JP2008301030A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】暗電流の影響を抑えてアンプ部で効果的に信号成分を増幅することが可能な固体撮像装置を提供する。
【解決手段】フォトダイオードとその出力を蓄積する蓄積部と蓄積された出力を増幅して画素信号を出力する増幅トランジスタと蓄積部をリセットするリセットトランジスタとを含む画素セル1を2次元的に配列した画素部2と、画素部の読み出し行を選択する垂直走査部3と、列方向の画素の画素信号が出力される垂直信号線と、垂直信号線を介して入力される画素信号に含まれる暗電流成分を抑圧し抑圧後の画素信号を増幅する暗電流抑圧機能付きアンプ部21と、該アンプで増幅された画素信号を水平信号線9に出力する水平走査部7と、水平信号線からの画素信号に基づき暗電流成分を抑圧するための信号を生成し前記アンプ部に印加する暗電流補正信号生成部22とを備えて固体撮像装置を構成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、固体撮像装置に係わり、特に増幅型MOSセンサを用いた固体撮像装置に関する。
近年、固体撮像装置として増幅型MOSセンサと呼ばれる固体撮像装置がモバイル機器向けの低消費電力固体撮像装置や高解像度の電子スチルカメラに搭載されている。現在の増幅型MOSセンサを用いた固体撮像装置では、画素エリアを行単位で読み出し、列毎に設けられた列アンプを用いて並列処理することで、多画素化と高フレームレート及び低ノイズ化を両立させる方法が提案されている。更に、更なる低ノイズ化のために、列アンプでの黒レベル補正が可能な方式が提案されている。
図12は、特開2005−143078号公報開示の固体撮像装置を引用して示したものであり、上記方式の列アンプで黒レベル補正可能とした構成の固体撮像装置の一例である。すなわち、図12に示した固体撮像装置は、画素セル1を行方向及び列方向に二次元的に配置した画素部2と、画素部2の読み出し行を選択する垂直走査部3と、画素部2から列単位で画素信号を出力する垂直信号線8と、垂直信号線8と接続し画素信号を増幅する列アンプ部5と、列アンプ部5の動作を制御する列アンプ駆動部4と、列アンプ部5において増幅された信号を出力するための水平選択部6と、水平選択部6の読み出し列を選択する水平走査部7と、水平信号線9-1〜9-nと、水平信号線9-1〜9-nのうち一つを選択するマルチプレクサ11と、マルチプレクサ11で選択した信号を出力するマルチプレクサ出力端子12と、マルチプレクサ出力端子12の黒レベル信号から列アンプ部5に印加する電圧を制御する黒レベル制御部10とから構成されている。なお、図12において、8aは垂直信号線8に接続されているバイアス用電流源である。
画素セル1は、光電変換部であるフォトダイオードPDと、フォトダイオードPDで発生した電荷を読み出し蓄積部FDへ転送する転送トランジスタM1と、蓄積部FDに蓄積された電荷信号をリセットするリセットトランジスタM2と、読み出した電荷信号を増幅する増幅トランジスタM3と各行を選択するための行選択トランジスタM4とから成る。
垂直走査回路3は、転送トランジスタM1の動作を制御する転送制御信号φTX1〜φTX2と、リセットトランジスタM2の動作を制御するリセット制御信号φRS1〜φRS2と、行選択トランジスタM4の動作を制御する行選択制御信号φSEL1〜φSEL2とを出力する。なお、ここでは、画素部2は2行の画素行で構成されているものを示している。
列アンプ部9は単位列毎に反転アンプA11と、画素信号のリセット成分を保持するクランプ容量C11と、画素信号を増幅するための帰還容量C12と、クランプ容量C11と反転アンプA11の入力端子を接続するサンプルホールドスイッチSW10と、帰還容量C12に黒レベル制御部10の出力電圧であるクランプ電圧Vcpを印加するためのプリチャージ用スイッチSW12と、クランプ容量C11をリセットするためのリセットスイッチSW11と、帰還容量C12と反転アンプA11の出力端子を接続する帰還容量接続スイッチSW13と、反転アンプA11の出力電位を一定値であるホールド電圧源Vhdに接続するホールド用スイッチSW14とから成る。
列アンプ駆動部4は、サンプルホールドスイッチSW10の動作を制御するサンプルホールド制御信号φSH10と、反転アンプ用リセットスイッチSW11の動作を制御する反転アンプリセット制御信号φCL11と、プリチャージスイッチSW12の動作を制御するプリチャージ制御信号φCL12と、帰還容量接続スイッチSW13の動作を制御する帰還容量接続制御信号φSH11とを出力する。
図13は、駆動タイミングの概略を示す図である。ここでは、垂直走査部3により上から1行目が選択された場合を示している。初めに、画素セル1からリセットレベルを出力する。すなわち、まず、行選択制御信号φSEL1=Hとすることで行選択トランジスタM4をオンとし、1行目の画素行と垂直信号線8を接続させ、リセット制御信号φRS1=HとしてリセットトランジスタM2を一旦オンした後、リセット制御信号φRS1=LとしてリセットトランジスタM2をオフとする。これにより、画素のリセットレベルを垂直信号線8に出力する。なお、画素がリセット状態での垂直信号線8の出力電圧(V8)をVoff とする。
このときの列アンプ部5の動作を左端の列アンプを例に説明する。まず、水平走査部7から出力される反転アンプバイアス制御信号φP1=Hとして反転アンプA11を動作状態とし、ホールド用スイッチSW14をオフとし反転アンプA11の出力端子VA11をホールド電源Vhdから切り離す。同時に、サンプルホールド制御信号φSH10=HとしてサンプルホールドスイッチSW10をオンさせ、クランプ容量C11と反転アンプA11の入力端子とを接続する。加えて、反転アンプリセット制御信号φCL11=HとしリセットスイッチSW11をオンさせ、反転アンプA11の入力端子と出力端子を接続する。更に、プリチャージ制御信号φCL12=H及び帰還容量接続制御信号φSH11=Lとして、プリチャージスイッチSW12をオンさせ帰還容量C12とクランプ電圧Vcpを接続する。プリチャージ時には、帰還容量C12の出力側電圧Vc12(pc)と反転アンプA11の出力電圧VA11(pc)は次式(1),(2)で示される。ここで、反転アンプA11の入力端子と出力端子を接続したときのリセット電圧をVatとする。
Vc12(pc)=Vcp ・・・・・・・・・・・(1)
