JP2008304993A - 通信システム - Google Patents

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【課題】ガス供給ラインに異常が発生した場合に迅速に対応することができるうえ監視員の人数を減少させることができ、しかも、技術担当者にすぐに連絡することのできる通信システムを提供する。
【解決手段】ガスボンベを配設した特定製造所1内においてガス供給ラインに異常が発生したことを発信する高圧圧力スイッチ11等と、この高圧圧力スイッチ11等から発信される異常発生信号を受信する監視センター3と、この監視センター3で受信した異常発生信号が入力される現地連動サーバー39とを備え、この現地連動サーバー39に異常発生信号が入力されると自動的に、異常の内容を音声で所定の技術担当者の携帯電話44,45に送信し、かつ、所定の場所に設けられたパーソナルコンピュータ42,43に警告信号を送信し、パトランプ42a,43aを点灯させるようにしていている。
【選択図】図1

Description

本発明は、LPG(液化石油ガス)等の簡易ガスのガス供給ラインにおける異常発生を監視するための通信システムに関するものである。
従来から、LPG等の簡易ガスを住宅団地,マンション等の各家庭に供給するため、簡易ガスを高圧状態で収容する複数個のガスボンベを、住宅団地,マンション等に隣接して設置された特定製造所(プロパン庫とも言われている)にトラック等で輸送してここに保管し、ガスボンベ内の簡易ガスを配管装置(各ガスボンベ内の高圧状態の簡易ガスを所定の低圧にまで減圧して後述のガス導管網に送り出すための減圧用の配管装置)のガス供給ラインを経由させたのち、上記ガス導管網により住宅団地,マンション等の各家庭に供給することが行われている。
また、上記特定製造所内のガス供給ラインの圧力情報等の監視は,監視員が定期的に行う目視点検による確認で実施されており、リアルタイムに取得できる情報としては、感震自動ガス遮断装置(地震発生時に自動的に配管装置のガス供給ラインを遮断する装置)が作動した際に、公衆回線〔NTT(登録商標)電話回線(有線)〕により上記圧力情報等の監視センターへ信号が送信され、この監視センターのセンター員から、各拠点にいる技術担当者(ガス主任技術者等)に電話連絡とFAX連絡とを行うといった限定的な通信監視だけであった。
しかしながら、上記ガス供給ラインの圧力情報等は,監視員による定期的な目視確認で実施されているため、上記ガス供給ラインに異常高圧,異常低圧等の異常が発生した場合に、この異常発生の確認が遅れて迅速に対応することができないという問題や、迅速に対応するため目視確認の回数を増やそうとすると監視員の人数を増加する必要があるという問題がある。しかも、監視センターから、各拠点にいる技術担当者に電話連絡やFAX連絡を行う場合には、その拠点に技術担当者がいなくてすぐに電話連絡できなかったり、送られたFAXに技術担当者が気付かなかったりして、技術担当者に連絡されるまでに時間を要するという恐れがある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、ガス供給ラインに異常が発生した場合に迅速に対応することができるうえ監視員の人数を減少させることができ、しかも、技術担当者にすぐに連絡することのできる通信システムの提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の通信システムは、ガス収容容器を配設した容器収容庫内においてガス供給ラインに異常が発生したことを発信する発信手段と、この発信手段から発信される異常発生信号を受信する監視センターの受信手段と、この受信手段で受信した異常発生信号が入力される外部用サーバーとを備え、この外部用サーバーに対する異常発生信号の入力により自動的に、この外部用サーバーから、異常発生信号に対応する異常の内容を音声で所定の技術担当者の携帯電話に送信するとともに、所定の場所に設けられたパーソナルコンピュータに警告信号を送信してこの警告信号により上記パーソナルコンピュータに付設された警告灯を点灯させるようにしたという構成をとる。
