JP2008300448A - 発光素子アレイおよび画像形成装置 - Google Patents

発光素子アレイおよび画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高精細でありかつ良好な発光強度および発光パターンが得られ、しかも製造の容易な発光素子アレイを提供すること。
【解決手段】列状に配置された複数の発光サイリスタT1〜Tkを備え、それらのアノード電極1が相互に接続されるN(この例でNは4)個の発光サイリスタTの群から成る複数の発光素子ブロックB1〜Biと、1つの発光素子ブロックBの、異なる発光サイリスタTのゲート電極2に、それぞれが接続された、少なくともN本のゲート横配線G1〜G5と、列状に配置される方向にN個の発光サイリスタT上に跨って配置され、アノード電極1を相互に接続する線路導体3と、線路導体3に接続され、発光素子ブロックBの一方Y1の外側に引き出される引出導体Eとを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の発光素子によって構成される発光素子アレイおよびこの発光素子アレイを備える画像形成装置に関するものである。
電子写真プリンタなどの光プリンタヘッドとして用いられている発光装置として、発光ダイオード(Light Emitting Diode:略称LED)や発光サイリスタを多数配列して形成される発光素子アレイが広く知られている。
このような発光素子アレイにおいては、各発光素子のPN接合部に電圧を印加するためのマトリクス状の配線が用いられ、全ての発光素子の点滅を個々に制御することができる(たとえば特許文献1参照)。各発光素子は、列状に配列され、各発光素子のアノードは、その列に対して両側に配置されたボンディングパッドに延びる配線電極によってボンディングパッドと接続される。
前記配線電極は、たとえば発光素子の配列方向に対しほぼ垂直方向に延長され、その端部が発光素子の発光部にかかるように配置されている(たとえば特許文献2参照)。
特許第2807910号公報 特開平11−1027号公報
しかしながら、従来の技術の発光素子アレイでは、高精細化のために、発光素子の配列方向に発光部の幅が狭められると配線電極の線幅が狭くなって製造が困難となる問題がある。また発光部における光取り出し領域の面積を確保する必要から配線電極の端部を発光部の端部に位置させるために発光部の電流分布が不均一となって、発光強度の低下および発光パターンの強度分布の劣化が起こることがあるという問題がある。
本発明は、以上のような従来の技術における問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的は、高精細でありかつ良好な発光強度および発光パターンが得られ、しかも製造の容易な発光素子アレイおよびその発光素子アレイを備える画像形成装置を提供することにある。
本発明の発光素子アレイは、発光信号が与えられる第1電極と、制御信号が与えられる第2電極とを有し、前記発光信号が与えられていて、かつ前記制御信号が与えられているときに発光する発光素子をそれぞれが備え、複数の前記発光素子が列状に配置され、前記第1電極が相互に接続されるN(Nは、2以上の整数)個の前記発光素子の群からそれぞれが成る複数の発光素子ブロックと、
前記発光電極に発光信号を与えたときに、前記各発光素子ブロックに含まれる前記発光素子が個別に発光可能となるように、前記第2電極にそれぞれ接続される少なくともN本の制御信号伝送路と、
前記発光素子が露出するように前記発光素子に重なり、前記発光素子が列状に配置される方向に沿って延び、各発光素子ブロックに含まれるN個の前記発光素子に跨がって設けられて、前記第1電極を相互に接続する線路導体とを含むことを特徴とする。
また本発明の画像形成装置は、前記発光素子アレイと、
感光体ドラムと、
前記感光体ドラムを帯電する帯電手段と、
画像情報に基づいて前記発光素子アレイを駆動する駆動手段と、
感光体ドラムに前記発光素子アレイの発光素子からの光を集光する集光手段と、
前記発光素子アレイからの光が前記集光手段によって前記感光体ドラムに集光されて露光された感光体ドラムに現像剤を供給する現像剤供給手段と、
感光体ドラムに現像剤によって形成された画像を記録シートに転写する転写手段と、
記録シートに転写された現像剤を定着させる定着手段とを含むことを特徴とする。
本発明の発光素子アレイによれば、複数の発光素子ブロックは、それぞれN個の発光素子の群から成る。各発光素子は、第1および第2電極を有する。発光素子は、前記発光信号が与えられていて、かつ前記制御信号が与えられているときに発光する。複数の前記発光素子は列状に配置されており、同じ発光素子ブロックに含まれる発光素子の第1電極は相互に接続されている。発光素子ブロックに含まれる各発光素子に共通の発光信号を与えたとしても、発光素子ブロックに含まれる各発光素子は、N本の制御信号伝送路のうちの別々の制御信号伝送路伝送路に接続されるので、各発光素子を選択的に発光させることができる。
発光素子ブロックに含まれる各発光素子の第1電極を相互に接続する線路導体は、発光素子が露出するように前記発光素子に重なり、発光素子が列状に配置される方向に沿って延び、各発光素子ブロックに含まれるN個の発光素子に跨がって設けられる。1本の線路導体が、発光素子をその配列方向に跨って延びて配置されるので、高精細とするために配列方向に、各発光素子の幅を狭くしても、同様に線路導体の線幅を狭める必要がない。また線路導体は、前記配列方向に延びる線状に形成することができるで、加工が容易である。線路導体の線幅は、発光素子が露出するように、発光素子の配列方向に垂直な方向の幅よりも小さく形成されており、その延在方向に垂直な方向に配置の自由度を有しているので、線路導体を発光素子の中央部などの適切な位置に配置することができる。これによって、発光素子内の発光部における電流分布をより均一にすることができる。したがって、高精細でありかつ良好な発光強度および発光パターンが得られ、しかも製造の容易な発光素子アレイが実現される。
