JP2008301527A - 磁界アンテナ、それを用いて構成したワイヤレスシステムおよび通信システム - Google Patents

磁界アンテナ、それを用いて構成したワイヤレスシステムおよび通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008301527A
JP2008301527A JP2008223656A JP2008223656A JP2008301527A JP 2008301527 A JP2008301527 A JP 2008301527A JP 2008223656 A JP2008223656 A JP 2008223656A JP 2008223656 A JP2008223656 A JP 2008223656A JP 2008301527 A JP2008301527 A JP 2008301527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
metal surface
coil
field antenna
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008223656A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5065205B2 (ja
Inventor
Yoshio Sato
由郎 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toda Kogyo Corp
Original Assignee
Toda Kogyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toda Kogyo Corp filed Critical Toda Kogyo Corp
Priority to JP2008223656A priority Critical patent/JP5065205B2/ja
Publication of JP2008301527A publication Critical patent/JP2008301527A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5065205B2 publication Critical patent/JP5065205B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

【課題】従来ICタグは、コイルのコア材料である磁性体をICタグを取り付けたい被対象物に直接貼り付けるようにしているので、貼り付ける被対象物が金属や磁性体の場合には影響を受け、そのコイルを用いて構成した磁界アンテナの共振周波数が移動し、ICタグとして致命的な問題となっていた。
【解決手段】磁界アンテナを、磁界が到来することにより金属面4上に誘導される金属面に平行な磁界成分を受信し、そして金属面に平行な磁界成分を送信するために、金属面4に垂直の断面形状を有するコイル2が金属面上に配置され、コイルは、磁性体からなるコアを有し金属面との間に絶縁物3を介して密着固定されるとともに、磁界アンテナを使用周波数に共振させるためにコイルに並列または直列にコンデンサが装荷され、前記コア、絶縁物及び金属面が同じ大きさとする構成にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁界成分を受信し、そして送信する磁界アンテナに係り、特に、ICタグ等のワイヤレスシステムや一般の通信システムに用いて好適な磁界アンテナ、それを用いて構成したワイヤレスシステムおよび通信システムに関する。
従来のICタグ等に使用する磁界アンテナは、磁界の方向に肉厚が薄く直径を大きくとったコイルを具えた磁界アンテナが多く、これを用いてICタグを構成する場合、図5に示すように、コイル51の内側に、基板52上に形成された符号53で示す情報記憶および読み出しの機能を具えたICを配置している。
特開2003−317052号公報
しかし、図5に示す磁界の方向に肉厚が薄く直径を大きくとったコイルを具えた磁界アンテナでは、これを金属面上に配置した場合、金属面に垂直に入射する磁界はミラー効果により逆起電力が発生し、コイルによる磁界は発生せず、従って、磁界アンテナとして用をなさないことになる。
そこで、上記特開2003−317052号公報に記載されているように、ICタグが付着する平面と平行な磁界成分と、この平面に対して垂直の断面積成分を有するコイルとからコイルに電圧を誘起させる磁界アンテナは知られている。
しかしながら、この特開2003−317052号公報に記載の磁界アンテナは、コイルのコア材料である磁性体をICタグを取り付けたい被対象物に直接貼り付けるようにしているので、貼り付ける被対象物が金属や磁性体の場合には影響を受け、コイルを用いて構成した磁界アンテナの共振周波数が移動し、ICタグとして致命的な問題となっていた。
