JP2008309050A - レゾネータ - Google Patents

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Abstract

【課題】レゾネータのコスト低減を図る。
【解決手段】レゾネータ1は、首部10を介して吸気ダクト4に連通する主容積室12と、主容積室12に直接接続された細長い副容積室13と、を備えたレゾネータ本体部11を有し、主容積室12の容積と副容積室13の容積との和であるレゾネータ本体部11の容積に応じて共鳴周波数が決定されるヘルムホルツ型レゾネータの機能と、副容積室13の長手方向に沿った長さに応じて共鳴周波数が決定されるサイドブランチ型レゾネータの機能と、を併せ持つ。これによって、レゾネータ1は、レゾネータ本体部11の構成を複雑にすることなく、2つの共鳴周波数を得ることができ、総じて製造コストを低減することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば、内燃機関の吸気ダクトに取り付けられるレゾネータに関する。
特許文献1には、複数のレゾネータを直列に接続し、接続されたレゾネータの数と同数の共鳴周波数を有するレゾネータが開示されている。詳述すると、この特許文献1においては、エア吸入ダクトに第1挿入管を介して第1レゾネータが連通し、第1レゾネータに第2挿入管を介して第2レゾネータが連通する構成となっている。
特開平8−338330号公報
しかしながら、この特許文献1に開示されるレゾネータおいて共鳴周波数の数を増やすためには、構造上、直列に接続されるレゾネータの数と挿入管の数を増やす必要があり、レゾネータの構成が複雑となってしまうため、共鳴周波数の数に応じて互いに独立したレゾネータを設ける場合に比べて、製造コストが上昇してしまう虞がある。
そこで、本発明におけるレゾネータは、首部を介して車両用内燃機関の吸気ダクトに連通する1つ主容積室と、上記主容積室に直接接続された少なくとも1つ以上の細長い副容積室と、を備えたレゾネータ本体部を有し、上記主容積室の容積と上記副容積室の容積との和であるレゾネータ本体部の容積に応じて共鳴周波数が決定されるヘルムホルツ型レゾネータの機能と、上記副容積室の長手方向に沿った長さに応じて共鳴周波数が決定されるサイドブランチ型レゾネータの機能と、を併せ持つことを特徴としている。
また、請求項2の発明において、上記レゾネータ本体部は、主容積室に1つの副容積室が接続され、全体としてL字形状を呈し、上記副容積室の長手方向と車両幅方向とが一致し、車両フロントの前面で車両前方に向かって開口する上記吸気ダクトの吸気取入口と隣接し、かつ上記副容積室が車両フロントの前面に沿って位置するように配置され、上記副容積室には、車両の幅方向中央位置を基準として、上記吸気取入口と対称となる位置に、車両前面視における上記吸気取入口と略同一外形状の擬似吸気取入口が設けられていることを特徴としている。
請求項3の発明では、上記吸気ダクトに接続されたサイドブランチ型の第2レゾネータが、上記レゾネータ本体部に沿って、上記レゾネータ本体部と一体に形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、1つの首部を介して、主容積室と、副容積室とが吸気ダクトに連通する構成となっているので、首部の数を増やすことなく少なくとも2つ以上の共鳴周波数を得ることができる。つまり、レゾネータ本体部の構成を複雑にすることなく、少なくとも2つ以上の共鳴周波数を得ることができ、総じて製造コストを低減することができる。
また、副容積室が、実質的にヘルムホルツ型レゾネータとサイドブランチ型レゾネータとに共通する構成要素となっているため、主容積室の容積及び副容積室の容積の総和に応じて得られる共鳴周波数と、副容積室の長手方向に沿った長さに応じて得られる共鳴周波数とを、それぞれ吸気ダクトに単独で設けられたヘルムホルツ型レゾネータ及びサイドブランチ型レゾネータで得る場合に比べて、全体構成を小型化することができる。
そして、請求項2のように、レゾネータ本体部の副容積室に、擬似吸気取入口を設けることによって、副容積室の擬似吸気取入口が設けられた部分の剛性、ひいては副容積室の剛性を向上させることができる。また、擬似吸気取入口を設けることにより、車両フロントの前面の外観が左右対称となり、外観上の見映えを向上させることがきる。
また、請求項3によれば、上記レゾネータ本体部の壁面の一部が上記第2レゾネータの壁面の一部と共用化されるため、重量低減及びコスト低減を図ることができる。
