JP2003131726A - エネルギ消費量監視方法及び監視システム - Google Patents
エネルギ消費量監視方法及び監視システムInfo
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- JP2003131726A JP2003131726A JP2001323436A JP2001323436A JP2003131726A JP 2003131726 A JP2003131726 A JP 2003131726A JP 2001323436 A JP2001323436 A JP 2001323436A JP 2001323436 A JP2001323436 A JP 2001323436A JP 2003131726 A JP2003131726 A JP 2003131726A
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Abstract
エネルギ消費量に関する異常を監視するエネルギ消費量
監視方法において、簡単な構成で、機器3の効率等に関
する因子の変動を早期に認識することができる技術を提
供することを目的とする。 【解決手段】 機器3から消費量が入力される工程と、
機器3のエネルギ消費効率以外の消費量に影響を与える
因子に関する因子値を収集する工程と、消費量を因子値
について基準化した補正消費量を求める補正工程と、補
正消費量と基準消費量とを比較して、消費効率低下の有
無を推定する工程とを実行する。
Description
で消費されたエネルギ消費量に関する異常を監視するエ
ネルギ消費量監視方法に関する。尚、本発明においてエ
ネルギとは、顧客側で連続的又は間欠的に消費されるガ
ス、電気、水等のエネルギ等のことである。
下、省エネと略称する。)に関する包括的なサービスを
提供し、その顧客側の省エネ対策の実施による経済効果
の一部を報酬(対価)として享受するESCO事業が知
られている。その包括的なサービスは、省エネ対策のた
めの診断や、コンサルティング、省エネ対策の具体的立
案や施工等、省エネ対策遂行後の効果の計測や検証、省
エネ対策により導入したエネルギ消費機器等の保守管
理、省エネ対策のための資金調達や融資等の全て若しく
はそれらの組み合わせで構成される。
CO事業において省エネ対策を実行するにあたり、顧客
側に損害が生じた場合に、ESCO事業者側がその損害
について保証するパフォーマンス契約(代表的なものと
して、顧客側で省エネルギ対策に対する資金調達を行な
うギャランティード・セイビングス契約と、ESCO事
業者側が資金調達を行なうシェアド・セイビングス契約
とがある。)を顧客との間で締結する場合あり、パフォ
ーマンス契約に基づく顧客の利益保証を行う為に、省エ
ネルギー対策実施による効果を適正に評価する必要があ
る。
いては、気候や機器稼働状況等のエネルギ消費量に影響
を与える因子の変動により、エネルギー消費量が変化す
ることから、全体のエネルギー消費量を省エネ対策実行
前後において単純に比較しても、省エネ効果を適正に把
握することになはならい。特に、パフォーマンス契約に
おいて顧客側の利益保証をする際は、省エネ効果を特定
し、他の因子の変動によるエネルギ消費量の変動と区別
する必要がある。
との間で上記のパフォーマンス契約を締結する場合に
は、エネルギ消費量に影響与える因子について基準を定
め、その基準因子において省エネ対策を実施した場合の
顧客側のエネルギ消費量の上限値等である基準エネルギ
消費量を予測し、さらに、監視システム等により監視さ
れる省エネ対策後の顧客側のエネルギ消費量を上記基準
因子に合わせて補正して、その補正後の省エネ対策後の
エネルギ消費量と上記基準エネルギ消費量とを比較す
る。そして、その基準エネルギ消費量に対して、補正後
のエネルギ消費量が超過した分に相当する金額を、ES
CO事業者側が負担することになる。
としては、前記顧客側の属性に関する因子(例えば、エ
ネルギ消費機器の設定運転時間、エネルギ機器の設定負
荷率、顧客側の施設が住宅又は事務所等のビルである場
合には、施設の入居人数、入居時間、又は入居日数等、
顧客側の施設が工場等である場合には、それに加えて生
産量等がある。)と、前記外部環境に関する因子(例え
ば、季節又は気温湿度等がある。)と、エネルギ消費機
器のエネルギ消費効率に関する因子とが考えられる。