本発明の画像形成装置によれば、前記発光素子アレイを用いた画像形成装置が提供される。画像形成手順は、最初に、画像情報に基づいて前記発光素子アレイを駆動して、前記発光素子アレイの発光素子からの光を集光手段によって、帯電した感光体ドラムに集光することによって、感光体ドラムは露光され、その表面に静電潜像が形成される。次に、静電潜像が形成された感光体ドラムに、現像剤供給手段によって現像剤を供給すると、感光体ドラムに現像剤が付着して画像が形成される。最後に、転写手段によって、感光体ドラムに現像剤によって形成された画像を記録シートに転写して、定着手段によって記録シートに転写された現像剤を定着させることによって、記録シートに画像が形成される。前記発光素子アレイが、高精細でありかつ良好な発光強度および発光パターンが得られ、しかも製造の容易なものであるので、高精細な画像を安定に形成することができる画像形成装置が実現される。
図1は、本発明の実施の一形態の発光素子アレイである発光素子アレイチップLの要部を模式的に示す平面図である。なお、図1では理解を容易にするために、発光素子アレイチップLの長手方向の端部のみを示し、また後述する絶縁層28を省略して示している。図2は、図1の切断面線II−IIから見た断面図である。図3は、図1の切断面線III−IIIから見た断面図である。図4は、発光素子アレイチップLの概略的な回路構成を示す等価回路図である。また、図1および図4において、発光素子T、アノード電極1、ゲート電極2、線路導体3および反射体5について、一部についてのみ符号を記載し、その他については省略している。
発光素子アレイチップLは、複数の発光素子ブロックBと、ゲート横配線Gと、線路導体3と、引出導体Eとを含んで構成される。複数の発光素子ブロックBは、発光素子アレイチップLの長手方向に沿って順番に、発光素子ブロックB1,B2,…,Bi−1,Bi(記号iは、2以上の整数)で表される。各発光素子ブロックBは、N(Nは、2以上の整数)個の発光素子Tの群から成る。本実施の形態では、たとえばNが、N=4の場合、すなわち各発光素子ブロックBが、それぞれ4つの発光素子Tの群から成る場合について示している。
発光素子Tは、発光信号が与えられる第1電極であるアノード電極1と、制御信号が与えられる第2電極であるゲート電極2とを有する。発光素子Tは、発光信号が与えられていて、かつ制御信号が与えられているときに発光し、発光サイリスタから成る。以後、発光素子Tを、発光サイリスタTという。発光サイリスタTは、発光素子アレイチップの長手方向に沿って列状に配置され、直線状に並ぶ。複数の発光サイリスタTは、配列方向に沿って順番に、発光サイリスタT1〜Tk(kは、k=N×iに選ばれる)で表される。以後、発光サイリスタTの配列方向を、X方向とする。また発光サイリスタTが形成される後述する基板21の厚み方向をZ方向とし、X方向およびZ方向に垂直な方向をY方向とする。Z方向は、発光素子アレイL1からの光を取り出すべき方向に平行である。アノード電極1は、後述する基板21から最も離間する端部11に設けられ、1つの発光素子ブロックBに含まれる各発光サイリスタTのアノード電極1は、相互に接続される。たとえば、発光素子ブロックB1は、アノード電極1が相互に接続される4個の発光サイリスタT1,T2,T3,T4の群から成る。その他の発光素子ブロックB2〜Biについても同様である。
ゲート横配線Gは、制御信号伝送路であり、少なくともN本以上設けられる。ゲート横配線Gは、本実施の形態ではN+1本設けられており、ここでは5本設けられている。ゲート横配線Gには、制御信号が伝送される。ゲート横配線Gは、アノード電極1に発光信号を与えたときに、各発光素子ブロックBに含まれる発光サイリスタTが個別に発光可能となるように、ゲート電極2にそれぞれ接続される。
線路導体3は、発光サイリスタTが露出するように発光サイリスタTの前記端部11に重なり、X方向に沿って延びる。線路導体3は、各発光素子ブロックBにそれぞれ設けられ、発光素子ブロックBに含まれるN個の発光サイリスタTに跨がって設けられて、アノード電極1を相互に接続する。線路導体3は、各発光素子ブロックBに含まれる各発光サイリスタTの端部11において、X方向の両端にわたって形成される。線路導体3は、接続されるアノード電極1と一体に形成される。線路導体3は、金(Au)、金とゲルマニウムとの合金(AuGe)、金と亜鉛との合金(AuZn)、ニッケル(Ni)またはアルミニウム(Al)などによって形成される。このような線路導体3は、発光サイリスタTからの光を反射する。
引出導体Eは、各発光素子ブロックBに個別に設けられる。引出導体Eは、各複数の発光素子ブロックBに対応して、引出導体E1,E2,…,Ei−1,Eiで表される。引出導体Eは、各発光素子ブロックBに含まれる発光サイリスタT間の部位、および発光素子ブロックBのX方向の両側の部位のうちのいずれかで線路導体3に接続される。これによって、引出導体Eがいずれの発光サイリスタTを覆うことがないので、複数の発光サイリスタT間で、発光強度のむらを減少させることができる。本実施の形態では、引出導体Eは、各発光素子ブロックBに含まれる発光サイリスタT間の部位に接続される。引出導体Eは、線路導体3に対してY方向の一方Y1側で、発光サイリスタTの外方、すなわち発光サイリスタTよりもY方向の一方側に引き出される。たとえば、発光素子ブロックB1近傍に注目すると、発光サイリスタT2,T3間に引出導体E1を配置し、線路導体3からY方向の一方Y1側に引出導体E1を引き出している。他の発光素子ブロックB2〜Biについても同様に、引出導体Eが設けられる。引出導体Eおよび線路導体3は、発光信号を伝送する伝送路として機能する。発光素子アレイチップLは、各発光素子ブロックBの発光サイリスタTを、引出導体Eから入力される発光信号と、ゲート横配線Gから入力される制御信号とによって選択的に発光させることができる。
また発光素子アレイチップLは、反射体5を含む。反射体5は、各発光素子ブロックBに含まれる発光サイリスタT間の部位、および発光素子ブロックBのX方向の両側の部位のうち、引出導体Eが設けられる部位を除く残余の部位に設けられる。反射体5は、引出導体Eとともに、後述する絶縁層28の同一平面上に形成される。反射体5は、線路導体3に対して、Y方向の一方Y1側に配置され、発光サイリスタTからの光を反射する。たとえば、発光素子ブロックB1の近傍に注目すると、発光サイリスタT1およびT2の間と、発光サイリスタT3およびT4間と、発光サイリスタT1のX方向の一方側と、発光サイリスタT4のX方向の他方側との部位とに、線路導体3に対してY方向の一方Y1側に、それぞれ反射体5を配置している。他の発光素子ブロックB2〜Biについても同様に反射体5が設けられる。それぞれが異なる発光素子ブロックBに含まれ、かつ隣接する発光サイリスタTの間の部位に設けられる反射体5は、隣接する発光素子ブロックBにおいて共通化されている。反射体5と、引出導体Eとは、Z方向に垂直な同一平面上に形成される。また反射体5と、引出導体Eとの、光の取り出し方向の表面は、平面に形成される。