VA11(pc)=Vat ・・・・・・・・・・・(2)
このとき、クランプ容量C11は反転アンプA11のリセット電圧Vatを基準に、リセット状態の垂直信号線8の出力電圧Voff を保持し、帰還容量C12は反転アンプA11のリセット電圧Vatを基準に、クランプ電圧Vcpを保持する。その後、反転アンプリセット制御信号φCL11=LとしてリセットスイッチSW11をオフさせ、反転アンプA11の入力端子と出力端子を切り離す。同時に、プリチャージ制御信号φCL12=Lとしてプリチャージ用スイッチSW12をオフさせ、帰還容量C12とクランプ電圧Vcpを切り離す。
引き続き、帰還容量接続制御信号φSH11=Hとして帰還容量接続スイッチSW13をオンさせ、帰還容量C12と反転アンプA11の出力端子を接続する。このとき、反転アンプA11は帰還容量C12を介して帰還ループが形成され、反転アンプA11の入力端子はVatのままとなり、反転アンプA11の出力電圧VA11は帰還容量C12に蓄積された電圧となる。この状態をリセット状態とすると、リセット状態での反転アンプA11の出力電圧VA11(rst)は次式(3)となる。
VA11(rst)=Vat+(Vcp−Vat)=Vcp ・・・・・・・・・・・・(3)
次に、画素セル1から信号レベルが出力される。まず、行選択制御信号φSEL1=Hを継続し、1行目の画素行と垂直信号線8を接続させたままで、転送制御信号φTX1=Hとして転送トランジスタM1をオンとしフォトダイオードPDに蓄積された信号電荷を読み出した後、転送制御信号φTX1=Lとして転送トランジスタM1をオフとする。これにより、画素の信号レベルが増幅トランジスタM3及び行選択トランジスタM4を介して垂直信号線8に出力される。なお、リセット状態から信号レベル状態への垂直信号線8の出力電圧の変化分を(−Vsig )とすると、信号レベル状態の垂直信号線8の出力電圧は、(Voff −Vsig )となる。
このときの列アンプ部5の動作を、左端の列アンプを例に説明する。垂直信号線8が(−Vsig )分変化するとき、反転アンプA11とクランプ容量C11と帰還容量C12は増幅率(−C11/C12)のアンプとして動作するため、信号レベル状態の反転アンプの出力電圧VA11(sig)は次式(4)となる。
VA11(sig)=Vcp+(−C11/C12)×(−Vsig )
=Vcp+(C11/C12)×(Vsig ) ・・・・・・・・・・・(4)
その後、サンプルホールド制御信号φSH10=LとしてサンプルホールドスイッチSW10をオフさせ、クランプ容量C11と反転アンプA11の入力端子とを切り離すことで、画素からの信号読み出し期間を終了する。ここで、黒レベル制御部10の出力電圧であるクランプ電圧Vcpを調整することにより、最適な黒レベルに設定することができる。更に、帰還容量C12の値を可変素子容量とし増幅率を可変にすると、画素信号レベルが小さい場合でも十分な信号振幅が得られ、良好なSNを確保することができる。
次に、列アンプ部5から水平信号線9-1〜9-nへの信号読み出しは、水平走査部7からの水平選択信号φH1,φH2,・・・によって選択された水平選択スイッチSW21を介して、順次各列からの読み出しが行われる。このとき、反転アンプバイアス制御信号φP1〜φPnを順次H状態として、各列の反転アンプA11を順次オンすることで反転アンプA11の出力自体で、水平信号線9-1〜9-nを駆動している。
特開2005−143078号公報
しかしながら、図12に示す従来提案されている列アンプでの黒レベル補正可能な固体撮像装置では、長時間露光時など暗電流成分が信号成分に対して無視できない状態のとき、列アンプの入力成分に入射光量に依存しない暗電流成分が混入しているため、列アンプのゲイン設定に制限がかかる。つまり、列アンプの出力ダイナミックレンジを確保するには、暗電流成分が混入した入力信号に対して、ゲイン設定を決める必要があり、信号成分のみを効果的に増幅するのが困難である。
以上のように、従来提案されている列アンプでの黒レベル補正可能な固体撮像装置では、長時間露光時の列アンプのゲイン設定に対して十分な考慮がなされていない。本発明は、従来の列アンプでの黒レベル補正可能な固体撮像装置における上記問題点を解消するためになされたもので、暗電流の影響を抑えて列アンプで効果的に信号成分を増幅することができる増幅型MOS型センサを用いた固体撮像装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、光電変換部、前記光電変換部の出力を蓄積する蓄積部、前記蓄積部に蓄積された前記光電変換部の出力を増幅して画素信号を出力する増幅部、及び前記蓄積部をリセットするリセット部を含んだ画素を行方向及び列方向に二次元的に配置した画素部と、前記画素部の読み出し行を選択する垂直走査部と、前記画素部の列に対応して設けられ、列方向に並ぶ画素の画素信号が出力される垂直信号線と、前記垂直信号線を介して入力される画素信号に含まれる前記画素の暗電流成分を抑圧し、抑圧後の前記画素信号を増幅する列アンプ部と、前記列アンプ部により増幅された前記画素信号を選択し水平信号線に出力する水平走査部と、前記水平信号線からの前記画素信号に基づき、前記暗電流成分を抑圧するための信号を生成し前記列アンプ部に印加する暗電流補正信号生成部とを備えて固体撮像装置を構成するものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る固体撮像装置において、前記列アンプ部は、入力端と出力端を有し、前記入力端から入力された前記リセット時の前記画素信号の第1のレベルを基準にし、前記蓄積部に蓄積された前記光電変換部の出力に対応する前記画素信号の第2のレベルとの差信号に応じた出力を増幅し前記出力端より出力するアンプユニットと、前記垂直信号線と前記アンプユニットとの間に直列に配置され、前記差信号生成後、前記入力端に、前記暗電流成分を抑圧するための信号を印加する抑圧信号印加ユニットとを有することを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る固体撮像装置において、前記列アンプ部は、入力端と出力端を有し、前記入力端から入力された前記リセット時の前記画素信号の第1のレベルを基準にし、前記蓄積部に蓄積された前記光電変換部の出力に対応する前記画素信号の第2のレベルとの差信号に応じた出力を増幅し前記出力端より出力するアンプユニットと、前記差信号に応じた出力の増幅時に、前記入力端近傍の前記アンプユニット内部に、前記暗電流成分を抑圧するための信号を印加する抑圧信号印加ユニットとを有することを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1項に係る固体撮像装置において、前記水平信号線から出力される前記画素信号をデジタル信号に変換するAD変換部を更に有し、前記暗電流補正信号生成部は、前記デジタル信号に基づき前記暗電流成分を抑圧するための信号を生成することを特徴とするものである。