上記因子の内、エネルギ消費機器のエネルギ消費効率に
関する因子の変動については予測困難であるため、上記
顧客側属性及び外部環境に関する因子のみを考慮して、
顧客に対して利益保証額を算出していた。なお、顧客側
属性条件及び環境条件に関する因子については、顧客側
に対するヒアリングや、気象情報提供者側からの情報提
供等により認識することができる。
消費効率に関する因子を考慮することなく、ESCO事
業のパフォーマンス契約におけるESCO業者側の負担
額を算出した場合には、エネルギ消費効率低下による実
際のエネルギ消費量の増加分に相当する金額は、ESC
O事業者側が負担することとなり、ESCO事業者側に
不測の不利益を与えることがある。また、ESCO事業
者側は、その不測の不利益をできるだけ最小限に抑える
ために、パフォーマンス契約時において、上記基準エネ
ルギ消費量を若干大き目に設定することが考えられる
が、パフォーマンス契約を締結することによる顧客側の
メリットが減少されてしまうので、ESCO事業を実施
する上で不利となる。
ネルギ消費機器の効率等に関する因子の変動を早期に認
識することができれば、その効率低下による上記の顧客
側のエネルギ消費量の増加を抑制する対策を、早期に実
行することができ、ESCO事業者側の不測の不利益を
最小限に抑制することができる。
簡単な構成で、エネルギ消費機器の効率等に関する因子
の変動を早期に認識することができるエネルギ消費量監
視技術を提供することを目的とする。
エネルギ消費量監視方法は、請求項1に記載したごと
く、エネルギ消費機器で消費されたエネルギ消費量に関
する異常を監視するエネルギ消費量監視方法であって、
前記エネルギ消費機器から前記エネルギ消費量が入力さ
れる入力工程と、前記エネルギ消費機器のエネルギ消費
効率以外の前記エネルギ消費量に影響を与える因子に関
する因子値を収集する因子値収集工程と、前記入力工程
で入力されたエネルギ消費量を前記収集した因子値につ
いて基準化した補正エネルギ消費量を求める補正工程
と、前記補正エネルギ消費量と前記エネルギ消費量に対
して予め予測した基準エネルギ消費量とを比較して、前
記エネルギ消費効率低下の有無を推定する効率低下推定
工程とを実行することを特徴とする。
方法によれば、因子値収集工程において、前述の従来技
術の説明の欄で説明したように、エネルギ消費機器の効
率以外のエネルギ消費量に影響を与える因子、例えば顧
客側属性としての顧客側施設における生産量等や外部環
境としての気温等に関する因子値を、顧客側の端末又は
気象情報提供システム側等から通信回線等を介して収集
し、その収集した因子値を、入力工程で入力された実際
のエネルギ消費量に関連付ける。そして、顧客側のエネ
ルギ消費量と因子値とを関連付けた後に、補正工程にお
いて、エネルギ消費量における因子値を、予め記憶して
いる基準エネルギ消費量における基準因子値に合わせる
ように、実際のエネルギ消費量を基準化して補正エネル
ギ消費量を求める。
子値が任意に設定された基準因子値であると仮定した場
合に、エネルギ消費機器で消費されると予測されるエネ
ルギ消費量である。また、エネルギ消費量を因子値につ
いて基準化するとは、実際のエネルギ消費量から、因子
値の基準因子値に対する差に起因するエネルギ消費量の
変動量を取り除くことをいう。
ルギ消費機器の効率低下により増加している可能性があ
る補正エネルギ消費量と、エネルギ消費機器の効率低下
が考慮されていない基準エネルギ消費量とを比較し、そ
の比較結果から、エネルギ消費機器のエネルギ消費効率
の低下の有無を推定することができ、その推定結果を出
力する。従って、本構成のエネルギ消費量監視方法によ
り、簡単な構成で、エネルギ消費機器の効率低下の有無
を早期に認識することができる。
視方法は、請求項2に記載したごとく、上記構成1のエ
ネルギ消費量監視方法の構成に加えて、少なくとも前記
効率低下推定工程において前記エネルギ効率低下有りと
推定した場合に、前記補正エネルギ消費量の前記基準エ
ネルギ消費量に対する超過量と前記因子値との回帰係数
を導出する回帰係数導出工程と、予め記憶している所定
の機器推定ルールに基づいて、前記回帰係数から、前記
エネルギ消費効率が低下した異常機器を推定する異常機
器推定工程とを実行することを特徴とする。
視方法は、請求項3に記載したごとく、上記の構成1又
は2のエネルギ消費量監視方法の構成に加えて、前記異
