JP2008305800A - ワイヤレス遠隔制御及びプログラマビリティを備えた照明制御 - Google Patents

ワイヤレス遠隔制御及びプログラマビリティを備えた照明制御 Download PDF

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Abstract

【課題】1以上の電気装置の、特殊機能を含む、状態及び電力レベルを制御及びプログラミングするための遠隔制御可能且つプログラミング可能な電力制御ユニットを提供する。
【解決手段】システムは、ユーザが作動可能な遠隔送信機ユニットと、この遠隔送信機ユニットからの制御信号を受信するように構成されたユーザが作動可能な電力制御ユニットと、を有する。遠隔送信機ユニット及び電力制御ユニットの両方とも、最低電力レベルと最大電力レベルとの間の所望の電力レベルを選択するための電力選択アクチュエータと、1以上の電力シーンのプログラムされた電力レベル及び特殊機能を表わす制御信号を発生するための制御スイッチと、を有する。ユーザからの直接的な又は遠隔的な入力に応答して、1以上の電力シーンの1以上の電気装置を、オン状態とオフ状態との間で、所望のプログラムされたプリセットへと、又は最大電力レベルへと制御することができる。
【選択図】図1

Description

発明の分野
本発明は、1以上の照明シーンをつくるため1以上の領域における1以上の電気装置の状態及び電力レベルを制御し、プログラミングする、ワイヤレス制御可能でプログラミング可能な電力制御装置に関する。
発明の背景
スイッチ及び調光器を有する照明制御装置は、特定の部屋の光度(光強度)レベルを正確に制御することが特に望ましい場合、益々一般化してきている。最も簡単なタイプの調光制御照明装置において、トライアック等のソリッドステート電力制御装置の切り替えを制御する可変抵抗器の設定を制御する調光スイッチアクチュエータは、手で操作される。ソリッドステート電力制御装置の切り替えは、調光される電灯への電圧入力を変化させる。調光スイッチを組み込んだこのタイプの装置は、製造が簡単容易であるが、特徴及び柔軟性を追加することに制限がある。この装置に欠ける特徴は、後の光度レベルに調整した後、前の光度レベル又はプリセット(予め設定された)光度レベルに戻る能力である。通常、調光スイッチに基づく装置は、前の光度設定を記憶又は再び呼び戻す能力がない。その結果、プリセット光度レベルは、調光器の可変抵抗器を操作する際の試行錯誤によってのみ再び確立することができる。
他の照明制御装置は、前述した手動により操作する可変抵抗器制御調光スイッチと関連するいくつかの制限を解決するタッチ(接触型)アクチュエータ操作照明制御装置を有する。タッチアクチュエータ操作制御装置の一例では、電灯は延長されたタッチ入力に応答して薄暗い状態から明るい状態までの光度範囲のサイクルを繰り返される。所望の光度に達したとき、タッチ入力が停止され、サイクルが停止し、光度レベルがこのような装置によって通常与えられるメモリ機能に設定され(予め選択され)格納される。通常、次の短いタッチ入力は電灯を消し、更に短いタッチの入力は、メモリに格納された設定光度レベルで電灯を点灯する。このタイプの装置が、手動によって操作する調光スイッチに関する改良であるが、異なる光度レベルに到達するために光度レベルのサイクルをめぐることをユーザに要求する。更に、このタイプの装置は、光度レベルが変化したとき、設定された光度レベルまたはプリセット光度レベルに戻る能力が欠けている。ユーザは、所望の光度レベルを見いだすまで再びサイクルを通り抜けなければならない。更に、このタイプの装置は、1つの光度レベルから他の光度レベルまで次第にフェードするような、ある美的な効果を実行する能力がない。
米国特許第4,649,323号は、フェード効果を提供するマイクロコンピュータ制御照明装置を開示している。この特許に開示された制御は、入力をマイクロコンピュータに送る一対の非ラッチングスイッチによって操作する。マイクロコンピュータは、スイッチが軽くたたかれたか(タップされたか)或いは保持されたか(すなわち、スイッチが一時的な期間にわたってタッチされたか又はより長い期間にわたってタッチされたか)を決定するようにプログラムされている。スイッチが保持されたとき、光度は減少するか増大し、スイッチの解放によって光度設定をメモリに入力する。制御が静止光度レベルで動作する場合、スイッチをタップすることにより、光度レベルは、プリセットレベル、オフ、完全なオン(フルオン)、または中間レベルまでフェードさせられる。光度レベルがフェードしている間のタップは、フェードを終結させ、どのスイッチがタップされるかによって光度レベルを早急かつ突然にフルオンか又は完全なオフ(フルオフ)にシフトさせる。しかしながら、このタイプの制御は、それら自身欠点がないわけではない。例えば、ユーザによる1回のタップは、ユーザがスイッチにタップを適用する時の制御の状態により全く異なる2つの方法(フェードの始まりまたはフェードの終わり)のいずれかと解釈される。これはユーザを混乱させ得る。ユーザはフェードを開始しようとするときにフェードを誤って終了させることがあり、またその逆もあり得る。更に、フェードを進行させながら、同じスイッチの次のタップによってフェードを逆転することができない。その代わり、制御が一方向にフェードする間、タップは、フェードの方向を逆転しないが、制御をフルオン又はフルオフにジャンプさせる。低い光度レベルからフルオンまで、または、高い光度から全く光がない状態(フルオフ)までの突然のシフトは、ユーザ及びその区域にいる他の者にとってまったく驚きのものとなり得る(そして、ユーザ及び他の者が突然暗闇に放り込まれたとしたら危険でさえある)。
また特許4,649,323号に開示された制御は、他の従来の制御設計がそうであるように長期にわたるオフへのフェードが欠けている。多くの場合、ユーザは光を次第にフェードアウトすることができることが望ましい。例えば、ユーザは、就寝する前に寝室の照明を消そうとするが、照明が完全に消える前に制御場所からベッドまで通路を安全にするのに十分な光を持ちたいと思う。また、大きな建物の夜間従業員が出口から離れた場所にある中央の場所から周囲の光を消す必要があり、又出口に安全に歩くためにあるレベルの照明を必要とする場合がある。これらの特徴は、従来の制御によっては不可能であり、これは、すぐに暗くなるかまたは夜間を通して一定のレベルの光度をユーザに提供するものであるが、そのいずれもが承諾しがたい。
共通に譲渡された米国特許第4,575,660号,第4,924,151号,第5,191,265号,第5,248,919号、第5,430,356号及び第5,463,286号は、種々の照明制御装置を開示しており、この照明制御装置において、電灯または一群の電灯は、1以上の領域において、いくつかの異なる照明シーンをつくるために明るさが変化させられる。各照明グループを構成する電灯の明るさのレベルは、LEDの数、直線的に配列された発光ダイオード、または直線的なトラックの電位差計スライダの位置のいずれかによってユーザに表示される。
米国特許第5,191,265号及び第5,463,286号は、1以上の領域において一群の照明を制御するために壁取付型のプログラマブルモジュラー制御装置を開示している。これらの装置において、照明はマスター制御壁モジュール、遠隔壁ユニット、及び遠隔ハンド保持制御ユニットによって制御される。ハンド保持ユニットは従来の赤外線(IR)通信技術によってマスタ制御モジュールと通信する。
特許第5,248,919号の照明制御装置は、1以上の照明の状態及び光度レベルを有効かつ安全に制御するために必要な照明制御の特徴全体を有する。しかしながら、この装置は、ワイヤレス遠隔制御性、プログラマビリティ、プリセット機能及び遅延オフを固定(ロック)及び解除(ロック解除)する等の多くの所望の機能が欠如している。多くの場合、ユーザにとって、予め選択された光度レベルまたは状態に1以上の電灯をフェードすることができるか、または種々の遅延時間の後にオフにフェードすることができることが望ましい。1以上の照明シーンに関連する1以上の電灯のプリセット光度を遠隔的に制御し、プログラムすることができることが更に有利で望ましい。
“オンセット調光OS600”として従来公知の他の照明装置は、Lightolier Controls社によって製造されている。ユーザが、他の機能も実行するアクチュエータによって、格納されたプリセット光度レベルを選択的にロック及びロック解除することができる本発明と異なり、従来技術のLightolier Controls社の装置は、格納されたときのプリセット光度をロック解除することはできない。換言すれば、Lightolier Controls社の装置は異なるプリセット光度レベルをそのメモリにロックすることだけができる。更に、本発明と異なり、Lightolier Controls社の装置は、プリセット光度レベルにロックするために専用のアクチュエータを備えた分離した専用のスイッチを使用する。
従来の制御装置の欠点を回避しながら、従来の制御装置では不可能な利点を提供する改良された照明制御装置のニーズがある。本発明はこのニーズを満たすものである。
発明の概要
本発明は、1以上の電気装置の状態及び電力レベルを制御及びプログラミングする少なくとも一個の電力制御ユニットを有する、ワイヤレス遠隔制御可能なプログラマブル電力制御ユニットと受信機の装置に関する。電気装置が光源であるとき、1以上の電力制御ユニットは、1以上の照明シーンをつくる1以上の領域の1以上の光源の光度を制御する。この装置は、ユーザが作動可能なワイヤレス遠隔ハンドヘルド型の送信機ユニットと、遠隔送信機ユニットからの制御信号を受信するようになっている少なくとも一個の電力制御及び受信機ユニットとを含む。電力制御ユニットの受信機は広角赤外線(IR)レンズを含み、この広角赤外線レンズは水平平面において広い視野を有するが、垂直平面においては視野が制限される。
本発明の1つの実施態様は、基本的なユーザが作動可能なワイヤレス遠隔制御ユニットを含む。基本的なワイヤレス遠隔制御ユニットは上昇/下降タイプの強度制御及び単一のオン/オフ制御装置を有する。基本的なワイヤレス遠隔制御ユニットは1以上の受信機ユニットに制御信号を送り、この受信機ユニットは1以上の領域において1以上の光源を制御する。各受信機ユニットは1以上の光源を制御する領域を定める。基本的なワイヤレス遠隔制御ユニットは、1以上の受信機ユニットを1つのグループとして制御することができる。これは、基本的な遠隔ユニットが同時に接続された電灯を制御するようすべての受信機ユニットに命令することを意味する。基本的なワイヤレス遠隔制御ユニットの独特の特徴は、受信機ユニットの模擬制御である。従って、基本的なワイヤレス遠隔制御装置上での制御操作は、受信機ユニット上での対応する制御操作と同様の効果を有する。
本発明の他の実施態様は、1以上のシーン選択スイッチを有する改良されたワイヤレス遠隔制御ユニットを有する。基本的なワイヤレス遠隔制御ユニットの特徴を有することに加えて、改良された遠隔制御ユニットは、シーン制御信号を1以上の受信機ユニットに送り、それらを1つのグループとして制御することができる。更に、改良されたワイヤレス遠隔制御ユニットは、各照明シーンに関連する照明レベルをプログラムすることができ、その結果、所望のプリセット光度レベルが確立され、受信機ユニット内のメモリに格納され得る。
本発明の他の実施態様は、アドレス選択スイッチに加えて前の実施態様のすべての特徴を有する第2の基本的なワイヤレス遠隔制御ユニット、又は第2の改良されたワイヤレス遠隔制御ユニットを含む。アドレス選択スイッチは、個々にまたは1つのグループとして選択されたアドレスが割り当てられた1以上の受信機ユニットのアドレスを指定し、そのユニットに制御信号を送るのに使用される。受信機ユニットを制御することに加えて、受信機ユニットのアドレスが指定されると、アドレスを個々の受信機ユニットに割り当てるために第2の改良された遠隔制御ユニットを使用することができる。
本発明のすべての実施態様において、プログラムモードは受信機ユニットに内蔵され、これは改良されたワイヤレス遠隔制御ユニットによって遠隔的にプログラムすることができる。プログラムモードにおいて、ユーザは、受信機ユニットによって制御される光について1以上の所望のプリセット光度レベルを選択し格納することができる。
本発明のすべての実施態様において、プリセット光度レベルは、オン/オフスイッチの3回の作動(アクチュエーション)によって、受信機ユニットに格納することができる(プリセットのロック)。プリセットレベルが格納されロックされると、受信機ユニットは、直接または遠隔的に命令が与えられたときに、ロックされたプリセットレベルにいつでも戻る。また、格納されたプリセットレベルはオン/オフスイッチの4回の作動によって消去することができる(プリセットのロック解除)。格納されたプリセットレベルがオフ命令の前にロックされない場合、受信機ユニットは、受信機ユニットが再びオンされると、それが最後のオフ命令の直前に設定された光度レベルに戻る。
本発明の好ましい実施態様において、基本的なワイヤレス遠隔制御ユニット及び改良されたワイヤレス遠隔制御ユニットは、制御信号を受信機ユニットに送信する手段として従来の赤外線(IR)信号エンコーディング(符号化)を使用する。エンコードされた制御信号は、シーン選択、光度の増大、光度の減少、照明のオン、照明のオフ、照明の最大化、遅延後の照明のオフ、プログラムモードへ入る、プリセットレベルの設定、アドレスの設定のような事項を命令するためのものである。しかしながら、他のエンコードされた信号を使用することができることも理解できるであろう。更に、高周波(RF)及び光波信号等の、その他の送受信手段を使用することができる。
本発明の好ましい実施態様において、ワイヤレス遠隔制御ユニット及び受信機ユニットは、少なくとも一個のシーン制御またはオン/オフ制御、及び少なくとも一個の上昇/下降強度制御を有する。強度制御は、最小限の強度レベルと最大限の強度レベルとの間で所望の強度レベルをユーザが選択できるようにする。シーン制御は、照明シーンを画定する1以上の領域において1以上の光源についてプリセット光度レベルをユーザが選択できるようにする。オン/オフ制御は、ユーザが光度をフェードオンまたはフェードオフすることができるようにする。
更に、オン/オフ制御はユーザが追加の特徴を始動できるようにする。これらの追加的な特徴は、オフに可変遅延、及びフル(完全)にフェードを含むが、これらには制限されず、これは後で詳細に説明する。
“オフにフェード”応答は、1回の作動例えばスイッチを1回開放又は閉鎖するのに十分な圧力を一時的に加えることによって行われ、これにより、任意の光度レベルからオフ状態に第1のフェード速度で少なくとも一個の受信機ユニットに関連するすべての照明をフェードさせる。
“プリセットにフェード”応答は、1回の作動によって行われ、これにより、オフ状態または任意の光度レベルから予めプログラムされたプリセット光度レベルまで第1のフェード速度で照明をフェードさせる。
“オフに遅延”応答は、1回の押圧及び保持作動、すなわち、スイッチを開放又は閉鎖するために十分な圧力を一時的に加えるのよりも長い作動によって行われ、これにより、可変遅延の後、任意の光度レベルからオフ状態に第1のフェード速度で照明をフェードさせる。可変遅延はユーザの入力の関数であり、(保持時間−0.5)×20秒に等しい。
“フルにフェード”は、2回の作動、すなわち、すばやく連続して加えられる、スイッチを開放又は閉鎖するために十分な一時的な圧力を2回加えることによって行われ、これにより、オフ状態または任意の光度レベルから最大限の光度レベルまで第2のフェード速度で照明をフェードさせる。
本発明の1つの実施態様において、光度選択アクチュエータは第1、第2及び第3の位置の間で作動可能なロッカースイッチを有する。第1の位置は光度レベルの増大に対応し、第2の位置は光度レベルの減少に対応する。第3の位置はニュートラル位置である。
他の実施態様において、光度選択アクチュエータは各々が第1及び第2の位置の間で作動可能な第1及び第2のスイッチを有する。第1のスイッチの作動によって、所望の光度レベルの増大が生じ、第2のスイッチの作動によって特定のフェード速度で所望の光度レベルの減少が生じる。
受信機ユニットの好ましい実施態様において、最小限の光度レベルから最大限の光度レベルまでの範囲を表すようにある順番で複数の照明された強度指示装置が配置される。上記順番内での各指示装置の位置は、制御される光源の最小及び最大光度レベルに対する光度レベルを表す。この順番は必ずしも直線的である必要はないが、直線的であってもよい。また本発明は、照明がオンのときに、制御される照明のプリセット光度レベルを目に見えるように指示するための第1の照明レベルを有する第1の指示装置を有する。好ましい実施態様は、照明がオフされたときに、制御される照明のプリセット光度レベルを目に見えるように指示するための第2の照明レベルを有する第2の指示装置を有する。第2の照明レベルは、前記照明がオンのときの第1の照明レベルより低い。第2の照明レベルは、暗い環境で前記指示装置を目で容易に知覚するのに十分であることが好ましい。
本発明の他の実施態様において、制御装置は可変ソフトウエアを有するマイクロコントローラを含むことが好ましい。マイクロコントローラは遅延時間を表すデジタルデータをメモリに格納する手段を有することができる。またマイクロコントローラはプリセット強度レベルを表すデジタルデータをメモリに格納する手段を有することができる。更に、制御装置はメモリ内に格納されたフェード速度またはオフへの遅延を変更または変化させる手段を有することができる。またマイクロコントローラは、適当なフェード速度によって照明のフェードを開始する目的で、制御スイッチの作動の一時的な時間と一時的な期間以上の時間とを区別する手段を有する。
本発明の1つの実施態様において、すべてのフェード速度は等しい。他の実施態様において、各フェード速度は異なる。他の実施態様において、第2のフェード速度は第1のフェード速度より実質的に速い。
本発明の他の実施態様において、電力制御ユニットは、ワイヤレス赤外線送信機から送信された情報を含む赤外線信号を受信するための赤外線レンズを含む。
本発明の1つの態様において、レンズは平坦な赤外線受容面、赤外線出力面、及びその間の平坦な赤外線透過(伝達)体部を含む。レンズの出力面は赤外線検出器の入力面に対応する形状を有する。レンズの平坦な透過体部は楕円に実質的に対応する外部側面を有する。この側面は長手方向の軸線の両側に配置され、長手方向の軸線はレンズによって定まる。楕円形の側面はレンズの入力面に入る赤外線を反射する形状である。光は側面から反射し、出力面へと透過体部を介して通過する。出力面は赤外線を赤外線検出器の入力面に向ける。赤外線検出器は実質的にレンズ出力面の後ろに配置されている。
本発明の他の態様において、赤外線レンズは、レンズの出力面が赤外線検出器の入力面に隣接するように可動部材に配置されている。この赤外線検出器はレンズの背後の固定位置に配置されている。可動部材及びレンズは赤外線検出器及びその入力面の固定位置に向かう方向またはそこから離れる方向に移動する。
本発明を説明する目的で、現在好ましい図面の形態を示したが、本発明は正確な構成及び図示した手段には制限されない。
詳細な説明
同様の要素には同様の符号を付して図面を参照する。図1を参照すると、少なくとも一個の電気装置(図示せず)へ送られる電力を制御する、本発明による電力制御装置を具体化する電力制御及び赤外線受信制御ユニット10が示されている。制御ユニット10はカバープレート11と、複数の制御アクチュエータとを有する。この複数の制御アクチュエータは、ユーザが作動可能な電力レベル選択アクチュエータ12と、以下トグルスイッチアクチュエータ13と称するユーザが作動可能な制御スイッチアクチュエータ13と、エアギャップスイッチアクチュエータ18とを有する。このエアギャップスイッチアクチュエータ18は制御ユニット10への電力を除去するためにエアギャップスイッチ(図示せず)を制御する。更に制御ユニット10は、直線状に配列された複数の個々のLED14の形の電力レベル指示装置を有する。
更に、制御ユニット10はトグルスイッチアクチュエータ13の開口部15に設けた赤外線(IR)を受けるレンズ70を有する。レンズ70は後述する多数のワイヤレス送信機ユニット20、30、40、50のいずれかによって送信されるIR制御信号を捕捉する。赤外線受容レンズ70の構造については後でより詳細に説明する。
本発明の1つの態様において、電力制御信号は、図2、3、4、5にそれぞれ示されるような、ユーザが作動可能なワイヤレスハンドヘルド型の基本的な遠隔制御装置20、又はユーザ作動可能なワイヤレスハンドヘルド型の改良された遠隔制御装置30、40、50によって、制御ユニット10に送信される。
