JP2008308934A - 防水パン用の封止栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】防水パン用の封止栓自体を防水パンの輸送時の段積みにも利用できるようにし、段ボールによる梱包を行わないでも、埃よけ用のビニール包装で済むようにした防水パン用の封止栓の提供にある。
【解決手段】防水パンの洗濯機の足載置部に垂直に形成された家屋床面設置用ネジの挿通孔を上部にて封止するための防水パン用の封止栓であって、プラスチック材からなり、前記挿通孔の天頂部に嵌合するフランジ部12と、該フランジ部12の底面に形成され前記挿通孔に嵌合する弾性部材14とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、住宅内の流し場、トイレ、浴室等の床面上に設置される洗濯機等の下に敷く防水パン用の封止栓に関し、詳しくは防水パンを床面上に固定する時に防水パンの洗濯機の足載置部に垂直に形成された家屋床面設置用ネジの挿通孔を、ネジ留めした後に上部にて封止するための防水パン用の封止栓に関するものであり、また、防水パンを輸送する際に防水パンを積み重ねたときにずれないように利用することもできる防水パン用の封止栓に関するものである。
一般に、流し場などの汚水その他の水を扱う場所には、タイル張りその他防水性の施工をすることが多いが、施工時間がかかり、かつ施工コストも嵩むので、簡易な方法として床面上に長方形のトレイである防水パンを置き、防水パンの洗濯機の足載置部に垂直に形成された家屋床面設置用ネジの挿通孔にネジを挿通して床面にネジ留めし固定して用いられている。
従来の防水パンは、上記のように家屋床部に固定するのに取付ネジの挿通孔が設けられていて、使用中に挿通孔から飛沫水等が洩れたり汚れが溜まり易い。また、防水パンに衝撃が加わると挿通孔付近より破損しやすいために、化粧を兼ねた詰め栓を嵌装しても、この栓が挿通孔より露出して体裁が悪いばかりか洗濯機などの防水パンに伝わる振動や衝撃で外れやすい。また、栓を接着剤などで接着するのは施工性が煩雑でコスト高となるほか、取外しが出来なくて排水修理、点検に支障をきたすなど問題があった。
そこで、特許文献1には、従来の欠点を解決するものとして、防水パンのネジ挿通孔に嵌合した栓を接着手段を用いることなく固定でき、防水パンに振動や衝撃が伝わっても防水パンから栓の外れ現象がなく安全に取付ネジの挿通孔の封緘ができて防塵、防水に役立ち、しかも栓体の露出もなく体裁良好で組立取扱いも容易である防水パン等用栓が記載されている。
実用新案登録第3011754号公報
ところで、上記特許文献1記載の防水パン用の栓は、防水パンの洗濯機の足載置部に垂直に形成された家屋床面設置用ネジの挿通孔にネジを挿通して防水パンを床面上にネジ留め固定したあとに、ゴミや水の侵入を防ぐため挿通孔の天頂部を封止するものであって、マンションなどの工事のため防水パンを輸送する際には、木ネジとこの栓を袋に入れて防水パンに添付して輸送している。
通常、マンションやアパートの建築では、多数の防水パンを使用しているが、製造現場から建築現場までの防水パンの輸送は、複数個(4個ほど)を段積みにして荷崩れがおきないように段ボールでしっかりと梱包した状態で行っている。
このような形式で防水パンを輸送すると、防水パンを取り出したあとの段ボールの後処理が煩雑となり、また段ボールを使用することで経費が嵩むという問題もある。
本発明の課題は、防水パン用の封止栓自体を防水パンの輸送時の段積みにも利用できるようにし、段ボールによる梱包を行わないでも、埃よけ用のビニール包装で済むようにした防水パン用の封止栓の提供にある。
本発明は、上記課題を解決するために次の手段を採用した。
