字を付けて参照されている。第2の実施態様のカートリッジ1の多くの構成部品及び機能は、第1の実施態様に対するものと同じである。しかしながら、カートリッジは、図21に示されるカートリッジに比較してより大きな全高さを有することが図22から理解され得る。外側部材2は、より高く、それにより、より大きな空きスペース130を画定している。該空きスペース130内には、大量の飲料原料が蓄えられ得る。したがって、第2の実施態様のカートリッジは、大量の飲料を定量供給するのに適している。外側部材2及びカートリッジ1の直径は、第1の実施態様と同じである。典型的には、組み立てられたときのカートリッジ1の容積は、50〜58ml±20%である。第1の実施態様の場合のように、外側部材2の上面には、その底部に配置されるクランプ面18aを有する凹部が設けられている。本発明によれば、面18aと貼合せシート55の下側との間の離隔距離dは、第1の実施態様に対するものと同じである。結果として、細長い凹部は、その距離の約60%、貼合せシート5に向けて延びている。このことは、以下に説明されるように、簡単なクランプ装置が使用されることを可能とする点で有利である。
上に説明された第1及び第2の実施態様のカートリッジ1は、本発明を具体化するカートリッジの種類の例として挙げられている。同様のタイプのその他のカートリッジが用意され得る。特に、その他の飲料、例えば、泡立てたミルク、エスプレッソ・コーヒー及びチョコレート飲料、を定量供給するのに適している異なる内側部材3を持つカートリッジが用意され得る。
(飲料準備機械)
図1aに示されるように、ハウジング210には、機械201のその他の構成部品が入っており、所定位置に保持されている。ハウジング210は、全体的に、または部分的に、ABSのような堅牢なプラスチック材料から作られていることが好ましい。あるいは、ハウジング210は、全体的に、または部分的に、ステンレス鋼またはアルミニウムのような金属材料から作られていることが好ましい。ハウジング210は、組み立て中、機械201に構成部品を嵌め込むために、アクセスを可能にし、その後、一緒に結合され、ハウジング210の内部213を画定することができる前半部分211と後半部分212を有するクラムシェル構造(a clam-shell design)を備えていることが好ましい。後半部分212は、貯水槽220を取り付けるための凹部214を備えている。ハウジング210は、別々の台を必要とすることなく、所定の位置に機械201の構成部品を保持するために、戻り止め(detents)、接合部(abutments)、ボス(bosses)及びねじ切りされた部分のような手段を用いて形成される。このことは、全体の費用及び機械201の重量を減少させる。ハウジング210のベース215には、安定した方法で、その上に機械を立たせるための支持部が設けられていることが好ましい。あるいは、ベース215それ自身が安定した支持体を構成する形状を有していてもよい。
ハウジング210の前半部分211は、飲料の定量供給が行われる定量供給ステーション270を含んでいる。定量供給ステーション270は、雫受け272を形成する中空の内部を有する容器スタンド271を含んでいる。容器スタンドの上面273には、その上に容器が配置されるグリル(a grill)274が設けられている。雫受け272は、集まった水を容易に空にするために、ハウジング210から取外し可能である。凹部275が、ハウジング210の前半部分の容器スタンド271の上に形成され、容器の大きさに対応する。
調製ヘッド250が、図1a及び1bに示されるように、容器スタンドの上に、ハウジング210の上部に向けて配置される。調製ヘッド250に対するグリル274の高さは、異なる大きさの容器が入るように調整され得ることが好ましい。容器が定量供給ステーション270に挿入され、そこから取外すことを可能とするも、定量供給される飲料が容器に接触する前に下降する高さを最小限にするように、容器は、調製ヘッド250にできるだけ近いことが好ましい。このことは、飲料の噴霧及びはね散りを最小限にし、気泡が存在する場合、混入されている気泡の損失を最小限にするように作用する。70mmと110mmとの間の高さを有する容器がグリル274と調製ヘッド250の間に挿入され得ることが好ましい。
機械ユーザー・インターフェース240は、ハウジング210の前部に配置され、開始/停止ボタン241及び複数の状態表示器243〜246を含んでいる。
状態指示器243〜246は、機械201の準備完了を指示する発光ダイオード(LED)243、機械201の動作にエラーが発生した場合を指示するLED244、及び機械201が手動モードまたは自動モードで動作しているかを指示する1またはそれ以上のLED245〜246を含んでいることが好ましい。LED243〜246は、一定の強度で照らし、間欠的に点滅し、または、機械の状態によって両方をするように制御され得る。LED243〜246は、緑、赤及び黄色を含むいろいろな色を有し得る。
開始/停止ボタン241は、定量供給サイクルの始まりを制御し、手動で動作される押ボタン、スイッチまたは類似のものである。