本発明の他の態様において、制御ユニット10は1以上の電気装置を制御するための図10に示すような電力制御及び赤外線受信回路100を具現化する。制御ユニット10は少なくとも一個の電気装置に送られる電力を制御するように設計されている。
好ましくは、制御ユニット10によって制御される電気装置は、図10に示すような電気ランプ、即ち、電灯114である。この制御ユニット10は、位相制御トライアック回路または他の回路を使用することによって公知の方法で電気ランプ、即ち、電灯114へ送られる電力を制御し、従って該電灯114の光度を制御する。
しかしながら、電気装置はファン、モータ、リレー等であってもよい。更に制御される電灯114のタイプは、白熱灯には制限されず、低電圧白熱灯、蛍光灯または他のタイプの電灯であってもよい。
以下に示す好ましい実施例は、電気装置が単数又は複数の電灯114であり、制御ユニット10がこれらの電灯の強度(光度)を制御する内容で説明する。
電気装置が少なくとも一個の電灯を含むとき、少なくとも一個の電灯が照明領域(以下“領域”)を定める。複数の制御ユニット10を組み込むことによって、複数の領域をつくり制御することができる。この領域は、電力レベルを制御することによって、従って1以上の領域に関連する電灯の光度を制御することによって、照明シーン(以下“シーン”)を作るのに用いられ、これにより複数のシーンを作る。したがって、複数のシーンは、1以上の電力制御ユニット10によってつくることができ、制御ユニットまたは遠隔送信機20、30、40、50によって制御することができる。
以下、この明細書で使用する“作動”または“作動する”は、1以上の極性を有するスイッチを開けること、閉じること、または特定の時間閉止したまま維持することのいずれかを意味する。本発明の好ましい実施例において、スイッチは瞬間接触型スイッチであり、スイッチを開放又は閉鎖するのに十分な圧力をスイッチアクチュエータにかけることによって作動が行われる。しかしながら、他のタイプのスイッチも使用することができる。
電力制御及び受信機ユニット
図1を参照すると、電力レベル選択アクチュエータ12は、制御ユニット10によって制御される1以上の電灯の光度の所望のレベルを設定するためにユーザによって作動される。更に選択アクチュエータ12は、上方電力レベル選択部分12aと下方電力レベル選択部分12bとを有し、それぞれ図10に示す電力レベル選択スイッチ62a、62bを制御する。
上方電力レベル選択部分12aは、作動されると、制御ユニット10により制御される電灯の光度の増大、すなわち、“上昇”が生じさせる。逆に、下方電力レベル選択部分12bは、制御ユニット10がオン状態で作動されると、制御ユニット10によって制御される電灯の光度の減少、すなわち、“下降”を起こす。更に、下方電力レベル選択部分12bは、制御ユニット10がオフ状態であるとき作動されると、オフまでの遅延時間を設定し、格納するのに使用され得る。下方電力レベル選択部分12bの作動が長くなればなる程、設定及び格納される遅延時間も長くなる。
ユーザが作動可能な制御スイッチアクチュエータ13の作動により、制御ユニット10を種々の方法で応答させることができる。その応答方法は、制御スイッチ63を作動させる制御スイッチアクチュエータ13の作動の正確な性質に依存する。すなわち、一時的な時間で作動させるか、一時的な時間より長い時間で作動させるか、または迅速に連続したいくつかの一時的な時間で作動させるかに依存し、また制御スイッチアクチュエータ13の作動前の制御ユニット10の状態にも依存する。
本発明において、作動とは、作動時間が0.5秒未満である場合に一時的な時間を有することである。迅速に連続したアクチュエータの2回の連続作動(ダブルタップ)とは、互いに0.5秒内にある2つの一時的な作動を言う。迅速に連続したアクチュエータの3回の連続作動(トリプルタップ)とは、全部が1.0秒内にある3回の一時的な作動を言う。迅速に連続したアクチュエータの4回の連続作動(クアッドタップ)とは、すべてが1.5秒内にある4つの一時的な作動を言う。
これらの時間は、今のところ2回、3回または4回のタップ作動が生じたかどうかを決定するために好ましいが、本発明を逸脱することなく、任意の短時間を使用することができる。例えば、本発明の他の実施例において、ダブルタップ、トリプルタップまたはクアッドタップが生じたかどうかを決定するために1.5秒の時間を使用することができ、これにより、本発明の他の実施例において、2つの連続した一時的な期間の作動が1.5秒内に生じた場合に、ダブルタップと認められるようにすることができる。一時的な時間を有する複数の連続作動を探す時間は短時間と考慮される。
0.5秒以上のアクチュエータの作動を有することが可能であり、これは、性質において延長されるものと考えられ、延長された期間を有する。
制御スイッチアクチュエータ13の作動に対する応答は、光度をゼロからプリセットレベルに増大させること(“プリセットにフェード”)、光度を最大限にまで増大させること(“フルにフェード”)、光度ゼロまで低減させること(“オフにフェード”)、遅延後に光度をゼロに減少させること(“オフに遅延する”)、メモリ内にプリセット光度レベルを格納すること(“ロックされたプリセット”)、及びメモリからプリセット光度レベルを除去すること(“ロックされたプリセットの中断”)である。これらの特徴は、制御ユニット10に関連し、図10に示すブロック図の100に示され、図13ないし図20に示されるフローチャートに詳細に説明される回路装置によって実行される。
“プリセットにフェード”応答は、制御ユニット10がオフ状態のとき、ユーザが作動可能な制御スイッチアクチュエータ13の一時的な期間の1回の作動によって行われ、それによって、電灯114の光度をゼロからプリセット光度レベルに第1のフェード速度で増大させる。これは、後で更に詳細に説明するように、ロックされたプリセットレベルか、又は制御ユニット10が最後にオン状態であったときに電灯が照明されていたレベルであってよい。
“フルにフェード”応答は、2回の作動、すなわち、ユーザが作動可能な制御スイッチアクチュエータ13の迅速に連続した2回の一時的な期間の作動(ダブルタップ)によって行われ、それによって、電灯114の光度を第2のフェード速度でオフ状態または任意の光度レベルから最大限の光度レベルまで増大させる。
“オフにフェード”応答は、ユーザが作動可能な制御スイッチアクチュエータ13の一時的な期間の1回の作動によって行われ、それによって、第3のフェード速度で任意の光度レベルからオフ状態に、制御ユニット10に関連した電灯114の光度を減少させる。
“オフに遅延”応答は、“延長作動”、すなわち、ユーザが作動可能な制御スイッチアクチュエータ13の一時的な作動以上の作動によって実行され、それによって、電灯114の光度を遅延時間後に任意の光度レベルからオフ状態に第3のフェード速度で減少させる。遅延時間の期間、すなわち、遅延時間が始めから最後までどれくらいつづくかは、制御スイッチアクチュエータ13が作動される時間の長さに依存する。好ましい実施例において、遅延時間は制御スイッチアクチュエータ13が作動される時間の長さに正比例する。
0.5秒未満の作動が一時的なまたは短い時間であると考慮される。0.5秒以上の作動は、制御スイッチアクチュエータ13が作動される追加の0.5秒ごとに10秒の遅延時間の増大を生じさせる。従って、制御スイッチアクチュエータ13が2秒にわたって保持される場合、遅延時間は30秒である。
可変のオフにフェードは、制御スイッチアクチュエータ13の“延長作動”によって行われ、電灯114の光度を可変のフェード速度で任意の光度からオフに減少させる。可変フェード速度は作動の期間に依存する。ユニットが制御スイッチアクチュエータ13の延長作動での可変遅延または可変のオフにフェードを有するかどうかは、図10に示すマイクロプロセッサ108のプログラミングに依存する。
“ロックされたプリセット”応答は、トリプル作動、すなわち、ユーザが作動可能な制御スイッチアクチュエータ13の迅速に連続した一時的な時間の3回の作動(トリプルタップ)によって行われる。電灯114の光度は変化しないが、光度レベルはロックされたプリセットレベルとしてメモリに格納され、電灯の光度レベルへのその後の変化はロックされたプリセットレベルには影響しない。
“ロックされたプリセットの中断”応答は、クアッド作動、すなわち、ユーザが作動可能な制御スイッチアクチュエータ13の迅速に連続した一時的な期間の4回の作動(4つのタップ)によって行われる。電灯114の光度は変化しないが、ロックされたプリセットレベルとしてメモリに格納されていた光度レベルは消去される。
ロックされたプリセットレベルがメモリ内に格納され、制御ユニット10がオフ状態にある場合、“プリセットにフェード”応答は、電灯114の光度をロックされたプリセットレベルまで増大させる。ロックされたプリセットレベルがメモリ内に格納されず、制御ユニット10がオフ状態にある場合、“プリセットにフェード”応答は、電灯114の光度を、制御ユニット10が最後にON状態であったときに電灯114が照明していたレベルまで増大する。
制御スイッチアクチュエータ13の複数回の作動に関連して、ロックされたプリセットレベルを格納または消去する方法を説明したが、これは、ロックされたプリセットレベルを格納するためのスイッチとロックされたプリセットレベルを消去するためのスイッチとの2個の追加の個別のスイッチを用いることによっても達成でき、またその連続的な作動がロックされたプリセット電力レベルを交互に格納及び消去する一個の追加のスイッチを使用することによっても達成することができる。
上述のように制御ユニット10がオフ状態にあるときに下方電力レベル選択部分12bを作動させることによって遅延時間が格納された場合、制御ユニット10がオン状態にあるときにユーザが作動可能な制御スイッチアクチュエータ13の一時的な期間の1回の作動によって行われる“オフにフェード”応答は、照明を格納された遅延時間はその現在の光度に維持し、その後照明を第3のフェード速度でオフ状態に減少させる。
図21は、制御ユニット10の20秒間オフに遅延のオフに遅延のプロフィールを示す。このプロフィールは、4つの異なる始めの光度レベルにおいて、現在の光度レベルから始まって電灯114の光度レベルがどのように変化するかを示す。この場合、電灯114は、電灯の光度がゼロへと減少する前に20秒間の遅延時間の間現在の光度レベルのままである。オフまでの遅延時間は可変であり、好ましい実施例は、10秒間の歩進で10ないし60秒の可変のオフまでの遅延時間の範囲を有する。これらの遅延時間は現在好ましいものであるが、オフまでの遅延時間及び遅延時間の終了時のオフまでの関連するフェード速度で本発明で使用できるものは唯一ではなく、本発明から離れることなく、所望の遅延、フェード速度またはその組み合わせを使用できる。
制御ユニット10は遅延時間の間現在の光度レベル600のままである。遅延時間の終了時、電灯114の光度はゼロへと減少する。ゼロに減少するためのフェード速度602は毎秒33%が適している。好ましくは、遅延時間及びフェード速度は、マイクロプロセッサ108にデジタルデータの形で格納され、メモリに格納されたオフへの遅延ルーチンによって必要とされたときに、メモリから呼び出されることができる。
図21に示す20秒遅延の場合のオフに遅延プロフィール及び他の可能なオフへの遅延時間の場合の同様なプロフィールは、制御ユニット10が、制御スイッチアクチュエータ13の延長作動に応答して“オフに遅延”を実行するか、または制御スイッチアクチュエータ13の一時的な作動に応答して前に格納された遅延時間によってオフに遅延するかに拘わらず使用される。
制御ユニット10及びカバープレート11は特定の形には制限されず、照明制御装置の設置に通常使用される従来の壁ボックスに取り付けられるタイプが好ましい。
選択アクチュエータ12及び制御スイッチアクチュエータ13は特定の形態には制限されず、ユーザによって作動させることができる任意の適当な設計であってよい。好ましくは、必ずしもそうでなくともよいが、アクチュエータ12は2つの分離した一時的接触プッシュスイッチ62a、62bを制御するが、例えば、本発明から離れることなく、ロッカースイッチを制御するようにすることもできる。アクチュエータ12の上方部分12aの作動は光度レベルを増大させ、すなわち、上昇させ、アクチュエータ12の下方部分12bの作動は光度レベルを減少させ、すなわち、降下させる。好ましくは、必ずしもそうでなくともよいが、アクチュエータ13は、プッシュボタン一時的接触タイプのスイッチ53を制御するが、スイッチ53は、本発明の範囲から逸脱せずに、他の適当なタイプであってもよい。
同様に、制御スイッチアクチュエータ13を作動させる効果は、特定の効果を有する制御スイッチの特定の作動シーケンスに関して上述したが、すなわち、“フルにフェード”応答は、2回のタップによって行われ、“ロックされたプリセット”は、3回のタップによって行われるものとして上述したが、特定の作動シーケンスと特定の効果との関係は、本発明の範囲から逸脱せずに変化させることができる。例えば、本発明の他の実施例は、“フルにフェード”を3回のタップによって行うことができる。
制御ユニット10は複数の光度レベルの指示装置14の形の光度レベルの指示を有する。この指示装置は、発光ダイオード(LED)などが好ましいが、必ずしもそれでなくともよい。光度レベル指示装置14は便宜上しばしばLEDと言及するが、かかる言及は発明の説明を容易にするためのものであり、特定の指示装置によって本発明を限定する意図はない。光度レベル指示装置14は、この実施例において、制御ユニット10によって制御される1以上の電灯の光度の範囲を表すように直線的な配列に配置される。光度の範囲は最小限の光度レベル(ゼロまたは“オフ”)から、最大限の光度レベル(“フルオン”)までである。制御される照明の光度は、電灯がオンのとき1つの光度レベル指示装置14の好ましくは100%出力で視覚表示される。
図1に示した好ましい実施例の光度レベル指示装置14は直線的な配列において垂直方向に配列された7つの指示装置を示している。配列の最上端の指示装置を照明することによって、最大限の光度レベルが指示される。中央の指示装置を照明することによって、光度レベルが範囲のほぼ中間点であることが示され、配列の最下端の指示装置を照明することによって、最小限の光度レベルが指示される。
任意の適宜な数の光度レベル指示装置14を使用することができる。配列の指示装置の数を増大することによって、更に細かい、範囲内の光度レベル間のグラデーションを達成することができる。更に、制御されている単数又は複数の電灯がオフである場合、光度レベル指示装置14の全ては、好ましくは、ユーザに都合のよいように、最大限の出力の0.5%の低レベル照明で常に照明することができる。電灯がオン状態に戻ったときの電灯の実際の光度レベルを示す指示装置は、最大限の出力の好ましくは2%の、わずかに高い照明レベルで照明される。これらの照明特性は、光度レベル指示装置14を暗い環境で更に容易に目で知覚することができるようにし、暗い部屋でスイッチを探す際にユーザを補助し、“夜間照明モ−ド”を構成する。本発明の重要な特徴は、部屋の照明を制御することに加えて、実際の光度レベルをユーザが一目で見ることができるようにレベル指示装置間に十分なコントラストを提供することである。
また光度レベル指示装置14は、制御ユニット10が制御スイッチアクチュエータ13及び選択スイッチアクチュエータ12の種々の作動にどのように応答するかに関して制御ユニット10のユーザにフィードバックするために使用される。
例えば、制御ユニット10がオフ状態であるとき、“プリセットにフェード”応答が制御スイッチアクチュエータ13の一時的な期間の1回の作動によって行われると、光度レベル指示装置14は“夜間照明モード”から変化し、最下方の指示装置を照明した後に、プリセット光度レベルの光度を指示する指示装置が照明されるまで、光度が増加するにつれて、連続的により上方の指示装置を次々に照明する。
更に、“フルにフェード”応答が、制御スイッチアクチュエータ13の2回のタップによって行われると、光度レベル指示装置は、それらの元の状態から変化し、光度がフルに増大するにつれて、配列内の最上端の指示装置が照明されるまで、連続的により上方の指示装置を次々に照明する。
更に、制御ユニット10がオン状態のとき、制御スイッチアクチュエータ13の一時的な期間の1回の作動により、“オフにフェード”応答が行われると、光度レベル指示装置14は、光度が最低レベルに減少するにつれて、それらの元の状態から変化し、連続的により下部の指示装置を次々に照明する。最後に、光度レベル指示装置14は、光度がゼロまで減少すると、“夜間照明モード”を指示する。
更に、“オフに遅延”応答が、制御ユニット10がオン状態にあるとき、制御スイッチアクチュエータ13の延長作動によって行われると、まず光度レベル指示装置14は選択された遅延時間の長さを指示する。制御スイッチアクチュエータ13が0.5秒の間閉止されて保持された後、最下端の指示装置が10秒の遅延が選択されたことを示すためにオンオフを繰り返し、更に0.5秒後に、次の最も上方の指示装置がオンオフを繰り返し、20秒の遅延が選択されたことを指示する。このようなことが遅延時間に応じて行われ、制御スイッチアクチュエータ13が解除されるまで連続的により上方の指示装置が次々にオンオフを繰り返す。
制御スイッチアクチュエータ13が解除されると、現在の光度レベルを示す指示装置が遅延時間の間オンオフを繰り返す。遅延時間の終了時、現在のレベルを示す指示装置が照明され、照明が最低レベルまで減少するにつれて連続的により下方の指示装置が次々に照明される。最後に、光度がゼロまで減少すると、光度レベル指示装置14は“夜間照明モード”を指示する。
“ロックされたプリセット”応答が制御スイッチアクチュエータ13の3回の作動によって行われると、電灯の現在の光度レベルを表す光度レベル指示装置は、2Hzの周波数で2回点滅し、光度レベルを成功裏に格納したことを指示する。
“ロックされたプリセットの中断“応答が制御スイッチアクチュエータ13の4回の作動によって行われると、電灯の現在の光度レベルを示す光度レベル指示装置は、2Hzの周波数で2回点滅し、光度レベルをメモリから消去したことを指示する。
“上昇”の応答が、選択アクチュエータ12の上方部分12aの作動によって行われると、光度レベル指示装置14は、それらの元の状態から変化し、作動が終了するか、光度レベルが最大限に達したときに配列内の最上端の指示装置14が照明されるまで、作動が継続するにつれて、連続的により上方の指示装置を次々に照明する。
制御ユニット10がオン状態にある間に選択アクチュエータ12の下方部分12bの作動によって“下降”応答が行われると、光度レベル指示装置14は、それらの元の状態から変化し、作動が終了するか、光度レベルが最小限に達したときに配列内の最下端の指示装置14が照明されるまで、作動が継続するにつれて、連続的により下方の指示装置を次々に照明する。制御ユニット10はオフされない。
最後に、制御ユニット10がオフ状態のときに選択アクチュエータ12の下方部分12bが作動されると、光度レベル指示装置14は最初に“夜間照明モード”を指示する。下方部分12bが4.0秒にわたって作動された後、最下端の指示装置がオンオフを繰り返して、10秒の遅延が選択されたことを指示する。更に0.5秒後、次の最も上方の指示装置がオンオフを繰り返して、20秒の遅延が選択されたことを指示し、下方部分12bが解除されるまで連続的により上方の指示装置が次々にオンオフを繰り返す。下方部分12bが解除されると、選択された遅延時間を指示する指示装置は、2Hzの周波数で2回ほど点滅し、遅延時間が成功裏に格納されたことを指示し、その後光度レベル指示装置14は“夜間照明モード”に戻る。
ワイヤレス送信機ユニット
制御ユニット10とともに使用するのに適した基本的な赤外線信号送信ワイヤレス遠隔制御ユニット20の1つの実施例が、図2、2A、2B及び2Cに示されている。
基本的なワイヤレス制御ユニット20は、ユーザが作動可能な送信機電力レベル選択アクチュエータ23及び関連する光度選択スイッチ223と、ユーザが作動可能な送信機制御スイッチアクチュエータ21及び関連する送信機制御スイッチ221と、を含む、複数の制御アクチュエータを有する。送信機選択アクチュエータ23は、更に、増大電力レベル選択部分23aと減少電力レベル選択部分23bとを有し、それぞれ光度選択スイッチ223a、223bを制御する。
更に、基本的なワイヤレス制御ユニット20は、図2Cに最もよく示されるように、基本的なワイヤレス制御ユニット20の端部24の開口部25に配置された赤外線送信ダイオード26を有する。別の例として、基本的なワイヤレス制御ユニット20は更に、アドレススイッチ222及びアドレススイッチアクチュエータ22を有することができ、これは、後で更に詳細に説明するように“アドレス送信”スイッチ(図示せず)と関連して使用され得る。スイッチ221、222、223a、223bは図11に示されている。
