JP2008309999A - 撮像レンズ - Google Patents
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Abstract
【課題】 小型で、良好な光学特性を有する2枚のレンズで構成される撮像レンズの提供。
【解決手段】物体側から像面側へ向かって順に、絞りS1、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第1レンズL1と、両凹形状の負のパワーを有する第2レンズL2を配置し、下記条件式(1)乃至(3)を満足する撮像レンズ。
0.8<ν1/ν2<1.2 ・・・(1)
50<ν1 ・・・(2)
1.9<d1/d2<2.8 ・・・(3)
但し、
ν1:第1レンズL1のアッベ数
ν2:第2レンズL2のアッベ数
d1:第1レンズL1の中心厚み
d2:第1レンズL1像側面から第2レンズL2物体側面までの距離
【選択図】 図1
【解決手段】物体側から像面側へ向かって順に、絞りS1、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第1レンズL1と、両凹形状の負のパワーを有する第2レンズL2を配置し、下記条件式(1)乃至(3)を満足する撮像レンズ。
0.8<ν1/ν2<1.2 ・・・(1)
50<ν1 ・・・(2)
1.9<d1/d2<2.8 ・・・(3)
但し、
ν1:第1レンズL1のアッベ数
ν2:第2レンズL2のアッベ数
d1:第1レンズL1の中心厚み
d2:第1レンズL1像側面から第2レンズL2物体側面までの距離
【選択図】 図1
Description
本発明は撮像レンズに関する。特に、高画素用CCD、CMOSなどの固体撮像素子を使用した小型撮像装置、光センサー、携帯用モジュールカメラ、WEBカメラなどに好適な、小型で良好な光学特性を有する2枚のレンズで構成される撮像レンズに関する。
近年、CCDやCMOSなどの固体撮像素子を使用した各種撮像装置が広く普及している。これら撮像素子の小型化、高性能化に伴い、撮像装置に使用される撮像レンズにも小型化や良好な光学特性が求められる。
撮像レンズの小型化という点では、1枚のレンズで構成される撮像レンズが有利であるが、1枚のレンズで構成される撮像レンズはレンズ周辺部の収差補正をすることが難しく、良好な光学特性を得ることが困難なことは良く知られている。
そこで、小型化と良好な光学特性とをバランスさせた撮像レンズとして、2枚のレンズで構成された撮像レンズが提案されている。
そこで、小型化と良好な光学特性とをバランスさせた撮像レンズとして、2枚のレンズで構成された撮像レンズが提案されている。
特許文献1には、物体側に凸面を向けた正のメニスカス形状の第1レンズと、両凹形状の第2レンズとで構成される撮像レンズが提案されている。この提案の撮像レンズは、小型化が不十分であった。
本発明は、従来の課題を解決する為に成されたものであり、小型で、かつ諸収差が好適に補正された良好な光学特性を有する2枚のレンズで構成される撮像レンズの提供を目的とする。
上記目的を達成するための請求項1の発明の撮像レンズは、物体側から像面側へ向かって順に、絞り、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第1レンズと、両凹形状の負のパワーを有する第2レンズを配置し、下記条件式(1)乃至(3)を満足する。
0.8<ν1/ν2<1.2 ・・・(1)
50<ν1 ・・・(2)
1.9<d1/d2<2.8 ・・・(3)
但し、
ν1:第1レンズのアッベ数
ν2:第2レンズのアッベ数
d1:第1レンズの中心厚み
d2:第1レンズ像側面から第2レンズ物体側面までの距離
0.8<ν1/ν2<1.2 ・・・(1)
50<ν1 ・・・(2)
1.9<d1/d2<2.8 ・・・(3)
但し、
ν1:第1レンズのアッベ数
ν2:第2レンズのアッベ数
d1:第1レンズの中心厚み
d2:第1レンズ像側面から第2レンズ物体側面までの距離
請求項2の発明の撮像レンズは、条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1記載の撮像レンズ。