請求項1に係る発明によれば、水平信号線からの画素信号に基づき、暗電流成分を抑圧するための信号を生成し、この信号を用いて、垂直信号線を介して入力される画素信号に含まれる画素の暗電流成分を抑圧し、抑圧後の画素信号が増幅されるので、信号成分のみを効果的に増幅することができる。請求項2に係る発明によれば、更に、簡単な回路追加で上記処理動作に対応できる。請求項3に係る発明によれば、更に、簡単な回路追加で上記処理動作に対応でき、且つ、暗電流成分を抑圧するための追加の処理時間も不要である。請求項4に係る発明によれば、更に、暗電流レベルをデジタル信号で取得できるので、複雑な計算も容易に行える。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(実施例1)
まず、本発明に係る固体撮像装置の実施例1について図面を参照しながら説明する。図1は、実施例1に係る増幅型MOSセンサを用いた固体撮像装置の構成を示すブロック図であり、図12に示した従来例との違いは、列アンプ駆動部4と列アンプ部5と黒レベル制御部10に換えて、列回路制御部23と暗電流抑圧機能付きアンプ部21と暗電流補正信号生成部22とを備えた点である。図1に示した実施例1では、予め暗電流レベルを暗電流補正信号生成部22で検出し、暗電流レベルを抑圧するような信号を暗電流抑圧機能付きアンプ部21に印加し、信号成分のみを列アンプで増幅するようにしている。
図2は、図1に示した実施例1における画素部2と列回路制御部23と暗電流抑圧機能付きアンプ部21と暗電流補正信号生成部22の動作を説明するための回路図である。図12に示した従来例と同じ構成要素については、同一の符号を付して示している。図1及び図2に示すように、この実施例に係る固体撮像装置は、画素セル1が行方向及び列方向に、図2に示した図示例では4行×4列配置した画素部2と、画素部2の読み出し行を選択する垂直走査部3と、画素部2から列単位で画素信号を出力する垂直信号線8と、垂直信号線8と接続し画素信号を増幅する暗電流抑圧機能付きアンプ部21と、暗電流抑圧機能付きアンプ部21の動作を制御する列回路制御部23と、暗電流抑圧機能付きアンプ部21において増幅された信号を出力するための水平選択部6と、水平選択部6の読み出し列を選択する水平走査部7と、水平信号線9と、水平信号線9の黒レベル信号から暗電流抑圧機能付きアンプ部21に印加する電圧を制御する暗電流補正信号生成部22とから構成される。
垂直走査回路3は、画素セル1の転送トランジスタM1の動作を制御する転送制御信号φTX1〜φTX4と、リセットトランジスタM2の動作を制御するリセット制御信号φRS1〜φRS4と、行選択トランジスタM4の動作を制御する行選択制御信号φSEL1〜φSEL4とを出力する。
暗電流抑圧機能付きアンプ部21は、単位列毎に画素信号のリセット成分を保持する暗電流抑圧用クランプ容量C31と、リセット成分と信号成分の差電圧をサンプリングする暗電流抑圧用サンプル容量C32と、暗電流抑圧用クランプ容量C31と暗電流抑圧用サンプル容量C32を接続する暗電流抑圧用サンプルスイッチSW31と、暗電流抑圧用クランプ容量C31及び暗電流抑圧用サンプル容量C32を基準電圧VREF31にリセットするための基準電圧用リセットスイッチSW32と、暗電流抑圧用クランプ容量C31及び暗電流抑圧用サンプル容量C32を暗電流抑圧電圧VCTLにリセットするための暗電流抑圧用リセットスイッチSW33と、暗電流抑圧用サンプル容量C32の電圧を低インピーダンスで出力するフォロアアンプA31と、反転アンプA11と、暗電流抑圧用サンプル容量C32の信号レベルを保持するクランプ容量C11と、フォロアアンプA31の出力信号の変化分を増幅するための帰還容量C12と、帰還容量C12に基準電圧VREF11を印加するためのプリチャージ用スイッチSW12と、クランプ容量C11をリセットするための反転アンプ用リセットスイッチSW11と、帰還容量C12と反転アンプA11の出力端子を接続する帰還容量接続スイッチSW13とから成る。
なお、暗電流抑圧用クランプ容量C31と、暗電流抑圧用サンプル容量C32と、暗電流抑圧用サンプルスイッチSW31と、基準電圧用リセットスイッチSW32と、暗電流抑圧用リセットスイッチSW33と、フォロアアンプA31とで、抑圧信号印加ユニット21aを構成し、また反転アンプA11と、クランプ容量C11と、帰還容量C12と、プリチャージ用スイッチSW12と、反転アンプ用リセットスイッチSW11と、帰還容量接続スイッチSW13とで、アンプユニット21bを構成している。
列回路制御部23は、暗電流抑圧用サンプルスイッチSW31の動作を制御する暗電流抑圧用サンプル制御信号φSH31と、基準電圧用リセットスイッチSW32の動作を制御する基準電圧用リセット制御信号φCL31と、暗電流抑圧用リセットスイッチSW33の動作を制御する暗電流抑圧用リセット制御信号φCL32と、反転アンプ用リセットスイッチSW11の動作を制御する反転アンプリセット制御信号φCL11と、プリチャージスイッチSW12の動作を制御するプリチャージ制御信号φCL12と、帰還容量接続スイッチSW13の動作を制御する帰還容量接続制御信号φSH11とを出力する。
図3〜図5は、上記構成の実施例1において、暗電流成分が多い場合の駆動タイミングの概略を示す図である。ここでは、垂直走査部3により上から1行目のOB画素行2a及び2行目の有効画素行2bが選択された場合を示している。初めに、OB画素行2aを選択したときの動作を説明するための駆動タイミングを図3に示し、その動作について説明する。まず、画素セル1からリセットレベルが出力される。すなわち、行選択制御信号φSEL1=Hとすることで行選択トランジスタM4をオンとして1行目の画素行と垂直信号線8を接続させ、リセット制御信号φRS1=HとしてリセットトランジスタM2をオンした後、リセット制御信号φRS1=LとしてリセットトランジスタM2をオフとする。これにより、画素のリセットレベルを垂直信号線8に出力する。なお、画素がリセット状態での垂直信号線8の出力電圧(V8)をVoff とする。
