JP2008300930A - テレビジョン受像機 - Google Patents

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貴文 中瀬
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Abstract

【課題】画面焼けを防止できるテレビジョン受像機を提供する。
【解決手段】テレビジョン受像機100の制御部11は、例えば、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)12,RAM(Random Access Memory)13,記憶部14等を備えている。記憶部14には、帯画像判断プログラム14A,輝度補正プログラム14B,色補正プログラム14C,表示制御プログラム14D等が格納されている。そして、CPU12が輝度補正プログラム14Bを実行することにより、境界部8Cからの輝度を段階的に変化させるグラデーション処理が行われる。また、CPU12が色補正プログラム14Cを実行することにより、境界部の色を段階的に変化させるグラデーション処理が行われるようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビジョン受像機に関し、特に、ハイビジョン放送信号を受信するテレビジョン受像機に関する。
近年、ハイビジョン放送信号を受信するテレビジョン受像機にあっては、画面のアスペクト比(縦横比)が16:9のワイド画面が主流となっており、また、地上デジタル放送においても、主にアスペクト比が16:9のHD(High Definition)コンテンツが放送されるようになっている。一方で、例えば、番組中の挿入画として、或いは、再放送番組として、従来の主流であるアスペクト比が4:3のSD(Standard Definition)コンテンツがHDコンテンツと混在して放送される場合がある。
画面のアスペクト比が16:9のテレビジョン受像機においてアスペクト比が4:3のSDコンテンツを表示する場合、例えば、チューナ側で画角情報を付加することにより、SD画面の左右両サイドに帯画像を付加したり、或いは、SD画像を含む映像ソースに予め帯画像を付加してHDコンテンツとしたものを放送局から送信したりすることで、いわゆる額縁放送の状態となる。なお、上記帯画像としては、例えば、黒色や青色等の単色の帯画像、或いは、模様や番組情報等を付加した帯画像が表示されるようになっている。
ここで、例えば、テレビジョン受像機等の表示画面やPC等のモニタ等の表示部においては、所定の境界を挟んで両側の輝度や色彩の差が大きい状態で画面表示が長時間変化しない場合、その後に画面が切り替わっても残像が残る焼付け(いわゆる画面焼け)が起きることが問題となる。
上記問題に鑑みて、例えば、特定領域に静止画面を含む映像が入力されたとき、特定領域における輝度レベルを変化させて表示することにより、前記特定領域の焼付けを防止する構成としたテレビジョン受像機が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、表示画面におけるデジタル放送信号に基づく画像以外の領域に黒帯表示を表示させる際に、この黒帯表示を行うべき領域において、上記画像との境界から遠ざかるに連れて段階的に輝度を低下させる構成としたテレビジョン受像機も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−003749号公報 実用新案登録第3115176号公報
しかしながら、上記特許文献1、2に開示されるテレビジョン受像機は、デジタル放送信号から取得したアスペクト情報に基づきSD画面であるか否かを判別し、画面両サイドの帯領域の輝度を変化させる処理を実行しているが、例えば、放送局から送られる映像ソース情報が、予めアスペクト比4:3のSDコンテンツを含んだ状態で、全体としてアスペクト比16:9のHDコンテンツで送信される場合には、SDコンテンツが表示されているか否かを検出することができず、SDコンテンツ表示領域と左右両サイドの帯領域との境界に焼付けが生ずる虞があるという問題があった。
本発明の課題は、画面焼けをより確実に防止できるテレビジョン受像機を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
デジタル放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたデジタル放送信号中の画像データに基づきコンテンツ画像を表示する表示手段と、前記コンテンツ画像がSD画像の場合に、当該コンテンツ画像の左右に帯画像が付加された画像を16:9のアスペクト比で前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えるテレビジョン受像機であって、
