JP2008306793A - インバータ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パワー素子を冷却する機構を備えるインバータ装置において、インバータ装置の構造を簡素にする。
【解決手段】インバータ装置10は、第1パワー素子12,14,16を備えている。各パワー素子の一面には、コレクタ電極12a,14a,16aが形成されている。コレクタ電極12a,14a,16aのそれぞれは、冷媒通路50の外壁50bに半田12b,14b,16bのそれぞれで固定されている。冷媒通路50は導電性材料で形成されている。冷媒通路50の内部には冷媒54が通過している。冷媒通路50の内壁50aは絶縁膜52で覆われている。冷媒通路50は直流電源の正極と負極のうち一方の極に接続されている。
【選択図】 図3
【解決手段】インバータ装置10は、第1パワー素子12,14,16を備えている。各パワー素子の一面には、コレクタ電極12a,14a,16aが形成されている。コレクタ電極12a,14a,16aのそれぞれは、冷媒通路50の外壁50bに半田12b,14b,16bのそれぞれで固定されている。冷媒通路50は導電性材料で形成されている。冷媒通路50の内部には冷媒54が通過している。冷媒通路50の内壁50aは絶縁膜52で覆われている。冷媒通路50は直流電源の正極と負極のうち一方の極に接続されている。
【選択図】 図3
Description
本発明は、インバータ装置に関する。特に、複数個のパワー素子とそれら複数のパワー素子を冷却する機構を有するインバータ装置に関する。
複数個のパワー素子を備えているインバータ装置が知られている(例えば、特許文献1)。このインバータ装置は、直流電源に接続されて用いられ、直流電源からの電力によってモータを駆動するために用いられる。
インバータ装置に用いられるパワー素子は、所定の温度を超えると性能が低下してしまう。そこで、パワー素子の性能を高く維持するために、パワー素子を冷却するための機構を備えているものがある。しかしながら、冷却機構を備えることで、インバータ装置を構成する部品点数が多くなる。これにより、インバータ装置の製造時間が長くなり、製造コストが高くなってしまう。
本発明は上述した事情を鑑みてなされたものであり、パワー素子を冷却する機構を備えるインバータ装置において、インバータ装置の構造を簡素にする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のインバータ装置は、直流電源に対して並列に接続される複数個のパワー素子と、それら複数個のパワー素子を冷却する機構を備えている。このインバータ装置は、冷媒通路と絶縁部材を備えている。冷媒通路は、導電性材料で形成されており、直流電源の正極と負極のうちの一方の極に電気的に接続されるとともに、内部を冷媒が通過する。絶縁部材は、冷媒通路の内壁を覆っており、導電性材料で形成されている冷媒通路と、その内部を通過する冷媒の間を絶縁する。各々のパワー素子は、その一面に直流電源の一方の極に電気的に接続される電極が形成されている。そして、複数個のパワー素子の前記電極が導通性材料で冷媒通路の外壁に固定されていることを特徴とする。
このインバータ装置では、複数個のパワー素子が、導電性材料で形成されている冷媒通路を介して、直流電源の正極と負極のうちの一方の極に電気的に接続される。すなわち、このインバータ装置では、パワー素子ごとに直流電源と接続する電極が不要となる。これにより、インバータ装置の構成を簡素にすることができる。また、冷媒は、直流電源と接続される冷媒通路から絶縁部材によって絶縁される。冷媒は、直流電源と通電することがない。そのため、インバータ装置とは別の装置を冷却する機構との間で冷媒を共用することができる。例えば、インバータ装置が自動車に搭載されている場合、エンジン等を冷却する冷媒と、インバータ装置を冷却する冷媒を共通化することができる。
また、このインバータ装置では、パワー素子が、導通性材料のみを介して冷媒通路の外壁に固定されている。すなわち、パワー素子と冷媒通路の間に電気を絶縁する部材を挿入する必要がない。そのため、パワー素子を効率よく冷却することができる。
また、このインバータ装置では、パワー素子が、導通性材料のみを介して冷媒通路の外壁に固定されている。すなわち、パワー素子と冷媒通路の間に電気を絶縁する部材を挿入する必要がない。そのため、パワー素子を効率よく冷却することができる。
このインバータ装置は、複数個の第2パワー素子と一つの導電部材をさらに備えていることが好ましい。この場合、第2パワー素子は、直流電源の正極と負極のうちの他方の極に対して並列に接続される。導電部材は、冷媒通路の外壁に絶縁性材料で固定されているとともに、直流電源の他方の極に電気的に接続される。各々の第2パワー素子は、対応する各々のパワー素子に直列に接続されている。各々の第2パワー素子は、その一面に直流電源の他方の極に電気的に接続される電極が形成されている。そして、複数個の第2パワー素子の電極が導通性材料で導電部材に固定されている。