このときの暗電流抑圧機能付きアンプ部21の動作を、左端の列回路を例として説明する。まず、暗電流抑圧用サンプル制御信号φSH31=Hとして暗電流抑圧用サンプルスイッチSW31をオンすることで、暗電流抑圧用クランプ容量C31と暗電流抑圧用サンプル容量C32を接続する。同時に、基準電圧用リセット制御信号φCL31=Hとして基準電圧用リセットスイッチSW32をオンすることで、暗電流抑圧用クランプ容量C31と暗電流抑圧用サンプル容量C32を基準電圧VREF31に接続し、その後、基準電圧用リセット制御信号φCL31=Lとして基準電圧用リセットスイッチSW32をオフすることで、暗電流抑圧用クランプ容量C31と暗電流抑圧用サンプル容量C32を基準電圧VREF31から切り離し、高インピーダンス状態とする。このとき、暗電流抑圧用サンプル容量C32は基準電圧VREF31を保持している。
次に、画素セル1から暗電流レベルが出力される。まず、行選択制御信号φSEL1=Hを継続し1行目の画素行と垂直信号線8を接続させたままで、転送制御信号φTX1=Hとして転送トランジスタM1をオンとし、フォトダイオードPDに蓄積された暗電流成分を読み出した後、転送制御信号φTX1=Lとして転送トランジスタM1をオフとする。これにより、画素の暗電流レベルが垂直信号線8に出力される。なお、リセット状態から暗電流レベル状態への垂直信号線8の出力電圧の変化分を(−Vdk)とすると、信号レベル状態の垂直信号線8の出力電圧は(Voff −Vdk)となる。
このときの暗電流抑圧機能付きアンプ部21の動作を、左端の列回路を例として説明する。暗電流抑圧用クランプ容量C31と暗電流抑圧用サンプル容量C32の接続点は高インピーダンスとなっているため、垂直信号線8の出力電圧変化量(−Vdk)が、暗電流抑圧用クランプ容量C31と暗電流抑圧用サンプル容量C32に容量分割されて暗電流抑圧用サンプル容量C32に保持される。このときの、暗電流レベルが出力されているときに暗電流抑圧用サンプル容量C32に保持される電圧Vc32(dk)及びフォロアアンプA31の出力電圧VA31は、次式(5)となる。
Vc32(dk)=VA31=VREF31−{C31/(C31+C32)}×Vdk ・・・(5)
この状態において、反転アンプリセット制御信号φCL11=HとしてリセットスイッチSW11をオンさせ、反転アンプA11の入力端子と出力端子を接続する。更に、プリチャージ制御信号φCL12=HとしてプリチャージスイッチSW12をオンさせ、帰還容量C12と基準電圧VREF11を接続する。加えて、帰還容量接続制御信号φSH11=Lとして帰還容量接続スイッチSW13をオフさせ、帰還容量C12と反転アンプA11の出力端子を切り離す。
このとき、クランプ容量C11は、反転アンプA11のリセット電圧Vatを基準に、暗電流レベルの暗電流抑圧用サンプル容量C32に保持される電圧Vc32(Vdk)=VREF31−{C31/(C31+C32)}×Vdkを保持し、帰還容量C12は反転アンプA11のリセット電圧Vatを基準に、基準電圧VREF11を保持する。その後、反転アンプ用リセット制御信号φCL11=LとしてリセットスイッチSW11をオフさせ、反転アンプA11の入力端子と出力端子を切り離す。同時に、プリチャージ制御信号φCL12=Lとしてプリチャージ用スイッチSW12をオフさせ、帰還容量C12と基準電圧VREF11を切り離す。
引き続き、帰還容量接続制御信号φSH11=Hとして帰還容量接続スイッチSW13をオンさせ、帰還容量C12と反転アンプA11の出力端子を接続する。このとき、反転アンプA11には帰還容量C12を介して帰還ループが形成され、反転アンプA11の入力端子はVatのままとなり、反転アンプA11の出力電圧VA11は帰還容量C12に蓄積された電圧となる。この状態をリセット状態とすると、リセット状態での反転アンプA11の出力電圧VA11(rst−OB) は次式(6)となる。
VA11(rst−OB) =Vat+(VREF11−Vat)=VREF11 ・・・・・・(6)
更に、基準電圧用リセット制御信号φCL31=Hとして基準電圧用リセットスイッチSW32をオンすることで、暗電流抑圧用サンプル容量C32を基準電圧VREF31に再接続し、その後、基準電圧用リセット制御信号φCL31=Lとして基準電圧用リセットスイッチSW32をオフすることで、暗電流抑圧用クランプ容量C31と暗電流抑圧用サンプル容量C32を基準電圧VREF31から切り離し、高インピーダンス状態とする。このとき、暗電流抑圧用サンプル容量C32は基準電圧VREF31を保持している。これにより、フォロアアンプA31の出力電圧VA31の出力変化ΔVA31は、次式(7)となる。
ΔVA31=VREF31−〔VREF31−{C31/(C31+C32)}×Vdk〕
={C31/(C31+C32)}×Vdk ・・・・・・・・・・・・(7)
同時に、反転アンプA11とクランプ容量C11と帰還容量C12は増幅率(−C11/C12)のアンプとして動作するため、暗電流レベルの反転アンプの出力電圧VA11(sig−OB)は、次式(8)となる。
VA11(sig−OB)=VREF11+(−C11/C12)×{C31/(C31+C32)}×Vdk ・・・・・・・・(8)
次に、暗電流抑圧機能付きアンプ部21から水平信号線9への信号読み出しは、水平走査部7から出力される水平選択信号φH1,φH2,・・・によって選択された水平選択スイッチSW21を介して、OB画素行2aの暗電流レベルが順次各列から読み出される。ここで、暗電流補正信号生成部22では、暗電流レベルに応じて暗電流抑圧電圧VCTLを、次式(9)に示す値に設定する。
VCTL=VREF31−{(C31)/(C31+C32)}×Vdk ・・・・・・(9)
次に、その後の有効画素行2bを選択したときの動作を説明するための駆動タイミングを図4に示す。有効画素行2bの画素セル1からリセットレベルが出力されるときの動作は、行選択制御信号φSEL2とリセット制御信号φRS2を制御する以外は、OB画素行2aの動作と同じなので、その説明を省略する。また、暗電流抑圧機能付きアンプ部21の動作もOB画素行2aの動作と同じなので、その説明を省略する。