請求項1記載の防水パン用の封止栓は、防水パンの洗濯機の足載置部に垂直に形成された家屋床面設置用ネジの挿通孔を上部にて封止するための防水パン用の封止栓であって、プラスチック材からなり、前記挿通孔の天頂部に嵌合するフランジ部と、該フランジ部の底面に形成され前記挿通孔に嵌合する弾性部材とを備えたことを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の防水パン用の封止栓において、弾性部材は、弾性片から構成され、垂直方向にスリットを有する円筒状に形成されていることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の防水パン用の封止栓において、弾性片は、4片から構成され、それぞれの弾性片の間にスリットが生じるように配置されていることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の防水パン用の封止栓において、弾性片には、外側にロック用突起が形成されていることを特徴としている。
本発明の防水パン用の封止栓によれば、防水パンを家屋床面上に設置する時にネジ留め用として防水パンの洗濯機の足載置部に垂直に形成された挿通孔の天頂部を封止する防塵・防水の役割を果たすとともに、防水パンの輸送時に段重ねするときに、封止栓を防水パンの洗濯機の足載置部に垂直に形成された挿通孔に上下逆に嵌め込み、封止栓の弾性部材(弾性片)を上側に配置される防水パンの挿通孔に下側から嵌合させて防水パンが横ずれしないようにする。これにより、段ボールによる梱包を行わないでも、埃よけ用のビニール包装のみでも荷崩れが起こらない結果、段ボールの使用、廃棄処理等にかかる経費の節減や煩雑さを回避することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係る防水パンの封止栓を示し(a)は正面図、(b)は底面図である。
図2は防水パンを示し(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。
図3(a)は、図2(a)のB−B線の拡大断面図で、(b)は防水パンを家屋床面に設置する時にネジ留めをして、その後に防水パンの封止栓によって防水パンの洗濯機の足載置部に垂直に形成されたネジ挿通孔の天頂部を封止した図である。
本発明の実施形態に係る防止パン用の封止栓10は、図1に示すように、所定の厚みの有る円板状のフランジ部12を有していて、該フランジ部12はその外周面が上方から下方に向かってわずかながら先細りのテーパー状に形成されている。
また、前記フランジ部12の底面12aには、椅子の脚のような形状の4本の弾性片14が垂直方向にスリット16を有する円筒状に形成されており、各弾性片14には、その外側にロック用の突起14aが形成されている。
なお、フランジ部12も弾性片14もプラスチック材、例えばABS樹脂で一体として成形されている。
次に、この封止栓10を適用する防水パンについて説明すると、防止パン20は、矩形状の皿部21を有しており、図2(a)に示すように、該皿部21の中央左よりに排水用のトラップ(図示せず)を取り付ける排水穴22が設けられている。また、該排水穴22から皿部21の右端に向かって凹溝23が形成されており、皿部21に流れ込んだ水は凹溝23を経由して排水穴22へと導かれるようになっている。なお、皿部21は排水穴22側へ向かって若干の下り傾斜になっている。
また、皿部21の四隅には洗濯機の4本の足を載置するための台座(洗濯機足載置部)24がそれぞれ設けられており、各台座24の隅一個所には台座24の表面から底面へと抜けるネジ留め用のネジを挿通するための円形の挿通孔25が形成されているとともに、該挿通孔25の天頂部につながって防水パンの4隅に向かい楕円状の凹み26が形成されている。この凹み26は、挿通孔25に嵌め込んだ封止栓10を取り外す時に、マイナスドライバ等を差し込むためのものである。
図3(a)の拡大図で示すように、挿通孔25は、天頂部25aが、前記防止パン用の封止栓10のフランジ部12とほぼ同じ径の丸円型の孔で、その下側は台座24の厚さの半分ほどは前記封止栓10の弾性片14で形成した円筒状の径とほぼ同じ径の孔25bとなっている。また、挿通孔25のほぼ中間部にはネジの頭が止まるように径が狭められた段差部25cが設けられており、この段差部25cから台座24の下面までは下側に向かって広がるテーパー状の孔25dとして形成されている。