本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、樹脂材料からなるレゾネータ1は、全体として扁平な略L字形状を呈し、吸気ダクト2の上方に位置すると共に、首部10(後述)を介して吸気ダクト2に接続されている。樹脂材料からなる吸気ダクト2は、略円筒形状を呈し、一端部3が車両フロントの前面に位置するよう車両のエンジンルーム内に配置されている。尚、吸気ダクト2の他端部4は、図示せぬダクトを介して図外のエアクリーナに接続されている。ここで、図1は本発明に係るレゾネータ1が適用された吸気装置の平面図、図2は本発明に係るレゾネータ1が適用された吸気装置の正面図、図3は本発明に係るレゾネータ1が適用された吸気装置を模式的に示した説明図である。
図1、図2及び図4〜図6に示すように、吸気ダクト2は、例えばスナップフィット機構により互いに連結された第1本体部材5と第2本体部材6とから大略構成され、レゾネータ1は、例えばスナップフィット機構により互いに連結された第2本体部材6とレゾネータカバー部材7とから大略構成されている。ここで、図4は第1本体部材5の平面図、図5は第2本体部材6の平面図、図6はレゾネータカバー部材7の平面図である。
第1本体部材5は、吸気ダクト2の他端部4の全てを一体に含んでいる。つまり、吸気ダクト2内に構成される吸気通路8の中心線に略沿って2分割されるように、吸気ダクト2は半割状となっているが、他端部4側では、分割面が傾斜して他端部4の全体が、第1本体部材5と一体に形成されている。そして、半割状となった吸気ダクト2の片方の部分が第1本体部材5に形成されている。尚、吸気ダクト2の一端部3側は、上記分割面によって2分割されており、後述する吸気取入口9も第1本体部材5側の部分と第2本体部材6側の部分に2分割されている。
第2本体部材6は、下面側(図2における下側)に、半割状となった吸気ダクト2の片方の部分が形成されている。また、レゾネータ1は、第2本体部材6とレゾネータカバー部材7とによって2分割されるように半割り状態となっており、半割状となったレゾネータ1の片方の部分が第2本体部材6の上面側(図2における上側)に形成されている。
レゾネータカバー部材7は、第2本体部材6の上面に形成された半割状となったレゾネータ1の片方の部分を覆うものであって、略矩形で皿形状に形成されている。
吸気ダクト2の一端部3は、車両フロントの前面で車両前方(図1おける下方側)に向かって開口する吸気取入口9を有している。また、吸気ダクト2の一端部3は、他端部4側からこの吸気取入口9に向かって通路断面積が漸次拡張するよう形成されており、図1に示すように、上方から見て略漏斗形状に形成されている。また、吸気ダクト2は、吸気取入口9が、車両の幅方向中央位置を基準として、車幅方向の一方の側(図2における右側)に偏って位置するように配置されている。すなわち、吸気取入口9が車両の幅方向中央位置を示す基準線Sよりも、車両前方から見て右側に偏って位置するように、吸気ダクト2は、上記エンジンルーム内に配置されている。
レゾネータ1は、図3に示すように、大略すると、円筒形状の首部10と、レゾネータ本体部11とを有してる。レゾネータ本体部11は、首部10を介して吸気ダクト2に連通する主容積室12と、主容積室12に直接接続された細長い副容積室13と、を備えている。首部1は、第2本体部材6に形成されている。レゾネータ本体部11は、第1本体部材5及び第2本体部材6により形成されている。主容積室12及び副容積室13は、それぞれ扁平な直方体形状を呈しているが、主容積室12の容積(内部の容積)は、副容積室13の容積(内部容積)よりも大きくなるよう形成されている。また、主容積室12は、平面視すると略正方形に形成され、副容積室13は、平面視すると細長い長方形に形成されている。
そして、車両に搭載された際に、レゾネータ本体部11の車両上下方向の厚さが小さくなるように、主容積室12と副容積室13とは接続されている。つまり、レゾネータ本体部11は、車両に搭載された状態において、車幅方向に扁平で、かつ車両上下方向からみて略L字形状に形成されている。
このレゾネータ1は、主容積室12が吸気ダクト2の上方に位置し、副容積室13の長手方向と車両幅方向とが一致し、副容積室13が上記基準線Sを跨ぎ、車両フロントの前面に沿って位置するように、上記エンジンルーム内に配置されている。そして、副容積室13の先端には、上記基準線Sを挟んで、吸気取入口9と対称となる位置に、擬似吸気取入口14が設けられている。この擬似吸気取入口14は、第2本体部材6と一体に形成されているものであって、図2に示すように、車両前面視における吸気取入口9と略同一外形状に形成されている。尚、擬似吸気取入口14は、副容積室13とは連通するものではなく、実際には開口していない。
