JP2008304419A - ドラム型遠心載荷装置及び津波造波実験方法 - Google Patents
ドラム型遠心載荷装置及び津波造波実験方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008304419A JP2008304419A JP2007153977A JP2007153977A JP2008304419A JP 2008304419 A JP2008304419 A JP 2008304419A JP 2007153977 A JP2007153977 A JP 2007153977A JP 2007153977 A JP2007153977 A JP 2007153977A JP 2008304419 A JP2008304419 A JP 2008304419A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- wave
- type
- pulley
- fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 title claims description 32
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 64
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims abstract description 18
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims abstract description 6
- 239000013535 sea water Substances 0.000 claims description 27
- 239000000700 radioactive tracer Substances 0.000 claims description 21
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 15
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 15
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 9
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 5
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 13
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 6
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 239000002990 reinforced plastic Substances 0.000 description 2
- 240000000220 Panda oleosa Species 0.000 description 1
- 235000016496 Panda oleosa Nutrition 0.000 description 1
- 229910009372 YVO4 Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- -1 etc. Substances 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 238000011173 large scale experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 238000012800 visualization Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Abstract
【解決手段】ドラム型回転容器12の回転中心部分に配置されたツールテーブル14を、回転駆動手段16により回転させた状態で、マルチヘッド型カメラ18と、多数のLEDを用いた照明手段20とからなる撮影器材で、造波装置54によりドラム型回転容器内12に発生する波と、地盤及び地盤上の構造物とを、複数箇所から同時に撮影する。特に、多数のLEDを用いた照明手段20により地盤及び地盤上の構造物とを高輝度に照らすことで、マルチヘッド型カメラ18により高速撮影される映像の、高解像度化を図ることができる。又、レーザ照射手段22によって、シート状のレーザ光Lを照射することにより、流体Wの二次元断面を視覚的に浮き立たせ、流体の流速を正確に把握することが可能となる。
【選択図】図1
Description
そして、現在開発が進められている津波に関する防災技術は、例えば、ソフト面からのアプローチとしては、津波伝播解析手法に基づくハザードマップの作成や、浸水エリアの判定、又は、津波波力の数値解析手法等が挙げられる。一方、津波の再現実験手法として、造波水槽に縮尺模型を設置して行う津波造波実験(例えば、非特許文献1、非特許文献2参照)や、実物大規模の二次元大型波動水槽による長周期波造波実験(例えば、非特許文献3)が実施されている。これら従来の実験手法は、基本的に、海岸工学における従来からの水理模型実験手法を踏襲したものである。
