JP2008500850A - 患者の身体に電気刺激を加えるための治療装置 - Google Patents

患者の身体に電気刺激を加えるための治療装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、様々な病態を治療するために、生体に経皮的に電気刺激を加えるための治療装置(10)を提供する。この装置は、皮膚と接触する一対の電極(32)と、電極を介して皮膚に電気刺激を加えるためのAC波形を繰り返し生成する波形発生器(46)とを含む。検出器(50)は、皮膚インピーダンスの変化を検出し、皮膚インピーダンスを表す検出器出力信号を生成する。手段(52)は検出器出力信号に応答して皮膚の応答性を監視し、指示手段(36、58)は、監視手段によって作動され、所定レベルの応答性に達した時に第1の指標を生成し、所定の治療が施された時に第2の指標を生成する。

Description

本発明は、様々な病態を治療するために、生体に経皮的に電気刺激を加える治療装置に関する。
特に、本発明は、少なくともその好ましい形態において、皮膚と物理的に接触し、繰り返し生成されるAC波形を電極に供給して皮膚の表面に加え、皮膚のインピーダンスの変化を監視する手持ち式治療装置、並びにそのような装置を含む治療装置及び治療システムに関する。
電磁放射線を用いて動物や人を治療することが知られている。しかし、そのような治療装置は一般的に扱いにくく、製造及び稼動にコストがかかると共に、通常は、或る特定の病態のみに用途を有する。更に、治療にコストがかかる場合が多く、しかも成功率が低いこともある。
また、動物や人に対する治療の展開を補助するために、電磁放射線を用いた手持ち式スキャン装置を用いることも知られている。しかし、これらの装置も、それぞれ用途が限られていることが多い。
従って、用途に柔軟性があり且つ使用が容易で、広範な病態を治療可能な、より安価な携帯型の装置が必要である。
本発明は、効果的であり且つ使用が容易で、広範な臨床的用途を有する、新たな治療装置の提供を目的とする。
本発明は、少なくともその好ましい形態において、広範な臨床的適応症を治療するための手持ち式装置の提供も目的とする。
本発明の別の目的は、様々な病態の治療に有益性を示し且つ有害な副作用がほとんどない非侵襲的な治療方法及び治療装置の提供である。
簡単に説明すれば、本発明は、体内の修復プロセスを促進するために、比較的高い振幅と短い持続時間とを有する電気刺激を動物又は患者の身体に経皮的に加えるための治療装置、システム及び方法に関するものである。
本発明は、少なくとも後述するその好ましい形態において、皮膚インピーダンスに対する反応に基づくバイオフィードバック系を介した交流電流電気刺激の使用に依存する。この装置からの刺激は、短い持続時間(約10μs)及び比較的高い振幅(80v)を有するのが好ましい。その影響は、装置画面に示される刺激の特定の測定パラメータを用いて注意深く観察することによって、厳密に制御される。刺激の持続時間が短いので、信号のエネルギーは非常に小さく、悪影響が生じる可能性は非常に低い。
この装置は、(2つの同心の矩形電極間にある)「可能性のある領域」から皮膚インピーダンスが最も低いゾーンを検出し、これらを数値として読み出した値によって示すことができる。皮膚の複数の低抵抗の点を介するダイアログが開始され、訓練された施術者がこのダイアログを観察することによって誘導される。
装置からの求心性の刺激は、神経終末を介して、脊髄の前角から中枢神経系(CNS)に入る。この刺激によって、有髄神経及び無髄神経の両方が刺激される。ダイアログの大半は、数の優位性により、C線維を介して行われる。刺激は、背脊髄視床路及び前脊髄視床路、背脊髄小脳路及び前脊髄小脳路、並びに背脊髄視蓋路及び前脊髄視蓋路へと、上に向かって伝わる。小脳の細網線維(reticulo-cerebellar fibres)及び橋被蓋による寄与が存在する。電気刺激システムの促進効果の一部は、この網様体のこの部分によって仲介されると考えられる。網様体の通信が脳幹を越えて皮質へと続き、これに伴って皮質の応答に対しても影響を及ぼすことが期待される。遠心性信号は皮質脊髄路を下行する。1つ以上のセグメントレベルが同時に影響を受けることがしばしばある。
電気刺激の影響は、分子の分極の形態の小さい局所的効果と、局所的血管運動効果とを有し、段階的な電位(graded potentials)に対しても局所的に何らかの影響を有する可能性がある。局所的影響の仲介は神経ペプチドの放出によって行われる。
有益な影響の大半は、CNSからの遠心性神経を介して伝わる。セグメントレベルでは、特にA線維の関与が際立つ場合には、外側脊髄視床路への入口となる部位で伝達器が飽和することにより、痛みの経路に影響を与えることもある。
電気刺激信号は、局所反射弓(交感神経鎖にも影響する)に作用すると共に、内臓、血管及び筋肉にも同時効果を及ぼしつつ、より上位に接続する上行路を介してCNSに入り、一般的な神経ペプチド放出(一般的な恒常性に対する効果を生じる)、内分泌物放出、副交感神経的影響を生じ、遠心性信号は皮質脊髄路を下行して関連するレベルに到る。この電気刺激の形態の疾病及び痛みの制御のプロセスは、主に、CNSを下行する刺激によって、次の末梢部位における「局所的」神経ペプチド放出のために適切なレベルへと仲介される。更なる仲介は、局所的な効果及び一般生理学の両方によって、自律神経系を通じて影響を受ける。
本発明の第1の態様によれば、様々な病態を治療するために、生体に経皮的に電気刺激を加える手持ち式治療装置が提供される。この治療装置は、皮膚と接触する一対の電極と、電極を介して皮膚に電気刺激を加えるためのAC波形を繰り返し生成する波形発生器と、皮膚のインピーダンスの変化を検出し、該皮膚インピーダンスを表す出力信号を生成する検出器と、検出器からの出力信号に応答して皮膚の応答性を監視する手段と、所定レベルの応答性に達した時に第1の指標を生成し、所定の治療が施された時に第2の指標を生成する指示手段とを備える。
好ましい実施形態においては、局所的及び全体的な状態の結果として生じる皮膚インピーダンスの変化は、治療装置の画面上に数値で表示され、装置からの次の出力信号に影響を与える。更に、皮膚と治療装置との間での信号のやりとりに関するその他の幾つかの様相が、画面上に数値で表示されてもよい(振幅、率、変化度、速度等)。これらの数の一部は、電気刺激によるダイアログを最大限に利用できるようにするために数学的アルゴリズムを用いる。次に、施術者がこれらの数値表現を用いて、多くのプロトコルを介して治療プロセスを誘導してもよい。この目的は、固定又は阻害されたCNSの病巣を修復可能な状態に誘導し、それにより、正常な修復プロセスを中枢から及び局所的に開始又は刺激することである。やりとり(exchange)のプロセスにおいてCNSの要素が(局所に対して)強いことに起因して、以前の病的状態の「古い」病巣にも同時に影響を与えることができ、過去の病気状態が予期せず解消されることにもつながり得る。
この治療装置は、その好ましい形態において、電池で電力供給される手持ち式装置である。
検出手段は、皮膚インピーダンスを表す持続時間を有するパルスの形態の出力信号を生成し、監視手段は各パルスの持続時間tを測定し、指示手段は、tの所定の関数をtが満たす時に各指標を生成するよう構成されると有利である。
指示手段は、t=4.087t 0.7131である時に第1の指標を生成し、dZ/dt=0である時に第2の指標を生成するよう構成されるのが好ましい。
手持ち式装置によって生成される電気刺激は、高い初期振幅及び短い持続時間を有すると都合がよい。これによって得られる治療は非侵襲的であり、有害な副作用はほとんど生じないと考えられる。この装置は、試験において、広範な臨床的適応症の治療に非常に有効であることがわかった。
