JP2008310191A - 光波形整形装置 - Google Patents

光波形整形装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008310191A
JP2008310191A JP2007159593A JP2007159593A JP2008310191A JP 2008310191 A JP2008310191 A JP 2008310191A JP 2007159593 A JP2007159593 A JP 2007159593A JP 2007159593 A JP2007159593 A JP 2007159593A JP 2008310191 A JP2008310191 A JP 2008310191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
liquid crystal
incident
wave
spatial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007159593A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5228205B2 (ja
Inventor
Hisaya Wada
尚也 和田
Sung Chul Park
成哲 朴
Takuya Yoda
琢也 依田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Information and Communications Technology
Optoquest Co Ltd
Original Assignee
National Institute of Information and Communications Technology
Optoquest Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Information and Communications Technology, Optoquest Co Ltd filed Critical National Institute of Information and Communications Technology
Priority to JP2007159593A priority Critical patent/JP5228205B2/ja
Priority to CA2690750A priority patent/CA2690750C/en
Priority to PCT/JP2008/001514 priority patent/WO2008155887A1/ja
Priority to US12/664,659 priority patent/US8571418B2/en
Priority to CN2008800202434A priority patent/CN101681030B/zh
Priority to EP08764109.8A priority patent/EP2169448B1/en
Publication of JP2008310191A publication Critical patent/JP2008310191A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5228205B2 publication Critical patent/JP5228205B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/09Beam shaping, e.g. changing the cross-sectional area, not otherwise provided for
    • G02B27/0938Using specific optical elements
    • G02B27/0977Reflective elements
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/09Beam shaping, e.g. changing the cross-sectional area, not otherwise provided for
    • G02B27/0905Dividing and/or superposing multiple light beams
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/09Beam shaping, e.g. changing the cross-sectional area, not otherwise provided for
    • G02B27/0938Using specific optical elements
    • G02B27/0944Diffractive optical elements, e.g. gratings, holograms
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/09Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on magneto-optical elements, e.g. exhibiting Faraday effect
    • G02F1/093Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on magneto-optical elements, e.g. exhibiting Faraday effect used as non-reciprocal devices, e.g. optical isolators, circulators
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F2203/00Function characteristic
    • G02F2203/26Pulse shaping; Apparatus or methods therefor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は,高分解能な光波形整形装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 上記課題は,光源からの光を周波数ごとに分波するための分波器(11)と,前記分波器(11)により分波された複数の光を集光するための集光部(12)と,前記集光部(12)を経た光が入射し,入射光の偏光面を調整するための偏光板(13)と,前記偏光板(13)を経た光が入射する位相変調部及び強度変調部とを有する空間光変調器(14)と,を具備する光波形整形装置(10)により解決される。
【選択図】 図1

Description

本発明は,光波形整形装置などに関する。
光伝送システムにおいて伝送される光信号は,ASE雑音や,光ファイバの非線形特性により,光信号の波形が劣化し,伝送品質が劣化する。このような場合,光信号の波形を整える光波形整形装置により劣化した光信号の波形を回復することが行われている。また,たとえば,フェムト秒レーザなどを用いた観測装置では,レーザの波形を整形することが重要であり,光波形整形装置が用いられている。