このインバータ装置では、複数個の第2パワー素子が、一つの導電部材を介して直流電源の他方の極に電気的に接続される。このインバータ装置では、第2パワー素子ごとに直流電源と接続する電極が不要となる。また、導電部材は、第2パワー素子と直流電源を接続するとともに、第2パワー素子の熱を冷媒通路に放熱する放熱部材としての役割を果たす。なお、パワー素子と第2パワー素子の接続点は、モータ等の負荷に接続して用いる。
このインバータ装置では、複数個の第2パワー素子が、一つの導電部材を介して直流電源の他方の極に電気的に接続される。このインバータ装置では、第2パワー素子ごとに直流電源と接続する電極が不要となる。また、導電部材は、第2パワー素子と直流電源を接続するとともに、第2パワー素子の熱を冷媒通路に放熱する放熱部材としての役割を果たす。なお、パワー素子と第2パワー素子の接続点は、モータ等の負荷に接続して用いる。
上記したインバータ装置では、第2パワー素子が、導電部材を介して直流電源と接続されている。しかしながら、第2パワー素子は、パワー素子(以下では、第2パワー素子と対比して第1パワー素子という。同様に、第2冷媒通路と対比して第1冷媒通路といい、第2絶縁部材と対比して第1絶縁部材という。)の第1冷媒通路とは別の第2冷媒通路によって直流電源と接続されていてもよい。すなわち、このインバータ装置は、第2パワー素子と第2冷媒通路と第2絶縁部材を備えていることが好ましい。この場合、第2パワー素子は、直流電源の正極と負極のうちの他方の極に対して並列に接続される。第2冷媒通路は、導電性材料で形成されており、直流電源の正極と負極のうちの他方の極に電気的に接続されるとともに、内部を冷媒が通過する。第2絶縁部材は、第2冷媒通路の内壁を覆っており、第2冷媒通路とその内部を通過する冷媒の間を絶縁する。各々の第2パワー素子は、対応する各々の第1パワー素子に直列に接続されている。各々の第2パワー素子は、その一面に直流電源の前記他方の極に電気的に接続される電極が形成されている。そして、複数個の第2パワー素子の電極が導通性材料で第2冷媒通路の外壁に固定されている。
このインバータ装置では、第2パワー素子が、上記した第1パワー素子と同様に、導通性材料を介して第2冷媒通路の外壁に固定されている。そのため、第2パワー素子を効率よく冷却することができる。また、このインバータ装置では、複数個の第2パワー素子が、上記した第1パワー素子と同様に、第2冷媒通路を介して、直流電源の正極と負極のうちの他方の極に電気的に接続される。このインバータ装置では、第2パワー素子ごとに直流電源を接続する電極が不要となる。すなわち、このインバータ装置では、インバータ装置の構造を複雑にすることを抑えつつ、第1パワー素子と第2パワー素子の冷却性能を向上させることができる。また、冷媒は、直流電源と接続される第2冷媒通路と第2絶縁部材によって絶縁されている。そのため、第1冷媒通路を通過する冷媒と第2冷媒通路を通過する冷媒を共用することができる。なお、パワー素子と第2パワー素子の接続点は、モータ等の負荷に接続して用いる。
本発明によると、インバータ装置の構成部品を少なくすることができる。インバータ装置の製造コストを低減し、製造時間を短縮することができる。
下記の実施例に記載の技術の主要な特徴について列記する。
(形態1) 冷媒通路の内壁には、複数のフィンが形成されている。これらのフィンは、絶縁部材によって覆われている。
(形態2) 絶縁部材と第2絶縁部材は、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)である。
(形態1) 冷媒通路の内壁には、複数のフィンが形成されている。これらのフィンは、絶縁部材によって覆われている。
(形態2) 絶縁部材と第2絶縁部材は、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)である。
(第1実施例)
本発明を具現化した第1実施例に係るインバータ装置を図面を参照して説明する。図1は、インバータ装置10の回路図である。
図1に示すように、インバータ装置10は、正極側配線3によって直流電源であるバッテリ1の正極と電気的に接続されて用いられる。インバータ装置10は、負極側配線5によってバッテリ1の負極と電気的に接続されて用いられる。また、インバータ装置10は、モータ側配線7a,7b,7cによって3相モータ9と電気的に接続されて用いられる。インバータ装置10は、3つの第1パワー素子12,14,16と、3つの第2パワー素子32,34,36を有している。第1パワー素子12,14,16と、第2パワー素子32,34,36はIGBTである。第1パワー素子12,14,16は、正極側配線3に対して電気的に並列に接続されている。第1パワー素子12,14,16のそれぞれには、第1ダイオード22,24,26のそれぞれが並列に接続されている。一方、第2パワー素子32,34,36は、負極側配線5に対して電気的に並列に接続されている。第2パワー素子32,34,36のそれぞれには、第2ダイオード42,44,46のそれぞれが並列に接続されている。また、第2パワー素子32,34,36のそれぞれは、第1パワー素子12,14,16のそれぞれに直列に接続されている。第1パワー素子12と第2パワー素子32の接続点は、モータ側配線7aと電気的に接続されている。第1パワー素子14と第2パワー素子34の接続点は、モータ側配線7bと電気的に接続されている。第1パワー素子16と第2パワー素子36接続点は、モータ側配線7cと電気的に接続されている。