容積調整制御は、機械201の使用者が、その他の動作特性を変更することなく、手動で定量供給飲料の容積を調整することを可能とするように設けられ得る。容積調整制御は、容積をプラス、マイナス20%で調整することを許容する。容積調整制御は、回転ノブ、直線スライダ、増減ボタンを有する数値表示または類似のものである。より典型的には、容積は、使用者が開始・停止ボタン241を動作させることにより制御され得る。
手動電源スイッチ(不図示)が、機械201に設けられ得る。あるいは、電源は、電源プラグを主電源に挿入または該主電源から取外すことにより簡単に制御され得る。
貯水槽220は、ハウジング210の後部に配置され、ハウジング210の後半部分212に接続されている。貯水槽220は、美的理由のために所望通りの直円または円錐台形であり得る概略円筒状の本体221を備えている。貯水槽は、使用に際し、手動で取外される蓋222により閉じられている、該槽を水で満たす注水口を備えている。流出口が、送水ポンプ230に連通する槽の下端部に向けて設けられている。貯水槽220は、消費者が槽内に残っている水の量を見るために、透明なまたは半透明の材料から作られてもよい。あるいは、貯水槽220は、不透明な材料から作られてもよい。しかし、そこに覗き窓が設けられる必要がある。さらに、上述のものの代わりに、貯水槽220には、送水ポンプ230の動作を妨げ、必要に応じて、槽内の水位が予め設定されている水位まで下降すると、LEDのような警報指示器を起動させる低水位検知器が設けられ得る。貯水槽220は、約1.5リットルの内部容量を有することが好ましい。
送水ポンプ230は、図8に図式的に示されように、貯水槽220と温水器225との間を動作可能に接続し、制御プロセッサにより制御されている。ポンプは、最大圧力2.5barで最大流量900ml/minの水を供給する。通常の使用時、圧力は、2barに限定されることが好ましい。機械201を通過する水の流量は、ポンプへの電気供給を断続的に遮断する(chopping)周期により、ポンプの最大流量の一定の割合になるように制御プロセッサにより制御され得る。ポンプは、最大定格流量の10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%のいずれかで駆動され得る。ポンプで送水された水の容積の精度は、プラス、マイナス5%であり、結果的に、定量供給される飲料の最終的容積のプラス、マイナス5%になることが好ましい。適切なポンプは、ウルカS.r.l.社(イタリア、パビーア)により製造されたエボリューション(RTM)EPBポンプである。容積式流量センサ(不図示)が、送水ポンプ230の上流または下流の一方の流れ線(the flow line)に設けられることが好ましい。容積式流量センサは、回転式センサであることが好ましい。
温水器225は、ハウジング210の内部に配置される。温水器225は、1550Wの出力定格を有し、送水ポンプ230から受け取った水を、1分未満で約20℃の始動温度から85℃くらいの動作温度まで加熱することができる。1回の定量供給サイクルの終了時から温水器225が次の定量供給サイクルを開始できるまでの休止時間は、10秒未満である。温水器は、定量供給サイクルの間、プラス、マイナス2℃以内に設定温度を維持する。定量供給サイクルの間の水は、83℃または93℃で調製ヘッド250に送り出される。温水器225は、送出温度を85℃の定格温度から83℃または93℃のどちらかに迅速に調整することができる。温水器225は、温度が98℃を越える場合、温水器を止める過熱遮断を備えている。温水器225からの水出力は、三方弁を用いて調製ヘッド250に供給される。水流の圧力が許容できる場合、水は、カートリッジ1を通過する。圧力が所定の許容限度以下または以上である場合、水は、三方弁を用いて雫受け用回収容器270内に送り出される。
空気圧縮機235は、一方向弁を用いて調製ヘッド250に動作可能に接続され、制御プロセッサにより制御される。空気圧縮機235は、1.0barで最大流量500ml/minの空気を供給する。使用時、35mlの作業容積が2.0barに加圧される。空気圧縮機235は、2つの流量、早い(または最大)流量と遅い流量、を作り出すことができる。
飲料準備機械201の制御プロセッサは、処理モジュール及びメモリを備えている。制御プロセッサは、温水器225、送水ポンプ230、空気圧縮機235及びユーザー・インターフェース240に動作可能に接続され、それらの動作を制御する。
制御プロセッサのメモリは、飲料準備機械201用に、1またはそれ以上の操作パラメータに対する1またはそれ以上の変数を含んでいる。操作パラメータは、動作段階にある飲料カートリッジ1を通る水の温度、飲料をカートリッジ1に充填する速度、浸漬ステップが存在するかまたはそうでないか、飲料の定量供給される総容積、排出段階中の水の流量、及びパージ段階の流量と時間である。
操作パラメータに対する変数は、メモリに記録される。カートリッジ1は、カートリッジ1の飲料の最適供給に要求される操作パラメータを表すカートリッジ1の上または中に設けられているコードを備えている。コードは、2進フォーマットであり、制御プロセッサのメモリに記録されている変数に対応する複数のデータ・ビットを含んでいる。