たとえば,特開2001−42274号公報には,位相変調用の空間光変調器と,強度変調用の空間位相変調器とを備えた,光波形整形装置が開示されている。しかしながら,この公報に開示される光波長整形装置では,それぞれガラス基板を有する2つの変調器を用いるので,必然的に,ビーム径が広がる。このため,分解能が低いという問題がある。
特開2003−90926号公報 特開2002−131710号公報
本発明は,高分解能な光波形整形装置を提供することを目的とする。
本発明は,光強度変調に伴う位相変化を補償できる高分解能な光波形整形装置を提供することを目的とする。
本発明は,パスバンドの形状が矩形に近い光波形整形装置を提供することを目的とする。本発明は,テラヘルツオーダーの超高速光クロックを生成することができる光波形整形装置を提供することを目的とする。
本発明は,小型化を達成できる帯域可変光波形整形装置を提供することを目的とする。
本発明は,基本的には,位相変調部及び強度変調部を有する空間光変調器を用いることで,分解能の高い光波形整形装置を得ることができ,テラヘルツオーダーの超高速光クロック生成を含む新たな応用技術が得られたという知見に基づくものである。
すなわち本発明の第1の側面は,光源からの光を偏光分離する偏波分離器(1)と, 前記偏波分離器(1)により偏光分離された第1の光波及び第2の光波の偏光面を合わせるための1/2波長板(2)と,前記1/2波長板(2)を経た光が入射する偏光ビームスプリッタ(3)と,前記偏光ビームスプリッタ(3)を経た第1の光波及び第2の光波の偏光面を所定量回転させるためのファラデーローテータ(4)と,前記ファラデーローテータ(4)を経た第1の光波が入射する第1のコリメータ(5)と,前記ファラデーローテータ(4)を経た第2の光波が入射する第2のコリメータ(6)と,前記第1のコリメータ(5)及び第2のコリメータ(6)からの光波が入射する2軸偏光面保持ファイバ(2−PMF(7))と,前記2軸偏光面保持ファイバ(7)を経た光が入射する第3のコリメータ(8)と,前記第3のコリメータ(8)からの光を周波数ごとに分波するための分波器(11)と,前記分波器(11)により分波された複数の光を集光するための集光レンズ(12)と,前記集光レンズ(12)を経た光が入射し,入射光の偏光面を調整するための偏光板(13)と,前記偏光板(13)を経た光が入射する位相変調部及び強度変調部を有する空間光変調器(14)であって,それぞれ対応する空間位置に存在する複数のライン状又はマトリクス状の液晶セルを有し,前記位相変調部の液晶の配向は,前記偏光板(13)により調整された偏光面と平行であり,前記強度変調部の液晶の配向は,前記位相変調部の液晶の配向と方向が45度異なるものと, 前記液晶空間位相変調及び液晶空間強度変調部(14)を経た光が入射する,プリズム型の折り返しリフレクタ(15)と,前記折り返しリフレクタ(15)を経て,前記偏光ビームスプリッタ(3)から出力される光波の偏光面を調整するための1/2波長板(16)と,前記1/2波長板(16)を経た光が入射する第4のコリメータ(17)と,を具備し,前記第3のコリメータ(8)からの光が,前記分波器(11)により周波数分離されて空間的に分散され,前記空間的に分散された周波数分離された光が,前記集光レンズ(12)により,集光され,前記集光された光は,前記偏光板(13)により,その偏光面が調整され,前記偏光面が調整された光が,前記空間光変調器(14)により,別々に制御された位相変調及び強度変調のいずれか又は両方を施され,前記折り返しリフレクタ(15)により,光が折り返され,前記集光レンズ(12)を経て,集光され,前記分波器(11)により,周波数分離された光が合波され,前記第1の光波に由来する光波は,前記第2のコリメータ(6)を経て,前記ファラデーローテータ(4)へ入射し, 前記第2の光波に由来する光波は,前記第1のコリメータ(5)を経て,前記ファラデーローテータ(4)へ入射し,前記ファラデーローテータ(4)を経た,前記第1の光波に由来する光波及び前記第2の光波に由来する光波は,偏光ビームスプリッタ(3)により,進行方向を調整され,前記1/2波長板(16)により,進行方向が調整された2つの光波の偏光面が直交するように調整され,前記偏光面が調整された光波は,前記第4のコリメータ(17)を経て出力される,光波形整形装置(10)に関する。
実施例により実証されたとおり,この光波形整形装置は,きわめて高いスペックを有する光波形整形装置である。
本発明の第1の側面の好ましい態様は,前記空間光変調器(14)の,複数の液晶セルは,入力光の径に応じて,2つのセル又は3つのセルで1つのチャネルを構成する,上記の光波形整形装置(10)である。1つのチャネルとは,ひとつの入力光を受けるセルの単位を意味する。具体的には,前記空間光変調器(14)の,複数の液晶セルは,10μm以上40μm以下の格子ピッチを有するものがあげられる。このように回折格子などの分波器による分散特性の波長依存性を考慮して,セル数を設定することで,波長空間の分解能を向上させることができる。
本発明の第2の側面は,光源からの光を偏光分離する偏波分離器(1)と,前記偏波分離器(1)により分離された第1の光波及び第2の光波を周波数ごとに分波するための分波器(11)と,前記分波器(11)により分波された複数の光を集光するための集光部(12)と,前記集光部(12)を経た光が入射し,入射光の偏光面を調整するための偏光板(13)と,前記偏光板(13)を経た光が入射する位相変調部及び強度変調部とを有する空間光変調器(14)と,前記液晶空間位相変調及び液晶空間強度変調部(14)を経た光が入射する,プリズム型の折り返しリフレクタ(15)と,を具備する光波形整形装置(10)に関する。
このように偏光分離した2つの光路に対して,両側テレセントリック系により2光路を往復で入れ替えることにより,偏波分離している部分での位相変動による出力への影響をキャンセルすることができる。
本発明の第2の側面の好ましい態様は,前記第1の光波及び第2の光波は,それぞれ,2軸偏光面保持ファイバ(7)の第1の軸及び第2の軸を経て,前記分波器(11)へ到達するとともに,前記リフレクタ(15)を経て折り返した第1の光波及び第2の光波は,それぞれ2軸偏光面保持ファイバ(7)の第2の軸及び第1の軸を経て,出力される,上記の光波形整形装置(10)に関する。
偏波分離制御を行うことにより生ずるビーム品質の劣化を2芯PMFに結合させることによりスペイシャルフィルタリングを行い,レーザービームの強度分布から不規則な変動を取り除くことができる。これにより,空間光変調器(14)における光強度制御部及び光位相制御部におけるビームの集光径が広がる事態を防止でき,その結果分解能を高めることができる。
本発明の第2の側面の好ましい態様は,前記空間光変調器(14)の,複数の液晶セルは,入力光の径に応じて,2つのセル又は3つのセルで1つのチャネルを構成する,上記の光波形整形装置(10)である。1つのチャネルとは,ひとつの入力光を受けるセルの単位を意味する。具体的には,前記空間光変調器(14)の,複数の液晶セルは,10μm以上40μm以下の格子ピッチを有するものがあげられる。このように分波器による分散特性の波長依存性を考慮して,セル数を設定することで,波長空間の分解能を向上させることができる。
本発明の光波形整形装置は,位相変調部及び強度変調部を有するひとつの空間光変調器(14)を用い,位相変調部及び強度変調部においてガラス基板を共有することで,ビーム径が広がる事態を防止でき,それによって高い分解能を得ることができる。
本発明の光波形整形装置は,さらに,光強度変調に伴う位相変化を液晶の制御電圧にフィードバックするか,強度変調に伴う位相変化を補償するように偏光子と空間光変調器の位相変調部における液晶の配向を調整したものを用いることにより,光強度変調に伴う位相変化を補償できる。