本発明の目的は、コイルを貼り付ける被対象物の如何にかかわらず共振周波数が移動しないようにした磁界アンテナを提供し、もって、そのアンテナを使用したICタグ等のワイヤレスシステムや通信システムの信頼度を高めることにある。
上記目的を達成するために、本発明磁界アンテナは、磁界が到来することにより金属面上に誘導される前記金属面に平行な磁界成分を受信し、そして前記金属面に平行な磁界成分を送信するために、前記金属面に垂直の断面積成分を有するコイルが前記金属面上に配置され、前記コイルは前記金属面との間に絶縁物を介して密着固定されるとともに、使用周波数において磁界アンテナを共振させるために前記コイルに並列または直列にコンデンサが装荷されていることを特徴とするものである。
また、本発明磁界アンテナは、前記金属面を有する金属板の前記金属面とは反対側の面に磁性体が被着されていることを特徴とするものである。
また、本発明磁界アンテナは、前記コイルが、磁性体からなるコアを有することを特徴とするものである。
また、本発明磁界アンテナは、前記磁性体が、フェライト磁性体またはフェライト磁性体以外の金属磁性体であることを特徴とするものである。
また、本発明磁界アンテナは、前記磁性体が、球状、扁平状および破砕状のうちのいずれかの形状にして粉体化した磁性体を熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂中に分散し、固体化したものであることを特徴とするものである。
また、本発明磁界アンテナは、前記金属面を有する金属の前記金属面とは反対側の面に接着剤を塗布し、該接着剤により磁界アンテナを被対象物に貼り付けるようにしたことを特徴とするものである。
また、本発明磁界アンテナは、前記磁性体の前記金属が被着されているのとは反対側の面に接着剤を塗布し、該接着剤により磁界アンテナを被対象物に貼り付けるようにしたことを特徴とするものである。
また、本発明ワイヤレスシステムは、磁界が到来することにより金属面上に誘導される前記金属面に平行な磁界成分を受信し、そして前記金属面に平行な磁界成分を送信するために、前記金属面に垂直の断面積成分を有するコイルが前記金属面上に配置され、前記コイルは前記金属面との間に絶縁物を介して密着固定されるとともに、使用周波数において磁界アンテナを共振させるために前記コイルに並列または直列にコンデンサが装荷されている磁界アンテナのコイルの両端に、ワイヤレスシステム用ICチップが装着されていることを特徴とするものである。
また、本発明ワイヤレスシステムは、磁界が到来することにより金属面上に誘導される前記金属面に平行な磁界成分を受信し、そして前記金属面に平行な磁界成分を送信するために、前記金属面に垂直の断面積成分を有するコイルが前記金属面上に配置され、前記コイルは前記金属面との間に絶縁物を介して密着固定され、かつ前記金属面を有する金属板の前記金属面とは反対側の面に磁性体が被着されるとともに、使用周波数において磁界アンテナを共振させるために前記コイルに並列または直列にコンデンサが装荷されている磁界アンテナのコイルの両端に、ワイヤレスシステム用ICチップが装着されていることを特徴とするものである。
また、本発明ワイヤレスシステムは、前記ICチップが有する入力容量を使用して前記コイルと共振させるために、コイルの巻線を調整して前記ワイヤレスシステムが使用する周波数に共振させるようにしたことを特徴とするものである。
また、本発明通信システムは、磁界が到来することにより金属面上に誘導される前記金属面に平行な磁界成分を受信し、そして前記金属面に平行な磁界成分を送信するために、前記金属面に垂直の断面積成分を有するコイルが前記金属面上に配置され、前記コイルは前記金属面との間に絶縁物を介して密着固定されるとともに、使用周波数において磁界アンテナを共振させるために前記コイルに並列または直列にコンデンサが装荷されている磁界アンテナのコイルの両端に、通信システム用送受信回路が接続されていることを特徴とするものである。
また、本発明通信システムは、磁界が到来することにより金属面上に誘導される前記金属面に平行な磁界成分を受信し、そして前記金属面に平行な磁界成分を送信するために、前記金属面に垂直の断面積成分を有するコイルが前記金属面上に配置され、前記コイルは前記金属面との間に絶縁物を介して密着固定され、かつ前記金属面を有する金属板の前記金属面とは反対側の面に磁性体が被着されるとともに、使用周波数において磁界アンテナを共振させるために前記コイルに並列または直列にコンデンサが装荷されている磁界アンテナのコイルの両端に、通信システム用送受信回路が接続されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、コイルを貼り付ける被対象物の如何にかかわらず共振周波数が移動しない磁界アンテナが得られるので、そのアンテナを使用して構成したICタグ等のワイヤレスシステムや通信用送受信機の信頼度を高めることができる。
しかしながら、請求項1記載の本発明磁界アンテナのように、コイルが絶縁物を介して金属面に密着固定された磁界アンテナは、金属面を設けたことにより共振周波数が高い方に移動する。請求項1記載の本発明磁界アンテナはこの状態で共振周波数を調整することになるが、これでも貼り付ける対象となるものが金属で、磁界アンテナを構成している金属板より広い面積になると、周波数が移動し感度が低下する。