基本的なワイヤレス遠隔制御ユニット20の増大電力レベル選択部分23a、下降電力レベル選択部分23bまたは送信機制御スイッチアクチュエータ21の作動は、制御ユニット10の上方電力レベル選択部分12a、下方電力レベル選択部分12bまたは制御スイッチアクチュエータ13を作動させるのと同じ効果を有する。
基本的なワイヤレス遠隔制御ユニット20のアクチュエータ23a、23b、21の作動は、各アクチュエータが作動させる各スイッチ223a、223b、221を閉止させる。スイッチの閉止はマイクロプロセッサ27によって検出され、アクチュエータが作動されたという情報は、図6及び図11の説明に関連して後で更に詳細に説明するように、赤外線送信ダイオード26からの赤外線信号を介して伝達される。
赤外線信号は赤外線受信機104によって検出され、信号情報は、図10及び図13ないし図20の説明と関連して後で更に詳細に説明するように、信号情報を解読するマイクロプロセッサ108に送られる。
通常、基本的なワイヤレス遠隔制御ユニット20のアクチュエータを作動させることは、制御ユニット10上の対応するアクチュエータを作動させるのと同じ効果を有する。よって、一時的な期間にわたり送信機制御スイッチアクチュエータ21を作動させることは、一時的な期間にわたり制御ユニット10の制御スイッチアクチュエータ13を作動させることと同じ効果を有する。(上述したように、正確な効果は作動の前の制御ユニット10の状態に非常に依存する)。しかしながら、所望ならば、ある機能は制御ユニット10からのみアクセスすることができて、基本的なワイヤレス遠隔制御ユニット20からはアクセスすることができなくてもよく、またはその逆のことも言える。例えば、送信機制御スイッチアクチュエータ21の3回のタップは、制御ユニット10に効果をもたらさず、これに対し、制御スイッチアクチュエータ13の3回のタップは上述した効果を有するようにすることができる。
制御ユニット10とともに使用することに適した改良された赤外線信号送信ワイヤレス遠隔制御ユニット30の一実施例が、図3、図3A及び図3Bに示されている。改良されたワイヤレス制御ユニット30は、ユーザが作動可能な送信機電力レベル選択アクチュエータ33及び関連する光度選択スイッチ333と、ユーザが作動可能な送信機シーン制御アクチュエータ31及び関連するスイッチ331と、を含む、複数の制御アクチュエータを有する。更に送信機選択アクチュエータ33は、増大電力レベル選択部分33aと減少電力レベル選択部分33bとを有し、それぞれ光度選択スイッチ333a、333bを制御する。更にシーン制御アクチュエータ31は、シーン選択アクチュエータ31aとオフアクチュエータ31bとを有し、それぞれシーン制御スイッチ331a、331bを制御する。
更に、改良されたワイヤレス制御ユニット30は、図2Bに最もよく示されるように、改良されたワイヤレス制御ユニット30の端部34の開口部35に配置された赤外線送信ダイオード36を有する。別の例として、改良されたワイヤレス制御ユニット30は更に、アドレススイッチ332と、アドレススイッチアクチュエータ(図示しないが、基本的なワイヤレス制御ユニット20とともに使用されるアドレススイッチアクチュエータ22と同じ)とを有し得る。スイッチ331a、331b、332、333a、333bは図12Aに示されている。
改良されたワイヤレス制御ユニット30の増大電力レベル選択部分33aまたは下降電力レベル選択部分33bの作動は、それぞれ制御ユニット10の上方電力レベル選択部分12aまたは下方電力レベル選択部分12bを作動させるのと同じ効果を有する。
一時的な時間にわたるシーン選択アクチュエータ31aの作動は、電灯114の光度を、その現在の光度レベル(オフであってよい)から第1の予めプログラムされたプリセット光度レベルまで第1のフェード速度で変化させる。
迅速に連続した2つの一時的な時間にわたるシーン選択アクチュエータ31aの作動は、電灯114の光度を、その現在の光度レベル(オフであってよい)から第2の予めプログラムされたプリセット光度レベルまで第1のフェード速度で変化させる。
プリセット光度レベルを予めプログラミングする方法は後で詳細に説明する。
オフアクチュエータ31bの作動は、制御ユニット10がオン状態にあり、制御下でゼロでない電力レベルを電灯に送っている時、制御ユニット10の制御スイッチアクチュエータ13を作動させるのと同じ効果を有し、制御ユニット10がオフ状態にあり、ゼロの電力を電灯に送っている時は効果をもたない。従って、オフアクチュエータ31bを作動させることによって、制御ユニット10からのオフにフェード応答またはオフに遅延応答をもたらすことが可能である。
改良されたワイヤレス遠隔制御ユニット30で作動するアクチュエータ33a、33b、31a、31bの作動は、各スイッチ333a、333b、331a、331bを閉止させる。このスイッチの閉止はマイクロプロセッサ47によって検出される。アクチュエータが作動されたという情報は、図6及び図12Aの説明に関連して後で更に詳細に説明するように、赤外線送信ダイオード36からの赤外線信号を介して送信される。
赤外線信号は赤外線受信機104によって検出され、信号情報は、図10及び図13ないし図20の説明に関連して後で更に詳細に説明するように、信号情報を解読するマイクロプロセッサ108に送られる。
制御ユニット10とともに使用するのに適した改良された赤外線送信ワイヤレス遠隔制御ユニット40の第2の実施例が、図4及び図4Aに示されている。改良されたワイヤレス制御ユニット40は、ユーザが作動可能な送信機電力レベル選択アクチュエータ43及び関連する光度選択スイッチ443と、ユーザが作動可能な送信機シーン制御アクチュエータ41及び関連するスイッチ441と、を含む、複数の制御アクチュエータを有する。送信機選択アクチュエータ43はパドルアクチュエータであり、このパドルアクチュエータは、増大光度選択スイッチ443aを作動させよう上方に移動し、減少光度選択スイッチ443bを作動させるよう下方に移動する。シーン制御アクチュエータ41は、各シーン制御スイッチ441a、441b、441c、441d、441eを制御する、シーン選択アクチュエータ41a、41b、41c、41dと、オフアクチュエータ41eとを有する。
更に、改良されたワイヤレス制御ユニット40は、図4Aに最もよく示されるように、改良されたワイヤレス制御ユニット40の端部44の開口部45に配置された赤外線送信ダイオード46を有する。別の例として、改良されたワイヤレス制御ユニット40は更に、アドレススイッチ442と、アドレススイッチアクチュエータ(図示はしないが、基本的なワイヤレス制御ユニット20とともに使用するアドレススイッチアクチュエータ22と同様である)とを有し得る。スイッチ441a、441b、441c、441d、441e、442、443a、443bは図12Bに示される。
送信機選択アクチュエータを上方に移動させることによる増大光度スイッチ443aの作動は、制御ユニット10の上方電力レベル選択部分12aを作動させるのと概ね同じ効果を有する。同様に、送信機選択アクチュエータを下方に移動させることによる減少光度スイッチ443bの作動は、制御ユニット10の下方電力レベル選択部分12aを作動させるのと概ね同じ効果を有する。
一時的な時間にわたるシーン選択アクチュエータ41a、41b、41c、41dの各々の作動は、電灯114の光度を、その現在の光度レベル(オフであってよい)から第1、第2、第3及び第4の予めプログラムされたプリセットレベルまで第1のフェード速度でそれぞれ変化させる。
迅速に連続した2つの一時的な時間にわたるシーン選択アクチュエータ41a、41b、41c、41dの各々の作動は、電灯114の光度を、その現在の光度レベル(オフであってよい)から第5、第6、第7及び第8の予めプログラムされたプリセットレベルまで第1のフェード速度でそれぞれ変化させる。
プリセット光度レベルを予めプログラムする方法は後で詳細に説明する。
オフアクチュエータ41eの作動は、制御ユニット10がオン状態にあり、制御下で電灯へゼロではない電力レベルを供給している時、制御ユニット10の制御スイッチアクチュエータ13を作動させるのと同じ効果を有し、制御ユニット10がオフ状態にあり、電灯にゼロの電力を送っている時は効果をもたない。従って、オフアクチュエータ41eを作動させることによって、制御ユニット10からのオフにフェードまたはオフに遅延応答をもたらすことが可能である。
改良されたワイヤレス遠隔制御ユニット30のアクチュエータ43、41a、41b、41c、41d、41eの作動は、それらが作動させる各スイッチ443a、443b、441a、441b、441c、441d、441eを閉止させる。このスイッチの閉止はマイクロプロセッサ47によって検出される。アクチュエータが作動されたという情報は、図6及び図12Bの説明に関連して後で更に詳細に説明するように、赤外線送信ダイオード46から赤外線信号を介して送信される。
赤外線信号は赤外線受信機104によって検出され、信号情報は、図10及び図13ないし図20の説明に関連して後で更に詳細に説明するように、信号情報を解読するマイクロプロセッサ108に送られる。
制御ユニット10とともに使用するのに適した改良された赤外線送信ワイヤレス遠隔制御ユニット50の第3の実施例が、図5及び図5Aに示されている。
改良されたワイヤレス制御ユニット50は、ユーザが作動可能な送信機電力レベル選択アクチュエータ53及び関連する光度選択スイッチ553と、ユーザが作動可能な送信機シーン制御アクチュエータ51及び関連するスイッチ551と、を含む、複数の制御アクチュエータを有する。送信機選択アクチュエータ53はパドルアクチュエータである。このパドルアクチュエータは、増大光度選択スイッチ553aを作動させるよう上方に移動し、減少光度選択スイッチ553bを作動させるよう下方に移動する。シーン制御アクチュエータ51は、各シーン制御スイッチ551a、551b、551c、551d、551eを制御する、シーン選択アクチュエータ51a、51b、51c、51dと、オフアクチュエータ51eとを有する。更に、シーン制御アクチュエータ51は、各特殊機能制御スイッチ551f、551g、551h、551iを制御する、特殊機能選択アクチュエータ51f、51g、51h、51iを有する。
更に、改良されたワイヤレス制御ユニット50は、図5Aに最もよく示されるように、改良されたワイヤレス制御ユニット50の端部54の開口部55に配置された赤外線送信ダイオード56を有する。別の例として、改良されたワイヤレス制御ユニット50は更に、アドレススイッチ552と、アドレススイッチアクチュエータ(図示はしないが、基本的なワイヤレス制御ユニット20とともに使用するアドレススイッチアクチュエータ22と同様である)とを有し得る。スイッチ551a、551b、551c、551d、551e、551f、551g、551h、551i、552、553a、553bは図12Cに示されている。
送信機選択アクチュエータを上方に移動させることによる増大光度スイッチ553aの作動は、制御ユニット10の上方電力レベル選択部分12aを作動させるのと概ね同じ効果を有する。同様に、送信機選択アクチュエータを下方に移動させることによる減少光度選択スイッチ553bの作動は、制御ユニット10の下方電力レベル選択部分12bを作動させるのと概ね同じ効果を有する。
一時的な時間にわたるシーン選択アクチュエータ51a、51b、51c、51dの各々の作動は、電灯114の光度を、その現在の光度レベル(オフであってよい)から第1、第2、第3及び第4の予めプログラムされたプリセットレベルまで第1のフェード速度でそれぞれ変化させる。
迅速に連続した2回の一時的な時間にわたるシーン選択アクチュエータ51a、51b、51c、51dの各々の作動は、電灯114の光度を、その現在の光度レベル(オフであってよい)から第5、第6、第7及び第8の予めプログラムされたプリセット光度レベルまで第1のフェード速度でそれぞれ変化させる。
改良された送信機の第3の実施例50は、各特殊機能スイッチ551f、551g、551h、551iを制御する特殊機能アクチュエータ51f、51g、51h、51iを更に有することにおいて改良された送信機の第2の実施例40と異なっている。これらの特殊機能アクチュエータは、第9、第10、第11及び第12の予めプログラムされたプリセット光度レベルを選択するために、または特殊機能を選択するために使用することができる。別の例として、いくつかの特殊機能アクチュエータは、予めプログラムされたプリセット光度レベルを選択するために使用し、あるものは特殊機能を選択するために使用することができる。
プリセット光度レベルを予めプログラムする方法及び特別の機能の性質は後で詳細に説明する。
オフアクチュエータ51eの作動は、制御ユニット10がオン状態にあり、制御下でゼロでない電力レベルを電灯に送っている時、制御ユニット10の制御スイッチアクチュエータ13を作動させるのと同じ効果を有し、制御ユニット10がオフ状態にあり、ゼロの電力を電灯に送っている時は効果をもたない。従って、オフアクチュエータ51eを作動させることによって、制御ユニット10からのオフにフェード応答またはオフに遅延応答をもたらすことが可能である。
改良されたワイヤレス遠隔制御ユニット30のアクチュエータ53、51a、51b、51c、51d、51e、51f、51g、51h、51iの作動は、それらが作動させる各スイッチ553a、553b、551a、551b、551c、551d、551e、551f、551g、551h、551iを閉止させる。このスイッチの閉止はマイクロプロセッサ47によって検出される。アクチュエータが作動されたという情報は、図6及び図12Cの説明に関連して後で更に詳細に説明するように、赤外線送信ダイオード56からの赤外線信号を介して送信される。
赤外線信号は赤外線受信機104によって検出され、信号情報は、図10及び図13ないし図20の説明に関連して後で更に詳細に説明するように、信号情報を解読するマイクロプロセッサ108に送られる。
改良されたワイヤレス制御ユニット30、40、50からアクセスされるプリセット光度レベルを予めプログラムする方法は、改良された遠隔制御装置の各々で同様である。
制御ユニット10のプログラミングモードには次のようにすることによって入る。即ち、改良された遠隔制御装置のアクチュエータの組み合わせを作動させ、アクチュエータによって制御されるスイッチを一定時間の間、好ましくは3秒間にわたって閉止状態に維持すると共に、赤外線信号を送信器から制御ユニット10に送信することによって、そのときに制御ユニット10はプログラミングモードに入る。
図3、図3A及び図3Bに示した改良された遠隔制御装置30の実施例の場合、プログラミングモードにはシーン選択アクチュエータ31a及びオフアクチュエータ31bを同時に作動させることによって入る。図4及び図4Aに示す実施例40の場合、プログラミングモードにはシーン選択アクチュエータ41a及びオフアクチュエータ41eを同時に作動させることによって入る。図5及び図5Aに示す実施例50の場合、プログラミングモードにはシーン選択アクチュエータ51a及びオフアクチュエータ51eを同時に作動させることによって入る。
制御ユニット10はプログラミングモードに入り、第1のプリセット光度レベルをプログラムする準備が整う。最上端の指示装置14(第1のプリセット光度レベルがプログラムされつつあることを指示する)はほぼ10%のデューティサイクルで点滅し、第1のプリセット光度レベルとして現在プログラムされている光度レベルに対応する指示装置14は90%のデューティサイクルで点滅する。デューティサイクルとは、一方の指示装置14がオンであることに対して他方の指示装置14がオンである時間的相対量を言う。指示装置14に電力を供給する電源内の制限によって指示装置14は一時に一方のみが照明される。
格納される光度のレベルは、図3、図3A及び図3Bに示す改良された遠隔制御装置30の実施例の場合、増大電力レベル選択部分33aまたは減少電力レベル選択部分33bまたはオフアクチュエータ31bを作動させることによって、また、図4及び図4Aに示す改良された遠隔制御装置40の実施例の場合、電力レベル選択アクチュエータ43を上または下に移動させて増大光度選択スイッチ443aまたは減少光度選択スイッチ443bを作動させること、またはオフアクチュエータ41eを作動させることによって、また、図5及び図5Aに示す改良された遠隔制御装置50の実施例の場合、電力レベル選択アクチュエータ53を上または下に移動させて増大光度選択スイッチ553a又は減少光度選択スイッチ553bを作動させること、またはオフアクチュエータ51eを作動させることによって、調整される。改良された遠隔制御装置30、40、50のすべての実施例において、格納される光度は、制御ユニット10の上方電力レベル選択部分12a及び下方電力レベル選択部分12bを作動させることによって調整することもできる。
光度が調整されるにつれて、電灯114の光度が変化し、90%のデューティサイクルで照明される指示装置14も新しい現在の光度レベルを指示するように変化する。
第1のプリセット光度レベル(オフであってよい)としてプログラムされるべき所望の光度レベルが達成されると、プログラムされるべき他のプリセット光度レベルを選択するか、またはプログラミングモードを出る。図3、図3A及び図3Bに示した改良された遠隔制御装置30の場合、第1のプリセット光度レベルのみをプログラムすることができるので、この点での選択肢は、プログラミングモードを出ることのみである。
他のプリセット光度レベルをプログラムすることを望むならば、これは、図4及び図4Aに示した改良された遠隔制御装置の実施例ではシーン選択アクチュエータ41b、41c、41dを一時的な時間にわたり作動させることによって、図5及び図5Aに示す改良された遠隔制御装置の実施例ではシーン選択アクチュエータ51b、51c、51dを一時的な時間にわたり作動させることによって選択される。
これらのシーン選択アクチュエータは、プログラムされるべき第2、第3及び第4のプリセット光度レベルをそれぞれ選択する。第2のプリセット光度レベルが選択されると、二番目に高い指示装置14が10%のデューティサイクルで点滅し、第3のプリセット光度レベルが選択されると、三番目に高い指示装置14が10%のデューティサイクルで点滅し、第4のプリセット光度レベルが選択されると、中間の指示装置14が10%のディーティサイクルで点滅する。
シーン選択アクチュエータ41a、41b、41c、41d、51a、51b、51c、51dを2回の一時的な時間にわたり作動させることにより、プログラムされるべき第5、第6、第7及び第8のプリセット光度レベルをそれぞれ選択することが可能になる。
最も高い指示装置14、二番目に高い指示装置14、三番目に高い指示装置14及び中間の指示装置14は、10%以外のデューティサイクルで点滅し、プログラムされるべき第5、第6、第7または第8のプリセット光度レベルのいずれかが選択されたことを指示する。
図5及び図5Aに示した改良された送信機50の実施例を使って、特殊機能アクチュエータ51f、51g、51h、51iから第9、第10、第11、及び第12のプリセット光度レベルを選択する場合、これらは、特殊機能アクチュエータ51f、51g、51h、51iを作動させることによってプログラムするために選択することができる。
最も高い指示装置14、二番目に高い指示装置14、三番目に高い指示装置14及び中間の指示装置14は、10%以外の第2のデューティサイクルで点滅し、プログラムされるべき第9、第10、第11または第12のプリセット光度レベルが選択されたことを指示する。
格納されるべき光度は、第1のプリセット光度レベルのプログラミングについて上述したのと同じ方法で調整される。
すべての所望のプリセット光度レベルがプログラムされると、プログラミングモードに入るために使用されたアクチュエータの同じ組み合わせを再び一定時間の間、好ましくは3秒間にわたって作動させると共に、送信機から制御ユニット10に赤外線信号を送信することによって、プログラミングモードを出る。この期間の終了時、制御ユニットはプログラミングモードを出る。或いは、プログラミングモードは、一時的な期間にわたって、制御ユニット10のアクチュエータ13を作動させることによって出ることができる。
改良された送信機50の特殊機能アクチュエータ51f、51g、51h、51iの作用は、赤外線信号を受ける制御ユニット10にプログラムされる特定の特殊機能に依存する。
