JP2008300092A - イオン発生素子及びこれを備えたイオン発生装置 - Google Patents

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寿和 上垣内
Shota Honda
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Abstract

【課題】放電開始電圧が安定し、イオンを安定して発生する。
【解決手段】イオン発生素子10は、誘電体基板11の上面及び下面にイオン発生電極12及び誘導電極13をそれぞれ配置している。イオン発生電極12の電極指12aの電極幅は、0.2mm〜1.0mmの範囲で均一な電極幅となっている。イオン発生電極12と誘導電極13との間に高周波高電圧を印加することにより、イオン発生電極12の略円弧状の先端部12cに電界が集中し、この先端部12cで暗流放電が行われ、イオンが発生する。
【選択図】図2

Description

本発明は、イオン発生素子及びこれを備えたイオン発生装置の改良に関し、より詳細には、イオン発生に伴うイオン発生電極の消耗などに対する耐久性に優れたイオン発生素子及びこれを備えたイオン発生装置に関する。
従来、誘電体で形成された基板を介してイオン発生電極である放電電極と誘導電極とを対向させて、放電電極と誘導電極との間に交番電圧を印加することにより、放電電極近傍で放電を起こし、イオンを発生するイオン発生素子が知られている。
特許文献1には、放電電極に三角形状の電界集中部を設け、放電開始電圧のバラツキを低減したイオン発生素子が開示されている。この特許文献1に記載のイオン発生素子は、放電電極に三角形状の放電集中部を設けて、強い電界集中を起こしているが、三角形状の先端部は、放電時に発生しているイオンによってスパッタリングされ、経年変化により丸まってしまうとともに電極先端幅が除々に太くなる。電極の先端が丸まり、またその先端幅が太くなってしまうと、強い電界集中が起こりにくくなり、放電条件が変化し、イオンの発生量が不安定になるという問題があった。
そこで、このような問題に対処するために、特許文献2には、誘電体とこの誘電体を介して対向する放電電極及び誘導電極とを備え、放電電極に電極幅が20μm〜100μmの線状電極部が形成されたイオン発生素子が開示されている。
特開平2−164377号公報(図1) 特開2007−12489号公報(図1)
しかしながら、上述した特許文献2に記載のイオン発生素子によると、線状電極部の電極幅が非常に細いために、この先端がスパッタリングなどによって消耗される程度が激しく、素子の長寿命化に問題があった。また、線状電極部の先端がスパッタリングによって微視的に異なった形状に変化し、それに伴って放電条件が変動し、イオンを持続して安定的に発生することが困難で、結果としてオゾンの発生増大につながるという問題が見出された。さらに、このような状況は、コロナ放電以前の暗流放電を用いてイオンを発生させようとした場合により顕著であった。
そこで、本発明の目的は、放電開始電圧が安定し、イオンを安定して発生するイオン発生素子及びこれを備えたイオン発生装置を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明のイオン発生素子は、誘電体と、前記誘電体を介して対向するイオン発生電極及び誘導電極と、を備えており、前記イオン発生電極は均一な電極幅の複数の電極指を有する櫛歯状の電極と成し、前記電極幅は0.2mm〜1.0mmと成している。
本発明のイオン発生素子によると、電極指の先端に電界が集中することで、この先端がスパッタリングなどによって消耗されるが、電極指が0.2mm〜1.0mmの均一な電極幅で形成されていることにより、略均一な先端形状を保って電極指の先端が消耗される。これにより、放電開始電圧が安定し、イオンを安定して発生することができる。
一方、別の観点では、本発明のイオン発生素子は、誘電体と、前記誘電体を介して対向するイオン発生電極及び誘導電極と、を備えており、前記イオン発生電極は均一な電極幅の複数の電極指を有する櫛歯状の電極と成し、前記電極指の先端は、略円弧状に形成されている。
本発明のイオン発生素子によると、電極指の先端に電界が集中することで、この先端がスパッタリングなどによって消耗されるが、あらかじめ電極指の先端が略円弧状に形成されていることにより、イオン発生初期から略均一な先端形状を保って電極指の先端が消耗される。これにより、イオン発生初期から放電開始電圧が安定し、イオンを安定して発生することができる。
また、前記イオン発生電極は、前記複数の電極指を一体に接続する共通部をさらに有しており、前記イオン発生電極から前記誘導電極を見たときに、前記複数の電極指部分及び前記共通部の前記複数の電極指に一体に接続される部分のみが前記誘導電極領域に含まれるように配置されている。これにより、電極指の先端にのみ電界が集中し、共通部のコーナー端部に電界が集中することを防止することができるとともに、スパッタリングなどによる電極指の先端の消耗に対して、電極指全体で対応することができる。
さらに、前記イオン発生電極としてカーボン系電極を用いる。これにより、例えば、イオン発生電極として銀電極を用いた場合のように、放電により銀電極が酸化されて、イオンの発生量が低下することがなく、低い印加電圧で、イオンの発生量を増加させることができる。
本発明のイオン発生装置は、上述した何れかのイオン発生素子と、前記イオン発生素子に備えられた前記イオン発生電極と前記誘導電極との間に暗流放電を行わせる高周波電圧を印加する電圧印加手段と、を備えている。
