JP2008302586A - インクジェット記録ヘッドの製造方法 - Google Patents
インクジェット記録ヘッドの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008302586A JP2008302586A JP2007151760A JP2007151760A JP2008302586A JP 2008302586 A JP2008302586 A JP 2008302586A JP 2007151760 A JP2007151760 A JP 2007151760A JP 2007151760 A JP2007151760 A JP 2007151760A JP 2008302586 A JP2008302586 A JP 2008302586A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- etching
- recording head
- ink
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
【課題】 インク供給口を設計値通りに形成し、スムーズなインク供給を可能にすることにより印字品位に優れたインクジェットヘッドを提供する。
【解決手段】 CR製法のインクジェットヘッドに於いて、インク供給口形成の為の犠牲層にAlCuを用いる。(Cuの含有率を0.05%を超え5%以下に限定。)
【選択図】 図1
【解決手段】 CR製法のインクジェットヘッドに於いて、インク供給口形成の為の犠牲層にAlCuを用いる。(Cuの含有率を0.05%を超え5%以下に限定。)
【選択図】 図1
Description
本発明は、液体に外部からエネルギーを加えることによって、所望の液体を吐出するインクジェット記録ヘッド、およびインクジェット記録ヘッドの製造方法に関する。
熱等のエネルギーをインクに与えることで、気泡の発生を促し、この体積変化を利用して吐出口からインクを吐出し、これを記録媒体上に付着させて画像形成を行うインクジェット記録方法が知られている。インクジェット方式の中で、基板に対し垂直にインクを吐出するサイドシューター型(特開平9−011479)が提案されている。
これは、シリコン基板上に酸化シリコン膜あるいは窒化シリコン膜を形成し、前記酸化シリコン膜あるいは窒化シリコン膜上にインク吐出圧発生素子を形成し、前記シリコン基板表面にエッチング液に侵されやすい材料で薄膜を堆積しインク吐出口の形状にパターン(エッチング犠牲層)を形成し、さらに前記吐出口の形状のパターン上にエッチングストップ層を形成し、前記シリコン基板表面にインク吐出口部を形成し、前記酸化シリコン膜あるいは窒化シリコン膜形成面の裏面に開口部を設け、異方性エッチングによりインク供給口となる部分のシリコンを除去し、インク供給口部に残ったメンブレンの酸化シリコン膜あるいは窒化シリコン膜を除去する工程によって形成されていた。
エッチング犠牲層の材料としてはポリシリコンやAlなどの材料が、特開平10−181032に開示されている。
特開平9−011479号公報
特開平10−181032号公報
従来のサイドシューター型のインクジェット記録ヘッドでは、エッチング犠牲層にポリシリコンやAlなどを用いていた。ポリシリコンの犠牲層を用いた場合、TMAHに対するエッチング速度が相対的に遅いため、犠牲層のエッチング残りが問題になることがあった。
図2〜15は、Si(110)基板に、ポリシリコンの犠牲層を用いてインクジェット記録ヘッドのベース基板を作製するプロセスを示したものである。図3(平面図16)の様な形状で、ポリシリコンの犠牲層を用いて、異方性エッチで供給口を形成しようとすると、平行四辺形の狭角から斜めに発生する(111)面残りで、図18のように犠牲層が残ってしまうため、表面の開口部が設計値より狭くなってしまっている。
いっぽう、Alを犠牲層に用いた場合には上記のような問題は起こらないかわりに、耐食性が低いためにプロセス途中で、剥離液や洗浄の際に、犠牲層パターンが腐食されて所望の性能が得られないという問題が起こることもあった。
上記のような問題点は、シリコン基板上に畜熱層として酸化シリコン膜あるいは窒化シリコン膜などの絶縁膜を形成する工程、前記膜上にインク吐出圧発生素子を形成する工程、前記シリコン基板表面にエッチング液に侵されやすい材料で薄膜を堆積しインク吐出口の形状にパターンを形成する工程、前記吐出口の形状のパターン上にエッチングストップ層を形成する工程、前記酸化シリコン膜あるいは窒化シリコン膜が形成された裏面に開口部を設け、異方性エッチングによりインク供給口となる部分のシリコンを除去する工程、インク供給口部に残ったメンブレンの酸化シリコン膜あるいは窒化シリコン膜を除去する工程を少なくとも含むインクジェット記録ヘッドの製造方法であって、前記基板表面の吐出口の形状の薄膜パターンの材質がAlとCuを含む合金であることを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法によって解決される。