引出導体Eは、線路導体3と同様の材料によって形成される。このため、発光サイリスタT2,T3からの光を反射して、発光素子アレイLから光を取り出すべき方向、すなわち基板21のZ方向の一表面21aが臨む領域に放射される光の強度を増す作用をする。そのため前述した反射体5を設けなければ、発光素子ブロックB1において、光を取り出すべき方向に放射される光のうち、発光サイリスタT2,T3からの光は、他の発光サイリスタT1,T4からの光と比べて強度が高くなり、各発光サイリスタTから放射される光の強度の不均一を引き起こすこととなる。前記各反射体5は、線路導体3と同様に、発光素子ブロックB1においては、各発光サイリスタT1,T2,T3,T4からの光をそれぞれ反射して、発光サイリスタT1,T2,T3,T4からの放射される光の強度を増す作用を有する。したがって、反射体5の大きさおよび位置を適当に設定することによって、発光素子ブロックBに含まれる各発光サイリスタTから、発光素子アレイLからの光を取り出すべき方向に放射される光の強度を均一にすることができる。このような働きをさせる反射体5としては、線路導体3と同じ材質が好適である。また本実施の形態では、反射体5はX方向の両端の発光サイリスタT1およびTkの外側にも配置されるので、X方向の端まで光の強度を均一にすることができる。各発光素子ブロックBの近傍に、前述した反射体5を設けることによって、発光素子アレイチップLの長手方向の全領域にわたって、光の強度を均一にすることができる。
反射体5は、発光サイリスタTの間にその一部が設けられるが、本実施の形態では、線路導体3から製造プロセス上で可能な範囲で離間して設けられる。たとえば、反射体5のX方向の寸法は、引出導体EのX方向の寸法に等しく選ばれ、反射体5のY方向の寸法は、発光サイリスタTのY方向の一方Y1の端から、前記一方に予め定める距離W3突出するように選ばれる。たとえば予め定める距離W3は、それ以上大きくしたとしても反射体5による光の強度の変化がないとみなせて、かつ発光素子アレイチップLのY方向の幅が大型化しないように選ばれる。
次に、発光素子アレイチップLについてさらに詳細に説明する。複数の発光サイリスタTは、X方向に相互に間隔W1をあけて等間隔に配列されている。発光サイリスタTは、画像形成装置における露光用の発光素子である。発光サイリスタTは、600nm〜800nmの波長の光を発光可能に形成される。発光サイリスタTは、PNPN構造を有しており、P型半導体と、N型半導体とを相互に積層した単純な構成で実現することができ、装置の作成が容易となる。発光サイリスタTは、逆阻止3端子サイリスタと同様な負性抵抗特性を有する。発光サイリスタTはゲート電極2に、制御信号を与えることによって発光信号の電圧または電流よりも、しきい電圧またはしきい電流が低下した状態で、前記発光信号が与えられたとき発光する。発光信号の電圧とは、発光信号が与えられることによって、発光サイリスタTのアノードおよびカソード間に印加される電圧であり、発光信号の電流とは、発光信号が与えられることによって発光サイリスタTに与えられる電流である。
X方向の各発光サイリスタTの間隔W1および発光サイリスタTのX方向の長さW2は、発光素子アレイチップLが搭載される後述する画像形成装置において形成すべき画像の解像度によって決定され、たとえば画像の解像度が600ドットパーインチ(dpi)の場合、前記間隔W1は、約24μm(マイクロメートル)に選ばれ、前記長さW2は、約18μmに選ばれる。
各ゲート横配線Gは、発光素子アレイチップLに沿ってX方向に、発光素子アレイチップLのX方向の両端部間にわたって延びる。各ゲート横配線Gは、Y方向に間隔をあけて配列される。ゲート横配線Gは、発光サイリスタTのY方向の他方Y2側に設けられる。本実施の形態では、発光サイリスタTに近接する側から順番に、ゲート横配線G1、ゲート横配線G2、ゲート横配線G3、ゲート横配線G4およびゲート横配線G5の順番に配列される。各ゲート横配線G間の間隔は、相互に隣接するゲート横配線G間で短絡が生じない距離に選ばれ、たとえば10μmに選ばれる。ゲート横配線Gは、金属材料および合金材料などの導電性を有する材料によって形成され、具体的には、金(Au)、金とゲルマニウムとの合金(AuGe)、金と亜鉛との合金(AuZn)、ニッケル(Ni)およびアルミニウム(Al)などによって形成される。
発光サイリスタTは、基板21のZ方向の一表面21a側から、第1の一方導電型半導体層22、第1の他方導電型半導体層23、第2の一方導電型半導体層24、第2の他方導電型半導体層25およびオーミックコンタクト層27がこの順番で形成されて構成される。基板21は、本実施の形態では、一方導電型の半導体基板である。基板21のZ方向の他表面21b上には、裏面電極26が形成される。裏面電極26は、基板21のZ方向の他表面21bの全面にわたって形成される。裏面電極26は、金属材料および合金材料などの導電性を有する材料によって形成され、ゲート横配線Gと同様の材料によって形成される。裏面電極26は、各発光サイリスタTのカソード電極として機能する。すなわち各発光サイリスタTのカソード電極は、共通の電極として形成されている。
さらに具体的には、基板21は、III−V族化合物半導体およびII−VI族化合物半導体などの結晶成長が可能な半導体基板であり、たとえば、ガリウム砒素(GaAs)、インジウムリン(InP)、ガリウムリン(GaP)、シリコン(Si)およびゲルマニウム(Ge)などの半導体材料によって形成される。第1の一方導電型半導体層22は、ガリウム砒素(GaAs)、アルミニウムガリウム砒素(AlGaAs)およびインジウムガリウムリン(InGaP)などの半導体材料によって形成される。第1の一方導電型半導体層22のキャリア密度は、1×1018cm−3程度のものが望ましい。
第1の他方導電型半導体層23は、アルミニウムガリウム砒素(AlGaAs)およびガリウム砒素(GaAs)などの半導体材料によって形成される。第1の他方導電型半導体層23を形成する半導体材料には、第1の一方導電型半導体層22を形成する半導体材料のエネルギーギャップと同じ、もしくは第1の一方導電型半導体層22を形成する半導体材料のエネルギーギャップよりもエネルギーギャップが小さいものが選ばれる。第1の他方導電型半導体層23のキャリア密度は1×1017cm−3程度のものが望ましい。
