JP2008307389A - 生体適合性インプラントシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 生体適合性インプラントシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、バリア(12)および生体適合性高分子材料(14)を含む埋め込み可能な組み合わせ物に関する。埋め込まれた場合に生体適合性高分子材料(14)の一部がバリアを通して曝露されるようにバリア(12)は多孔性であり、これによって、身体はバリアの表面を本質的に異物ではないと認識する。本発明はまた、バリア材料および生体適合性材料から製造されたインプラントにも関し、このインプラントは、例えば胸部インプラントとして適切である。
【選択図】図1

Description

本発明は一般的な意味では生体適合性のインプラントに関し、特に、例えば結合組織が成長してインプラントに付着するのを防止する表面を呈するインプラントの提供に関する。
異物(インプラントなど)が生体(例えば、人間または動物の)に導入される、すなわち身体の中の組織と接触して導入されると、身体は異物に反応する。通常、身体は、異物を排出することにより拒絶しようとする反応を起こす。これができなければ、代わりに異物は、身体から「排除される」ように結合組織内に被包される。
得られる実際の反応または応答は、身体の中のどこに異物が導入されたかに左右される。また、異物を導入する方法、および処置自体により生じる被験者(人間または動物)に与える損傷の程度も、影響を与え得る。
さらに、異物を構成する材料および異物が身体の中に滞留する時間も、発現する反応にとって重要であり得る。
医科学において多くのタイプのインプラント、例えばチタンジョイントなどの骨の代用品が開発されている。チタンは、拒絶反応を引き起こさないという点で非常に生体適合性であることが分かっている。また、周囲の骨格組織に望ましい形で容易に取り込まれるという特性も有する。
しかしながら、特定のタイプのインプラントについてはむしろ反対の場合が望ましく、すなわち、インプラントは周囲の組織に取り込まれてはならず、そして結合組織が絶対に付着してはならない。1つの例は胸部(または乳房)インプラントである。
従来技術の胸部インプラントにはいくつかの異なるタイプが存在する。一般的なタイプは、特許文献1(ベイビアン(Babian))によって例示されるように、所望の形状および粘稠度に形成されたシリコンパッドである。もう1つの一般的なタイプはバッグまたはポーチに封入された生理食塩水に基づいており、シリコンビーズなどの固体充填材料を含むこともある。特許文献2(ウェイブライト(Waybreight)ら)には、一例が開示されている。これらおよび他のタイプのインプラントとの組み合わせに基づく多数の他のタイプが存在する。
従来技術では、その生体適合性を高めて上記の被包効果を低減またはなくすために、このようなバッグまたはポーチの表面を改質する様々な方法が開示されている。このような表面改質は、表面を物理的に処理して表面構造を改質するか、あるいは化学物質を表面に化学的に結合させて、より生体適合性の高い表面を提供することである。
特許文献3(レ・ペスツール(le Pesteur)ら)には、人工装具を充填するための材料として、ヒアルロン酸および/またはポリデオキシリボヌクレオチドに基づくヒドロゲルの使用が開示されている。
特許文献4(ウォレス(Wallace)ら)には、例えば薬物の制御放出のための断片化した高分子組成物の使用、特に、タンパク質、多糖類または非生物学的ポリマーのヒドロゲルの使用が開示されている。
本発明者らに知られている従来技術のどの文献においても、結合組織などの細胞による表面成長(on−growth)を防止および/または阻止するように長期にわたって持続されるおよび/または長期にわたって連続的に更新される、インプラントの表面の上におよび/または表面を通して曝露される生体適合性材料の保護層を呈するインプラントを提供することによって、結合組織により拒絶または被包または被覆されることから身体の内部のインプラントを保護する問題に対処していない。実際、インプラントは「滲出」することが許されてはならない、すなわち漏出が全く許されてはならないことは十分に確立された概念である。