−2.5<f2/f1<−1.5 ・・・(4)
但し、
f1:第1レンズの焦点距離
f2:第2レンズの焦点距離
−2.5<f2/f1<−1.5 ・・・(4)
但し、
f1:第1レンズの焦点距離
f2:第2レンズの焦点距離
請求項3の発明の撮像レンズは、条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1及び2記載の撮像レンズ。
−2.0<R3/R4<−0.5 ・・・(5)
R3:第2レンズ物体側面の曲率半径
R4:第2レンズ像側面の曲率半径
−2.0<R3/R4<−0.5 ・・・(5)
R3:第2レンズ物体側面の曲率半径
R4:第2レンズ像側面の曲率半径
請求項1の発明によれば、物体側から像面側へ向かって順に、絞り、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第1レンズと、両凹形状の負のパワーを有する第2レンズを配置し、第1レンズと第2レンズのアッベ数を特定の範囲とすることにより、軸外の色収差等の諸収差を補正することが容易になり、更に、第1レンズの中心厚みと第1レンズ像側面から第2レンズ物体側面までの距離を特定範囲とすることにより、小型化が図れ、小型で、良好な光学特性を有する撮像レンズを得ることができる。
請求項2の発明によれば、第1レンズと第2レンズのパワー(焦点距離の逆数)配分を特定の範囲内とすることにより、第1レンズと第2レンズのパワー配分が好適化され、小型で、良好な光学特性を得ることができる。
請求項3の発明によれば、第2レンズの物体側面と像側面の曲率半径を特定範囲とすることにより、第2レンズにおいて、有効に非点収差の補正ができるようになり、小型で良好な光学特性を得ることが容易となる。
本発明にかかる撮像レンズLAの実施形態について、図面を参照しつつ説明する。本発明の実施形態にかかる撮像レンズLAの構成図を図1に示す。この撮像レンズLAは、物体(図示せず)側から像面に向かって、絞りS1、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第1レンズL1、両凹形状の負のパワーを有する第2レンズL2が配置された2枚構成のレンズ系である。図1には、第2レンズ像側から像面との間にガラス平板が挿入されていないが、カバーガラス、IRカットフィルター、又は、ローパスフィルター等の機能を有するガラス平板を挿入してもよい。
絞りS1を第1レンズL1よりも物体側へ挿入することにより、入射瞳位置を像面から遠い位置にとることができる。これにより、高いテレセントリック性を確保することが可能となり、像面に対する入射角を好適にすることができる。
第1レンズL1及び第2レンズL2はともにレンズ面の1面以上を非球面形状、好ましくは、2面を非球面形状とすることにより、諸収差の補正は容易となる。
第1レンズL1を物体側へ凸面を向けたメニスカス形状、第2レンズL2を両凹形状として、小型化と非点収差等の諸収差を補正し良好な光学特性を得ることが可能となる。
撮像レンズLAの第1レンズL1のアッベ数ν1が条件式(1)及び条件式(2)式を満足し、第2レンズL2のアッベ数ν2が条件式(1)を満足し、第1レンズL1の中心厚みをd1、第1レンズL1の像面側面から第2レンズ物体側面までの距離をd2としたとき、d1/d2が以下の条件式(3)を満足する範囲とすることにより、小型で、軸上軸外の色収差等の諸収差が補正された良好な光学特性を得ることができる。
0.8<ν1/ν2<1.2 ・・・(1)
50<ν1 ・・・(2)
1.9<d1/d2<2.8 ・・・(3)
0.8<ν1/ν2<1.2 ・・・(1)
50<ν1 ・・・(2)
1.9<d1/d2<2.8 ・・・(3)
本発明のレンズ構成において、第1レンズL1と第2レンズL2のアッベ数が条件式(1)、条件式(2)の範囲外では、軸外色収差の補正が困難となることがある。
本発明のレンズ構成において、小型化及び収差を補正する上で、第1レンズL1の中心厚みd1と第1レンズL1の像面側面から第2レンズL2物体側面までの距離d2との関係を好適にすることが重要である。
条件式(3)の下限を下回ると像面湾曲等の諸収差の補正が困難となり、上限を上回ると小型化を図ることが困難となる。
撮像レンズLAの第1レンズL1の焦点距離f1、第2レンズL2の焦点距離f2とし、第1レンズL1と第2レンズL2のパワー配分を下記の条件式(4)を満足することにより、小型で、良好な光学特性を得ることができる。
−2.5<f2/f1<−1.5 ・・・(4)
−2.5<f2/f1<−1.5 ・・・(4)
条件式(4)の下限を下回ると小型化は容易となるが軸上色収差の補正が困難となり、上限を上回ると軸上色収差の補正は容易となるが小型化が困難となる。
撮像レンズLAの小型化を図るには、第1レンズL1の正のパワーを強くすることが有利であるが、強くなりすぎると高次収差を抑えることが難しくなる。そのため、第2レンズL2は、負のパワーを有する両凹形状として、第2レンズL2の物体側の曲率半径をR3、像面側の曲率半径をR4とするとき、R3/R4が以下の条件式(5)を満足する範囲としている。
−2.0<R3/R4<−0.5 ・・・(5)
−2.0<R3/R4<−0.5 ・・・(5)
これにより、第1レンズL1の設計の自由度を高めると共に、非点収差等の諸収差の補正を容易として、良好な光学特性を得ることができる。
第1レンズL1及び第2レンズL2は、ガラスあるいは樹脂材料で形成可能である。レンズ材料としてガラスを使用する場合、ガラス転移温度が、400℃以下のガラス材料を使用することが好ましい。これにより、金型の耐久性を向上させることが可能となる。
樹脂材料は複雑な面形状のレンズを効率よく製造することが可能であり、生産性の面から、ガラス材料より好ましい材料である。レンズ材料として樹脂材料が使用される場合、ASTM D542法に準じて測定されたd線の屈折率が1.45〜1.60の範囲にありかつ、波長450〜600nmの範囲での光線透過率が80%以上、より好ましくは85%以上の樹脂材料であれば、熱可塑性樹脂であっても、熱硬化性樹脂であってもよい。第1レンズL1及び第2レンズL2は同一の樹脂材料であっても良く、異なる材料であっても良い。
樹脂材料の具体例としては、シクロ環や、その他の環状構造を有する非結晶性のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、透明性のポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコン系樹脂などが挙げられる。これらの中ではシクロ環を含有するポリオレフィンや環状オレフィンを含有するポリオレフィンなどが好ましく使用される。樹脂材料でのレンズ製造は、射出成形法、圧縮成形法、注型成形法、トランスファー成形法などの公知の成形加工法を利用して製造される。
なお、樹脂材料は温度変化により屈折率が変動することは良く知られている。この変動を抑えるため、平均粒子径100nm以下、より好ましくは50nm以下のシリカ、酸化ニオブ、酸化チタン、酸化アルミなどの微粒子が分散混合された前記の透明性を有する樹脂材料をレンズ材料として使用することができる。
レンズが樹脂材料で製造される場合、第1レンズL1及び第2レンズL2はレンズ外周部にコバを設けることができる。コバ形状は、レンズの性能を損なわなければ、特に制約は無い。レンズの成形加工性の面から、コバの厚さはレンズ外周部の厚さの70〜130%の範囲にあることが好ましい。レンズ外周部にコバを設けた場合、コバ部に光が入射すると、ゴーストやフレアの原因となることがある。その場合は、必要に応じて、レンズ間に入射光を制限する遮光マスクを設ければよい。
本発明の撮像レンズLAは、撮像モジュールなどに利用される前に、第1レンズL1及び第2レンズL2のそれぞれの物体側、像面側のレンズ表面に反射防止膜、IRカット膜、表面硬化など公知の表面処理を施しても良い。撮像レンズLAを使用した撮像モジュールは、携帯用モジュールカメラ、WEBカメラ、パソコン、デジタルカメラ、自動車や各種産業機器の光センサー、モニターなどに使用される。
以下、本発明の撮像レンズLAの具体的実施例について説明する。各実施例に記載されている記号は以下のことを示す。なお、距離の単位はmmである。