第2の一方導電型半導体層24は、アルミニウムガリウム砒素(AlGaAs)およびガリウム砒素(GaAs)などの半導体材料によって形成される。第2の一方導電型半導体層24を形成する半導体材料には、第2の一方導電型半導体層24を形成する半導体材料には、第1の他方導電型半導体層23を形成する半導体材料のエネルギーギャップと同じ、もしくは第1の他方導電型半導体層23を形成する半導体材料のエネルギーギャップよりもエネルギーギャップが小さいものが選ばれる。第2の一方導電型半導体層24のキャリア密度は、1×1018cm−3程度のものであることが望ましい。第2の一方導電型半導体層24は、アルミニウムガリウム砒素(AlGaAs)およびガリウム砒素(GaAs)などの半導体材料によって形成することによって、高い内部量子効率を得ることができる。
第2の他方導電型半導体層25は、アルミニウムガリウム砒素(AlGaAs)およびガリウム砒素(GaAs)などの半導体材料によって形成される。第2の他方導電型半導体層25を形成する半導体材料には、第1の他方導電型半導体層23および第2の一方導電型半導体層24を形成する半導体材料のエネルギーギャップと同じ、もしくは第1の他方導電型半導体層23および第2の一方導電型半導体層24を形成する半導体材料のエネルギーギャップよりもエネルギーギャップが大きいものが選ばれる。第2の他方導電型半導体層25のキャリア密度は、1×1018cm−3程度のものであることが望ましい。
オーミックコンタクト層27は、ガリウム砒素(GaAs)およびインジウムガリウムリン(InGaP)などの半導体材料によって形成される他方導電型の半導体層であり、アノード電極1とのオーミック接合を行うためのものである。オーミックコンタクト層27のキャリア密度は1×1019cm−3以上のものが望ましい。
発光サイリスタTの第1の一方導電型半導体層22と、第1の他方導電型半導体層23と、第2の一方導電型半導体層24とのY方向の他方Y2の端部は、第2の他方導電型半導体層25と、オーミックコンタクト層27とのY方向の他方Y2の端部よりも、Y方向の他方Y2に突出し、制御電極部31を構成する。発光サイリスタTのうち、制御電極部31を除く残余の部分を発光部(発光サイリスタ本体)32と記載する。制御電極部31および発光部32は、略直方体形状を有する。第2の一方導電型半導体層24のうち、制御電極部31を構成する部分24Bは、ゲート電極2を構成し、第2の他方導電型半導体層25が積層される部分24Aよりも厚みが小さく形成される。
制御電極部31のX方向の寸法は、発光部32のX方向の寸法と同じか、もしくは大きく選ばれる。制御電極部31を大きくすることで、ゲート電極2とゲート横配線Gとの接触面積を大きくして、オーミックコンタクトをとりやすくすることができる。発光については、第2の他方導電型半導体層25と第2の一方導電型半導体層24のうち第2の他方導電型半導体層25が積層される部分24Aの界面でしか発生せず、すなわち第2の他方導電型半導体層25が形成される範囲で発光する。制御電極部31のX方向の寸法については、隣接する制御電極部31と製造プロセス上で分離可能であればよく、たとえば600dPiだと30μm程度に選ばれる。発光部32の端部11のX方向の寸法は、W2に選ばれる。
発光部32の端部11のY方向の幅は、W4に選ばれ、線路導体3のY方向の幅は、W5に選ばれる。W4は、40μm程度に選ばれ、W5は、5μm程度に選ばれる。このようにW5は、W4の、1/8倍程度の長さに選ばれる。このような幅に選ぶことによって、線路導体3が発光部32からの光が遮られることを抑制し、発光部32から光を取り出すべき方向に十分な強度の光が放射される。
第1の一方導電型半導体層22、第1の他方導電型半導体層23、第2の一方導電型半導体層24、第2の他方導電型半導体層25およびオーミックコンタクト層27の積層体は、絶縁層28によって覆われる。絶縁層28は、電気絶縁性および透光性ならびにその表面が平坦となる平坦性を有する樹脂材料によって形成される。絶縁層28は、発光サイリスタTが発する波長の光の95%以上を透過する樹脂材料によって形成され、たとえばポリイミドまたはベンゾシクロブテン(BCB)などによって形成される。
オーミックコンタクト層27のZ方向の一表面27aには、アノード電極1が接続される。絶縁層28のうち、オーミックコンタクト層27の前記一表面27a上に形成される部分には、貫通孔29が形成され、この貫通孔29に前記アノード電極1の一部が形成されて、オーミックコンタクト層27に接触している。アノード電極1は、ゲート横配線Gと同様の材料によって形成される。前記貫通孔29は、発光サイリスタTの発光部32のZ方向の一表面、すなわちオーミックコンタクト層27の前記一表面27aにおいて、X方向の中央部で、かつY方向の中央部が絶縁層28から露出するように形成されている。これによって、アノード電極1からの電流を、発光サイリスタTの発光部32の中央部に効率的に供給して、発光サイリスタTを発光させることができる。発光サイリスタTでは、主に第2の一方導電型半導体層24と、第2の他方導電型半導体層25との界面付近で、第2の一方導電型半導体層24寄りの領域において光が発生する。
制御電極部31の前記部分24BのZ方向の一表面24Baには、ゲート横配線Gが接続される。絶縁層28のうち、前記一表面24Baに積層される部分には、貫通孔30が形成され、この貫通孔30にゲート横配線Gが形成されて、前記部分24Bに接触している。ゲート電極2は、ゲート横配線Gのうちのいずれか1つと、前述した条件に基づいて接続される。
発光サイリスタTの制御電極部31は、Y方向の他方Y2に、それぞれが接続されるべきゲート横配線Gが形成される位置まで延びる。本実施の形態では、発光部32に近接する方から、ゲート横配線G1,ゲート横配線G2,ゲート横配線G3,ゲート横配線G4およびゲート横配線G5がこの順番で配置されるので、発光サイリスタT1から発光サイリスタT5までは、発光サイリスタTの順番が大きくなるに連れて、制御電極部31のY方向の寸法が大きくなり、発光サイリスタT5から発光サイリスタT8までは、発光サイリスタTの順番が大きくなるに連れて、制御電極部31のY方向の寸法が小さくなるように制御電極部31が形成される。また各発光素子ブロックBi(iは、3以上の奇数)は、発光素子ブロックB1と同様の構造を有し、発光素子ブロックBi(iは、4以上の偶数)は、発光素子ブロックB2と同様の構造を有する。
