JP2008308475A - ペースト - Google Patents

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Abstract

【課題】水を含まないか又は0質量%以下の少ない水を含むが界面活性剤や防腐剤を含まないで、皮膚の保護性、保湿性、使用感及び保存安定性に優れた化粧品、雑貨、医薬品及び医薬部外品の製品の原料としてのペーストを提供すること。
【解決手段】稠度(25℃)が120〜280の水溶性ペーストを0質量%以下、稠度(25℃)が120〜280の油脂性ペーストを0質量%以下及び水溶性保湿成分を10質量%以下の分量で混合したペースト又はこのペーストに0質量%以下の分量の水を配合したペーストは乳化剤や防腐剤を配合しなくても経時的に均一性を保持して安定であり、皮膚への塗布後の保湿感及びしっとり感が良好で、一般的な油性基剤に比べて塗布面がギタギタしにくいことを見出した。
【選択図】なし

Description

本発明は、化粧品、雑貨、医薬品及び医薬部外品の原料としての保湿性に優れたペーストに関する。
化粧品、雑貨、医薬品及び医薬部外品などの皮膚保護と保湿を目的とした使用感良い皮膚塗布用製品の殆どはO/W型又はW/O型乳化組成物である。この場合、皮膚塗布面の保湿や角質層の柔軟性を保持し、水が蒸発した後も皮膚表面を連続層である油脂分がより有効に被覆保護する性能はO/W型よりもW/O型エマルジョンの方が良好であるとの認識が一般にある。
この際、W/O型エマルジョンといえども製品組成の半量前後は水が配合されているので塗布後に塗布部位で水が蒸発して塗布組成物の実質量が減少し、その分だけ被覆保護効果が低下するとか、乳化のために添加される界面活性剤や添加が必須な防腐剤などの刺激性成分が塗布部位の状態によってはかゆみや皮膚表面の変性や異臭などをもたらす。そこで、本発明者らは水を含まないか又は0質量%以下の少ない水を含むが界面活性剤や防腐剤を含まないで、皮膚の保護性、保湿性、使用感及び保存安定性に優れた化粧品、雑貨、医薬品及び医薬部外品の製品の原料としてのペーストの調製を意図して種々検討した。
その結果、稠度(25℃)が120〜280の水溶性ペーストを0質量%以下、稠度(25℃)が120〜280の油脂性ペーストを質量%以下及び水溶性保湿成分を10質量%以下の分量で混合したペースト又はこのペーストに0質量%以下の分量の水を配合したペーストは予期せざることに乳化剤や防腐剤を配合しなくても経時的に均一性を保持して安定であり、皮膚への塗布後の保湿感、保護感及びしっとり感が良好で、一般的な油性基剤に比べて塗布面がギタギタしないことを見出した。本発明は以上の知見により完成するに至ったものである。
即ち、本発明は稠度(25℃)が120〜280の水溶性ペーストを0質量%以下、稠度(25℃)が120〜280の油脂性ペーストを0質量%以下及び水溶性保湿成分を10質量%以下の分量で混合したペースト又はこのペーストに質量%以下の分量の水を配合したペーストを化粧品、雑貨、医薬品及び医薬部外品の製品の原料として提供するものである。
市販のO/W型又はW/Oクリーム製品と較べて本発明のペーストは塗布後、水が蒸発した後も皮膚の被覆保護効果が高いために、しっとりした状態が持続し、また界面活性剤を含まないので殆ど無臭であり、香料による矯臭の必要性は感じられず、塗布部位におけるかゆみや皮膚表面の変性や異臭などが回避された。
本発明のペーストは以下の手順で調製する。即ち、まず水親和性保湿成分又は水親和性保湿成分と0質量%以下の水との混合液(組成A)を水溶性ペーストと均一に混合する(組成B)。更に組成Bと親油性ペースト(組成C)とを練合して均一なペーストとなし、これに必要に応じてペーストの粘稠性調節用の粉末成分、香料、着色料、美白性成分、ステロイド類、抗ヒスタミン剤、殺菌剤又は抗生物質等から選ばれた1種を単独に又は2種以上が併用して配合する。