本発明の光波形整形装置は,実際の装置で確認を行ったように,パスバンドの形状が矩形に近い光波形整形装置をできる。
本発明の光波形整形装置は,隣り合う帯域のパスバンドが連続したパスバンドを形成するので帯域可変光波形整形装置として利用することができる。本発明の光波形整形装置は,テラヘルツオーダーの超高速光クロックを生成することができる。
本発明の光波形整形装置は,反射型を採用した場合,光学素子を省略でき,また分散などの影響を相殺できるので,光波形整形装置を精度よく小型化できる。
図1は,本発明の光波形整形装置の構成例を示す概念図である。図1(a)は上面図であり,図1(b)は側面図である。図1に示されるように,本発明の光波形整形装置は,すなわち本発明の第1の側面は,光源からの光を偏光分離する偏波分離器(1)と,前記偏波分離器(1)により偏光分離された第1の光波及び第2の光波の偏光面を合わせるための1/2波長板(2)と,前記1/2波長板(2)を経た光が入射する偏光ビームスプリッタ(3)と,前記偏光ビームスプリッタ(3)を経た第1の光波及び第2の光波の偏光面を所定量回転させるためのファラデーローテータ(4)と,前記ファラデーローテータ(4)を経た第1の光波が入射する第1のコリメータ(5)と,前記ファラデーローテータ(4)を経た第2の光波が入射する第2のコリメータ(6)と,前記第1のコリメータ(5)及び第2のコリメータ(6)からの光波が入射する2軸偏光面保持ファイバ(2−PMF(7))と,前記2軸偏光面保持ファイバ(7)を経た光が入射する第3のコリメータ(8)と,前記第3のコリメータ(8)からの光を周波数ごとに分波するための分波器(11)と,前記分波器(11)により分波された複数の光を集光するための集光レンズ(12)と,前記集光レンズ(12)を経た光が入射し,入射光の偏光面を調整するための偏光板(13)と,前記偏光板(13)を経た光が入射する位相変調部及び強度変調部を有する空間光変調器(14)であって,それぞれ対応する空間位置に存在する複数のライン状又はマトリクス状の液晶セルを有し,前記位相変調部の液晶の配向は,前記偏光板(13)により調整された偏光面と平行であり,前記強度変調部の液晶の配向は,前記位相変調部の液晶の配向と方向が45度異なるものと, 前記液晶空間位相変調及び液晶空間強度変調部(14)を経た光が入射する,プリズム型の折り返しリフレクタ(15)と,前記折り返しリフレクタ(15)を経て,前記偏光ビームスプリッタ(3)から出力される光波の偏光面を調整するための1/2波長板(16)と,前記1/2波長板(16)を経た光が入射する第4のコリメータ(17)と,を具備する。
光源からの光がたとえば,シングルモードファイバなどを経由し,コリメータを経て偏波分離器(1)へ入射する。偏波分離器(1)では,入射した光を偏光分離する。この場合,たとえば,2つの光の偏光面は直交している。
偏波分離器(1)により偏光分離された第1の光波及び第2の光波は,1/2波長板(2)に入射する。1/2波長板(2)は,偏波分離器(1)により偏光分離された第1の光波及び第2の光波のうちいずれか一方の偏光面を回転させるなどして偏光面を合わせる。すなわち,2つの光波の偏光面を,同一方向とする。
1/2波長板(2)を経た光は,偏光ビームスプリッタ(3)に入射する。偏光ビームスプリッタ(3)を経た第1の光波及び第2の光波はファラデーローテータ(4)へ入射する。ファラデーローテータ(4)は,偏光ビームスプリッタ(3)を経た第1の光波及び第2の光波の偏光面を所定量回転させる。
ファラデーローテータ(4)を経た第1の光波は,第1のコリメータ(5)へ入射する。一方,ファラデーローテータ(4)を経た第2の光波が第2のコリメータ(6)へ入射する。続いて,第1のコリメータ(5)及び第2のコリメータ(6)からの光波が2軸偏光面保持ファイバ(7)へ入射する。2軸偏光面保持ファイバ(7)は,偏光面が維持されつつ出力される。さらに,2軸偏光面保持ファイバ(7)によりスペイシャルフィルタリングが施され,これにより分解能が向上することとなる。
2軸偏光面保持ファイバ(7)を経た光が第3のコリメータ(8)へ入射する。第3のコリメータ(8)からの光が,分波器(11)により周波数分離されて空間的に分散される。分波器(11)を経て空間的に分散された周波数分離された光が,集光レンズ(12)により,集光される。
集光された光は,前記偏光板(13)により,その偏光面が調整される。偏光面が調整された光は,空間光変調器(14)により,別々に制御された位相変調及び強度変調のいずれか又は両方を施される。
変調が施された後に,折り返しリフレクタ(15)により,光が折り返される。すると,折り返された光は,集光レンズ(12)を経て,集光され,分波器(11)により,周波数分離された光が合波される。
第1の光波に由来する光波は,第2のコリメータ(6)を経て,ファラデーローテータ(4)へ入射する。一方,第2の光波に由来する光波は,第1のコリメータ(5)を経て,ファラデーローテータ(4)へ入射する。そして,ファラデーローテータ(4)では,光の偏光面が所定量回転される。ファラデーローテータ(4)を経た,第1の光波に由来する光波及び第2の光波に由来する光波は,偏光ビームスプリッタ(3)により,進行方向を調整される。
偏光ビームスプリッタ(3)を経た光は,1/2波長板(16)により,2つの光波の偏光面が直交するように調整され,前記偏光面が調整された光波は,第4のコリメータ(17)を経て出力される。
回折格子(11)は,光源からの光を周波数ごとに分波するための分波器として機能する。回折格子の代わりにプリズムやグリズムなどの高分散素子を用いても良いし,AWGを用いてもよい。光源として,たとえば,白色光や,複数の波長の光を含む光を用いることができる。一方,波長が1550nm程度のパルス光を用いてもよい。なお,光源からの光は,偏波調整器や偏光板などにより偏光面が調整されていても良い。また,たとえば直交する偏光面を有する2種類の光に偏光分離されていても良い。
集光レンズ(12)は,分波器(11)により分波された複数の光を集光するため集光部として機能する。集光レンズとして,公知の集光レンズを適宜用いることができる。集光レンズ(12)は,分波器(11)で空間的に分散した光を集めることができ,空間光変調器(14)の所定のセルへ導くことができる空間位置に設置されればよい。
偏光板(13)は,集光レンズ(12)を経た光が入射し,入射光の偏光面を調整するための光学素子である。偏光板として,公知の偏光板または偏光子を適宜用いることができる。なお,偏光板としては,干渉膜型の偏光子が好ましい。干渉膜型の偏光子を用いることで,大口径の偏光子を用いることができ,利便性が向上することとなる。
位相変調部及び強度変調部を有する空間光変調器(14)は,偏光板(13)を経た光が入射し,それぞれ対応する空間位置に存在する複数のライン状又はマトリクス状の液晶セルを有する。たとえば,上記特許文献1では,空間位相変調部及び空間強度変調部が分離されている。一方,本発明では,位相変調部及び強度変調部を接合させ,ガラス基板上に設置する。このようにすることで,空間光変調器に用いるガラス基板を1枚に軽減することができ,ビーム径が広がる事態を防止でき,それによって高い分解能を得ることができる。なお,不要な反射を抑制するため,位相変調部及び強度変調部は屈折率が整合するようにして接合するものが好ましい。なお,複数のライン状の液晶セルとは,一直線上に並べられた複数の液晶セルを意味し,複数のマトリクス状の液晶セルとは,たとえば,上下左右方向に複数の液晶セルが規則正しく並んでいるものを意味する。このうち好ましいものは,複数の液晶セルが一直線上に並べられた液晶セルを有するものである。そして,位相変調部の液晶の配向は,たとえば,偏光板(13)により調整された偏光面と平行であり,強度変調部の液晶の配向は,前記位相変調部の液晶の配向とずれている。具体的な強度変調部の液晶の配向のずれとして,30度以上60度以下があげられ,40度以上50度以下でもよいが,45度がもっとも好ましい。液晶空間位相変調部分が液晶空間強度変調部の前面(偏光板側)に存在しても良いし,液晶空間強度変調部分が前面に存在しても良い。