本発明による手持ち式装置は、使用の容易さ、多用途性、並びに、比較的高い成功率が期待できる一方で治療コストが低いことを含む、多くの長所を有する。
本発明の別の態様によれば、様々な病態を治療するために、生体に経皮的に電気刺激を加える治療装置が提供される。この治療装置は、皮膚と接触する一対の電極と、電極を介して皮膚に電気刺激を加えるためのAC波形を繰り返し生成する波形発生器と、皮膚のインピーダンスに起因して電極間に生じた抵抗に応答して、生体の所定領域の複数の異なるゾーンの応答性を検出し、各ゾーンの応答性を表す出力データを生成する手段と、出力データのための格納部と、応答性が最大のゾーンを選択するために、出力データの評価に基づき複数の異なるゾーンから1つの治療ゾーンを選択する手段とを備える。
検出手段からの出力データは数値の形態であり、選択手段は出力データを最高値に照らして評価するのが好ましい。
後述する好ましい実施形態では、選択手段は、記憶部に格納されている出力データを処理する手段と、該処理手段によって作動可能な、選択された治療ゾーンを示すディスプレイとを備える。例えば、ディスプレイは、所定の治療領域の身体マップを表示するよう構成されてもよく、所定領域の対応するゾーンを表す複数のマップ位置に個々の出力データが表示されてもよい。
本発明の更に別の態様によれば、生体を治療するための治療システムが提供される。この治療システムは、生体に経皮的に電気刺激を加えるための、CPUを含む治療装置と、患者の記録を格納するPCと、治療装置用のクレードルであって、PCに接続される又はPCの一部として組み込まれるクレードルと、患者固有IDを含むスマートカードを受け付け、該患者固有IDと関連付けられた患者の記録へのアクセスを提供する手段とを備える。
スマートカードは暗証番号及び患者固有IDを有するよう構成され、システムは、患者に自分の暗証番号を供給するよう要求し得る入力手段を含むと有利である。システムは、入力された暗証番号とスマートカード上の全ての患者固有IDの暗証番号とが一致したら、治療装置と施術者のPCとの間のアクセスを可能にするよう構成される。
本発明の更に別の態様は、本治療装置を用いて人又は動物を経皮的に治療する方法であることを特徴とする。
本発明のこの態様によれば、経皮的に生体を治療する方法が提供される。この方法は、一対の電極を皮膚と接触させて配置する工程と、電極を介して皮膚に電気刺激を供給するためにAC波形を生成する工程と、皮膚のインピーダンスの変化を検出し、該皮膚インピーダンスを表す出力信号を生成する工程と、皮膚の応答性を監視する工程と、まず、所定レベルの応答性に達した時を示し、次に、所定の治療が施された時を示す工程とを備える。
添付の図面を参照し、本発明を一例として更に説明する。
まず図1〜図5を参照すると、本発明は、人や動物の身体に経皮的に電気刺激を加えるための手持ち式治療装置10を含む。ここでは、説明の目的で、人の治療について説明する。治療装置10は図1に示されており、皮膚と接触して配置され、電極(後述する)を介して皮膚に加えられる短いAC電気刺激を生成するよう設計されている。
図2を参照すると、身体の保全システムは、神経外胚葉として知られる発生学的な層に由来する。皮膚、身体の神経系及び脊髄は全て、この発生学的な層に由来しており、従って、これらは全て相互に連絡している。図2は、神経線維網12が皮膚14を身体の様々な臓器16及び中枢神経系を有する脊髄18に接続する様子と、脊髄から脳20への接続とを示す。中枢神経系の制御中枢22からの情報は、神経終末における特定の神経ペプチド24の放出を制御し、図3に示されるように、この神経ペプチド24の放出により、臓器16内の細胞26の交換、構築及び挙動が制御される。神経線維網12は、皮膚14と中枢神経系との間の情報伝達も制御し、身体内の異常性は、この神経線維網12を介して、皮膚14のインピーダンスの変化として反映される。
図4及び図5は、皮膚14の慎重に選択された位置に加えられた治療装置10からのAC電気刺激が、神経線維網12を通る通信経路28を介して中枢神経系の制御中枢22に情報を伝達し、この制御中枢を、臓器16における修復プロセスを活性化するために神経ペプチドの放出をトリガするよう刺激し得る様子を示している。その結果、皮膚インピーダンスの変化が生じ、それを治療装置10によって検出できる。このようにして、皮膚14及び神経線維網12を介した、装置10と中枢神経系の制御中枢22との間のダイアログが開始され、このダイアログを、修復をトリガするため、並びに、治療プロセス及びその効果を監視するために用いることができる。この治療は非侵襲的であり、身体には非常に少量のエネルギーが加えられるだけなので、悪影響が生じる可能性は非常に低い。
図1、図6及び図7を参照し、この装置自体を更に説明する。
治療装置10は、一端部に一対の電極32を有し背面に入切スイッチ34を有する本体30と、ディスプレイ36と、一続きのユーザ制御ボタン38とを含む。図1には、4つのそのようなボタンが示されているが、ユーザによって制御され得る異なる機能の数に応じて、任意の数のボタンがあってよい。
電極32は、皮膚がむき出しであるか又は毛で覆われているかに関わらず皮膚と確実に接触することを主目的として設計された、非常に特殊な形状を有する。具体的には、電極は、一続きの平行な5つのくし状物として設計されている。一番外側の2つのくし状物32aは1つの電極を構成し、中央のくし状物32bは別の電極を構成し、中央のくし状物32bの側面に位置する残りの2つのくし状物32cは絶縁要素である。従って、電極32a及び32bは導電材料で形成されており、くし状物32cは絶縁材料で形成されている。しかし、これらのくし状物の寸法は同じであり、各くし状物は、約2.5mmの間隔で配列された約2mmの長さの一続きの歯を有する。
図7には治療装置10内の電気回路が示されている。この電気回路は入切スイッチ34によって制御され、電極32にAC電気刺激を印加するための電力を電池40によって供給される。
図示されるように、クロック44を含む中央処理装置(CPU)42は、図7のA地点において、一連の矩形パルスの形態の出力を生じるよう構成される。これらのパルスは波形発生器46に供給され、回路のB地点にある発生器からの出力をトリガする。波形発生器46の出力はAC減衰振動であり、これは、CPU42からのパルスによって繰り返しトリガされ、電極32の1つに印加される。電極32間、実際上は図7のC地点において、電圧信号が生成される。電圧信号の大きさは、電極が開回路内にあるか否か、又は、電極が皮膚と接触し皮膚インピーダンス(抵抗器48として表されている)に応答するか否かによって異なる。この電圧信号は比較器50に印加され、CPU42が出力する閾値電圧と比較される。比較器50は、回路のD地点においてパルス出力を生成する。各パルスの立ち上がりは、電極32の電圧が増加して閾値レベルを超えたときに対応し、各パルスの立ち下がりは、電極32の電圧が減少して閾値レベルを下回ったときに対応する。クロック44には、CPU42内のカウンタ52も接続されており、クロック44は、これらの各パルスの持続時間に対するクロック信号をカウントすることにより、パルスの持続時間を表す数値を生成する。これらの数値は、メモリバス54を介して、メモリ即ち格納部56に送られる。