図3(b)は、前記挿通孔25にネジ30を落とし込み、挿通孔25の天頂部25aから前記封止栓10を嵌め込んだ様子を示している。ネジ30の頭30aが挿通孔25の段差部25cで止まった状態になり、ネジ30の先端が挿通孔25の下面出口から突出する。また、封止栓10はそのフランジ部12が挿通孔25の天頂部25aに嵌合するとともに、封止栓10の弾性片14は挿通孔25の孔25bに嵌合され、弾性片14のロック用の突起14aが孔25bの周辺に押圧されてロック状態になる。
これにより、この挿通孔25の中に塵や水が入り込むのを防止する防塵・防水の働きをし、かつ防水パンの交換等に対し脱着可能とした。
次に、この封止栓10の他の利用方法について説明する。
一般に、マンションやアパートなど多数の部屋があり、洗濯場も同様に多数設けられる建築では、それに応じて多数の防水パンを使用することになるが、製造現場から建築現場までの防水パンの輸送は、複数個を段積みにして荷崩れがおきないように段ボールでしっかりと梱包した状態で行っている。
このような形式で防水パンを輸送すると、防水パンを取り出したあとの段ボールの後処理が煩雑となり、また段ボールを使用することで経費が嵩むという問題もある。
そこで、前記封止栓10を上下逆さにしてそのフランジ部12を、図4の左側に示すように、防水パン20Aの挿通孔25の天頂部25aに嵌合させる。当然、四隅全てについて行う。次に、防水パン20Bを防水パン20Aの上に段積みして、防水パン20Bの挿通孔25の下面から防水パン20Aに嵌め込んだ封止栓10の弾性片14を挿入嵌合させる。嵌合させた状態を、図4の右側に示す。防水パン20Bの上にも、同様にしてさらに段積みすることができる。3段から5段積みぐらいが適当であろう。
段積みが終わったら、埃よけ等も考慮してビニールシートを被せて梱包する。
一番上に積まれた防水パン20の挿通孔25にも通常の向きにして封止栓10を嵌め込んでおけば、従来のように封止栓10をビニール袋に入れて、防水パン20に添付する必要がなく、必要なネジのみ添付することで良い。これにより、封止栓10の紛失等の煩雑さも回避することができる。なお、ネジは他のネジにても代替することができる。
上記実施の形態では、封止栓を防止パンの家屋床面設置用のネジ孔で有る挿通孔を封止し、かつ防水パンの段積み輸送時に利用することにつき説明したが、水回りの商品でネジ留めした後、防塵・防水の観点から封止が必要で、かつ脱着可能を必要とし輸送時に段積みするようなものにも利用することができる。
本発明に係る防水パン用の封止栓を示し、(a)は正面図、(b)は底面図である。 防止パンを示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 (a)は図2(a)のB−B線拡大断面図、(b)は(a)にネジを挿入して図1に示す封止栓を嵌め込んだ図である。 防水パン用の封止栓を防水パンの段積み輸送に使用するための説明図である。
符号の説明
10 防水パン用の封止栓
12 フランジ部
14 弾性片
14a ロック用の突起
20 防水パン
21 皿部
22 排水穴
23 凹溝
24 洗濯機の足載置部
25 挿通孔
25a 天頂部
26 楕円状の凹み
30 ネジ
30a ネジ頭

Claims (4)

  1. 防水パンの洗濯機の足載置部に垂直に形成された家屋床面設置用ネジの挿通孔を上部にて封止するための防水パン用の封止栓であって、
    プラスチック材からなり、前記挿通孔の天頂部に嵌合するフランジ部と、該フランジ部の底面に形成され前記挿通孔に嵌合する弾性部材とを備えたことを特徴とする防水パン用の封止栓。
  2. 前記弾性部材は、弾性片から構成され、垂直方向にスリットを有する円筒状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の防水パン用の封止栓。
  3. 前記弾性片は、4片から構成され、それぞれの弾性片の間にスリットが生じるように配置されていることを特徴とする請求項2記載の防水パン用の封止栓。
  4. 前記弾性片には、外側にロック用突起が形成されていることを特徴とする請求項2又は3記載の防水パン用の封止栓。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0311754U (ja) * 1989-06-20 1991-02-06
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