米国特許第5,632,774号明細書 米国特許第5,554,671号明細書 EP0696210号明細書 米国特許出願公開第2002/0193448A1号明細書 国際公開第2005/097218A2号パンフレット
従来技術のインプラントの欠点を考慮して、本発明の目的は、人間などの哺乳類の身体中の選択された位置において生体適合性の材料、好ましくは生体再吸収性の材料、特にヒドロゲルを適所に保持するためのバリア材料を含む、埋め込み可能なデバイスを提供することであり、前記バリア材料は、身体が埋め込まれた構造を異物ではないと認識し得るという趣旨で、生体適合性材料の一部がバリア材料を通して曝露されるようにする開口部を呈する。これにより、結合組織などの細胞の表面成長、すなわちその被包が阻止または好ましくは防止される。
従って、請求項1において定義される本発明の第1の態様は、バリアと、生体適合性高分子材料とを含む埋め込み可能な組み合わせ物を提供し、このバリアは埋め込まれた場合に生体適合性高分子材料の一部がバリアを通して曝露されるように多孔性であり、これによって、身体はバリアの表面を本質的に異物ではないと認識する。
請求項16において定義される本発明の第2の態様は、埋め込まれた場合にヒドロゲルの一部がバリアを通して曝露されるように多孔性であるバリア材料で製造されたポーチ内に封入された生体適合性高分子材料を含むインプラントであって、これによって、身体はこのバリアの表面を本質的に異物ではないと認識する。
請求項19において定義される本発明の第3の態様は、薬物または他の有益な作用物質の持続放出または制御放出のための貯蔵デバイスであって、バリアと、生体適合性高分子の材料と、生体適合性高分子の材料中に分配された薬物とを含む。埋め込まれた場合に生体適合性高分子の材料の一部がバリアを通して曝露され、それによって身体がバリアの表面を本質的に異物ではないと認識するように、そして薬物がバリアを通して放出されるように、バリア材料は多孔性である。
さらなる態様では、バリアおよび生体適合性高分子の材料を含む、請求項20において定義されるキットが提供され、埋め込まれた場合にヒドロゲルの一部がバリアを通して曝露されるように、バリア材料は多孔性である。
また、適切に成形されたインプラントを埋め込むことによる、請求項21において定義される身体の輪郭付け方法も提供され、最低限の侵襲的手術によって身体中の所望の位置に請求項1に記載の埋め込み可能な組み合わせ物を適切に位置決めすることを含む。
本発明の適用性の更なる範囲は、以下で与えられる詳細な説明と、単に実例として与えられ、従って本発明に対する限定と考えられてはならない添付図面から明らかになるであろう。
本発明は、インプラントとして使用可能な生体適合性および生分解性/吸収性の材料(以下、「インプラント材料」と称する)と、多孔性バリア材料の組み合わせを含む、埋め込み可能な構造またはデバイスを提供するという考えに基づく。埋め込まれた場合に、インプラント材料はバリア材料を通して曝露されて生体適合性の表面を提供するので、身体からの応答は少なくとも減少され、好ましくは著しく減少される。
この考えは、所望の位置に保持するために、生体適合性の材料(好ましい実施形態では、粘弾性微粒子ヒドロゲルが適切である)を含み、「多孔度」を呈するバリア材料(例えば市販品)を用いて実行される。本出願の目的のための「多孔度」および「多孔性」とは、溶媒(例えば、水)および小分子および/または粒子は支障なく通過することができるが、より大きい粒子の通過は排除される、ほぼ明確に定義された孔または通路を、材料が呈することを意味する。
理論に束縛されることを望まないが、多孔度は、粘弾性微粒子のヒドロゲルまたはより適切に言えばただの高分子材料である生体適合性材料の一部が、その粘弾性による変形によって、または単に材料から漏出または滲出することによって、細孔から外に(わずかに)延在できるようにすると考えられる。当然ながら、例えばヒドロゲル粒子の場合、細孔を「すり抜ける」ことができる程度まで変形しないように十分大きいことが条件である。「簡単な」高分子の場合、細孔は、材料からの「滲出」が長期間にわたってインプラントの形状を保持するように十分ゆっくりであるため、かなり小さめでなくてはならない。