CPU42に、波形発生器46に供給されるパルスの周波数、持続時間、及び振幅を調節させると共に、これらのパルスが一定間隔で供給されているか又はクラスター状で繰り返し供給されているかを判定させるために、ユーザ制御キー38を用いてCPU42への入力を行うことができる。波形発生器46は、これに適宜応答して、対応するAC波形を電極32に供給するよう構成される。このようにして、皮膚に加えられる電気刺激を調節でき、治療を制御することができる。CPU42は、治療セッション中に取得された情報を処理し、その結果をディスプレイ36に表示すると共にメモリ56に格納する。また、CPU42は、治療セッションにおける特定の事象を知らせるために、1つ以上の聴覚的指示器58を作動させるよう構成される。
更に、2つの電極32間には、直列接続されたスイッチ60及び負荷62が接続されており、電極32が患者の皮膚と接触していない時に皮膚への接触をシミュレートするために、又は、皮膚感度が高い場合にフィルタを設けるために、CPU42からの出力に応答して、負荷62が回路に組み込まれるよう切り替えることができる。
図8〜図13には、図7の回路の様々な点における、様々な状況の信号が示されている。
図8は、CPU42によって出力され、回路のA地点で生成された矩形パルス信号と、それに対応する、回路のB地点で波形発生器46によって出力された繰り返しAC波形とを示している。図9には、B地点におけるAC波形の単一サイクルが示されており、これは、初期振幅Vpeak、半波長t及び減衰tdecayを有する。振幅VpeakはA地点におけるパルス信号のパルス幅によって異なり、パルス幅は、制御キー38の1つにより、1〜250の範囲の強度設定に従って設定可能である。図9に示されている例では、強度設定は20に設定されており、Vpeakは230ボルトである。この例のtは40マイクロ秒であり、電圧がVpeakの約10%まで減衰する点までのtdecayは1.15ミリ秒である。
図8に示されるように、波形発生器46によって出力されるAC波形の繰り返し率は、A地点におけるパルス信号の周波数によって決定され且つこの周波数と一致し、ユーザによって制御キー38の1つを介して設定される。繰り返し率は、50Hz〜351Hzまで調節可能であるのが好ましい。制御キー38の更に別の1つは、CPU42によって出力されるA地点のパルスが、一定間隔で生成されるか又はクラスター状に生成されるかを、必要な治療の強さに従って設定するものである。治療の強さは1〜8の範囲で設定でき、これは各クラスターにおけるパルス数、即ち1〜8を表す。従って、1の強さは一続きのパルスが一定間隔で生じることを表し、8の強さは一度に8個のパルスのクラスターが生じることを表す。A地点における個々のパルス間又はパルスクラスター間の間隔は、回路のB地点で発生される繰り返しサイクルにおける個々のAC波形又は波形クラスターの全体的なサイクル時間trepeatに対応し、これもユーザキー38の1つによって制御される。このパルス間隔は治療の適用間隔として定義され、この適用間隔は、220マイクロ秒〜1,600マイクロ秒の範囲の間隔trepeatに対応する10〜80の範囲内で調節可能である。
負荷62が回路に組み込まれるよう切り替えることにより、波形発生器46によって出力されるB地点のAC波形は、図7のE地点において、負荷62を通った波形を生成する。E地点の波形はB地点の信号が変形されたものであり、半波長tが長くなっている。
ここまでの説明の信号は、事実上、治療装置10が皮膚と接触しておらず、装置が皮膚インピーダンスの影響を受けていない状況を表すものである。図11には、装置の使用中に生じる信号が示されており、これは、A地点のパルス信号の1つのパルスによってトリガされる事象、即ち、B地点のAC波形の完全な1サイクルを表す。図示されるように、皮膚インピーダンスの影響により、図7のC地点で生成される信号は、半波長tが長くなったAC波形となり、B地点のAC波形と比べて電圧ピークが少ない。このC地点の信号は比較器50に供給され、そこで閾値電圧Vthと比較される。C地点の信号が増加して閾値電圧を超える度に、比較器50は、新たなパルスの立ち上がりをトリガし、C地点の信号が減少して閾値Vthを下回る度に、比較器はパルスの立ち下がりを生成する。図11には、図7のD地点における比較器50のパルス出力が示されている。
治療が続くにつれ皮膚インピーダンスが減少し、その結果、C地点の信号がだんだん長くなることがわかった。このことは図12に示されており、C地点における初期の応答信号が半波長tを有する線Vで表され、C地点における次の応答信号が半波長tを有する線Vで表されている。tがtよりも小さいことは明白である。最終的には、C地点における応答信号は半波長tを有し、閾値電圧を全く超えなくなる。
この状況は図13に表されており、治療の適用が進むにつれて、C地点の信号が変化する様子を示している。ここで、波形発生器46によって出力されたB地点のAC波形を最初に加えた時の初期の皮膚インピーダンスが図13の1番目の信号及び半波長tで表されており、B地点における次のAC波形の印加は図13の2番目の信号及び半波長tで表されており、B地点におけるAC波形のその後の印加は3番目の信号及び半波長tで表されている。
図14のグラフは、身体の所与の領域の1つの特定のゾーンのみの、時間に対する皮膚インピーダンスの変化を表す。この変化を監視することにより、CPU42は、電気刺激の印加に対する患者の反応を推定することができる。グラフの点Xに達するまでにかかる時間は、この特定の身体ゾーンの皮膚の応答性を表す。点Xは実験に基づいて選択されたものであり、以下の式を満たす。
=4.087t 0.7131
グラフの点Yは、時間tに対する皮膚インピーダンスZの変化率が0である点を表す。即ち、次式となる。
dZ/dt=0
点Yにおいて、標準的な治療の施術が完了したと考えてもよい。再び図13を参照すると、半波長tを有する2番目の信号は図14の点Xに対応し、半波長tを有する3番目の信号は図14のグラフの点Yに対応する。
皮膚インピーダンスに対応する測定値を取得するには、図13の各信号のピーク電圧値を測定するのが理想的である。しかし、各最初の半波の持続時間tを測定する方がより実際的であることがわかった。この目的で、比較器50は、閾値電圧Vthとの交差に応答してパルスを生成し、カウンタ52は、各事例において、D地点の信号中の各パルスの生成によって決定される数値までカウントする。これらのカウントの数値は、CPU42の制御下で装置10のディスプレイ36に表示される。
図1を参照すると、ディスプレイ36の左上の隅の表示位置36aには、治療の適用開始時に発生する図13の1番目の信号の半波長tに対応するカウント値の初期読み取り値が示されており、ディスプレイ36の左下の隅の表示位置36bには、治療の適用中に変化する半波長tを表す連続的に変化するカウント値が示されており、ディスプレイ36の表示位置36cには、tの変化率をカウントすることによって得られる時間に対する皮膚インピーダンスの変化(即ちdZ/dt)を表す更なるカウント値が表示されている。CPU42は、図14のグラフの点Xに達した時に、聴覚的指示器58がベルを鳴らすようにトリガするよう構成されている。これと同時に、CPU42はカウンタ52を止め、表示位置36bのカウント値が確定されてメモリ56に格納される。図14のグラフの点Yに達した時(表示位置36cの値が0を示すことによって表される)には、CPU42は、まず聴覚的指示器58をトリガしてブザーを鳴らし、次にパルス信号Aの発生を終了させるよう構成されている。
次に、手持ち式治療装置10の最も基本的な動作を説明する。
まず、医師が入切スイッチ34を用いて装置のスイッチを入れ、制御ボタン38を用いて所望の治療強度及び繰り返し率を設定する。所望であれば、医師は、制御ボタン38を用いて所望の治療強さ及び治療間隔も設定し、負荷62によって提供されるフィルタを適用するか否かを決定し、適用する場合には、更なる制御キー38を用いてこれを設定する。