1つの選択肢は、上述したような追加的なプログラムされた光度レベルを選択するために特殊機能選択アクチュエータを使用することである。第1の特殊機能アクチュエータによって選択することができる第1の特殊機能は、“決定されたフェード時間でオフにフェード”である。この機能は次の点を除いて“オフに遅延”と同様である。すなわち、“オフに遅延”の場合、電灯114の光度は遅延時間中は現在の光度のままであり、その後比較的短い時間でゼロに減少するが、“決定されたフェード時間でオフにフェード”の場合、電灯114の光度レベルはアクチュエータが解除されると値が減少し始め、その後光度が“決定されたフェード時間”の終了時にゼロに到達するまで値が減少し続ける。
“決定されたフェード時間”は、第1の特殊機能のアクチュエータが作動された時間の長さによって決定される。アクチュエータが作動される時間が長ければ長いほど、フェード時間が長くなる。
第1の特殊機能アクチュエータが作動された後、指示装置14は最下部のLEDを点滅させて、10秒間のフェード時間が選択されたことを指示する。第1の特殊機能アクチュエータが作動される追加的な各0.5秒に対して、フェード時間は10秒ごとに最大60秒まで増加する。連続的により上方の指示装置14が次々に点滅して、増加したフェード時間が選択されたことを指示する。第1の特殊機能アクチュエータが解除されると、電灯114の光度の減少が生じ始め、現在の光度を指示する指示装置14が点滅する。電灯114がゼロ電力になったときに指示装置14が“夜間照明モード”を指示するまで、電灯114の光度が減少するにつれて、連続的により下方の指示装置14が次々に点滅する。
第2の特殊機能アクチュエータによって選択することができる第2の特殊機能は“前の光度レベルに戻る”である。この機能により、シーン選択アクチュエータ、制御スイッチアクチュエータ、または電力レベルアクチュエータの最後の作動の前にそれが有していた最後のプリセットレベルまで電灯114の光度を戻すことができる。
このように、制御ユニット10のユーザは、予めプログラムされたプリセット光度レベル、ロックされたプリセット光度レベルまたはロック解除されたプリセット光度レベルであってよい最後に選択されたプリセットレベルに戻ることが可能である。電灯114の光度レベルは、現在の光度レベルから戻ろうとする光度レベルまで次第に増減し、指示装置14は、最後に選択されたプリセットレベルの光度レベルを指示する指示装置14が照明されるまで、現在の光度レベルに対応するLEDの照明から変化し、連続的により上方のまたはより下方のLEDを次々に照明する。
他の特殊機能を制御ユニット10に任意にプログラムすることができ、また異なる特殊機能アクチュエータを作動させることによってそれを選択することができる。
別の例として、任意的なアドレススイッチアクチュエータ22及びアドレススイッチ222、332、442、552並びにアドレス送信スイッチ(図示せず)の作用は、基本的なワイヤレス制御ユニット20及び改良されたワイヤレス制御ユニット30、40、50の3つの実施例で同様である。
任意的なアドレススイッチアクチュエータ22及びアドレス送信スイッチの第1の用途は、制御ユニット10に特定のアドレスをつけることである。アドレススイッチアクチュエータ22は、通常複数位置のスイッチであるアドレススイッチ222、332、442、552を制御し、異なるアドレスA、B、C、D等を選択する。特定の制御ユニット10にアドレスBをつけたいと望むならば、アドレススイッチアクチュエータはBを選択するように調整され、次いでアドレス送信スイッチが作動される。アドレス送信スイッチは図示しないが、所望の形を有することができる。好ましくは、アドレス送信スイッチは、小さく目立たないアクチュエータによって作動されるものである。なぜならば、それはときどきしか使われないからである。別の例として、アドレス送信スイッチのアクチュエータは、例えば、通常使用の場合、ワイヤレス制御ユニット20、30、40、50のバッテリ室カバーの下に隠すことができる。
或いは、改良されたワイヤレス制御ユニット30、40、50の3つの実施例の場合、アドレス送信スイッチの機能は、既存のアクチュエータ、例えば、オフアクチュエータ31b、41e、51eと増大電力レベル選択部分33aとを組み合わせて作動させることによって、または送信機選択アクチュエータ43、53を上方に移動させることによって得ることができる。
アドレス送信スイッチが作動されたか、またはアクチュエータの適当な組み合わせが作動された後、ワイヤレス制御ユニット20、30、40、50から赤外線信号が送られ、これは信号を受信する任意の制御ユニット10にアドレスBをそれ自身につけるように命令する。電灯の現在の光度レベルを指示する光度レベル指示装置14は2Hzの周波数で3度点滅し、アドレスが成功裏に受信されメモリに格納されたことを指示する。
別の例として、電灯114の現在の光度レベルを指示する光度レベル指示装置14は、アドレスをメモリ内に格納するために制御スイッチアクチュエータ13が一時的な時間にわたり作動されるまで2Hzの周波数で点滅する。赤外線信号を受信する制御ユニット10のアクチュエータ13が2分以内に作動されなかった場合、アドレスは格納されず、制御ユニット10は赤外線信号を受信する前の状態に戻る。
このように、同じか又は異なるアドレスを複数の制御ユニット10につけることが可能である。
ワイヤレス制御ユニット20、30、40、50によって制御されることを望むすべての制御ユニット10にアドレスをつければ、ワイヤレス制御ユニット20、30、40、50は、次のような方法で、特別のアドレスがつけられた制御ユニット10のみを制御するように使用することができる。
アドレススイッチアクチュエータ22は、制御が望まれる制御ユニット10のアドレス、例えばAを選択する位置に調整される。これが行われた後、他のアクチュエータ、例えば、シーン選択アクチュエータ31、41、51または送信機選択アクチュエータ33、43、53の作動に応答してワイヤレス制御ユニット20、30、40、50から送られるどのような信号にもアドレス情報Aが含まれる。
前にアドレスAのラベルがつけられた制御ユニット10のみが、アドレス情報Aを含む赤外線信号に応答する。他の制御ユニット10は応答しない。このように、複数の制御ユニット10に異なるアドレスをつけることによって、すべてのユニットが赤外線信号を受信する場合でも、各制御ユニット10を個々に制御することができる。
またアドレススイッチアクチュエータ22はすべてのアドレスを選択することも可能である。これは制御ユニット10にラベルをつけるためには使用することができない。しかしながら、制御ユニット10に個々のアドレスA、B、C等でラベルがつけられると、アドレススイッチアクチュエータ22ですべてのアドレスを選択することによって、ワイヤレス制御ユニット20、30、40、50から送信される赤外線信号がすべてのアドレスを含むようにすることができる。この場合、すべてのアドレスを備えた赤外線信号を受信するすべての制御ユニット10は、それらに付けられている個々のアドレスとは無関係に応答する。
図10を参照すると、電力制御ユニット10の回路が制御ユニットブロック図の100に示されている。ワイヤレス遠隔制御操作を除いて、この回路は当業者によく知られており、参考としてここに組み込まれている米国特許第5,248,919号に完全に説明されている。したがって、従来技術の回路の詳細な説明はここでは行われず、本発明の新しい特徴のみ説明する。
本発明の好ましい実施例は、米国特許第5,248,919号に開示された照明制御と組み合わせて以下に説明するようなワイヤレス遠隔制御操作の特徴を提供する。本発明の好ましい実施例において、電力制御ユニット10の回路は、電力制御ユニット10に配置されたアクチュエータによって命令されることに加えて、ワイヤレス遠隔制御ユニット20、30、40、50(図2、3、4及び5にそれぞれ示す)によって送信される赤外線制御信号によって命令される。赤外線受信機104は赤外線制御信号に応答し、その信号をマイクロプロセッサ108への電気制御信号入力に変換する。これは、信号検出器102が、電力制御ユニット10に配置されたスイッチ110からの制御信号並びにワイヤー式(有線)遠隔照明制御ユニット内のスイッチ111からの制御信号に応答して、米国特許第5,248,919号に開示された制御信号、信号検出器32及びマイクロプロセッサ28と同様の、本発明のマイクロプロセッサ108への制御信号入力を提供するのと同様な方法で行われる。しかしながら、プログラムの動作は異なり、米国特許第5,248,919号には開示されていない追加の機能及び特徴を提供する。
本発明において、制御信号入力は電力制御ユニット10のスイッチアクチュエータによって発生され、ユーザが作動可能なワイヤレス遠隔制御ユニット20、30、40、50のスイッチアクチュエータまたはワイヤー式(有線)照明制御ユニットのスイッチアクチュエータによって発生される。いずれの場合も、これらの信号は処理のためにマイクロプロセッサ108に送られる。つぎにマイクロプロセッサ108は制御回路の他の部分に適当な信号を送り、これにより制御ユニット10に関連した電灯114の光度レベル及び状態を制御する。
基本的な遠隔制御ユニット20の制御回路200のブロック図は図11に示されている。光度選択アクチュエータ23は光度選択スイッチ223aまたは223bを作動させ、制御スイッチアクチュエータ21は送信機制御スイッチ221を作動させ、入力をマイクロプロセッサ27に送る。マイクロプロセッサ27はエンコードされた制御信号をLED駆動回路28に送り、この駆動回路はマイクロプロセッサ27によってエンコードされた赤外線信号を生成し送信するようにLED26を駆動する。このLED26はユーザが作動可能な基本的な遠隔制御ユニット20の端壁24に埋設された、IR送信機の開口部25に配置されている。
アドレススイッチアクチュエータ22はアドレススイッチ222を作動させ、マイクロプロセッサ27に入力を提供する。“アドレス送信”スイッチは、図11には図示されてないが、上述したようにマイクロプロセッサ27に入力を提供する。
バッテリ49は基本的な遠隔制御ユニット20に電力を送る。
マイクロプロセッサ27は、その動作を制御する予めプログラムされたソフトウエアルーチンを有する。マイクロプロセッサ27内のルーチンの動作は図6のフローチャートに示されている。マイクロプロセッサ27内のプログラムが従う1つの大きなフロー経路、すなわち、ルーチンがある。この経路は決定ステップ(ノード)2000の“一個又は複数のアクチュエータが作動されたか”が“yes(イエス)”であればいつでも選択される。これは、制御スイッチアクチュエータ21または電力レベル選択アクチュエータ23が作動されるときはいつでも生じる。決定ステップの“一個又は複数のアクチュエータが作動されたか”の次に、ステップ2004の“どのアクチュエータが作動されたかを決定”が続き、ここでどのアクチュエータが作動されたかについての決定が行われる。ステップ2004の“どのアクチュエータが作動されたかを決定する”の次に、ステップ2006の“アドレスを決定”が続き、ここでマイクロプロセッサ27はアドレススイッチ222の設定を決定する。つぎにマイクロプロセッサ27はステップ2008の“作動されたアクチュエータ及び選択されたアドレスに対応する数をルックアップする”に進む。次いでマイクロプロセッサはステップ2010の“数をエンコードする”に進み、ステップ2012の“コードを伝達する”に進む。
制御スイッチアクチュエータ21または電力レベル選択アクチュエータ23がユーザによって作動されない場合、遠隔制御ユニット20はステップ2002の“スリープモード”に入り、制御ユニット10の状態には変化は生じない。
改良されたワイヤレス遠隔制御ユニット30、40、50の制御回路の各々のブロック図は図12A、12B、12Cに示されている。これらのブロック図は図11に示すブロック図200と同様であり、ブロック図300のシーン制御スイッチ331a、331bがブロック図200の送信機制御スイッチ221と置換されている。ブロック図400のシーン制御スイッチ441a、441b、441c、441d、441eがブロック図200の送信機制御スイッチ221と置換されている。ブロック図500のシーン制御スイッチ551a、551b、551c、551d、551e及び特殊機能スイッチ551f、551g、551h、551iがブロック図200の送信機制御スイッチ221と置換されている。
シーン制御スイッチは入力をマイクロプロセッサ47に提供する。マイクロプロセッサ47はエンコードされた制御信号をLED駆動回路48に提供する。このLED駆動回路48は、マイクロプロセッサ47によってエンコードされた赤外線信号を発生し送信するようにLED36、46、56を駆動する。これらの信号は改良されたワイヤレス遠隔制御ユニット30、40、50の端壁34、44、54に配置されたIR開口部35、45、55を介して送信される。
改良された遠隔制御ユニット30、40、50のアドレススイッチアクチュエータ22はアドレススイッチ332、442、552をそれぞれ作動させて、マイクロプロセッサに入力を提供する。図12A、12B及び12Cに示さないアドレス送信スイッチもまたマイクロプロセッサ47に入力を提供する。
改良された遠隔制御ユニット30、40、50は、それらの動作を制御するために、図6に示したものと同じ予めプログラムされたソフトウエアルーチンを使用する。実際のコードの動作は異なっていてよい。シーン制御スイッチまたは電力レベル選択スイッチが作動されるときはいつでも、図6の決定ステップ2000の“一個または複数のアクチュエータが作動されたか”は、“yes”である。
図13ないし20を参照すると、制御ユニット10のマイクロプロセッサ108はその動作を制御する予めプログラムされたソフトウエアルーチンを有する。マイクロプロセッサ108のルーチンの動作は図13ないし図20のフローチャートに示されている。図13を参照すると、マイクロプロセッサ108が従うことができる4つの主なフロー経路、すなわち、ルーチンがある。これらの経路は入力制御信号源によって選択される。初めの3つの経路、すなわち、ステップ1030の“上昇”、ステップ1024の“下降”、及びステップ1036の“トグル”は、上述したように電力選択アクチュエータ12または制御スイッチアクチュエータ13が作動されたときに選択される。
ワイヤレス遠隔制御による作動についての予めプログラムされたソフトウエアルーチンの機能も詳細に説明する。これはステップ1012の第4の経路の“IR信号”である。
図13を参照すると、プログラムは図示するようにステップ1000の“メイン”で始まる。最初の決定ステップはステップ1002の“IRプログラムモード中か”である。プログラムは、予めプログラムされた光度を格納することができるように制御ユニット10がプログラムモードにあるかどうかを決定する。決定ステップ1002の“IRプログラムモード中か”からの出力が“yes”である場合、次の決定ステップはステップ1004の“最後の2分間以内にアクチュエータまたはIR信号を受信したか”である。決定ステップ1004はプログラムモードの間にユーザが迷っているかどうかを決定するタイムアウト機能を実行する。ユーザが2分以内に制御ユニットのアクチュエータに接触しない場合、ユニットはプログラムモードから自動的に出て、点滅している指示装置14を停止させる。決定ステップ1004からの出力が“no”である場合、制御ユニット10はステップ1026の“プログラムモードを出る”及びステップ1028の“LEDの点滅を停止”の命令を受け、プログラムはステップ1000の“メイン”に戻る。決定ステップ1004からの出力が“yes”である場合、プログラムは決定ステップ1006の“アクチュエータが作動されたか”に進む。アクチュエータが制御ユニット10で作動されたかどうか、すなわち、電力レベル選択アクチュエータ12または制御スイッチアクチュエータ13が作動されたかどうかについてチェックされる。
決定ステップ1006の“アクチュエータが作動されたか”の出力が“yes”なら、プログラムは決定ステップ1018の“IRプログラムモード中か”へ進み、ここで再び制御ユニット10がプログラムモードにあるかどうかについてチェックされる。決定ステップ1018の“IRプログラムモード中か”の出力が“yes”である場合、プログラムはステップ1020の“IRプログラムモードルーチンに行く”に進む。これは、図14に示すIRプログラムモードルーチン1100に更に詳細に示される。
決定ステップ1018からの出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1030の“上昇か”に進み、ここで上方電力レベル選択部分12aが作動されたかどうかについてチェックが行われる。決定ステップ“上昇か”からの出力が“yes”である場合、プログラムはステップ1032の“上昇ルーチンに行く”に進む。この“上昇”ルーチン1400は図16に更に詳細に示されている。
決定ステップ1030の“上昇か”の出力が“no”である場合、プログラムはステップ1022の“下降か”に進み、ここで下方電力レベル選択部分12bが作動されたかどうかについてチェックが行われる。決定ステップ1022の“下降か”からの出力が“yes”である場合、プログラムはステップ1024の“下降ルーチンに行く”に進む。この“下降”ルーチン1200は図15に更に詳細に示されている。
決定ステップ1022の“下降か”からの出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1034の“トグルか”に進み、ここで制御スイッチアクチュエータ13が作動されたかどうかについてチェックがなされる。決定ステップ1034の“トグルか”からの出力が“yes”である場合、プログラムはステップ1036の“トグルルーチンに行く”に進む。この“トグル”ルーチン1300は図17に更に詳細に示されている。ステップ1034の“トグルか”の出力が“no”である場合、プログラムはステップ1000の“メイン”に戻る。
決定ステップ1006の“アクチュエータが作動されたか”の出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1008の“最後の2分間にアクチュエータが作動されたか”に進む。決定ステップ1008は、制御アクチュエータが最後の2分間に作動されたかどうかを決定するもう一つのタイムアウトチェックを実行する。決定ステップ1008からの出力が“yes”である場合、プログラムは決定ステップ1010の“IR信号か”に進み、ここでIR信号が受信されたかどうかについて決定がなされる。決定ステップ1010の“IR信号か”の出力が“yes”である場合、プログラムはステップ1012の“IR信号ルーチンに行く”に進む。ステップ1500の“IR信号ルーチン”は図18、19、20に更に詳細に示されている。決定ステップ1010の“IR信号か”の出力が“no”であれば、プログラムはステップ1014の“LEDを更新”に進み、ここで光度指示装置14の状態が更新され、プログラムはステップ1000の“メイン”に戻る。制御ユニット10は、たとえアクチュエータが作動されなくても、またはIR信号が受信されなくても、LEDディスプレィを常に更新し続ける。決定ステップ1008の“最後の2分間にアクチュエータが作動されたか”が“no”である場合、プログラムはステップ1016の“学習アドレスモードをリセット”に進み、決定ステップ1010の“IR信号か”に進む。
プログラムが、後で更に詳細に説明するステップ1590の“学習アドレスモードか”及びステップ1580の“新しいアドレスを格納”に進んだ後、プログラムは確認信号を探す。制御ユニットが2分以内に確認信号を受け取らない場合、“学習アドレスモード”はリセットされ、受信された新しいアドレスが消去される。
図14を参照すると、“IRプログラムモード”において最初に出合う決定ステップがステップ1102の“トグルか”である。IRプログラムモードは、制御ユニット10または改良されたワイヤレス送信機30、40、50のアクチュエータを作動させることによって、プリセット光度レベルを制御ユニット10に格納させることができるモードである。決定ステップ1102の“トグルか”において、制御スイッチアクチュエータ13が作動されたかどうかについて決定がなされる。このステップの出力が“yes”である場合、制御ユニット10はステップ1104の“LEDの点滅の停止”の命令を受け、ここで点滅している指示装置14はすべて消される。プログラムはステップ1106の“プログラムモードを出る”、及びステップ1108の“LEDを更新”に進み、ここで指示装置14が正しい状態に更新され、プログラムはステップ1110の“メインの最上部に戻る”に進む。これはプログラムモードを出る1つの方法である。他の方法は後で詳細に説明する。