本発明のペーストに配合する水溶性ペースト又は親油性ペーストの稠度(25℃)はU.S.PHARMACOPOEIA 29,PETROLATUM;Consistencyの項に記載の測定方法に従って、25±0.025℃で測定される。
本発明のペーストに配合する水溶性ペーストは常温でペースト状のものであり、常温で固体の多価アルコール又は糖類と常温で液の多価アルコールとを混合したものである。その稠度(25℃)は120〜280より好ましくは140〜250、更に好ましくは160〜230であり、そのペースト全量に対する配合率は0質量%以下、より好ましくは10〜60質量%であり、更に好ましくは20〜50質量%である。その具体的な成分としては例えば糖類のソルビトール、マンニトール、蔗糖、ブドウ糖、マルトース又はエリスリトール、及び多価アルコールのプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、ポリグリセリン、グリセリン、1,3−ブチレングリコール又は各種分子量のポリエチレングリコールが挙げられ、これらから選ばれた1種又は2種以上を併用して混合しペースト状態にする。
本発明のペーストに配合する親油性ペーストとしては、常温でペ−スト状又は固体の親油性基剤及び常温で液状の親油性基剤とを混合したものである。その稠度(25℃)は120〜280より好ましくは140〜250、更に好ましくは160〜230であり、そのペースト全量に対する配合率は0質量%以下、より好ましくは10〜60質量%であり、更に好ましくは20〜50質量%である。その具体的な成分としては、例えば炭化水素、油脂類、ロウ類、脂肪酸、高級アルコール、エステル類から選ばれた油脂製の物質を1種又は2種以上を併用して混合しペースト状態にしたものである。なお、油脂性物質のうち炭化水素としては例えばゲル化炭化水素、軽質流動パラフィン、流動パラフィン、スクワラン、合成スクワラン、白色ワセリン、黄色ワセリン、セレシンワックス、固形パラフィン(セレシン)、マイクロクリスタリンワックス、鉱物油、クロタミトン等、油脂としては、例えば各種植物油、硬化油、中鎖脂肪酸トリグリセリド、カカオ脂質、ヒマワリ油、ミンク油、ヒマシ油、椿油、綿実油オリーブ油、ゴマ油・大豆油・なたね油・とうもろこし油・落花生油、硬化油、豚脂、牛脂、馬油、加水ラノリン、精製ラノリン、スクワラン、メチルポリシロキサン、水素添加大豆リン脂質、HSオイル(HSリピッド)、ロウ類としては例えばミツロウ、サラシミツロウ、木ロウ、鯨ロウ等、ラノリン等、脂肪酸としてはステアリン酸、オレイン酸、高級アルコールとしてはステアリルアルコール、セチルアルコール、オクチルドデカノール、ラノリンアルコール、水素添加ラノリンアルコール、等、エステル類としては例えば乳酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル等が挙げられ、これらから選ばれた1種又は2種以上を併用して混合しペースト状態にする。
本発明のペーストに配合する水親和性保湿成分の配合率は0.01〜10質量%、より好ましくは0.1〜8質量%、更に好ましくは1〜6質量%である。具体的な成分としては例えば以下のものが挙げられる。水親和性化合物であるニガリパウダー、キシリトール、ソルビトール、混合異性化糖(ンタパイテン)、トレハロース、ラクトース、グルコサミン(キトサミン)、DL−ピロリドンカルボン酸(PCA)、DL−ロリドンカルン酸ナトリウム、セラキュート、ラクトフェリン等、水溶性高分子であるプルラン、アルギン酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、U−ジェリー、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム等、有機酸であるリンゴ酸クエン酸、グリコール、核酸、グルクロン酸、アルファヒドロキシ酸(AHA)、L−アスパラン酸、L−アスパラン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム、デオキシリボ核酸、尿酸リ核酸(RNA)等、多糖類であるコンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、ヘパリン、ヘパリン類似物質、ヒアルロン酸、トサカ抽出液(加水分解トサカ液、フィラ・N:ニワトリのトサカをたんぱく分解酵素で加水分解して得たヒアルロン酸を多く含む酸性ムコ多糖類の溶液)等、アミノ酸であるシルクアミノ酸、コラーゲンアミノ酸、グリシン、γ−アミノ酪酸(ピペリジン酸)、ケラチンアミノ酸、L−アルギニン、L−イソロイシン、L−グルタミン、L−グルタミン酸、L−グルタミン酸ナトリウム、L−スレオニン(L−トレオニン)、L−チロシン(L−チロジン)、L−トリプトファン、L−バリン、L−ヒスチジン塩酸塩、L−ヒドロキシプロリン(L−オキシプロリン)、L−プロリン、L−ロイシン、L−メチオニン、塩酸リジン(L−リジン塩塩)シスチン、システイン、セリン、DL−アラニン、フェニルアラニン、塩類であるリン酸リボフラビンナトリウム、塩化マグネシウム、海水乾燥物、含硫ケイ酸アルミニウム(マリンクレイ)、アデノシン三リン酸、トリリン酸アデノシン、アクアライザーEJ等、蛋白質である大豆たんく質、大豆たんぱく加水分解物、グルタミン酸のポリペプチド、プラセンターエキス(胎盤描出物、牛、豚、羊の胎盤より無菌的に精製水で抽出)、血清、ケラチン、牛血液除たんく液(セルニュー)、牛乳糖たんぱく、コラーゲン、マリンコラーゲン、水溶性コラーゲン、アテロコラーゲン、加水分解コラーゲン、アルブミン(乾燥脱糖卵白)、加水解コラーゲンヘキサデシル、加水分解ケラチン加水分解コラーゲンエチル、エラスチン、水溶性エラスチン、加水分解エラスチン、加水分解コンキオリン液(真珠たんぱく出液)、加水分解シルク、グアノシン、グアニン、加水分解ゼラチン末、加水分解卵殻膜(卵殻膜ケラチン末、EMプロテイン)、カゼイン、細胞間脂質シルク出液、シルクパウダー(絹系由来の繊維状たんぱく質)、セリシン又はコンキオリンパウダー(貝類に特有な硬たんぱく質)等、また動植物成分であるキチン、キトサン、ミロナイト・ネクトン(マリンクレイ、海の軟泥:主としてイオウを含む含水ケイ酸アルミニウムからなる海泥乾燥物)、脂肪分解酵素(リパーゼ)、植物性複合酵素(野菜、果実、野草、海藻など60数種類の植物群から抽出されるもの)、牛下腺ムチン、牛胸腺出物、酵素(酸化還元酵素、加水分解酵素、転移酵素、離脱酵素、異性化酵素、合成酵素)、酵母エキス、乾燥酵母、SKIIピテラ(酵母発酵代謝産物)、NMF(白然保湿因子)、海藻エキス、褐藻エキス混合粘物抽出液(マルチフルーツ、BSC)、コケモモ、オレンジ、レモンの果実およびサトウキの茎およびサトウカエデの樹液から水で抽出して得られるエキス、サイタイ抽出液(サイタイエキス)、オリーブスクワラン、シルクペプチド、アロエベラパウダー、ベタイン、スフィンゴ脂質(セラミド)、大豆リゾリン脂質(リゾレシチン)、大豆リン脂質(大豆レシチン)、脱脂粉乳、たんぱく分解酵素、動物胎盤エキス、納豆エキス、乳酸菌培養液(天然SE液)、ハチミツ、フィズス菌エキス(カルチャーB,B)、ビィズス菌から得られたエキスの水溶液、プロデュウ、ホエ一(乳清、乳酸菌発酵液)、ローヤルゼリー、レシチン(リン脂質)又は卵黄レシチン(卵黄リン脂質)等が挙げられる。