前記表示手段中に表示される画像の水平方向における所定位置近傍の前記画像データに基づいて、前記帯画像が付加されているか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により、前記帯画像が付加されていると判断された場合に、当該帯画像における前記コンテンツ画像との境界部の輝度を、前記境界部と隣接するコンテンツ画像の輝度との差が所定の範囲内となるように補正する輝度補正手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のテレビジョン受像機において、
前記判断手段により、前記帯画像が付加されていると判断された場合に、当該帯画像における前記コンテンツ画像との境界部の色を、前記境界部と隣接するコンテンツ画像の色との差が所定の範囲内となるように補正する色補正手段を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のテレビジョン受像機において、
前記輝度補正手段は、前記境界部の輝度を段階的に変化させるグラデーション処理することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載のテレビジョン受像機において、
前記色補正手段は、前記境界部の色を段階的に変化させるグラデーション処理することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、
デジタル放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたデジタル放送信号中の画像データに基づきコンテンツ画像を表示する表示手段と、前記コンテンツ画像がSD画像の場合に、当該コンテンツ画像の左右に帯画像が付加された画像を16:9のアスペクト比で前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えるテレビジョン受像機であって、
前記表示手段中に表示される画像の水平方向における所定位置近傍の前記画像データに基づいて、前記帯画像が付加されているか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により、前記帯画像が付加されていると判断された場合に、当該帯画像における前記コンテンツ画像との境界部の輝度を、前記境界部と隣接するコンテンツ画像の輝度との差が所定の範囲内となるように補正する輝度補正手段と、
前記判断手段により、前記帯画像が付加されていると判断された場合に、当該帯画像における前記コンテンツ画像との境界部の色を、前記境界部と隣接するコンテンツ画像の色との差が所定の範囲内となるように補正する色補正手段と、
を備え、
前記輝度補正手段は、前記境界部の輝度を段階的に変化させるグラデーション処理を行い、前記色補正手段は、前記境界部の色を段階的に変化させるグラデーション処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、受信手段により受信されたデジタル放送信号中の画像データに基づき、表示手段にコンテンツ画像が表示される。また、表示制御手段により、コンテンツ画像がSD画像の場合に、当該コンテンツ画像の左右に帯領域が付加された画像が16:9のアスペクト比で表示手段に表示される。そして、判断手段により、表示手段中に表示される画像の水平方向における所定位置近傍の画像データに基づいて、SD画像からなるコンテンツ画像の左右に帯画像が付加されているか否かを判断することができる。さらに、判断手段により、コンテンツ画像の左右に帯画像が付加されていると判断された場合は、輝度補正手段によって、帯画像におけるコンテンツ画像との境界部の輝度を、当該境界部と隣接するコンテンツ画像の輝度との差が所定の範囲内となるように補正することができる。これにより、表示手段の画面焼けをより確実に防止することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るテレビジョン受像機を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は以下の説明及び図示例に限定されるものではない。
まず、本発明の実施形態に係るテレビジョン受像機100の構成について図1,図2を参照しながら説明する。本実施形態に係るテレビジョン受像機100は、例えば、図1,図2に示すように、アンテナ1,チューナ部2,復調部3,デコーダ4,画像分析回路5,輝度補正回路6,色補正回路7,表示部8,音出力部9,リモコン受信回路10,リモコンR,制御部11等を備えて構成されている。