すなわち、本発明の通信システムでは、特定製造所内においてガス供給ラインに異常が発生すると、自動的に監視センターの受信手段や、監視センター外にいる技術担当者等のパーソナルコンピュータ(以下「パソコン」という)および携帯電話に通信でき、迅速な状況把握と人的な二次対応が可能となる。特に、技術担当者等の携帯電話への通信は、オートコールによる音声連絡により行われるため、その連絡の確実性を確保することができるとともに、技術担当者等のパソコンへの警告灯点灯による警報通知が可能となる。しかも、このように、本発明の通信システムを利用することにより、上記異常が発生したことを自動的に技術担当者等に通信することができるため、監視員による定期的な目視確認をなくすことができ、その分監視員の人員を削減することができる。
また、本発明において、上記容器収容庫が複数個それぞれ異なる場所に設けられ、上記異常発生信号が、異常発生容器収容庫名および異常発生態様を含むものである場合には、上記異常発生信号により、どこに設けられた容器収容庫で、どのような異常が発生したのかが判るようになる。
また、本発明において、上記技術担当者の操作により、上記異常発生信号にもとづき外部用サーバーに入力された異常発生容器収容庫名および異常発生態様を、上記パソコンの画面上に表示可能にしている場合には、パソコンへの警告灯点灯による警報通知があったのち、技術担当者がパソコンを操作して監視センターの外部用サーバーにアクセスすることにより、パソコン上に異常発生容器収容庫名および異常発生態様を表示することができる。
また、本発明において、上記容器収容庫に、ガス供給ラインの供給圧力を連続的に記録してそのデータを監視センターの受信手段に送信する記録送信手段をさらに設け、この記録送信手段から送信される供給圧力のデータを上記監視センターの受信手段で受信し、この受信手段から、上記受信した供給圧力のデータを所定時間集積してなる集積データを外部用サーバーに入力し、上記技術担当者の操作により、上記外部用サーバーが保有する集積データを、上記技術担当者のパソコンの画面上に表示可能にしている場合には、上記ガス供給ラインの供給圧力のデータ情報を上記パソコンの画面上に表示して閲覧可能となる。したがって、従来では、特定製造所内に設置されている電池式供給圧力記録計の記録用円形用紙を一週間に一度交換しなければならなかったのに対し、本発明の通信システムでは、記録用紙交換業務の効率化を図ることができる。
また、本発明において、所定の場所に、気象データを保有する気象データ用サーバーをさらに設け、この気象データ用サーバーが保有する気象データを上記監視センターの外部用サーバーに自動的に入力し、上記技術担当者の操作により、上記外部用サーバーに入力された気象データを上記技術担当者のパソコンの画面上に表示可能にしている場合には、気象データを上記パソコンの画面上に表示して閲覧可能となり、供給圧力が気象の影響を受けているかどうかを判断することができる。すなわち、供給圧力は、気象状況により変化が現れ、特に特定製造所に低気圧等が接近した場合には、供給圧力が上昇する傾向にあり、場合によっては基準値を超える場合があるが、本発明の通信システムでは、供給圧力のデータと気象データとを組み合わて確認することができ、これにより、供給圧力が気象の影響を受けているかどうかを判断することができる。
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。ただし、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
図1は本発明の通信システムの一実施の形態を示している。図において、1は住宅団地,マンション等(図示せず)の近くに設置された特定製造所(容器収容庫)で、複数の特定製造所1(図1では、1つの特定製造所1しか図示せず)がそれぞれ異なった地域,場所に配設されている。2はこの特定製造所1の外壁1a等に固定された監視盤で、3は上記特定製造所1から離れた場所に設けられた監視センターで、上記特定製造所1内のガス供給ライン(図示せず)の圧力情報等を24時間監視している。4は上記監視センター3の本社で、5は上記監視センター3の複数の拠点(図1では、1つの拠点5しか図示せず)で、6は社団法人日本気象協会の所定の支社である。