常機器推定工程が、前記所定の推定ルールに基づいて、
前記回帰係数と前記超過量の経時的変化状態とから、前
記異常機器を推定する工程であることを特徴とする。
方法によれば、顧客側施設にエネルギ消費機器が複数存
在する場合でも、効率低下推定工程においてエネルギ消
費費機器の効率低下有りと推定した場合において、回帰
係数導出工程及び異常機器推定工程を実行して、効率低
下したエネルギ消費機器を推定することができる。即
ち、補正エネルギ消費量の基準エネルギ消費量に対する
超過量は、エネルギ消費効率の低下によるエネルギ消費
量の増加量と考えられ、さらに、エネルギ消費機器の効
率低下に起因するエネルギ消費量の増加状態を示すもの
となる。特に超過量の経時的状態は、顧客側属性に関す
る因子や外部環境に関する因子に相関を有する場合があ
る。従って、回帰係数導出工程において、超過量と因子
値との回帰係数を導出することで、異常機器推定工程に
おいて、予め記憶している回帰係数とエネルギ消費機器
とを関連付ける推定ルールに基づいて、導出した回帰係
数から、超過量が、どのエネルギ消費機器の効率低下に
起因するものであるかを推定し、その効率が低下した異
常機器を認識可能な情報を出力することができる。
視方法は、請求項4に記載したごとく、上記構成2又は
3のエネルギ消費量監視方法の構成に加えて、前記エネ
ルギ消費機器に対する複数の点検項目を格納した点検項
目データベースから、前記超過量の状態に基づいて、前
記異常機器推定工程で推定した前記異常機器に対する実
施点検項目を抽出する点検項目抽出工程を実行すること
を特徴とする。
方法によれば、異常機器推定工程において効率低下した
と考えられる効率低下消費機器を推定した場合に、点検
項目抽出工程において、上記回帰係数導出工程で導出し
た回帰係数等の超過量の状態と、好ましくはそれに加え
て、上記異常機器推定工程で推定した異常機器の運転積
算時間等とから、その異常機器における効率低下の要因
を推定して、その要因に対する点検項目を、複数の点検
項目を格納した点検項目データベースから抽出し、出力
することができる。
視方法は、請求項5に記載したごとく、上記構成4のエ
ネルギ消費量監視方法の構成に加えて、前記点検項目抽
出工程で抽出した前記実施点検項目に対する点検結果の
入力を受付け、予め記憶している所定の診断ルールに基
づいて、前記点検結果から、前記異常機器の診断を行な
い、診断結果を出力する診断工程を実行することを特徴
とする。
方法によれば、点検項目抽出工程において抽出した異常
機器に対する点検項目にしたがって、点検者等が異常機
器の点検を行なって点検結果を生成した場合において、
診断工程において、その点検結果の入力を受付け、予め
記憶している点検結果と異常箇所等とを関連付ける診断
ルールに基づいて、その点検結果を用いて異常機器の診
断を行なうことができ、異常機器における効率低下要因
等に関する診断結果を出力することができる。従って、
このように出力された診断結果にしたがって、早期に異
常機器の効率低下要因等を除去する補修等の対策を実施
することができる。
視方法は、請求項6に記載したごとく、上記構成5のエ
ネルギ消費量監視方法の構成に加えて、前記診断工程で
出力した前記診断結果に基づく前記異常機器の補修の実
施後における前記補正エネルギ消費量と前記基準エネル
ギ消費量とを比較して、前記異常機器の補修が完了した
か否かを判定する補修完了判定工程を実行することを特
徴とする。
方法によれば、補修者等が、診断工程において出力され
た診断結果に基づいて異常機器の効率低下要因を除去す
るための補修を行なった後に補修完了を入力した場合に
は、補修完了判定工程において、補修完了後に入力され
たエネルギ消費量を用いて補正工程を行なって得られた
補正エネルギ消費量と、予め記憶している基準エネルギ
消費量とを比較して、補正エネルギ消費量の基準エネル
ギ消費量に対する超過量が所定の許容値以下である場合
には、確実に異常機器の効率低下要因を除去する補修が
完了されたと判定し、超過量が許容値を超える場合に
は、補修が未だ完了されていないと判定することができ
る。従って、補修者は、この補修完了判定工程による補
修完了の判定を参照して、効率低下要因を除去すること
ができたかを認識することができる。
視方法は、請求項7に記載したごとく、上記構成6のエ
ネルギ消費量監視方法の構成に加えて、前記補修完了判
定工程において前記補修が完了したと判定した場合に、