アンテナ1は、例えば、パラボラアンテナやUHFアンテナ等であり、地上波デジタル放送,BS・CS放送等のデジタルハイビジョン放送信号を含む放送波を受信し、地上波デジタル信号,BS・CS放送信号等のRF(Radio Frequency)信号をチューナ部2に出力する。すなわち、アンテナ1は、デジタル放送信号を受信する本発明の受信手段として機能する。なお、CATV回線を介して放送波を受信する場合には、接続ケーブル(図示省略)等が備えられてもよい。
チューナ部2は、ミキサ(図示省略),選局回路(図示省略),A/D変換回路(図示省略)等を備えて構成され、ミキサ,選局回路等により、アンテナ1から入力されたRF信号が、ユーザが所望するチャンネルのIF(Intermediate Frequency)信号に変換され、A/D変換回路により、生成されたIF信号がデジタルデータに変換される。
復調部3は、例えば、チューナ部2から入力されるデジタルデータに復調処理等を行って、デコーダ4に出力する。
デコーダ4は、例えば、復調部3から入力されるデジタルデータに復号処理等を行って映像信号,音声信号を生成し、映像信号を画像分析回路5及び制御部11に出力し、音声信号を音出力部9に出力する。
画像分析回路5は、CPU12(後述)が帯画像判断プログラム14A(後述)を実行することにより制御され、デコーダ4から出力される映像信号を分析して当該映像信号(デジタル放送信号)中の画像データ(例えば、輝度情報に関するデータや色情報に関するデータ等)に関する信号をCPU12に出力する。かかる画像分析回路5は、本発明における判断手段の一部として機能する。
輝度補正回路6は、例えば、CPU12が輝度補正プログラム14B(後述)を実行することにより制御され、デコーダ4からCPU12を介して出力される映像信号に対して、所定の輝度補正方法に従って輝度補正処理を行う。具体的には、例えば、図3に示すように、表示部8にSD画像8Aと帯画像8Bとが表示される場合に、SD画像8Aと帯画像8Bとの境界部8Cを挟んで左右両側の輝度の差が所定の範囲内となるように、帯画像8B部分の輝度を補正する。かかる輝度補正回路6は、本発明における輝度補正手段の一部として機能する。
色補正回路7は、例えば、CPU12が色補正プログラム14C(後述)を実行することにより制御され、デコーダ4からCPU12を介して出力される映像信号に対して所定の色補正方法に従って色補正処理を行う。具体的には、例えば、図3に示すように、表示部8にSD画像8Aと帯画像8Bとが表示される場合に、SD画像8Aと帯画像8Bとの境界部8Cを挟んで左右両側の色の差が所定の範囲内となるように、帯画像8B部分の色を補正する。かかる色補正回路7は、本発明における色補正手段の一部として機能する。
表示部8は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やPDP(Plasma Display Panel)等を備えて構成され、CPU12から出力される映像信号に基づく映像を表示する。具体的には、例えば、アスペクト比が16:9のHDコンテンツからなる画像(HD画像)や、アスペクト比が4:3のSDコンテンツの画像(SD画像8A)の左右両端に帯画像8Bを付加することでアスペクト比を16:9としたHD画像を表示する。かかる表示部8は、アンテナ1により受信されたデジタル放送信号中の画像データに基づきコンテンツ画像を表示する本発明の表示手段として機能する。
音出力部9は、例えば、スピーカ等を備えて構成され、デコーダ4から出力される音声信号に基づく音声を出力する。
リモコン受信回路10は、例えば、リモコンRから出力された操作信号を制御部11に出力する。具体的に、リモコン受信回路10は、リモコンRからの赤外線信号を電気信号に変換し、制御部11に出力する。
リモコンRは、例えば、各種の操作信号を入力するための各種のキー等を備え、ユーザにより操作されることによって、各種の操作信号をリモコン受信回路10を介して制御部11に出力する。
制御部11は、例えば、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)12,RAM(Random Access Memory)13,記憶部14等を備えて構成されている。
CPU12は、例えば、記憶部14に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM13に展開して実行することにより、テレビジョン受像機100全体の制御を行う。
RAM13は、CPU12により実行された処理プログラム等を、RAM13内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
