JP2008309674A - スペクトラムアナライザ - Google Patents

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【課題】 無線信号に含まれる周波数成分を測定するスペクトラムアナライザにおいて、線形掃引時の系切り替えの際に発生する掃引動作の一時停止時間を短縮し、広帯域において滑らかなスペクトラム表示を可能にする。
【解決手段】 通過周波数帯が異なるBPF1及びBPF2と、局部発振信号をBPF1に応じて掃引出力するDDS1と、局部発振信号をBPF2に応じて掃引出力するDDS2と、BPF1又はBPF2を通過させた無線信号を局部発振信号と混合して周波数変換するミキサ(LowBand)と、無線信号を通過させるBPF1又はBPF2を切り替えるBPF切替スイッチ13と、ミキサ(LowBand)に局部発振信号を入力するDDS1又はDDS2を切り替えるDDSスイッチ17とを設けておき、BPF切替スイッチ13及びDDSスイッチ17を同期して切り替えるように制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、受信した無線信号に含まれる周波数成分の測定を広帯域で行うスペクトラムアナライザに関する。
無線信号の変化を測定する機器の一つとして、無線信号に含まれる周波数成分を測定するスペクトラムアナライザがある。
スペクトラムアナライザでは、無線信号を受信フィルタに通して測定対象の周波数範囲の周波数成分を抽出し、ミキサ(混合器)により局部発振信号と混合して周波数変換し、そのうち中間周波数の信号をレベル検波する。局部発振信号は、局部発振器により周波数を所定の掃引速度で連続的に変化させながら掃引出力されており、これにより検波対象の周波数を線形掃引している。そして、線形掃引された検波対象の周波数(掃引周波数)を横軸に、当該掃引周波数における検波結果を縦軸に対比して表示することで、無線信号に含まれる周波数成分のスペクトラム表示を行っている。
ここで、スペクトラムアナライザに複数個のバッファメモリ部を設けて測定データを時系列的、一時的に蓄積しておくことにより、電子装置からの障害検出信号が出力された時に、ある時間幅だけ過去に遡った測定データを得られるようにし、また、掃引周波数を複数に分割した周波数帯域別に移動させて測定することによって、広い周波数範囲に亘る周波数スペクトルを分解能を下げることなく測定できるようにするスペクトラムアナライザが提案されている(特許文献1参照)。
特開平6−160446号公報
従来方式のスペクトラムアナライザでは、スペクトル表示を広帯域で行うために、受信フィルタ、ミキサ、局部発振器の各系を複数備えている。
例えば、図3に示すように、受信フィルタ52としてBPF(Band Pass Filter)1〜4の4つ、局部発振器54としてDDS(Direct Digital Synthesizer)1、2の2つ、ミキサ55としてミキサ(LowBand)、ミキサ(HighBand)の2つ、を備えている。
同図によると、BPF1及びBPF2の通過周波数帯におけるスペクトラム測定ではミキサ(LowBand)、DDS1が共用され、BPF3及びBPF4の通過周波数帯におけるスペクトラム測定ではミキサ(HighBand)、DDS2が共用される。
ここで、スペクトラム表示は掃引周波数とレベル検波とを同期させながらスペクトラム表示を行うため、例えば、BPF1の通過周波数帯とBPF2の通過周波数帯とを跨った範囲でスペクトラム表示する場合、系を切り替えるために掃引動作が一時停止する時間帯は、スペクトラム表示が一時停止して滑らかな表示が妨げられてしまうという問題点があった。
具体的に説明すると、BPF1の通過周波数帯を低周波側、BPF2の通過周波数帯を高周波側、各通過周波数帯の境界の周波数をFdivとし、BPF1及びBPF2の通過周波数帯を跨って周波数の昇方向に線形掃引させる場合、[手順1]系がBPF1に接続されている状態で、掃引の終了周波数をFdivにした掃引パラメータをDDS1に設定して掃引動作させ、次に、[手順2]系をBPF2に接続した状態にし、掃引の開始周波数をFdivに掃引パラメータをDDS1に設定して掃引動作させる、という手順で行われる。この[手順1]と[手順2]の間には、スイッチ53を操作して系をBPF1からBPF2に切り替えるための時間が介在する。また、DDSに設定可能な掃引パラメータは1通りであるため、パラメータを再設定するための時間も介在する。したがって、これらが完了するまでの時間、スペクトラム表示が周波数Fdivで一時停止した状態となり、滑らかなスペクトラム表示が妨げられる。