本発明のイオン発生装置によると、電極指の先端に電界が集中することで、先端がスパッタリングなどによって消耗されるが、0.2mm〜1.0mmの均一な電極幅の電極指を用いることにより、電極指の先端が略円弧状の同様の形状を保って消耗される。これにより、放電開始電圧が安定し、イオンを安定して発生することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るイオン発生装置のブロック図である。図2は、本実施形態に係るイオン発生素子の平面図である。図3は、III−III線に沿う断面図である。
図1に示すように、イオン発生装置1は、AC電源2から出力された電力を整流回路3、高周波インバータ回路4及び高周波高電圧トランス5を介して高周波高電圧に変換し、イオン発生素子10に供給する。イオン発生装置1とは、イオン発生素子10に高周波高電圧を印加することで、イオン発生素子10で暗流放電を起こし、大気中にイオンを発生させるものである。
AC電源2は、商用周波数の交流電力を出力する電源である。整流回路3は、AC電源2から出力された交流電力を直流電力に変換する回路であり、PFC変換回路や高調波抑制回路などを含んでいてもよい。高周波インバータ回路4は、整流回路3から出力された直流電力を高周波電圧に変換する回路である。高周波高電圧トランス5は、高周波インバータ回路4から出力された高周波電圧を高周波高電圧に昇圧する。このように、これらのAC電源2、整流回路3、高周波インバータ回路4及び高周波高電圧トランス5によりイオン発生素子10に暗流放電を行わせる高周波高電圧を印加する電圧印加手段を構成している。なお、AC電源2ではなく、蓄電池などのDC電源を用いる場合には、整流回路3は設けなくてもよい。
イオン発生素子10は、図2及び図3に示すように、誘電体基板11の上面及び下面にイオン発生電極12及び誘導電極13をそれぞれ配置したものである。
誘電体基板11は、矩形状をなしているが、その形状に特に制限はない。誘電体基板11の材料としては有機物を用いることができ、例えばポリイミドやポリエステル等の樹脂を用いても良い。また、誘電体基板11の材料として無機物を用いることができ、この場合、例えばアルミナ、ジルコニア等のセラミックスを用いても良い。なお、誘電体基板11の誘電率は、2.0以上が好ましく、3.0前後がより好ましい。
イオン発生電極12は、誘電体基板11の上面にカーボンで形成されており、複数の櫛歯状の電極指12a及び該複数の電極指12aを一体に接続する共通部12bを有している。複数の電極指12aは、誘電体基板11の短手方向に沿って長尺な形状をしており、誘電体基板11の長手方向に沿って所定の間隔おきに形成されている。なお、所定の間隔は、1.5mm〜3.0mmが好ましい。
電極指12aの電極幅は、0.2mm〜1.0mmの範囲で均一な電極幅が好ましく、0.5mm程度がより好ましい。電極指12aの一端である先端部12cは、略円弧状をしており、他端は共通部12bに一体に接続されている。つまり、複数の電極指12aは、共通部12bを介して一体に電気的に接続されている。
誘導電極13は、誘電体基板11の下面にイオン発生電極12と同様にカーボンで形成されており、誘電体基板11よりも小さな矩形状をしている。また、誘導電極13は、イオン発生電極12から誘導電極13を見たときに、共通部12bの電極指12aに連接されている側と反対側の部分(共通部12bのコーナー端部12d)は含まずに、先端部12cを含む電極指12aを含むようにその電極領域が形成されている。なお、上記のイオン発生電極12及び誘導電極13を構成するカーボン電極は、例えば、グリコール系、エーテル系などの所定の有機溶剤で溶解したフェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂またはポリイミド樹脂などの合成樹脂バインダーに麟片状グラファイト、カーボンブラック、アセチレンブラック、カーボンファイバーなどを混練分散したものをスクリーン印刷などで塗布、乾燥させて形成されている。
次に、イオン発生電極12の初期エージングによる放電条件を安定化させる方法について説明する。まず、誘電体基板11上に、上述した櫛歯形状(幅0.5mmの矩形状の電極指)になるようにカーボンペーストをスクリーン印刷する。このときの電極指12aの先端部12cの顕微鏡写真を図4(a)に示す。図4(a)は、左から順に図2中最左方、中央、最右方の先端部12cをそれぞれ示している。このような先端部12cの形状で、イオン発生電極12と誘導電極13との間に高周波高電圧を印加すると、先端部12cの左右のコーナー端部に電界が集中してコロナ放電が開始されるが、放電が安定しない状態が続く。
そこで、初期エージングとして、イオン発生電極12と誘導電極13との間に、所定の時間(好ましくは30分間)、コロナ放電が起こるような高周波高電圧(ここでは、60kHz、5kVpp)を印加する。すると、スパッタリングによって先端部12cの左右のコーナー端部から消耗し、電極指が0.5mmの所定の幅を有していることに起因して、時間の経過とともに、図4(b)に示すように、先端部12cの形状は左右のコーナー端部が消滅し、略円弧状に近い形状となる。なお、初期エージングは、コロナ放電に限らず、スパッタリングによって先端部12cが消耗するような放電であれば、暗流放電であってもよい。