記憶部14は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体(図示せず)を有しており、この記憶媒体は、例えば、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部14は、CPU12がテレビジョン受像機100全体を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。具体的に、記憶部14には、例えば、図2に示すように、帯画像判断プログラム14A,輝度補正プログラム14B,色補正プログラム14C,表示制御プログラム14D等が格納されている。
帯画像判断プログラム14Aは、例えば、CPU12に、画像分析回路5を制御して、デコーダ4から出力される映像信号を分析させることにより、表示部8に帯画像8Bが表示されているか否かを判断する機能を実現させるプログラムである。
具体的には、CPU12が帯画像判断プログラム14Aを実行することにより、例えば、SD画像8Aとその左右両側に表示される帯画像8B,8Bとの境界部8C,8Cをそれぞれ水平方向における所定位置とし、各境界部8C,8Cを挟んで左右両側の画像データの輝度情報や色情報を比較することで、帯画像8Bが表示されているか否かの判断を行う。
より具体的には、例えば、画面サイズ(XY)が1366×768(アスペクト比16:9)の表示部8に、アスペクト比が4:3のSD画像8Aを、上下の寸法が合致するように表示させる場合、SD画像8Aの左端及び右端の境界部8Cがそれぞれ(X:171、1195)付近となるように帯画像8Bが付加されるようになっている(図3参照)。従って、CPU12は、帯画像判断プログラム14Aを実行することにより、例えば、(X:171、1195)を水平方向における所定位置とし、その左右両側(例えば、X:170、172、1194、1196等)に画像を表示するための画像データ中における輝度情報や色情報を比較する処理を、Y軸方向(Y:0〜768)に沿って順次実行し、同様の変化が見られるようであれば帯画像8Bが付加されていると判断する。
CPU12は、かかる帯画像判断プログラム14Aを実行することにより、画像分析回路5と共に、表示部8に表示される画像の水平方向における所定位置近傍の画像データに基づき、帯画像8Bが付加されているか否かを判断する本発明の判断手段として機能する。
ここで、帯画像8Aが付加されているか否かをCPU12が判断するために検出可能な変化としては、例えば、SD画像8A領域の左端及び右端(例えば、X:172、1194)と、帯画像8B領域(例えば、X:170、1196)の輝度や色が所定の差を超えた状態が、Y軸方向に沿って所定の割合以上検出される場合等が挙げられる。また、帯画像8Bが、例えば、黒色や青色等の単色表示の場合には、帯画像8B領域(例えば、X:170、1196)においてY軸方向に沿って同じ輝度情報及び色情報が検出され、且つ、その輝度情報及び色情報が何れかのY座標においてSD画像8A領域と異なる場合等が挙げられる。さらに、帯画像8Bに種々の模様が付されている場合には、Y軸方向に沿って所定の割合で同様の輝度情報や色情報が繰り返し検出される場合等が挙げられる。
なお、境界部8C(所定位置)は、アスペクト比が4:3のSD画像を上下の寸法が合致するようにして表示部8に表示させる場合、表示部8の画面サイズに応じてSD画像のアスペクト比を4:3とする位置に相当する位置を言うものとする。
輝度補正プログラム14Bは、例えば、CPU12に、輝度補正回路6を制御して、デコーダ4から出力される映像信号に対し所定の輝度補正方法に従って輝度補正処理を行う機能を実現させるプログラムである。
具体的には、帯画像判断プログラム14Aを実行したCPU12により、表示部8に帯画像8Bが表示されている旨の判断がされた場合に、該CPU12が輝度補正プログラム14Bを実行することにより、例えば、図4に示すように、境界部8Cよりも外側に向けて帯画像8Bの輝度を段階的に変化させるグラデーション処理を行う機能を実現させるプログラムである。
CPU12は、かかる輝度補正プログラム14Bを実行することにより、輝度補正回路6とともに本発明の輝度補正手段として機能する。
色補正プログラム14Cは、例えば、CPU12に、色補正回路7を制御して、デコーダ4から出力される映像信号に対し所定の色補正方法に従って色補正処理を行う機能を実現させるプログラムである。
具体的には、帯画像判断プログラム14Aを実行したCPU12により、表示部8に帯画像8Bが表示されている旨の判断がされた場合に、該CPU12が色補正プログラム14Cを実行することにより、境界部8Cよりも外側に向けて帯画像8Bの色を段階的に変化させるグラデーション処理を行う(例えば、図4参照)プログラムである。
CPU12は、かかる色補正プログラム14Cを実行することにより、色補正回路7とともに本発明の色補正手段として機能する。