次に、有効画素行2bの画素セル1から信号レベルと暗電流レベルが出力される。まず、2行目の画素行と垂直信号線8を接続させたままで、転送制御信号φTX2=Hとして転送トランジスタM1をオンとし、フォトダイオードPDに蓄積された信号成分と暗電流成分を読み出した後、転送制御信号φTX2=Lとして転送トランジスタM1をオフとする。これにより、有効画素行2bの画素セル1の信号レベルと暗電流レベルが垂直信号線8に出力される。なお、リセット状態から信号レベルと暗電流レベル状態への垂直信号線8の出力電圧の変化分を、−(Vsig +Vdk)とすると、信号レベル状態の垂直信号線8の出力電圧は、Voff −(Vsig +Vdk)となる。
このときの暗電流抑圧機能付きアンプ部21の動作を、左端の列回路を例として説明する。まず、暗電流抑圧用サンプル制御信号φSH31=Hとして暗電流抑圧用サンプルスイッチSW31をオンして、暗電流抑圧用クランプ容量C31と暗電流抑圧用サンプル容量C32の接続を継続する。ここで、暗電流抑圧用クランプ容量C31と暗電流抑圧用サンプル容量C32の接続点は高インピーダンスとなっているため、垂直信号線8の出力電圧変化量〔−(Vsig +Vdk)〕が、暗電流抑圧用クランプ容量C31と暗電流抑圧用サンプル容量C32に容量分割されて暗電流抑圧用サンプル容量C32に保持される。このときの、信号レベルと暗電流レベルが出力されているときに暗電流抑圧用サンプル容量C32に保持される電圧Vc32(sig)及びフォロアアンプA31の出力電圧VA31(sig)は、次式(10)となる。
Vc32(sig)=VA31(sig) =VREF31−{C31/(C31+C32)}×(Vsig +Vdk) ・・・・・・・・(10)
この状態において、反転アンプリセット制御信号φCL11=Hとして反転アンプ用リセットスイッチSW11をオンさせ、反転アンプA11の入力端子と出力端子を接続する。更に、プリチャージ制御信号φCL12=Hとしてプリチャージ用スイッチSW12をオンさせ帰還容量C12と基準電圧VREF11を接続する。加えて、帰還容量接続制御信号φSH11=Lとして帰還容量接続スイッチSW13をオフさせ、帰還容量C12と反転アンプA11の出力端子を切り離す。
このとき、クランプ容量C11は反転アンプA11のリセット電圧Vatを基準に、信号レベルと暗電流レベルの暗電流抑圧用サンプル容量C32に保持される電圧Vc32(sig)=VREF31−{C31/(C31+C32)}×(Vsig +Vdk)を保持し、帰還容量C12は反転アンプA11のリセット電圧Vatを基準に、基準電圧VREF11を保持する。その後、反転アンプリセット制御信号φCL11=LとしてリセットスイッチSW11をオフさせ、反転アンプA11の入力端子と出力端子を切り離す。同時に、プリチャージ制御信号φCL12=Lとしてプリチャージ用スイッチSW12をオフさせ、帰還容量C12と基準電圧VREF11を切り離す。
引き続き、帰還容量接続制御信号φSH11=Hとして帰還容量接続スイッチSW13をオンさせ、帰還容量C12と反転アンプA11の出力端子を接続する。このとき、反転アンプA11には帰還容量C12を介して帰還ループが形成され、反転アンプA11の入力端子はVatのままとなり、反転アンプA11の出力電圧VA11は帰還容量C12に蓄積された電圧となる。この状態をリセット状態とすると、リセット状態での反転アンプA11の出力電圧VA11(rst−sig)は次式(11)となる。
VA11(rst−sig)=Vat+(VREF11−Vat)=VREF11 ・・・・・(11)
続いて、暗電流抑圧用リセット制御信号φCL32=Hとして暗電流抑圧用リセットスイッチSW33をオンすることで、暗電流抑圧用サンプル容量C32を暗電流抑圧電圧VCTLに接続し、その後、暗電流抑圧用リセット制御信号φCL32=Lとして暗電流抑圧用リセットスイッチSW33をオフすることで、暗電流抑圧用サンプル容量C32を暗電流抑圧電圧VCTLから切り離し、高インピーダンス状態とする。このとき、暗電流抑圧用サンプル容量C32は暗電流抑圧電圧VCTLを保持している。
これにより、フォロアアンプA31の出力電圧VA31の出力変化ΔVA31は、次式(12)となる。
ΔVA31=VCTL−〔VREF31−{C31/(C31+C32)}×(Vsig +Vdk)〕 ・・・・・・・・(12)
ここで(9)式を代入して整理すると、次式(13)のようになる。
ΔVA31={C31/(C31+C32)}×Vsig ・・・・・・・・・・・・(13)
同時に、反転アンプA11とクランプ容量C11と帰還容量C12は、増幅率(−C11/C12)のアンプとして動作するため、信号レベルと暗電流レベルの反転アンプの出力電圧VA11(sig)は次式(14)となる。
VA11(sig) =VREF11+(−C11/C12)×{C31/(C31+C32)}×Vsig
・・・・・・・・(14)
(14)式より、信号成分のみを増幅することができることがわかる。
次に、列アンプ部5から水平信号線9への信号読み出しは、水平走査部7から出力される水平選択信号φH1,φH2,・・・によって選択された水平選択スイッチSW21を介して、有効画素行2bの信号レベルが順次各列から読み出される。
以上のように、本実施例によれば、予め暗電流レベルを暗電流補正信号生成部22で検出し、暗電流レベルを抑圧するような信号を暗電流抑圧機能付きアンプ部21に印加することで、長時間露光時でも、アンプ部21において信号成分のみを効果的に増幅することができる。なお、本実施例は、各種の変形が可能である。例えば、暗電流補正信号生成部22の暗電流抑圧電圧VCTLを次式(15)に示す値に設定し、図5に示すような駆動タイミングで動作させることもできる。
VCTL=VREF31+{(C31)/(C31+C32)}×Vdk ・・・・・(15)
図5に示す駆動タイミングでは、有効画素行2bの画素セル1からリセットレベルが出力されるときの動作は、図4に示した動作と同じである。また、暗電流抑圧機能付きアンプ部21の動作は、暗電流抑圧用リセット制御信号φCL32=Hとして暗電流抑圧用リセットスイッチSW33をオンすることで、暗電流抑圧用クランプ容量C31と暗電流抑圧用サンプル容量C32を暗電流抑圧電圧VCTLに接続する。暗電流抑圧用サンプル容量C32は予め基準電圧VREF31に対して、暗電流レベルに相当した分{(C31)/(C31+C32)}×Vdkだけ高い電位となる。