次に、イオン発生電極12と誘導電極13との間に高周波高電圧を印加して、コロナ放電以前の暗流放電を行わせた場合について図5〜図7を参照して説明する。図5は、イオン発生電極12の先端部12cの時間経過にともなう顕微鏡写真である。図5は、左から図2中最左方、最右方をそれぞれ示している。図6は、暗流放電によってイオンを発生した状態での時間経過に伴うイオン発生電極の先端部の消耗量を示す図である。この消耗量は、図2中最左方の先端部12cと最右方の先端部12cで測定している。縦軸は、先端部の消耗した長さであり、横軸は、イオン発生装置の駆動時間、すなわち、イオンの発生時間である。図7は、イオンを発生した状態での時間経過に伴う2次電流のプラス側とマイナス側のピーク値の変化を示す図である。縦軸は、2次電流値であり、横軸は、イオン発生装置の駆動時間である。2次電流とは、イオン発生装置1に流れている電流である。ここで、イオン発生電極12と誘導電極13との間に印加される高周波高電圧は、イオン発生電極12と誘導電極13との間に暗流放電を行わせるような比較的低い電圧(ここでは、60kHz、4.8kVpp)になるように、高周波高電圧トランス5での昇圧を調整されている。ただし、この暗流放電を行わせるための電圧は、イオン発生素子10の構成や誘電体基板11の材質、厚さなどで異なる。ここで、暗流放電とは、コロナ放電のような発光が行われない、微弱な電流が流れる放電であり、コロナ放電に比べて、不要な電磁波を抑制してオゾンの発生も抑制することができる。
初期エージングにより先端部12cが略円弧状に近い形状に形成されたイオン発生電極12と誘導電極13との間に高周波高電圧が印加されると、イオン発生電極12の先端部12cに電界が集中し、この先端部12cで暗流放電が行われ、イオンが発生する。すると、電界が集中している先端部12cは、暗流放電により発生しているイオンによってスパッタリングされ、消耗されていく。図6に示すように、電圧印加を開始して50時間経過した辺りから先端部12cの消耗量は安定して、150時間経過した辺りから先端部12cの消耗量はさらに安定する。これは、電極指12aの電極幅を0.2mm〜1.0mmの範囲で均一に形成することにより、電極指12aの先端部12cが、略円弧状の同様の形状を保ってスパッタリングによって消耗されることになり、電界集中の分布が均一になるためである。このとき、図7に示すように、50時間辺りから、2次電流も安定してきて、2次電流が安定することにより、放電開始電圧が安定し、イオンが安定して発生していることがわかる。さらに、150時間経過した辺りから、先端部12cの消耗量がさらに安定することに伴い、2次電流及び放電開始電圧もさらに安定して、イオンがさらに安定して発生していることがわかる。このとき、図5に示すように、電極指12aの先端部12cは、略円弧状の同様の形状を保って先端部が消耗されていることがわかる。
このように、電極指12aの電極幅が0.2mm〜1.0mmの範囲で均一に形成されていることにより、略円弧状の同様の形状を保って先端部が消耗される。これにより、放電開始電圧が安定し、イオンを安定して発生することができる。電極指12aの電極幅が0.2mm未満の場合には電界集中の効果は期待できるが、先端部のスパッタリングによる形状変化が不均一となり、放電、特に暗流放電の安定性が悪くなる。一方、電極指12aの電極幅が1.0mmを越えた場合には、電界集中の効果が期待できず、安定した暗流放電を行うことが困難となる。
また、このとき、先端部12cは略円弧状となっていることにより、図8(a)の斜線部で示すように略円弧状を保ったまま先端部が消耗されていく。これは、例えば、先端部が図8(b)のように矩形状となっていると、先端部が斜線部で示すように消耗され、イオン発生初期には、矩形の角から消耗される。しかしながら、先端部12cが略円弧状と成すことにより、同様の形状を保って均一に先端部が消耗される。したがって、放電開始電圧が安定し、イオンを安定して発生することができる。
さらに、誘導電極13は、イオン発生電極12から誘導電極13を見たときに、共通部12bの電極指12aに連接されている側と反対側の部分(共通部12bのコーナー端部12d)は含まずに、先端部12cを含む電極指12aを含むようにその電極領域が形成されている。これにより、電極指12aの先端部12cにのみ電界が集中し、共通部12bのコーナー端部12dに電界が集中することを防止することができるとともに、電極指12aの消耗に対し、より長時間の使用が可能となる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、本実施形態においては、誘導電極13は、矩形状をして形成されていたが、イオン発生電極12から誘導電極13を見たときに、共通部12bの電極指12aに連接されている側と反対側の部分(共通部12bのコーナー端部12d)は含まずに、少なくとも先端部12cを含む電極指12aと重なるように形成されていればよい。一例として、図9に示すように、電極指12aよりも電極幅の大きな櫛歯状に形成されていてもよい。
加えて、本実施形態においては、イオン発生電極12として、カーボンを用いたが、カーボンに限らず、例えば、アルミニウム、銅、金、タンタル若しくはタングスタン等の単独金属、または、これらの合金であってもよい。
本実施形態に係るイオン発生装置のブロック図である。 本実施形態に係るイオン発生素子の平面図である。 III−III線に沿う断面図である。 イオン発生電極の先端部の顕微鏡写真である。 イオン発生電極の先端部の時間経過にともなう顕微鏡写真である。 イオンを発生した状態での時間経過に伴うイオン発生電極の先端部の消耗量を示す図である。 イオンを発生した状態での時間経過に伴う2次電流のプラス側とマイナス側のピーク値の変化を示す図である。 櫛歯状電極の先端部の消耗を説明する図である。 誘導電極の形状の変形例を示す図である。
符号の説明
1 イオン発生装置
2 AC電源
3 整流回路
4 高周波インバータ回路
5 高周波高電圧トランス
10 イオン発生素子
11 誘電体基板
12 イオン発生電極
13 誘導電極