次に、医師は治療する身体の領域を選択し、この領域内の複数の異なる身体ゾーンに電気刺激を加える。これにより、複数の初期読み取り値が生成されて、メモリ56に格納され、医師は、表示位置36aの読み取り値から、初期読み取り値が比較的高い(比較的高い皮膚インピーダンスを表す)複数のゾーンを選択し、聴覚的指示器58がベルを鳴らすまで、1回分の治療を適用する。これにより、表示位置36bに表示される新たな一連の読み取り値が生成され、メモリ56に格納される。次に、医師は、この第2の一連の読み取り値から最も高い値を選択し、聴覚的指示器58がブザーを鳴らすまで、更なる1組の電気刺激を加える。この時、表示位置36cの0に対応して表示位置36bに示される最終的な読み取り値が取得され、この最終的な読み取り値もメモリ56に格納される。
本発明の好ましい実施形態では、医師は、実際には、CPU42に誘導されながら正確な治療計画に従い、ディスプレイ36は、CPU42の制御下で、図1に示されている表示と、図15及び図16にそれぞれ示されている表示とを交互に表示するよう構成される。次に、図15及び図16並びに図17〜図20のフローチャートを参照し、このような治療計画について説明する。
まず図15及び図16を参照すると、2つの治療マップ60及び62がそれぞれ示されている。マップ60は患者の背中の治療を表し、マップ62は患者の顔の治療を表す。好ましい実施形態では、治療装置10のディスプレイ36は、上述した図1に示されている表示と、2つのマップ60又は62の1つを示す表示とを交互に表示するよう構成される。この交互の表示は、各新たな皮膚インピーダンスの読み取り値の生成に続いて、CPU42の制御下で自動的に生じる。或いは、ディスプレイが、或るタイミングで又はユーザによる更なる制御ボタン38の作動に応答して、2つの視覚的出力を交互に表示することも可能である。更なる可能性として、治療中に、物理的接続ラインによって又は赤外線やブルートゥースリンク等の無線接続によって治療装置10をPCに接続し、装置に図1の表示を表示し、PCの画面にマップ60及び62を表示することも可能である。
いずれにしても、各治療マップ60及び62は、治療される身体の所定領域(図15のケースでは背中であり、図16のケースでは顔)を表す輪郭64を含む。輪郭64の内側には一連のマップ位置66が指定されており、各マップ位置は問題の身体領域の異なるゾーンを表す。図15及び図16に示されている2つのマップは完了した治療を表しており、従って、各マップ位置は、該当する身体領域の関連付けられたゾーンの皮膚インピーダンスを表す1つ以上のカウント値を含む。しかし、治療の開始時には、各マップ60及び62は、単に輪郭64と一連の指定された位置とを含む。
次に、図17〜図20に示されるソフトウェア工程を参照し、治療セッション中の図15及び図16に示されるマップの生成を説明する。
以下の説明では、治療は患者の背中から開始するものとする。図17のステップ100で、入切スイッチ34を用いて治療装置10のスイッチを入れて、治療が開始する。次に、ステップ102に表されるサブルーチン(図18に詳細を示す)で背中の治療が開始され、図15の線68で表されるように、首から下に背中の中央を脊椎の線に沿って、一連の読み取り値が続けて取得される。
このサブルーチン102は図18のステップ200で開始し、治療装置10が脊椎の一番上の皮膚ゾーン1に配置され、読み取り値が取得される。この読み取り値はCPU42内のカウンタ52からカウント値24を生じ、図1のディスプレイ36の表示位置36aに開始時の動的値として表示される。ステップ202では、CPUはカウント値24をメモリ56に格納し、ディスプレイ36を図15に示されているマップ60に切り替え、マップ位置1にカウント値24を表示する。次にステップ204で、ソフトウェアは医師に、治療装置10を皮膚ゾーン2に移動して更なる読み取り値を取得するよう促す。このような催促は、例えば、皮膚ゾーン2に対応する表示上のマップ位置2におけるフラッシュ光の形態をとってもよい。医師は更なる読み取り値を取得し、ディスプレイ36は元の表示に戻り、図1の表示位置36aに、この更なる初期読み取り値、即ち開始時の動的値を表示する。ここでも、新たな開始時の動的値がメモリ56に格納され、この時点でマップ位置2に示されているカウント値26を有するマップ60がディスプレイに表示される。これはステップ206に表されている。
ステップ208では、ソフトウェアは、マップ位置1のカウント値が、マップ位置2のカウント値より4以上高いか否かをチェックする。YESである場合には、ステップ210で、医師に、治療装置10を皮膚ゾーン1に移動し、1回分の治療を適用するよう促す。1回分の治療とは、図14に示されるグラフの位置Xに達し聴覚的指示器58がベルを鳴らすまで加えられる一続きの電気刺激である。ステップ210で与えられた1回分の治療により、対応するカウント値がディスプレイ36の表示位置36bに生成される。ステップ212で、CPU42は、この1回分の治療のカウント値をメモリ56に格納し、マップ60に復帰して、マップ位置1に対して、この1回分の治療の値を表示する。この1回分の治療の値は、マップ60上の「星印」で示されている。一方、ステップ208の問いに対する答えがNOである場合には、ソフトウェアはステップ214に進み、マップ位置2の値が、マップ位置1の値より4以上高いか否かをチェックする。YESである場合には、ステップ216で、医師に、治療装置10を皮膚ゾーン2に保ち、ここに1回分の治療を適用するよう促す。ここでも、図1の表示位置36bに1回分の治療のカウント値が生成され、ステップ218で、CPU42はこの1回分の治療のカウント値をメモリ56に格納し、治療マップ60に復帰して、マップ位置2に1回分の治療のカウント値を表示する。
次にソフトウェアは、ステップ212、214及び218の該当する1つからステップ220に進み、そこで、CPU42は、次に治療すべき皮膚ゾーンが皮膚ゾーンN(=皮膚ゾーン3)であることを登録する。ステップ222で、装置は医師に、治療装置10を皮膚ゾーンN(即ち、この例では皮膚ゾーン3)に移動して、更なる読み取り値を取得するよう促す。新たな開始時の動的カウント値が生成され、これはステップ224でメモリ56に格納され、マップ60のマップ位置N(この例では3番目の位置)に表示される。図15の具体例に示されるように、マップ位置3の開始時の動的値は32である。ステップ226で、ソフトウェアは、マップ位置N(N=3)の開始時の動的値が、それ以前の複数のマップ位置の開始時の動的値より4以上高いか否かをチェックする。YESである場合には、医師に、治療装置10を身体ゾーン3に保ち、聴覚的指示器58がベルを鳴らすまで、1回分の治療を適用するよう促す。これはステップ228である。ベルが鳴り、図1のディスプレイ36の表示位置36bに1回分の治療のカウント値が表示されると、ステップ230で、CPUはこの1回分の治療のカウント値をメモリ56に格納し、この値をマップ位置N(N=3)に表示する。
図15を参照すると、図示されている具体例では、マップ位置3の開始時の動的カウント値は32であり、これが、1回分の治療を促すのに十分に高い値に達した最初の機会であることがわかる。この例で示されている1回分の治療のカウント値は47である。