上記特定製造所1には、その内部に、LPGが収容された複数本のガスボンベ(ガス収容容器)(図示せず)が保管,配設されており、これら各ガスボンベに、そのガス出口から取り出した高圧状態のLPGを所定の低圧にまで減圧するための配管装置(図示せず)が接続されている。そして、上記各ガスボンベに収容された高圧状態のLPGが、上記配管装置内のガス供給ラインを経由して所定の低圧に設定されたのち、この配管装置(内のガス供給ライン)に接続するガス導管網により住宅団地,マンション等の各家庭に供給されている。なお、この実施の形態では、「ガス供給ライン」とは、上記配管装置の内部に形成されたガス流路だけでなく、上記各ガスボンベの内部をも含む意味である。
上記配管装置内のガス供給ラインには、その高圧ライン部分に、図2に示すように、左右一対の高圧圧力スイッチ(第1発信手段)11が設けられており、高圧ライン部分の圧力が下限値0.15MPaを下回ると、それに対応する高圧圧力スイッチ11が接点信号(異常発生信号)を発信し、監視盤2のツェナーバリヤ17を介して、複数の接点信号を電子化し制御する中継器18(図3参照)に送信するようにしている。また、上記高圧ライン部分には自動切換異常発信器(第2発信手段)12が設けられており、自動切換器に異常が発生したため中圧ライン部分の圧力が上限値0.1MPaを上回り、もしくは下限値0.04MPaを下回ると、接点信号(異常発生信号)を発信し、ツェナーバリヤ17を介して中継器18に送信するようにしている。また、上記配管装置の中圧ライン部分に左右一対の感震遮断弁発信器(第3発信手段)13が設けられており、地震発生時に自動的にガス導管網へのガス供給を遮断する遮断弁(図示せず)が作動すると、接点信号(異常発生信号)を発信し、ツェナーバリヤ17を介して中継器18に送信するようにしている。
また、上記特定製造所1の内部に手動式の容器交換時スイッチ(第4発信手段)14が設けられており、これを手指で押すことにより、ガスボンベ交換の作業中であることを接点信号(異常発生信号)で中継器18に送信し、上記交換作業が終了した場合には、容器交換時スイッチ14をさらに押すことにより、接点信号で中継器18に送信できるようにしている。この容器交換時スイッチ14は、後述するガス漏洩検知器15による、ガスボンベ交換時のガス漏れ警報を防止するためのものである。これら各接点信号を、中継器18から接点信号用NCU19(NCU:Network Control Unit。公衆電話回線のダイヤル信号を送受信する装置であり、この実施の形態では、後述する供給圧力記憶用NCU20と一体型のものを使用している。また、これら両NCU19,20は、24時間に1回の定時通信確認を実施している)に送信したのち、保安器21を介して公衆電話回線27で監視センター3の信号受信装置31に送信するようにしている。なお、上記容器交換時スイッチ14を押してガスボンベ交換の作業中であることを通信したのち、この状態が所定の時間(例えば、2時間以上)継続した場合には、警報を発するタイマー機能を組み合わせるようにしてもよい。
また、上記特定製造所1には、その内部に、ガス漏洩検知器(第5発信手段)15が設けられており、上記特定製造所1内でガス漏れを検知すると(すなわち、特定製造所1内のLPG量が所定の上限値を上回ると)、接点信号(異常発生信号)を発信し、上記監視盤2の警報盤22を介して上記接点信号用NCU19に送信したのち、保安器21を介して公衆電話回線27で監視センター3の信号受信装置31に送信するようにしている。
また、上記配管装置の低圧ライン部分には供給圧力センサー(記録送信手段)16が設けられており、上記低圧ライン部分の圧力(供給圧力)を連続的に記録して上記供給圧力記憶用NCU20に送信するようにしている。この供給圧力記憶用NCU20に送信された供給圧力のデータは、保安器23を介して、上記公衆電話回線27とは別の公衆電話回線28により監視センター3の信号受信装置31に送信される。
上記監視盤2内には、ツェナーバリヤ17,中継器18,両NCU19,20,保安器21,23,警報盤22以外に、電池を内蔵した無停電電源装置24が設けられており、災害等の発生により電力会社からの電源供給が停止した場合にも、上記電池により30分以上の電源が確保されるようにしている。これにより、措置者が来るまで各機器(容器交換時スイッチ14,ガス漏洩検知器15,ツェナーバリヤ17,中継器18,両NCU19,20,警報盤22等)に電源が流れ、現地の人的出勤,到着,対応までの時間が確保されるようにしている。なお、上記電源供給が停止した場合には、発信器25が接点信号を発信し、中継器18に送信するようにしている。