その後、有効画素行2bの画素セル1から信号レベルと暗電流レベルが出力され、垂直信号線8の出力電圧の変化分を〔−(Vsig +Vdk)〕とすると、暗電流抑圧用サンプル容量C32に保持される電圧Vc32(sig)及びフォロアアンプA31の出力電圧VA31(sig)は、次式(16)となる。
Vc32(sig)=VA31(sig) =VCTL−{C31/(C31+C32)}×(Vsig +Vdk) ・・・・・・・・(16)
その状態において、反転アンプリセット制御信号φCL11=HとしてリセットスイッチSW11をオンさせ、反転アンプA11の入力端子と出力端子を接続する。更に、プリチャージ制御信号φCL12=Hとしてプリチャージ用スイッチSW12をオンさせ、帰還容量C12と基準電圧VREF11を接続する。加えて、帰還容量接続制御信号φSH11=Lとして帰還容量接続スイッチSW13をオフさせ、帰還容量C12と反転アンプA11の出力端子を切り離す。
このとき、クランプ容量C11は反転アンプA11のリセット電圧Vatを基準に、信号レベルと暗電流レベルの暗電流抑圧用サンプル容量C32に保持される電圧Vc32(sig)=VCTL−{C31/(C31+C32)}×(Vsig +Vdk)を保持し、帰還容量C12は反転アンプA11のリセット電圧Vatを基準に、基準電圧VREF11を保持する。その後、反転アンプ用リセット制御信号φCL11=Lとして反転アンプ用リセットスイッチSW11をオフさせ、反転アンプA11の反転入力端子と出力端子を切り離す。同時に、プリチャージ制御信号φCL12=Lとしてプリチャージ用スイッチSW12をオフさせ、帰還容量C12と基準電圧VREF11を切り離す。
引き続き、帰還容量接続制御信号φSH11=Hとして帰還容量接続スイッチSW13をオンさせ、帰還容量C12と反転アンプA11の出力端子を接続する。このとき、反転アンプA11には帰還容量C12を介して帰還ループが形成され、反転アンプA11の入力端子はVatのままとなり、反転アンプA11の出力電圧VA11は帰還容量C12に蓄積された電圧となる。この状態をリセット状態とすると、リセット状態での反転アンプA11の出力電圧VA11(rst−sig)は、次式(17)となる。
VA11(rst−sig)=Vat+(VREF11−Vat)=VREF11 ・・・・・(17)
次いで、基準電圧用リセット制御信号φCL31=Hとして基準電圧用リセットスイッチSW32をオンすることで、暗電流抑圧用サンプル容量C32を基準電圧VREF31に接続し、その後、基準電圧用リセット制御信号φCL31=Lとして基準電圧用リセットスイッチSW32をオフすることで、暗電流抑圧用クランプ容量C31と暗電流抑圧用サンプル容量C32を基準電圧VREF31から切り離し、高インピーダンス状態とする。このとき、暗電流抑圧用サンプル容量C32は基準電圧VREF31を保持している。
これにより、フォロアアンプA31の出力電圧VA31の出力変化ΔVA31は、次式(18)となる。
ΔVA31=VREF31−〔VCTL−{C31/(C31+C32)}×(Vsig +Vdk)〕 ・・・・・・・・(18)
ここで(15)式を代入して整理すると、次式(19)のようになる。
ΔVA31={C31/(C31+C32)}×Vsig ・・・・・・・・・・・・(19)
同時に、反転アンプA11とクランプ容量C11と帰還容量C12は、増幅率(−C11/C12)のアンプとして動作するため、信号レベル及び暗電流レベルの反転アンプの出力電圧VA11(sig)は、次式(20)となる。
VA11(sig) =VREF11+(−C11/C12)×{C31/(C31+C32)}×Vsig
・・・・・・・・(20)
(20)式より、信号成分のみを増幅することができることがわかる。
また、図6の駆動タイミングに示すように、図5に示す駆動タイミングにおいて暗電流成分を抑圧するために行う、基準電圧用リセットスイッチSW32と暗電流抑圧用リセットスイッチSW33の切り替え動作の代わりに、暗電流補正信号生成部22において暗電流抑圧電圧VCTLと基準電圧VREF31とを生成するようにし、暗電流抑圧電圧VCTLと基準電圧VREF31が、暗電流抑圧用クランプ容量C31と暗電流抑圧用サンプル容量C32との接続点に印加されるタイミングに対応して出力を切り替え、暗電流抑圧用リセット制御信号φCL32をそのタイミングに合わせてパルス状として印加しても、同様の効果が得られる。
(実施例2)
次に、実施例2について説明する。図7は、実施例2に係る増幅型MOSセンサを用いた固体撮像装置における暗電流抑圧機能付きアンプ部の構成を示す図で、実施例1における暗電流抑圧機能付きアンプ部21に対して、引き算回路を利用したものである。なお、その他の構成は図1及び図2に示した実施例1と同様である。すなわち、この実施例2に係る暗電流抑圧機能付きアンプ部21は、単位列毎に反転アンプA11と、画素信号のリセット成分を保持するクランプ容量C11と、画素信号を増幅するための帰還容量C12と、クランプ容量C11と反転アンプA11の入力端子を接続するサンプルホールドスイッチSW10と、帰還容量C12に基準電圧VREF11を印加するためのプリチャージ用スイッチSW12と、クランプ容量C11をリセットするための反転アンプ用リセットスイッチSW11と、帰還容量C12と反転アンプA11の出力端子を接続する帰還容量接続スイッチSW13と、暗電流抑圧用クランプ容量C41を基準電圧VREF31に接続する基準電圧用リセットスイッチSW41と、暗電流抑圧用クランプ容量C41と暗電流補正電圧VCTLを接続する暗電流抑圧用リセットスイッチSW42とから成る。
列回路制御部23は、サンプルホールドスイッチSW10の動作を制御するサンプルホールド制御信号φSH10と、反転アンプ用リセットスイッチSW11の動作を制御する反転アンプリセット制御信号φCL11と、プリチャージ用スイッチSW12の動作を制御するプリチャージ制御信号φCL12と、帰還容量接続スイッチSW13の動作を制御する帰還容量接続制御信号φSH11と、基準電圧用リセットスイッチSW41の動作を制御する基準電圧用リセット制御信号φCL41と、暗電流抑圧用リセットスイッチSW42の動作を制御する暗電流抑圧用リセット制御信号φCL42とを出力する。
