JP2008501857A - 銅とゲルマニウムとを含んだ銀合金の完成または半完成の製品を製造するための方法 - Google Patents
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Abstract
【選択図】なし
Description
きく収縮することが無い。さらに、この合金は優れた延性と引っ張り強度も示す。ゲルマニウムがこの新規な合金が呈する特性の有用な組み合わせによる保護機能を与えていたことが示され、銀の相と銅の相の双方に固溶していた。この合金の微細構造は、銀中のゲルマニウム=銅固溶体が、少量の金属内CuGe相分散質を含んだ銅中の繊維状ゲルマニウム=銀固溶体に取り囲まれているという二相構造であったと述べられている。この銅リッチ相中のゲルマニウムが、 GeO および/もしくは GeO2 の保護薄膜を形成することによってその相の表面酸化を阻害し、鑞づけおよび火炎焼き鈍しの作業中に外観が火焼け(firestain)することを抑制した、と述べられている。さらにまた、ゲルマニウムを添加することによって、曇りの進行を大幅に遅らせることができ、表面が黒よりも若干黄みがかったようになって、曇りを普通の水道水で容易に除去できた。硬度が向上することについては、伸展性の減少(de-tensioning)のためであると説明されており、例えばこの合金を500℃で加熱して、その後にこの合金を400℃以下(例えば200度)の「低温焼き鈍し」温度("low annealing" temperature)で2時間に亘って加熱することで、Vickers硬度を約140にすることができると言われている。しかしながら、焼き鈍し温度まで加熱した後に焼き入れするステップを省きつつこのような硬度をどうやって得ているのかについての示唆が無く、また、仕上げ間近の加工でどうやって硬度を増強するのかについての示唆も無い。
示唆も無い。
の再加熱に使用する温度は、例えば180〜350℃、好ましくは250〜300℃が典型である。重大なこととして、析出硬化の間のAg-Cu-Ge合金の過時効(over-aging)によって、得られた硬度が大幅に下落することは無いということがわかった。加工物を処理するための新規な方法は、例えば、メッシュベルトコンベア炉内またはインベストメント鋳造でのはんだづけもしくは焼き鈍しの一部として適用することができ、また、上述したようにAg-Cuスターリング銀では必要であって且つ上述したように製品に歪みもしくは損傷を与える可能性がある(例えば)水での焼き入れを行わずに済むため、仕上げ間近の加工にも使うことができる方法である。この方法は、GB-B-2255348に開示されているような類の一般的な合金にも適用することができる。また、比較的多量のゲルマニウム成分を含んだ合金、ならびに、少量のゲルマニウム成分と比較的多量の亜鉛成分および珪素成分を含んだ合金を含むような、US-A-6726877に開示された合金のうちのいくらかもしくはすべてについても、この方法を適用できると考えられる。
77wt%以上の銀と、銅と、0.5wt%以上であって曇りおよび/もしくは火焼けを有効に軽減するゲルマニウムとを含む銀合金を準備するステップと、
前記銀合金の前記完成もしくは半完成の製品を、少なくとも焼き鈍し温度まで加熱することによって製造もしくは処理するステップと、
前記製品を外気温まで徐ろに冷却するステップと、
前記製品を再加熱して、前記製品を析出硬化させるようにするステップと
を含む方法を提供する。
86wt%以上のAgと、0.5〜7.5wt%のCuと、ZnおよびSiの混合物(ただし、前記Siは約0.02wt%〜約2.0wt%の範囲で存在する)を0.07〜6wt%と、約0.01wt%以上であって3.0wt%を超えないGe(好ましくは2.0wt%を超えないGe)とを含む銀合金を準備するステップと、
前記合金の前記完成もしくは半完成の製品を、少なくとも焼き鈍し温度まで加熱することによって製造または処理するステップと、
前記製品を徐ろに冷却するステップと、
前記製品を再加熱して、前記製品を析出硬化させるようにするステップと
を含む。
本発明によって処理できる合金には、77wt%以上の銀の合金であって、銅と、火焼けお
よび/もしくは曇りを低減するために有効な量のゲルマニウムとを含んだ合金、が含まれる。本発明者は、0.5wt%のGeが好ましい下限であると考えており、また、実地での使用には1wt%未満は望ましくなく、1〜1.5wt%の量が好ましいと考えている。