決定ステップ1102の“トグルか”の出力が“no”である場合、次の決定ステップ1112は“上昇か”であり、ここで、上方電力レベル選択部分12aが作動されたかどうかに関して決定がなされる。このステップの出力が“yes”である場合、プログラムは決定ステップ1114の“上端か”に移る。決定ステップ1114の“上端か”の出力が“yes”である場合、電灯114の光度はそれ以上増大できず、何ら変化せず、プログラムはステップ1110の“メインの最上部に戻る”に進む。決定ステップ1114の“上端か”の出力が“no”である場合、制御ユニット10はステップ1116の“1ステップずつ光度レベルを増大”の命令を受け、ここで制御ユニット10の出力電力が増大される。プログラムはステップ1118の“シーンを決定”に続き、ここでプログラムはどのシーンがプログラムされているかをチェックする。
ユニットは、決定ステップ1120の“最後の0.5秒間に同じアクチュエータが作動されたか”に進む。この決定ステップの機能が含まれることで、アクチュエータを複数回作動させることによって追加的な機能にアクセスできるようになっている。決定ステップ1120の出力が“no”である場合、ユニットは、ステップ1130の“シーンプリセットとして光度レベルを格納”の命令を受け、ここでプログラムされようとしているシーン選択アクチュエータについての新しい光度レベルが格納される。
プログラムはステップ1100の“メインの最上部へ戻る”へ進む。決定ステップ1120の“最後の0.5秒間に同じアクチュエータが作動されたか”の出力が“yes”である場合、すなわち、アクチュエータの複数回の作動がある時間内に生じた場合、ユニットはステップ1122の“シーンナンバーに4を加える”及びステップ1130の“シーンプリセットとしての光度レベルを格納”の命令を受け、プログラムはステップ1000の“メインの最上部に戻る”に進む。
決定ステップ1102の“トグルか”の出力が“no”であり、決定ステップ1112の“上昇か”の出力が“no”である場合、プログラムは次の大きなルーチンに移り、決定ステップ1124の“下降か”に入る。下方電力レベル選択部分12bが作動されたかどうかに関して決定がなされる。決定ステップ1124からの出力が“no”である場合、変化は生じず、プログラムはステップ1110の“メインの最上部に戻る”に進む。
決定ステップ1124の出力が“yes”である場合、プログラムは決定ステップ1126の“下端またはオフか”に進む。電灯114が最小限の光度かまたはオフかに関して決定がなされる。決定ステップ1120からの出力が“yes”である場合、光度は更に減少することはできず、変化は生じず、プログラムはステップ1110の“メインの最上部に戻る”に進む。決定ステップ1126からの出力が“no”である場合、制御ユニット10はステップ1128の“1ステップずつ光度レベルを減少”の命令を受け、ここで制御ユニット10の出力電力が減少され、つぎにステップ1118の“シーンを決定”の命令を受け、ここで再びユニットはどのシーンがプログラムされているかをチェックする。
プログラムは、決定ステップ1120の“最後の0.5秒間に同じアクチュエータが作動されたか”に進む。決定ステップ1120からの出力が“no”である場合、ユニットはステップ1130の“シーンプリセットとして光度レベルを格納”の命令を受け、ここでプログラムされようとしているシーン選択アクチュエータについての新しい光度が格納される。プログラムはステップ1110の“メインの最上部に戻る”に進む。決定ステップ1120の“最後の0.5秒間に同じアクチュエータが作動されたか”の出力が“yes”である場合、ユニットはステップ1122の“シーンナンバーに4を加える”及びステップ1130の“シーンプリセットとして光度レベルを格納”の命令を受け、プログラムはステップ1110の“メインの最上部に戻る”に進む。
図15及び“下降”ルーチン1200を参照すると、最初の決定ステップはステップ1202の“ユニットがオンか”であり、ここで制御ユニット10が“オン状態”にあるかどうかに関して決定がなされる。決定ステップ1202の“ユニットがオンか”からの出力が“yes”である場合、プログラムは決定ステップ1204の“下端か”に進み、ここで、電灯114が最小限の光度かどうかについての決定がなされる。決定ステップ1204からの出力が“yes”である場合、光度はそれ以上は減少することはできず、変化は生じず、プログラムはステップ1206の“メインの最上部に戻る”に進む。決定ステップ1204の“下端か”の出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1222の“フェーディングか”に進む。制御ユニット10が安定状態にあるかどうか、または2つの異なる出力光度レベル間でフェーディングしているかどうかについての決定がなされる。決定ステップ1222からの出力が“yes”である場合、制御ユニット10が2つの異なる光度レベル間でフェーディングしており、従って制御ユニット10はステップ1224の“フェーディングを停止”及びステップ1212の“1ステップずつ光度レベルを減少”の命令を受け、制御ユニット10の出力電力が減少される。次の決定ステップは、ステップ1214の“IR命令だったか”である。
決定ステップ1222の“フェーディングか”の出力が“no”である場合、制御ユニット10からの電力出力は安定状態にあり、制御ユニット10はステップ1212の“1ステップずつ光度レベルを減少”の命令を受け、制御ユニット10の出力電力は減少される。プログラムは決定ステップ1214の“IR命令だったか”に進み、ここで、プログラムをステップ1200の“下降”ルーチンに入れた赤外線信号が受信されたかどうかに関する決定が行われる。
決定ステップ1214の“IR命令だったか”からの出力が“yes”である場合、プログラムはステップ1216の“LEDを更新”に進み、次いでステップ1206の“メインの最上部に戻る”に進む。格納されたプリセットレベルへの変化は起こらない。なぜならば、制御ユニット10がプログラムモードにない限り、ワイヤレス送信機からの下降命令は現在の光度のみに作用するからである。更に、以下に詳細に説明するように、制御ユニット10のユーザが作動可能な光度選択アクチュエータを使用することによって調整される光度レベルは、ロックされたプリセットモードが設定されている場合一時的であり、ロックされたプリセットモードが設定されていなければ格納される。
決定ステップ1214の“IR命令だったか”の出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1208の“ロックされたプリセットモードは設定されているか”に進み、ここでプリセット光度が格納されているかどうかについて決定がなされる。決定ステップ1208からの出力が“no”であり、ロックされたプリセットが格納されていなかった場合、ユニットはステップ1210の“プリセットを更新”の命令を受け、ここで、ロック解除されたプリセットの現在の値を格納しているメモリがそれに新しい光度レベルを格納する。プログラムはステップ1212の“LEDを更新”に進み、ここで光度指示装置14の状態が更新され、プログラムはステップ1206の“メインの最上部に戻る”に進む。決定ステップ1208の“ロックされたプリセットモードは設定されているか”の出力が“yes”である場合、ユニットはステップ1216の“LEDを更新”の命令を受け、次いでステップ1206の“メインの最上部に戻る”に行く。格納されたプリセット光度レベルには変化は生じない。
決定ステップ1202の“ユニットがオンか”の出力が“no”である場合、ユニットは決定ステップ1221の“遅延オフプログラムモード中か”に進む。制御ユニット10をオフにするアクチュエータをユーザが作動させる度に、ユニットがオフする前にある量の時間を遅らせるように、遅延オフ時間を永久に格納することができる。制御ユニット10がオフまでの遅延時間がプログラムされるモードにある場合、決定ステップ1221からの出力は“yes”であり、プログラムは決定ステップ1226の“10秒間下降アクチュエータが保持されたか”に進む。
永久的に格納されたオフまでの遅延時間は、ステップ1200の“下降”命令をもたらすアクチュエータを延長された時間、すなわち、10秒間にわたって作動させることによって消去することができる。決定ステップ1226からの出力が“yes”である場合、ユニットはステップ1228の“遅延オフ時間をキャンセル”の命令を受け、プログラムはステップ1206の“メインの最上部に戻る”に進む。決定ステップ1226の“下降アクチュエータが10秒間にわたって保持されたか”からの出力が“no”である場合、プログラムはステップ1230の“下降アクチュエータがどの程度保持されたかを決定する”に進み、ここでステップ1200の“下降”命令アクチュエータがどれぐらいの期間にわたり作動されたかに関して決定がなされる。プログラムはステップ1232の“保持時間に対応する遅延オフ時間を設定”に続き、ここで適当な遅延時間が格納される。プログラムはステップ1234の“LEDを点滅”に続き、ここで指示装置は上述したように点滅する。プログラムはステップ1206の“メインの最上部に戻る”に進む。ユーザが“下降”命令アクチュエータを長く押せば長く押す程、格納される遅延オフ時間は長くなる。
決定ステップ1221の“遅延オフプログラムモード中か”からの出力が“no”である場合、ユニットは決定ステップ1218の“4.0秒間下降が保持されたか”に進む。遅延オフ時間を永久に格納するために、ユーザは、“下降”の命令を発するアクチュエータを延長された時間、すなわち、4秒間にわたって作動させる。決定ステップ1218が“no”である場合、プログラムはステップ1206の“メインの最上部に戻る”に進む。
決定ステップ1218からの出力が“yes”である場合、制御ユニット10はステップ1220の“遅延オフプログラムモードを開始”の命令を受け、上述したように最下方の指示装置14を点滅させる命令を受け、つぎにステップ1234の“LEDを点滅する”に進む。次いでプログラムはステップ1206の“メインの最上部に戻る”に進む。
図16を参照すると、“上昇”ルーチン1400において、最初の決定ステップは決定ステップ1402の“ユニットがオンか”であり、ここで、制御ユニット10がオン状態にあるかどうかについて決定がなされる。決定ステップ1402の“ユニットがオンか”からの出力が“yes”である場合、すなわち、制御ユニット10がオンである場合、プログラムは決定ステップ1404の“上端か”に移動し、ここで電灯114が最大限の光度であるかどうかに関して決定がなされる。
決定ステップ1404からの出力が“yes”である場合、光度は更に増大することはできず、変化は起こらず、プログラムはステップ1420の“メインの最上部に戻る”に進む。決定ステップ1404からの出力が“no”である場合、ルーチンは決定ステップ1406の“フェーディングか”に進み、ここで制御ユニット10が安定状態にあるかどうか、または2つの異なる出力光度レベルの間でフェーディングしているかどうかに関して決定が行われる。決定ステップ1406からの出力がyesである場合、制御ユニット10が2つの異なる光度レベルの間でフェーディングしており、従って制御ユニット10はステップ1408の“フェーディングの停止”の命令を受け、次いでステップ1410の“1ステップずつ光度レベルを増大”の命令を受け、ここで制御ユニット10の出力電力が増大される。決定ステップ1406の“フェーディングか”からの出力が“no”である場合、ユニットはステップ1410の“1ステップずつ光度レベルを増大”の命令を受け、ここで制御ユニット10の出力電力が増大される。次にプログラムは決定ステップ1412の“IR命令であったか”に進み、ここでプログラムを上昇ルーチン1400に入るようにした赤外線信号を受信したかどうかについて決定が行われる。決定ステップ1412からの出力が“yes”である場合、制御ユニット10はステップ1418の“LEDを更新”まで進み、次いでプログラムはステップ1420の“メインの最上部に戻る”まで進む。格納されたプリセットレベルに変化は生じない。なぜならば、ワイヤレス送信機からのステップ1400の上昇ルーチン命令は、制御ユニット10がプログラムモードにない限り、現在の光度レベルにのみ影響を与えるからである。決定ステップ1412の“IR命令であったか”からの出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1414の“ロックされたプリセットモードは設定されているか”に進み、ここでロックされたプリセット光度レベルが格納されているかどうかについて決定がなされる。決定ステップ1414からの出力が“yes”である場合、制御ユニット10はステップ1418の“LEDの更新”まで進み、ここで光度指示装置14の状態が更新され、次いでプログラムをステップ1420の“メインの最上部に戻る”に進む。決定ステップ1414からの出力が“no”である場合、ユニットはステップ1416の“プリセットを更新”の命令を受け、ここでロック解除されたプリセットの現在の値を格納するメモリ(図示せず)が新しい光度レベルを有そのメモリ内に格納し、ステップ1418の“LEDを更新”に行く。決定ステップ1402の“ユニットがオンか”からの出力が“no”である場合、制御ユニット10はステップ1422の“下端にターンオン”の命令を受け、ここで制御ユニット10がオンにされ、プログラムはステップ1410の“1ステップずつ光度レベルを増大する”に行き、次いで決定ステップ1412の“IR命令であったか”に行く。
図17及び“トグル”ルーチン1300を参照すると、最初の決定ステップはステップ1302の“学習アドレスモード中か”であり、ここで制御ユニット10が、それに新しいアドレスが付けられるモードにあるかどうかに関して決定がなされる。制御ユニット10が新しいアドレスが付けられているという決定がマイクロプロセッサ108によってなされた場合、決定ステップ1302からの出力は“yes”である。そしてマイクロプロセッサは、制御ユニット10に受領した新しいアドレスをそのユニットのアドレスとして格納することを命令するステップ1304の“信号認識として新しいアドレスを使用”に進む。次いでステップ1306の“メインの最上部に戻る”に進む。上述したように、制御ユニット10はIR信号を介して独特のアドレスを受けることができる。これにより、複数の制御ユニット10を個々に制御するために、アドレス選択スイッチを有する送信機を使用することが可能になる。決定ステップ1302の“学習アドレスモード中か”の出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1330の“最後のトグルか”に進み、ここで制御スイッチアクチュエータ13が一時的な時間以上の間作動されているかどうかに関して決定がなされる。決定ステップ1330からの出力が“yes”である場合、プログラムは決定ステップ1332の“フェーディングオフか”に進み、ここで制御ユニット10の出力時の電力レベルが減少しているかどうかに関しての決定が行われる。決定ステップ1332の出力が“yes”であり、電力出力が減少している場合、プログラムは決定ステップ1334の“1/2秒間トグルが保持されたか”に進み、ここで1/2秒間以上制御スイッチアクチュエータ13が作動されたどうか、そうならば、どのくらい長く作動されたかどうかに関して決定がなされる。このステップの出力が“yes”である場合、制御ユニット10はステップ1336の“決定された遅延時間でオフに遅延”の命令を受け、ここで制御ユニット10は制御スイッチアクチュエータ13が作動された時間の長さに対応する遅延時間の期間現在の電力レベルを出力し、次いで出力電力レベルを減少させ、したがって電灯114の光度をゼロまで減少させる。プログラムはステップ1338の“LEDを更新”に進み、ここで現在の光度レベルを指示する指示装置14が遅延時間の間点滅し、また制御ユニット10からの出力電力レベルが減少するにつれて連続的により下方の指示装置が次々に照明される。次いでプログラムはステップ1306の“メインの最上部に戻る”に進む。
決定ステップ1330の“最後のトグルか”からの出力が“no”であり、制御スイッチアクチュエータ13が一時的な時間以上にわたって作動されていない場合、プログラムは決定ステップ1318の“最後の0.5秒間にトグルがタップされたか”に進み、ここで、制御スイッチアクチュエータ13が最後の0.5秒間に一時的な方法ですでに作動されたかどうかに関して決定がなされる。決定ステップ1318からの出力が“yes”である場合、プログラムは決定ステップ1320の“1.0秒内の第3のタップか”に進み、ここで、これが1.0秒内における一時的な期間の3回目の作動であるかどうかに関して決定がなされる。決定ステップ1320からの出力が“yes”である場合、制御ユニット10はステップ1322の“ロックされたプリセットとして現在の光度レベルを格納”の命令を受け、ここで現在の光度レベルがロックされたプリセット光度レベルとしてメモリ内に格納される。プログラムはステップ1324の“現在の光度レベルに維持”に続き、現在の光度レベルは変化せず、プログラムはステップ1326の“LEDを2回点滅”に進む。現在の光度レベルを指示する指示装置14は2Hzの周波数で2度点滅し、現在の光度レベルが格納されたことを指示する。プログラムはステップ1328の“ロックされたプリセットモードを設定”に進み、ここでマイクロプロセッサ108はロックされたプリセットモードにあることを反映するよう更新される。このプログラムはステップ1338の“LEDを更新”に進み、ここで現在の光度レベルを示す指示装置14が照明される。
決定ステップ1320の“1.0秒内の第3のタップか”からの出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1340の“1.5秒内の第4のタップか”に進み、ここで、これが1.5秒内における一時的な期間の4回目の作動であるかどうかに関しての決定が行われる。決定ステップ1340からの出力が“no”である場合、それは一時的な期間の2回目の作動であるに違いなく、制御ユニット10はステップ1346の“高速フェードでフルにフェード”まで進む。電灯114の光度は最大限の光度まで迅速に増大し、プログラムはステップ1338の“LEDを更新”に進み、ここで連続的により上方のレベルの指示装置が電灯114の光度が増大するにつれて次々に照明される。
決定ステップ1340からの出力が“yes”である場合、これは1.5秒内における一時的な期間の4回目の作動である。プログラムはステップ1342の“ロックされたプリセットの中断”に進み、ここでマイクロプロセッサ108はロックされたプリセットモードから制御ユニット10を除去するように更新される。プログラムはステップ1344の“LEDを二度点滅させる”に進み、ここで現在の光度レベルを指示する指示装置が2Hzの周波数で二度点滅し、次いでステップ1338の“LEDを更新”に進み、ここで現在の光度レベルを指示する指示装置14が照明される。
決定ステップ1318の“最後の1/2秒間にトグルがタップされたか”からの出力が“no”である場合、プログラムはステップ1308の“ユニットオンまたはフェーディングアップか”に進み、ここで、制御ユニット10がオン状態にあるかどうか、または2つの光度レベルの間でフェーディングしているかどうかに関して決定がなされる。決定ステップ1308からの出力が“yes”である場合、プログラムは決定ステップ1310の“遅延オフモードは設定されているか”に進む。決定ステップ1310からの出力が“yes”であり、オフまでの所定の遅延時間が格納されている場合(図15の遅延設定ルーチン1232の説明を参照)、制御ユニット10はステップ1312の“プログラムされた時間でオフに遅延”の命令を受ける。電灯114は格納されたオフまでの遅延時間の間現在の光度レベルに留まり、次いで電灯114の光度がゼロに減少する。プログラムはステップ1306の“メインの最上部に戻る”に進む。決定ステップ1310の“遅延オフモードは設定されているか”からの出力が“no“である場合、制御ユニット10はステップ1314の“オフにフェード”の命令を受け、電灯114の光度はゼロに低減する。次いで、ステップ1338の“LEDを更新する”に進み、電灯114の光度が減少するにつれて連続的により下方の指示装置が次々に照明される。
決定ステップ1308の“ユニットオンまたはフェーディングアップか”の出力が“no”である場合、制御ユニット10はステップ1316の“プリセットにフェード”の命令を受け、ここで電灯114の光度がプリセットレベルまで増大する。このプリセットレベルは、ロックされたプリセットレベル、又は制御ユニット10がオン状態にあったときの最後のプリセットレベルであってよい。プログラムはステップ1338の“LEDを更新する”に進み、ここで電灯114の光度が増大するにつれて連続的に上方の指示装置14が次々に照明される。