調製ヘッド250は、図4〜7に示されている。調製ヘッド250の保持器251は、固定された下方部分255、回転可能な上方部分256及び固定された下方部分255と回転可能な上方部分256との間に配置される旋回可能なカートリッジ用支持具257を備えている。上方部分256、下方部分255及びカートリッジ支持具257は、共通のヒンジ軸258の周りを回転する。図4〜7は、明確にするために省略されている機械201のいくつかの構成部品を持つ保持器251を示す。
回転可能な上方部分256及び旋回可能なカートリッジ支持具257は、クランプ機構280を用いて固定された下方部分235に対して移動する。クランプ機構280は、第1の部材または部品281及び第2の部材または部品282を有するクランプ・レバーを備えている。クランプ・レバーの第1の部品281は、保持器251の両側に1つ、都合2つの第1の旋回点283において上方部分256に旋回可能に装着されているU字形アームを含んでいる。
クランプ・レバーの第2の部品は、保持器251の両側に1つ、都合2つのオーバーセンター・アーム(over-centre arms)282を備えている。該2つのアームは、上方部分256を固定された下方部分255に結合するヒンジ軸258に配置される第2の旋回点285で、上方部分256にそれぞれ旋回可能に装着されている。各オーバーセンター・アーム282は、シリンダ282a、ステム(a stem)282b及び弾性スリーブ282cを含む相補部材である。シリンダ282aは、内側孔(an internal bore)を有し、ヒンジ軸258の一端部に回転可能に装着されている。ステム282bの第1の端部は、シリンダ282aの孔に摺動自在に収容されている。ステム282bの反対側の端部は、第3の旋回点286において、U字形アーム281に回転自在に装着されている。第3の旋回点286は、上方部分256及び下方部分255には接続されておらず、これらに対して自由に移動可能である。弾性スリーブ282cは、ステム282bの外側に装着され、使用に際し、シリンダ282aの当接面とステム282bとの間に延在する。弾性スリーブ282cは、オーバーセンター・アーム282の短縮を吸収するが、オーバーセンター・アーム282を延びた形態に偏倚させる。したがって、第3の旋回点のヒンジ軸258に向かう移動及び該ヒンジ軸から離れる移動が、シリンダ282aにおけるステム282bの相対的移動により可能となる。弾性スリーブ282cは、シリコン(silicone)から形成されることが好ましい。例示された実施態様は、2つのオーバーセンター・アーム282を使用しているが、閉鎖機構は、1つのオーバーセンター・アーム282のみで構成されていてもよい。
U字形アーム281は、保持器251の前部を取り囲んで延在し、保持器251の両側に1つずつ、都合2つの下方に向かって垂れ下がるフック部材(two downwardly dependent hook members)287を備えている。フック部材287各々は、ヒンジ軸258に面するカム面288を含んでいる。保持器251の固定された下方部分255には、その前縁部260において、または近傍において、フック部材287と概略整列する、下方部分255の両側に1つずつ配置される2つのボス(two bosses)259すなわち戻り止めが設けられている。
図4に示されるように、U字形アーム281は、アームに不可欠な人間工学的な握り及びフック部材287を含んで、一体的にプラスチック成形で形成され得る。
カートリッジ支持具257は、保持器251の上方部分255と下方部分256の間に回転可能に装着されている。支持具257には、使用に際し、カートリッジ1を収容する略円形の凹部290が設けられている。凹部290は、保持器251内の飲料カートリッジ1の回転を防止するように作用する、飲料カートリッジ1の把手部分24に対応する凹凸部291を含んでいる。カートリッジ支持具257は、図7に示されるように、開いた位置において、カートリッジ支持具257が固定された下方部分255との接触から偏倚され、それで、カートリッジ支持具257が流出口突き刺し部材254及び注入口突き刺し部材253との接触から移動しているように、固定された下方部分255に対して跳ね上げられている。カートリッジ支持具257には、該カートリッジ支持具257が閉じられた位置に移動したとき、注入口突き刺し器253及び流出口突き刺し器254及びカートリッジ認識手段252のヘッド300を支持具を貫通して受け入れるための窓292が設けられている。
上方部分255は、消費者が定量供給中の飲料カートリッジ1を見ることができ、カートリッジ1が機械201内に搭載されているかどうかを確認することもできる円形の覗き窓312を有する概略円形の本体310を備えている。覗き窓312は、下方に向かって誘導される縁部311を有する茶碗形をしている。さらに、本発明によれば、覗き窓312には、図7に示されるように、内側に向かって誘導される管状延長部500の形状をしたクランプ部材が設けられている。延長部500は、下方部分256に向かって誘導されており、図6に示されるように、閉じた位置にあるとき、調製ヘッドの容積内にある。覗き窓312は、上方部分255の本体310に対して軸方向に移動することができる。相対的移動を達成する装置は、覗き窓312と円形本体310との間に配置される、ゴム引きリングのような波形ばね(a wave spring)(不図示)または同様の弾性的手段を設けることになっている。別の装置では、一連の圧縮コイルばね(不図示)が覗き窓312と本体310との間に延在するように設けられる。両方の場合において、弾性手段は、覗き窓が円形本体310に対して軸方向にわずかだけ移動することを可能にする。