又、縮尺模型に作用する応力レベルが小さいため、構造物の変形・破壊などの問題を、実際と同様に取り扱うことが困難である。一方、従来の、大型波動水槽を用いる手法は、実物スケールに近付けることで、実際の応力レベルを再現するものであり、実験結果の精度は良くなるが、実験設備及び実験コストが桁違いに大きくなってしまうという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、縮尺水理模型による再現実験を行うことにより、実験設備及び実験コストの増大を抑え、なおかつ、従来の縮尺水理模型による再現実験では解析することができなかった、押し波・引き波時の地盤の変状及び構造物の変形・破壊の再現精度を高め、その解析を行うことにある。そして、津波と流体力と地盤との相互作用による津波災害メカニズムの解明を促進する事にある。
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
そして、ドラム型回転容器の回転中心部分に対し着脱自在に配置されるツールテーブルを、回転駆動手段により、必要に応じドラム型回転容器と一体若しくは独立して回転させた状態で、ツールテーブルに搭載された、複数のCCDカメラ又はCMOSセンサの少なくとも一方を含むマルチヘッド型カメラと、多数のLEDを用いた照明手段とからなる撮影器材で、造波装置によりドラム型回転容器内に発生する波と、地盤及び地盤上の構造物とを、複数箇所から同時に撮影するものである。特に、多数のLEDを用いた照明手段により地盤及び地盤上の構造物とを高輝度に照らすことで、CCDカメラ又はCMOSセンサにより高速撮影される映像の、高解像度化を図るものである。
本項に記載のドラム型遠心載苛装置は、レーザ照射手段によってシート状のレーザ光を前記ドラム型回転容器の内部に照射することにより、ドラム型回転容器内に充填される海水等を模した流体の二次元断面を視覚的に浮き立たせ、撮影機材によって必要に応じ複数箇所撮影することで、流体の流速を正確に把握するものである。
本項に記載のドラム型遠心載苛装置は、供給手段によって、ドラム型回転容器に対し、トレーサ粒子及び海水等を模した流体を供給することで、津波造波実験に必要な流体に混入したトレーサにより、流体の流れを視覚的に浮き立たせるものである。そして、撮影されるトレーサの一つ一つの動きを解析することで、流体の流れを高精度に把握することが可能となる。
本項に記載のドラム型遠心載苛装置は、ドラム型回転容器のコ字状断面に倣った平面を有する造波板を、円弧状ガイド及び造波板駆動手段によって、ドラム型回転容器の円筒状底面に沿って、所定のストロークで円弧運動させる。そして、かかる造波板の円弧運動により、ドラム型回転容器に供給された海水等を模した流体に対し、津波を模した長周期波を発生させるものである。
前記ドリブンプーリと一体回転する第1の造波板駆動プーリと、前記円弧状ガイドの円周方向他端に回転自在に軸支される第2の造波板駆動プーリと、前記造波板に固定されたベルト固定用プーリと、前記第1の造波板駆動プーリ、前記第2の造波板駆動プーリ及び前記ベルト固定用プーリに掛け回される第2の駆動ベルトとが含まれるドラム型遠心載苛装置(請求項5)。
本項に記載のドラム型遠心載苛装置は、造波板をサーボモータによって位置・速度制御することで、ドラム型回転容器に供給された海水等を模した流体に、必要な波を正確に再現するものである。又、サーボモータの回転軸に固定されたドライブプーリと、円弧状ガイドの円周方向一端に位置するドリブンプーリと、ドライブプーリ及びドリブンプーリに掛け回される第1の駆動ベルトと、ドリブンプーリと一体回転する第1の造波板駆動プーリと、円弧状ガイドの円周方向他端に回転自在に軸支される第2の造波板駆動プーリと、造波板に固定されたベルト固定用プーリと、第1の造波板駆動プーリ、第2の造波板駆動プーリ及びベルト固定用プーリに掛け回される第2の駆動ベルトとによって、造波板の円弧運動に係る駆動系統が構成されることで、ドラム型回転容器及びツールテーブルに対し造波板が相対的に円弧運動する際の、第1、第2の駆動ベルトのベルトテンションの変動を抑制し、なおかつ、円弧運動に係る部分の慣性重量の増加を抑えるものである。
本項に記載のドラム型遠心載苛装置は、第1の同期プーリと第2の同期プーリとに同期ベルトが掛け回されることにより、第1の造波板駆動プーリ及び第2の造波板駆動プーリの回転を強制的に同期させ、サーボモータのハンチングを防止するものである。
本項に記載のドラム型遠心載苛装置は、前記ドラム型回転容器に供給される流体に対し浮力が均衡するように浮力調整されていることにより、遠心力場において、円弧状ガイド及び造波板駆動手段に加わる負荷を可能な限り減少させるものである。
本項に記載のドラム型遠心載苛装置は、ドラム型回転容器の円環状壁面の少なくとも一部を構成する透明板を介して、造波装置によりドラム型回転容器内に発生する波と、地盤及び地盤上の構造物とを、複数箇所から同時に撮影するものである。