f :撮像レンズLA全体の焦点距離
f1 :第1レンズL1の焦点距離
f2 :第2レンズL2の焦点距離
Fno :Fナンバー
S1 :絞り
R :光学面の曲率半径、レンズの場合は中心曲率半径
R1 :第1レンズL1の物体側面の曲率半径
R2 :第1レンズL1の像側面の曲率半径
R3 :第2レンズL2の物体側面の曲率半径
R4 :第2レンズL2の像側面の曲率半径
d :レンズ厚み又はレンズ間距離
d1 :第1レンズL1の中心厚み
d2 :第1レンズL1の像面側と第2レンズL2の物体側面との距離
d3 :第2レンズL2の中心厚み
nd :d線の屈折率
n1 :第1レンズL1の屈折率
n2 :第2レンズL2の屈折率
νd :d線でのアッベ数
ν1 :第1レンズL1のアッベ数
ν2 :第2レンズL2のアッベ数
f :撮像レンズLA全体の焦点距離
f1 :第1レンズL1の焦点距離
f2 :第2レンズL2の焦点距離
Fno :Fナンバー
S1 :絞り
R :光学面の曲率半径、レンズの場合は中心曲率半径
R1 :第1レンズL1の物体側面の曲率半径
R2 :第1レンズL1の像側面の曲率半径
R3 :第2レンズL2の物体側面の曲率半径
R4 :第2レンズL2の像側面の曲率半径
d :レンズ厚み又はレンズ間距離
d1 :第1レンズL1の中心厚み
d2 :第1レンズL1の像面側と第2レンズL2の物体側面との距離
d3 :第2レンズL2の中心厚み
nd :d線の屈折率
n1 :第1レンズL1の屈折率
n2 :第2レンズL2の屈折率
νd :d線でのアッベ数
ν1 :第1レンズL1のアッベ数
ν2 :第2レンズL2のアッベ数
撮像レンズLAの第1レンズL1、第2レンズL2のそれぞれのレンズ面の非球面形状は、yを光の進行方向を正とした光軸に、xを光軸と直交する方向とした軸として、下記の非球面多項式で表される。
y=(x2/R)/[1+{1−(k+1)(x/R2)}1/2]
+A4x4+A6x6+A8x8+A10x10+A12x12 (6)
+A4x4+A6x6+A8x8+A10x10+A12x12 (6)
ただし、Rは光軸上の曲率半径、kは円錐係数、A4、A6、A8、A10、A12は非球面係数である。
各レンズ面の非球面は、便宜上、式(6)で表される非球面を使用している。しかしながら、特にこの式(6)の非球面多項式に限定するものではない。
(実施例1)
図2は、実施例1の撮像レンズLAの配置を示す構成図である。実施例1の撮像レンズLAを構成する第1レンズL1及び第2レンズL2のそれぞれの物体側及び像側面の曲率半径R、レンズの厚みあるいはレンズ間距離d、屈折率nd、アッベ数νdを表1に、円錐係数k、非球面係数の値を表2に示す。
図2は、実施例1の撮像レンズLAの配置を示す構成図である。実施例1の撮像レンズLAを構成する第1レンズL1及び第2レンズL2のそれぞれの物体側及び像側面の曲率半径R、レンズの厚みあるいはレンズ間距離d、屈折率nd、アッベ数νdを表1に、円錐係数k、非球面係数の値を表2に示す。
この条件では、表5に示すように条件式(1)〜(5)の範囲内である。
実施例1の撮像レンズLAの球面収差(軸上色収差)を図3に、非点収差及び歪曲収差を図4に、倍率色収差を図5に示す。以上の結果より、実施例1の撮像レンズLAは、小型で、良好な光学特性を有していることがわかる。なお、各図の収差は、波長486nm、波長588nm、波長656nmの3波長におけるそれぞれの収差の結果であり、図3〜5では、左から順に、波長486nm、波長588nm、波長656nmにおける収差である。又、非点収差のSはサジタル像面に対する収差、Tはタンジェンシャル像面に対する収差である。
(実施例2)
図6は、実施例2の撮像レンズLAの配置を示す構成図である。実施例2の撮像レンズLAを構成する第1レンズL1及び第2レンズL2のそれぞれの物体側及び像側面の曲率半径R、レンズの厚みあるいはレンズ間距離d、屈折率nd、アッベ数νdを表3に、円錐係数k、非球面係数の値を表4に示す。