保持器250が閉じられた位置にあるとき、覗き窓312の管状延長部500の末端部501は、飲料カートリッジ1のクランプ面18aを支え、図6に示されるように、下方部分256に対してクランプ面18aを偏倚させる(この場合、前に説明した第2の実施態様によれば、装置は、カートリッジを閉じ込めているように示されている)。管状延長部500により外側部材2の上に加えられる圧力は、カートリッジ1と保持器251との間の液蜜シールを保証する。覗き窓312、したがって調製ヘッドの高さは、いろいろな高さを有するカートリッジが挿入され得るようになっていることに留意されたい。図6において、装置は、上で説明した第2の実施態様の比較的高いカートリッジを有して示されている。同じ調製ヘッドは、第1の実施態様の低いカートリッジも収容できる。この場合、カートリッジ1の上面11と窓312との間に隙間ができるであろう。しかしながら、カートリッジ1は、管状延長部500により加えられる圧力により、注入口及び流出口において完全にシールされる。
下方部分255は、注入口突き刺し器253及び流出口突き刺し器254及びカートリッジ認識手段252のヘッド300を備えている。注入口突き刺し器253は、使用に際し、飲料カートリッジ1の貼合せシート5に穴を開けるための尖った先端261を有する中空の針状チューブ260を備えている。注入口突き刺し器253は、図7に示されるように、下方部分255を貫通し、温水器225の出口導管263に接続されている導管262と液体連通状態にある。流出口突き刺し器254は、出願人の欧州特許EP0389141及びEP0334572に説明されている流出口突き刺し器と同じ形をしており、排出口43より大きい寸法を有する円形またはD字形断面の開いた開口シリンダ264を備えている。流出口突き刺し器254の上端部のアーチ形部分265は、飲料カートリッジ1の貼合せシートを突き刺し、最終的に切断するために、縁にぎざぎざを付けられている。上端部の残りの部分は、少なくとも、ぎざぎざを付けられた部分の歯266のベースまでシリンダの縦方向に短くされ、飲料がそこを通って定量供給される前に、切断された貼合せシート5を流出口用窓から離れて折畳みまたは引っ張る。流出口突き刺し器254は、排出口43の外側から貼合せシート5を突き刺し、カートリッジ支持具257が閉じた位置にあるとき、排出口43と排出ファネル40の外側壁42との間の環状部分に静止している。流出口突き刺し器254は、切断された貼合せシート105を環状部分内に折り返す。それにより、流出口突き刺し器254及び切断された貼合せシート105の両方は、排出される飲料の通り道から外れて保持される。
流出口突き刺し器254は、その周囲に対して0.5mm高くされている棚254aに取り囲まれている。流出口突き刺し器254が下方部分255から取外し可能であり、それが、例えば、皿洗い機で完全にきれいにされることを可能とすることは有利である。取外し可能な流出口突き刺し器254は、それが着座している、下方部分255の凹部267に収容される。注入口突き刺し器253及び/または流出口突き刺し器254は、ステンレス鋼のような金属、またはプラスチック材料から作られ得る。有利には、プラスチック製切断要素の使用が、非金属性材料で孔を開けられ、切断されることができる貼合せシート5の使用により可能となる。結果として、突き刺し器253、254は、先端があまり尖っていないように作られ、消費者に対する怪我の危険を低下させ得る。さらに、プラスチック製突き刺し要素は、錆び難い。注入口突き刺し器253及び流出口突き刺し器24は、下方部分255から取外し可能である単一の、一体化したユニットとして形成されることが好ましい。
使用に際し、保持器251の上方部分256は、図1bに示されるように、垂直にまたは垂直面に向かって配置される開いた位置から、略水平であって固定された下方部分255及びカートリッジ支持具257に接触状態に配置される閉じた位置へ移動可能である。上方部分256は、クランプ・レバーの操作により、開いた位置から閉じた位置まで移動する。上方部分256を閉じるために、使用者は、U字形アーム281によりクランプ・レバーを掴み、下方に引っ張る。結果として、上方部分256は、回転し、最初に、覗き窓312の管状延長部500を飲料カートリッジ1のクランプ面18aと接触状態にさせる。上方部分256の連続する回転が、上方部分256とカートリッジ支持具257を下方に回転させ、下方部分255と接触状態にさせる。U字形アーム281のさらなる回転は、U字形アーム281を上方部分256及び下方部分255に対して回転させ、結果的に、カム面288がボス259を乗り越えることで、上方部分256のフック部材287を下方部分255のボス259に係合させる。回転のこの最終段階の間に、カートリッジ1は、カートリッジ支持具257と覗き窓312の間に押し込まれる。