なお、ドラム型回転容器の円環状壁面の、透明板と透明板以外の部分との境目は、液漏れが生じないように密閉処理されている。
本項に記載のドラム型遠心載苛装置は、円環状の透明な仕切り板によって区分された一方にセットされる縮尺水理模型に対し実施される水理実験を、もう一方の区分の、ドラム型回転容器の全周にわたる任意の位置に設置される撮影器材によって、撮影するものである。
なお、ドラム型回転容器の円筒状底面と、円環状の透明な仕切り板との当接部分は、液漏れが生じないように密閉処理されている。
本項に記載のドラム型遠心載苛装置は、造波装置により、ドラム型回転容器内の海水等を模した流体に、長周期の波を発生させることで生ずる流体変動を、必要に応じサージタンクで受止めることで、縮尺水理模型に対する反射波(引き波)の影響を任意にコントロールするものである。
本項に記載のドラム型遠心載苛装置は、ドラム型回転容器と、ツールテーブルとを連結して一体回転させることで、装置全体での重量バランスを正確に取ることを容易とするものである。
又、ドラム型回転容器の回転中心部分に対し着脱自在に配置されるツールテーブルを、回転駆動手段により、必要に応じドラム型回転容器と一体若しくは独立して回転させた状態で、ツールテーブルに搭載された、複数のCCDカメラ又はCMOSセンサの少なくとも一方を含むマルチヘッド型カメラと、多数のLEDを用いた照明手段とからなる撮影器材で、縮尺水理模型と、前記流体と、前記トレーサ粒子とを、同時に高速撮影するものである。この際、多数のLEDを用いた照明手段を用いる場合には、かかる照明手段により地盤及び地盤上の構造物とを高輝度に照らすことで、CCDカメラ又はCMOSセンサによる映像を、高速かつ高解像度で撮影するものである。又、レーザ照射手段によってシート状のレーザ光を前記ドラム型回転容器の内部に照射する場合は、シート状のレーザ光により、ドラム型回転容器内に充填される海水等を模した流体の二次元断面を浮き出させ、撮影機材によって必要に応じ複数箇所撮影することで、流体の流速を正確に把握するものである。
本項に記載の津波造波実験方法は、ドラム型回転容器の全周を用いて実験を行うことで、ドラム型回転容器に供給された海水等を模した流体に対し、津波を模した長周期波を発生させ、津波被害の再現精度を高め、その解析を行うものである。
本発明の実施の形態に係る、ドラム型遠心載苛装置10は、図1及び図2に示されるように、円筒状底面12a及び円筒状底面12aの両側から円筒状底面12aの半径方向内側へと立ち上がる円環状壁面12bを備えるコ字状断面のドラム型回転容器12を備えている。又、ドラム型回転容器12の回転中心部分に着脱自在に配置され、かつ、ドラム型回転容器12と一体若しくは独立して回転可能なツールテーブル14を備えている。一例として、ドラム型回転容器12の直径(円周)は2.2m(6.7m)、ツールテーブル14の直径は1.4mである。そして、必要に応じ、ドラム型回転容器12には、海水等を模した流体を溜めるためのサージタンク13が設けられている。
又、多数のLEDを用いた照明手段は、多数のLEDが二次元状に複数列複数行並べられ、かつ、一つ一つのLED毎に光照射方向を微調整することが可能となっている。光の指向性は15°放射程度に設定され、主に、縮尺水理模型の地盤M10及び構造物M20の部分を照明するために用いられる。
なお、図中、ツールテーブル14の器材設置棚26の上方に示されるように、トレーサ粒子供給装置24dと流体供給装置24eとを別々に設け、トレーサ粒子と流体とを別個に供給する事としても良い。
なお、造波板56の作動角度は、円弧状ガイド58の作動角度に起因しており、図示の例では60°となっている。しかしながら、必要に応じ、さらに円弧長の長いガイドレール58aを用いることによって、造波板56の作動角度をより広くすることも可能である。
なお、この場合にも、円環状の透明な仕切り板92には、厚み30mmの透明強化プラスチック板が二枚重ねで使用されている。又、ドラム型回転容器12の円筒状底面12aに対する取り付け構造としては、図7の扇状の透明板90と同様の透明板を円形に並べ、かつ、継ぎ目部分および周辺部を金属製フレームで覆い、この金属製フレームを円筒状底面12aに固定する等が挙げられる。当然に、ドラム型回転容器12の円筒状底面12aと、円環状の透明な仕切り板92との当接部分は、液漏れが生じないように密閉処理されている。
まず、本発明の実施の形態では、ツールテーブル14が、ドラム型回転容器12に対し着脱自在となっていることから、ツールテーブル14単体の状態で、必要な器材を器材設置棚26に固定する。又、ツールテーブル14を、ドラム型回転容器12の回転中心部分に配置した状態で、図1に示されるように、ドラム型回転容器12と、ツールテーブル14とを、連結板94及びボルト96により、適切な場所において複数箇所を連結する。このように、ドラム型回転容器12と、ツールテーブル14とを連結して一体回転させることで、装置全体での重量バランスを正確に取ることが容易となる。
又、マルチヘッドカメラ18、照明手段20、レーザ照射装置22を、各々、ブラケット98(図1参照)によって、必要な撮影箇所にセットする。そして、装置全体の重量バランスを確保するために、ツールテーブル14上の適切な場所に、バランスウエイトを設置する。なお、ツールテーブル14には、バランスウエイト等必要な部品の固定を容易とするために、予め複数のねじ穴が、全体に分散するように形成されている。