[作用]
エッチング犠牲層にAlとCuを含む合金を用いることによって、TMAHに対して十分なエッチング性能と、プロセス中の耐食性を両立させることが可能になる。
エッチング犠牲層にAlとCuを含む合金を用いることによって、TMAHに対して十分なエッチング性能と、プロセス中の耐食性を両立させることが可能になる。
以上述べたように本発明によれば、エッチング犠牲層にAlCuを用いることにより、インク供給口を設計通りに作ることが可能となった。よって、インク供給がスムーズに行われ、連続吐出が著しく安定し、高品位なインクジェットヘッドを得ることができた。
[実験1]
以下に、本発明に関わる実験について述べる。図20は実験に用いたサンプルの断面構造を示したものである。5インチΦ、厚さ625μmのSi(110)ウエハの表面にAlCu膜を3000Å堆積し図16のようにパターニングして犠牲層(211)とした。
以下に、本発明に関わる実験について述べる。図20は実験に用いたサンプルの断面構造を示したものである。5インチΦ、厚さ625μmのSi(110)ウエハの表面にAlCu膜を3000Å堆積し図16のようにパターニングして犠牲層(211)とした。
AlとCuの組成は、Al/Cu=99.9/0.1〜80/20まで変化させた。
犠牲層の形状は狭角が70.5度の平行四辺形で、幅150μm、長さ2mmとした。その上にプラズマCVDによるSiN膜を6000Å堆積してエッチングストップ層(204)とした。また基板の裏面には、熱酸化膜を図20(a)のように、犠牲層と鏡像の関係にパターニングしたエッチングパターンが形成してある。裏面の供給口パターンの平行四辺形の狭角から30μm離れたところに、深さ約500μmのレーザー先導孔を空けた。
このサンプルを、テトラ・アンモニウム・メチル・ハイドライド(TMAH)に浸せきして、裏面よりシリコンを異方性エッチングした。エッチング条件はTMAH21%,83℃、エッチング時間は8時間であった。すると、シリコンに開いた穴は最後には犠牲層に到達し、犠牲層をエッチングしてエッチングストップ層で止まる。表面の犠牲層は、犠牲層の材質によっては図20(c)のように、エッチング残りが発生する。
図23は、犠牲層のAl/Cuの組成と犠牲層の残り量Xの値の関係を示したものである。
Cuの組成が0.1〜5.0 %の時、この条件下で表面の犠牲層はすべてエッチングされることが判った。
[実験2]
Siウエハ上に、組成を変えたAlCuを3000Å堆積し、配線パターンを形成した。この工程において、アルカリ系のレジストの剥離剤によって、Cuの含有量が0.05%以下の時にはパターンの膜減りや消失が起こった。(図21参照)
[実施態様例]
図1は本発明による実施態様例を示すインクジェット記録ヘッドの製造工程途中のヒーターボード基板の模式図である。基板としては(100)または(110)のSiウエハが用いられる。ウエハの表面にAlCu膜を3000Å堆積し平面図(図16)のようにパターニングして犠牲層(211)とした。犠牲層の平面形状は、Si(100)基板の場合は図19のように長方形で、Si(110)基板の場合は図16のように、狭角が70.5度の平行四辺形とする。
[実験2]
Siウエハ上に、組成を変えたAlCuを3000Å堆積し、配線パターンを形成した。この工程において、アルカリ系のレジストの剥離剤によって、Cuの含有量が0.05%以下の時にはパターンの膜減りや消失が起こった。(図21参照)
[実施態様例]
図1は本発明による実施態様例を示すインクジェット記録ヘッドの製造工程途中のヒーターボード基板の模式図である。基板としては(100)または(110)のSiウエハが用いられる。ウエハの表面にAlCu膜を3000Å堆積し平面図(図16)のようにパターニングして犠牲層(211)とした。犠牲層の平面形状は、Si(100)基板の場合は図19のように長方形で、Si(110)基板の場合は図16のように、狭角が70.5度の平行四辺形とする。
また、犠牲層のCu組成は、最適範囲の0.5〜5.0%である。
その上にスパッター、蒸着やプラズマCVDによって薄膜を堆積してエッチングストップ層(204)とした。
犠牲層に隣接して、ヒーター(106)や配線(203)等が配置されている。
また基板の裏面には、耐アルカリ性の膜を平面図(図17)及び図14のようにパターニングしたエッチングパターンが形成してあり、ここから異方性エッチングにより、表面の犠牲層へ向かって貫通口を開けインク供給口を形成する。
次に、本発明によるインクジェット記録ノズルのプロセスを図2〜図19を使って順を追って説明する。
(1)基板面方位(110)または(100)のシリコン基板(101)(この断面図では(110)基板を使って説明する)の片面に例えばプラズマCVDで図3(211)のようにポリシリコン、アモルファスシリコンやアルミなどの薄膜を堆積してフォトリソ技術によってインク供給口として所望のパターンを形成する。この平面形状は、(100)基板を用いるときは、パターンは図19のように長方形に配置する。また、(110)基板を用いるときは、パターンは基板に対して垂直にエッチング穴があくように、図16のように狭角が70.5度をなす平行四辺形とし、平行四辺形の長辺および短辺は(111)と等価の面に平行になるように配置する。これはエッチング犠牲層と呼ばれ、裏面からエッチングが進行してエッチャントが犠牲層に到達するとSiウエハよりエッチングレートが格段に速いので短時間にエッチングされ、犠牲層パターンに対応した開口部を開けることができるものである。