前記異常機器の補修の実施時までの前記超過量の積算値
を、前記エネルギ効率低下に起因するエネルギの浪費量
として導出する浪費量導出工程を実行することを特徴と
する。
方法によれば、補修完了判定工程において、効率低下要
因を除去することができた判定した場合において、その
補修までのエネルギ消費量の超過量が、エネルギ消費機
器の効率低下によるものであると認識することができる
ので、浪費量導出工程において、補修実施までの超過量
において、補修により低減されたエネルギ消費量の補修
時までの積算値をエネルギの浪費量として導出すること
ができる。そして、例えばESCO事業においては、こ
のように導出された浪費量に相当する金額については、
パフォーマンス契約の保証対象外として、ESCO事業
者ではなく、エネルギ消費機器の製造業者側又は保守管
理業者側が負担するという、エネルギ消費機器の効率を
保証する新たな契約形態を創出することができる。
方法の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
ネルギ消費量監視方法は、ESCO事業を遂行するES
CO事業者側の監視システム100により実行されるも
のである。ESCO事業者は、顧客側の事務所又は工場
等の施設10のガス消費機器3に対して省エネ対策を実
施して、その省エネ対策によるエネルギ消費量低減効果
の一部を報酬として享受するとともに、そのエネルギ消
費量低減効果が予測されたように発揮されているかを監
視する。
事業における省エネ対策実行にあたり、顧客側施設10
のガス消費量(エネルギ消費量の一例)を監視するため
のシステムであり、インターネット回線又は専用回線又
は公衆回線等の通信回線N1,N2,N3と接続された
通信手段11、ハードディスク等で構成された記憶手段
12、ROM又は記憶手段12等に格納されたコンピュ
ータプログラムを実行することで後述の各手段として機
能するCPU、及び通常のディスプレイ等の表示部1
4、及びキーボード等の操作部15等を備えたサーバコ
ンピュータで構成されている。そして、監視システム1
00の通信手段11は、顧客側施設10に設けられたガ
スメータ1からガス消費機器3において消費されたガス
消費量が入力される入力手段として機能する。顧客側施
設10に設けられるガス消費機器3としては、例えば、
施設10の冷房等を行なうための吸収式冷凍機3aや、
施設10における製品生産に用いられる水蒸気を生成す
るガスボイラ3b等がある。
のパフォーマンス契約を締結する場合には、省エネ対策
実施後において施設10で消費されるガス消費量を予測
し、その予測したガス消費量を基準として、省エネ対策
による効果の検証を行なう。詳しくは、ESCO事業者
は、先ず、施設10における外気温度及び生産量(ガス
消費量に影響を与える因子の一例)について夫々基準値
を設定する。尚、各基準値は任意に設定しても、或い
は、一定の規則に基づいて(例えば年間の平均気温や凄
惨計画値等に基づいて)設定してもよい。そして、外気
気温及び生産量が基準値に等しく、ガス消費機器3の能
力が良好に維持されると仮定して、省エネ対策実施後に
ガス消費機器3で1日に消費されるガス消費量を予測す
る。
は、基準ガス消費量として、上記外気気温及び生産量の
基準値と共に、監視システム100の記憶手段12に格
納され、上記省エネ対策の効果の検証等に利用される。
ス消費機器3の効率が低下した場合には、ガス消費機器
3の効率低下によるガス消費量の増加分に相当する金額
を、ESCO事業者側が負担しなければならない場合が
ある。そこで、このように構成された監視システム10
0は、ガス消費機器3の効率低下に起因するESCO事
業者側の負担の増加をできるだけ抑制するために、ガス
消費機器3の効率低下を早期に認識することができるエ
ネルギ消費量監視方法を実行するように構成されてお
り、以下に、その特徴構成について詳細に説明する。
ず、監視システム100の通信手段11に、ガスメータ
1から、ガス消費機器3において単位時間帯毎に消費さ
れたガス消費量が入力される入力工程を実行する。そし
て、このように入力されたガス消費量が一旦記憶手段1
2に記憶される。
段20は、ガス消費機器3の効率以外の施設10のガス
消費量に影響を与える因子に関する因子値の一つである
その日の平均外気温度を、通信手段11により、気象情
報提供業者側のシステム50から通信回線N2を介して