結果として、覗き窓312は、波形ばねまたは螺旋状ばねの偏倚力に抗して、上方部分256の円形本体310に対して軸方向にわずかに移動する。この移動は、飲料カートリッジ1と飲料準備機械との許容誤差を吸収するという効果があり、カートリッジに加えられる圧縮力の量が許容範囲内に維持されることを保証する。波形ばねまたは螺旋状ばねの作用により加減されるような機構のクランプ力は、カートリッジにクランプ圧力を確保する。50Nと280Nとの間の圧力が必要とされることが見出されてきた。低い圧力レベルが、カートリッジ1のシールに有害な影響を及ぼすことなしに、この装置により可能であることが留意される。カートリッジ1の貼合せシート5が、円筒状ファネルの外側チューブ42の末端部がフランジ35に対して0.5mmまで上方に向かって移動するとき、貼合せシート5を平面から湾曲させる、流出口突き刺し器254を取り囲む棚254aに接触状態になっているので、調製ヘッドの閉鎖中、該貼合せシート5は、ぴんと張られている。この移動は、また、カートリッジに加えられる圧縮力の大部分が、負荷を負っている(load-bearing)内側部材3を通り、カートリッジ1の中心領域を通って作用することを保証する。これらのクランプ力が準備中にカートリッジ1の破損を防止し、内側部材3と外側部材2が互いに対して完全に着座することを保証し、したがって、全ての内部通路及び窓が内部加圧中でさえもそれらの所望の大きさに保たれることを保証する。
閉じた位置において、管状延長部500の末端部501と下方部分256との間隔は、図6に示される記号Dで示されている。この距離は、覗き窓312、本体310及び下方部分256の大きさにより決定される。距離Dは、クランプ面18aとカートリッジ1の貼合せシートの下面との間の距離dと同じかわずかに小さくなるように設定される。このようにして、カートリッジ1は、調製ヘッドが閉じると、一定の、既知の圧縮を受ける。さらに、カートリッジの第1の実施態様及び第2の実施態様の両方とも、距離dがいずれのカートリッジの場合も同じであるので、同じ程度の圧縮でクランプされ得る。
想像上の基準線が保持器251の第1旋回点283、第2旋回点285の間に引かれ得る。図7に示されるように、開いた位置において、第3の旋回点286は、基準線の、固定された下方部分255に最も近い側に配置される。上方部分256が閉じた位置に達すると、クランプ・レバーの第3旋回点286は、第1及び第2の旋回点283、285を結合する基準線を通り、固定された下方部分255から最も遠い、基準線の反対側に達する。結果として、U字形アーム281は、第1の安定位置から第2の安定位置へスナップ動作で通過する。該スナップ通過動作は、オーバーセンター・アーム282の短縮とその結果として起きる弾性スリーブ282cの圧縮により吸収される。一旦、第3旋回点286が想像上の基準線を通り過ぎると、弾性スリーブ282cの回復が、想像上の基準線から離れるように第3旋回点286の移動を続行すべく作用する。したがって、クランプ・レバーは、レバーが開いた位置または閉じた位置では安定するが、第3旋回点286が想像上の基準線上にある時点では不安定であるという双安定動作を有する。したがって、クランプ・レバーのスナップ通過動作は、明確な閉鎖動作をもたらす積極的な閉鎖機構を提供する。この場合、クランプ・レバーの回転の最終段階において、U字形アーム281及び第2アーム284のスナップ通過動作が、フック部材287を強制的にしっかりとボス259と係合した状態にする。さらに、弾性スリーブ282cは、第3旋回点286を第1旋回点283と第2旋回点285をつなぐ基準線と一列になるように戻すのに充分スリーブ282cを圧縮するのに最小限の力が必要とされるので、上方部分256を再度開くことに抵抗を与える。有利なことに、フック部材287とボス259との相互係合は、クランプ・レバーの回転による以外の、上方部分と下方部分の離脱を防止する。このことは、調整ヘッドが内部加圧にさらされているとき、動作中、調整ヘッド250が開くことを防止するのに有用である。
認識手段252の目的は、機械201が挿入された飲料カートリッジ1の種類を認識し、1またはそれ以上の動作パラメータを適宜に調整することを可能とすることにある。典型的な実施態様において、認識手段252は、図10に示され、上で説明したように、飲料カートリッジ1の貼合せシート5の上に設けられた印刷されたバーコードを読み取る光学式バーコード読取器を備えている。光学式バーコード読取器は、バーコード320を照らす1またはそれ以上のLED321、バーコードの画像を取得する集束レンズ322、取得された画像を表す電気信号を生成する電荷結合素子(CCD)323及びLEDやCCDのための支援回路を備えている。バーコード読取器を収容できる下方部分の空間は、限定される。反射鏡または複数の反射鏡324がLED321から下方部分255に配置されていない集束レンズへ光を反射するために使用されてもよい。概略的配置が図9a及び9bに示されている。下方部分255は、飲料カートリッジ1のバーコード320と同じ大きさの開口部326を備えている。開口部326は、窓、好ましくはガラス、で閉じられており、バーコード読取器で生成された信号を送信し得る。使用に際し、生成された電気信号は、信号処理ソフトウエアにより解読され、結果が制御プロセッサに転送される。ソフトウエアは、エラーの発生は、上記したように、注入口に対するバーコード320の特定の配置により、極力抑えられているけれども、バーコードの読み取りがエラーを含んでいるかどうかを認識する。バーコード320は、エラー・メッセージが消費者に提示される前に、複数回再走査され得る。機械201がバーコードを読み取ることができない場合、消費者は、手動操作モードを使って、飲料カートリッジ1を使用し、飲料を定量供給することができる。あるいは、カートリッジ1に配置されるRFIDを読み取るRFID読取器が設けられる。