表示制御プログラム14Dは、例えば、CPU12に、画像分析回路5を制御して、デコーダ4から出力される映像信号を分析させ、アスペクト比が16:9となるように表示部8に表示させる機能を実現させるプログラムである。
具体的には、例えば、放送局から送信される放送信号に基づくコンテンツ画像がSD画像の場合、CPU12が表示制御プログラム14Dを実行することにより、そのSD画像8Aの左右両側に帯画像8B,8Bを付加することでアスペクト比16:9とした画像を表示部8に表示させる機能を実現させるプログラムである。
CPU12は、かかる表示制御プログラム14Dを実行することにより、表示部8に表示されるコンテンツ画像がSD画像8Aの場合に、当該コンテンツ画像の左右に帯画像8B,8Bが付加された画像を16:9のアスペクト比で表示部8に表示させる本発明の表示制御手段として機能する。
<実施形態の動作説明>
次に、図5に示すフローチャートに基づき、本実施形態に係るテレビジョン受像機100の動作説明を行う。なお、以下の動作説明においては、表示部8の画面サイズが1366×768(アスペクト比16:9)の場合を例に説明するものとし、デジタル放送信号は、SDコンテンツを含む場合においても、放送局側において帯画像が付加されてHDコンテンツとして送信されるものとする。
まず、テレビジョン受像機100の電源がONされ(ステップS1)、チューナ部2においてデジタル放送信号を受信すると(ステップS2)、CPU12は、帯画像判断プログラム14Aを実行することにより、画像分析回路5を制御してデコーダ4から出力される映像信号を分析し(ステップS3)、表示部8に帯画像8Bが付加されているか否かを判断する(ステップS4)。
その際、CPU12は、帯画像判断プログラム14Aを実行することにより、例えば、(X:171、1195)を水平方向における所定位置とし、その左右両側(例えば、X:170、172、1194、1196等)に画像を表示するための画像データ中における輝度情報や色情報を比較する処理を、Y軸方向(Y:0〜768)に沿って順次実行し、同様の変化が見られるようであれば帯画像8Bが付加されていると判断する。
ステップS4において、帯画像8Bが付加されていると判断した場合(ステップS4:Yes)、CPU12は、焼付け防止処理を実行する(ステップS5)。具体的には、CPU12が輝度補正プログラム14Bを実行することにより、例えば、図4に示すように、境界部8Cよりも外側に向けて帯画像8Bの輝度を段階的に低下(変化)させるグラデーション処理を行うとともに、CPU12が色補正プログラム14Cを実行することにより、境界部8Cよりも外側に向けて帯画像8Bの色を段階的に変化させるグラデーション処理を行う(例えば、図4参照)。
<実施形態の効果>
以上説明した本発明に係るテレビジョン受像機100によれば、帯画像判断プログラム14Aを実行するCPU12が判断手段として機能することにより、境界部8C近傍の画像データに基づいて、表示部8に表示されるSD画像8Aの左右に帯画像8Bが付加されているか否かを判断することができる。そして、帯画像8Bが付加されていると判断された場合は、輝度補正プログラム14Bを実行するCPU12が輝度補正手段として機能することにより、帯画像8Bの輝度を、境界部8Cを挟んで隣接するSD画像8Aの輝度との差が所定の範囲内となるように段階的に変化させるグラデーション処理することにより補正することができる。
さらに、帯画像判断プログラム14Aを実行するCPU12により判断帯画像8Bが付加されていると判断された場合に、色補正プログラム14Cを実行するCPU12が色補正手段として機能することにより、帯画像8Bの色を、境界部8Cを挟んで隣接するSD画像8Aの色との差が所定の範囲内となるように段階的に変化させるグラデーション処理することにより補正することができる。これにより、表示部8の画面焼けを防止することができる。
(その他)
なお、帯画像8Bは、例えば、黒色や青色等の単色表示であっても良いし、例えば、格子模様等の規則的に配列された模様であってもよい。
また、本実施形態では、画面サイズ1366×768を例に説明したが、かかるサイズに限定されるものでないことは言うまでもない。
また、本実施形態では、SD画像8Aと帯画像8Bとの境界部8Cを挟んでX座標が左右両側(例えば、X:170、172、1194、1196等)の走査線に注目することとしているが、これに限定されるものではなく、X座標が境界部8C(例えば、X:171、1195)近傍であって該境界部8Cを挟んでSD画像8A側と帯画像8B側の画像データを分析する構成であればよい。
また、帯画像8Bが、SD画像の上下に表示される場合(いわゆる、レターボックスや額縁放送等の場合)は、本実施形態で説明した輝度補正処理や色補正処理を、上下(X方向)に向けて展開する構成としてもよい。