これを防止するために、金属板のコイルが配置される側とは反対側の面に磁性体の層を設けることにより、磁性体に磁束を集め、磁界アンテナを貼り付ける対象となる金属面に流れる磁束を抑えることができ、従って、磁界アンテナを貼り付ける対象となる金属が広い面積を有するものであっても、周波数の移動が起こらず安定した感度を得ることができる。
以下に添付図面を参照し、発明の実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
まず、本発明による第1の磁界アンテナについて説明する。
図1は、本発明による第1の磁界アンテナの一実施形態を斜視図で示している。
図1において、1は本発明磁界アンテナ、2はコイル、3は絶縁物、4は金属板、および5は磁界アンテナが貼り付けられる被対象物の表面を示している。また、同図に示される矢印は金属板4の表面に平行な磁界成分を示している。
この本発明による第1の磁界アンテナは、図1に示すように、金属板4の絶縁物3側でない面に接着剤を塗布し被対象物5に貼り付けて使用する。
コイル2は空芯でもよいが、コイルのコア(芯)にフェライト磁性体やフェライト磁性体以外の金属磁性体を用いることにより、金属板4の表面に平行な磁界成分(矢印)の強度が同じであっても材質の透磁率によりコイル2に高い電圧を誘起することができる。
また、コイル2の断面形状は、図1に示す矩形に限られず円形断面などとしてももよいが、要するに、コイル2に起電力を生じさせるために、金属板4の表面に垂直の断面積成分を有することが必要である。
また、コイル2のコアに使用する磁性体として、球状、扁平状および破砕状のうちのいずれかの形状にして粉体化した磁性体を熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂中に分散し、固体化したものを使用することにより、完成したアンテナがフレキシブルになり、従って、曲面を有する被対象物へも貼り付けて使用することも可能になる。
また、絶縁物3は、コイル2が金属板4の表面で短絡するのを防止するためのものである。
また、図1中のコイル2の左方で巻線が施されていない部分には、ワイヤレスシステム用ICチップや通信用送受信回路(ともに図示されない)が形成される。この場合、コイル2の巻線の両端には、例えば、ワイヤレスシステム用ICチップの場合、磁界アンテナを13.56MHzに並列共振させるためにチップ化されたコンデンサが介挿される。これは、直列共振を利用してもよく、その場合には、コイル2にコンデンサが直列に介挿される。
本発明による磁界アンテナ1(図1に示される磁界アンテナ)は、コイル2、絶縁物3および金属板4が順次積層され、一体化されているところに特徴があり、コイル2が金属板4の表面に配置されていることから、本発明磁界アンテナは、それが貼り付けられる被対象物5の材質を選ばず、あらかじめ周波数設定してある周波数のままで使用することができる。
これは、非常に重要なことで、もし、磁界アンテナがICタグ(ワイヤレスシステムの1つ)に組み込まれている場合、それを貼り付ける被対象物によって周波数が変化し、再調整し直さなければならないとすると、これは大変なことで、メーカーから出荷されICタグをユーザー(店舗など)が使用に際し調整し直すのは容易でない。本発明による磁界アンテナは、磁界アンテナの最下部に金属板を具え、貼り付ける被対象物の材質の影響を受けないようにしている。
図2は、本発明による磁界アンテナを使用して構成した本発明ワイヤレスシステム(ICタグ)の一構造例を示している。
図2において、6はコンデンサ、7はメモリと書き込み、読み出しの機能を具えたICである。ここで、コンデンサ6はコイル2と共振させることによって、13.56MHzの磁界を選択受信するためのものである。
その他の部分は、図1と同じであるので同じ符号を付して示してある。
図3は、図2に示す本発明ワイヤレスシステムの大略の回路図を示し、図3においても、図2と同じ回路要素には同じ符号を付して示している。
図3において、符号7で示されるICは、電源回路8、変復調回路9、制御回路10、およびメモリ11から構成されている。
動作につき説明する。
コイル2とコンデンサ6からなる磁界アンテナで選択受信された信号は電源回路8に供給され、整流、平滑化されDC電圧が取り出され、変復調回路9および制御回路10にそれらの回路を駆動するための電源として供給される。変復調回路9は磁界アンテナによって受信された信号を復調して制御回路10に供給するとともに、制御回路10から受信した情報信号で搬送波を変調して磁界アンテナに供給するように構成されている。制御回路10は、メモリ11に受信された信号を書き込み、また、すでに書き込まれている情報信号を読み出して変復調回路9に供給する。