調製ヘッド250は、また、カートリッジが保持器251に存在するかどうかを検出するカートリッジ検出器を含んでいる。
調製ヘッド250は、また、保持器251が正しく閉じられているかどうかを検出するロック検出器を含んでいる。ロック検出器は、保持器251が閉じられ、ロックされているとき作動するマイクロスイッチを備えていることが好ましい。カートリッジ検出器及びロック検出器は、定量供給サイクルが開始され得る前に、両方の検出器の出力、すなわち、カートリッジの存在及び機構のロック、が満足されなければならないように、直列に接続されていることが好ましい。
機械201の操作は、飲料カートリッジ1の調整ヘッド250内への挿入、飲料が定量供給される定量供給サイクルの実行及びカートリッジ1の機械からの取り外しを含んでいる。
機械201の運転挙動は、制御プロセッサに組み込まれているソフトウエアにより決定される。
カートリッジ1を挿入するため、保持器251が上記したように開けられ、カートリッジ支持具257を露呈させる。次に、カートリッジ1は、カートリッジの把手24が凹凸部291に配置されるように、凹部290内に収容されるカートリッジ支持具257の上に置かれる。カートリッジ1の光学的または磁気的バーコード320またはRFIDがカートリッジ支持具257の開口部326の真上に方向を合わせられる。次に、保持器251が、上記したように、クランプ・レバーの動作により閉じられる。閉じる間に、注入口突き刺し器253及び流出口突き刺し器254が、カートリッジ1の貼合せシート5を突き刺し、カートリッジの注入口121、及び流出口122を形成する。上記したように、流出口突き刺し器254により切断された貼合せシート5は、排出口43を取り囲む環状部分内に折り畳まれる。閉じられたとき、保持器251は、カートリッジ支持具257と上方部分256との間で縁部35を取り囲んでカートリッジ1をしっかりと掴み、及び/または、窓311とカートリッジ1の頂部11との間で、定量供給中に発達する圧力に耐えるのに充分な完全性を持つ液蜜シールを形成する。
操作サイクルを開始するために、消費者は、開始/停止ボタン241を動作させる。
操作サイクルは、カートリッジの認識ステップ及び排出サイクルを含んでいる。
カートリッジの認識は、上記したように、カートリッジ検出器及びロック検出器からの出力が満足していると仮定して光学式認識手段252により実行される。一旦、バーコード320またはRFIDが解読されると、機械201の動作パラメータは、制御プロセッサにより調整される。次に、排出サイクルが自動的に開始される。
排出サイクルは、以下の4つの主たる段階を有するが、その全てが、飲料の種類全てに使用されるものではない。
(i) 予め湿らす
(ii) 一時停止する
(iii) 調製/混合する
(iv) パージする
予湿段階において、カートリッジ1には、送水ポンプ230を用いて貯水槽220からの水が充填される。水の充填は、ろ過室130内の飲料原料が湿らされることを引き起こす。充填は、600ml/minの“早い”流量または325ml/minの“遅い”流量で行われ得る。遅い充填速度は、原料がより高い容積流量で送り込まれ得るより前に、相当の希釈液を必要とする粘性液体(viscous liquid)の飲料原料が入っているカートリッジに対して特に有用である。カートリッジ1内に注入される水の容積は、水または飲料が、この段階中に、カートリッジ流出口122から滴ることがないことを保証するように設定される。
一時停止段階は、飲料原料200が、所定の時間の間、予湿段階の間に注入された水に浸かっていることを可能とする。予湿及び一時停止の両段階は、飲料原料200からの抽出物の量を増加させることで、また、飲料の最終香味(the end flavour)を向上させることで知られている。予湿及び浸漬は、飲料原料が炒られ、挽かれたコーヒーである場合に特に使用される。
調整/混合段階において、水は、飲料原料200から飲料を製造するために、カートリッジ1を通過させられる。水の温度は、貯水槽220から調整ヘッド250へ通過する水を加熱するために温水器に指令を送る制御プロセッサにより決定される。水は、導管262を通り、保持器251の下方部分255に入り、入口弁及び注入口突き刺し器253を経由して飲料カートリッジ1の注入室126内へと流れる。調製及び/または混合及びそれに続く飲料カートリッジ1からの飲料の定量供給は、飲料カートリッジ1の説明を参照して先に述べた通りである。