図2は,位相変調部及び強度変調部を有する空間光変調器の概念図である。図2に示されるように,空間光変調器(14)は,ライン状又はマトリクス状に形成された複数の液晶セル(21)を有する強度変調部(22)と,強度変調部の液晶セル(21)に対応した複数の液晶セル(23)を有する位相変調部(24)と,を具備する。記強度変調部(22)の液晶セル(21)及び前記位相変調部(24)の液晶セル(23)は,それぞれ液晶物質を具備するとともに,前記液晶物質をはさむように存在する電極を具備する。なお,この電極は,透明電極であってもよいし,セルの周囲のいずれかに存在する金属電極であっても良い。具体的な構成として,たとえば,10μm〜40μm(好ましくは10μm〜30μm,より好ましくは15μm〜25μm)の格子ピッチを有する液晶素子を2枚接合し,接合したものをガラス基板に搭載すればよい。なお,上記の格子ピッチがセルの幅を決める要因となる。なお,隣接する液晶セル(21,23)同士の間には,図2に示されるように,ギャップが設けられてもよい。
図3は,強度変調部及び位相変調部の配向の様子を示す概念図である。図3に示されるように,強度変調部の液晶の配向は,位相変調部の液晶の配向と45度ずれているものがあげられる。これらの液晶素子を用いて位相変調及び強度変調がなされるためには,先の偏光板による偏光面が,位相変調部における液晶の配向と平行であって,強度変調部の液晶の配向は偏光板による偏光面から45度ずれていれば良い。なお,強度変調部のずれ角は,0度以外であればいずれの値をとってもかまわない。しかしながら,強度を容易に制御するという観点からは45度が好ましい。
図4は,偏光制御,強度制御及び位相制御を説明するための概念図である。図4(a)は,本発明の強度・位相変調の様子を示す図である。図4(b)は,強度変調のみを施した場合の光の位相変化を示す図である。図4(b)に示されるように,強度変調のみを施した場合,強度変調器により強度が調整されるとともに,直線偏光が円偏光に変化する。次に,偏光子により円偏光が直線偏光に戻される。このようにして強度変調が施される。しかしながら,図4(b)に示されるように,直線偏光に戻るものの,位相状態が変化している。一方,図4(a)に示されるように,強度変調と位相変調とを併せ持つ系では,位相変調が強度変調による位相の変化を補償するので,出力光の位相を入力光の位相と合わせることができる。
前記液晶セルのうち集光レンズ側にあるものにおける集光径が小さいほど,得られるバンドパスの幅が小さくなるため好ましい。このような観点から,集光径として,20μm以上80μm以下の範囲のものがあげられ,好ましくは30μm以上70μmの範囲のものである。そして,液晶セルのサイズとして,10μm以上40μm以下があげられ,好ましくは15μm以上30μm以下であり,15μm以上25μm以下でも良い。このように微小なセルを用いるので,たとえば,10GHz間隔のパスバンドを達成できる。また,波長が大きくなるほど,集光径が大きくなるので,短波長側は2つの液晶セルでひとつの光を受けて,長波長側は3つの液晶セルでひとつの光を受けても良い。なお,集光径は,集光レンズにより集光された複数の光が液晶セル上に結像してできる光の直径である。
折り返しリフレクタ(15)は,位相変調部及び強度変調部を有する空間光変調器(14)を経た光が入射し,進行方向を変えるための光学素子である。この折り返しリフレクタは,公知の鏡,プリズムなどの光学素子を適宜用いることができる。このように反射型を採用したので,光学素子を重畳して利用でき,また分散などの影響を相殺できるので,光波形整形装置を精度よく小型化できる。
図5は,折り返しリフレクタとして,プリズムを用いた光波形整形装置の例を示す図である。図5に示されるようにプリズム(26)を用いることで,上下又は左右の光路を確保できる。その結果,2種類の光が,対称的な光経路を経ることができ,その結果,光経路に由来するノイズなどの影響を同一とすることができる。
分波器(11)によって周波数ごとに空間的に分散される。この空間的に分散された光波は,集光レンズ(12)により集光され,偏波板(13)を経て,空間光変調器(14)へと入射する。ここで,別々に制御された位相変調及び強度変調を施されることとなる。空間光変調器(14)では,分離された周波数ごとに,異なるセルに入射する。図6は,セルにビームが入射する様子を示す図である。図6(a)は,短波長側の光がセルへ入射する様子を示し,図6(b)は長波長側の光がセルへ入射する様子を示す。たとえば,セルの大きさは,20μm間隔であり,短波長側の光は,2つのセルに入射するようにされ,長波長側の光は3つのセルに入射するようにされていても良い。このようにすることで,実時間上の光を周波数に分解し,実空間上に展開することができる。また,分波器の波長分散特性にあわせて,あるビームに対するセル数を適宜調整できる。折り返しリフレクタ(15)により,光が折り返される。折り返された光は,集光レンズ(12)を経て,集光され,分波器(11)により,周波数分離された光が合波される。このようにして,周波数分離された光ごとに,位相及び強度が調整されて,合波されることとなる。
上記では反射型の光波形整形装置について説明した。しかしながら,本発明の光波形整形装置は,透過型であってもよい。具体的には,透過型の光波形整形装置は,分波器と,第1の集光レンズと,偏光板と,位相変調部及び強度変調部とを有する空間光変調器と,第2の集光レンズと,合波器と,を具備すればよい。第2の集光レンズは,第1の集光レンズと同様の物を用いればよい。また,合波器も,分波器と同様の物を用いればよい。
図7は,位相変化補償を行うことができる本発明の光波形整形装置を示す図である。図7(a)は既存のドライバを利用する例であり,図7(b)はDIO直接制御を行う場合の例を示す図である。図7(a)のものは,パソコンなどの制御装置(32)が電圧制御部(32)と接続され,電圧制御部は,空間位相変調部と空間強度変調部へ印加する駆動電圧を制御するSLMドライバ1及びSLMドライバ2とを有する。一方,図7(b)に示されるDIO直接制御を行うものでは,制御装置からの指令に従って,直接空間位相変調部と空間強度変調部へ印加する駆動電圧が制御される。図7に示されるように,この光波形整形装置は,空間光変調器(14)と,検出部(31)と,制御装置(32)と,電圧調整部(33)とを具備する。そして,検出部が検出した位相のずれに基づいて制御装置が電圧調整部に指示する制御信号を出力する。一方,電圧調整部は,受け取った制御信号に従って,各セルの電極へ所定の電圧を出力する。このように,本発明の光波形整形装置によれば,強度変調に伴う位相のずれを補償することができる。
検出部(31)は,強度変調部(22)による強度変調を行った際の,光波形整形装置からの出力光を検出するための要素である。検出部として,フォトダイオードなど公知の検出装置を適宜採用することができる。なお,検出部(31)は,光波形整形装置の枠体内に設けられるものが好ましい。そして,検出部は,光強度と光位相の両方についての制御量をモニタするものが好ましい。