本発明を具現化した第1実施例に係るインバータ装置を図面を参照して説明する。図1は、インバータ装置10の回路図である。
図1に示すように、インバータ装置10は、正極側配線3によって直流電源であるバッテリ1の正極と電気的に接続されて用いられる。インバータ装置10は、負極側配線5によってバッテリ1の負極と電気的に接続されて用いられる。また、インバータ装置10は、モータ側配線7a,7b,7cによって3相モータ9と電気的に接続されて用いられる。インバータ装置10は、3つの第1パワー素子12,14,16と、3つの第2パワー素子32,34,36を有している。第1パワー素子12,14,16と、第2パワー素子32,34,36はIGBTである。第1パワー素子12,14,16は、正極側配線3に対して電気的に並列に接続されている。第1パワー素子12,14,16のそれぞれには、第1ダイオード22,24,26のそれぞれが並列に接続されている。一方、第2パワー素子32,34,36は、負極側配線5に対して電気的に並列に接続されている。第2パワー素子32,34,36のそれぞれには、第2ダイオード42,44,46のそれぞれが並列に接続されている。また、第2パワー素子32,34,36のそれぞれは、第1パワー素子12,14,16のそれぞれに直列に接続されている。第1パワー素子12と第2パワー素子32の接続点は、モータ側配線7aと電気的に接続されている。第1パワー素子14と第2パワー素子34の接続点は、モータ側配線7bと電気的に接続されている。第1パワー素子16と第2パワー素子36接続点は、モータ側配線7cと電気的に接続されている。
第1パワー素子12,14,16と第2パワー素子32,34,36のそれぞれは、制御装置(図示省略)からの制御信号によって通電状態と非通電状態とに切り替えられる。制御装置は、予め設定されたパターンに基づいて各パワー素子の通電状態と非通電状態を切り替える。例えば、制御装置からの制御信号によって、第1パワー素子12と第2パワー素子34,36が通電状態とされ、第1パワー素子14,16と第2パワー素子32が非通電状態とされる。この場合、バッテリ1から供給された電力は、正極側配線3から第1パワー素子12を通過し、モータ側配線7aから3相モータ9に供給される。3相モータ9に供給された電力は、モータ側配線7b,7cからパワー素子34,36と負極側配線5を通ってバッテリ1の負極に至る。制御装置が各パワー素子の通電状態と非通電状態を切り替えることによって、3相モータ9は、直流電源1から供給される電力によって駆動される。
図2は、インバータ装置10の構成の一部を抜粋した平面図である。図3は、図2のIII−IIIの断面図である。図4は、図2のIV−IVの断面図である。図5は、図2にV−Vの断面図である。
図2に示すように、インバータ装置10は、図1に図示したものの他に、冷媒通路50と導電板60を備えている。冷媒通路50は、アルミニウム等の導電性材料で形成されている。冷媒通路50の外壁50bの上面の左半面(図2の左側の半面)には、第1パワー素子12,14,16と、第1ダイオード22,24,26が配置されている。第1パワー素子12,14,16は、冷媒通路50の縦方向(図2の上下方向)に、互いに等間隔に配置されている。第1ダイオード22は、第1パワー素子12に対して、冷媒通路50の横方向(図2の左右方向)に所定の間隔を空けて配置されている。第2ダイオード24,26は、第1ダイオード22と同様に、それぞれ第1パワー素子14,16に対して、冷媒通路50の横方向に所定の間隔を空けて配置されている。
図2に示すように、インバータ装置10は、図1に図示したものの他に、冷媒通路50と導電板60を備えている。冷媒通路50は、アルミニウム等の導電性材料で形成されている。冷媒通路50の外壁50bの上面の左半面(図2の左側の半面)には、第1パワー素子12,14,16と、第1ダイオード22,24,26が配置されている。第1パワー素子12,14,16は、冷媒通路50の縦方向(図2の上下方向)に、互いに等間隔に配置されている。第1ダイオード22は、第1パワー素子12に対して、冷媒通路50の横方向(図2の左右方向)に所定の間隔を空けて配置されている。第2ダイオード24,26は、第1ダイオード22と同様に、それぞれ第1パワー素子14,16に対して、冷媒通路50の横方向に所定の間隔を空けて配置されている。