また、吸気ダクト2の一端部3側には、車両幅方向に延びるサイドブランチ型の第2レゾネータ15が接続されている。この第2レゾネータ15は、副容積室13の下面に沿って延び、副容積室13と一体、すなわちレゾネータ本体部11と一体に形成されている。詳述すると、第2レゾネータ15内に形成された内部通路16の中心線に略沿って略2分割されるように、第2レゾネータ15は半割状となり、半割状となった第2レゾネータ15の一方が第1本体部材5に形成され、他方が第2本体部材6の下面側(図2における下側)に形成されている。
尚、図1、図5及び図6における17は、主容積室12に形成されたレゾネータ1とは異なるヘルムホルツ型の第3レゾネータであり、首部18を介して吸気ダクト2と連通している。
このように構成されたレゾネータ1は、図7及び図8に示すように、主容積室12と副容積室13とを1つの容積室とみなし、この主容積室12と副容積室13とからなる上記容積室と、首部10とから構成されるとへレムホルツ型レゾネータ(図7の網掛け部分)の機能と、副容積室13と、副容積室13を主容積室12内に延長させた仮想延長部19とから構成されるサイドブランチ型レゾネータ(図8の網掛け部分)の機能と、を併せ持っている。ここで、上記ヘルムホルツ型レゾネータは、主容積室12の容積と副容積室13の容積との和と、首部10の通路断面積及び長さと、により共鳴周波数が決定されている。また、上記サイドブランチ型レゾネータは、副容積室13の長さと仮想延長部19の長さとの和Lにより共鳴周波数が決定されている。また、仮想延長部19は、実際は主容積室12に含まれるものである。
このように、レゾネータ1は、上記へレムホルツ型レゾネータの機能と、上記サイドブランチ型レゾネータの機能と、を併せ持っているので、図9に示すように、上記ヘルムホルツ型レゾネータの機能により、低周波域で減衰効果を得ることができる共に、上記サイドブランチ型レゾネータの機能により中周波域で減衰効果を得ることができる。つまり、レゾネータ本体部11の構成を複雑にすることなく、2つの共鳴周波数を得ることができ、総じてレゾネータ1の製造コストを低減することができる。
尚、主容積室12、副容積室13及び首部10は、上記ヘルムホルツ型レゾネータで得られる共鳴周波数が100Hz以下の低周波域で減衰効果が得られると共に、上記サイドブランチ型レゾネータで得られる共鳴周波数が250Hz以上の中周波域で減衰効果が得られるように、それぞれ設定されている。
ここで、上記ヘルムホルツ型レゾネータは、主容積室12の容積と副容積室13の容積との和と、首部10の通路断面積及び長さと、により共鳴周波数が決定されている。また、上記サイドブランチ型レゾネータは、副容積室13の長さと仮想延長部19の長さとの和により共鳴周波数が決定されている。仮想延長部19は、実際は主容積室12に含まれるものである。
また、副容積室13が、実質的にヘルムホルツ型レゾネータとサイドブランチ型レゾネータとに共通する構成要素となっているため、主容積室12の容積及び副容積室13の容積の総和に応じて得られる共鳴周波数と、副容積室13の長手方向に沿った長さに応じて得られる共鳴周波数とを、それぞれ吸気ダクト2に単独で設けられたヘルムホルツ型レゾネータ及びサイドブランチ型レゾネータで得る場合に比べて、全体構成を相対的に小型化することができる。つまり、低周波域での減衰効果を得るために容積室の容量を大きくする必要があるヘルムホルツ型レゾネータの容積室の一部をサイドブランチ型レゾネータとして機能させることによって、相対的に小さなスペースで2つの異なる共鳴周波数を得ることができる。
そして、副容積室13に、擬似吸気取入口14を設けることによって、副容積室13の擬似吸気取入口14が設けられた部分の剛性、ひいては副容積室13の剛性を向上させることができる。また、擬似吸気取入口14を設けることにより、車両フロントの前面の外観が左右対称となり、外観上の見映えを向上させることがきる。
また、サイドブランチ型の第2レゾネータ15を、副容積室13の下面に沿って配置することで、第2レゾネータ15を第1本体部材5及び第2本体部材6とに形成することができ、レゾネータ本体部11の壁面の一部が第2レゾネータ15の壁面の一部と共用化され、重量低減及びコスト低減を図ることができる。