制御装置(32)は,検出部(31)によって検出された各周波数の光の位相のずれに関する情報を受け取り,前記位相変調部(24)の各液晶セル(23)の電極に印加する電圧を制御するための装置である。具体的には,コンピュータが制御装置として機能する。なお,制御装置は,光波形整形装置と一体として設けられていてもよく,外付けされていてもよい。装置をコンパクトにするという観点からは,制御装置は光波形整形装置の枠体内に設けられるものが好ましい。検出部が,光強度と光位相の両方についての制御量をモニタする場合,測定した光強度と光位相を,設定値と比較し,光強度と光位相とが設定値に近づくようクローズドループにより制御を行うものが好ましい。このように,光強度と光位相とを制御することで,装置の安定性を高めることができる。
電圧調整部(33)は,制御装置(32)からの制御指令に従って,位相変調部(24)の各液晶セル(23)の電極に印加する電圧を出力する位相変調器(24)の各液晶セルへと出力する。また,フィードバックによる制御を行わず,強度変調による位相変化を補償するように位相変調を施すことができるように,偏光子と位相変調部(24)の配向方向を調整してもよい。すなわち,偏光子の偏光面と位相変調部(24)の液晶の配向方向として,強度変調による位相変化を補償するように位相変調を施すことができるようにしたものを用いることは,本発明の好ましい態様である。なお,強度変調部についても同様の構成を有し,位相変調に伴う強度の変化を補償できるようにされていても良い。
本発明の光波形整形装置は,WDMなどの光源として利用することができる。また,本発明の光波形整形装置は,EDFAなどの光等化装置として利用することができる。
図8は,実施例1における光波形整形装置の概観図である。図9は,実施例1における光学系の概略図である。図9(a)は上面図であり,図9(b)は側面図である。図中,PBSは偏光ビームスプリッタを示し,FRはファラデーローテータを示し,SMFは,シングルモードファイバを示し,2−PMFは2軸偏波面保存ファイバを示す。図9に示されるように,この光学系は,偏光分離された光が入力する2軸偏光維持ファイバ(2−PMF)と,直径が15cmであり焦点距離が6cmのコリメータレンズと,コリメータレンズから6cmの位置に表面中心位置がある回折格子と,回折格子の表面中心位置から15cmの位置に設けられた集光レンズ(fl5cm)と,偏光板・液晶空間強度調整部分・液晶空間位相変調部分・及び折り返しリフレクタとを具備する。折り返しリフレクタ(プリズム)の位置は,集光レンズから15cmの位置とした。液晶セルは,制御部の幅を17μmとし,ギャップ部の大きさを3μmとした。すなわち,ひとつのセルサイズは20μmであった。なお,コリメータレンズから回折格子までの距離,コリメートレンズから集光レンズまでの距離は,図10に示されるシミュレーションを行って求めた。
位相は,ファイバのテンションや温度などの状況変化に対し敏感に変動する。この実施例では,上記のような構成としたので,2光路のファイバを往復で入れ替え,行きと帰りをトータルで考えると,同じ位相変化を受けることとなる。その結果,ファイバなどは位相安定性に優れないにもかかわらず,位相安定性の高い,光波形整形装置を提供できる。
図11は,液晶空間光変調器の例を示す図である。図11(a)〜図11(c)は実際に製造した空間光変調器の概略を示す図である。図11(a)に示されるものは,ガラス基板として広さ65mmx48mm、厚さ0.5mmのものを用いた。コモン電極とパタン電極をそれぞれ有するガラス基板の間に位置する液晶セルギャップを8μmとした。液晶格子は14x14mmで、ガラス基板中央付近に設置した。液晶格子のピッチ20μmであった(具体的には制御領域が17μmでありギャップが3μmであった)。液晶の配向は,強度制御の場合は,配向方向を45度とし、位相変調の場合は0度とした。なお,強度制御用液晶空間光変調器と位相制御用液晶空間光変調器とは,それぞれ個別に作製した。
図11(b)に示されるものは,ガラス基板として広さ65x〜30mm、厚さ0.3mmのものを用いた。コモン電極とパタン電極をそれぞれ有する基板の間に位置する液晶セルギャップを8μmとした。液晶格子は,10mmx〜5mmの大きさのものを用いた。図11(b)の例では、液晶空間光変調器をガラス基板の左右どちらかに寄せた。このように液晶空間光変調器の位置をあえて中心から離すことで,作成が容易になった。液晶格子のピッチとして以下の3パターンのものを製造した。
(i)液晶格子ピッチ:20μm(制御領域:17μm,ギャップ:3μm)
(ii)液晶格子ピッチ:20μm(制御領域:18μm,ギャップ:2μm)
(iii)液晶格子ピッチ10μm(制御領域:8μm,ギャップ:2μm)
液晶の配向は,強度制御の場合は,配向方向を45度とし、位相変調の場合は0度とした。なお,強度制御用液晶空間光変調器と位相制御用液晶空間光変調器とは,それぞれ個別に作製した。2つの液晶素子を接合する際に,格子位置関係を合わせるためのマーカを設けた。また,制御ICをガラス基板の片側にまとめて配置した。
図11(c)に示されるものは,パタン電極を有するガラス基板の表面と裏面にそれぞれ強度制御用液晶空間光変調器と位相制御用液晶空間光変調器とが設けられたものである。これらは格子位置関係をそろえて作成した。図11(c)に示されるように,この液晶空間光変調器は2枚のコモン電極を有する基板に,前記パタン電極を有するガラス基板がはさまれた形状を有する。コモン電極とパタン電極をそれぞれ有する基板の間に位置する液晶セルギャップを8μmとした。液晶格子は,〜20mmx〜5mmの大きさのものを用いた。図11(c)の例では、液晶空間光変調器をガラス基板の左右どちらかに寄せた。このように液晶空間光変調器の位置をあえて中心から離すことで,作成が容易になった。液晶格子のピッチとして以下の3パターンのものを製造した。
(i)液晶格子ピッチ:20μm(制御領域:17μm,ギャップ:3μm)
(ii)液晶格子ピッチ:20μm(制御領域:18μm,ギャップ:2μm)
(iii)液晶格子ピッチ10μm(制御領域:8μm,ギャップ:2μm)
液晶の配向は,強度制御の場合は,配向方向を45度とし、位相変調の場合は0度とした。
強度制御用液晶空間変調器と位相制御用液晶空間変調器とは,パタン電極を有するガラス基板を共通化し,一体化して作製した。
図12は,光波形整形装置の光強度制御特性を示す図面に替わるグラフである。図12(a)はASE光源を使用し,全チャネルを一括制御した際の光強度制御特性を測定したものである。図12(b)は全てのチャネルを中間制御した際の光強度制御特性を測定したものである。図12(c)は全てのチャネルをOFF制御した際の光強度制御特性を測定したものである。図12(a)から本発明の光波形整形装置は,隣り合う帯域のパスバンドが連続したパスバンドを形成することがわかる。一方,図12(b)から,強度制御量を制御レンジ範囲内で任意に設定できることがわかる。
図12(c)からOFF制御した場合は,出力を抑えることができることがわかる。
図13は,光波形整形装置の周波数スペーシングを示す図面に替わるグラフである。波長可変LD光源の波長を0.01nmステップでスイープさせ,光強度制御された各波長のパワーをパワーメータで測定した。光強度制御の設定を1CH毎に行い、周波数スペーシングを確認した。図13(a)はONがひとつの場合,図13(b)はONが近接する2つの場合,図13(c)はONが3つの場合,図13(d)はONが離れた2つの場合を示す。