冷媒通路50の外壁50bの上面の右半面(図2の右側の半面)には、導電板60が配置されている。導電板60には、第2パワー素子32,34,36と、第2ダイオード42,44,46が配置されている。第2パワー素子32,34,36は、冷媒通路50の縦方向(図2の上下方向)に、等間隔に配置されている。第2パワー素子32,34,36のそれぞれは、第1パワー素子12,14,16のそれぞれに対して、冷媒通路50の横方向に第1ダイオード22,24,26のそれぞれを挟んで配置されている。第2ダイオード42は、第2パワー素子32に対して、冷媒通路50の横方向(図2の左右方向)に所定の間隔を空けて配置されている。また、第2ダイオード44,46は、第2ダイオード42と同様に、それぞれ第2パワー素子34,36に対して、冷媒通路50の横方向に所定の間隔を空けて配置されている。
図3に示すように、第1パワー素子12,14,16は、冷媒通路50の外壁50bの上面に固定されている。第1パワー素子12の冷媒通路50側の面には、その一面にコレクタ電極12aが形成されている。第1パワー素子12は、コレクタ電極12aと外壁50bが半田12bで接着されることによって冷媒通路50の外壁50bに固定されている。第1パワー素子12と同様に、第1パワー素子14,16の冷媒通路50側の面には、その一面にそれぞれコレクタ電極14a,16aが形成されている。第1パワー素子14は、コレクタ電極14aと外壁50bが半田14bで接着されることによって冷媒通路50に固定されている。第1パワー素子16は、コレクタ電極16aと外壁50bが半田16bで接着されることによって冷媒通路50に固定されている。コレクタ電極12a,14a,16aのそれぞれは、半田12b,14b,16bのそれぞれを介して冷媒通路50と電気的に接続されている。
第1パワー素子12の冷媒通路50と反対側の面には、エミッタ電極(図示省略)が形成されている。エミッタ電極は、基板62に配設された電気配線(図示省略)と電気的に接続されている。基板62の電気配線は、モータ側配線7aと電気的に接続されている。第1パワー素子12と同様に、第1パワー素子14,16の冷媒通路50と反対側の面は、エミッタ電極(図示省略)が形成されている。第1パワー素子14のエミッタ電極は、基板64に配設された電気配線(図示省略)と電気的に接続されている。基板64の電気配線は、モータ側配線7bと電気的に接続されている。第1パワー素子16のエミッタ電極は、基板66に配設された電気配線(図示省略)と電気的に接続されている。基板66の電気配線は、モータ側配線7cと電気的に接続されている。
冷媒通路50の内部には、冷媒54が通過している。インバータ装置10が自動車に搭載される場合、冷媒54は、エンジン(図示省略)を冷却する冷却水でもある。この場合、冷媒通路50は冷媒流路(図示省略)を介してラジエータの配管(図示省略)に接続される。冷媒通路50の内壁50aには、フィン56が複数配置されている。フィン56は、冷媒通路50の内壁の表面積を増やすために設けられている。内壁50aの全面とフィン56の表面には、絶縁膜52が被膜されている。絶縁膜52はDLCであり、電気的には冷媒通路50と冷媒54を絶縁し、熱的には冷媒通路50と冷媒54の間の熱交換を促進する。冷媒通路50は、正極側配線3と電気的に接続されて用いられる。
図5に示すように、第1ダイオード22は、第1ダイオード22の冷媒通路50側の面と外壁50bが半田22aによって接着されて冷媒通路50に固定されている。第1ダイオード22の冷媒通路50と反対側の面は、基板62と電気的に接続されている。第1ダイオード24は、第1ダイオード22と同様に、一方の面が半田によって冷媒通路50に固定され、他方の面が基板64と電気的に接続されている。また、第1ダイオード26も第1ダイオード22と同様に、一方の面が半田によって冷媒通路50に固定され、他方の面が基板66と電気的に接続されている。第1ダイオード22,24,26は、半田を介して冷媒通路50と電気的に接続されている。第1ダイオード22は第1パワー素子12と、第1ダイオード24は第1パワー素子14と、第1ダイオード26は第1パワー素子16と、それぞれ並列に接続されている。外壁50bにおいて、第1ダイオード22の第1パワー素子12と反対側には、導電板60が固定されている。
導電板60は矩形状の平板である。導電板60は、銅等の導電性材料で作製されている。図4に示すように、導電板60は、絶縁膜58を挟んで冷媒通路50の外壁50bの上面に固定されている。絶縁膜58は、絶縁膜52と同様にDLCである。導電板60は、負極側配線5と電気的に接続されている。導電板60の冷媒通路50と反対側の面には、第2パワー素子32,34,36が戴置されている。第2パワー素子32の導電板60側の面には、その一面にコレクタ電極32aが形成されている。第2パワー素子32は、コレクタ電極32aと導電板60が半田32bで接着されることによって導電板60に固定されている。第2パワー素子32と同様に、第2パワー素子34,36の導電板60側の面には、その一面にそれぞれコレクタ電極34a,36aが形成されている。第2パワー素子34は、コレクタ電極34aと導電板60が半田34bで接着されることによって導電板60に固定されている。第2パワー素子36は、コレクタ電極36aと導電板60が半田36bで接着されることによって導電板60に固定されている。コレクタ電極32a,34a,36aのそれぞれは、半田32b,34b,36bのそれぞれを介して導電板60と電気的に接続されている。