各発光サイリスタTは、基板21の一表面21aに、第1の一方導電型半導体層22と、第1の他方導電型半導体層23と、第2の一方導電型半導体層24と、第2の他方導電型半導体層25およびオーミックコンタクト層27とを、それぞれ形成するための半導体材料を、エピタキシャル成長および化学気相成長(CVD)法などによって順次積層した後、フォトリソグラフィによってパターニングおよびエッチングして形成される。したがって、一連の製造プロセスにおいて、発光サイリスタTを同時に形成することができるので、製造コストを低減することができる。
絶縁層28は、各半導体層を形成した後、前述したポリイミドなどの樹脂材料をスピンコーティングした後、塗付した樹脂材料を硬化させ、アノード電極1およびゲート横配線Gと、発光サイリスタTとの接続に必要な各貫通孔29,30をフォトリソグラフィによってパターニングおよびエッチングして形成される。
ゲート横配線Gと、アノード電極1と、線路導体3と、引出導体Eと、反射体5は、絶縁層28を形成した後、蒸着法などによって導電性材料を絶縁層28の表面に積層した後、フォトリソグラフィによってパターニングおよびエッチングして、同時に形成される。したがって、これらの厚みは、ほぼ等しく形成される。
本実施の形態では、一方導電型はN型であり、他方導電型はP型である。したがって、発光サイリスタTは、Nゲートのサイリスタである。発光サイリスタTにおいて、一方導電型をN型とし、他方導電型をP型とすると、引出導体Eが、各発光サイリスタTのアノード電極1に接続される構成となり、カソード電位を零(0)ボルト(V)にすると、各発光サイリスタTに電圧または電流を印加する電源に、正電源を用いることができるので好ましい。本実施の形態では、発光サイリスタTにおいては引出導体Eがアノード端子として機能し、裏面電極26がカソード端子として機能する。
前述した線路導体3は、発光素子ブロックBに含まれるN個の発光サイリスタTに跨って配置されるので、高精細とするためにX方向に発光サイリスタTの幅を狭くしても、同様にその線幅を狭める必要がない。これは、X方向に発光サイリスタTの幅を狭くしたとても、Y方向には発光サイリスタTの幅を狭くする必要がないからである。また線路導体3は、X方向に延びる線状に形成することができるで、加工が容易である。さらに線路導体3の線幅は、発光サイリスタTが露出するように、発光サイリスタTの発光部32のY方向の幅よりも小さく形成されており、そのY方向に配置の自由度を有している。したがって、線路導体3を発光サイリスタTの中央部などの適切な位置に配置することができる。これによって、発光サイリスタT内の発光部における電流分布をより均一にすることができるので、高精細でありかつ良好な発光強度および発光パターンが得られ、しかも製造の容易なものとなる。
また、発光サイリスタTは、ゲート電極2およびゲート横配線Gに流す電流が小さくても良好に発光を点滅制御することができるので、高精細化のためにゲート電極2およびゲート横配線Gの線幅を小さくしても良好な動作を実現することができるので、さらに高精細化に有利なものとなる。
またゲート電極2は、発光サイリスタTの本体である発光部32を形成する半導体層から発光部32の外部に半導体層によって引き出されるので、ゲート電極2に流す電流が小さくても良好に発光を点滅制御することができる。したがって、電気抵抗の大きい半導体層によってゲート電極2を引き出しても、そのゲート電極2による電圧の低下を抑制することができるので、発光サイリスタTを構成する半導体層を配線の一部として用いることができる。配線の一部を発光サイリスタTを構成する半導体層によって形成することによって、発光サイリスタTの形成時に簡単に前記配線の一部を簡単に形成することができるので、さらに製造が容易となり、また量産性の点で有利なものとなる。
図5は、発光サイリスタTのアノード電圧とアノード電流との関係である順方向電圧−電流特性を示すグラフである。なお、図5では、横軸をアノード電圧とし、縦軸をアノード電流として示されている。また図5には、負荷線72も示されている。発光サイリスタTは、電流電圧電流特性を表す特性曲線と、負荷線72とが交わるオフ状態のb点と、特性曲線と負荷線72とが交わるオン状態のa点とを遷移する。アノード電圧は、カソードの電位を0(零)ボルト(V)としたときのアノードの電位を表し、アノード電流は、アノードに流れる電流を表す。
ここでは、発光信号がハイ(H)レベルのとき、駆動用IC(Integrated Circuit)によって実現される駆動手段がアノード電極1に5Vの電位が与え、発光信号がロ(L)ーレベルのとき、駆動手段がアノード電極1に0Vの電位を与える。本実施の形態では、発光信号がハイレベルのときを、発光信号が与えられているとする。また制御信号がハイ(H)レベルのとき、駆動手段がゲート電極2に5Vの電位を与え、制御信号がロー(L)レベルのとき、駆動手段がゲート電極2に0Vの電位を与える。本実施の形態では、制御信号がローレベルのときを、制御信号が与えられているとする。発光信号のハイレベルの電圧は、図5の負荷線72と横軸(アノード電圧)とが交わる点となる。ハイレベルを5Vとするならば図5の負荷線の横軸の5Vの点から引くこととなる。したがって、たとえば発光信号のハイレベルを電圧V3(V2<V3<V1)とする。
制御信号がハイレベルのとき、ゲート電極2の電位は5Vとなるので、アノード電極1の電位はこれよりも大きく、ゲート電極2の電位から、第2の一方導電型半導体層24および第2の他方導電型半導体層25によって形成されるダイオードの順方向降下電圧分以上高い電位V1を与えなければ、アノード電流が流れないので、発光信号をハイ(H)レベルにしても、発光サイリスタTは、b点のオフ状態となり発光しない。また制御信号がローレベルのとき、ゲート電極2の電位は0Vとなるので、アノード電極1の電位はこれよりも大きく、ゲート電極2の電位から、第2の一方導電型半導体層24および第2の他方導電型半導体層25によって形成されるダイオードの順方向降下電圧分だけ高い電位V2を与えれば、アノード電流が流れて発光するので、発光信号をハイ(H)レベルにすれば、発光サイリスタTは、a点のオン状態となりアノード電流が流れ発光する。
図6は、発光素子アレイチップLを駆動するときのゲート横配線G1〜G5にそれぞれ与えられる制御信号と、引出導体E1,E2にそれぞれ与えられる発光信号のクロックパルスと、発光サイリスタT1〜T8の発光強度とを示す波形図である。発光サイリスタT1〜T8発光強度は、ハイ(H)レベルのとき発光していることを表し、ロー(L)レベルのとき発光していないことを表す。図6において、横軸は時間であって、基準時刻からの経過時間を表す。またここでは、ゲート横配線G1〜G5のそれぞれに伝送される制御信号と、発光素子ブロックB1、B2の引出導体Eのそれぞれに伝送される発光信号とを示している。