7.5wt%のCuと、ZnおよびSiの混合物(ただし、Siは約0.02〜約2.0wt%の範囲で存在する)を0.07〜6wt%と、約0.01wt%以上であって3.0wt%を超えないGe(好ましくは2.0wt%を超えないGe)とを含む。いくつかの実施形態においては、92.5wt%以上の銀が存在し、且つ、2〜4wt%のCuが存在してもよく、且つ、好ましくは2〜4wt%のZnが存在し、且つ、0.02〜2wt%のSiが存在し、且つ、0.04〜3.0wt%のGeが存在する。また、これらの合金には3.5wt%を上限として、In、B、ならびにInおよびBの混合物(例えば約2wt%を上限とするBと、1.5wt%を上限とするInとの混合物)から成る群から選択される少なくとも一種の添加物を含むことができ、さらには0.25〜6wt%のSnを含むこともできる。或る特定の種類の合金には、81〜95.409wt%のAgと、0.5〜6wt%のCuと、0.05〜5wt%のZnと、0.02〜2wt%のSiと、0.01〜2wt%のBと、0.01〜1.5wt%のInと、0.01〜3wt%のGeとが含まれる。もうひとつの種類の合金には、75〜99.159wt%のAgと、0.5〜6wt%のCuと、0.05〜5wt%のZnと、0.02〜2wt%のSiと、0.01〜2wt%のBと、0.01〜1.5wt%のInと、0.25〜6wt%のSnと、0.01〜3wt%のGeとが含まれる。
或る実施形態においては、製品が、成形製品もしくは組立製品(例えば、宝飾品、編み上げメッシュ、または、引き抜き加工したワイヤーから編んだチェーンもしくはメッシュ、あるいは、上述の合金から製造した板金もしくは金属管から篦絞り加工した(spun)食器類など)であって、連続式メッシュベルトコンベアのはんだづけもしくは焼き鈍し用の炉内の経路中で、はんだづけ温度もしくは焼き鈍し温度まで加熱することによって処理される。上述したこのようなコンベアは、例えばLindberg, of Watertown, WI, USA、および、Dynalab of Rochester NYから入手可能である。一般的にはこうした製品は、二つ以上の部品をはんだづけもしくは鑞づけして組み立てたものである。
easy"の品位のはんだを使うことを推奨する。鑞づけ温度は好ましくは680℃を超えないようにし、好ましくは600〜660℃の範囲とする。使用することができる低融点はんだ(BAg-7)には、56%の銀と、22%の銅と、17%の亜鉛と、5%の錫が含まれている。BAg-7 はんだ(国際標準)は、華氏1205度(652℃)で融ける。良好な耐曇性を与えるようなゲルマニウムを含んだはんだは、UK Patent Application 03 26927.1(2003年11月19日出願、この参照により本開示に含まれる)に開示されている。600〜650℃の範囲で融ける適切なはんだには、約58wt%のAgと、2wt%のGeと、2.5wt%のSnと、14.5wt%のZnと、0.1wt%のSiと、0.14wt%のBと、残余分としてCuとが含まれ、また、実地に使用したこのはんだの変形例には
、分析値で58.15wt%のAgと、1.51wt%のGeと、2.4wt%のSnと、15.1wt%のZnと、0.07wt%のSiと、0.14wt%のBと、残余分としてCuとが含まれる。
Argentium鋳造用結晶(casting grain)を、従来技術に係る方法を使って融かし(固相線766℃、液相線877℃)、さらに、950〜980℃の温度、且つ、676℃を超えない鋳型温度で、保護雰囲気下、もしくは保護用の硼酸フラックスと共にして、鋳造を行った。インベストメント鋳造中の鋳型温度は例えば500〜700℃とすることができ、また、瑕疵の無い鋳造物(sound castings)は、鋳型温度に比較的鈍感であることが発見されている。比較的小さい熱伝導度を持つインベストメント材料によって、鋳造物をゆっくりと冷却することができる。
以下の表に示した合金を、列挙した成分を共に熔解させて調製し、以下に示した検査にかけた。硼素の存在が示された組成物については、約4ppmの硼素を含むものであるとして考え、改めての分析は行わなかった。銅成分を含まなかった場合を除き、ゲルマニウムを含んだ合金で非常に著しい硬度の増大が観られたことに留意されたい。銅成分を含まなかった場合には、硬化は観察されなかった。実施例4の当初は非常に軟らかいallowを、有用に硬化できたのは驚くべきことである。