図8〜図10は、暗電流成分が多い場合の駆動タイミングの概略を示す図である。ここでは、垂直走査部3により上から1行目のOB画素行2a及び2行目の有効画素行2bが選択された場合を示している。初めに、OB画素行2aを選択したときの動作を図8に示す。まず、画素セル1からリセットレベルが出力される。すなわち、行選択制御信号φSEL1=Hとすることで行選択トランジスタM4をオンとし1行目の画素行と垂直信号線8を接続させ、リセット制御信号φRS1=HとしてリセットトランジスタM2をオンした後、リセット制御信号φRS1=LとしてリセットトランジスタM2をオフとする。これにより、OB画素行2aの画素セル1のリセットレベルを垂直信号線8に出力する。なお、画素セル1がリセット状態での垂直信号線8の出力電圧(V8)をVoff とする。
このときの暗電流抑圧機能付きアンプ部21の動作を、左端の列回路を例として説明する。まず、サンプルホールド制御信号φSH10=HとしてサンプルホールドスイッチSW10をオンさせ、クランプ容量C11と反転アンプA11の入力端子とを接続する。加えて、反転アンプ用リセット制御信号φCL11=HとしてリセットスイッチSW11をオンさせ、反転アンプA11の反転入力端子と出力端子を接続する。更に、プリチャージ制御信号φCL12=Hとしてプリチャージ用スイッチSW12をオンさせ、帰還容量C12と基準電圧VREF11を接続する。同時に、基準電圧用リセット制御信号φCL41=H(固定)として基準電圧用リセットスイッチSW41をオンし、暗電流抑圧用クランプ容量C41と基準電圧VREF31を接続する。
このとき、クランプ容量C11は反転アンプA11のリセット電圧Vatを基準に、リセット状態の垂直信号線8の出力電圧Voff を保持し、帰還容量C12は反転アンプA11のリセット電圧Vatを基準に、基準電圧VREF11を保持する。その後、反転アンプ用リセット制御信号φCL11=LとしてリセットスイッチSW11をオフさせ、反転アンプA11の反転入力端子と出力端子を切り離す。同時に、プリチャージ制御信号φCL12=Lとしてプリチャージ用スイッチSW12をオフさせ、帰還容量C12と基準電圧VREF11を切り離す。
引き続き、帰還容量接続制御信号φSH11=Hとして帰還容量接続スイッチSW13をオンさせ、帰還容量C12と反転アンプA11の出力端子を接続する。このとき、反転アンプA11には帰還容量C12を介して帰還ループが形成され、反転アンプA11の入力端子はVatのままとなり、反転アンプA11の出力電圧VA11は帰還容量C12に蓄積された電圧となる。この状態をリセット状態とすると、リセット状態での反転アンプA11の出力電圧VA11(rst)は、次式(21)となる。
VA11(rst) =Vat+(VREF11−Vat)=VREF11 ・・・・・・・(21)
次に、OB画素行2aの画素セル1から暗電流レベルが出力される。まず、行選択制御信号φSEL1=Hとすることで行選択トランジスタM4をオンとし、1行目の画素行と垂直信号線8を接続させたままで、転送制御信号φTX1=Hとして転送トランジスタM1をオンとし、フォトダイオードPDに蓄積された暗電流成分を読み出した後、転送制御信号φTX1=Lとして転送トランジスタM1をオフとする。これにより、OB画素行2aの画素セル1の暗電流レベルが垂直信号線8に出力される。なお、リセット状態から暗電流レベル状態への垂直信号線8の出力電圧の変化分を(−Vdk)とすると、信号レベル状態の垂直信号線8の出力電圧は(Voff −Vdk)となる。
このときの暗電流抑圧機能付きアンプ部21の動作を、左端の列回路を例として説明する。垂直信号線8が(−Vdk)分変化するとき、反転アンプA11とクランプ容量C11と帰還容量C12は、増幅率(−C11/C12)のアンプとして動作するため、信号レベル状態の反転アンプの出力電圧VA11(dk)は、次式(22)となる。なお、基準電圧用リセット制御信号φCL41=Hのままなので、暗電流抑圧用クランプ容量C41は出力に対して影響を与えない。
VA11(dk)=VREF11+(−C11/C12)×(−Vdk)
=VREF11+(C11/C12)×(Vdk) ・・・・・・・・・・(22)
次に、暗電流抑圧機能付きアンプ部21から水平信号線9への信号読み出しは、水平走査部7から出力される水平選択信号φH1,φH2,・・・によって選択された水平選択スイッチSW21を介して、OB画素行2aの暗電流レベルが順次各列から読み出される。ここで、暗電流補正信号生成部22では、暗電流レベルに応じて暗電流抑圧電圧VCTLを、次式(23)に示す値に設定する。
VCTL=VREF31+(C11/C41)×Vdk ・・・・・・・・・・・・(23)
引き続き、有効画素行2bを選択したときの動作を説明するための駆動タイミングを図9に示す。有効画素行2bの画素セル1からリセットレベルが出力されるときの動作は、行選択制御信号φSEL2とリセット制御信号φRS2を制御する以外は、OB画素行2aの動作と同じなので、その説明を省略する。また、暗電流抑圧機能付きアンプ部21の動作は、基準電圧用リセット制御信号φCL41=Lとし、暗電流抑圧用リセット制御信号φCL42=Hとする以外はOB画素行2aの動作と同じであるので、その説明を省略する。
その後、有効画素行2bの画素セル1から信号レベルと暗電流レベルが出力される。まず、行選択制御信号φSEL2=Hとすることで行選択トランジスタM4をオンとし、2行目の画素行と垂直信号線8を接続させたままで、転送制御信号φTX2=Hとして転送トランジスタM1をオンとしてフォトダイオードPDに蓄積された信号成分と暗電流成分を読み出した後、転送制御信号φTXH=Lとして転送トランジスタM1をオフとする。これにより、画素の信号レベルと暗電流レベルが垂直信号線8に出力される。なお、リセット状態から信号レベルと暗電流レベルへの垂直信号線8の出力電圧の変化分を、−(Vsig +Vdk)とすると、信号レベルと暗電流レベル状態のの垂直信号線8 の出力電圧は、Voff −(Vsig +Vdk)となる。
このときの暗電流抑圧機能付きアンプ部21の動作を、左端の列回路を例として説明する。垂直信号線8が〔−(Vsig +Vdk)〕分変化するとき、反転アンプA11とクランプ容量C11と帰還容量C12は、増幅率(−C11/C12)のアンプとして動作するため、信号レベル状態の反転アンプの出力電圧VA11(sig)は次式(24)となる。また、基準電圧用リセット制御信号φCL41=Lとし、暗電流抑圧用リセット制御信号φCL42=Hすることで、暗電流抑圧用クランプ容量C41の入力端子電圧の変化分ΔVc41 =VCTL−VREF31も、増幅率(−C41/C12)のアンプとして動作する。
VA11(sig)=VREF11+(−C11/C12)×(−Vsig −Vdk)