犠牲層は、リアクティブ・イオン・エッチング(RIE)等によりパターニングした。
基板表面上にエッチングストップ層(204)として、プラズマCVD法等によって、SiON、SiN、SiO2膜を堆積する。
インク供給口に合わせて、インク吐出圧力発生素子としてヒーター部 図6(106)形成する。ヒーター材料としては、Ta、TaN、TaNSi等などの金属膜をスパッターや真空蒸着等によって堆積しパターニングする。さらに電力供給用の電極図6(203)としてAl、Mo、Ni等の金属膜を同様にして形成する。
ヒーターには耐久性の向上を目的としてプラズマCVD等でSiN膜等図7(414)を堆積し保護膜とする。
この上に、耐キャビテーション膜図8(412)としてスパッター法等でTaを堆積する。この膜の膜厚は、好ましくは1000〜5000Å、さらに好ましくは2000〜4000Å、最適には2500〜3500Åである。
また、配線とヒーターの形成の順番等に特に制限がないのは言うまでもない。
樹脂製のノズルの密着性を上げるためと、裏面をアルカリエッチャントから保護するために、耐食性の高い樹脂膜図9(413)を形成する。そして、ヒーター部とインク供給口部をパターニングする。
インク流路確保のために、強アルカリや有機溶剤等で溶解可能な樹脂でパターン(414)を形成する。このパターンは、印刷法や感光性樹脂によるパターニング等で形成する。
インク流路のパターンの上に、被覆樹脂層図11(415)を形成する。この被覆樹脂層は微細パターンを形成するので感光性レジストが望ましく、さらに流路を形成した樹脂層を除去する際のアルカリや溶剤等によって変形変質しない性質が必要である。
次に流路の被覆樹脂層(415)をパターニングして、ヒーター部(106)に対応したインク吐出口(613)と電極の外部接続部を形成する。この後、被覆樹脂層を光や熱等によって硬化する。
この基板のノズル形成面側を保護するためレジストで保護膜図12(417)を形成する。
裏面の耐アルカリ性のマスク材をフォトリソ技術を使って、裏面のインク供給口のパターン部分図13(418)を除去しウエハ面を露出させる。このパターンの形状は、犠牲層とは鏡像関係(平面図17)になるように形成する。裏面のエッチングマスク膜の製法は、プラズマCVDに限定されるものではなく、LPCVD法や常圧CVD、熱酸化法などでも良い。
次に裏面の平行四辺形の狭角の近傍部分(裏面の平面図17)に、エッチング先導孔図14(419)をあける。一般的には、レーザー加工などが用いられるが、放電加工、ブラスト等でも良い。
この先導孔は、エッチングストップ層に限りなく近くまであける。先導孔の深さは、一般には基板厚さの60%以上、好ましくは70%以上、最適には80%以上である。また、基板を貫通してはならない。この先導孔によって、平行四辺形の狭角から発生する斜めの(111)面が抑制される。
この基板をアルカリ系エッチャント(KOH、TMAH、ヒドラジン等)に浸け、(111)面が出るように異方性エッチングすると、平面形状が平行四辺形((100)基板の場合長方形)の貫通穴が形成される。
エッチングストップ層(204)のSiN等の膜をフッ酸等の薬液または、ドライエッチ等で部分的に除去してインク供給口を開口する。最後にインク流路形成材(414)を除去し、インクの流路を確保する。
上記プロセスにおいて、基板の加工手順は特に限定されるものではなく、任意に選ぶことができる。
以下に、本発明によるインクジェット記録ヘッドの基板について説明する。
図1は本発明による実施態様例を示すインクジェット記録ヘッドの製造工程途中のヒーターボード基板の模式図である。基板として5インチΦSi(110)ウエハを用いた。ウエハの表面にAlCu膜(Al:95% , Cu:5%)を3000Å堆積し平面図16のようにパターニングして犠牲層(211)とした。犠牲層の平面形状は、狭角が70.5度の平行四辺形とした。犠牲層の幅は160μm、長さは8mmとした。
その上にSiN膜を6000Å堆積してエッチングストップ層(204)とした。またこの膜の応力は、1.2exp−9dyne/cmであった。
犠牲層に隣接して、TaSiNのヒーター(106)とAlCuの配線(203)を配置した。
また基板の裏面には、酸化膜5000Åの上に耐アルカリ性の膜(HIMAL(登録商標)日立化成製)を平面図(17)のようにパターニングしエッチングにより形成した。
そして、図17に示すようにレーザーにて先導口を開けた。穴の深さは450ミクロンであった。そして、異方性エッチングにより、表面の犠牲層へ向かって貫通口を開けインク供給口を形成した。このようにして作られたインク供給口は、図24に示したように犠牲層形状通りであった。また、基板裏面からのSiエッチングに於いては、垂直にエッチングされていることが確認された。