第2パワー素子32の導電板60と反対側の面は、エミッタ電極(図示省略)が形成されている。エミッタ電極は、基板62に配設された電気配線(図示省略)と電気的に接続されている。基板62の電気配線は、モータ側配線7aと電気的に接続されている。第2パワー素子32は、基板62を介して第1パワー素子12と直列に接続されている。第2パワー素子32と同様に、第2パワー素子34,36の導電板60と反対側の面は、エミッタ電極(図示省略)が形成されている。第2パワー素子34のエミッタ電極は、基板64に配設された電気配線(図示省略)と電気的に接続されている。基板64の電気配線は、モータ側配線7bと電気的に接続されている。第2パワー素子34は、基板64を介して第1パワー素子14に直列に接続されている。第2パワー素子36のエミッタ電極は、基板66に配設された電気配線(図示省略)と電気的に接続されている。基板66の電気配線は、モータ側配線7cと電気的に接続されている。第2パワー素子36は、基板66を介して第1パワー素子16に直列に接続されている。
図5に示すように、第2ダイオード42は、第2ダイオード42の導電板60側の面と導電板60が半田42aによって接着されて導電板60に固定されている。第2ダイオード42の導電板60と反対側の面は、基板62に電気的に接続されている。第2ダイオード44,46は、第2ダイオード42と同様に、一方の面が半田によって導電板60に固定され、他方の面が基板64、66と電気的に接続されている。第2ダイオード42,44,46は、半田を介して導電板60と電気的に接続されている。第2ダイオード42は第2パワー素子32と、第2ダイオード44は第2パワー素子34と、第2ダイオード46は第2パワー素子36と、それぞれ並列に接続されている。
次に、インバータ装置10の動作について説明する。一例として、第1パワー素子12と第2パワー素子34,36が通電状態とされ、第1パワー素子14,16と第2パワー素子32が非通電状態にされている場合について説明する。
バッテリ1は、正極側配線3を介して冷媒通路50に電力を供給する。冷媒通路50に供給された電力は、順に第1パワー素子12、基板62、モータ側配線7aを通って3相モータ9に供給される。冷媒通路50と冷媒54とは、絶縁膜52によって絶縁されている。そのため、冷媒通路50に電力が供給されている状態において、冷媒54に通電されることはない。また、冷媒通路50と導電板60とは、絶縁膜58によって絶縁されている。そのため、冷媒通路50に電力が供給されている状態において、冷媒通路50から直接、導電板60に電力が供給されることはない。3相モータ9に供給された電力は、3相モータ9内を通過して、モータ側配線7b,7cに供給される。モータ側配線7bに供給された電力は順に基板64、第2パワー素子34、導電板60、負極側配線5を通って、バッテリ1に戻る。また、モータ側配線7cに供給された電力は、順に基板66、第2パワー素子36、導電板60、負極側配線5を通って、バッテリ1に戻る。
バッテリ1は、正極側配線3を介して冷媒通路50に電力を供給する。冷媒通路50に供給された電力は、順に第1パワー素子12、基板62、モータ側配線7aを通って3相モータ9に供給される。冷媒通路50と冷媒54とは、絶縁膜52によって絶縁されている。そのため、冷媒通路50に電力が供給されている状態において、冷媒54に通電されることはない。また、冷媒通路50と導電板60とは、絶縁膜58によって絶縁されている。そのため、冷媒通路50に電力が供給されている状態において、冷媒通路50から直接、導電板60に電力が供給されることはない。3相モータ9に供給された電力は、3相モータ9内を通過して、モータ側配線7b,7cに供給される。モータ側配線7bに供給された電力は順に基板64、第2パワー素子34、導電板60、負極側配線5を通って、バッテリ1に戻る。また、モータ側配線7cに供給された電力は、順に基板66、第2パワー素子36、導電板60、負極側配線5を通って、バッテリ1に戻る。
インバータ装置10では、冷媒通路50は、第1パワー素子12,14,16とバッテリ1を電気的に接続している。インバータ装置10は、第1パワー素子12,14,16のそれぞれをバッテリ1と電気的に接続させるための電極が不要である。そのため、インバータ装置10の構成を簡素にすることができる。
インバータ装置10では、第1パワー素子12,14,16は、冷媒通路50に半田のみを介して固定されている。これにより、インバータ装置10は、第1パワー素子12,14,16を効率よく冷却することができる。そのため、第1パワー素子12,14,16の間隔を小さくしても、互いのパワー素子の熱による影響を小さくすることができる。したがって、第1パワー素子12,14,16間の間隔を小さくすることによって、インバータ装置10を小さくすることができる。