このようにして、すなわち、バリアの上の、バリアにおける、あるいは少なくともバリアを通して曝露される生体適合性材料の存在によって、身体組織はバリア材料を異物であると認識するのではなく、身体はその表面を生体適合性表面であると見なし、従って、結合組織による被包が防止されるか、あるいは少なくとも遅延または減少され得る。
この場合も理論に束縛されることを望まないが、本発明の構造の生体適合性には、もう1つのメカニズムも関与するであろうと考えられる。すなわち、生体適合性インプラント材料からの分解生成物は細孔を通って移動または拡散し、バリア材料の表面上または表面近くにインプラント材料を封入または遮蔽する保護層を形成し得る。
従って、バリアの細孔がヒドロゲルを曝露させるので、身体がバリアを通して生体適合性材料、例えばヒドロゲルの一部を「認識する」ことが生じる。「一部」とは、例えばヒドロゲル粒子などの材料のごく一部であり、「デンドライト」または他の伸長のいずれかの形態、もしくはヒドロゲル粒子などの生体適合性材料から細孔を通って外側に延在するがまだ粒子に結合している分子鎖を意味する。ヒドロゲル粒子は非常に不規則な形状を有し、バリア材料の細孔内へ、および細孔から外へ容易に延出し得る大きさの細長い部分を含み得ることに留意することが重要である。「一部」とは、例えばヒドロゲルなどの、断片が細孔を容易に通過可能な大きさの、材料の小断片または材料の分解生成物を意味する。
上記の考えられるメカニズムは両方共、本出願では「滲出」と呼ばれる。従って通常、「滲出」は、上記のいずれかのメカニズムによって、膨潤状態にある微粒子ヒドロゲルなどの生体適合性材料または通常の高分子材料が、多孔性容器またはポーチ内に封入される場合に起こる工程であると定義することができる。
本出願の目的のために、「細孔」は、織物、編物、不織布などの布地、または穿孔された(または不連続、すなわちフィルムを貫通する開口部を有する)フィルム形態のシート材料における開口部を意味するために用いられる。従って、細孔は、織物または編物材料のメッシュ開口、および不織繊維布における隙間であり得る。これらの細孔に課せられる要件は、上記の工程および条件を可能にしなければならないことである。
当然ながら、これら2つの現象の組み合わせが生体適合性をもたらす可能性は最も高い。
インプラント材料の分解速度は、成分ポリマー分子を制御下で所望の程度まで架橋することによって、適切に制御される。また、粒子の粒径は、バリア材料を通る材料輸送の速度における役割を果たす。
従って、記載した特性を有するバリア材料は、生体適合性および吸収性のインプラント材料の粒子および/または断片または分子がある程度および割合までバリアを通過できるようにし、定常状態が形成されてバリア材料の外側表面上のコーティング層が連続的に新しくされ、身体の自然の応答が埋め込まれた実体を拒絶するのを制限する。言い換えると、バリア材料は身体内の組織と直接接触せず、これにより、異物に対する応答が低減されるかまたはなくされる。
もう1つの実施では、例えば臓器または腺などの組織が除去された状況で本発明の概念を使用することが考えられる。前記臓器の除去の際に形成された体腔を保持することが望ましいと仮定する。その場合、例えば縫合などによってバリア材料を体腔の全体を覆うように取り付け、インプラント材料の放散を防止または制限するための局所バリアとして使用することが可能であろう。バリアが適所にあれば、適切なヒドロゲルを注入して空隙を充填することができる。続いて、除去された組織の代替品が後になって挿入される場合に、ヒドロゲルは簡単に除去され、体腔は新しい組織片を容易に適合し得る。
インプラント材料は、インプラント材料の内部に封入された薬物などのより小さい分子の制御放出のための貯蔵所として使用することもできる。放出はインプラント材料の分解と共にゆっくり起こり、分解生成物の移動はより小さい分子を伴い得る。
バリア材料は、バリアを通る移動が制御されるようにインプラント材料の粒子および/または断片または分解生成物の大きさに合わせた多孔度を有する、薄くて可撓性の材料であるのが適切である。特に、バリアは織物または編物材料であり得るが、不織布または他のタイプの繊維布などの、他の多孔性材料も可能である。
バリア材料は、インプラント材料を完全に封入する容器を形成するように加工することができる。このようにして、バリア材料は、封入されたインプラント材料にバリア材料の物理特性およびその幾何学的形状によって定義される構造を付与することに使用することができる。