位置Nの値が、それ以前の最も高い開始時の動的カウント値より4以上高くはない場合には、治療プロセスは、ステップ226から直接ステップ232に進み、そこで、CPU42は、脊椎シリーズ(一連のマップ位置)の最後のマップ位置に到達したか否かをチェックする。NOである場合には、ステップ234で、CPU42はNを1だけ増分し、ステップ222に戻る。YESである場合には、ステップ236で、CPUは、医師に、皮膚ゾーンNに留まり、1回分の治療を適用するよう促す。ステップ238で、1回分の治療のカウント値がメモリ56に格納され、治療マップ60上に表示される。図15を参照すると、最後の位置Nは、実際上は位置1より上に示されており、患者の首を表している。この例では、この位置の開始時の動的カウント値は28であり、1回分の治療のカウント値は45である。これにより、ステップ102のサブルーチンで生成される一連の読み取り値が完了し、CPU42は図17のステップ104に戻る。
ステップ104では、ソフトウェアは、脊椎シリーズの1回分の治療のカウント値を検討し、最高値を有する1つを選択する。ステップ106で、ソフトウェアは医師に、治療装置を該当する皮膚ゾーンに移動させ、完全治療を施すよう促す。このステップでは、医師は治療装置10を該当する皮膚ゾーンに保持し、図14のグラフの点Yに達するまで、即ち、図1のディスプレイ36の表示位置36cに表示されるdZ/dtを表す値が0になり、聴覚的指示器58がブザーを鳴らすまで、電気刺激を加える。ステップ108で、この時の表示位置36bにおける読み取り値がメモリ56に格納され、マップ60の該当するマップ位置に表示される。図15に示されている例では、マップ60上のマップ位置5で表される身体ゾーン5に完全治療が適用され、完全治療の値が120として示されている。
患者の脊椎に沿った一連の治療の適用が完了したので、治療はステップ110で表され図19に示されているサブルーチンに移動し、脊椎の側方に位置する2つの傍脊椎線70及び72を下に向かいながら読み取り値が取得される。
サブルーチン110はステップ300で開始し、ここで、装置は医師に、治療装置10を、傍脊椎線70の一番上である皮膚ゾーンN1=1に配置するよう促す。医師は電気刺激を開始し、この皮膚ゾーンに対する開始時の動的カウント値が生成される。ステップ302では、ソフトウェアは新たな開始時の動的カウント値をメモリ56に格納し、この値を皮膚ゾーンN1に対応するマップ位置N1に表示する。図15に示されている例では、この位置の開始時の動的カウント値は31である。ステップ304では、ソフトウェアは医師に、治療装置10を1スペース下の位置N1+1に移動するよう促し、そこで、別の開始時の動的カウント値が生成される。ステップ306で、この開始時の動的カウント値はメモリ56に格納され、マップ60のマップ位置N1+1に表示される。ステップ308で、ソフトウェアは、身体ゾーンN1の開始時の動的カウント値が、身体ゾーンN1+1の開始時の動的カウント値より4以上高いか否かを検討する。YESである場合には、ステップ310で、ソフトウェアは医師に、身体ゾーンN1に戻り、1回分の治療を適用するよう促す。これにより生成された1回分の治療のカウント値は、ステップ312でメモリ56に格納され、マップ位置N1に表示される。しかし、ステップ308の問いに対する答えがNOである場合には、ソフトウェアはステップ314に進み、身体ゾーンN1+1の開始時の動的カウント値が、身体ゾーンN1の開始時の動的カウント値より4以上高いか否かを問い合わせる。YESである場合には、ステップ316で、ソフトウェアは医師に、治療装置10を身体ゾーンN1+1に保持し、1回分の治療を適用するよう促す。これにより生成された1回分の治療のカウント値は、ステップ318でメモリ56に格納され、マップ位置N1+1に表示される。
適宜、ステップ312又はステップ318に続いて、ソフトウェアはステップ320に進み、そこでもN1が1だけ増分され、ステップ322で、医師に、新たな身体ゾーンN1+2に移動して、読み取り値を取得するよう促す。これにより生成された開始時の動的カウント値は、ステップ324でメモリ56に格納され、マップ位置N1+2に表示される。ステップ326では、ソフトウェアは、マップ位置N1+2の値が、それ以前の最も高い開始時の動的カウント値より4以上高いか否かを問い合わせる。YESである場合には、ステップ328で、ソフトウェアは医師に、身体ゾーンN1+2に留まり、1回分の治療を適用するよう促す。これにより生成された1回分の治療のカウント値は、ステップ330でメモリ56に格納され、マップ位置N1+2に表示される。次に、ソフトウェアはステップ332に進む。一方、ステップ326の問い合わせの結果がNOである場合には、ソフトウェアは直ちにステップ332に進む。ここで、ソフトウェアは、マップ60上の線70及び72の最後の位置に到達したか否かを問い合わせる。NOである場合には、ソフトウェアはステップ334に進み、N1を更に1だけ増分し、ステップ322に戻る。YESである場合には、ソフトウェアはステップ336に進み、医師に、この最後の位置に留まり、1回分の治療を適用するよう促す。これにより生成された1回分の治療のカウント値は、ステップ338でメモリ56に格納され、マップ60上の最後の位置に表示される。
図15に示されている例では、読み取り値は、まず、傍脊椎線70を徐々に下に向かって取得され、この線の一番上で首からの読み取り値が取得されて完了し、次に、傍脊椎線72を下に進み、この線の一番上の患者の首が最後の位置となる。これでステップ110のサブルーチンが完了する。
次に、ソフトウェアはステップ112に進み、そこで、傍脊椎線70及び72の両方からの1回分の治療のカウント値をスキャンし、最も高い1つを選択する。ステップ114では、ソフトウェアは医師に、治療装置10を対応する皮膚ゾーンに移動し、時間に対する皮膚インピーダンスの変化率が0に達するまでの完全治療を適用するよう促す。これにより生成された治療カウント値は、ステップ116でメモリ56に格納され、関連付けられたマップ位置に表示される。
図15に示されている例を参照すると、2つの傍脊椎線70及び72に対する最も高い1回分の治療のカウント値は、線70の5番目のマップ位置の値の65であることがわかる。このマップ位置には、ステップ116で取得された更なる治療値である98も表示されている。
次に、ソフトウェアはステップ118に進み、マップ60全体の治療カウント値をスキャンして、最高値を有する1つを選択する。ステップ120では、ソフトウェアは医師に、治療装置10を関連付けられた身体ゾーンに移動し、FM治療と示されている更なる治療を2分間適用するよう促す。図15に示されている例を参照すると、最も高い治療カウント値は、脊椎シリーズの5番目の読み取り値である120である。この例では、このマップ位置に対応する身体ゾーンにFM治療が適用される。
この周波数変調(frequency modulation)治療中に、CPU42内のソフトウェアは、波形発生器46に供給されるパルス出力を生成する。このパルス出力は15Hz〜351Hzの範囲の周波数を繰り返し、連続する各サイクルの持続時間は8秒間である。この更なるFM治療の主目的は、更なる治療的刺激を与えるために、体内の神経線維網12内の更なる通信経路にアクセスすることである。この時点までに行われた主治療により、主要通信経路に沿ったバイオフィードバックループが設定されていると考えられる。これにより、主治療刺激が生成される。しかし、主要プロセスに対するアクセサリであるか又は以前の病変(pathology)にリンクされている別の通信経路が関連付けられている可能性もある。これらの別の通信経路は、バイオフィードバックループを介した主治療の適用では処置されないかもしれないが、その代わりに、異なる周波数で加えられる電気刺激に応答するかもしれない。従って、活性化パルスの周波数範囲を繰り返すことにより、これらの別の通信経路にも達するかもしれず、この理由で、最後にFM治療が適用される。