このワイヤレスシステムは、外部磁界のなかで動作するもので、コイル2が金属板4の表面に平行な磁界成分を受信し、その磁界が第1の情報信号により変調されている場合、その情報信号をメモリ11に書き込み、また、メモリ11に書き込まれている第2の情報信号を取り出して変調し磁界アンテナから放射する。放射された信号は外部の受信アンテナによって受信され、復調される。
ICタグを代表とするワイヤレスシステムはよく知られているので、これ以上の説明は省略する。
また、本発明による通信システムは、図2に符号7で示すICが送受信回路になっただけで、それ以外の変更点はない。また、送受信回路は、IC化されていてもよいし、音声や映像、あるいはデータなどの変復調部を具えていてもよい。
本発明ワイヤレスシステムおよび通信システムは、また、本発明による第1の磁界アンテナを以下に説明する本発明による第2の磁界アンテナに置き換えても同様に実現できる。
次に、本発明による第2の磁界アンテナについて説明する。
図4は、本発明による第2の磁界アンテナの一実施形態を斜視図で示している。
図4において、12は本発明磁界アンテナ、2はコイル、3は絶縁物、4は金属板、13は磁性体、および5は磁界アンテナが貼り付けられる被対象物の表面を示している。また、同図に示される矢印は金属板4の表面に平行な磁界成分を示している。
なお、本発明による第2の磁界アンテナと上述の第1の磁界アンテナとの構造上の違いは、第2の磁界アンテナでは、第1の磁界アンテナの最下層に、フェライト磁性体やフェライト磁性体以外の金属磁性体からなる磁性体13の層を設けたことである。
なお、第2の磁界アンテナにおいても、コイル2は空芯でもよいが、コイルのコア(芯)にフェライト磁性体やフェライト磁性体以外の金属磁性体を用いることにより、金属板4の表面に平行な磁界成分(矢印)の強度が同じであっても材質の透磁率によりコイル2に高い電圧を誘起することができる。
この本発明による第2の磁界アンテナの最下層の磁性体13およびコイルのコアをなす磁性体は、球状、扁平状および破砕状のうちのいずれかの形状にして粉体化した磁性体を熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂中に分散し、固体化したものを使用することによって、アンテナがフレキシブルになり、平面上はもとより、曲面を有する被対象物へも貼り付けが容易になる。
本発明による第2の磁界アンテナのように、磁界アンテナを構成するコイルの下部(実際には、絶縁物を介して)に磁性体を配置すると、金属板や磁性体を配置しない、例えば、特開2003−317052号公報に記載の磁界アンテナと比較して見かけ上インダクタンスLが大きくなり、共振させるために同じ容量のコンデンサを使用したとすると、共振周波数が低くなる方向にある。
実際には、第2の磁界アンテナの場合、コイルの下部に金属板があるので、これがインダクタンスLを見かけ上小さくし、それとの兼ね合いになる。
また、本発明による第1の磁界アンテナのように、磁界アンテナを構成するコイルの下部(実際には、絶縁物を介して)に金属板を配置すると、見かけ上インダクタンスLが小さくなり、従って、特開2003−317052号公報に記載の磁界アンテナと比較して、共振させるために同じ容量のコンデンサを使用したとすると、共振周波数が高くなる方向にある。
以上の説明においては、共振用のコンデンサ6(図3参照)をワイヤレスシステムのIC製作時に別個に製作するように説明したが、これは、ワイヤレスシステム用のICがもつ浮遊容量を利用してもよい。
また、本発明による磁界アンテナは、共振周波数の調整にコンデンサの容量調整のみによることなく、コイルの巻線の一部を短絡させるなどインダクタンスLを調整してもよいこと勿論である。
また、本発明による第2の磁界アンテナを用いてワイヤレスシステムや通信システムを構成する場合は、本発明による第1の磁界アンテナを用いてワイヤレスシステムや通信システムを構成する場合と全く同様に構成でき、従って、図2の構造で、金属板4と磁界アンテナが貼り付けられる被対象物5の間に磁性体(図4に符号13で示す)が入るだけである。
本発明による磁界アンテナは、コイルの下部に金属板や磁性体を配置されているので、磁界アンテナを貼り付ける被対象物5によつて共振周波数が移動することがなく、あらかじめ設定してある周波数のままで使用することができる。
この特徴を活かして本発明による磁界アンテナは、物の生産現場や流通の段階、あるいは、人の出入りをチェックするシステムなど、広範囲に利用できるものである。
本発明による第1の磁界アンテナの一実施形態を斜視図で示している。 本発明による磁界アンテナを使用して構成した本発明ワイヤレスシステム(ICタグ)の一構造例を示している。 本発明ワイヤレスシステムの大略の回路図を示している。 本発明による第2の磁界アンテナの一実施形態を斜視図で示している。 従来のICタグの構成例を示している。
符号の説明
1 磁界アンテナ
2 コイル
3 絶縁物
4 金属板
5 磁界アンテナが貼り付けられる被対象物の表面
6 コンデンサ
7 メモリと書き込み、読み出しの機能を具えたIC
8 電源回路
9 変復調回路
10 制御回路
11 メモリ
12 磁界アンテナ
13 磁性体
51 コイル
52 基板
53 情報記憶および読み出しの機能を具えたIC

