JP2008302252A - タンクレール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】タンクレール20は2本の整列路25を備え、整列路25には、上流側突条26Uと下流側突条26Lとの境界部の第2段差部27Bと、天井板30に設けられた案内凸部32とからなる噛み込み規制部が設けられている。第2段差部27Bに上下に積み重なって団塊化したパチンコ球群が到達すると、案内凸部32が上側のパチンコ球に対して当接することで、下側のパチンコ球を先行させると共に、先行したパチンコ球の後方に上側のパチンコ球を入り込ませる。これにより団塊化したパチンコ球を崩してタンクレール20に噛み込むことを防ぎ、球詰まりを防止することができる。
【選択図】図2
Description
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
表面側に図示しない遊技板を備えるパチンコ機10は、図1に示すように背面側に機構板11を備えると共に機構板11の上方には貯留タンク12が配設されている。
ずらし凸部33は2個モデルの下側のパチンコ球が第2段差部27Bに達する直前において2個モデルの上側のパチンコ球に当接する位置に配置されたものである(図4参照)。
パチンコ球は貯留タンク12からタンクレール20の球受部23に流し込まれる。このとき、球受部23の底壁21は球面上に形成されているので、パチンコ球は外部に飛出すことなく底壁21へと至る。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
尚、天井板30は上記の側縁リブ34或いは補強リブ35のいずれか一方のみを備えたものであってもよい。
(3)上記実施形態に係る案内凸部32及びずらし凸部33はパチンコ球との当接面の断面形状が平坦面をなしていたが、パチンコ球との当接面の断面形状が球面のように曲面状をなすものであってもよい。
また、案内凸部32(案内部)及びずらし凸部33(ずらし部)とはパチンコ球の流れ方向に沿った突条をなしていたが、案内部又はずらし部がパチンコ球の流れ方向に沿った溝状に形成されたものであってもよい。
(5)上記実施形態では第2段差部27Bの上流側に1条の突条26からなる上流側突条26Uが設けられていたが、第2段差部27Bの上流側は整列路25の底面が平坦面をなすものであってもよい。
(9)上記実施形態では案内凸部32及びずらし凸部33は各整列路25に1条で形成されていたが、各整列路25毎に2条ずつ形成されるものや天井板30の全幅に亘って形成されるものでもよい。
[1]前記天井壁は着脱可能な別体の板状をなす天井板で構成されていることを特徴とするタンクレール。
別体なので案内部を形成し易い。天井板を取り外して容易にメンテナンスができる。
対向壁間に挟持されることで、天井板が対向壁間の間隔を保持するスペーサーの働きをして、対向壁の変形を規制できる。
このような構成によれば、天井板が前後の端縁部と共に、変形の生じ易い中央部の3箇所でもって側壁に固定されているので、天井板の中央部の浮上りによる、案内部やずらし部の位置ずれを防止して、確実に球詰まりを防止することが可能となる。
このような構成によれば、リブの作用によって天井板の変形を規制することができる。したがって、案内部やずらし部の高さ位置を設定位置に保持することが可能となる。
このような構成によれば、案内部又はずらし部は、高さ位置が変化することなくパチンコ球に対して確実に接触させることが可能となる。
このような構成によれば、案内部又はずらし部が天井壁の外面側すなわちタンクレールの外方へ突出しない。これにより、タンクレールを小型化でき、スペース効率の向上が図れる。
このような構成によれば、案内部やずらし部を肉盛りして突出形成させたものに比べて、天井壁自体の軽量化が図れる。
天井板の端縁に沿って形成されたリブを備えるので、天井板の反り変形を規制でき、損傷を受けやすい端縁にリブを配置することで、端縁が強化され損傷から保護される。
案内部及びずらし部が天井板の補強作用を果たし難い形態である場合に、このようなリブを設けることで天井板の変形を規制できる。
このような構成によれば、天井板の反り変形を規制して、案内部及びずらし部の高さ位置に変動を生ずるのを未然に防止できる。
このような構成によれば、案内部やずらし部の周辺部が強化される。これにより、パチンコ球から直接力を受けてもこれに抗することができる。
案内部やずらし部に滑らかに絞り作用を与える。
案内部やずらし部を断面多角形状にしても滑らかに絞り作用を与えることができる。
パチンコ球との当接面が平坦面なので、組付け時に案内部やずらし部が位置ずれしても位置ずれを吸収することができる。
パチンコ球との当接面が曲面状であるので、摩擦が少なくパチンコ球を円滑に通過させることが可能となる。
パチンコ球を2点で押さえるので、パチンコ球が幅方向に位置ずれさせることなく、確実に押さえつけることができる。
案内部又はずらし部が整列路の全幅に亘って形成されているので、整列路内におけるどの位置においても、パチンコ球に当接でき、パチンコ球を確実に案内できる。