収集し、さらに、上記因子値の一つである施設10にお
けるその日の製品生産量を、通信手段11により、顧客
側のパーソナルコンピュータ等で構成されたクライアン
ト端末61から通信回線N3を介して収集する因子値収
集工程を実行する。このように因子値収集工程を実行し
て収集した外気気温及び生産量の因子値は、通信手段1
1に入力された顧客側施設10におけるガス消費量に関
連付けられて記憶手段12に記憶される。
は、入力工程において入力された実際のガス消費量か
ら、外気気温及び生産量の上記基準ガス消費量の予測時
に基準として設定した基準値に対する差に起因するガス
消費量の変動量を取り除く基準化を行なって、基準化し
た補正ガス消費量を求める補正工程を実行する。
因子値としての外気温度の変動によりある程度定まった
割合で変動し、ガスボイラ3bのガス消費量は、因子値
としての顧客側施設10における製品生産量の変動によ
りある程度定まった割合で変動する。よって、補正手段
22は、ガスメータ1から入力されたガス消費量から、
このような因子値の基準値に対する差に起因するガス消
費量の変動を除去するべく、下記の[数1]に示す式に
したがって、補正ガス消費量を算出する。なお、QBは
補正後のガス消費量、QTはガス消費量における実際の
ガス消費量、TTは実際の外気気温、TBは外気気温の基
準値、PTは実際の製品生産量、PBは製品生産量の基準
値、qaは単位外気気温あたりの吸収式冷凍機3aのガ
ス消費量、qbは単位製品生産量あたりのガスボイラ3
bのガス消費量を示す。尚、TTを実際の外気気温のC
DD(Cooling Degree Day:日平均気温が75°F(2
4℃)を超えた度数)、TBを外気気温の基準値のCD
D(基準値が24℃である場合は0となる。)としても
構わない。
2に示すように、外気気温及び製品生産量について基準
化されたものであるので、顧客側施設10のガス消費機
器3の効率が変動していない場合には、1日当たりの補
正ガス消費量は予め予測した基準ガス消費量と近似した
ものとなり(図2中の9月15日〜9月17日及び9月
21日〜9月23日のデータを参照)、省エネ対策実施
前後における補正ガス消費量の差が、省エネ対策実施に
よる経済的効果と認識することができる。しかし、顧客
側施設10のガス消費機器3の効率が、予測又はその機
器仕様よりも低下していた場合には、補正ガス消費量は
基準ガス消費量を超過する値を取ると考えられる(図2
中の9月18日〜9月20日のデータを参照)。
定手段24は、補正ガス消費量と基準ガス消費量とを比
較して、エネルギ消費効率低下の有無を推定する効率低
下推定工程とを実行する。即ち、効率低下推定手段24
は、一日当たりの補正ガス消費量が、図2に示す基準ガ
ス消費量を基準として設定されている基準超過許容値以
上となった場合に、顧客側施設10において、ガス消費
機器3の何れかの効率が低下していると推定し、その旨
を表示部14に表示したり、その旨を記載した電子メー
ル等を、顧客側のクライアント端末61又はガス消費機
器3の製造業者側又は保守管理業者側のクライアント端
末62側に送信する。従って、顧客側施設10のガス消
費機器3の効率が低下している可能性があることを、E
SCO事業者、顧客、又はガス消費機器3の製造業者又
は保守管理業者が早期に認識することができ、その効率
低下による上記の顧客側のエネルギ消費量の増加を抑制
する対策を早期に実行することができる。
0にはガス消費機器3が複数あるが、監視システム10
0は、効率低下推定手段24によりガス消費費機器3の
効率低下有りと推定した場合において、複数のガス消費
機器3から効率低下した異常機器を推定し、その旨を表
示部14に表示したり、その旨を記載した電子メール等
を、顧客側のクライアント端末61又はガス消費機器3
の製造業者側又は保守管理業者側のクライアント端末6
2側に送信することができる。
手段26は、補正手段22で補正後の補正ガス消費量の
予め記憶手段12に格納している基準ガス消費量に対す
る超過量と、因子値収集手段20で収集した因子値とし
ての外気気温及び製品生産量との回帰係数を導出する回
帰係数導出工程を実行する。即ち、回帰係数導出工程2
6は、先ず、超過量と外気気温としてのCDDとのCD
D回帰係数を求めるに、図3のグラフ図に示すように、
複数の日における上記超過量をyとし、外気気温として
のCDDをxとして、超過量であるyをCDDであるx