Claims (7)

  1. 磁界が到来することにより金属面上に誘導される前記金属面に平行な磁界成分を受信し、そして前記金属面に平行な磁界成分を送信するために、前記金属面に垂直の断面形状を有するコイルが前記金属面上に配置され、前記コイルは、磁性体からなるコアを有し前記金属面との間に絶縁物を介して密着固定されるとともに、使用周波数において磁界アンテナを共振させるために前記コイルに並列または直列にコンデンサが装荷され、前記コア、絶縁物及び金属面が同じ大きさであることを特徴とする磁界アンテナ。
  2. 請求項1記載の磁界アンテナにおいて、前記磁性体は、フェライト磁性体またはフェライト磁性体以外の金属磁性体であることを特徴とする磁界アンテナ。
  3. 請求項1記載の磁界アンテナにおいて、前記磁性体は、球状、扁平状および破砕状のうちのいずれかの形状にして粉体化した磁性体を熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂中に分散し、固体化したものであることを特徴とする磁界アンテナ。
  4. 請求項1記載の磁界アンテナにおいて、前記金属面を有する金属の前記金属面とは反対側の面に接着剤を塗布し、該接着剤により磁界アンテナを被対象物に貼り付けるようにしたことを特徴とする磁界アンテナ。
  5. 磁界が到来することにより金属面上に誘導される前記金属面に平行な磁界成分を受信し、そして前記金属面に平行な磁界成分を送信するために、前記金属面に垂直の断面形状を有するコイルが前記金属面上に配置され、前記コイルは、磁性体からなるコアを有し前記金属面との間に絶縁物を介して密着固定されるとともに、使用周波数において磁界アンテナを共振させるために前記コイルに並列または直列にコンデンサが装荷され、前記コア、絶縁物及び金属面が同じ大きさである磁界アンテナのコイルの両端に、ワイヤレスシステム用ICチップが装着されていることを特徴とするワイヤレスシステム。
  6. 請求項5記載のワイヤレスシステムにおいて、前記ICチップが有する入力容量を使用して前記コイルと共振させるために、コイルの巻線を調整して前記ワイヤレスシステムが使用する周波数に共振させるようにしたことを特徴とするワイヤレスシステム。
  7. 磁界が到来することにより金属面上に誘導される前記金属面に平行な磁界成分を受信し、そして前記金属面に平行な磁界成分を送信するために、前記金属面に垂直の断面形状を有するコイルが前記金属面上に配置され、前記コイルは、磁性体からなるコアを有し前記金属面との間に絶縁物を介して密着固定されるとともに、使用周波数において磁界アンテナを共振させるために前記コイルに並列または直列にコンデンサが装荷され、前記コア、絶縁物及び金属面が同じ大きさである磁界アンテナのコイルの両端に、通信システム用送受信回路が接続されていることを特徴とする通信システム。
JP2008223656A 2008-09-01 2008-09-01 磁界アンテナ、それを用いて構成したワイヤレスシステムおよび通信システム Expired - Lifetime JP5065205B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008223656A JP5065205B2 (ja) 2008-09-01 2008-09-01 磁界アンテナ、それを用いて構成したワイヤレスシステムおよび通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008223656A JP5065205B2 (ja) 2008-09-01 2008-09-01 磁界アンテナ、それを用いて構成したワイヤレスシステムおよび通信システム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003433886A Division JP4218519B2 (ja) 2003-12-26 2003-12-26 磁界アンテナ、それを用いて構成したワイヤレスシステムおよび通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008301527A true JP2008301527A (ja) 2008-12-11
JP5065205B2 JP5065205B2 (ja) 2012-10-31