バリア材料を成形するために使用することができる従来の技法の例は、熱成形、射出成形、回転成形、射出ブロー成形、射出延伸ブロー成形、押出ブロー成形、インサート成形、真空成形である。
材料または材料片を結合して適切な構造を形成するために、レーザー溶接、超音波溶接、線形振動溶接、軌道振動溶接、スピン溶接、熱板溶接のいずれの技法も使用することができる。他の可能な方法は、ソーイング、スティッチング、グルーイング、ステープリングである。
異物、すなわちインプラント構造の導入は、皮膚、体腔または解剖学的な開口を通って身体に進入することにより実行されるが、これらの構造に対してできる限り最小の損傷を伴う処置であると定義される、いわゆる「最低限の侵襲的な医療処置」によって達成することが可能である。
また、身体内に導入後、埋め込まれた物体の最終形状を変更できるように容器を設計することも可能である。特に、例えばもしインプラント材料が分解し、体積が減少した場合には、所望の大きさに体積を調整するために容器を再充填または補充することができる。再充填は、バリア材料を通して直接注射器でより多くの材料を注入することによって簡単に行うことができる。あるいは、バリア材料内の専用バルブまたはポートを用いることもできる。
既に示したように、バリア材料は様々なタイプのものであり得る。基本的な要件は透過性であることであり、すなわち、ポリマーの小分子または断片を制御された速度で通過させる細孔または隙間を呈する。好ましくは、バリアは、20μmよりも大きい、好ましくは30μmよりも大きいメッシュサイズを有する織物、編物または不織布材料などの布地材料である。一方、サイズは5mm未満、好ましくは1mm未満、適切には0.3mm未満でなければならない。
織物または編物材料の場合、モノフィラメント糸が適切に使用される。モノフィラメント糸は、20μmよりも大きく、好ましくは30μmよりも大きく、4mmよりも小さく、好ましくは0.6mmよりも小さい範囲の糸フィラメント直径を有し得る。
本発明において使用可能な市販のバリア材料の例としては、シーファー社(Sefar AG)(ポリマー)、サアティテックS.P.A.(SaatiTech S.P.A.)(ポリマー)、G.ボップ(Bopp)+Co.AG(金属)からの布地およびフィルタメッシュ布がある。
現在のところ織物または編物材料が好ましいが、バリア材料の特性が本発明の要件を満たす限りは、適切な手段によって穿孔された元来非多孔性の材料を用いることも同等に可能である。
本発明における使用に適したインプラント材料は、微粒子ヒドロゲルを形成することができる生体適合性材料から選択することができる。
インプラント材料は粘弾性微粒子のヒドロゲルであるのが適切であり、好ましくは生体適合性の多糖類から選択され、特に有用な化合物は架橋したヒアルロン酸である。ヒドロゲル粒子の主要な体積は、生理食塩水にさらされた場合に、0.1〜10mm、好ましくは0.2〜5mm、より好ましくは1〜5mmの範囲の大きさを有するべきである。従来技術の微粒子ヒドロゲルの一例は、特許文献5(アゲルプ(Ågerup))に開示されている。
本発明の概念は、薬物またはタンパク質およびペプチドなどの他の有益な作用物質の持続放出および/または制御放出のための埋め込み可能な貯蔵デバイスを製造するために適用することもできる。このような場合、埋め込まれたデバイスは、例えば、約1mm〜数mmの厚さであり、約5〜50mmの「直径」(円形の錠剤の場合)を有する平坦な錠剤のようにかなり小さい。これらの寸法はあくまで例示であり、その他の寸法および形状(例えば、正方形、矩形、楕円など)も可能である。
本発明の埋め込み可能な組み合わせ物は、別々のキット成分としてバリア材料および生体適合性材料(例えば、ヒドロゲル)を含むキットとして供給することができる。材料は、例えばヒドロゲルであれば、ユーザーによる復元のために乾燥形態で提供されるか、あるいは無菌注射器内で使用可能な状態で提供され得る。このようなキットは、特に、上記のようにバリアがヒドロゲルを体腔内に閉じ込めるための膜として使用される実施形態に適する。しかしながら、復元はユーザーによって行われる必要はなく、埋め込まれた後に身体の内部で行われ得る。
従って、「ヒドロゲル」という用語は、乾燥状態および膨潤状態の両方ならびにこれらの間の任意状態の材料を包含するために用いられる。