図6は、実施例2の撮像レンズLAの配置を示す構成図である。実施例2の撮像レンズLAを構成する第1レンズL1及び第2レンズL2のそれぞれの物体側及び像側面の曲率半径R、レンズの厚みあるいはレンズ間距離d、屈折率nd、アッベ数νdを表3に、円錐係数k、非球面係数の値を表4に示す。
この条件では、表5に示すように条件式(1)〜(5)の範囲内である。
実施例2の撮像レンズLAの球面収差(軸上色収差)を図7に、非点収差及び歪曲収差を図8に、倍率色収差を図9に示す。以上の結果より、実施例2の撮像レンズLAは、小型で、良好な光学特性を有していることがわかる。なお、各図の収差は、波長486nm、波長588nm、波長656nmの3波長におけるそれぞれの収差の結果であり、図7〜9では、左から順に、波長486nm、波長588nm、波長656nmにおける収差である。又、非点収差のSはサジタル像面に対する収差、Tはタンジェンシャル像面に対する収差である。
LA :撮像レンズ
S1 :絞り
L1 :第1レンズ
L2 :第2レンズ
R1 :第1レンズL1の物体側面の曲率半径
R2 :第1レンズL1の像側面の曲率半径
R3 :第2レンズL2の物体側面の曲率半径
R4 :第2レンズL2の像側面の曲率半径
d1 :第1レンズL1の中心厚み
d2 :第1レンズL1の像面側と第2レンズL2の物体側面との距離
d3 :第2レンズL2の中心厚み
S1 :絞り
L1 :第1レンズ
L2 :第2レンズ
R1 :第1レンズL1の物体側面の曲率半径
R2 :第1レンズL1の像側面の曲率半径
R3 :第2レンズL2の物体側面の曲率半径
R4 :第2レンズL2の像側面の曲率半径
d1 :第1レンズL1の中心厚み
d2 :第1レンズL1の像面側と第2レンズL2の物体側面との距離
d3 :第2レンズL2の中心厚み
Claims (3)
- 物体側から像面側へ向かって順に、絞り、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第1レンズと、両凹形状の負のパワーを有する第2レンズを配置し、下記条件式(1)乃至(3)を満足することを特徴とする撮像レンズ。
0.8<ν1/ν2<1.2 ・・・(1)
50<ν1 ・・・(2)
1.9<d1/d2<2.8 ・・・(3)
但し、
ν1:第1レンズのアッベ数
ν2:第2レンズのアッベ数
d1:第1レンズの中心厚み
d2:第1レンズ像側面から第2レンズ物体側面までの距離
である。 - 以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1記載の撮像レンズ。
−2.5<f2/f1<−1.5 ・・・(4)
但し、
f1:第1レンズの焦点距離
f2:第2レンズの焦点距離 - 以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1及び2記載の撮像レンズ。
−2.0<R3/R4<−0.5 ・・・(5)
R3:第2レンズ物体側面の曲率半径
R4:第2レンズ像側面の曲率半径
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US7957080B2 (en) | 2008-11-06 | 2011-06-07 | Enplas Corporation | Imaging lens |
JP2012220590A (ja) * | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Sharp Corp | 撮像レンズおよび撮像モジュール |
US8462448B2 (en) | 2009-08-07 | 2013-06-11 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image sensing module, imaging lens and code reading method |
JP2017514179A (ja) * | 2014-04-22 | 2017-06-01 | デルタ アイディー インコーポレイテッドDelta Id Inc. | 光学撮像のためのレンズ組立体 |
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