+(−C41/C12)×(VCTL−VREF31) ・・・・・(24)
ここで(23)式を代入して整理すると、次式(25)のようになる。
VA11(sig)=VREF11+(−C11/C12)×Vsig ・・・・・・・・(25)
(25)式より、信号成分のみを増幅することができることがわかる。
次に、暗電流抑圧機能付きアンプ部21から水平信号線9への信号読出しは、水平走査部7から出力される水平選択信号φH1,φH2,・・・によって選択された水平選択スイッチSW21を介して、順次各列から読み出される。また、図10に示すように、暗電流成分を抑圧するために行う暗電流抑圧用クランプ容量C41への印加信号を、基準電圧用リセットスイッチSW41と暗電流抑圧用リセットスイッチSW42の切り替えで行う代わりに、暗電流補正信号生成部22において暗電流抑圧電圧VCTLと基準電圧VREF31とを生成するようにし、暗電流抑圧電圧VCTL,基準電圧VREF31がクランプ容量C11のサンプルホールドスイッチSW10側の端子に印加されるタイミングに対応して、出力を切り替えるようにしても同様の効果が得られる。
以上のように、本実施例によれば、予め暗電流レベルを暗電流補正信号生成部22で検出し、暗電流レベルを抑圧するような信号を暗電流抑圧機能付きアンプ部21に印加することで、長時間露光時でも、上記アンプ部において信号成分のみを効果的に増幅することができる。更に、暗電流抑圧機能付きアンプ部21を引き算回路で実現することにより、素子数の増加を抑えることができる。また、暗電流成分を抑圧するための余分な時間も必要としない。
なお、上記実施例における回路構成及び駆動方式の変更は、請求項の範囲を逸脱しない範囲で広く行うことができる。例えば、図11に示すように、暗電流レベルをADC(AD変換器)41でデジタル信号に変換した後、暗電流補正信号生成部22で検出するように構成することもできる。このとき、アナログ信号では困難な複雑な計算も容易に行える。また暗電流検出時と信号読み出し時で異なるアンプゲインとすることもできる。また、単位画素の構成要素及び駆動方法が変わった場合も、垂直走査回路や暗電流抑圧機能付きアンプ部の回路構成や駆動方法を変更することで対応可能である。
本発明に係る固体撮像装置の実施例1の概略構成を示すブロック図である。 図1に示した実施例1における画素部及び暗電流抑圧機能付きアンプ部の詳細な構成を示す回路構成図である。 図2に示した画素部のOB画素行を選択したときの動作を説明するための駆動タイミングを示す図である。 図2に示した画素部の有効画素行を選択したときの動作を説明するための駆動タイミングを示す図である。 図2に示した画素部の有効画素行を選択したときの動作の他の態様を説明するための駆動タイミングを示す図である。 図2に示した画素部の有効画素行を選択したときの動作の更に他の態様を説明するための駆動タイミングを示す図である。 実施例2に係る固体撮像装置における暗電流抑圧機能付きアンプ部の構成を示す回路図である。 実施例2における画素部のOB画素行を選択したときの動作を説明するための駆動タイミングを示す図である。 実施例2における画素部の有効画素行を選択したときの動作を説明するための駆動タイミングを示す図である。 実施例2における画素部の有効画素行を選択したときの動作の他の態様を説明するための駆動タイミングを示す図である。 実施例1及び実施例2の変形例の概略構成を示すブロック図である。 従来の固体撮像装置の構成例を一部ブロックで示す回路構成図である。 図12に示した従来例の動作を説明するための駆動タイミングを示す図である。
符号の説明
1 画素セル
2 画素部
2a OB画素行
2b 有効画素行
3 垂直走査部
6 水平選択部
7 水平走査部
8 垂直信号線
8a 電流源
21 暗電流抑圧機能付きアンプ部
21a 抑圧信号印加ユニット
21b アンプユニット
22 暗電流補正信号生成部
23 列回路制御部
41 ADC

Claims (4)

  1. 光電変換部、前記光電変換部の出力を蓄積する蓄積部、前記蓄積部に蓄積された前記光電変換部の出力を増幅して画素信号を出力する増幅部、及び前記蓄積部をリセットするリセット部を含んだ画素を行方向及び列方向に二次元的に配置した画素部と、
    前記画素部の読み出し行を選択する垂直走査部と、
    前記画素部の列に対応して設けられ、列方向に並ぶ画素の画素信号が出力される垂直信号線と、
    前記垂直信号線を介して入力される画素信号に含まれる前記画素の暗電流成分を抑圧し、抑圧後の前記画素信号を増幅する列アンプ部と、
    前記列アンプ部により増幅された前記画素信号を選択し水平信号線に出力する水平走査部と、
    前記水平信号線からの前記画素信号に基づき、前記暗電流成分を抑圧するための信号を生成し前記列アンプ部に印加する暗電流補正信号生成部とを備える固体撮像装置。
  2. 前記列アンプ部は、入力端と出力端を有し、前記入力端から入力された前記リセット時の前記画素信号の第1のレベルを基準にし、前記蓄積部に蓄積された前記光電変換部の出力に対応する前記画素信号の第2のレベルとの差信号に応じた出力を増幅し前記出力端より出力するアンプユニットと、前記垂直信号線と前記アンプユニットとの間に直列に配置され、前記差信号生成後、前記入力端に、前記暗電流成分を抑圧するための信号を印加する抑圧信号印加ユニットとを有することを特徴とする請求項1に係る固体撮像装置。
  3. 前記列アンプ部は、入力端と出力端を有し、前記入力端から入力された前記リセット時の前記画素信号の第1のレベルを基準にし、前記蓄積部に蓄積された前記光電変換部の出力に対応する前記画素信号の第2のレベルとの差信号に応じた出力を増幅し前記出力端より出力するアンプユニットと、前記差信号に応じた出力の増幅時に、前記入力端近傍の前記アンプユニット内部に、前記暗電流成分を抑圧するための信号を印加する抑圧信号印加ユニットとを有することを特徴とする請求項1に係る固体撮像装置。
  4. 前記水平信号線から出力される前記画素信号をデジタル信号に変換するAD変換部を更に有し、前記暗電流補正信号生成部は、前記デジタル信号に基づき前記暗電流成分を抑圧するための信号を生成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に係る固体撮像装置。
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