又、この場合には、ドラム型回転容器12の円筒状底面12aの幅が広く形成され、装置が大型化することから、完成質量の増加による津波造波時の重量バランスの維持や、積載スペース増加による使用可能な実験領域の増加といった、付随的効果を得ることができる。
Claims (12)
- 円筒状底面及び該円筒状底面の両側から該円筒状底面の半径方向内側へと立ち上がる円環状壁面を備えるコ字状断面のドラム型回転容器と、該ドラム型回転容器の回転中心部分に着脱自在に配置され、かつ、該ドラム型回転容器と一体若しくは独立して回転可能なツールテーブルと、前記ドラム型回転容器及び前記ツールテーブルを一体に若しくは独立して回転させる回転駆動手段とを備え、
前記ツールテーブルには、撮影用器材として、複数のCCDカメラ又はCMOSセンサの少なくとも一方を含むマルチヘッド型カメラと、多数のLEDを用いた照明手段とが載置され、なおかつ、造波装置が載置されていることを特徴とするドラム型遠心載苛装置。 - 前記撮影用器材には、シート状のレーザ光を前記ドラム型回転容器の内部に照射するレーザ照射手段が含まれることを特徴とする請求項1記載のドラム型遠心載苛装置。
- 前記ドラム型回転容器に対し、トレーサ粒子及び海水等を模した流体を供給する供給手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のドラム型遠心載苛装置。
- 前記造波装置は、前記ドラム型回転容のコ字状断面に倣った平面を有する造波板と、該造波板を前記ドラム型回転容器の円筒状底面に沿って円弧運動させるための円弧状ガイド及び造波板駆動手段とを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のドラム型遠心載苛装置。
- 前記造波板駆動手段には、サーボモータと、
該サーボモータの回転軸に固定されたドライブプーリと、前記円弧状ガイドの円周方向一端に位置するドリブンプーリと、前記ドライブプーリ及び前記ドリブンプーリに掛け回される第1の駆動ベルトと、
前記ドリブンプーリと一体回転する第1の造波板駆動プーリと、前記円弧状ガイドの円周方向他端に回転自在に軸支される第2の造波板駆動プーリと、前記造波板に固定されたベルト固定用プーリと、前記第1の造波板駆動プーリ、前記第2の造波板駆動プーリ及び前記ベルト固定用プーリに掛け回される第2の駆動ベルトとが含まれることを特徴とする請求項4記載のドラム型遠心載苛装置。 - 前記造波板駆動手段には、前記第1の造波板駆動プーリと一体回転する第1の同期プーリと、前記第2の造波板駆動プーリと一体回転する第2の同期プーリと、前記第1の同期プーリ及び前記第2の同期プーリに掛け回される同期ベルトとが含まれることを特徴とする請求項5記載のドラム型遠心載苛装置。
- 前記造波板は、前記ドラム型回転容器に供給される流体に対し浮力が均衡するように、浮力調整されていることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項記載のドラム型遠心載苛装置。
- 前記ドラム型回転容器の円環状壁面の少なくとも一部が、透明板によって構成されている請求項1から7のいずれか1項記載のドラム型遠心載苛装置。
- 前記ドラム型回転容器の円筒状底面が、その全周にわたり、円環状の透明な仕切り板によって、前記円筒状底面の幅方向に区分され、区分された一方に縮尺水理模型が、もう一方に前記撮影器材が設置されることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載のドラム型遠心載苛装置。
- 前記ドラム型回転容器に、前記海水等を模した流体を溜めるためのサージタンクが設けられていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記載のドラム型遠心載苛装置。
- 請求項1から10のいずれか1項記載のドラム型遠心載苛装置の、前記ドラム型回転容器に、縮尺水理模型を設置し、所定の回転数で前記ドラム型回転容器及び前記ツールテーブルを一体に回転させ、トレーサ粒子及び海水等を模した流体を供給し、前記造波装置によって前記流体に波を発生させ、前記マルチヘッド型カメラによって、前記縮尺水理模型と、前記流体と、前記トレーサ粒子とを、同時に高速撮影することを特徴とする津波造波実験方法。
- 前記ドラム型回転容器の全周を用いて水理実験を行うことを特徴とする請求項11記載の津波造波実験方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007153977A JP4761075B2 (ja) | 2007-06-11 | 2007-06-11 | ドラム型遠心載荷装置及び津波造波実験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007153977A JP4761075B2 (ja) | 2007-06-11 | 2007-06-11 | ドラム型遠心載荷装置及び津波造波実験方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008304419A true JP2008304419A (ja) | 2008-12-18 |