また制御信号および発光信号について、縦軸は、信号レベルを表す。信号レベルは、電圧の大きさを表し、制御信号がハイレベルのとき、高電圧がゲート横配線Gに供給され、制御信号がローレベルのとき、低電圧がゲート横配線Gに供給される。また発光信号がハイレベルのとき、高電圧がアノード配線に供給され、発光信号がローレベルのとき、低電圧がアノード配線に供給される。電圧の場合では、ハイレベルは、たとえば2〜5ボルト(V)であり、ローレベルは、たとえば0(零)ボルト(V)である。また制御信号および発光信号は、前述した駆動手段によって与えられるものとする。
以後、本実施の形態での動作について説明する。まず時刻t1で、駆動手段は、第1番目のゲート横配線G1に与える制御信号をローレベルとし、第2〜第5番目のゲート横配線G2〜G5にそれぞれ与える制御信号をハイレベルにする。これによって、発光サイリスタT1のしきい電圧は、V2になり、発光サイリスタT2〜T8のしきい電圧は、V1になる。また時刻t1では、駆動手段は、引出導体E1,E2にそれぞれ与える発光信号をローレベルにする。発光信号をローレベルにしておくことによって、前記発光信号の電圧または電流よりも発光サイリスタTのしきい電圧またはしきい電流が低下した状態にはならないので、各発光サイリスタT1〜T8は、発光しない。駆動手段は、制御信号および発光信号について、信号レベルをローレベルからハイレベルにすると、次に信号レベルをハイレベルからローレベルにするまで、信号レベルをハイレベルとなるように維持し、また信号レベルをハイレベルからローレベルにすると、次に信号レベルをローレベルからハイレベルにするまで、信号レベルをローレベルとなるように維持する。
時刻t2で、駆動手段は、発光信号をローレベルからハイレベルに変化させる。これによって、引出導体E1,E2に接続される発光サイリスタT1〜T8のうち、制御信号がローレベルである発光サイリスタT1のしきい電圧はV2であり、発光信号の電圧よりも低下した状態となるので、発光サイリスタT1が、オン状態になり、すなわちターンオンし、発光する。また制御信号がハイレベルである発光サイリスタT2〜T8のしきい電圧はV1であり、発光信号の電圧よりも高いので、オフ状態となり、すなわち発光しない。
時刻t3で、駆動手段は、発光信号をハイレベルからローレベルにする。これによって、アノード電極1の電位が0Vとなり、ゲート電極2の電位と等しくなるので、発光状態にあった発光サイリスタT1は、オフ状態になり、すなわちターンオフし、消灯する。
時刻t4で、駆動手段は、ゲート横配線G1に与えられる制御信号をローレベルからハイレベルにすると同時に、ゲート横配線G2に制御信号をハイレベルからローレベルにする。時刻t4で、ゲート横配線G3〜G5に与えられる制御信号は、ハイレベルであって、発光信号は、ローレベルである。時刻t4では、発光サイリスタT1〜T8の全てが消灯している。
時刻t5で、駆動手段は、引出導体E1,E2に与えられる発光信号をローレベルからハイレベルに変化させる。これによって、引出導体E1,E2に接続される発光サイリスタT1〜T8のうち、制御信号がローレベルである発光サイリスタT2,T8のみが、オン状態になり、すなわちターンオンし、発光する。それら以外の発光サイリスタT1,T3〜T7は、制御信号がハイレベルのため、オフ状態となり消灯している。
時刻t6で、駆動手段は、引出導体E1,E2に与えられる発光信号をハイレベルからローレベルに変化させる。これによって、発光状態にあった発光サイリスタT2,T8は、オフ状態になり、すなわちターンオフし、消灯する。時刻t6では、発光サイリスタT1〜T8の全てが消灯している。
時刻t7で、駆動手段は、ゲート横配線Gに与えられる制御信号をローレベルからハイレベルにすると同時に、ゲート横配線Gに与えられる制御信号をハイレベルからローレベルにする。時刻t7〜時刻t16まで同様に、駆動手段は、ゲート横配線G3〜G5に与えられる制御信号を順番にハイレベルからローレベルに切り換え、かつゲート横配線G3〜G5から与えられる制御信号がローレベルのときに、発光信号をハイレベルからローレベルにすることによって、発光サイリスタT1〜T8のすべてを順番に発光させることができる。
また本実施の形態では、駆動手段が、時刻t13において、ゲート横配線G1およびG5に与えられる制御信号を同じタイミングでハイレベルからローレベルにし、時刻t16において、ゲート横配線G1およびG5に与えられる制御信号を同じタイミングでローレベルからハイレベルにする。発光素子ブロックBにおいて、駆動手段は、発光サイリスタT1を点灯させた後、発光サイリスタT2,T8を点灯させ、次に発光サイリスタT3,T7を点灯させ、次に発光サイリスタT4,T6を点灯させ、次に発光サイリスタT1,T5を点灯させる。時刻t13以降では、駆動手段は、発光サイリスタT1,T5を同時に点灯させ、発光サイリスタT2,T8を同時に点灯させ、発光サイリスタT3,T7を同時に点灯させ、発光サイリスタT4,T6を同時に点灯させることができる。
ゲート横配線G1〜G5をそれぞれ時分割して切り換える場合では、1サイクルの切り換え時間は、各ゲート横配線G1〜G5の制御信号の信号レベルを順番に切り換えるので、各制御信号の信号レベルがハイレベルからローレベルに遷移して、再びハイレベルに遷移するまでの時間をTsとすると、Ts×5(回)の切換時間が必要である。しかしながら、本実施の形態の発光素子アレイチップLでは、ゲート横配線G1およびG5に与えられる制御信号を同じタイミングでローレベルからハイレベルにし、また同じタイミングでローレベルからハイレベルにすることによって、1サイクルの切り換え時間を、Ts×4(回)にすることができる。したがって、ゲート横配線G1〜G5が切り換わる1サイクルの切り換え時間を短縮して、各発光サイリスタT1〜T8を発光させる周期を短くすることができ、これによってゲート横配線が4本である場合と比較しても各発光サイリスタT1〜T8を発光させる周期が長くなってしまうことがない。ゲート横配線G1〜G5のうち、第1番目および第5番目のゲート横配線G1,G5は、発光素子ブロックBに含まれる発光サイリスタT1〜T8のうち、それぞれ1つの発光サイリスタTのゲート電極2としか接続されていないので、これら第1番目および第5番目のゲート横配線G1,G5に同時に制御信号を供給することによって、このように制御信号を切り換える回数を減少することができ、発光素子アレイチップLによる感光体ドラムへの露光の高速化が可能である。