インバータ装置10では、冷媒54は、冷媒通路50と絶縁されている。そのため、冷媒通路50が通電されても、冷媒54には通電されない。そのため、冷媒54は、インバータ装置10が搭載されている装置の冷却装置に用いられている冷媒を利用することができる。
インバータ装置10では、冷媒通路50の内壁は、DLCの薄い絶縁膜52によって絶縁されている。これにより、第1パワー素子12,14,16と冷媒54との間の熱抵抗を小さくすることができる。インバータ装置10は、第1パワー素子12,14,16を効率よく冷却することができる。
インバータ装置10では、第1パワー素子12,14,16は、冷媒通路50に半田のみを介して固定されている。これにより、インバータ装置10は、第1パワー素子12,14,16を効率よく冷却することができる。そのため、第1パワー素子12,14,16の間隔を小さくしても、互いのパワー素子の熱による影響を小さくすることができる。したがって、第1パワー素子12,14,16間の間隔を小さくすることによって、インバータ装置10を小さくすることができる。
インバータ装置10では、冷媒54は、冷媒通路50と絶縁されている。そのため、冷媒通路50が通電されても、冷媒54には通電されない。そのため、冷媒54は、インバータ装置10が搭載されている装置の冷却装置に用いられている冷媒を利用することができる。
インバータ装置10では、冷媒通路50の内壁は、DLCの薄い絶縁膜52によって絶縁されている。これにより、第1パワー素子12,14,16と冷媒54との間の熱抵抗を小さくすることができる。インバータ装置10は、第1パワー素子12,14,16を効率よく冷却することができる。
(第2実施例)
第2実施例のインバータ装置100を図面を参照して説明する。図6は、インバータ装置100の正面図である。インバータ装置100の回路図は、図1で示されるインバータ装置10の回路図と同じである。インバータ装置100において、図1に示される各部位の構成はインバータ装置10と同じであるため同一の符号を付している。
第2実施例のインバータ装置100を図面を参照して説明する。図6は、インバータ装置100の正面図である。インバータ装置100の回路図は、図1で示されるインバータ装置10の回路図と同じである。インバータ装置100において、図1に示される各部位の構成はインバータ装置10と同じであるため同一の符号を付している。
図6に示すように、インバータ装置100は、図1に図示したパワー素子とダイオード以外に、第1冷媒通路110と第2冷媒通路150と基板162,164,166(図9参照)を備えている。インバータ装置100は、図6の下側から上側に向かって、第1冷媒通路110、第1パワー素子12(14,16)と第1ダイオード22(24,26)、基板162(164,166)、第2パワー素子32(34,36)と第2ダイオード42(44,46)、第2冷媒通路150の順で重ねられている。
図7は、図6に示す基板162よりも下側の部分を基板162側から見た平面図である。図7に示すように、第1冷媒通路110の外壁110bには、第1パワー素子12,14,16と第1ダイオード22,24,26が配置されている。第1パワー素子12,14,16は、第1冷媒通路110の縦方向(図7の上下方向)に、等間隔に配置されている。第1ダイオード22は、第1パワー素子12に対して、第1冷媒通路110の横方向(図7の左右方向)に所定の間隔を空けて配置されている。第2ダイオード24,26は、第1ダイオード22と同様に、それぞれ第1パワー素子14,16に対して、第1冷媒通路110の横方向に所定の間隔を空けて配置されている。
図8は、図6に示す基板162よりも上側の部分を基板162側から見た平面図である。図8に示すように、第2冷媒通路150の外壁150bには、第2パワー素子32,34,36と第2ダイオード42,44,46が配置されている。第2パワー素子32,34,36のそれぞれは、図6に示す状態で、第1パワー素子12,14,16のそれぞれと対向する位置に配置されている。第2ダイオード42,44,46のそれぞれは、図6に示す状態で、第1ダイオード22,24,26のそれぞれと対向する位置に配置されている。
図9は、図6のIX−IX断面図である。図9に示すように、第1パワー素子12,14,16は、第1冷媒通路110の外壁110bの上面に固定されている。第1パワー素子12は、コレクタ電極12aと外壁110bが半田12bで接着されることによって第1冷媒通路110に固定されている。第1パワー素子14は、コレクタ電極14aと外壁110bが半田14bで接着されることによって第1冷媒通路110に固定されている。第1パワー素子16は、コレクタ電極16aと外壁110bが半田16bで接着されることによって第1冷媒通路110に固定されている。コレクタ電極12a,14a,16aのそれぞれは、半田12b,14b,16bのそれぞれを介して第1冷媒通路110と電気的に接続されている。第1パワー素子12のエミッタ電極(図示省略)は、基板162に配設された電気配線(図示省略)と電気的に接続されている。基板162の電気配線は、モータ側配線7aと電気的に接続されている。第1パワー素子14のエミッタ電極(図示省略)は、基板164に配設された電気配線(図示省略)と電気的に接続されている。基板164の電気配線は、モータ側配線7bと電気的に接続されている。第1パワー素子16のエミッタ電極(図示省略)は、基板166に配設された電気配線(図示省略)と電気的に接続されている。基板166の電気配線は、モータ側配線7cと電気的に接続されている。