以下に、本発明によるインクジェット記録ヘッドの基板の他の実施例について説明する。
図22は本発明による実施態様例を示すインクジェット記録ヘッドの製造工程途中のヒーターボード基板の模式図である。基板として5インチΦSi(100)ウエハを用いた。ウエハの表面にAlCu膜(Al:99.5% , Cu:0.5%)を3000Å堆積し平面図19のようにパターニングして犠牲層(211)とした。犠牲層の平面形状は、長方形とした。犠牲層の幅は160μm、長さは10mmとした。
その上にSiN膜を6000Å堆積してエッチングストップ層(204)とした。またこの膜の応力は、1.0exp−9dyne/cmであった。
犠牲層に隣接して、TaNのヒーター(106)とAlCuの配線(203)を配置した。
また基板の裏面には、プラズマSiN膜6000Åの上に耐アルカリ性の膜(HIMAL(登録商標)日立化成製)を平面図19のようにパターニングしたエッチングパターンが形成した。このパターンは、異方性エッチングによってウエハ断面にテーパーが付くことを考慮して、幅460um、長さ10.3mmの長方形とした。
ここから異方性エッチングにより、表面の犠牲層へ向かって貫通口を開けインク供給口を形成した。このようにして得られたものは、犠牲層形状通りのインク供給口であった。また、基板裏面からのSiエッチングに於いてはテーパ状にエッチングされていることが確認された。(図22)
(比較例1)
以下に、本発明の比較例を説明する。
以下に、本発明の比較例を説明する。
実施例1と同様の構成で、AlCu膜の組成比のみが異なるものについて作成を試みた。AlCuの組成比を99.95%:0.05%とし、犠牲層兼配線膜として成膜した後、フォトリソ工程によりパターニングをしたところ、レジストの剥離工程でAlCuが浸食され、膜減り、及び一部に於いては膜が全く無くなってしまった。そのため、このフォトリソ工程では、犠牲層が形成されていても所望の形状に供給口が形成できないことが明らかになった。
(比較例2)
以下に、本発明の比較例を説明する。
以下に、本発明の比較例を説明する。
実施例1と同様の構成でAlCu膜の組成比のみが異なるものについて作成を試みた。AlCuの組成比を80%:20%とし、異方性エッチングを行った結果、犠牲層のエッチング速度がCuの含有量の少ないものに比べて著しく遅く、図18に示したように犠牲層残りが生じてしまった。この犠牲層残りによって、インク供給口幅は所望の寸法より120um小さく仕上がってしまった。よって、インク供給がスムーズにおこなうことができないため、安定した吐出ができず、品位に劣るものとなった。
101 Si基板
106 ヒーター
203 Al配線電極
204 エッチングストップ層
211 犠牲層
212 犠牲層残り
213 SiO2
412 耐キャビテーション膜
413 密着性向上樹脂膜
414 保護膜
415 ノズル形成材
417 エッチング用保護膜
418 裏面供給口
419 レーザー加工エッチング供給口
506 酸化膜
613 吐出口
106 ヒーター
203 Al配線電極
204 エッチングストップ層
211 犠牲層
212 犠牲層残り
213 SiO2
412 耐キャビテーション膜
413 密着性向上樹脂膜
414 保護膜
415 ノズル形成材
417 エッチング用保護膜
418 裏面供給口
419 レーザー加工エッチング供給口
506 酸化膜
613 吐出口
Claims (4)
- シリコン基板上に畜熱層として絶縁膜を形成する工程、前記膜上にインク吐出圧発生素子を形成する工程、前記シリコン基板表面にエッチング液に侵されやすい材料で薄膜を堆積しインク吐出口の形状にパターンを形成する工程、前記吐出口の形状のパターン上にエッチングストップ層を形成する工程、前記酸化シリコン膜あるいは窒化シリコン膜が形成された裏面に開口部を設け、異方性エッチングによりインク供給口となる部分のシリコンを除去する工程、インク供給口部に残ったエッチングストップ層の酸化シリコン膜あるいは窒化シリコン膜を除去する工程を少なくとも含むインクジェット記録ヘッドの製造方法であって、前記基板表面の吐出口の形状の薄膜パターンの材質がAlとCuを含む合金であることを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法。
- 前記AlとCuを含む合金でできた基板表面の吐出口の形状の薄膜パターン材料が、Cuの含有量が0.05%を超え5.0%以下であることを特徴とする請求項第1項記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
- 前記AlとCuを含む合金でできた基板表面の吐出口の形状の薄膜パターン材料が、Alの含有量が95%以上99.5%未満であることを特徴とする請求項第1項記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