図14は,光波形整形装置の空間分解能を示す図面に替わるグラフである。ASE光源を使用し、光強度を48CH毎に制御した(全体はON、48CH毎にOFF制御した)
制御波長差から、各波長帯でのPAL−SLM1セルあたりの空間分解能を測定した。その結果,波長1535nmでは空間分解能が12.1ギガヘルツ/セルであり,波長1550nmで空間分解能が10.7ギガヘルツ/セルであり,波長1565nmでは空間分解能が9.2ギガヘルツ/セルであった。
図15は,挿入ロスを測定するための装置構成を示す概略図である。その結果,波長1535nmでは挿入ロスが6.5dBであり,波長1550nmで挿入ロスが5.0dBであり,波長1565nmでは挿入ロスが7.5dBであった。
表1は,回折格子の分散特性を示す表である。
Figure 2008310191
表2は,PAL−SLM入射ビームの直径を示す表である。
Figure 2008310191
本発明の光波形整形装置は,光情報通信などの分野において好適に利用されうる。
図1は,本発明の光波形整形装置の構成例を示す概念図である。 図2は,位相変調部及び強度変調部とを有する空間光変調器の概念図である。 図3は,強度変調部及び位相変調部の配向の様子を示す概念図である。 図4は,偏光制御,強度制御及び位相制御を説明するための概念図である。 図5は,折り返しリフレクタとして,プリズムを用いた光波形整形装置の例を示す図である。 図6は,セルにビームが入射する様子を示す図である。図6(a)は,短波長側の光がセルへ入射する様子を示し,図6(b)は長波長側の光がセルへ入射する様子を示す。 図7は,位相変化補償を行うことができる本発明の光波形整形装置を示す図である。図7(a)は既存のドライバを利用する例であり,図7(b)はDIO直接制御を行う場合の例を示す図である。 図8は,実施例1における光波形整形装置の概観図である。 図9は,実施例1における光学系の概略図である。図9(a)は上面図であり,図9(b)は側面図である。 図10は,光学素子の位置を決めるシミュレーションの概念図である。 図11は,液晶空間光変調器の例を示す図である。図11(a)〜図11(c)は実際に製造した空間光変調器の概略を示す図である。 図12は,光波形整形装置の光強度制御特性を示す図面に替わるグラフである。図12(a)はASE光源を使用し,全チャネルを一括制御した際の光強度制御特性を測定したものである。図12(b)は全てのチャネルを中間制御した際の光強度制御特性を測定したものである。図12(c)は全てのチャネルをOFF制御した際の光強度制御特性を測定したものである。 図13は,光波形整形装置の周波数スペーシングを示す図面に替わるグラフである。波長可変LD光源の波長を0.01nmステップでスイープさせ,光強度制御された各波長のパワーをパワーメータで測定した。光強度制御の設定を1CH毎に行い、周波数スペーシングを確認した。図13(a)はONがひとつの場合,図13(b)はONが近接する2つの場合,図13(c)はONが3つの場合,図13(d)はONが離れた2つの場合を示す。 図14は,光波形整形装置の空間分解能を示す図面に替わるグラフである。 図15は,挿入ロスを測定するための装置構成を示す概略図である。
符号の説明
11 分波器
12 集光部
13 偏光板
14 空間光変調器

Claims (7)

  1. 光源からの光を偏光分離する偏波分離器(1)と,
    前記偏波分離器(1)により偏光分離された第1の光波及び第2の光波の偏光面を合わせるための1/2波長板(2)と,
    前記1/2波長板(2)を経た光が入射する偏光ビームスプリッタ(3)と,
    前記偏光ビームスプリッタ(3)を経た第1の光波及び第2の光波の偏光面を所定量回転させるためのファラデーローテータ(4)と,
    前記ファラデーローテータ(4)を経た第1の光波が入射する第1のコリメータ(5)と,
    前記ファラデーローテータ(4)を経た第2の光波が入射する第2のコリメータ(6)と,
    前記第1のコリメータ(5)及び第2のコリメータ(6)からの光波が入射する2軸偏光面保持ファイバ(7)と,
    前記2軸偏光面保持ファイバ(7)を経た光が入射する第3のコリメータ(8)と,
    前記第3のコリメータ(8)からの光を周波数ごとに分波するための分波器(11)と,
    前記分波器(11)により分波された複数の光を集光するための集光レンズ(12)と,
    前記集光レンズ(12)を経た光が入射し,入射光の偏光面を調整するための偏光板(13)と,
    前記偏光板(13)を経た光が入射する位相変調部及び強度変調部を有する空間光変調器(14)であって,それぞれ対応する空間位置に存在する複数のライン状又はマトリクス状の液晶セルを有し,前記位相変調部の液晶の配向は,前記偏光板(13)により調整された偏光面と平行であり,前記強度変調部の液晶の配向は,前記位相変調部の液晶の配向と方向が45度異なるものと,
    前記液晶空間位相変調及び液晶空間強度変調部(14)を経た光が入射する,プリズム型の折り返しリフレクタ(15)と,
    前記折り返しリフレクタ(15)を経て,前記偏光ビームスプリッタ(3)から出力される光波の偏光面を調整するための1/2波長板(16)と,
    前記1/2波長板(16)を経た光が入射する第4のコリメータ(17)と,
    を具備し,
    前記第3のコリメータ(8)からの光が,前記分波器(11)により周波数分離されて空間的に分散され,
    前記空間的に分散された周波数分離された光が,前記集光レンズ(12)により,集光され,
    前記集光された光は,前記偏光板(13)により,その偏光面が調整され,
    前記偏光面が調整された光が,前記空間光変調器(14)により,別々に制御された位相変調及び強度変調のいずれか又は両方を施され,
    前記折り返しリフレクタ(15)により,光が折り返され,
    前記集光レンズ(12)を経て,集光され,
    前記分波器(11)により,周波数分離された光が合波され,
    前記第1の光波に由来する光波は,前記第2のコリメータ(6)を経て,前記ファラデーローテータ(4)へ入射し,
    前記第2の光波に由来する光波は,前記第1のコリメータ(5)を経て,前記ファラデーローテータ(4)へ入射し,
    前記ファラデーローテータ(4)を経た,前記第1の光波に由来する光波及び前記第2の光波に由来する光波は,偏光ビームスプリッタ(3)により,進行方向を調整され,
    前記1/2波長板(16)により,進行方向が調整された2つの光波の偏光面が直交するように調整され,
    前記偏光面が調整された光波は,前記第4のコリメータ(17)を経て出力される,
    光波形整形装置(10)。
  2. 前記空間光変調器(14)の,複数の液晶セルは,入力光の径に応じて,2つのセル又は3つのセルで1つのチャネルを構成する,
    請求項1に記載の光波形整形装置(10)。
  3. 前記空間光変調器(14)の,複数の液晶セルは,10μm以上40μm以下の格子ピッチを有する,
    請求項1に記載の光波形整形装置(10)。
  4. 光源からの光を偏光分離する偏波分離器(1)と,
    前記偏波分離器(1)により分離された第1の光波及び第2の光波を周波数ごとに分波するための分波器(11)と,
    前記分波器(11)により分波された複数の光を集光するための集光部(12)と,
    前記集光部(12)を経た光が入射し,入射光の偏光面を調整するための偏光板(13)と,
    前記偏光板(13)を経た光が入射する位相変調部及び強度変調部とを有する空間光変調器(14)と,