冷却法2: 赤熱する温度(約600℃)で焼き鈍し、水中で焼き入れした後、300℃で45分間加熱した試料
焼き鈍し硬度: 赤熱する温度(約600℃)で焼き鈍し、大気中で放冷した後、さらなる加熱処理は行わなかった試料
** 最終的な分析結果は得られていない。表には熔融前の合金の構成を示した。
実施例9および10の合金を、下記の組成を共に熔融して調製した。
実施例9 実施例10
Ag 92.5 92.5
Cu 2.35 3.0
Zn 2.82 3.14
Si 0.19 0.15
B 0.01 0.01
In 0.23 0.2
Ge 1.9 1.0
この二種の合金を鋳造して、鋳造時のVickers硬度と、赤熱する温度(約600℃)で焼き鈍し、大気中で放冷した後、300℃で45分間加熱したときのVickers硬度とを検査した。上述した焼き鈍し法および焼き入れしない後処理をした後には硬度が上昇しており、100Vickersを超えた。
〔実施例11〜12〕
実施例11および12の合金を、下記の組成を共に熔融して調製した。
実施例11 実施例12
Ag 92.5 92.5
Cu 3.25 4.78
Zn 3.75 2.25
Si 0.2 0.2
B 0.01 0.01
In 0.25 0.075
Ge 0.04 0.125
Sn - 0.075
上記の合金を鋳造して、鋳造時のVickers硬度と、赤熱する温度(約600℃)で焼き鈍し、大気中で放冷した後、300℃で45分間加熱したときのVickers硬度とを検査した。上述した焼き鈍し法および焼き入れしない後処理をした後には硬度が著しく上昇した。
以下の表に示した合金を、列挙した成分を共に熔解させて調製し、以下に示した検査にかけた。硼素の存在が示された組成物については、約4ppmの硼素を含むものであるとして考え、改めての分析は行わなかった。銅成分を含まなかった場合を除き、ゲルマニウムを含んだ合金で非常に著しい硬度の増大が観られたことに留意されたい。銅成分を含まなかった場合には、硬化は観察されなかった。実施例4の当初は非常に軟らかい合金を、有用に硬化できたのは驚くべきことである。
Claims (27)
- 銀合金の完成もしくは半完成の製品を製造するための方法であって、
77wt%以上の銀と、銅と、0.5wt%以上であって曇りおよび/もしくは火焼けを有効に軽減するゲルマニウムとを含む銀合金を準備するステップと、
前記銀合金の前記完成もしくは半完成の製品を、少なくとも焼き鈍し温度まで加熱することによって製造もしくは処理するステップと、
前記製品を徐ろに冷却するステップと、
前記製品を再加熱して、前記製品を析出硬化させるようにするステップと
を含むことを特徴とする、方法。 - 前記製品が、銀、銅、およびゲルマニウムの三元合金であることを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記三元合金が、不純物、付随的な成分、およびすべての結晶微細化剤を除いて、前記合金の重量に対して80〜98%の銀と、0.5〜3%のゲルマニウムと、1〜19.9%の銅とを含むことを特徴とする、請求項2記載の方法。
- 前記三元合金が、不純物、付随的な成分、および結晶微細化剤を除いて、前記合金の重量に対して92.5〜98%の銀と、0.5〜3%のゲルマニウムと、1〜7.2%の銅とを含み、さらに結晶微細化剤として1〜40ppmの硼素を共に含むことを特徴とする、請求項2記載の方法。
- 前記三元合金が、不純物、付随的な成分、および結晶微細化剤を除いて、前記合金の重量に対して92.5〜96%の銀と、1〜2%のゲルマニウムと、1〜7%の銅とを含み、さらに結晶微細化剤として1〜20ppmの硼素を共に含むことを特徴とする、請求項2記載の方法。
- 前記三元合金が、92.5〜92.7wt%のAgと、6.1〜6.3wt%のCuと、約1.2wt%のGeと、結晶微細化剤としての1〜15ppmの硼素とを含むことを特徴とする、請求項2記載の方法。
- 前記製品を炉内で鑞づけしている間に焼き鈍しを行い、続いて大気中で放冷することを特徴とする、上述の請求項のいずれか一項に記載の方法。
- 前記合金を、600〜680℃の炉内で加熱することによって焼き鈍しもしくは鑞づけを行うことを特徴とする、請求項7記載の方法。
- 前記合金を、600〜660℃の炉内で加熱することによって焼き鈍しもしくは鑞づけを行うことを特徴とする、請求項7記載の方法。