第2パワー素子32,34,36は、第2冷媒通路150の外壁150bの下面に固定されている。第2パワー素子32は、コレクタ電極32aと外壁150bが半田32bで接着されることによって第2冷媒通路150に固定されている。第2パワー素子34は、コレクタ電極34aと外壁150bが半田34bで接着されることによって第2冷媒通路150に固定されている。第2パワー素子36は、コレクタ電極36aと外壁150bが半田36bで接着されることによって第2冷媒通路150に固定されている。コレクタ電極32a,34a,36aのそれぞれは、半田32b,34b,36bのそれぞれを介して第2冷媒通路150と電気的に接続されている。第2パワー素子32のエミッタ電極(図示省略)は、基板162に配設された電気配線(図示省略)と電気的に接続されている。基板162の電気配線は、モータ側配線7aと電気的に接続されている。第2パワー素子32は、基板162を介して第1パワー素子12と直列に接続されている。第2パワー素子34のエミッタ電極(図示省略)は、基板164に配設された電気配線(図示省略)と電気的に接続されている。基板164の電気配線は、モータ側配線7bと電気的に接続されている。第2パワー素子34は、基板164を介して第1パワー素子14と直列に接続されている。第2パワー素子36のエミッタ電極(図示省略)は、基板166に配設された電気配線(図示省略)と電気的に接続されている。基板166の電気配線は、モータ側配線7cと電気的に接続されている。第2パワー素子36は、基板166を介して第1パワー素子16に直列に接続されている。
第1冷媒通路110は、アルミニウム等の導電性材料で形成されている。第1冷媒通路110の内部には、冷媒114が通過している。インバータ装置100が自動車に搭載される場合、冷媒114は、エンジン(図示省略)を冷却する冷却水でもある。この場合、第1冷媒通路110は冷媒通路(図示省略)を介してラジエータの配管(図示省略)に接続される。第1冷媒通路110の内壁110aには、フィン116が複数配置されている。内壁110aの全面とフィン116の表面には、絶縁膜112が被膜されている。絶縁膜112は、DLCであり、電気的には第1冷媒通路110と冷媒114を絶縁し、熱的には第1冷媒通路110と冷媒114の間の熱交換を促進する。第1冷媒通路110は、正極側配線3と電気的に接続されて用いられる。
第2冷媒通路150は、アルミニウム等の導電性材料で形成されている。第2冷媒通路150の内部には、冷媒114が通過している。すなわち、第2冷媒通路150の内部を通過する冷媒114は、第1冷媒通路110を通過する冷媒114と共通である。第2冷媒通路150の内壁150aには、フィン156が複数配置されている。内壁150aの全面とフィン156の表面には、絶縁膜152が被膜されている。絶縁膜152は、DLCであり、電気的には第2冷媒通路150と冷媒114を絶縁し、熱的には第2冷媒通路150と冷媒114の間の熱交換を促進する。第2冷媒通路150は、正極側配線5と電気的に接続されて用いられる。
第2冷媒通路150は、アルミニウム等の導電性材料で形成されている。第2冷媒通路150の内部には、冷媒114が通過している。すなわち、第2冷媒通路150の内部を通過する冷媒114は、第1冷媒通路110を通過する冷媒114と共通である。第2冷媒通路150の内壁150aには、フィン156が複数配置されている。内壁150aの全面とフィン156の表面には、絶縁膜152が被膜されている。絶縁膜152は、DLCであり、電気的には第2冷媒通路150と冷媒114を絶縁し、熱的には第2冷媒通路150と冷媒114の間の熱交換を促進する。第2冷媒通路150は、正極側配線5と電気的に接続されて用いられる。
図6に示すように、第1ダイオード22は、第1ダイオード22の第1冷媒通路110側の面と外壁110bが半田22aによって接着されて第1冷媒通路110に固定されている。第1ダイオード22の第1冷媒通路110と反対側の面は、基板162と電気的に接続されている。第1ダイオード24は、第1ダイオード22と同様に、一方の面が半田によって第1冷媒通路110に固定され、他方の面が基板164と電気的に接続されている。また、第1ダイオード26も第1ダイオード22と同様に、一方の面が半田によって第1冷媒通路110に固定され、他方の面が基板166と電気的に接続されている。第1ダイオード22,24,26は、半田を介して第1冷媒通路110と電気的に接続されている。第1ダイオード22は第1パワー素子12と、第1ダイオード24は第1パワー素子14と、第1ダイオード26は第1パワー素子16と、それぞれ並列に接続されている。