対向壁同士の間隔すなわち前記整列路の幅方向の間隔がパチンコ球の直径よりも僅かに大きく設定されているので、パチンコ球と対向壁との間に僅かに隙間が生じているので、パチンコ球を通過させ易く、また、上に乗っているパチンコ球がしたのパチンコ球から幅方向へずれる余地を生じさせ、これによってパチンコ球を崩し易くすることができる。
このような構成によれば、上流側では1条の突条の両側にパチンコ球の左右両側部分の付着物を落下させることができ、下流側では2条の突条の間にパチンコ球の中央部分の付着物を落下させることができる。これにより、パチンコ球全体の付着物を取り除くことができるので、付着物に起因した球詰まりを防止することができる。
このような構成によれば、パチンコ球から落下したゴミ等を開口部から排出させて、ゴミ等の付着物が整列路内に蓄積することを防止できる。
このような構成によれば、噛み込み規制部に進入する前段階の予備段差部でパチンコ球の積み重なりを崩すことができる。
このような構成によれば、噛み込み規制部に進入するパチンコ球の速度が過度に大きくなって噛み込みが生じ易くなることを規制して、球詰まりを防止することが可能である。
段差部の上流側の行程を全体の行程の2分の1以上とすることにより、所定の長さを有し、かつ、所定の高低差を備える整列路において、勾配の緩い段差部の上流側の行程が長くなって、残りの行程における高低差が大きくなる。これにより、段差部の下流側の行程をより急勾配に形成できるので、段差部の上流側と下流側とを流下するパチンコ球の速度差を大きくして、先行するパチンコ球に後方のパチンコ球が追いついて球詰まりが生ずることを確実に防止することが可能となる。
パチンコ球は突条の上を通過させ、突条に隣接して低くなった箇所にパチンコ球に付着したゴミ等を落下させることができ、落下したゴミ等が後続のパチンコ球に再度付着することを防止できる。
このような構成によれば、パチンコ球を賞球制御部に供給する直前の底壁では2条の突条でもって、パチンコ球の底面を2点で支持するので、パチンコ球を支持する底面が平坦面のものや1条の突条のもののようにパチンコ球の底面を1点で支持するものに比べてパチンコ球の流れを安定させることができ、賞球制御部に対してパチンコ球を安定的に供給することが可能となる。
突条の上端面が平坦面なので、突条を通過するパチンコ球が蛇行しても突条の幅の範囲内で安定して通過させることができる。
突条の上端面が曲面をなすので、パチンコ球との摩擦を低減させ、円滑に通過させることが可能となる。
底壁が平坦面なのでパチンコ球が蛇行しても安定して通過させることが可能となる。
帯電防止が図ることが可能となる。
このような構成によれば、例えば3個モデルが第2段差部27Bを落ち込む際に他のパチンコ球から瞬間的に離脱した先頭球を導電板28に接触させることで、先頭球に帯電していた電荷のみを除去させることができるので、複数個のパチンコ球に帯電している電荷を除去する場合に比べて電位差が小さくなり、周辺の電子機器に影響を及ぼす怖れのあるノイズを小さくすることが可能となる。
整列路に対する敷設が容易である。
板状の導電板を差し込むことにより形成できるので、組付けが容易である。
一体に形成されているので、組付けが容易である。
検知機能が整列路における球詰まりを検知すると振動機が整列路を振動させて、パチンコ球の積み重なりを崩すことができるので、球詰まりを一層確実に防ぐことが可能となる。
団塊化したパチンコ球が底壁と天井壁との双方の端子部に接触した瞬間に駆動回路が閉成されて振動機が振動する構成であるので、球詰まりの検知を容易に行うことが可能となる。
13…賞球制御部
20…タンクレール
21…底壁
22…側壁(対向壁)
24…仕切壁(対向壁)
25…整列路
27B…第2段差部(段差部)
30…天井板(天井壁)
32…案内凸部(案内部)
33…ずらし凸部(ずらし部)
Claims (1)
- 上流側の貯溜タンクに蓄積されたパチンコ球を整列路に沿って流下させ、下流側の賞球制御部に対して供給する樋状のタンクレールであって、
前記整列路には幅方向に一対の対向壁が設けられ、この対向壁間にパチンコ球を通過させることにより幅方向に関して一列に整列させ、かつ、天井壁を設けることにより、高さ方向を1個のパチンコ球のみが通過可能な高さ寸法まで絞り込み可能とするとともに、
前記天井壁は前記整列路を構成する部材とは別体の板状をなしかつ着脱自在であることを特徴とするタンクレール。
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Citations (2)
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JP2002066051A (ja) * | 2001-08-30 | 2002-03-05 | Sansei R & D:Kk | パチンコ遊技機 |
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2008
- 2008-09-22 JP JP2008243179A patent/JP2008302252A/ja active Pending
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