Family

ID=40174513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008223656A Expired - Lifetime JP5065205B2 (ja) 2008-09-01 2008-09-01 磁界アンテナ、それを用いて構成したワイヤレスシステムおよび通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5065205B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013094667A1 (ja) * 2011-12-22 2013-06-27 株式会社村田製作所 磁性体アンテナ、アンテナ装置及び電子機器
CN111492378A (zh) * 2017-12-20 2020-08-04 爱知制钢株式会社 磁性标识器以及磁性标识器系统

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11297520A (ja) * 1998-04-08 1999-10-29 Mitsubishi Materials Corp 盗難防止用タグ及びその製造方法
JP2001251130A (ja) * 2000-03-02 2001-09-14 Dainippon Printing Co Ltd アンテナシートおよび非接触式データキャリア
JP2002063557A (ja) * 2000-08-21 2002-02-28 Mitsubishi Materials Corp Rfid用タグ
JP2003188765A (ja) * 2001-12-17 2003-07-04 Mitsubishi Materials Corp Rfid用タグ及び共振周波数の調節方法並びに共振周波数調整装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11297520A (ja) * 1998-04-08 1999-10-29 Mitsubishi Materials Corp 盗難防止用タグ及びその製造方法
JP2001251130A (ja) * 2000-03-02 2001-09-14 Dainippon Printing Co Ltd アンテナシートおよび非接触式データキャリア
JP2002063557A (ja) * 2000-08-21 2002-02-28 Mitsubishi Materials Corp Rfid用タグ
JP2003188765A (ja) * 2001-12-17 2003-07-04 Mitsubishi Materials Corp Rfid用タグ及び共振周波数の調節方法並びに共振周波数調整装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013094667A1 (ja) * 2011-12-22 2013-06-27 株式会社村田製作所 磁性体アンテナ、アンテナ装置及び電子機器
JP5472550B2 (ja) * 2011-12-22 2014-04-16 株式会社村田製作所 磁性体アンテナ、アンテナ装置及び電子機器
US9509049B2 (en) 2011-12-22 2016-11-29 Murata Manufacturing Co., Ltd. Magnetic antenna, antenna device, and electronic apparatus
CN111492378A (zh) * 2017-12-20 2020-08-04 爱知制钢株式会社 磁性标识器以及磁性标识器系统
CN111492378B (zh) * 2017-12-20 2024-03-15 爱知制钢株式会社 磁性标识器以及磁性标识器系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP5065205B2 (ja) 2012-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4218519B2 (ja) 磁界アンテナ、それを用いて構成したワイヤレスシステムおよび通信システム
JP4422712B2 (ja) 共振器付フィールド改善システム
JP4653440B2 (ja) Rfidタグおよびその製造方法
US9016592B2 (en) Antenna device and communication terminal apparatus
US8902119B2 (en) Dual polarized UHF antenna
JP5260031B2 (ja) 無線送受信機器、非接触情報記録媒体、情報読取書込装置及び管理システム
US9104950B2 (en) Antenna and wireless IC device
JP5216920B2 (ja) アンテナ装置、及び、通信装置
WO2004029868A1 (ja) アンテナ装置及びアンテナ装置を用いた通信装置
JP2005204038A (ja) 識別タグのリーダライタ用アンテナ
JP2009259273A (ja) 共振器付フィールド改善システム
JP5434920B2 (ja) 無線icデバイス及びその製造方法
EP2020642B1 (en) Electronic tag
JP6881079B2 (ja) アンテナモジュールおよび通信モジュール
JP6172137B2 (ja) アンテナ装置
JP5003653B2 (ja) アンテナ装置
JP5065205B2 (ja) 磁界アンテナ、それを用いて構成したワイヤレスシステムおよび通信システム
WO2001082221A1 (fr) Etiquette electronique
JP6872266B2 (ja) Rfタグ用アンテナ、rfタグおよびrfタグ用アンテナの製造方法
JP2002207980A (ja) 金属貼付用idタグ
JP2008097071A (ja) Rfidタグ装置
JP2009110263A (ja) Rf−idメディア及びその製造方法
JP5746543B2 (ja) 非接触通信媒体
JP2007233508A (ja) Icタグ用補助シート及び無線icタグシート
JP2009027342A (ja) 無線icデバイス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120621

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120809

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5065205

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150817

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term