また、第2ダイオード42は、第2ダイオード42の第2冷媒通路150側の面と第2冷媒通路150の外壁150bが半田42aによって接着されて第2冷媒通路150に固定されている。第2ダイオード42の第2冷媒通路150と反対側の面は、基板162に電気的に接続されている。第2ダイオード44,46は、第2ダイオード42と同様に、一方の面が半田によって第2冷媒通路150に固定され、他方の面が基板164、166と電気的に接続されている。第2ダイオード42,44,46は、半田を介して第2冷媒通路150と電気的に接続されている。第2ダイオード42は第2パワー素子32と、第2ダイオード44は第2パワー素子34と、第2ダイオード46は第2パワー素子36と、それぞれ並列に接続されている。
インバータ装置100では、第2冷媒通路150は、第2パワー素子32,34,36とバッテリ1の負極を電気的に接続している。インバータ装置100は、第2パワー素子32,34,36のそれぞれをバッテリ1と電気的に接続させるための電極が不要となる。また、第2パワー素子32,34,36は、第2冷媒通路150に半田のみを介して固定されている。インバータ装置100では、第2パワー素子32,34,36を効率よく冷却することができる。これらにより、インバータ装置100の構造が複雑になることを抑えつつ、第2パワー素子32,34,36の冷却性能を高くすることができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は、複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は、複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1:バッテリ
3:正極側配線
5:負極側配線
7a,7b,7c:モータ側配線
9:3相モータ
10,100:インバータ装置
12,14,16:第1パワー素子
22,24,26:第1ダイオード
32,34,36:第2パワー素子
42,44,46:第2ダイオード
50:冷媒通路
60:導電板
62,64,66:基板
110:第1冷媒通路
150:第2冷媒通路
162,164,166:基板
3:正極側配線
5:負極側配線
7a,7b,7c:モータ側配線
9:3相モータ
10,100:インバータ装置
12,14,16:第1パワー素子
22,24,26:第1ダイオード
32,34,36:第2パワー素子
42,44,46:第2ダイオード
50:冷媒通路
60:導電板
62,64,66:基板
110:第1冷媒通路
150:第2冷媒通路
162,164,166:基板
Claims (3)
- 直流電源に対して並列に接続される複数個のパワー素子と、それら複数個のパワー素子を冷却する機構を備えているインバータ装置であり、
導電性材料で形成されており、直流電源の正極と負極のうちの一方の極に電気的に接続されるとともに、内部を冷媒が通過する冷媒通路と、
冷媒通路の内壁を覆っている絶縁部材を備えており、
各々のパワー素子の一面に直流電源の前記一方の極に電気的に接続される電極が形成されており、
前記複数個のパワー素子の前記電極が導通性材料で前記冷媒通路の外壁に固定されていることを特徴とするインバータ装置。 - 直流電源の正極と負極のうちの他方の極に対して並列に接続される複数個の第2パワー素子と、
前記冷媒通路の外壁に絶縁性材料で固定されているとともに、直流電源の前記他方の極に電気的に接続される一つの導電部材を備えており、
各々の第2パワー素子は対応する各々の前記パワー素子に直列に接続されており、
各々の第2パワー素子の一面に直流電源の前記他方の極に電気的に接続される電極が形成されており、
前記複数個の第2パワー素子の前記電極が導通性材料で前記導電部材に固定されていることを特徴とする請求項1のインバータ装置。 - 直流電源の正極と負極のうちの他方の極に対して並列に接続される複数個の第2パワー素子と、
導電性材料で形成されており、直流電源の正極と負極のうちの他方の極に電気的に接続されるとともに、内部を冷媒が通過する第2冷媒通路と、
第2冷媒通路の内壁を覆っている第2絶縁部材を備えており、
各々の第2パワー素子は対応する各々の前記パワー素子に直列に接続されており、
各々の第2パワー素子の一面に直流電源の前記他方の極に電気的に接続される電極が形成されており、
前記複数個の第2パワー素子の前記電極が導通性材料で第2冷媒通路の外壁に固定されていることを特徴とする請求項1のインバータ装置。
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2007
- 2007-06-05 JP JP2007149463A patent/JP2008306793A/ja active Pending
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