また後述する感光体ドラムへの露光量は、発光サイリスタTの発光強度は一定として、発光サイリスタTの発光する時間によって調整される。すなわち、発光サイリスタT1〜T8では、発光信号がハイレベルとなる時間を決定することによって、露光量が決定される。発光サイリスタTの発光強度によって露光量を変更する場合、発光サイリスタTに与える電圧または電流を細かく制御する必要があるので困難であるが、発光時間によって露光量を変更することによって、発光信号がハイレベルとなる時間を調整するだけでよいので、露光量の制御がしやすく、また定電圧または定電流が発光サイリスタTに与えられるので、発光サイリスタTを安定して発光させることができる。発光サイリスタTが発光する時間、言い換えれば発光信号がハイレベルとなる時間は、制御信号がローレベルとなる時間の80%以下に選ばれる。また各制御信号がローレベルとなっている時間は、等しく選ばれる。
また図6では、発光信号については、発光素子ブロックB1,B2の発光サイリスタT1〜T8を駆動するための引出導体E1,E2に伝送される発光信号についてのみ示しているが、各発光素子ブロックBの発光サイリスタTを駆動するために引出導体E1〜Eiにそれぞれ伝送される発光信号についても、同様の波形にすればよい。
図7は、前述した発光素子アレイチップLを含んだ発光装置13を使用した画像形成装置87の基本的構成を示す側面図である。発光装置13は、複数の発光素子アレイチップLを、前記X方向に複数並べて構成される。画像形成装置87は、電子写真方式の画像形成装置であり、前記発光装置13を、感光体ドラム90への露光装置に使用している。発光装置13Y,13M,13C,13Kは、回路基板に実装される駆動手段である駆動用ICに制御手段96からの制御指令が与えられて動作する。
画像形成装置87は、Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の4色のカラー画像を形成するタンデム方式を採用した装置であり、大略的に、4つの発光装置13Y,13M,13C,13K、集光手段であるレンズアレイ88Y,88M,88C,88K、発光装置13Y,13M,13C,13Kおよび各駆動ICが実装された回路基板およびレンズアレイ88を保持する第1ホルダ89Y,89M,89C,89K、4つの感光体ドラム90Y,90M,90C,90K、4つの現像剤供給手段91Y,91M,91C,91K、転写手段である転写ベルト92、4つのクリーナ93Y,93M,93C,93K、4つの帯電器94Y,94M,94C,94K、定着手段95および制御手段96を含んで構成される。
各発光装置13Y,13M,13C,13Kは、前述した駆動用回路によって各色のカラー画像情報に基づいて駆動される。各発光装置13Y,13M,13C,13Kの発光用サイリスタTからの光は、レンズアレイ88を介して各感光体ドラム90Y,90M,90C,90Kに集光して照射される。レンズアレイ88は、たとえば発光素子の光軸上にそれぞれ配置される複数のレンズを含み、これらのレンズを一体的に形成して構成される。
発光装置13Y,13M,13C,13Kが実装される回路基板およびレンズアレイ88は、第1ホルダ89によって保持される。第1ホルダ89によって、発光用サイリスタTの光照射方向と、レンズアレイ88のレンズの光軸方向とがほぼ一致するようにして位置合わせされる。各感光体ドラム90Y,90M,90C,90Kは、たとえば円筒状の基体表面に感光体層を被着して成り、その外周面には各発光装置13Y,13M,13C,13Kからの光を受けて静電潜像が形成される静電潜像形成位置が設定される。
各感光体ドラム90Y,90M,90C,90Kの周辺部には、各静電潜像形成位置を基準として回転方向下流側に向かって順番に、露光された感光体ドラム90Y,90M,90C,90Kに現像剤を供給する現像剤供給手段91Y,91M,91C,91K、転写ベルト92、クリーナ93Y,93M,93C,93K、および帯電器94Y,94M,94C,94Kがそれぞれ配置される。感光体ドラム90に現像剤によって形成された画像を記録シートに転写する転写ベルト92は、4つの感光体ドラム90Y,90M,90C,90Kに対して共通に設けられる。
前記感光体ドラム90Y,90M,90C,90Kは、第2ホルダ(図示省略)によって保持され、この第2ホルダと第1ホルダ89とは、相対的に固定される。各感光体ドラム90Y,90M,90C,90Kの回転軸方向と、各発光装置13Y,13M,13C,13Kの前記配列方向とがほぼ一致するようにして位置合わせされる。転写ベルト92によって、記録シートを搬送し、現像剤によって画像が形成された記録シートは、定着手段95に搬送される。定着手段95は、記録シートに転写された現像剤を定着させる。感光体ドラム90Y,90M,90C,90Kは、回転駆動手段によって回転される。
制御手段96は、前述した各駆動用回路に画像情報を与えるとともに、感光体ドラム90Y,90M,90C,90Kを回転駆動する回転駆動手段、現像剤供給手段91Y,91M,91C,91K、転写ベルト92、帯電器94Y,94M,94C,94Kおよび定着手段95の各部を制御する。
このような構成の画像形成装置87では、発光そしアレイチップLが高精細でありかつ良好な発光強度および発光パターンが得られ、しかも製造の容易なものであるので、高精細な画像を安定に形成することができる。
なお、本発明は上述の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。たとえば、本発明の実施の他の形態では、前述の実施の形態において、線路導体3はY方向の他方Y2側に引き出してもよい。この場合には、前述した反射体5は、線路導体3に対しY方向の他方Y2側に配置すれば、同様の効果を得ることができる。
図8は、本発明のさらに他の実施の形態の発光素子アレイチップの要部を模式的に示す平面図である。なお、図8では理解を容易にするために、発光素子アレイチップの長手方向の端部のみを示し、絶縁層28を省略して示している。本実施の形態の発光素子アレイチップは、前述した図1に示す発光素子アレイチップLと同様の構成を有し、反射体5の構成のみが異なるので、同様の部分には同様の参照符号を付してその説明を省略する。図9に示すように、反射体5と線路導体3とを接続して、これらを一体に形成してもよい。たとえば同じ発光素子ブロックBに含まれる発光サイリスタT間の反射体5は、線路導体3と一体に形成する。また、異なる発光素子ブロックBに含まれ、隣接する発光サイリスタT間の反射体5と、X方向の両端部の発光サイリスタT1とTiの外方の反射体5とは、線路導体3には接続されずに、線路導体3のX方向の側方まで延びて形成されてもよい。このように発光素子ブロックBのX方向の両側にそれぞれ配置される反射体5を線路導体3のX方向の側方にも形成することによって、発光サイリスタT間にも線路導体3が設けられる部位と同様に発光サイリスタTからの光を反射することができ、より光の強度を均一化することができる。