Claims (5)

  1. 誘電体と、
    前記誘電体を介して対向するイオン発生電極及び誘導電極と、を備えており、
    前記イオン発生電極は均一な電極幅の複数の電極指を有する櫛歯状の電極と成し、
    前記電極幅は0.2mm〜1.0mmであることを特徴とするイオン発生素子。
  2. 誘電体と、
    前記誘電体を介して対向するイオン発生電極及び誘導電極と、を備えており、
    前記イオン発生電極は均一な電極幅の複数の電極指を有する櫛歯状の電極と成し、
    前記電極指の先端は、略円弧状に形成されていることを特徴とするイオン発生素子。
  3. 前記イオン発生電極は、前記複数の電極指を一体に接続する共通部をさらに有しており、
    前記イオン発生電極から前記誘導電極を見たときに、前記複数の電極指部分及び前記共通部の前記複数の電極指に一体に接続される部分のみが前記誘導電極領域に含まれるように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のイオン発生素子。
  4. 前記イオン発生電極としてカーボン系電極を用いたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のイオン発生素子。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載のイオン発生素子と、
    前記イオン発生素子に備えられた前記イオン発生電極と前記誘導電極との間に暗流放電を行わせる高周波電圧を印加する電圧印加手段と、を備えていることを特徴とするイオン発生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108024435A (zh) * 2016-11-02 2018-05-11 株式会社大福 电离器单元(Ionizer Unit)

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