決定ステップ1332の“フェーディングオフか”からの出力が“no”である場合、プログラムはステップ1338の“LEDを更新”に進み、ここで指示装置14の状態が更新される。決定ステップ1334の“1/2秒間トグルが保持されたか”の出力が“no”である場合、プログラムはステップ1338の“LEDを更新”に進み、指示装置14の状態が更新される。
図18、19及び20並びに“IR信号”ルーチン1500を参照すると、決定ステップ1550の“正しい信号アドレスか”でスタートし、制御ユニット10は、IR信号アドレスがユニットアドレスに合致するかどうかを見るための第1のチェックによって、受信されたIR信号に応答すべきかどうかを決定する。アドレスが合致しない場合、制御ユニット10はIR信号を無視する。決定ステップ1550からの出力が“no”である場合、プログラムはステップ1564の“メインの最上部に戻る”に進む。
決定ステップ1550からの出力が“yes”である場合、プログラムは決定ステップ1552の“IRプログラムモード中か”に進み、ここで制御ユニット10がIRプログラムモードにあるかどうかに関して決定がなされる。このステップの出力が“no”である場合、プログラムは一連の決定ステップに進む。
最初の決定ステップはステップ1528の“上昇か”であり、ここで、増大電力レベルアクチュエータ23a、33aが作動されたこと、または電力レベル選択アクチュエータ43、53がその上方位置に作動されたことを、IR信号が指示するかどうかの決定がなされる。決定ステップ1528の“上昇か”からの出力が“yes”である場合、プログラムはステップ1530の“上昇ルーチンに行く”に進む。上昇ルーチンは図16に示されている。決定ステップ1528からの出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1508の“下降か”に進み、ここで減少電力レベルアクチュエータ23b、33bが作動されたこと、または電力レベル選択アクチュエータ43、53がその下降位置に作動されたことを、IR信号が指示するかどうかの決定がなされる。決定ステップ1508の“下降か”からの出力が“yes”である場合、プログラムはステップ1510の“下降ルーチンに行く”に進む。下降ルーチンは図15に示されている。決定ステップ1508の“下降か”からの出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1502の“フルオンか”に進み、ここで、IR信号が、図2に示すような送信機スイッチアククュエータ21の2回の一時的な作動が短期間の間に起こったことを指示するかどうかについて決定がなされる。決定ステップ1502からの出力が“yes”であれば、制御ユニット10はステップ1512の“高速フェードでフルオンにフェード”の命令を受け、これは電灯114の光度を最大限まで迅速に増大させ、次いでステップ1562の“LEDを更新”に進み、ここで、電灯14の光度が増大するにつれて、連続的により上方の指示装置14が次々に照明され、次いでプログラムはステップ1564でメインの最上部に進む。
決定ステップ1502の“フルオンか”からの出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1532の“オフか”に進み、ここで、オフアクチュエータ31b、41e、51eが作動されたこと、または送信機スイッチアクチュエータ21が作動されたことをIR信号が指示するかどうか、及び制御ユニット10がオン状態にあるかどうかに関して決定がなされる。決定ステップ1532からの出力が“yes”である場合、制御ユニット10はステップ1534の“オフにフェード”の命令を受け、ここで電灯114の光度をゼロに減少させ、次いでステップ1562の“LEDを更新”に進み、ここで電灯114の光度がゼロに減少するにつれて連続的により下方の指示装置14が次々に照明される。
決定ステップ1532の“オフか”の出力が“no”である場合、プログラムは、決定ステップ1514の“プリセットにオンか”に進み、ここで、図2に示す基本的な送信機のアクチュエータ21の一時的な期間の単一の作動が生じたことをIR信号が指示するかどうか、及び制御ユニット10がオフ状態にあるかどうかに関して決定がなされる。決定ステップ1514からの出力が“yes”である場合、制御ユニット10はステップ1516の“プリセットにフェード”の命令を受け、ここで電灯114の光度を、ゼロから、ロックされたプリセット光度レベルまたはロック解除されたプリセット光度レベルのいずれかであるプリセット光度レベルまで増大させ、次いでステップ1562の“LEDを更新”に進み、ここでプリセット光度レベルを指示する指示装置14が照明されるまで、電灯114の光度が増大するにつれて、連続的により上方の指示装置14が次々に照明される。
決定ステップ1514の“プリセットにオンか”の出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1504の“オフに遅延か”に進み、ここで、図2、3、4及び5に示すような送信機スイッチアクチュエータ21またはオフアクチュエータ31、41e、51eが0.5秒以上の時間にわたって作動されたことをIR信号が指示するかどうかについて決定がなされる。決定ステップ1504からの出力が“yes”である場合、制御ユニット10はステップ1536の“決定された遅延時間でオフに遅延”の命令を受ける。マイクロプロセッサ108はアクチュエータ21、31、41e、51eが作動された時間の長さから遅延時間を決定し、制御ユニット10は電灯114を遅延時間の長さにわたって現在の光度レベルに保持し、次いで電灯114の光度をゼロまで減少させる。次いでプログラムはステップ1562の“LEDを更新”に進み、ここで現在の光度レベルを指示する指示装置14が遅延時間の間点滅し、その後電灯114の光度がゼロまで減少するにつれて連続的により下方の指示装置14が次々に照明される。
決定ステップ1504の“オフに遅延か”の出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1518の“シーン命令か”に進み、ここで、シーン選択アクチュエータ31a、41a−d、51a−dの1つ、または改良されたワイヤレス送信機のシーン選択アクチュエータとして使用されている特殊機能アクチュエータ51f−iの1つが作動されたことをIR信号が指示するかどうかに関して決定がなされる。決定ステップ1518の出力が“yes”である場合、プログラムはステップ1538の“シーンを決定”に進み、ここで作動された特定のシーン選択アクチュエータが決定される。次いでプログラムは決定ステップ1540の“最後の0.5秒間に同じシーンアクチュエータが作動されたか”に続き、ここで特定のシーン選択アクチュエータが最後の0.5秒間にすでに作動されたかどうかに関して決定がなされる。決定ステップ1540からの出力が“yes”である場合、プログラムはステップ1542の“シーンナンバーに4を加える”に進み、特定のシーン選択アクチュエータに関連するより大きな数が付けられて格納されているプリセット光度レベルが使用される。次いでプログラムはステップ1520の“シーンにフェード”に進み、ここで電灯114の光度の値は、所望の格納されたプリセット光度レベルと等しくなるまで増大又は減少する。この所望の格納されたプリセット光度レベルは、そのシーン選択アクチュエータに関連して、改良されたワイヤレス送信機30、40、50から制御ユニット10内に予めプログラムされている。プログラムはステップ1562の“LEDを更新”に進み、ここで現在の光度を指示する指示装置14がまず照明され、その後プリセット光度レベルを指示する指示装置14が照明されるまで、電灯114の光度が変化するにつれて、連続的に上方のまたは下方の指示装置が次々に照明される。決定ステップ1540の“最後の0.5秒間に同じシーンアクチュエータが作動されたか”の出力が“no”である場合、プログラムはシーンナンバーに4を加えることなく、ステップ1520の“シーンにフェード”に進み、その後制御ユニット10に対して直ぐ上で述べたのと同じ作用をなすステップ1562の“LEDを更新”に進む。
決定ステップ1518の“シーン命令か”の出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1506の“IRプログラム信号か”に進み、ここで改良された送信機30、40、50のアクチュエータの適当な組み合わせが作動されて、制御ユニットがプログラムモードに入れられたことをIR信号が指示するかどうかに関して決定が行われる。決定ステップ1506の出力が“yes”である場合、プログラムは決定ステップ1522の“3秒間プログラム信号を受信したか”に進み、ここで、アクチュエータの組み合わせが3秒間作動されたかどうかに関して決定がなされる。決定ステップ1522の出力が“yes”である場合、プログラムは決定ステップ1524の“現在プログラムモード中か”に進み、ここで制御ユニット10が現在プログラムモードにあるかどうかに関して決定が行われる。決定ステップ1524の出力が“yes”である場合、プログラムはステップ1544の“IRプログラムモードから出る”に進み、ここで制御ユニット10はプログラムモードを出る。つぎにプログラムはステップ1546の“プリセットシーン光度レベルを格納”に進み、ここでプログラムされている最後のアクチュエータに関連するプリセット光度レベルがメモリに格納され、次いでプログラムはステップ1548の“LEDの点滅を停止”に進み、ここでプログラムモードに関連してオンオフが繰り返されている指示装置14が消える。次いでプログラムはステップ1562の“LEDの更新”に進み、ここで指示装置14の光度が制御ユニット10の新しい条件を反映するよう更新され、次いでプログラムはステップ1564でメインの最上部に戻る。
決定ステップ1524の“現在プログラムモード中か”の出力が“no”である場合、プログラムはステップ1526の“シーン1のプログラムモードに入る”に進む。制御ユニット10は、プログラムモードに入り、そして第1の選択シーンアクチュエータ31a、41a、51aを作動させることによって再び呼び出されるプリセットのために格納されるプリセット光度を調整する信号を受領するよう、命令を受ける。次いでプログラムはステップ1560の“LEDを点滅”に進む。指示装置14は改良された遠隔制御送信機30、40、50からのプリセット光度のプログラミングの説明に関して上述したようにオンオフを繰り返し、次いでプログラムはステップ1562の“LEDを更新する”に進み、ここで指示装置14の光度は制御ユニット10の新しい条件を反映するよう更新される。決定ステップ1522の“3秒間プログラム信号を受信したか”の出力が“no”である場合、プログラムはステップ1562の“LEDを更新”に進む。決定ステップ1506の“IRプログラム信号か”の出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1592の“特殊機能か”に進み、ここで特殊機能のアクチュエータ51f−iが改良されたワイヤレス遠隔制御装置50で作動されたことを指示するIR信号を受信したかどうかに関して決定がなされる。
決定ステップ1592の“特殊機能か”の出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1590の“学習アドレスモードか”に進み、ここで制御ユニット10に新しいアドレスが付けられるべきことを示すIR信号を受信したかどうかについて決定がなされる。決定ステップ1590の“学習アドレスモードか”の出力が“no”である場合、プログラムはステップ1564の“メインの最上部に戻る”に進む。決定ステップ1590の出力が“yes”である場合、プログラムはステップ1580の“新しいアドレスを格納”に進み、ここで制御ユニット10に割り当てられた新しいアドレスがメモリに格納される。次いでプログラムはステップ1564の“メインの最上部に戻る”に進む。決定ステップ1592の“特殊機能か”の出力が“yes”である場合、これは特殊機能アクチュエータ51f−iが改良されたワイヤレス遠隔制御装置50で作動されたことを示す。次いでプログラムは決定ステップ1594の“長いフェード機能か”に進み、ここで“長いフェード機能”が選択されたことを指示するIR信号を受信したかどうかに関する決定を行うことにより、どの特殊機能が選択されたかを決定する。決定ステップ1594の“長いフェード機能か”の出力が“yes”である場合、ユニットはステップ1596の“決定されたフェード時間でオフにフェード”の命令を受け、ここで電灯114の光度レベルが、どれくらい長い時間特殊機能アクチュエータが作動されたかに依存する一定時間をかけてゼロまでゆっくり減少する。次いでプログラムはステップ1560の“LEDを点滅する”に進み、ここで指示装置14は特殊機能の“決定されたフェード時間でオフまでフェード”の説明に関連して上述したようにオンオフを繰り返す。次いでプログラムはステップ1562の“LEDの更新”に進み、ここで指示装置14の光度が制御ユニット10の新しい条件を反映するよう更新される。決定ステップ1594の“長いフェードか”の出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1586の“前の光度レベルか”に進み、ここで“前の光度レベル”の特殊機能が選択されたことを指示するIR信号を受信したかどうかに関する決定がなされる。決定ステップの1586の“前の光度レベル”の出力が“no”である場合、プログラムはステップ1564の“メインの最上部に戻る”に進む。決定ステップ1586の“前の光度レベルか”の出力が“yes”である場合、プログラムはステップ1588の“前の光度レベルに戻る”に進み、ここで制御ユニット10は、電灯114の光度を、シーン選択アクチュエータまたは増大若しくは減少電力レベル選択アクチュエータの作動によって最後に調整される前の電灯114の光度に調整するように命令される。次いでプログラムはステップ1562の“LEDの更新”に進み、ここで指示装置14の光度が制御ユニット10の新しい条件を反映するよう更新される。
決定ステップ1552の“IRプログラムモード中か”の出力が“yes”である場合、制御ユニット10は“IRプログラムモード”にあることを示し、プログラムは決定ステップ1554の“上昇か”に進み、ここで増大電力レベルアクチュエータ23a、33aが作動されたか、または電力選択クチュエータ43、53がその上部位置にあることを示すIR信号を受信したかどうかに関して決定がなされる。決定ステップ1554の“上昇か”の出力が“yes”である場合、プログラムはステップ1556の“1ステップずつ光度レベルを増大する”に進み、ここで制御ユニット10の出力電力が増大される。次いでプログラムはステップ1558の“シーン用のプリセットとして光度レベルを格納”に進み、ここで、プログラムされているシーン選択アクチュエータ用に新しい光度レベルが格納され、プログラムはステップ1560の“LEDを点滅”に進み、ここで指示装置14が上述のようにオンオフを繰り返し、プログラムされているシーン選択アクチュエータ及び現在の光度レベルを指示する。プログラムはステップ1562の“LEDの更新”に進み、ここで、指示装置14の光度が制御ユニット10の新しい条件を反映するよう更新される。次いでプログラムはステップ1564の“メインの最上部に戻る”に進む。決定ステップ1554の“上昇か”の出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1566の“下降か”に進み、ここで減少電力レベルアクチュエータ23b、33bが作動されたか、または電力選択アクチュエータ43、53がその下降位置にあることを指示するIR信号を受信したかどうかに関して決定がなされる。
決定ステップ1566の“下降か”の出力が“yes”である場合、プログラムはステップ1568の“1ステップずつ光度レベルを減少”に進み、ここで制御ユニット10の出力電力が減少される。次いでプログラムは、直ぐ上に述べたのと同じ作用を有する、ステップ1558の“シーン用のプリセットとして光度レベルを格納”、ステップ1560の“LEDを点滅”、ステップ1562の“LEDを更新”、ステップ1564の“メインの最上部に戻る”に進む。
決定ステップ1566の“下降か”の出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1572の“シーン命令か”に進み、ここで、シーン選択アクチュエータ31a、41a−d、51a−dが作動されたことを示すIR信号を受信したかどうかに関して決定がなされる。決定ステップ1572の“シーン命令”の出力が“yes”である場合、プログラムはステップ1574の“シーンを決定”に進み、どのシーン選択アクチュエータが作動されたかに関して決定がなされる。次いでプログラムは決定ステップ1576の“最後の0.5秒間に同じシーンアクチュエータが作動されたか”に進み、ここで最後の0.5秒間に同じシーン選択アクチュエータが作動されたかどうかに関する決定が行われる。決定ステップ1576の“最後の0.5秒間に同じシーンアクチュエータが作動されたか”の出力が“yes”である場合、プログラムはステップ1570の“シーンナンバーに4を加える”及びステップ1578の“シーンにフェード”に進み、ここでプログラムされているプリセット光度レベル用に格納された最後の光度レベルまで電灯114の光度レベルが増大又は減少される。次いでプログラムは、上述したのと同じ作用を有する、ステップ1588の“シーン用のプリセットとして光度レベルを格納”、ステップ1560の“LEDの点滅”、ステップ1562の“LEDを更新”、ステップ1564の“メインの最上部に戻る”に進む。
決定ステップ1576の“最後の0.5秒間に同じシーンアクチュエータが作動されたか”の出力が“no”である場合、制御ユニットはシーンナンバーに4を加えることなくステップ1578の“シーンへフェード”の命令を受け、上述したのと同じ作用を有するステップ1558の“シーン用のプリセットとして光度レベルを格納”、ステップ1560の“LEDを点滅”、ステップ1562の“LEDを更新”、ステップ1564の“メインの最上部に戻る”に進む。決定ステップ1572の“シーン命令か”の出力が“no”である場合、プログラムは決定ステップ1582の“オフか”に進み、ここでオフアクチュエータ31b、41e、51eが作動されたことを指示するIR信号を受信したかどうかに関する決定がなされる。
決定ステップ1582の“オフか”の出力が“yes”である場合、ユニットはステップ1584の“オフにフェード”の命令を受け、ここで制御ユニット10の出力電力がゼロまで減少する。プログラムは次いで、上述したのと同じ作用を有するステップ1558の“シーン用のプリセットとして光度レベルを格納する”、ステップ1562の“LEDの点滅”、ステップ1562の“LEDの更新”及びステップ1564の“メインの最上部へ戻る”に進む。決定ステップ1582の“オフか”の出力が“no”であるならば、プログラムはステップ1564の“メインの最上部に戻る”に進む。
本発明の他の実施例において、電力制御ユニット10はワイヤレス遠隔制御ユニット20、30、40、50から赤外線信号を受ける赤外線レンズ70を含む。
レンズ70の平面図を示す図7を参照すると、赤外線レンズ70の作用の基本的な原理は、レンズ70を介し、検出器76内へと、赤外線を屈折し、反射させることである。検出器76は、赤外線エネルギーを受信し、それを電気エネルギーに変換する、赤外線受容面78を含んで成る。レンズ70は入力面71と、出力面73と、その間の平坦な本体部分72とを有する。入力面71は好ましくは平坦であり、入力面71に直角な方向から見て矩形の形状を有する。矩形の形状内には入力面延長部分79が含まれ、この部分79は入力面71の両端で本体部分72を越えて伸びている。入力面延長部分79はレンズ70の中間の角度性能を高めている。これによって、図8Bに示すように入力面71に直角な線に対し約±40°以内の角度で入射される赤外線をレンズがより多く捕捉することができるようになっている。
レンズの出力面73はレンズ70の中央に向かって内側にくぼんでいる凹面部分73aを含む。この凹面部分73aは、それを通過する赤外線を、本体部分72から検出器76の入力面77上へと、したがって受容面78上へと屈折させる。