本発明のペーストに配合する水の量は0〜0質量%、より好ましくは2〜15質量%、更に好ましくは3〜10質量%である。
本発明のペーストに配合する粘稠性調節を目的とした粉末成分としては、無機粉体である各種の顔料、カオリン、軽質無水ケイ酸、含水二酸化ケイ素、軽質炭酸カルシウム、卵殻粉砕粉、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、水酸化アルミニウムゲル、タルク、酸化亜鉛、ベントナイト及び二酸化チタン等、有機粉体であるデンプン類、ステアリン酸の二荷金属塩等が挙げられ、その配合量は特に限定されないが、0.1〜10質量%、より好ましくは0.5〜7質量%、更に好ましくは1〜5質量%である。
本発明のペーストは水が配合されないか、又は配合された0質量%以下の水は水溶性成分に固定された水となり自由水ではないので菌の増殖に寄与しない。従って、本発明のペーストには防腐剤の配合は必要ない。製品の設計の必要に応じて本発明のペーストには香料、着色料、美白性成分、ステロイド類、抗ヒスタミン剤、殺菌剤又は抗生物質等から選ばれた1種を単独に又は2種以上が併用して配合されるが、その具体的な成分及び配合量は特に限定されない。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
製造例1
ヒアルロン酸ナトリウム0.02質量%、水溶性コラーゲン0.1質量%、アスコルビン酸ナトリウム0.2質量%を精製水6質量%に溶解し水溶液となす(組成A)。次にポリエチレングリコール400の20質量%、ポリエチレングリコール4000の20質量%、濃グリセリン4.11質量%からなる水溶性ペーストと均一に混合する(組成B)。更に組成Bに精製ラノリン7質量%、ミツロウ34.01質量%、椿油7.56質量%及びメチルポリシロキサン1質量%からなる油脂性ペースト(組成C)を混合し、均一になるまで練合する。
製造例2
ヒアルロン酸ナトリウム0.02質量%、水溶性コラーゲン0.21質量%、アスコルビン酸ナトリウム0.2質量%を精製水6質量%に溶解し水溶液となす(組成A)。次にポリエチレングリコール400の20質量%、ポリエチレングリコール4000の20質量%、濃グリセリン4質量%からなる水溶性ペーストと均一に混合する(組成B)。更に組成Bに精製ラノリン7質量%、ゲル化炭化水素41.57質量%及びメチルポリシロキサン1質量%からなる油脂性ペースト(組成C)を混合し、均一になるまで練合する。
製造例3
シルクパウダー 2質量%、ヘパリン2.2質量%精製水6質量%に溶解し水溶液となす(組成A)。次にプロピレングリコール10質量%、ポリエチレングリコール400の10質量%、ポリエチレングリコール4000の25質量%、濃グリセリン3質量%及び酸化亜鉛1質量%からなる水溶性ペーストと均一に混合する(組成B)。更に組成Bにゲル化炭化水素41.8質量%及び精製ラノリン5質量%からなる油脂性ペースト(組成C)を混合し、均一になるまで練合する。
製造例4
ローヤルゼリー1.2質量%を精製水5質量%と混合する(組成A)。次に尿素10%、ポリエチレングリコール300の20質量%及びポリエチレングリコール400020質量%からなる水溶性ペーストと均一に混合する(組成B)。更に組成Bにゲル化炭化水素38.8質量%及び精製ラノリン5質量%からなる油脂性ペースト(組成C)を混合し、均一になるまで練合する。
製造例5
シルクペプチド0.6質量%、ヒアルロン酸ナトリウム 0.03質量%及びトレハロース0.7質量%を精製水5質量%に溶解し水溶液となす(組成A)。次にポリエチレングリコール400の25質量%、ポリエチレングリコール4000の25質量%及び濃グリセリン3質量%からなる水溶性ペーストと均一に混合する(組成B)。更に組成Bにゲル化炭化水素41.58質量%、馬油2質量%及び精製ラノリン6質量%からなる油脂性ペースト(組成C)を混合し、均一になるまで練合する。