エアー・パージは、飲料全てが供給されること及び流路が別の飲料を定量供給することに備えてきれいにされていることを保証するために、飲料準備機械及び飲料カートリッジ1を通過する、加圧された空気の送風を含んでいる。エアー・パージは、調製/混合段階が停止するとすぐに開始せず、流体の大部分が流路をきれいにすることを可能とする。このことは、エアー・パージの開始時に許容できない内部圧力の急上昇を防止する。
通常の操作においては、使用者は、開始/停止ボタン241を操作することで、手動で機械201を停止する。
一旦、動作サイクルが完了してしまうと、消費者は、保持器251を開き、手動でカートリッジを取外し、廃棄することにより、カートリッジ1を取外す。あるいは、機械201には、保持器251を開いたとき自動的にカートリッジを取外す自動排出機構が設けられ得る。
本発明の飲料準備機械の正面斜視図である。 調製ヘッドが開いた位置にある図1aの機械の正面斜視図である。 明確にするために幾つかの部品が省略された図1aの機械の後面斜視図である。 明確にするためにいくつかの部品が省略された図1aの機械の別の後面斜視図である。 明確にするためにいくつかの部品が省略された図1aの機械の調製ヘッドの斜視図である。 明確にするためにいくつかの部品が省略された図1aの機械の調製ヘッドの別の斜視図である。 本発明に係る飲料カートリッジの第2の実施態様を収容している、閉じた位置にある調製ヘッドの断面図である。 本発明のカートリッジの第2の実施態様が入っていることを示す、開いた位置にある調製ヘッドの断面図である。 図1aの機械の配置図である。 図1aの機械のための第1のコード認識手段の配置図である。 図1aの機械のための第2のコード認識手段の配置図である。 本発明の飲料カートリッジの平面図である。 本発明の飲料準備機械で使用され得る本発明のカートリッジの第1の実施態様の外部部材の断面図である。 内側に向けられている円筒状延長部を示す図11の外部部材の詳細の断面図である。 スロットを示す図11の外部部材の詳細の断面図である。 図11の外部部材の上から見た斜視図である。 逆方向にある図11の外部部材の上から見た斜視図である。 図11の外部部材の上から見た平面図である。 カートリッジの内部部材の断面図である。 図17の内部部材の上から見た斜視図である。 逆方向にある図17の内部部材の上から見た斜視図である。 図17の内部部材の上から見た平面図である。 組み立てられた状態にあるカートリッジの第1の実施態様の断面図である。 本発明に係るカートリッジの第2の実施態様の断面図である。

Claims (27)

  1. いろいろな高さを有する飲料カートリッジを収容する調製ヘッド及び水媒体を前記飲料カートリッジを貫通させ、前記カートリッジに入っている1またはそれ以上の飲料原料から飲料を作る手段を備え、調製ヘッドは、第1及び第2の部分を含み、該第1及び第2の部分は、前記飲料カートリッジが調製ヘッドに収容され得る開いた位置及び前記飲料カートリッジが第1及び第2の部分の間に画定される調製ヘッド空間に固定して保持され得る閉じた位置から互いに移動可能であり、調製ヘッドの第1の部分は、第1及び第2の部分が閉じた位置にあるとき、クランプ部材の末端部と第2の部分が互いから一定の距離にあるように、調製ヘッド空間内で第2の部分に向かって途中まで延在するクランプ部材を備えている飲料準備機械であって、
    使用に際し、いろいろな高さを有する飲料カートリッジは、クランプ部材の末端部と第2の部分との間の調製ヘッド空間内にクランプされ得ることを特徴とする飲料準備機械。
  2. クランプ部材は、その中心または中心近傍において調製ヘッドに収容される飲料カートリッジをクランプするように、第1の部分の中心またはその近傍に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の飲料準備機械。
  3. クランプ部材は、使用に際し飲料カートリッジの凹部と協働する延長部を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の飲料準備機械。
  4. 調製ヘッド空間は、50mlより大きい容積を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の飲料準備機械。
  5. 調製ヘッド空間は、15mmと30mmとの間の高さを有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の飲料準備機械。
  6. クランプ部材は、調製ヘッド空間の高さの50%と70%との間の距離、第2の部分に向かって延在していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の飲料準備機械。
  7. クランプ部材は、調製ヘッド空間の高さの約60%の距離、第2の部分に向かって延在していることを特徴とする請求項6に記載の飲料準備機械。
  8. 使用に際し、少なくとも2つの高さを有する飲料カートリッジが、クランプ部材の末端部と第2の部分との間で、調製ヘッド空間内にクランプされ得ることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の飲料準備機械。