上記監視センター3は、図4に示すように、サーバー32,パソコン33,予備サーバー34を有する信号受信装置(受信手段)31と、データベースサーバー35と、警報内容確認用パソコン37,予備パソコン38を有する警報システム36と、現地連動サーバー39と、社内ウェブサーバー40とを備えている。
上記信号受信装置31のサーバー32には、接点信号用NCU19から公衆電話回線27により通信される信号情報が入力されるとともに、パソコン33には、供給圧力記憶用NCU20から公衆電話回線28により通信されるデータ情報が入力され、これら信号情報,データ情報がさらに上記データベースサーバー35に入力されたのち、現地連動サーバー(外部用サーバー)39および社内ウェブサーバー40に入力されて蓄積される。このような信号情報,データ情報には、異常が発生した特定製造所1の名前や、異常発生態様(発信された接点信号の種類「異常高圧,異常低圧,感震,ガス漏れ等」),供給圧力のデータ,異常発生時刻等の情報が含まれている。
また、上記信号受信装置31のパソコン33は、上記供給圧力のデータを所定時間(例えば、24時間)ごとにまとめるとともに、このまとめた集積データをグラフ化して詳細表示する機能(後述するパソコン42,43用の機能)や、上記供給圧力のデータを数値で詳細表示する機能(後述する携帯電話44,45用の機能)を備えており、両機能により作成されたデータ情報も現地連動サーバー39に入力されている。また、上記監視センター3には、上記の信号情報,データ情報を記載したものをプリントアウトできるプリンター(図示せず)が設けられている。
さらに、上記警報システム36の警報内容確認用パソコン37は異常発生通知機能を備えており、上記監視センター3のサーバー32に通信された信号情報がデータベースサーバー35に入力されると、これを自動的に警報内容確認用パソコン37で受信し、警報内容確認用パソコン37に付設した(電気的に接続した)パトランプ37aを点灯させるとともにブザー(図示せず)を鳴動させるようにしている。このパトランプ37aの点灯,ブザー鳴動により異常の発生を警報システム36の担当者が知ると、この担当者は警報内容確認用パソコン37を操作してデータベースサーバー35に入力された信号情報を警報内容確認用パソコン37の画面上に表示して閲覧し、異常の種類,内容を確認し、その内容を本社4や各拠点5の技術担当者(例えば、ガス主任技術者,保安管理者、応急措置者)に電話連絡したり、FAX連絡したりするようにしている。
上記本社4や各拠点5には、上記警報内容確認用パソコン37と同様に、異常発生通知機能を備えたパソコン42,43(図5参照)が設けられており、上記現地連動サーバー39に信号情報が入力されると、自動的にパソコン42,43で受信し、パソコン42,43に付設した(電気的に接続した)パトランプ(警告灯)42a,43aを点灯させるとともにブザーを鳴動させるようにしている。このパトランプ42a,43aの点灯,ブザー鳴動により異常の発生が警報されると、本社4や各拠点5の技術担当者はパソコン42,43を操作し、現地連動サーバー39に入力された信号情報をパソコン42,43の画面上に表示して閲覧し、異常の種類,内容を確認できるようにしている。また、現地連動サーバー39に信号情報が入力されると、自動的に本社4や各拠点5の技術担当者の携帯電話44,45に、音声で異常の種類,内容を連絡できるようにしており、かつ、異常の種類,内容を携帯電話44,45の着信履歴により文字でも確認できるようにしている。
このようにパソコン42,43や携帯電話44,45への緊急通報は、現地連動サーバー39から直接発信されるようにしている。また、パソコン42,43で供給圧力のグラフや過去の情報等を閲覧する場合には、パソコン42,43から社内ウェブサーバー40につなぎ、社内ウェブサーバー40が(後述する気象情報を含め、全ての情報が蓄積された)現地連動サーバー39から必要な情報を抽出し閲覧させるようにする。すなわち、社内ウェブサーバー40が、パソコン42,43と現地連動サーバー39とのパイプ役になっている。また、携帯電話44,45で過去の情報等を閲覧する場合には、携帯電話44,45から外部アクセス用サーバー47につなぎ、外部アクセス用サーバー47(図6参照)が現地連動サーバー39から必要な情報を抽出し閲覧させるようにする。すなわち、外部アクセス用サーバー47が、携帯電話44,45と現地連動サーバー39とのパイプ役になっている。