の一次関数で表わし、その一次関数においてxにかかる
係数(本実施形態では、173.59となる。)を上記
CDD回帰係数として求める。
生産量との生産量回帰係数を求めるに、図4のグラフ図
に示すように、複数の日における上記超過量をyとし、
生産量をxとして、超過量であるyを生産量であるxの
一次関数で表わし、その一次関数においてxにかかる係
数(本実施形態では、25となる。)を生産量回帰係数
として求める。
重回帰方程式を求めて、CDD及び生産量の変数にかか
る夫々の係数をCDD回帰係数及び生産量回帰係数とし
て求めても構わない。
定手段28は、予め記憶手段12に記憶している下記の
[表1]に示すような機器推定ルールに基づいて、上記
回帰係数導出手段26で導出したCDD回帰係数及び生
産量回帰係数から、ガス消費効率が低下した異常機器を
推定し表示部14等に出力する異常機器推定工程を実行
する。また、異常機器推定手段28は、図5に示すよう
な、ガスメータ1から入力されたガス消費量の単位時間
帯毎のデータから、基準ガス消費量に対する超過量の時
間帯毎のデータを、図5に示すように求め、この超過量
の経時的変化状態をも考慮して、下記の[表1]に示す
ような機器推定ルールに基づいて効率が低下した異常機
器を推定する。
対する超過量は、あるガス消費機器3の効率が低下した
ことに起因するガス消費量の増加量と考えられ、その効
率低下したガス消費機器3のガス消費量が増加した場合
には、上記超過量も増加すると考えられる。また、ガス
消費機器3のガス消費量は、顧客側属性に関する因子や
外部環境に関する因子値に対して、その機器特有の相関
関係し、さらには、時間帯に対しても相関を有するの
で、上記超過量の因子値との相関係数さらには超過量の
経時的変化状態は、効率低下したガス消費機器3特有の
ものとなると考えられる。よって、このように超過量と
因子値との回帰係数さらには超過量の経時的変化状態
は、効率低下したガス消費機器3特有のものとなるの
で、それを用いて、効率低下したエネルギ消費機器3を
推定することができる。
の要因が吸収式冷凍機3aの効率低下である場合には、
その要因によって発生する超過量は、外気気温としての
CDDと相関を有する吸収式冷凍機3aの運転状態に対
して相関を有し、さらに、吸収式冷凍機3aが積極的に
運転される昼間において大きくなると考えられる。そこ
で、CDD回帰係数及び昼間(8:00〜20:00)
と夜間(20:00〜8:00)の超過量との差によ
り、吸収式冷凍機3aが効率低下しているかを認識する
ことができる。
bの効率低下である場合には、その要因によって発生す
る超過量は、製品生産量と相関を有するガスボイラ3b
の運転状態に対して相関を有すると考えられる。そこ
で、生産量回帰係数により、ガスボイラ3bが効率低下
しているかを認識することができる。
係数が25と50以下であるのに対して、CDD回帰係
数が173.59と30以上であり、超過量の経時的変
化状態において、昼間(8:00〜20:00)の超過
量の積算値が夜間(20:00〜8:00)の超過量の
積算値の4倍以上である場合には、効率低下した異常機
器は吸収式冷凍機3aであるといえる。
数導出手段26で導出した回帰係数等の超過量の状態
と、それに加えて、異常機器推定手段28で推定した異
常機器の運転積算時間とから、異常機器に対する実施点
検項目を、記憶手段12に構築されている点検項目デー
タベースから抽出する点検項目抽出工程を実行する。
に示すように、複数の点検項目が、それを抽出するため
の条件と関連付けて格納されている。そして、本実施形
態においては、異常機器推定手段28で吸収式冷凍機3
aが効率低下したと推定したので、CDD回帰係数と吸
収式冷凍機3aの運転積算時間とを参照し、例えば図3
の例でCDD回帰係数が173.59であり、吸収式冷
凍機3aの運転積算時間が15,000とするならば、
点検項目抽出手段30で抽出される点検項目は、「再生
器温度」、「蒸発器温度」となる。
点検項目は、表示部14又は製造業者側又は保守管理業
者側のクライアント端末62側に出力される。そして、
ガス消費機器の保守点検者が、顧客側施設10に出向き
この点検項目にしたがって点検を行なう。即ち、本実施
形態においては、保守点検者は、吸収式冷凍機3aの再
生器温度及び蒸発器温度の点検を行なう。そして、その
点検結果は、クライアント端末62側から、又は操作部