- 56%の銀と、22%の銅と、17%の亜鉛と、5%の錫を含んだはんだを用いて、前記合金を鑞づけすることを特徴とする、請求項7、8、もしくは9に記載の方法。
- 58wt%のAgと、2wt%のGeと、2.5wt%のSnと、14.5wt%のZnと、0.1wt%のSiと、0.14wt%のBと、残余分としてCuとを含んだはんだを用いて、前記合金を鑞づけすることを特徴とする、請求項7、8、もしくは9に記載の方法。
- 600〜650℃の温度で焼き鈍しおよび/もしくは鑞づけを行うことを特徴とする、請求項7〜11のいずれか一項に記載の方法。
- 前記製品が、インベストメント鋳造され、大気中で放冷されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記製品が、宝飾品もしくは贈答品であることを特徴とする、請求項13記載の方法。
- 180〜350℃で再加熱することを特徴とする、上述の請求項のいずれか一項に記載の方法。
- 200〜300℃で再加熱することを特徴とする、上述の請求項のいずれか一項に記載の方法。
- 銀合金の完成もしくは半完成の製品を製造するための方法であって、
86wt%以上のAgと、0.5〜7.5wt%のCuと、ZnおよびSiの混合物(ただし、前記Siは約0.02〜約2.0wt%の範囲で存在する)を0.07〜6wt%と、約0.01wt%以上であって3.0wt%を超えないGe(好ましくは2.0wt%を超えないGe)とを含む銀合金を準備するステップと、
前記合金の前記完成もしくは半完成の製品を、少なくとも焼き鈍し温度まで加熱することによって製造または処理するステップと、
前記製品を徐ろに冷却するステップと、
前記製品を再加熱して、前記製品を析出硬化させるようにするステップと
を含むことを特徴とする、方法。 - 92.5wt%以上の銀が存在していることを特徴とする、請求項17記載の方法。
- 2〜4wt%のCuが存在していることを特徴とする、請求項17もしくは18に記載の方法。
- 2〜4wt%のZnが存在していることを特徴とする、請求項17、18、もしくは19に記載の方法。
- 0.04〜3.0wt%のGeが存在していることを特徴とする、請求項17〜20のいずれか一項に記載の方法。
- In、B、ならびに、InとBとの混合物から成る群から選択される少なくともひとつの添加物が、3.5wt%を上限として存在していることを特徴とする、請求項17〜21のいずれか一項に記載の方法。
- 前記混合物が、約2wt%を上限とするBと、約1.5wt%を上限とするInとを含むことを特徴とする、請求項17〜22のいずれか一項に記載の方法。
- 0.25〜6wt%のSnが存在していることを特徴とする、請求項17〜24のいずれか一項に記載の方法。
- 前記合金が、81〜95.409wt%のAgと、0.5〜6wt%のCuと、0.05〜5wt%のZnと、0.02〜2wt%のSiと、0.01〜2wt%のBと、0.01〜1.5wt%のInと、0.01〜3wt%のGeとを含むことを特徴とする、請求項17記載の方法。
- 前記合金が、75〜99.159wt%のAgと、0.5〜6wt%のCuと、0.05〜5wt%のZnと、0.02〜2wt%のSiと、0.01〜2wt%のBと、0.01〜1.5wt%のInと、0.25〜6wt%のSnと、0.01〜3wt%のGeとを含むことを特徴とする、請求項17記載の方法。
- 銀合金の完成もしくは半完成の製品を製造するための方法であって、
(a) 92.5wt%のAg、7.0wt%のCu、0.2wt%のSi、および0.3wt%のGe、ならびに、(b
) 92.5wt%のAg、6.8wt%のCu、0.3wt%のSi、および0.2wt%のGe、および0.2wt%のSn、ならびに、(c)83.0wt%のAg、16.5wt%のCu、0.2wt%のSi、および0.3wt%のGe、の合金のうちのいずれかを含む銀合金を準備するステップと、
前記合金の前記完成もしくは半完成の製品を、少なくとも焼き鈍し温度まで加熱することによって製造または処理するステップと、
前記製品を徐ろに冷却するステップと、
前記製品を再加熱して、前記製品を析出硬化させるようにするステップと
を含むことを特徴とする、方法。
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