- 前記異方性エッチングに用いるエッチング液はテトラ・メチル・アンモニウム・ハイドライド(TMAH)であることを特徴とする請求項第1項記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007151760A JP2008302586A (ja) | 2007-06-07 | 2007-06-07 | インクジェット記録ヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007151760A JP2008302586A (ja) | 2007-06-07 | 2007-06-07 | インクジェット記録ヘッドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008302586A true JP2008302586A (ja) | 2008-12-18 |
Family
ID=40231716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007151760A Pending JP2008302586A (ja) | 2007-06-07 | 2007-06-07 | インクジェット記録ヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008302586A (ja) |
-
2007
- 2007-06-07 JP JP2007151760A patent/JP2008302586A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2202076B1 (en) | Liquid discharge head and method of manufacturing the liquid discharge head | |
JP2004255869A (ja) | インクジェットヘッドの製造方法 | |
JP4979793B2 (ja) | 液体吐出ヘッド用基板の製造方法 | |
US6818138B2 (en) | Slotted substrate and slotting process | |
JP4480132B2 (ja) | 液体吐出用ヘッドの製造方法 | |
US8647896B2 (en) | Process for producing a substrate for a liquid ejection head | |
JP2006224596A (ja) | インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録ヘッドの製造方法 | |
JP2000094700A (ja) | インクジェット記録ヘッドの製造方法、およびインクジェット記録ヘッド | |
JP5224929B2 (ja) | 液体吐出記録ヘッドの製造方法 | |
JP2008302586A (ja) | インクジェット記録ヘッドの製造方法 | |
JP2009039928A (ja) | 液体吐出ヘッドおよびその製造方法 | |
JP2007245639A (ja) | インクジェット記録ヘッドの製造方法 | |
JP2007245638A (ja) | インクジェット記録ヘッドの製造方法 | |
JP2006224590A (ja) | インクジェット記録ヘッドの製造方法 | |
JP2007136875A (ja) | インクジェット記録ヘッド用基体 | |
JP6041527B2 (ja) | 液体吐出ヘッド | |
JP5420010B2 (ja) | 液体吐出ヘッド用基板の製造方法 | |
JP2007253472A (ja) | インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録ヘッドの製造方法 | |
JP2008120003A (ja) | インクジェット記録ヘッドおよび該へッド用基板の製造方法 | |
US20070019036A1 (en) | Inkjet head and manufacturing method thereof | |
JP2006225745A (ja) | 薄膜素子の構造および製造方法 | |
JP2009148941A (ja) | インクジェット記録ヘッド、及びインクジェット記録ヘッドの製造方法 | |
JP2006224593A (ja) | インクジェット記録ヘッドの製造方法 | |
JP2006224591A (ja) | インクジェット記録ヘッドの製造方法 | |
JP2006224594A (ja) | インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録ヘッドの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Effective date: 20100201 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 |