15から監視システム100に入力される。
監視システム100の診断手段32は、予め記憶手段1
2に記憶している下記の[表3]に示すような診断ルー
ルに基づいて、入力された点検結果から、異常機器とし
ての吸収式冷凍機3aの異常要因の推定する診断を行な
い、診断結果を出力する診断工程を実行する。たとえ
ば、本実施形態において、診断結果として再生器温度が
165℃、蒸発器温度が12℃である場合には、監視シ
ステム100の診断手段32は、「溶液ポンプ不良」と
診断結果を、表示部14又は製造業者側又は保守管理業
者側のクライアント端末62側等に出力する。尚、上記
の異常要因としては、異常機器内にとどまらず、2次側
配管のつまりや汚れ等の外部の要因も考えられる。
は、ガス消費機器の保守点検者は、診断結果に基づい
て、例えば吸収式冷凍機3aの溶液ポンプの交換等の補
修を行ない、その修理が完了した旨を、監視システム1
00側に入力する。
システム100の補修完了判定手段34は、その直後に
ガスメータ1から入力された顧客側施設10におけるガ
ス消費量を用いて、補正手段22により補正された補正
ガス消費量と、予め記憶している基準ガス消費量とを比
較して、異常機器の異常要因の補修が完了したか否かを
判定する補修完了判定工程を実行する。即ち、補修完了
判定手段34は、補修後の補正ガス消費量が、図2中の
9月21日〜9月23日のデータに示すように、基準ガ
ス消費量を基準に設定されている基準超過許容値未満と
なっている場合には、異常機器としての吸収式冷凍機3
aの補修が完了していると判定し、逆に、補正ガス消費
量が基準超過許容値以上である場合には補修が完了して
いないと判定して、その判定結果を表示部14又は製造
業者側又は保守管理業者側のクライアント端末62側に
出力する。
が完了した判定した監視システム100は、浪費量導出
手段36を働かせて、異常機器としての吸収式冷凍機3
aの補修の実施時までの超過量の積算値を、吸収式冷凍
機3aの効率低下に起因するガスの浪費量として導出す
る浪費量導出工程を実行する。詳しくは、浪費量導出手
段36は、先ず、吸収式冷凍機3aが故障して効率が低
下していると考えられる日(図2中の9月18日〜9月
20日)の前後における、吸収式冷凍機3aが正常であ
ると考えられる数日間(図2中の9月15日〜9月17
日及び9月21日〜9月23日)における補正ガス消費
量の平均値(図2中の故障前及び補修後の平均値に相当
する。)を求める。そして、吸収式冷凍機3aが故障し
て効率が低下している考えられる日の補正ガス消費量
の、上記のように求めた正常時の平均値から超過した分
の積算値(図2中の斜線部)を求め、その積算値を上記
ガス浪費量として出力する。
このように導出されたガス浪費量又はそれから不確実要
因による量を引いた分に相当する金額については、吸収
式冷凍機3aの不具合によるものであるとして、パフォ
ーマンス契約の保証対象外とし、その金額を、ESCO
事業者ではなく、吸収式冷凍機3aの製造業者側又は保
守管理業者側が負担することができる。
正ガス消費量を求めるに、ガス消費量を因子値としての
外気気温及び製品生産量について基準化したが、このよ
うな因子値としては、外気気温及び製品生産量以外に、
エネルギ消費機器の設定運転時間、エネルギ機器の設定
負荷率、施設の入居人数、入居時間、又は入居日数等の
顧客側の属性に関する値や、季節、湿度等の外部環境に
関する値等の、ガス消費量に影響を与える因子に関する
因子値を用いることができる。また、異常機器推定工程
において効率低下した異常機器を推定するための回帰係
数としても、外気気温及び生産量と超過量との夫々の回
帰係数以外に、上記のような他の因子値と超過量との回
帰係数を用いることもできる。
ギ消費量監視方法を実行するための監視システムを、E
SCO事業者側に設置した構成を説明したが、本発明に
係るエネルギ消費量監視方法は、ESCO事業に関係な
く顧客側のエネルギ消費量を監視することができるの
で、監視システムを顧客側施設10又はガス消費機器の
補修管理業者側等に設置しても構わない。
システムの概略構成図
図
Claims (8)
- 【請求項1】 エネルギ消費機器で消費されたエネルギ
消費量に関する異常を監視するエネルギ消費量監視方法
であって、 前記エネルギ消費機器から前記エネルギ消費量が入力さ
れる入力工程と、 前記エネルギ消費機器のエネルギ消費効率以外の前記エ