尚、上述したレゾネータ1は、首部10を介して吸気ダクト2に連通する1つの主容積室12と、主容積室12に直接接続された1つの副容積室13とによってレゾネータ本体部11が構成されていたが、1つの主容積室に対して複数の細長い副容積室をそれぞれ直接接続するように構成することも可能である。この場合には、後述する第2実施形態にように、1つのヘルムホルツ型レゾネータの機能と、複数のサイドブランチ型レゾネータの機能とを得ることも可能となる。つまり、1つのレゾネータで2つ以上の異なる共鳴周波数を得ることも可能である。
図10は、本発明の第2実施形態のレゾネータ31を示している。このレゾネータ31は、1つの主容積室32に、同一断面形状の4つの副容積室33,34,35,36が接続された構成となっている。4つの副容積室33,34,35,36は、中心軸が一致する副容積室33,36と副容積室34,35とに分類され、副容積室33,36によって長さL1の第1サイドブランチ型レゾネータ37が構成されているとみなすことができ、副容積室34,35によって長さL2の第2サイドブランチ型レゾネータ38が構成されていると見なすことができる。尚、図10において、39は主容積室32を図示せぬ吸気ダクトに連通させる首部である。また、第1サイドブランチ型レゾネータ37の長さL1は、第2サイドブランチ型レゾネータ38の長さL2よりも長くなっている。
つまり、この第2実施形態におけるレゾネータ31は、主容積室32と、4つの副容積室33,34,35,36とを1つの容積室とみなし、この主容積室32と4つの副容積室33,34,35,36とからなる上記容積室と、首部39とから構成されるとへレムホルツ型レゾネータの機能と、第1サイドブランチ型レゾネータ37の機能と、第2サイドブランチ型レゾネータ38の機能と、を併せもち、3つの異なる共鳴周波数を得ることができる。尚、上述した第2実施形態のレゾネータ31において、第1サイドブランチレゾネータ37の長さと、第2サイドブランチレゾネータ38の長さとが同じ長さになるような場合には、レゾネータ31で得られる共鳴周波数は2つとなる。また、上述した第2実施形態のレゾネータ31のように、主容積室32に直接接続される副容積室の数が4つであっても、各副容積室の中心軸が互いに大きくオフセットし、各副容積室と、各副容積室を主容積室内に延長させた各仮想延長部とから構成される各サイドブランチ型レゾネータの長さが互いに異なる場合には、5つの異なる共鳴周波数を得ることができる。
本発明に係るレゾネータが適用された吸気装置の平面図。 本発明に係るレゾネータが適用された吸気装置の正面図。 本発明に係るレゾネータが適用された吸気装置を模式的に示した説明図。 第1本体部材の平面図。 第2本体部材の平面図。 レゾネータカバー部材の平面図。 本発明に係るレゾネータを機能的を説明する説明図。 本発明に係るレゾネータを機能的を説明する説明図。 本発明に係るレゾネータで得られる周数数特性線図。 本発明に係るレゾネータの第2実施形態における構成を模式的に示した説明図。
符号の説明
1…レゾネータ
2…吸気ダクト
10…首部
11…レゾネータ本体部
12…主容積室
13…副容積室

Claims (3)

  1. 首部を介して車両用内燃機関の吸気ダクトに連通する1つ主容積室と、上記主容積室に直接接続された少なくとも1つ以上の細長い副容積室と、を備えたレゾネータ本体部を有し、
    上記主容積室の容積と上記副容積室の容積との和であるレゾネータ本体部の容積に応じて共鳴周波数が決定されるヘルムホルツ型レゾネータの機能と、上記副容積室の長手方向に沿った長さに応じて共鳴周波数が決定されるサイドブランチ型レゾネータの機能と、を併せ持つことを特徴とするレゾネータ。
  2. 上記レゾネータ本体部は、主容積室に1つの副容積室が接続され、全体としてL字形状を呈し、上記副容積室の長手方向と車両幅方向とが一致し、車両フロントの前面で車両前方に向かって開口する上記吸気ダクトの吸気取入口と隣接し、かつ上記副容積室が車両フロントの前面に沿って位置するように配置され、
    上記副容積室には、車両の幅方向中央位置を基準として、上記吸気取入口と対称となる位置に、車両前面視における上記吸気取入口と略同一外形状の擬似吸気取入口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のレゾネータ。
  3. 上記吸気ダクトに接続されたサイドブランチ型の第2レゾネータが、上記レゾネータ本体部に沿って、上記レゾネータ本体部と一体に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のレゾネータ。
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