また、上記現地連動サーバー39には、気象情報が入力されている。より詳しく説明すると、社団法人日本気象協会の所定の支社6(図6参照)のデータベースサーバ46に保有されている気象情報が、オンライン気象情報システムMICOS(登録商標)を利用して、外部アクセス用サーバー(気象データ用サーバー)47に入力されており、この入力された気象情報のうち、必要なデータ情報(気圧,気温および天候等)が上記現地連動サーバー39に入力されている。したがって、本社4や各拠点5の技術担当者はパソコン42,43や携帯電話44,45を操作し、現地連動サーバー39に入力された気象のデータ情報を、パソコン42,43や携帯電話44,45の画面上に表示して閲覧したり、ダウンロードしたりすることができる。また、上記現地連動サーバー39には、上記したように、供給圧力記憶用NCU20から公衆電話回線28により通信された供給圧力のデータ情報(低圧チャート情報)が入力されているため、供給圧力のデータ情報と気象のデータ情報の双方を組み合わせて分析し、供給圧力が気象の影響を受けているかの判断材料とすることができる。
また、上記本社4や各拠点5のパソコン42,43から社内ウェブサーバー40につなぎ、供給圧力記憶用NCU20から直近の供給圧力のデータ情報をパソコン32,データベースサーバ35を介して現地連動サーバー39に入力したり、携帯電話44,45から外部アクセス用サーバー47につなぎ、直近の気象のデータ情報を現地連動サーバー39に入力したりすることにより、本社4や各拠点5の技術担当者はパソコン42,43や携帯電話44,45の画面上に上記直近のデータ情報を表示して閲覧することができる。
上記の構成において、特定製造所1の内部の両高圧圧力スイッチ11,自動切換異常発信器12,両感震遮断弁発信器13,容器交換時スイッチ14およびガス漏洩検知器15のいずれかが接点信号を発信した(すなわち、特定製造所1内で異常が発生した)場合には、監視センター3の現地連動サーバー39から本社4や各拠点5の技術担当者に携帯電話44,45でオートコーリング通知を行うとともに、パトランプ42a, 43aの点灯,ブザー鳴動で警報通知を行うようにしている。また、上記異常の内容をパソコン42,43および携帯電話44,45で閲覧を可能としている。一方、特定製造所1から供給圧力のデータ情報を取得するとともに、上記所定の支社6から気象のデータ情報を取得することができるため、これら両データ情報の双方を組み合わせて分析し、供給圧力データと気象のデータとを比較検討することができるようにしている。
このように、上記実施の形態では、特定製造所1と監視センター3間が正確に機能しているかどうかを、1日1回の定時通信で確認することができる。しかも、特定製造所1の異常発生時に、携帯電話44,45へのオートコールおよび本社4や各拠点5へのパトライト42a, 43aの警報通知を可能にしているため、特定製造所1の異常発生時に、より迅速な対応が可能となる。と同時に、特定製造所1内の供給圧力のデータ情報を24時間365日観測し、技術担当者へ情報提供することにより、より効率的を対応が可能とする。また、供給圧力のデータ情報と気象のデータ情報とを比較し、供給圧力に変化があった場合に、気象の影響による圧力変化なのか、もしくは何らかの障害による圧力変化なのかを判断することができるようにもなる。
図7は本発明の通信システムの他の実施の形態を示している。この実施の形態では、特定製造所1内のガス供給ラインの低圧ライン部分に、供給圧力センサー16に代えて、低圧ライン部分の圧力が上限値3.2kPaを上回り、もしくは下限値2.2kPaを下回ると接点信号を発信する供給圧力スイッチ16aを設け、この供給圧力スイッチ16aが発信した接点信号(異常発生信号)をツェナーバリヤ17を介して中継器18に送信するようにしている。したがって、この実施の形態では、2つの接点信号用NCU19を設けているが、供給圧力記憶用NCU20を設けていない。それ以外の部分は上記実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この実施の形態でも、上記実施の形態と同様の作用・効果を奏する。ただし、この実施の形態では、供給圧力のデータ情報を取得することができない。
つぎに、本発明の実施例を詳しく説明する。