ネルギ消費量に影響を与える因子に関する因子値を収集
する因子値収集工程と、 前記入力工程で入力されたエネルギ消費量を前記収集し
た因子値について基準化した補正エネルギ消費量を求め
る補正工程と、 前記補正エネルギ消費量と前記エネルギ消費量に対して
予め予測した基準エネルギ消費量とを比較して、前記エ
ネルギ消費効率低下の有無を推定する効率低下推定工程
とを実行するエネルギ消費量監視方法。 - 【請求項2】 少なくとも前記効率低下推定工程におい
て前記エネルギ効率低下有りと推定した場合に、 前記補正エネルギ消費量の前記基準エネルギ消費量に対
する超過量と前記因子値との回帰係数を導出する回帰係
数導出工程と、 予め記憶している所定の機器推定ルールに基づいて、前
記回帰係数から、前記エネルギ消費効率が低下した異常
機器を推定する異常機器推定工程とを実行する請求項1
に記載のエネルギ消費量監視方法。 - 【請求項3】 前記異常機器推定工程が、前記所定の推
定ルールに基づいて、前記回帰係数と前記超過量の経時
的変化状態とから、前記異常機器を推定する工程である
請求項2に記載のエネルギ消費量監視方法。 - 【請求項4】 前記エネルギ消費機器に対する複数の点
検項目を格納した点検項目データベースから、前記超過
量の状態に基づいて、前記異常機器推定工程で推定した
前記異常機器に対する実施点検項目を抽出する点検項目
抽出工程を実行する請求項2又は3に記載のエネルギ消
費量監視方法。 - 【請求項5】 前記点検項目抽出工程で抽出した前記実
施点検項目に対する点検結果の入力を受付け、予め記憶
している所定の診断ルールに基づいて、前記点検結果か
ら、前記異常機器の診断を行ない、診断結果を出力する
診断工程を実行する請求項4に記載のエネルギ消費量監
視方法。 - 【請求項6】 前記診断工程で出力した前記診断結果に
基づく前記異常機器の補修の実施後における前記補正エ
ネルギ消費量と前記基準エネルギ消費量とを比較して、
前記異常機器の補修が完了したか否かを判定する補修完
了判定工程を実行する請求項5に記載のエネルギ消費量
監視方法。 - 【請求項7】 前記補修完了判定工程において前記補修
が完了したと判定した場合に、前記異常機器の補修の実
施時までの前記超過量の積算値を、前記エネルギ効率低
下に起因するエネルギの浪費量として導出する浪費量導
出工程を実行する請求項6に記載のエネルギ消費量監視
方法。 - 【請求項8】 エネルギ消費機器で消費されたエネルギ
消費量に関する異常を監視する監視システムであって、 請求項1から7の何れか1項に記載のエネルギ消費量監
視方法に含まれる各工程を各別に実行する手段を備えた
監視システム。
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JP2001323436A JP3810299B2 (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | エネルギ消費量監視方法及び監視システム |
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---|---|---|---|---|
JP2008304993A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Air Water Energy Inc | 通信システム |
JP2012059105A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Fujita Corp | 建設工事の消費エネルギー低減支援システム |
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CN104791903A (zh) * | 2015-04-30 | 2015-07-22 | 北京上庄燃气热电有限公司 | 一种热网智能调度系统 |
KR20200111407A (ko) * | 2019-03-19 | 2020-09-29 | 변원섭 | 유틸리티 모니터링 장치 |
-
2001
- 2001-10-22 JP JP2001323436A patent/JP3810299B2/ja not_active Expired - Fee Related
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