    前記液晶空間位相変調及び液晶空間強度変調部(14)を経た光が入射する,プリズム型の折り返しリフレクタ(15)と,
    を具備する光波形整形装置(10)。
  5. 前記第1の光波及び第2の光波は,それぞれ,2軸偏光面保持ファイバ(7)の第1の軸及び第2の軸を経て,前記分波器(11)へ到達するとともに,
    前記リフレクタ(15)を経て折り返した第1の光波及び第2の光波は,それぞれ2軸偏光面保持ファイバ(7)の第2の軸及び第1の軸を経て,出力される,
    請求項4に記載の光波形整形装置(10)。
  6. 前記空間光変調器(14)の,複数の液晶セルは,入力光の径に応じて,2つのセル又は3つのセルで1つのチャネルを構成する,
    請求項4に記載の光波形整形装置(10)。
  7. 前記空間光変調器(14)の,複数の液晶セルは,10μm以上40μm以下の格子ピッチを有する,
    請求項4に記載の光波形整形装置(10)。
JP2007159593A 2007-06-15 2007-06-15 光波形整形装置 Active JP5228205B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007159593A JP5228205B2 (ja) 2007-06-15 2007-06-15 光波形整形装置
CA2690750A CA2690750C (en) 2007-06-15 2008-06-12 Optical waveform shaping device
PCT/JP2008/001514 WO2008155887A1 (ja) 2007-06-15 2008-06-12 光波形整形装置
US12/664,659 US8571418B2 (en) 2007-06-15 2008-06-12 High resolution optical waveform shaping device having phase shift compensation associated with optical intensity modulation
CN2008800202434A CN101681030B (zh) 2007-06-15 2008-06-12 光波形整形装置
EP08764109.8A EP2169448B1 (en) 2007-06-15 2008-06-12 Optical waveform shaping device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007159593A JP5228205B2 (ja) 2007-06-15 2007-06-15 光波形整形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008310191A true JP2008310191A (ja) 2008-12-25
JP5228205B2 JP5228205B2 (ja) 2013-07-03

Family

ID=40156051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007159593A Active JP5228205B2 (ja) 2007-06-15 2007-06-15 光波形整形装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8571418B2 (ja)
EP (1) EP2169448B1 (ja)
JP (1) JP5228205B2 (ja)
CN (1) CN101681030B (ja)
CA (1) CA2690750C (ja)
WO (1) WO2008155887A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016051018A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 浜松ホトニクス株式会社 パルス光整形装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5125245B2 (ja) * 2007-06-15 2013-01-23 独立行政法人情報通信研究機構 光波形整形装置
JP5838532B2 (ja) * 2011-06-15 2016-01-06 国立研究開発法人情報通信研究機構 波長選択偏波制御器
CN104246582A (zh) * 2012-04-20 2014-12-24 浜松光子学株式会社 光束整形装置
TWI477843B (zh) * 2012-12-04 2015-03-21 Univ Nat Sun Yat Sen 兆赫波相位調變器
US10345679B2 (en) * 2015-06-16 2019-07-09 Morningstar Applied Physics, Llc Systems and methods for optical computing and amplifying
AU2017209171B2 (en) * 2016-01-20 2021-10-21 Magic Leap, Inc. Polarizing maintaining optical fiber in virtual/augmented reality system
DE102017111957B4 (de) 2017-05-31 2019-05-16 Bundesrepublik Deutschland, Vertreten Durch Das Bundesministerium Für Wirtschaft Und Energie, Dieses Vertreten Durch Den Präsidenten Der Physikalisch-Technischen Bundesanstalt Phantom zum Prüfen eines Messgerätes zur zeitaufgelösten diffusen optischen Spektroskopie, insbesondere eines Gewebe-Oximeters und Verfahren zum Prüfen eines Messgerätes zur zeitaufgelösten diffusen optischen Spektroskopie an Gewebe
CN109298406B (zh) * 2018-11-19 2023-08-22 长春理工大学 基于液晶相控阵的激光雷达系统

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05127139A (ja) * 1990-09-21 1993-05-25 Seiko Epson Corp 光学装置
JP2001042274A (ja) * 1999-08-02 2001-02-16 Hamamatsu Photonics Kk 光波形整形装置
JP2003015079A (ja) * 2001-06-29 2003-01-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 立体像表示方法及び表示装置
JP2003506988A (ja) * 1999-08-11 2003-02-18 ライトコネクト インコーポレイテッド 光ファイバーに適用するための動的スペクトル整形

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5719650A (en) 1995-05-12 1998-02-17 Massachusetts Institute Of Technology High-fidelity spatial light modulator