しかしながら、胸部インプラントなどの適切なインプラントのために、適切に成形されたポーチと、使用可能な状態の再構成可能なヒドロゲルまたは注射器内のヒドロゲルとを含むキットを供給することが可能である。
図1は、乳房インプラント10、すなわち、例えば手術の後の自然な外観を再建するため、または美容目的のための自然な胸部の代替品の形態である、本発明の一実施形態を概略的(縮尺通りではない)に断面で示す。
乳房インプラント10は、布地材料で製造された容器またはポーチ12を含む。ポーチ12は、部分的に架橋された微粒子ヒアルロン酸14を含む。
容器は、1つまたは複数の部分から、溶接(レーザー、超音波)焼結、ニッティング、ソーイングまたはこれらの組み合わせによって結合および最終的に密封して製造することができる。ポーチには、16で概略的に示される細孔が存在する(細孔の一部だけが図示される)。これらの細孔は、織布または編布の網目であり得る。
容器の充填は、フィルタメッシュまたは適切なバルブを通して注射器によって行うことができる。充填は埋め込みの前に行うこともでき、あるいはポーチが適所に配置された後で行うこともできる。
図2は、ヒドロゲル粒子20がその粘弾性特性のために細孔24またはフィラメント26間のメッシュ(織物バリアの場合)からわずかに延出する(22)ことができる、上述の状態を図示する。
図3では、もう1つの状態が図示する。ここで、分子スケールでの生体適合性材料20の個々の鎖または少なくとも一部30は、メッシュまたは細孔24から延出してインプラントの表面の上、または表面において生体適合性の実体を示す。
図4は、生体適合性材料20のより小さい断片40および分子レベルの部分42が細孔またはメッシュ24から移動して、インプラントの表面上、または表面において少なくとも一時的に存在している状態を図示する。
本発明を、これから以下の非限定的な実施例によって説明する。
以下の全ての実施例において、ヒアルロン酸のヒドロゲルは、Q−Med(スウェーデン、ウプサラ)から入手される。
実施例において使用される布地は市販されている。
実施例1(試験インプラント)
86μmの糸直径を有するポリアミド糸(モノフィラメント)から製造され、150μmのメッシュサイズを有するSefar NitexTM布地(スイスのシーファー社から)からポーチを作製した。レーザーにより布地片を切断し、材料をポーチに成形し、最終的にレーザー溶接により密封することによって、ポーチを作製した。注射器で粘弾性粒子を注入することによってポーチにヒドロゲル粒子を充填した。
実施例2
実施例1のように作製したポーチに、21ゲージ注射器を用いてレスチラン・サブQ(Restylane SubQ)(Q−Medにより製造)を充填した。注入部位において漏出は観察されなかった。ポーチの表面は滑らかな感触を有し、ポーチの表面における多糖類の存在が示された。
実施例3
実施例2のように充填されたポーチを、水を含むプラスチックジャー内に入れた。少なくとも5ヶ月貯蔵した後、ポーチはまだゲルで充填されており、表面は依然として滑らかな感触を有し、ポーチの表面における多糖類の存在が示された。
実施例4
実施例2のように充填されたポーチを室温で乾燥した。次に、乾燥した材料を含むポーチを水の通路を含む管内に入れた。乾燥材料は1時間以内に膨潤し、ポーチはゲルで充填された乾燥の前の形状を回復した。
本発明に従う胸部インプラントを概略的に示す。 インプラントの生体適合性表面を達成するための妥当と思われるメカニズムの概略図であり、粘弾性粒子が織物バリアのメッシュから延出し、曝露されている。 インプラントの生体適合性表面を生じる、さらなるメカニズムの概略図である。 インプラントの生体適合性表面を達成するためのさらなるメカニズムの概略図である。
符号の説明
10 乳房インプラント
12 バリア(またはポーチ)
14 生体適合性高分子材料(またはヒアルロン酸)
16 細孔
20 生体適合性材料(またはヒドロゲル粒子)
22 延出した生体適合性材料(またはヒドロゲル粒子)
24 細孔(またはメッシュ)
26 フィラメント
40 生体適合性材料のより小さい断片
42 生体適合性材料の分子レベルの部分

Claims (21)

  1. a)バリア(12)と、
    b)生体適合性高分子材料(14)と、