さらに本発明の実施のさらに他の形態では、前述した各実施の形態において、反射体5を設けない構成としてもよく、また反射体5は、発光サイリスタTの間の部位にのみ形成されてもよい。
またさらに本発明の実施のさらに他の形態では、前述した各実施の形態において、ゲート横配線G、引出導体Eに個別に接続され、ボンディングワイヤが接続可能なボンディングパッドが基板21上に形成されてもよい。
さらに本発明の実施のさらに他の形態では、前述の実施の形態において、発光素子Tとして発光ダイオード(LED)を用いてもよい。この場合には、前記第2電極を、発光ダイオードのカソード電極として同様に構成すればよく、すなわち前記発光サイリスタTのうち第1の一方導電型半導体層22および第1の他方導電型半導体層23を除き、基板21上に第2の一方導電型半導体層24および第2の他方導電型半導体層25を形成することによって、ダイオードを形成すればよい。
本発明の実施の一形態の発光素子アレイである発光素子アレイチップLの要部を模式的に示す平面図である。 図1の切断面線II−IIから見た断面図である。 図1の切断面線III−IIIから見た断面図である。 発光素子アレイチップLの概略的な回路構成を示す等価回路図である。 発光サイリスタTのアノード電圧とアノード電流との関係である順方向電圧−電流特性を示すグラフである。 発光素子アレイチップLを駆動するときのゲート横配線G1〜G5にそれぞれ与えられる制御信号と、引出導体E1,E2にそれぞれ与えられる発光信号のクロックパルスと、発光サイリスタT1〜T8の発光強度とを示す波形図である。 発光素子アレイチップLを含んだ発光装置13を使用した画像形成装置87の基本的構成を示す側面図である。 本発明のさらに他の実施の形態の発光素子アレイチップの要部を模式的に示す平面図である。
符号の説明
1 アノード電極
2 ゲート電極
3 線路導体
5 反射体
11 端部
13Y,13M,13C,13K 発光装置
21 基板
31 制御電極部
32 発光部
87 画像形成装置
88C,88M,88Y,88K レンズアレイ
90C,90M,90Y,90K 感光体ドラム
91C,91M,91Y,91K 現像剤供給手段
92 転写ベルト
94C,94M,94Y,94K 帯電器
95 定着手段
B 発光素子ブロック
E 引出導体
G ゲート横配線
L 発光素子アレイチップ
T 発光素子(発光用サイリスタ)

Claims (5)

  1. 発光信号が与えられる第1電極と、制御信号が与えられる第2電極とを有し、前記発光信号が与えられていて、かつ前記制御信号が与えられているときに発光する発光素子をそれぞれが備え、複数の前記発光素子が列状に配置され、前記第1電極が相互に接続されるN(Nは、2以上の整数)個の前記発光素子の群からそれぞれが成る複数の発光素子ブロックと、
    前記制御信号が伝送され、前記発光電極に発光信号を与えたときに、前記各発光素子ブロックに含まれる前記発光素子が個別に発光可能となるように、前記第2電極にそれぞれ接続される少なくともN本の制御信号伝送路と、
    前記発光素子が露出するように前記発光素子に重なり、前記発光素子が列状に配置される方向に沿って延び、各発光素子ブロックに含まれるN個の前記発光素子に跨がって設けられて、前記第1電極を相互に接続する線路導体とを含むことを特徴とする発光素子アレイ。
  2. 前記各発光素子ブロックに個別に設けられて、前記発光素子からの光を反射し、前記各発光素子ブロックに含まれる前記発光素子間の部位、および発光素子ブロックの前記発光素子が列状に配置される方向の両側の部位のうちのいずれかで前記線路導体に接続されて、前記発光素子が列状に配置される方向に垂直な一方側で、前記発光素子の外方に引き出される引出導体と、
    前記各発光素子ブロックに含まれる前記発光素子間の部位、および発光素子ブロックの前記発光素子が列状に配置される方向の両側の部位のうち、引出導体が設けられる部位を除く残余の部位で、前記一方側に配置され、前記発光素子からの光を反射する反射体とをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の発光素子アレイ。
  3. 前記発光素子は、PNPN構造を有する発光サイリスタによって形成されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の発光素子アレイ。
  4. 前記第2電極は、前記発光サイリスタの本体を形成する半導体層から前記本体の外部に前記半導体層によって引き出されることを特徴とする請求項3記載の発光素子アレイ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の発光素子アレイと、
    感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムを帯電する帯電手段と、
    画像情報に基づいて前記発光素子アレイを駆動する駆動手段と、
    感光体ドラムに前記発光素子アレイの発光素子からの光を集光する集光手段と、
    前記発光素子アレイからの光が前記集光手段によって前記感光体ドラムに集光されて露光された感光体ドラムに現像剤を供給する現像剤供給手段と、
    感光体ドラムに現像剤によって形成された画像を記録シートに転写する転写手段と、
    記録シートに転写された現像剤を定着させる定着手段とを含むことを特徴とする画像形成装置。
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JP2011161709A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Fuji Xerox Co Ltd 発光装置、プリントヘッド及び画像形成装置

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