JP4761075B2 JP4761075B2 (ja) | 2011-08-31 |
Family
ID=40233262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007153977A Active JP4761075B2 (ja) | 2007-06-11 | 2007-06-11 | ドラム型遠心載荷装置及び津波造波実験方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4761075B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102535386A (zh) * | 2011-12-22 | 2012-07-04 | 水利部交通运输部国家能源局南京水利科学研究院 | 离心机大流量水流控制系统 |
CN103234733A (zh) * | 2013-05-07 | 2013-08-07 | 清华大学 | 巨型海工离心机 |
CN104060572A (zh) * | 2014-07-07 | 2014-09-24 | 水利部交通运输部国家能源局南京水利科学研究院 | 一种超重力场中的摇板式造波机系统 |
CN105486525A (zh) * | 2015-11-27 | 2016-04-13 | 中国人民解放军理工大学 | 一种在离心机平台上开展水下爆炸研究的模型试验装置 |
CN105508324A (zh) * | 2015-09-17 | 2016-04-20 | 浙江大学宁波理工学院 | 液压振动式大功率造波系统及其控制方法 |
KR20160104518A (ko) * | 2015-02-26 | 2016-09-05 | 강원대학교산학협력단 | 원심모형실험을 위한 모형방조제 세트 |
CN106840602A (zh) * | 2017-04-20 | 2017-06-13 | 山东大学 | 一种用于追踪波浪形态的系统、方法及应用 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103528794B (zh) * | 2013-10-29 | 2016-07-06 | 中山大学 | 垂向多板造波机 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06507968A (ja) * | 1991-06-11 | 1994-09-08 | アンドリュー エヌ ショフィールド アンド アソシエーツ リミテッド | 遠心分離機およびその関連する装置および方法 |
JP2007146467A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Port & Airport Research Institute | 地震津波実験装置、及び地震津波実験方法 |
-
2007
- 2007-06-11 JP JP2007153977A patent/JP4761075B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06507968A (ja) * | 1991-06-11 | 1994-09-08 | アンドリュー エヌ ショフィールド アンド アソシエーツ リミテッド | 遠心分離機およびその関連する装置および方法 |
JP2007146467A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Port & Airport Research Institute | 地震津波実験装置、及び地震津波実験方法 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102535386A (zh) * | 2011-12-22 | 2012-07-04 | 水利部交通运输部国家能源局南京水利科学研究院 | 离心机大流量水流控制系统 |
CN102535386B (zh) * | 2011-12-22 | 2013-12-11 | 水利部交通运输部国家能源局南京水利科学研究院 | 离心机大流量水流控制系统 |
CN103234733A (zh) * | 2013-05-07 | 2013-08-07 | 清华大学 | 巨型海工离心机 |
CN104060572A (zh) * | 2014-07-07 | 2014-09-24 | 水利部交通运输部国家能源局南京水利科学研究院 | 一种超重力场中的摇板式造波机系统 |
CN104060572B (zh) * | 2014-07-07 | 2015-11-18 | 水利部交通运输部国家能源局南京水利科学研究院 | 一种超重力场中的摇板式造波机系统 |
KR20160104518A (ko) * | 2015-02-26 | 2016-09-05 | 강원대학교산학협력단 | 원심모형실험을 위한 모형방조제 세트 |