本実施形態に係るテレビジョン受像機の構成を示すブロック図である。 図1のテレビジョン受像機の制御部の構成を詳細に示すブロック図である。 本実施形態に係るテレビジョン受像機における輝度補正・色補正動作を説明するための説明図である。 本実施形態に係るテレビジョン受像機における輝度補正・色補正動作を説明するための説明図である。 本実施形態に係るテレビジョン受像機の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 アンテナ(受信手段)
2 チューナ部
3 復調部
4 デコーダ
5 画像分析回路(判断手段)
6 輝度補正回路(輝度補正手段)
7 色補正回路(色補正手段)
8 表示部(表示手段)
8A SD画像
8B 帯画像
8C 境界部
9 音出力部
10 リモコン受信回路
11 制御部
12 CPU(判断手段,輝度補正手段,色補正手段,表示制御手段)
13 RAM
14 記憶部
14A 帯画像判断プログラム(判断手段)
14B 輝度補正プログラム(輝度補正手段)
14C 色補正プログラム(色補正手段)
14D 表示制御プログラム(表示制御手段)
100 テレビジョン受像機
R リモコン

Claims (5)

  1. デジタル放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたデジタル放送信号中の画像データに基づきコンテンツ画像を表示する表示手段と、前記コンテンツ画像がSD画像の場合に、当該コンテンツ画像の左右に帯画像が付加された画像を16:9のアスペクト比で前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えるテレビジョン受像機であって、
    前記表示手段中に表示される画像の水平方向における所定位置近傍の前記画像データに基づいて、前記帯画像が付加されているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記帯画像が付加されていると判断された場合に、当該帯画像における前記コンテンツ画像との境界部の輝度を、前記境界部と隣接するコンテンツ画像の輝度との差が所定の範囲内となるように補正する輝度補正手段と、
    を備えることを特徴とするテレビジョン受像機。
  2. 請求項1に記載のテレビジョン受像機において、
    前記判断手段により、前記帯画像が付加されていると判断された場合に、当該帯画像における前記コンテンツ画像との境界部の色を、前記境界部と隣接するコンテンツ画像の色との差が所定の範囲内となるように補正する色補正手段を備えることを特徴とするテレビジョン受像機。
  3. 請求項1又は2に記載のテレビジョン受像機において、
    前記輝度補正手段は、前記境界部の輝度を段階的に変化させるグラデーション処理することを特徴とするテレビジョン受像機。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載のテレビジョン受像機において、
    前記色補正手段は、前記境界部の色を段階的に変化させるグラデーション処理することを特徴とするテレビジョン受像機。
  5. デジタル放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたデジタル放送信号中の画像データに基づきコンテンツ画像を表示する表示手段と、前記コンテンツ画像がSD画像の場合に、当該コンテンツ画像の左右に帯画像が付加された画像を16:9のアスペクト比で前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えるテレビジョン受像機であって、
    前記表示手段中に表示される画像の水平方向における所定位置近傍の前記画像データに基づいて、前記帯画像が付加されているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記帯画像が付加されていると判断された場合に、当該帯画像における前記コンテンツ画像との境界部の輝度を、前記境界部と隣接するコンテンツ画像の輝度との差が所定の範囲内となるように補正する輝度補正手段と、
    前記判断手段により、前記帯画像が付加されていると判断された場合に、当該帯画像における前記コンテンツ画像との境界部の色を、前記境界部と隣接するコンテンツ画像の色との差が所定の範囲内となるように補正する色補正手段と、
    を備え、
    前記輝度補正手段は、前記境界部の輝度を段階的に変化させるグラデーション処理を行い、前記色補正手段は、前記境界部の色を段階的に変化させるグラデーション処理を行うことを特徴とするテレビジョン受像機。
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