製造例6
コンドロイチン硫酸0.4質量%、アロエベラパウダー0.5質量%を精製水4質量%に溶解し水溶液となす(組成A)。次にプロピレングリコール1質量%、ポリエチレングリコール400の11質量%、ポリエチレングリコール4000の25質量%及び濃グリセリン3質量%からなる水溶性ペーストと均一に混合する(組成B)。更に組成Bにミツロウ6.7質量%、馬油18.7質量%、マカダミアナッツオイル12.5質量%、スクワランオイル6.7質量%及び精製ラノリン7.5質量%からなる油脂性ペースト(組成C)を混合し、均一になるまで練合する。
製造例7
グリチルレチン酸0.3質量%、ヘパリン類似物質0.3質量%を精製水5質量%に溶解し水溶液となす(組成A)。次にポリエチレングリコール300の11量%、ポリエチレングリコール400の11質量%、ポリエチレングリコール4000の25質量%、濃グリセリン2質量%及び酸化亜鉛2質量%からなる水溶性ペーストと均一に混合する(組成B)。更に組成Bにミツロウ5質量%、ゴマ油25質量% クロタミトン2質量%、精製ラノリン6質量%及びスクワラン3質量%からなる油脂性ペースト(組成C)を混合し、均一になるまで練合する。
製造例8
ヒアルロン酸ナトリウム0.02質量%、水溶性コラーゲン0.1質量%、アスコルビン酸ナトリウム0.2質量%を濃グリセリン1質量%と均一に混合する(組成A)。次にポリエチレングリコール400の23質量%、ポリエチレングリコール4000の22質量%、濃グリセリン4.11質量%からなる水溶性ペーストと均一に混合する(組成B)。更に組成Bに精製ラノリン7質量%、ミツロウ34.01質量%、椿油7.56質量%及びメチルポリシロキサン1質量%からなる油脂性ペースト(組成C)を混合し、均一になるまで練合する。
実験例
成人男女20名の被験者の前腕に本発明実施例1〜6及び市販の乳化製品を試料の0.3gを各々塗布し、塗布時及び塗布後のしっとりした感触の持続感、べたつき感及び匂いを観察した。評価基準は+2(良好)、+1(やや良好)、0(良、不良のどちらとも言えない)、−1(やや良くない)、−2(良くない)の5段階とした。
評価結果:
表1に結果を示した。本発明品は比較市販品よりも、しっとり感、べたつき感及び匂いのいずれも良好であることが示された。
Figure 2008308475

Claims (6)

  1. 稠度(25℃)が120〜280の水溶性ペーストを80質量%以下、稠度(25℃)が120〜280親油性ペーストを80質量%以下及び水溶性保湿成分を10質量%以下の分量で混合したペースト
  2. 0〜10質量%以下の水を含む請求項1記載のペースト
  3. 水溶性ペーストが常温で固体の糖類又は多価アルコールと常温で液状の多価アルコールとを混合したものである請求項1記載のペースト
  4. 親油性ペーストが常温でペ−スト状の親油性基剤又は常温で液状の親油性基剤と常温で固体の親油性基剤とを混合したものである請求項1記載のペースト
  5. 水溶性保湿性成分が、蛋白質、有機酸、無機塩類、糖類、多糖類、水溶性高分子、動植物抽出物から選ばれる1種を単独に又は2種以上を併用して配合された請求項1記載のペースト
  6. ペーストの粘稠性調節用の粉末成分、香料、着色料、美白性成分、日焼け止め剤、ステロイド類、抗ヒスタミン剤、殺菌剤又は抗生物質等から選ばれた1種を単独に又は2種以上が併用して配合された請求項1記載のペースト
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