本発明は、上記従来の事情に鑑みなされたものであり、線形掃引時の系(受信フィルタ、混合器、局部発振器等)切り替えの際に発生する掃引動作の一時停止時間を短縮し、広帯域において滑らかなスペクトラム表示を行うことができるスペクトラムアナライザを提供することを目的としている。
本発明は、受信した無線信号に含まれる周波数成分を測定するスペクトラムアナライザにおいて、通過周波数帯の周波数成分の通過を許容する第1のフィルタと、第1のフィルタの通過周波数帯に隣接する通過周波数帯の周波数成分の通過を許容する第2のフィルタと、無線信号を通過させる第1又は第2のフィルタを切り替える第1のスイッチと、第1のフィルタの通過周波数帯に応じた周波数帯で局部発振信号を掃引出力する第1の局部発振器と、第2のフィルタの通過周波数帯に応じた周波数帯で局部発振信号を掃引出力する第2の局部発振器と、第1又は第2のフィルタを通過させた無線信号を、対応する局部発振器から掃引出力された局部発振信号と混合して周波数変換する混合器と、周波数変換の結果に基づいて無線信号に含まれる周波数成分を測定する測定部と、混合器に局部発振信号を入力する第1又は第2の局部発振器を切り替える第2のスイッチと、第1及び第2のスイッチを同期して切り替える制御部と、を備えたことを特徴とする。
すなわち、隣接する通過周波数帯の2つのフィルタに対応した2つの局部発振器を用意し、フィルタの切り替えと局部発振器の切り替えとを同期して行うようにしたため、系切り替えの際の一時停止期間が短縮されて、広帯域において滑らかなスペクトラム表示を行うことが可能になる。
ここで、第1のフィルタの通過周波数帯と第2のフィルタの通過周波数帯とを部分的に重なり合うようにし、通過周波数帯の重なり部分の測定における所定のタイミングで、制御部がフィルタ及び局部発振器を同期して切り替えることが好ましい。
また、掃引出力する局部発振信号の周波数帯を設定可能な局部発振器を用いるにあたり、一方の局部発振器による掃引出力の間に、制御部が他方の局部発振器に当該局部発振器に対応するフィルタの通過周波数帯に応じた周波数帯を設定することが好ましく、これにより、局部発振器に局部発振信号の周波数帯を設定する時間が系切り替えに影響しないようになる。
また、本発明は、3以上のフィルタを備えたスペクトラムアナライザに適用することもできる。すなわち、例えば、周波数成分の通過を許容する通過周波数帯が異なり且つ隣接する通過周波数帯が部分的に重なり合う複数のフィルタと、無線信号を通過させるフィルタを切り替える第1のスイッチと、フィルタの通過周波数帯に応じて設定される周波数帯で局部発振信号を掃引出力する2つの局部発振器と、一のフィルタを通過させた無線信号を、当該フィルタの通過周波数帯に応じた周波数帯が設定された一方の局部発振器から掃引出力された局部発振信号と混合して周波数変換する混合器と、周波数変換の結果に基づいて無線信号に含まれる周波数成分を測定する測定部と、混合器に局部発振信号を入力する局部発振器を切り替える第2のスイッチと、一方の局部発振器による掃引出力の間に他方の局部発振器に局部発振信号の周波数帯を設定し、通過周波数帯の重なり部分の測定における所定のタイミングで第1及び第2のスイッチを同期して切り替える制御部と、をスペクトラムアナライザに備える。これにより、2つの局部発振器を交互に切り替えて用いつつ、より広帯域においても滑らかなスペクトラム表示を行うことが可能になる。
本発明によると、線形掃引時の系切り替えの際に発生する掃引動作の一時停止時間を従来方式に比べて短縮できるため、広帯域において滑らかなスペクトラム表示が可能なスペクトラムアナライザを提供できるようになる。
本発明を、実施形態の一例に基づいて具体的に説明する。
本例のスペクトラムアナライザは、図1に系統図を示すように、アンテナ11、受信フィルタ12、BPF切替スイッチ13、局部発振器14、ミキサ(混合器)15、逓倍器16、DDS切替スイッチ17、ミキサ切替スイッチ18、狭帯域フィルタ19、検波器20、表示出力部21、切替制御部22、周波数掃引制御部23、を備えている。
受信フィルタ12は、アンテナ11で受信した無線信号を通過させて、該フィルタの通過周波数帯の周波数成分を抽出する。本例では、受信フィルタ12として、通過周波数帯がそれぞれ異なる4つのBPF1〜4を備えており、BPF1、BPF2、BPF3、BPF4の順に通過周波数帯が高周波となっている。また、隣接する通過周波数帯の境界部分において、BPF1とBPF2の通過周波数帯の関係を図2に示すように、通過周波数帯を部分的に重ね合わせてある。
BPF切替スイッチ13は、切替制御部22による制御の下、アンテナ11で受信した無線信号を通過させるBPFを切り替える。
ミキサ15は、受信フィルタ12を通過させた無線信号を、局部発振器14から出力される局部発振信号と混合して周波数変換する。本例では、ミキサ15として、BPF1又はBPF2を通過した無線信号を周波数変換するミキサ(LowBand)、BPF3又はBPF4を通過した無線信号を周波数変換するミキサ(HighBand)、を備えている。
局部発振器14は、周波数掃引制御部23による制御の下、周波数を連続的に変化させながら局部発振信号を掃引出力する。本例では、局部発振器14として、1通りの掃引パラメータを選択的に設定可能なDDS1、DDS2の2つを備えており、各DDSは、設定された掃引パラメータに基づく周波数帯で局部発振信号を掃引出力する。なお、掃引パラメータは測定対象の周波数範囲に従って周波数掃引制御部23により設定され、DDS1にはBPF1又はBPF3の通過周波数帯に応じた掃引パラメータが、DDS2にはBPF2又はBPF4の通過周波数帯に応じた掃引パラメータが設定される。
DDS切替スイッチ17は、切替制御部22による制御の下、ミキサ(LowBand)又はミキサ(HighBand)に局部発振信号を入力するDDSを切り替える。本例では、無線信号を通過させるBPFの切り替えに連動した切り替えを行っており、BPF1の場合にはミキサ(LowBand)にDDS1の局部発振信号を入力するように、BPF2の場合にはミキサ(LowBand)にDDS2の局部発振信号を入力するように、BPF3の場合にはミキサ(HighBand)にDDS1の局部発振信号を入力するように、BPF4の場合にはミキサ(HighBand)にDDS2の局部発振信号を入力するように切り替える。なお、ミキサ(HighBand)には、局部発振信号の周波数が逓倍器16により逓倍されてから入力される。
ミキサ切替スイッチ18は、切替制御部22による制御の下、周波数変換した結果を狭帯域フィルタ19に入力するミキサを切り替える。本例では、無線信号を通過させるBPFの切り替えに連動した切り替えを行っており、BPF1又はBPF2の場合にはミキサ(LowBand)、BPF3又はBPF4の場合にはミキサ(HighBand)による変換結果を狭帯域フィルタ19に入力するように切り替える。
狭帯域フィルタ19は、ミキサ(HighBand)又はミキサ(LowBand)により周波数変換された無線信号から所定の中間周波数の周波数成分を抽出する。
検波器20は、狭帯域フィルタ19により抽出された中間周波数の周波数成分をレベル検波する。
表示出力部21は、周波数掃引制御部23から与えられる情報に基づく掃引周波数を横軸に、検波器20によるレベル検波の結果を縦軸に対比して表示出力する。
切替制御部22は、BPF切替スイッチ13、DDS切替スイッチ17、ミキサ切替スイッチ18の切り替え動作を制御しており、各系の切り替えを同期して行う。
周波数掃引制御部23は、DDS1及びDDS2への掃引パラメータの設定、設定した掃引パラメータに基づくDDS1又はDDS2による局部発振信号の掃引出力の制御、掃引周波数を示す情報の表示出力部21への出力を行う。
本例のスペクトラムアナライザによる測定動作を説明する。
なお、以下の説明において、周波数の昇方向に線形掃引しながら測定するものとする。また、測定対象の周波数範囲の開始周波数をFstart、終了周波数をFstop、BPF1及びBPF2の通過周波数帯の重なり範囲をFdiv1〜Fdiv2(ただし、Fdiv1<Fdiv2)とし、測定対象の周波数範囲はBPF1及びBPF2の通過周波数帯を合成した周波数帯の範囲内であるものとする。
Fstop<Fdiv2の場合、すなわち、測定対象の周波数範囲がBPF1の通過周波数帯に収まる場合の動作を説明する。
まず、切替制御部22による制御の下、アンテナ11で受信した無線信号をBPF1を通過させるようにBPF切替スイッチ13が設定され、ミキサ(Low Band)にDDS1の局部発振信号を入力するようにDDS切替スイッチ17が設定され、ミキサ(LowBand)による変換結果を狭帯域フィルタ19に入力するように設定される。また、周波数掃引制御部23により、DDS1に測定対象の周波数範囲に応じた掃引パラメータが設定される。
その後、周波数掃引制御部23による制御の下、DDS1から掃引出力される局部発振信号がミキサ(LowBand)に入力され、BPF1を通過した無線信号と混合されて無線信号が周波数変換され、その中間周波数の周波数成分がレベル検波されて表示出力される。
この場合は、最初の設定以降、系(BPF、DDS、ミキサ)を切り替えずに済む。
Fstart>Fdiv1の場合、すなわち、測定対象の周波数範囲がBPF2の通過周波数帯に収まる場合の動作を説明する。
まず、切替制御部22による制御の下、アンテナ11で受信した無線信号をBPF2を通過させるようにBPF切替スイッチ13が設定され、ミキサ(LowBand)にDDS2の局部発振信号を入力するようにDDS切替スイッチ17が設定され、ミキサ(LowBand)による変換結果を狭帯域フィルタ19に入力するように設定される。また、周波数掃引制御部23により、DDS2に測定対象の周波数範囲に応じた掃引パラメータが設定される。
その後、周波数掃引制御部23による制御の下、DDS2から掃引出力される局部発振信号がミキサ(LowBand)に入力され、BPF2を通過した無線信号と混合されて無線信号が周波数変換され、その中間周波数の周波数成分がレベル検波されて表示出力される。
この場合も、最初の設定以降、系を切り替えずに済む。
Fstart<Fdiv1かつFstop>Fdiv2の場合、すなわち、測定対象の周波数範囲がBPF1の通過周波数帯とBPF2の通過周波数帯とに跨る場合の動作を説明する。
まず、切替制御部22による制御の下、アンテナ11で受信した無線信号をBPF1を通過させるようにBPF切替スイッチ13が設定され、ミキサ(LowBand)にDDS1の局部発振信号を入力するようにDDS切替スイッチ17が設定され、ミキサ(LowBand)による変換結果を狭帯域フィルタ19に入力するように設定される。また、周波数掃引制御部23により、DDS1及びDDS2に測定対象の周波数範囲に応じた掃引パラメータが設定される。なお、本例では、Fdiv2を掃引終了周波数に指定する掃引パラメータをDDS1に設定し、Fdiv2を掃引開始周波数に指定する掃引パラメータをDDS2に設定している。
その後、周波数掃引制御部23による制御の下、DDS1から掃引出力される局部発振信号がミキサ(LowBand)に入力され、BPF1を通過した無線信号と混合されて無線信号が周波数変換され、その中間周波数の周波数成分がレベル検波されて表示出力される。
そして、掃引周波数F=Fdiv2のポイントで、切替制御部22による制御の下、BPF切替スイッチ13及びDDS切替スイッチ17を同期して切り替え、アンテナ11で受信した無線信号をBPF2を通過させ、ミキサ(LowBand)にDDS2の局部発振信号を入力するようにする。
その後、周波数掃引制御部23による制御の下、DDS2から掃引出力される局部発振信号がミキサ(LowBand)に入力され、BPF2を通過した無線信号と混合されて無線信号が周波数変換され、その中間周波数の周波数成分がレベル検波されて表示出力される。
すなわち、この場合は系の切り替えが発生するが、従来は系の切り替えの際に生じていたDDSの掃引パラメータの設定が不要となり、また、各系を同期して切り替えるために一時停止期間が短縮されて、待ち時間ほぼゼロで掃引動作が繋がり、広帯域において滑らかなスペクトラム表示を実現できる。
なお、本例では、Fdiv2を掃引終了周波数に指定する掃引パラメータをDDS1に設定し、Fdiv2を掃引開始周波数に指定する掃引パラメータをDDS2に設定しているため、掃引周波数F=Fdiv2のポイントで系を切り替えているが、BPF1及びBPF2の通過周波数帯の重なり部分(Fdiv1〜Fdiv2)の測定におけるタイミングであれば、他のタイミングで系を切り替えるようにしてもよい。
また、本例では、処理開始時にDDS2の掃引パラメータを設定しているが、DDS1による掃引出力の間(系の切り替えが発生する前まで)に掃引パラメータを設定しておけばよい。
次に、測定対象の周波数範囲が、BPF1及びBPF2の通過周波数帯に加えて、BPF3の通過周波数帯にまで及ぶ場合について説明する。
この場合、掃引周波数がBPF1の通過周波数からBPF2の通過周波数に移行し、ミキサ(LowBand)に対する局部発振信号の入力がDDS1からDDS2に移行することで、DDS1が掃引動作から解放される。そこで、DDS2が掃引動作を行っている時間帯を利用して、DDS1の掃引パラメータの設定をBPF3の通過周波数帯に応じて変更しておく。そして、掃引周波数がBPF2の通過周波数からBPF3の通過周波数に移行する段階で系を再度切り替えることで、待ち時間ほぼゼロで掃引動作が繋がり、滑らかなスペクトラム表示を実現できる。
なお、以上の説明においては、周波数を昇方向に線形掃引させる場合について述べたが、降方向に線形掃引させる場合においても、同様な作用を得ることができる。
本発明の一例に係るスペクトラムアナライザの系統図である。 本発明の一例に係るBPFの通過帯域の設定を示す図である。 従来方式の一例に係るスペクトラムアナライザの系統図である。
符号の説明
11、51:アンテナ、
12、52:BPF(受信フィルタ)、
13、53:BPF切替スイッチ、
14、54:DDS(局部発振器)、
15、55:ミキサ(混合器)、
16、56:逓倍器、
17:DDS切替スイッチ、
18、58:ミキサ切替スイッチ、
19、59:狭帯域フィルタ、
20、60:検波器、
21、61:表示出力部、
22、62:切替制御部、
23、63:周波数掃引制御部、
31:BPF1の通過特性、
32:BPF2の通過特性

Claims (1)

  1. 受信した無線信号に含まれる周波数成分を測定するスペクトラムアナライザにおいて、
    通過周波数帯の周波数成分の通過を許容する第1のフィルタと、
    第1のフィルタの通過周波数帯に隣接する通過周波数帯の周波数成分の通過を許容する第2のフィルタと、
    無線信号を通過させる第1又は第2のフィルタを切り替える第1のスイッチと、
    第1のフィルタの通過周波数帯に応じた周波数帯で局部発振信号を掃引出力する第1の局部発振器と、
    第2のフィルタの通過周波数帯に応じた周波数帯で局部発振信号を掃引出力する第2の局部発振器と、
    第1又は第2のフィルタを通過させた無線信号を、対応する局部発振器から掃引出力された局部発振信号と混合して周波数変換する混合器と、
    周波数変換の結果に基づいて無線信号に含まれる周波数成分を測定する測定部と、
    混合器に局部発振信号を入力する第1又は第2の局部発振器を切り替える第2のスイッチと、
    第1及び第2のスイッチを同期して切り替える制御部と、
    を備えたことを特徴とするスペクトラムアナライザ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011080927A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Anritsu Corp スペクトラムアナライザ
JP2012199790A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Anritsu Corp フィルタ装置及び該装置を用いた測定システム並びにフィルタ方法
US9016767B2 (en) 2012-12-19 2015-04-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle body front section structure

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