    を含む埋め込み可能な組み合わせ物であって、
    前記バリア(12)は多孔性であり、埋め込まれた場合、前記生体適合性高分子材料(14)の一部が前記バリアの上におよび/または前記バリアを通して曝露されることによって、身体が前記バリアの表面を本質的に異物ではないと認識することを特徴とする、埋め込み可能な組み合わせ物。
  2. 前記生体適合性高分子材料(14)が、ヒドロゲルおよび溶液中の高分子からなる群から選択される、請求項1に記載の埋め込み可能な組み合わせ物。
  3. 前記生体適合性高分子材料(14)が、多糖類のヒドロゲルである、請求項2に記載の埋め込み可能な組み合わせ物。
  4. 前記多糖類がヒアルロン酸である、請求項1に記載の埋め込み可能な組み合わせ物。
  5. 前記溶液中の高分子がヒアルロン酸である、請求項2に記載の埋め込み可能な組み合わせ物。
  6. 前記ヒドロゲルが、膨潤状態または乾燥状態である、請求項3〜5のいずれか一項に記載の埋め込み可能な組み合わせ物。
  7. 前記ヒドロゲルが微粒子である、請求項3〜6のいずれか一項に記載の埋め込み可能な組み合わせ物。
  8. 前記粒子の粒径が0.1mm〜10mmの間である、請求項7に記載の埋め込み可能な組み合わせ物。
  9. 多孔性の前記バリアが、織物、編物、不織布などの布地のようなシート材料、もしくは穿孔されたまたはシートを貫通する開口部を有する不連続の形態のシート材料で製造される、請求項1〜8のいずれか一項に記載の埋め込み可能な組み合わせ物。
  10. 前記開口部が、0.02mm〜5mmの範囲の有効直径を有する、請求項9に記載の埋め込み可能な組み合わせ物。
  11. 前記バリアが、埋め込まれるべき身体中の所望の位置に適合するように成形される、請求項1〜10のいずれか一項に記載の埋め込み可能な組み合わせ物。
  12. 前記バリアが、ポーチとして成形される、請求項1〜11のいずれか一項に記載の埋め込み可能な組み合わせ物。
  13. 前記バリアが、体腔の全体を密封することができるように構成された本質的に平坦な材料片である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の埋め込み可能な組み合わせ物。
  14. 前記ポーチが、胸部インプラントとして使用可能であるように成形される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の埋め込み可能な組み合わせ物。
  15. 前記ポーチが、臀部インプラントとして使用可能であるように成形される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の埋め込み可能な組み合わせ物。
  16. 埋め込まれた場合にヒドロゲルの一部がバリアを通して曝露され、それによって身体が前記バリアの表面を本質的に異物ではないと認識するように、多孔性のバリア材料で製造されたポーチ内に封入された生体適合性高分子材料を含むインプラント。
  17. 胸部インプラントである、請求項16に記載のインプラント。
  18. 臀部インプラントである、請求項16に記載のインプラント。
  19. 薬物または他の有益な作用物質の持続放出または制御放出のための貯蔵デバイスであって、
    a)バリアと、
    b)生体適合性高分子である材料と、
    c)前記生体適合性高分子である材料中に分配された薬物と、
    を含み、埋め込まれた場合に、前記生体適合性高分子の材料の一部が前記バリアを通して曝露されることによって身体が前記バリアの表面を本質的に異物ではないと認識されるように、および前記薬物がバリアを通して放出されるように、前記バリア材料が多孔性である貯蔵デバイス。
  20. バリアおよび生体適合性高分子の材料を含むキットであって、埋め込まれた場合に前記ヒドロゲルの一部が前記バリアを通して曝露されるように、前記バリア材料が多孔性であるキット。
  21. 適切に成形されたインプラントを埋め込むことによる身体の輪郭付け方法であって、最低限の侵襲的手術によって身体中の所望の位置に請求項1に記載の埋め込み可能な組み合わせ物を適切に位置決めすることを含む方法。
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