  9. 1またはそれ以上の飲料原料が入っている貯蔵容積を備え、飲料カートリッジの高さの50%と70%との間の長さ、カートリッジの反対側の面に向かって延在する細長い凹部を有する外面を備え、凹部は、使用に際し、飲料準備機械のクランプ部材を受け入れるのに適している飲料カートリッジであって、
    凹部は、前記クランプ部材のためのクランプ面を画定していることを特徴とする飲料カートリッジ。
  10. 1またはそれ以上の飲料原料用に、40mlと60mlとの間の貯蔵容積を画定していることを特徴とする請求項9に記載の飲料カートリッジ。
  11. 1またはそれ以上の飲料原料用貯蔵容積は、50mlに等しいかそれ以上であることを特徴とする請求項10に記載の飲料カートリッジ。
  12. カートリッジの高さは、25mmより高いことを特徴とする請求項9ないし11のいずれかに記載の飲料カートリッジ。
  13. 請求項1ないし8のいずれかに記載の飲料準備機械及びいろいろな高さを有する複数の飲料カートリッジを備えている飲料準備システムであって、
    前記飲料カートリッジ各々は、飲料カートリッジの第1の側に第1のクランプ面を、飲料カートリッジの反対側に第2のクランプ面を備え、
    飲料カートリッジ各々の第1及び第2のクランプ面は、閉じた位置にあるときクランプ部材と飲料準備機械の第2の部分との間の距離に等しいかまたはそれ以上である一様な距離だけ離れていることを特徴とする飲料準備システム。
  14. 飲料カートリッジ各々は、その第1の側に凹部を備え、第1のクランプ面は、前記凹部の底部に、またはその近傍に設けられていることを特徴とする請求項13に記載の飲料準備システム。
  15. 調製ヘッドの第1及び第2の部分が閉じた位置にある状態では、クランプ部材は、クランプ部材の末端部が第1のクランプ面に接触し得るように、凹部内で伸縮し得ることを特徴とする請求項14に記載の飲料準備システム。
  16. 調製ヘッド空間は、50mlより大きいことを特徴とする請求項13ないし15のいずれかに記載の飲料準備システム。
  17. 飲料カートリッジは、クランプ部材の末端部と第2の部分との間で調製ヘッド空間内にクランプされ得る少なくとも2つの高さを有するカートリッジを含んでいることを特徴とする請求項13ないし16のいずれかに記載の飲料準備システム。
  18. 飲料カートリッジは、第1の高さ及び貯蔵容積を有する第1のカートリッジタイプと、第1のカートリッジタイプより大きい第2の高さ及び貯蔵容積を有する第2のカートリッジタイプと、を含んでいることを特徴とする請求項17に記載の飲料準備システム。
  19. 第1のカートリッジタイプは、18mmより低い高さ及び35mlより小さい貯蔵容積を有することを特徴とする請求項18に記載の飲料準備システム。
  20. 第2のカートリッジタイプは、25mmより高い高さ及び35mlに等しいかまたはそれ以上の貯蔵容積を有することを特徴とする請求項18または19に記載の飲料準備システム。
  21. 貯蔵容積において調製するのに適した1またはそれ以上の飲料原料が入っている飲料カートリッジを提供するステップ、
    水媒体を1またはそれ以上の飲料原料を貫通させ、それにより、ろ過された飲料を作るステップ、
    前記ろ過された飲料をカートリッジから容器内に定量供給するステップ、
    を備えている1回限りのろ過された飲料の定量供給の方法であって、
    飲料カートリッジの貯蔵容積は、40mlと60mlとの間にあり、
    定量供給される飲料の容積は、400mlより大きいことを特徴とする方法。
  22. 定量供給される容積は、600mlより大きいことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 定量供給される容積は、700mlより大きいことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 飲料原料は、炒られ、挽かれたコーヒー、インスタントコーヒー、インスタントティーまたは茶葉であることを特徴とする請求項21ないし23のいずれかに記載の方法。
  25. 貯蔵容積において泡立てるのに適した1またはそれ以上の飲料原料が入っている第2の飲料カートリッジを提供するステップ、
    水媒体を1またはそれ以上の飲料原料を貫通させ、それにより、泡立てられた飲料部分を作るステップ、
    前記泡立てられた飲料部分をカートリッジから容器内に定量供給し、それにより、カプチーノ風飲料を作るステップ、
    をさらに備え、
    第2の飲料カートリッジの貯蔵容積は、40mlと60mlとの間にあり、
    定量供給される泡立てられた飲料部分の容積は、200mlより大きいことを特徴とする請求項21ないし24のいずれかに記載の方法。
  26. 定量供給される泡立てられた飲料部分の容積は、300mlより大きいことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  27. 泡立て可能な飲料原料は、液体ミルクまたはミルクベースの製品またはチョコレートベースの製品を含んでいることを特徴とする請求項25または26に記載の方法。
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