US6826330B1 (en) * 1999-08-11 2004-11-30 Lightconnect, Inc. Dynamic spectral shaping for fiber-optic application
DE10016377B4 (de) * 2000-04-04 2009-01-08 Leica Microsystems Cms Gmbh Vorrichtung zum Vereinigen von Licht
KR100483023B1 (ko) * 2002-12-24 2005-04-15 한국전자통신연구원 광전송 시스템의 편광 모드 분산 보상 장치 및 그 보상 방법
JP4048368B2 (ja) * 2003-05-23 2008-02-20 Kddi株式会社 ノイズ抑圧方法及び装置
US7257302B2 (en) 2003-06-03 2007-08-14 Imra America, Inc. In-line, high energy fiber chirped pulse amplification system
US7113327B2 (en) 2003-06-27 2006-09-26 Imra America, Inc. High power fiber chirped pulse amplification system utilizing telecom-type components
WO2005053219A1 (ja) * 2003-11-28 2005-06-09 Japan Science And Technology Agency 通信システム及びそれを用いた通信方法
JP4795692B2 (ja) * 2005-01-07 2011-10-19 株式会社日立製作所 光送信機、光送受信システム、および量子光生成器
JP4328724B2 (ja) * 2005-01-17 2009-09-09 富士通株式会社 光波形測定装置および光波形測定方法
CN1885076A (zh) * 2006-07-05 2006-12-27 东南大学 可整形式平面光波光路高速光调制器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05127139A (ja) * 1990-09-21 1993-05-25 Seiko Epson Corp 光学装置
JP2001042274A (ja) * 1999-08-02 2001-02-16 Hamamatsu Photonics Kk 光波形整形装置
JP2003506988A (ja) * 1999-08-11 2003-02-18 ライトコネクト インコーポレイテッド 光ファイバーに適用するための動的スペクトル整形
JP2003015079A (ja) * 2001-06-29 2003-01-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 立体像表示方法及び表示装置

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6013006937; ANZAI S.: 'Variable Rate and Tunable Central wavelength Terahertz Repetition Rate Optical Clock Generation Usin' CLEO-IQEC , 20070617, CI-13-TUE *
JPN6013006938; Huang C. B. et al: 'The Impact of Frequncy Comb Stability onOptical Arbitrary Waveform Generation' INTERNATIONAL FREQUENCY CONTROL SYMPOSIUM AND EXPOSITION P.500-506, 20060601 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016051018A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 浜松ホトニクス株式会社 パルス光整形装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2169448A1 (en) 2010-03-31
CN101681030A (zh) 2010-03-24
US20100141857A1 (en) 2010-06-10
US8571418B2 (en) 2013-10-29
CA2690750A1 (en) 2008-12-24
EP2169448B1 (en) 2017-04-12
CA2690750C (en) 2014-03-18
CN101681030B (zh) 2011-05-18
JP5228205B2 (ja) 2013-07-03
WO2008155887A1 (ja) 2008-12-24
EP2169448A4 (en) 2012-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5125245B2 (ja) 光波形整形装置
JP5228205B2 (ja) 光波形整形装置
JP4986582B2 (ja) 液晶光変調素子、液晶光変調装置、および液晶光変調素子の駆動方法
US8441586B2 (en) Liquid crystal optical device configured to reduce polarization dependent loss and polarization mode dispersion
JP5333215B2 (ja) チューナブルフィルタ、光源装置およびスペクトル分布測定装置
JP5551475B2 (ja) 位相変調器および光変調装置
WO2010055735A1 (ja) テラヘルツ波発生装置
WO2014119450A1 (ja) 光変調器
JP2018500592A (ja) 波長選択スイッチのための光路補償を有する光照射器
WO2012173113A1 (ja) 波長選択偏波制御器
TW200527035A (en) Optical polarization controller
CA2690852C (en) Optical waveform shaping device
JP2014196912A (ja) 光周波数特性測定装置及び方法
JPH0836157A (ja) 可変波長フィルタ
JP2009122495A (ja) 波長選択性光減衰器
JP2011048078A (ja) 全分散補償回路
JP2009175633A (ja) 光信号処理装置
JP2009300621A (ja) 光空間変調装置およびスペクトラム光源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100519

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130225

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160329

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5228205

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250