図1〜図6に示す通信システムにおいて、高圧圧力スイッチ11として、三和電機製作所社製SPS−8TFを用い、自動切換異常発信器12として、長野計器社製JM122を用い、感震遮断弁発信器13として、伊藤工機社製PS−05を用い、容器交換時スイッチ14として、明光社製MU3511を用い、ガス漏洩検知器15として、新コスモス電機社製KD−5Gを用い、供給圧力センサー16として、東洋計器社製圧力記録装置PRS−02M/Pを用い、ツェナーバリヤ17として、IDEC社製リレーバリアEB3C形を用い、中継器18として、集合住宅アダプタマルチりんどうMR−08を用い、無停電電源装置24として、オムロン社製バックアップ電源BX50LSAを用い、パトランプとして、パトライト社製PHE−3FBを用い、携帯電話として、NTTドコモFOMA(商標登録)を用いた。
なお、上記実施の形態では、本社4および各拠点5のパトランプ42a,43aをパソコン42,43に付設しているが、これに限定するものではなく、監視センター3の現地連動サーバー39に信号情報が入力されると作動するパトランプ42a,43a等の警告灯であれば、パソコン42,43とは全く別個に設けても(電気的に接続されていなくても)もよい。
また、上記実施の形態において、ガスボンベに、その強制気化装置の水温下限値および強制気化装置本体にかかる各種圧力の基準値を超過したときに接点信号を発信する発信手段を設けるようにしてもよい。また、各特定製造所1に小型の気象観測装置を取付け、この気象観測装置から気象データを取得するようにしてもよい。
本発明の通信システムの一実施の形態を示す構成図である。 特定製造所を示す拡大構成図である。 監視盤を示す拡大構成図である。 監視センターを示す拡大構成図である。 本社および各拠点を示す拡大構成図である。 所定の支点および外部アクセス用サーバーを示す拡大構成図である。 本発明の通信システムの他の実施の形態を示す構成図である。
符号の説明
1 特定製造所
3 監視センター
11 高圧圧力スイッチ
39 現地連動サーバー
42,43 パソコン
42a,43a パトランプ
44,45 携帯電話

Claims (5)

  1. ガス収容容器を配設した容器収容庫内においてガス供給ラインに異常が発生したことを発信する発信手段と、この発信手段から発信される異常発生信号を受信する監視センターの受信手段と、この受信手段で受信した異常発生信号が入力される外部用サーバーとを備え、この外部用サーバーに対する異常発生信号の入力により自動的に、この外部用サーバーから、異常発生信号に対応する異常の内容を音声で所定の技術担当者の携帯電話に送信するとともに、所定の場所に設けられたパーソナルコンピュータに警告信号を送信してこの警告信号により上記パーソナルコンピュータに付設された警告灯を点灯させるようにしたことを特徴とする通信システム。
  2. 上記容器収容庫が複数個それぞれ異なる場所に設けられ、上記異常発生信号が、異常発生容器収容庫名および異常発生態様を含むものである請求項1記載の通信システム。
  3. 上記技術担当者の操作により、上記異常発生信号にもとづき外部用サーバーに入力された異常発生容器収容庫名および異常発生態様を、上記パーソナルコンピュータの画面上に表示可能にしている請求項1または2記載の通信システム。
  4. 上記容器収容庫に、ガス供給ラインの供給圧力を連続的に記録してそのデータを監視センターの受信手段に送信する記録送信手段をさらに設け、この記録送信手段から送信される供給圧力のデータを上記監視センターの受信手段で受信し、この受信手段から、上記受信した供給圧力のデータを所定時間集積してなる集積データを外部用サーバーに入力し、上記技術担当者の操作により、上記外部用サーバーが保有する集積データを、上記技術担当者のパーソナルコンピュータの画面上に表示可能にしている請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信システム。
  5. 所定の場所に、気象データを保有する気象データ用サーバーをさらに設け、この気象データ用サーバーが保有する気象データを上記監視センターの外部用サーバーに自動的に入力し、上記技術担当者の操作により、上記外部用サーバーに入力された気象データを上記技術担当者のパーソナルコンピュータの画面上に表示可能にしている請求項4記載の通信システム。
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