本体部分72は平面的な上面及び底面を備えた実質的に平坦な形状を有し、側面72aは楕円74によって定まる。この楕円74は、直交座標において、x2/a2+y2/b2=1で定まる。ここで、楕円は、長軸(主軸)74x及び短軸74yに対して対称であり、2つの弧の長さ74aは楕円74上の任意の点から2つの焦点74c、74c′までの距離となっている。焦点74c、74c′からの2つの弧の長さ74aは、楕円上のどのような任意の点に関しても、楕円74の周との間で等しい角度74dを成し、これにより、レンズ70の側面72aを規定する。側面72aは入力面71から本体部分72に入る赤外線を反射し、図8A、図8B及び図8Cに示すような出力面73に向かって反射光を向ける。これらの図は、それぞれ0°、40°及び80°で入力面に入射する赤外線を示し、全体として、レンズ70が図9Aに示すようなアクチュエータ13に設置されるとき、レンズ70が水平方向の平面においてどれほど広角度の視野にわたって赤外線放射を捕捉するかを示している。
レンズ70の作用を図7を参照して説明する。焦点74cに配置された赤外線の点光源(図示せず)が赤外線を一定方向に放出するとき、すべての成す角74d(以降“α”)[角度α≦sin-(1/n)=α0(スネルの法則:ここでnはレンズ材料の屈折率)]に関して、光線はレンズの側面72aを定める楕円74の周で全反射される。そして、この光は他の焦点74c′へと反射される。楕円の偏心度が増大すると、角度α(α≦α0)に対応する成す角74dも増大する。従って、楕円74の短軸74yが減少すると、入力面71の視野が増大する。
動作中には、赤外線は電力制御ユニット10のワイヤレス遠隔送信機20、30、40、50の等の外部供給源から発され、入力面71に入る。レンズの好ましい実施例において、入力面71は平面的な矩形の形状を有する。しかしながら、レンズは任意の形状及び輪郭で製造することができる。好ましくは、図9Aに示すように、ユニットの前面から見て、入力面71は矩形(長方形)であり、長辺寸法は1.67cm(0.660インチ)であり、短辺寸法が0.30cm(0.120インチ)である。更に、レンズ70は、通常、屈折率nが好ましくは1ないし2であるポリカーボネートプラスティック等の光学材料から製造される。ここで、nは、真空中の光速と光学材料中の光速との比として定義される。好ましくは、屈折率n=1.586であるレクサン141が使用される。
図7を参照すると、赤外線検出器76(破線で示す)は、通常は赤外線透過性材料から成る半球形カバー77に包囲されている、赤外線受容ダイオード(フォトダイオード)78である。適当な赤外線検出器はソニー社で製造され、部品ナンバーSBX8025−Hで販売されている。
本発明の他の態様において、レンズ70は制御スイッチアクチュエータ13等の可動部材上に配置され、レンズの出力面73が赤外線検出器76の入力面77に隣接するように配置される。赤外線検出器76はレンズ70の背後の固定位置に配置される。図9A及び図9Bに示す可動部材13及びレンズ70は赤外線検出器76の固定位置及びその入力面77に向かうように、及びそこから離れるように移動する。通常、レンズ70の出力面73は、それが検出器76の前面77から最も離れた点において、0.20cm(0.080インチ)だけ検出器76の前面77から離される。
レンズ70の凹面出力面73は所望の光学特性を提供し、また概ね検出器76の入力面77に対応(適合)している。これにより、レンズ70を検出器76の更に近くに取り付けることができる。
上述した内容は、レンズ70を制御スイッチアクチュエータ13に設置するにあたって、単一の平面、好ましくは、水平面において広い視角を有するレンズ70の二次元をどのように構成するかを開示し、更にレンズ70の作用はx軸及びy軸に沿った二次元で説明してきた。
2方向に広い視角を有するレンズを構成するために、上述した設計はレンズの軸74xの周りで直交方向に二度使用される。この結果としてできたレンズは楕円体である。y軸74yの長さ、及び直角な線に対して0°でレンズに入る光線に直交するz軸(図示せず)の長さは、赤外線検出器76の受容面78の形状に依存する。正方形の受容面78の場合、レンズのy軸及びz軸は等しく、したがってレンズの入力面は円形である。このようなレンズはレンズの前方の全方向に等しい広角の性能を有する。広角の性能が単一の平面に沿ってのみ望まれるときでも、レンズはある厚さを有しなければならない。このようなレンズを製造する1つの方法は、その厚さが好ましくは受容面78の厚さにほぼ等しくなるように楕円体の上部及び底部を切断することである。この結果がほぼ矩形の入力面71であり、楕円の弧に適合する短い縁部を有する。これは実質的に図7、9Bに示す構造であり、ここでは2方向において側面72aが楕円の部分である。
本発明は、その精神または基本的な姿勢から逸脱せずに、他の特定の形態で実施することができ、したがって、本発明の範囲を示すものとして、前述した明細書よりむしろ添付の請求の範囲を言及すべきである。
図1は本発明による赤外線レンズを備えた電力制御及び受信機ユニットの好ましい実施例の正面図を示す。 図2は本発明による基本的なハンドヘルド型遠隔制御ユニットの好ましい実施例の平面図である。 図2Aは図2に示す基本的な遠隔制御ユニットの左側面図である。 図2Bは図2に示す基本的な遠隔制御ユニットの右側面図である。 図2Cは図2に示す基本的な遠隔制御ユニットの端面図である。 図3は本発明による改良されたワイヤレス送信機ユニットの好ましい実施例の平面図である。 図3Aは図3に示す改良されたワイヤレス送信機ユニットの右側面図である。 図3Bは、図3に示す改良されたワイヤレス送信機ユニットの端面図である。 図4は、本発明によるシーン制御を有するワイヤレス送信機ユニットの他の好ましい実施例の平面図である。 図4Aは図4に示すワイヤレス送信機ユニットの端面図である。 図5はシーン及び特殊機能の制御を有する、本発明による、好ましい改良されたワイヤレス送信機ユニットの他の実施例の平面図である。 図5Aは図5に示す他の改良された送信機ユニットの端面図である。 図6は送信機ユニットの動作の流れを示すフローチャートである。 図7は本発明による赤外線レンズの好ましい実施例の平面図である。 図8Aは赤外線の光が0°の入射角度でレンズを通過するときの、図7に示す赤外線レンズの作用を示す図である。 図8Bは赤外線の光が40°の入射角度でレンズを通過するときの、図7に示す赤外線のレンズの作用を示す図である。 図8Cは赤外線の光が80°の入射角度でレンズを通過するときの、図7に示す赤外線のレンズの作用を示す図である。 図9Aは本発明による可動な表面に配置された赤外線レンズの設定を示す図である。 図9Bは可動な表面配置された赤外線レンズと赤外線検出器の斜視図である。 図10は図1に示す受信機ユニットの回路のブロック図である。 図11は図2に示す基本的な遠隔制御ユニットの回路のブロック図である。 図12Aは図3に示す改良された遠隔制御ユニットの回路のブロック図である。 図12Bは図4に示す改良された遠隔制御ユニットの回路のブロック図である。 図12Cは図5に示す改良された遠隔制御ユニットの回路のブロック図である。 図13は受信機ユニットの動作の機能的な流れ図である。 図14は受信機ユニットの動作の機能的な流れ図である。 図15は受信機ユニットの動作の機能的な流れ図である。 図16は受信機ユニットの動作の機能的な流れ図である。 図17は受信機ユニットの動作の機能的な流れ図である。 図18は受信機ユニットの動作の機能的な流れ図である。 図19は受信機ユニットの動作の機能的な流れ図である。 図20は受信機ユニットの動作の機能的な流れ図である。 図21は図1に示す電力制御装置のオフへの遅延プロフィールを示す図である。

Claims (56)

  1. 少なくとも一個の電気装置に供給される電力を遠隔制御する装置であって、
    (a)第1の送信機スイッチであって該第1の送信機スイッチの作動に応じて第1及び第2の制御信号を発生して送信するための第1の送信機スイッチを有するワイヤレス送信機と、
    (b)前記ワイヤレス送信機から送信された前記第1の制御信号を受信するための受信機を有する少なくとも一個の制御ユニットと、
    を有し、
    前記少なくとも一個の制御ユニットは、前記第1の制御信号に応じて、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力を制御するための、制御回路を有し、
    前記第2の制御信号は、前記少なくとも一個の電気装置に供給されるプリセット電力レベルをメモリに格納するよう前記制御ユニットに命令する、
    ことを特徴とする前記装置。
  2. 少なくとも一個の電気装置に供給される電力を制御する装置であって、
    電力制御回路と、第1の制御信号を発生するための第1の制御ユニットスイッチと、を有する少なくとも一個の制御ユニットを有し、
    前記電力制御回路は、前記第1の制御信号に応じて、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力を制御し、
    前記第1の制御ユニットスイッチは、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロでない電力レベルから実質的にゼロの電力レベルに低減させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令するため、及びプリセット電力レベルをメモリに格納するよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令するための、複数の追加の制御信号を発生するように作用する、
    ことを特徴とする前記装置。
  3. 少なくとも一個の電気装置に供給される電力を制御する装置であって、
    電力制御回路と、第1、第2及び第3の制御信号を発生するための少なくとも一個の制御ユニットスイッチと、を有する、少なくとも一個の制御ユニットを有し、
    前記電力制御回路は、前記第1の制御信号に応じて、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力を制御し、
    前記第2の制御信号は、プリセット電力レベルをメモリに格納するよう前記制御ユニットに命令し、
    前記第3の制御信号は、前記プリセット電力レベルを前記メモリから消去するよう前記制御ユニットに命令する、
    ことを特徴とする前記装置。
  4. 少なくとも一個の電気装置に供給される電力を制御する装置であって、
    電力制御回路を有する少なくとも一個の制御ユニットと、
    第1の制御ユニットスイッチであって、該第1の制御ユニットスイッチの作動に応じて、第1の制御信号を発生するための、第1の制御ユニットスイッチと、
    を有し、
    前記電力制御回路は、前記第1の制御信号に応じて、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力を制御し、
    前記第1の制御信号は、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力を第1の遅延時間の後にゼロに低減させるよう前記制御ユニットに命令し、前記第1の遅延時間は、前記第1の制御ユニットスイッチが作動される時間の長さに比例する、
    ことを特徴とする前記装置。
  5. 少なくとも一個の電気装置に供給される電力を制御する装置であって、
    電力制御回路と、第1、第2及び第3の制御信号を発生するための少なくとも一個の制御ユニットスイッチと、を有する、少なくとも一個の制御ユニットを有し、
    前記電力制御回路は、前記第1の制御信号に応じて、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力を制御し、
    前記第2の制御信号は、遅延時間の期間を第1のメモリに格納するよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、
    前記第3の制御信号は、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力を前記遅延時間の後にゼロでない電力レベルからゼロの電力レベルに低減させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令する、
    ことを特徴とする前記装置。
  6. 少なくとも一個の電気装置に供給される電力を制御する装置であって、
    少なくとも一個の送信機スイッチを有するワイヤレス送信機であって、該少なくとも一個の送信機スイッチは、第1及び第2の制御信号を発生して送信するための第1及び第2の送信機スイッチを含むワイヤレス送信機と、
    前記ワイヤレス送信機からの前記第1及び第2の制御信号を受信するための受信機を有する少なくとも一個の制御ユニットであって、アドレス指定可能性と、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力を制御するための制御回路と、を有する、少なくとも一個の制御ユニットと、
    を有し、
    前記第1の制御信号は、複数のアドレスのうち一つを含む信号に応答するようになるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、
    前記第2の制御信号は、アドレス成分を含み、前記少なくとも一個の制御ユニットは、前記第2の制御信号の前記アドレス成分が前記少なくとも一個の制御ユニットに割り当てられたアドレスと同じ場合に、前記第2の制御信号に応答する、
    ことを特徴とする前記装置。
  7. 前記複数の追加の制御信号のうち一つは、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロの電力レベルからゼロでない電力レベルに増大させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  8. 前記少なくとも一個の電気装置は、電灯を含み、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力を制御する前記電力制御回路は、前記電灯の光度を制御するための光度制御回路を含むことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に記載の装置。
  9. 前記第1の制御スイッチの作動は、前記作動の前に前記電力制御回路が前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロでない電力レベルであるよう制御している場合には、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロでない電力レベルからゼロの電力レベルに低減させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、又前記作動の前に前記電力制御回路が前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロであるよう制御している場合には、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロからゼロでない電力レベルに増大させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令することを特徴とする請求項2、3、4又は5に記載の装置。
  10. 前記第1の制御スイッチの作動は、前記作動の前に前記電力制御回路が前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロでない電力レベルであるよう制御している場合には、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロでない電力レベルからゼロの電力レベルに低減させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、又前記作動の前に前記電力制御回路が前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロであるよう制御している場合には、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロからゼロでない電力レベルに増大させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、
    ここで、前記プリセット電力レベルが前記メモリに格納されている場合には、前記ゼロでない電力レベルは前記格納されているプリセット電力レベルに等しく、又前記プリセット電力レベルが前記メモリに格納されていない場合には、前記ゼロでない電力レベルの状態は前記少なくとも一個の電気装置の最後の設定電力レベルである、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の装置。
  11. 短時間における前記第1の制御ユニットスイッチの2回の連続した作動は、前記少なくとも一個の電気装置に最大電力を提供するよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令することを特徴とする請求項2、3、4又は5に記載の装置。
  12. 短時間における前記第1の制御ユニットスイッチの3回の連続した作動は、前記プリセット電力レベルを格納するよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令することを特徴とする請求項2又は3に記載の装置。
  13. 短時間における前記第1の制御ユニットスイッチの4回の連続した作動は、前記メモリから前記プリセット電力レベルを消去するよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令することを特徴とする請求項2又は3に記載の装置。
  14. 第2及び第3の制御ユニットスイッチを有し、前記第2の制御ユニットスイッチの作動は、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力レベルを増大させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、前記第3の制御ユニットスイッチの作動は、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力レベルを低減させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令することを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に記載の装置。
  15. 更に、第2及び第3の制御ユニットスイッチを有し、前記第2の制御ユニットスイッチの作動は、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力レベルを増大させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、前記第3の制御ユニットスイッチの作動は、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力レベルを低減させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、前記第2及び第3の制御ユニットスイッチは、前記メモリに格納される前記プリセット電力レベルを設定するのに使用されることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の装置。
  16. 更に、前記プリセット電力レベルが前記メモリに格納されたことを指示する指示装置を有することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の装置。
  17. 少なくとも一個の送信された制御信号を発生して前記少なくとも一個の制御ユニットに送信するための第1の送信機スイッチを有するワイヤレス送信機と、前記少なくとも一個の送信された制御信号を受信するための前記少なくとも一個の制御ユニット内の受信機と、を有することを特徴とする請求項2、3、4又は5に記載の装置。
  18. 前記第1の送信機スイッチの作動は、前記作動の前に前記電力制御回路が前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロでない電力レベルであるよう制御している場合には、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロでない電力レベルからゼロの電力レベルに低減させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、又前記作動の前に前記電力制御回路が前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロであるよう制御している場合には、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロからゼロでない電力レベルに増大させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令することを特徴とする請求項1又は17に記載の装置。
  19. 前記第1の送信機スイッチの作動は、前記作動の前に前記電力制御回路が前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロでない電力レベルであるよう制御している場合には、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロでない電力レベルからゼロの電力レベルに低減させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、又前記作動の前に前記電力制御回路が前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロであるよう制御している場合には、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロからゼロでない電力レベルに増大させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、
    ここで、前記プリセット電力レベルが前記メモリに格納されている場合には、前記ゼロでない電力レベルは前記格納されているプリセット電力レベルに等しく、電力レベルが前記メモリに格納されていない場合には、前記ゼロでない電力レベルは前記少なくとも一個の電気装置の最後の設定電力レベルである、
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の装置。
  20. 前記ワイヤレス送信機は赤外線を送信し、前記受信機は前記赤外線を受信することを特徴とする請求項1又は17に記載の装置。
  21. 短時間における前記第1の送信機スイッチの2回の連続した作動は、前記少なくとも一個の電気装置に最大電力を提供するよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令することを特徴とする請求項1又は17に記載の装置。
  22. 第2及び第3の送信機スイッチを有し、前記第2の送信機スイッチの作動は、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力レベルを増大させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、前記第3の送信機スイッチの作動は、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力レベルを低減させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令することを特徴とする請求項1又は17に記載の装置。
  23. 第2及び第3の送信機スイッチを有し、前記第2の送信機スイッチの作動は、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力レベルを増大させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、前記第3の送信機スイッチの作動は、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力レベルを低減させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、前記第2及び第3の送信機スイッチは、格納される前記プリセット電力レベルを設定するのに使用されることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の装置。
  24. 更に、追加の電気装置に供給される電力を制御するための少なくとも一個の追加の制御ユニットを有し、該追加の制御ユニットは追加の受信機を有し、前記各制御ユニットは、各追加の電気装置に供給される追加のプリセット電力レベルを格納するように、前記第2の制御信号に応答することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  25. 前記少なくとも一個の制御ユニットスイッチは、前記第1、第2及び第3の制御信号をそれぞれ発生するための、第1、第2及び第3の制御ユニットスイッチを有することを特徴とする請求項3に記載の装置。
  26. 前記少なくとも一個の制御ユニットスイッチは、前記第1の制御信号を発生するための第1の制御ユニットスイッチと、前記第2及び第3の制御信号を発生するための第2の制御ユニットスイッチと、を有し、前記第2の制御ユニットスイッチの連続した作動により、第2及び第3の制御信号が交互に発生されることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  27. 前記少なくとも一個の制御ユニットは更に、前記第1の遅延時間の期間を指示する指示装置を有することを特徴とする請求項4に記載の装置。
  28. 前記少なくとも一個の制御ユニットは更に、該少なくとも一個の制御ユニットが前記第1の制御信号を受信したことを指示し、又該少なくとも一個の制御ユニットが前記第1の遅延時間を開始したが未だ前記第1の遅延時間の前記期間の終了に達していないことを指示する指示装置を有することを特徴とする請求項4に記載の装置。
  29. 前記第1の遅延時間の期間は、前記制御ユニットスイッチが閉止される時間の長さに比例することを特徴とする請求項4に記載の装置。
  30. 一時的な時間にわたる前記第1の制御ユニットスイッチの作動は、前記作動の前に前記電力制御回路が前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロでない電力レベルであるよう制御している場合には、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力を、前記第1の遅延時間無しで、ゼロでない電力レベルからゼロの電力レベルに低減させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、又前記作動の前に前記電力制御回路が前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロであるよう制御している場合には、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロからゼロでない電力レベルに増大させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令することを特徴とする請求項4に記載の装置。
  31. 前記第1の制御ユニットスイッチは更に、第2及び第3の制御信号を発生し、
    前記第2の制御信号は、プリセット電力レベルをメモリに格納するよう前記制御ユニットに命令し、
    前記第3の制御信号は、前記プリセット電力レベルを前記メモリから消去するよう前記制御ユニットに命令する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の装置。
  32. 更に、第1の送信された制御信号を発生して前記少なくとも一個の制御ユニットに送信するための第1の送信機スイッチを有するワイヤレス送信機と、前記送信された制御信号を受信するための前記少なくとも一個の制御ユニット内の受信機と、を有し、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力を第2の遅延時間の後にゼロに低減させることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  33. 前記第2の遅延時間は、前記第1の送信機スイッチが作動される時間の長さに比例することを特徴とする請求項32に記載の装置。
  34. 前記少なくとも一個の制御ユニットは更に、該少なくとも一個の制御ユニットが前記第3の制御信号を受信したことの指示、及び該少なくとも一個の制御ユニットが前記遅延時間を開始したが未だ前記遅延時間の前記期間の終了に達していないことの指示を有することを特徴とする請求項5に記載の装置。
  35. 一時的な時間にわたる前記少なくとも一個の制御ユニットスイッチの作動は、前記作動の前に前記電力制御回路が前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロでない電力レベルであるよう制御している場合には、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロでない電力レベルからゼロの電力レベルに低減させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、又前記作動の前に前記電力制御回路が前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロであるよう制御している場合には、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロからゼロでない電力レベルに増大させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令することを特徴とする請求項5に記載の装置。
  36. 前記第1の制御ユニットスイッチは更に、第4及び第5の制御信号を発生し、
    前記第4の制御信号は、プリセット電力レベルを第2のメモリに格納するよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、
    前記第5の制御信号は、前記プリセット電力レベルを前記第2のメモリから消去するよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の装置。
  37. 第2及び第3の制御ユニットスイッチを有し、前記第2の制御ユニットスイッチの作動は、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力レベルを増大させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、前記第3の制御ユニットスイッチの作動は、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力レベルを低減させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、前記少なくとも一個の制御ユニットは更に、前記遅延時間の前記期間を設定するための遅延設定スイッチを有することを特徴とする請求項36に記載の装置。
  38. 前記遅延設定スイッチは、前記少なくとも一個の制御ユニットが前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロであるように制御している時に前記遅延時間の前記期間を設定するのに使用される前記第3の制御ユニットスイッチであることを特徴とする請求項37に記載の装置。
  39. 更に、第1の送信された制御信号を発生して前記制御ユニットに送信するための第1の送信機スイッチを有するワイヤレス送信機と、前記送信された制御信号を受信するための前記制御ユニット内の受信機と、を有し、前記第1の送信された制御信号は、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力を前記遅延時間の前記期間の後にゼロでない電力レベルからゼロの電力レベルに低減させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令することを特徴とする請求項5に記載の装置。
  40. 前記第1の送信機スイッチは、前記第2の制御信号の前記アドレス成分に含まれるべき前記複数のアドレスのうちの一つを選択するための、アドレス選択スイッチであることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  41. 前記アドレス選択スイッチは更に、前記第1の制御信号において使用されるべき前記複数のアドレスのうちの一つを選択するために使用され、
    前記ワイヤレス送信機は更に、第3の送信機スイッチを有し、該第3の送信機スイッチの作動は、前記第1の制御信号を送信させる、
    ことを特徴とする請求項40に記載の装置。
  42. 前記複数のアドレスのうち一つは全アドレスであり、該全アドレスが前記第2の制御信号の前記アドレス成分に含まれる場合には、前記少なくとも一個の制御ユニットに割り当てられている個々のアドレスに関係なく、前記少なくとも一個の制御ユニットの全てが前記第2の制御信号に応答することを特徴とする請求項40に記載の装置。
  43. 更に、第1の制御ユニットスイッチを有し、前記少なくとも一個の制御ユニットにより前記第1の制御信号が受信された後の所定時間内に前記第1の制御ユニットスイッチが作動された場合に、前記複数のアドレスのうち一つが前記少なくとも一個の制御ユニット内のメモリに格納されることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  44. 前記第1の制御ユニットスイッチの作動は、前記作動の前に前記制御回路が前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロでない電力レベルであるよう制御している場合には、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロでない電力レベルからゼロの電力レベルに低減させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、又前記作動の前に前記制御回路が前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロであるよう制御している場合には、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロからゼロでない電力レベルに増大させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、
    ここで、前記第1の制御ユニットスイッチは更に、第3及び第4の制御信号を発生し、前記第3の制御信号は、プリセット電力レベルをメモリに格納するよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、前記第4の制御信号は、前記プリセット電力レベルを前記メモリから消去するよう前記制御ユニットに命令する、
    ことを特徴とする請求項43に記載の装置。
  45. 前記少なくとも一個の制御ユニットは更に、遅延時間を設定するための遅延設定スイッチを有し、前記第1の制御ユニットスイッチの作動は、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力を、前記遅延時間の期間の後に、ゼロでない電力レベルからゼロの電力レベルに低減させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令することを特徴とする請求項44に記載の装置。
  46. 前記第1の制御ユニットスイッチの作動は、前記作動の前に前記制御回路が前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロでない電力レベルであるよう制御している場合には、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロでない電力レベルからゼロの電力レベルに低減させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、又前記作動の前に前記制御回路が前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロであるよう制御している場合には、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力をゼロからゼロでない電力レベルに増大させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、
    ここで、前記第1の制御ユニットスイッチの作動は、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力を、遅延時間の後に、ゼロでない電力レベルからゼロの電力レベルに低減させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、前記遅延時間の期間は、前記第1の制御ユニットスイッチが作動される時間の長さに比例する、
    ことを特徴とする請求項43に記載の装置。
  47. 第4及び第5の送信機スイッチを有し、前記第4の送信機スイッチの作動は、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力レベルを増大させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令し、前記第5の送信機スイッチの作動は、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力レベルを低減させるよう前記少なくとも一個の制御ユニットに命令することを特徴とする請求項6に記載の装置。
  48. 赤外線受容面と、赤外線出力面と、それらの間に結合された赤外線透過性の本体部分と、を有し、
    前記出力面は凹面形状を有し、前記本体部分は楕円に実質的に適合する外部表面を有する、
    ことを特徴とする赤外線受光レンズ。
  49. 前記受容面は、矩形形状の平面を有することを特徴とする請求項48に記載のレンズ。
  50. 前記本体部分の径は、前記矩形の長辺の寸法より小さいことを特徴とする請求項49に記載のレンズ。
  51. 平面的な赤外線受容面と、
    赤外線出力面と、
    それらの間に結合された平坦な赤外線透過性の本体部分と、
    を有し、
    前記出力面は、赤外線検出器の入力面に実質的に適合する形状を有し、
    前記平坦な本体部分は、楕円に実質的に適合する外部側面を有し、
    前記外部側面は、前記本体部分の長手軸から横方向に離間され、又当該レンズの入力面及び前記本体部分に入る赤外線を前記出力面へと反射する形状とされ、
    前記出力面は、前記赤外線検出器の入力面上へと赤外線を指向させ、
    前記本体部分は、前記入力面と前記出力面との間の距離未満で、更に前記外部側面間の距離未満である厚さを有する、
    ことを特徴とする赤外線受光レンズ。
  52. 当該レンズは、当該レンズの出力面が前記赤外線検出器の入力面に隣接し、かつ、当該レンズの出力面が前記赤外線検出器の入力面に向かうように及び前記赤外線検出器の入力面から離れるように移動するように、可動部材上に配置されることを特徴とする請求項51に記載のレンズ。
  53. 少なくとも一個の電気装置に供給される電力を制御する装置であって、
    (a)赤外線制御信号を発生して送信するためのスイッチを有するワイヤレス送信機と、
    (b)前記ワイヤレス送信機からの前記赤外線制御信号を受信するための受信機を有する少なくとも一個の制御ユニットと、
    を有し、
    前記少なくとも一個の制御ユニットは、前記赤外線制御信号に応じて、前記少なくとも一個の電気装置に供給される電力を制御するための、電力制御回路を有し、又前記少なくとも一個の制御ユニットは、赤外線受光レンズを有し、該レンズは、赤外線受容面と、赤外線出力面と、それらの間に結合された赤外線透過性の本体部分と、を有し、前記出力面は、凸面形状を有し、前記本体部分は、楕円に実質的に適合する外部表面であって、前記本体部分の長手軸の周りに形成された外部表面を有する、
    ことを特徴とする前記装置。
  54. 前記受容面は、矩形形状の平面を有することを特徴とする請求項53に記載の装置。
  55. 前記本体部分の径は、前記矩形の長辺の寸法より小さいことを特徴とする請求項54に記載の装置。
  56. 前記少なくとも一個の制御ユニットは、可動の第1のスイッチアクチュエータを有し、前記赤外線受光レンズは、前記第1のスイッチアクチュエータ中の開口部内に配置されることを特徴とする請求項53に記載の装置。
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