ステップ122では、図1のディスプレイ36の表示位置36bに表示されるFM治療の最高点のカウント値がメモリ56に格納され、関連付けられたマップ位置に表示される。
次に、ソフトウェアは、ステップ124で表され図20に示されているサブルーチンに進む。このサブルーチンは患者の顔の治療に関するものであり、図16に示されているマップ62で表される。
サブルーチン124はステップ400で開始し、ここで、ソフトウェアは、患者の顔の該当する身体ゾーンを表す値Nを値1に設定する。ステップ402では、ソフトウェアは医師に、治療装置10を位置N、即ち、まず第1の位置に移動し、治療を開始するよう促す。これにより生成された開始時の動的カウント値はメモリ56に格納され、顔のマップ62上の対応するマップ位置に表示される。図16に示されている例では、1番目の位置は顔の左下側であり、対応する開始時の動的カウント値は31である。
ソフトウェアはステップ404に進み、医師に、治療装置10を顔の右下側の位置である位置2に移動し、治療を開始するよう促す。この身体ゾーンの開始時の動的カウント値はメモリ56に格納され、顔のマップ62のマップ位置2に表示される(図16の例ではカウント値36である)。これはステップ406である。次に、ソフトウェアはステップ408に進み、顔のゾーン1のカウント値が、顔のゾーン2のカウント値より4以上高いか否かを問い合わせる。YESである場合には、ステップ410で、ソフトウェアは医師に、顔のゾーン1に戻り、1回分の治療を適用するよう促す。これにより生成された1回分の治療のカウント値は、ステップ412でメモリ56に格納され、マップ位置1に表示される。
一方、ステップ408の問い合わせに対する応答がNOである場合には、ソフトウェアはステップ414に進み、顔のゾーン2の開始時の動的カウント値が、顔のゾーン1の開始時の動的カウント値より4以上高いか否かを問い合わせる。YESである場合には、ステップ416で、ソフトウェアは医師に、顔のゾーン2に留まり、1回分の治療を適用するよう促す。これにより生成された1回分の治療のカウント値は、ステップ418でメモリ56に格納され、マップ位置2に表示される。図16に示されている例では、マップ位置2の開始時の動的カウント値は、ステップ414の問い合わせを満たす36であり、対応する1回分の治療のカウント値の51が表示される。次に、ソフトウェアはステップ418からステップ420に進む。ステップ414の問い合わせの答えがNOである場合にも、ソフトウェアはステップ420に進み、そこで値Nが1だけ増分される。
次にステップ422で、ソフトウェアは医師に、治療装置10を顔の中心の左側である顔のゾーン3に移動し、治療を開始するよう促す。新たな開始時の動的カウント値が生成され、これがステップ424でメモリ56に格納され、顔のマップ62上の対応するマップ位置に表示される。ステップ426では、ソフトウェアは、3番目の顔のゾーンを表す3番目のマップ位置の開始時の動的カウント値が、顔のそれ以前の最も高い開始時の動的カウント値より4以上高いか否かを問い合わせる。YESである場合には、ソフトウェアはステップ428に進み、医師に、このゾーンで1回分の治療を適用するよう促す。ステップ430では、これにより生成された1回分の治療のカウント値がメモリ56に格納され、顔のマップ62上の3番目のマップ位置に表示される。次に、ソフトウェアはステップ432に進む。一方、ステップ426の問い合わせに対する応答がNOである場合には、ソフトウェアは直接ステップ432に進み、最後の顔のゾーンに到達したか否かを問い合わせる。NOである場合には、ステップ434で、ソフトウェアは値Nを1だけ増分し、ステップ422に戻る。YESである場合には、ソフトウェアステップ436に進み、最後の顔のゾーンに1回分の治療を適用する。これにより生成された1回分の治療のカウント値は、ステップ438でメモリ56に格納され、対応するマップ位置に表示される。
図16を参照すると、最後の顔のゾーンは顔の右上側のゾーンであり、この例では、開始時の動的カウント値は38として表示されており、1回分の治療のカウント値は53として表示されている。これでステップ124のサブルーチンが完了し、ソフトウェアはステップ126に進む。ここで、ソフトウェアは、メモリ56に格納されている顔のゾーンの1回分の治療のカウント値をスキャンし、最高値を有する1つを選択する。次にステップ128で、ソフトウェアは医師に、治療装置10を対応する顔のゾーンに移動し、完全治療を適用するよう促す。ステップ130で、dZ/dtが0になった時に生成されたカウント値がメモリ56に格納され、顔のマップ62上に表示される。図16の顔のマップ62を参照すると、最も高い1回分の治療のカウント値は顔の左上側の58であることがわかり、対応する顔のゾーンに完全治療が適用され、完全治療カウント値の87が生じる。
次に、ソフトウェアはステップ132に進み、メモリ56内の値をスキャンして、顔の完全治療カウント値が背中の完全治療カウント値よりも高いか否かを問い合わせる。NOである場合には治療が完了する。YESである場合には、ソフトウェアはステップ134に進み、医師に、この顔のゾーンに留まり、FM治療を2分間適用するよう促す。このFM治療によって更なるカウント値が生じ、この値はステップ136でメモリ56に格納され、対応するマップ位置に表示される。
これで治療が完了する。
図15及び図16並びに図17〜図20のフローチャートにそれぞれ示されている、治療マップ60及び62を補助として用いる治療セッションの上記説明では、CPU42内のソフトウェアが、どの身体ゾーンが1回分の治療を受けるべきか、及びどの身体ゾーンが完全治療を受けるべきかを評価するための、全ての処理を行うよう設計されていると共に、医師に、各ケースの該当する身体ゾーンに移動するように促すよう設計されていることを前提としている。当然ながら、ソフトウェアが、単に治療値を読み取り、該当する読み取り値をメモリ56に格納し、それらを治療マップ上に表示するという、より簡単な形態のソフトウェアを用いることも可能である。この場合には、医師はまず、治療マップを調べて治療装置10の各新たな位置を選択し、次に、治療マップを調べて、1回分の治療及び完全治療を受けるのに該当する身体ゾーンを選択する。
本発明の更に別の適用例では、治療装置10は治療システムの一部として用いられてもよく、このシステムでは、各治療セッションの結果が治療装置10から施術者のPCに転送されて、そこから更に、患者の履歴の完全な詳細を保持するサーバデータベースに転送されてもよい。サーバデータベースへの容易なアクセスは、患者が最初の施術者を訪れたのか又は異なる施術者を訪れたのかに関わらず、各新たな治療セッションにおいて、患者の詳細にアクセスするためのスマートカードを用いて制御され得る。この治療システムは図21〜図24に示されている。
図21を参照すると、治療システムは、CPU42を有する治療装置10と、治療装置10を受け入れるためのクレードル80とを含む。治療装置10と施術者のPC82との間で情報を通信するために、クレードル80は、例えばUSBリンク84によってPC82に接続される。クレードル80は、治療装置10内の電池40を充電するための充電器(図示せず)を含んでもよい。施術者のPC82は、インターネット88又は他の通信モードを介してサーバデータベース86にアクセスする。これらの手段により、治療装置10のメモリ56に格納されている各治療セッションの結果を施術者のPC82にダウンロードして、そこからサーバデータベース86にダウンロードしてもよい。これに対応して、施術者はPC82を介して、それ以前の任意の治療セッションの結果にアクセスし、該当する情報を新たな治療セッションで参照するために治療装置10にダウンロードしてもよい。
機密性の維持と、患者の記録が患者の協力によってのみアクセス可能であることとが確実になるように、このような情報へのアクセスを制御するために、患者は、セキュリティ暗証番号を有するスマートカード90を携帯してもよい。クレードル80はスマートカード90を受け付けるよう設計されており、治療装置10のCPU42は、PC82を介してサーバデータベース86上の該当する記録にアクセスするために、スマートカード90を読み取ることができるよう設計されている。図22及び図23には、この点に関する、最初の治療セッション及びそれ以降の治療セッション中に生じる事象が示されており、図24には、CPU42内のソフトウェア及び対応するステップが示されている。
まず図22を参照すると、最初の治療セッションで、患者は、施術者に対する登録用紙に必要事項を書き込む。施術者は、図22の事象1として、登録用紙のデータをPC82に患者の記録として入力する。事象2として、治療装置10は患者の記録にアクセスし、患者の記録内の情報を用いて、クレードル80に挿入された空白カード90に患者固有IDを適用し、新たなスマートカードを作成する。これは図22の事象3である。次に、施術者は治療セッションを施し、上述したように、その結果がCPU42のメモリ56に記録される。図22の事象4としてのその治療セッションの後、治療装置10はクレードル80に戻され、事象5として、治療セッションの結果が治療装置10からPC82に転送される。次に、事象6として、PC82上の患者の記録及び治療セッションの結果の両方が、PC82からサーバデータベース86に転送される。患者はスマートカード90を取って、そこから去る。
図23に表されている次の治療セッションでは、事象1として、情報が記録されたスマートカード90を患者がクレードル80に差し込むことで、セッションが開始する。図23の事象2として、治療装置10のCPU42は、スマートカード90から患者固有IDを読み取り、事象3として、患者IDをPC82に転送する。事象4として、PC82はサーバデータベース86に患者IDを供給し、事象5として、サーバデータベース86から患者の記録を取り出す。次に事象6として、治療装置10は、治療セッション中に用いるための任意の該当する情報をPC82から取り出す。治療装置10は治療セッションの結果を記録し、その後、事象7として、施術者は治療装置10をクレードル80に戻す。この時、事象8として、治療セッションの結果が治療装置10からPC82に転送される。最後に、事象9として、この治療セッションの結果を有する完全な患者の記録が、PC82からサーバデータベース86に転送され、患者はスマートカード90をクレードル80から取り出す。
図24には、これらの事象の間に治療装置10のCPU42内で行われる処理ステップが示されており、次にこれらのステップを説明する。
治療セッションが開始すると、これが最初の治療セッションであるか又はそれ以降の治療セッションであるかに関わらず、ステップ500で、施術者は治療装置10をクレードル80内に配置する。CPU42のソフトウェアは、スマートカードが検出されたか否かを確認するために、クレードル80に問い合わせる。これはステップ502である。NOである場合には、ソフトウェアはステップ504に進み、施術者に、患者がスマートカードを挿入することを要求するよう促す。そして、ソフトウェアはステップ502に戻る。一方、スマートカードが検出された場合には、ソフトウェアはステップ506に進み、スマートカード90が患者固有IDを有しているか否かを確認するために、スマートカード90に問い合わせる。NOである場合には、ソフトウェアはステップ508に進み、PC82に、新たな患者の記録を作成するか、又は既存の患者の記録を選択するよう促す。次にステップ510で、治療装置10はPC82に、クレードル80を介して治療装置10に患者IDをダウンロードするよう要求する。ステップ512で、ソフトウェアは患者IDを読み取り、このIDをスマートカード90に格納する。次に、ステップ514に進んで、患者がクレードル80のキーパッド(図示せず)を用いて新たな暗証番号を入力することを要求する。
次に、ソフトウェアはステップ506に戻り、クレードル80内でスマートカード90が検出されたか否かを問い合わせる。YESである場合には、ソフトウェアはステップ516に進み、治療装置10はスマートカードから患者IDを読み取り、ステップ518で、患者に、クレードル80のキーパッドを介して暗証番号を入力するよう促す。ステップ520で、ソフトウェアは、入力された暗証番号をスマートカード上の患者固有IDに対して検証する。両者が一致した場合には、ステップ522で、治療装置10はPC82からの患者の履歴を要求する。PC82はサーバデータベース86から患者の履歴を取り出し、該当する情報を治療装置10に供給する。一方、暗証番号と患者IDとが一致しない場合には、ステップ524で、ソフトウェアは治療を終了させる。
治療装置10が必要な情報を持ったら、ステップ526で、施術者は装置をクレードル80から外して治療セッションを行い、その間、装置のメモリ56に治療結果が格納される。治療セッション後、ステップ528で、施術者は治療装置10をクレードル80に戻し、この時、ソフトウェアはクレードル80の存在を検出し、ステップ530に進む。ステップ530では、治療装置10はPC82に、新たな治療記録を受信する準備ができているか否かを問い合わせる。YESである場合には、ステップ532で、治療装置10は、治療セッションの結果をクレードル80を介してPC82にダウンロードする。次にステップ534で、治療装置10はPCに、治療記録をサーバデータベース86に送信するよう要求する。一方、ステップ530の問い合わせの結果が何らかの理由でNOである場合には、ステップ536で、治療装置10は治療結果をメモリ56内に保持したまま、治療セッションを終了させる。
上述の実施形態では、処理の大半は手持ち式装置10のCPU42内で行われる。しかし、本発明の範囲内で様々な変形が可能であることが理解されよう。例えば、処理の一部や、表示される要素の一部を、施術者のPC82のCPUで分担することも可能である。
その他の変形も可能である。例えば、電極32からのフィードバック信号を検出する比較器50を、別の検出手段で置き換えてもよい。フィードバック波形による交差の間の時間を検出する比較器によって出力されるパルスの持続時間を測定する代わりに、フィードバック波形のピーク値やフィードバック波形と閾値線との間の面積を測定する検出手段を用いてもよい。
その他の可能な変形としては、聴覚的指示器58を視覚的指示器で置き換えることや、制御ボタン38を異なる制御入力手段で置き換えることが挙げられる。
本発明の治療装置及び方法は、多くの顕著な長所を有する。
特に、上述した本発明の治療装置は、広範な疾病やその他の病態を効果的に治療できることがわかった。この装置は、携帯可能で使用が容易であり、比較的安価に製造できるという長所も有する。
更に、将来的な参照のために患者の記録を提供することは、治療の進行及び結果を監視する際の大きな利点となる。
本発明による手持ち式治療装置の斜視図 人体内の神経系を表す図 身体の中枢神経系から臓器細胞への情報伝達を表す図 図1の治療装置の使用を示す図 図4の詳細図 図1の治療装置の電極を示す図 図1の治療装置内の回路のブロック図 図7の回路内の波形発生器の出力を示す波形図 図8の出力の詳細を示す波形図 装置の不使用時に、電極間に皮膚接触をシミュレートするための負荷が接続されている際に、図6の回路の1つの地点で生成される信号を示す波形図 治療装置の使用中に図7の回路の様々な地点で生成される信号を示す信号図 皮膚インピーダンスが変化するにつれて使用中の治療装置の電極における信号が変化する様子を示す波形図 3つの異なる時間間隔における電極での波形を示す、図12に対応する波形図 時間に対する皮膚インピーダンスの変化を表すグラフ 治療中に展開されて治療装置のディスプレイ上に表示される身体治療マップを表す図 治療中に展開されて治療装置のディスプレイ上に表示される身体治療マップを表す図 図7に示されている治療装置のCPUによるソフトウェア的処理を表すフローチャート 図7に示されている治療装置のCPUによるソフトウェア的処理を表すフローチャート 図7に示されている治療装置のCPUによるソフトウェア的処理を表すフローチャート 図7に示されている治療装置のCPUによるソフトウェア的処理を表すフローチャート 図1〜図20の治療装置を組み込んだ治療システムのブロック図 図21の治療システムの使用法を表すデータフロー図 図21の治療システムの使用法を表すデータフロー図 図21の治療システムに治療装置を適用した際の、治療装置のCPUによるソフトウェア的処理を表すフローチャート

Claims (22)

  1. 様々な病態を治療するために、生体に経皮的に電気刺激を加えるための治療装置であって、
    皮膚と接触する一対の電極と、
    前記電極を介して前記皮膚に電気刺激を加えるためのAC波形を繰り返し生成する波形発生器と、
    前記皮膚のインピーダンスの変化を検出し、該皮膚インピーダンスを表す検出器出力信号を生成する検出器と、
    前記検出器出力信号に応答して前記皮膚の応答性を監視する手段と、
    前記監視手段によって作動され、所定レベルの応答性に達した時に第1の指標を生成し、所定の治療が施された時に第2の指標を生成する指示手段と、
    を備える治療装置。
  2. 前記検出器出力信号に応答して、前記生体の所定領域の複数の異なるゾーンの応答性を表す出力データを生成する手段と、
    前記出力データのための格納部と、
    応答性が最大のゾーンを選択するために、前記出力データの評価に基づき前記複数の異なるゾーンから1つの治療ゾーンを選択する手段と、
    を更に備える請求項1記載の治療装置。
  3. 前記検出器が、前記皮膚インピーダンスを表す持続時間を有するパルスの形態の検出器出力信号を生成し、
    前記監視手段が、各パルスの持続時間tを測定し、
    前記指示手段が、tの所定の関数をtが満たす時に各指標を生成するよう構成される
    ことを特徴とする請求項1または2記載の治療装置。
  4. 前記指示手段が、t=4.087t 0.7131である時に前記第1の指標を生成するよう構成されることを特徴とする請求項3記載の治療装置。
  5. 前記指示手段が、Zが皮膚インピーダンスであり、dZ/dt=0である時に前記第2の指標を生成するよう構成されることを特徴とする請求項3又は4記載の治療装置。
  6. 前記AC波形が、初期振幅Vpeak、半波長t及び減衰tdecayを有する減衰正弦波形であり、Vpeak、t及びtdecayの全てがユーザによって可変的に設定可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の治療装置。
  7. 前記繰り返し生成されるAC波形の繰り返し率がユーザによって可変的に設定可能であることを特徴とする請求項6記載の治療装置。
  8. 前記検出器が、前記電極からの出力を閾値レベルと比較し、該閾値レベルによって決定される持続時間を有する出力パルスを生成する比較器を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか記載の治療装置。
  9. 前記出力パルスの前記持続時間が前記皮膚インピーダンスを表すことを特徴とする請求項8記載の治療装置。
  10. 前記監視手段が、前記比較器によって出力される前記パルスの前記持続時間を測定する手段を備えることを特徴とする請求項8または9記載の治療装置。
  11. 前記指示手段が少なくとも1つの聴覚的指示器を備えることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項記載の治療装置。
  12. 電池で電力供給されることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項記載の治療装置。
  13. 様々な病態を治療するために、生体に経皮的に電気刺激を加える治療装置であって、
    皮膚と接触する一対の電極と、
    前記電極を介して前記皮膚に電気刺激を加えるためのAC波形を繰り返し生成する波形発生器と、
    前記皮膚のインピーダンスに起因して前記電極間に生じた抵抗に応答して、前記生体の所定領域の複数の異なるゾーンの応答性を検出し、各ゾーンの応答性を表す出力データを生成する手段と、
    前記出力データのための格納部と、
    応答性が最大のゾーンを選択するために、前記出力データの評価に基づき前記複数の異なるゾーンから1つの治療ゾーンを選択する手段と、
    を備える治療装置。
  14. 前記出力データが数値の形態であり、前記選択手段が前記データを最高値に照らして評価することを特徴とする請求項13記載の治療装置。
  15. 前記選択手段が、前記記憶部に格納されている前記出力データを処理する手段と、該処理手段によって作動可能な、前記選択された治療ゾーンを示すディスプレイとを備えることを特徴とする請求項13または14記載の治療装置。
  16. 前記処理手段が、前記生体の所定領域を表す輪郭と、該輪郭の内側にある、前記所定領域の対応するゾーンを各々が表す複数のマップ位置とを有する身体マップを前記ディスプレイ上に表示するよう構成されることを特徴とする請求項15記載の治療装置。
  17. 前記処理手段が、前記ディスプレイ上の各マップ位置に、関連付けられたゾーンを表す出力データを表示するよう構成されることを特徴とする請求項13〜16のいずれか1項記載の治療装置。
  18. 請求項1〜12のいずれか1項記載の治療装置を含む、請求項13〜17のいずれか1項記載の治療装置。
  19. 生体を治療するための治療システムであって、
    前記生体に経皮的に電気刺激を加えるための、CPUを含む治療装置と、
    患者の記録を格納するPCと、
    前記治療装置用のクレードルであって、前記PCに接続される又は前記PCの一部として組み込まれるクレードルと、
    患者固有IDを含むスマートカードを受け付け、該患者固有IDと関連付けられた前記患者の記録へのアクセスを提供する手段と、
    を備える治療システム。
  20. 前記クレードルが、前記スマートカードのための受け付け部を含むことを特徴とする請求項19記載の治療システム。
  21. 前記スマートカードが暗証番号を有し、前記システムが、患者が自分の暗証番号を入力可能な入力手段と、前記入力された暗証番号が前記スマートカード上の前記患者IDと一致することを確認する手段とを更に備えることを特徴とする請求項19または20記載の治療システム。
  22. 経皮的に生体を治療する方法であって、
    一対の電極を皮膚と接触させて配置する工程と、
    前記電極を介して前記皮膚に電気刺激を供給するためにAC波形を生成する工程と、
    前記皮膚のインピーダンスの変化を検出し、該皮膚インピーダンスを表す出力信号を生成する工程と、
    前記皮膚の応答性を監視する工程と、
    まず、所定レベルの応答性に達した時を示し、次に、所定の治療が施された時を示す工程と、
    を有してなる治療方法。
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