KR101665862B1 (ko) | 2015-02-26 | 2016-10-24 | 강원대학교산학협력단 | 원심모형실험을 위한 모형방조제 세트 |
CN105508324A (zh) * | 2015-09-17 | 2016-04-20 | 浙江大学宁波理工学院 | 液压振动式大功率造波系统及其控制方法 |
CN105486525A (zh) * | 2015-11-27 | 2016-04-13 | 中国人民解放军理工大学 | 一种在离心机平台上开展水下爆炸研究的模型试验装置 |
CN106840602A (zh) * | 2017-04-20 | 2017-06-13 | 山东大学 | 一种用于追踪波浪形态的系统、方法及应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4761075B2 (ja) | 2011-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4761075B2 (ja) | ドラム型遠心載荷装置及び津波造波実験方法 | |
Song et al. | Experimental study on flow kinematics and impact pressure in liquid sloshing | |
CN104123866A (zh) | 一种船模强迫横摇实验装置 | |
JP6649717B2 (ja) | 水中検査装置およびこの装置のための水中カメラ装置 | |
JP6405128B2 (ja) | 水中検査システム | |
CN202351181U (zh) | 小型振动台可视化细观结构动态测量系统 | |
CN110196150A (zh) | 海啸波模拟实验测控装置 | |
CN108362857A (zh) | 一种用于地震作用下土体大变形流动测试的模型试验装置 | |
CN205374000U (zh) | 一种浅水湖泊沉积物再悬浮模拟装置 | |
JP4696268B2 (ja) | 地震津波実験装置、及び地震津波実験方法 | |
Filatov et al. | A technique for registering wave and vortex motions on a liquid surface | |
CN114088340B (zh) | 一种浮冰层与海洋装备耦合动力响应水池实验装置 | |
ITMI951833A1 (it) | Metodo per la realizzazione di effetti scenografici e decorativi mediante la proiezione luminosa di onde di liquido | |
Tassin et al. | Visualization of the contact line during the water exit of flat plates | |
KR101971252B1 (ko) | 파력 실험을 위한 수조 타입 물결파 발생장치 | |
Skyner et al. | A comparison of time-stepping numerical predictions with whole-field flow measurement in breaking waves | |
CN105785741A (zh) | 一种3d全息数字光处理投影装置 | |
CN104048743B (zh) | 水下质点振速拾振器 | |
CN210219137U (zh) | 一种360度可旋转全息投影架 | |
KR101228516B1 (ko) | 비파괴 검사를 위한 트래킹 장치 | |
CN109295913B (zh) | 一种底面固定式柔性水囊防波堤断面变形监测实验装置 | |
CN207976591U (zh) | 一种小型水槽实验用手动升降、旋转定位装置 | |
Barnard et al. | Development of a set of structural acoustic teaching demonstrations using a simply supported rectangular plate | |
Watson | Detection of acoustic sources using long‐wavelength acoustical holography | |
US3683679A (en) | Ultrasonic interference pattern detector |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090330 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110518 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110524 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4761075 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |