JP2008299956A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】緊急時に、光ディスクを確実に取り出すことのできるスロットインタイプの光ディスク装置を提供する。
【解決手段】この発明の1つの実施の形態である光ディスク装置は、本体部分27とラックギヤ部とを有し、光ディスクを排出する際の移動方向と同一の向きの力が提供されることで弾性変形して本体部分からラックギヤ部を分離可能な力を発生する第1の斜面51bと、分離したラックギヤ部が光ディスクを排出する際の移動方向と同一の向きの力により押し付けられることでラックギヤ部を本体部分に再結合可能とする力を発生する第2の傾斜面51dと、を含み、光ディスクのローディング時及び排出時に、第1及び第2のガイドアームにより光ディスクが搬送される方向と逆向きに移動されるとともに、ローディングモータにより提供される駆動力を第1及び第2のガイドアームに伝達するカムスライダ27を含む。
【選択図】図17

Description

この発明は、緊急時に、光ディスクを確実に取り出すことのできるスロットインタイプの光ディスク装置に関する。
光ディスク装置は、光ディスクの情報記録面に沿ってその半径方向に移動され、光ディスクに記録されている情報を読み出し、あるいは光ディスクに情報を記録する光ピックアップ/光ヘッド装置と、光ディスクを光ディスク装置内部の所定の位置に引き込み、また確実に排出するためのディスクローディング機構と、光ディスクを回転させるディスクモータ等を含む。
なお、光ディスク装置において、光ディスクを装置内部の所定の位置に引き込み、また確実に排出するためのディスクローディング機構としては、光ディスクあるいは光ディスクが収容されているカートリッジが載置されるトレイを有し、トレイが装置内部から突出されることで、光ディスク(またはカートリッジ)が搭載可能となるトレイタイプと、光ディスクを装置内部に引き込むスロットインタイプに大別される。
また、スロットインタイプは、光ディスク装置の厚さを低減可能で、しかも自動車等に搭載されるオーディオ・ビデオシステムや携帯型パーソナルコンピュータ等に代表される組み込み式の光ディスク装置に、広く採用されている。
ところで、光ディスク装置においては、例えば停電等により、光ディスクの引き込み時や排出時に停止するような緊急(イマージェンシー)時であっても、確実に光ディスクを取り出せることが必要である。
特に、スロットインタイプにおいては、構造上、光ディスク装置が装着されている別の装置から光ディスク装置を取り外した後、光ディスク装置を分解する必要が生じることが少なくないため、万一の緊急(イマージェンシー)時においても容易に光ディスクを取り出せることが要望されている。
なお、特許文献1には、イマージェンシー時に、手動動作で駆動されるイジェクトスライダと、エマージェンシーピンと、エマージェンシー用ギヤ及びラックと、第1及び第2のギヤユニット等を有し、メインスライダ(通常時使用)をイジェクト方向に駆動させる記録媒体装着装置、が示されている。
特開2002−203354
上述の特許文献1に記載されたような、緊急時に手動動作で駆動されるイジェクト機構においては、さまざまな方式が提案されているが、イマージェンシー時にのみ用いられるにも拘らず、多くの部品が必要であり、しかも装置を大型化することが知られている。
また、スロットイン方式の光ディスク装置においては、駆動源となるモータの大きさやトルクが制限されることが多く、その影響で減速比が大きく設定されたモータとギアとを係合させた状態において、光ディスクを排出させることは、困難である。
なお、イマージェンシー時に光ディスクを取り出すことが可能であっても、その後の光ディスク装置のリセット動作が困難な場合も少なくない(取り出した後に、修理等が必要になる場合がある)。
この発明の目的は、緊急時に、光ディスクを確実に取り出すことのできるスロットインタイプの光ディスク装置を提供することである。
この発明は、上記問題点に基づきなされたもので、光ディスクを保持して回転するディスクモータと、光ディスクを前記ディスクモータへのチャッキングへのローディングおよび前記ディスクモータとのチャッキングから解放した後の排出のために駆動力を提供するローディングモータと、前記ローディングモータにより提供される駆動力により光ディスクを前記ディスクモータとのチャッキング位置に向けて案内する第1及び第2のガイドアームと、前記第1及び第2のガイドアームにより光ディスクが前記ディスクモータへのチャッキング位置まで搬送された時点で前記ディスクモータを旋回させて、光ディスクをチャッキングさせるディスクモータ昇降機構と、光ディスクのローディング時及び排出時に、前記第1及び第2のガイドアームにより光ディスクが搬送される方向と逆向きに移動されるとともに、前記ローディングモータにより提供される駆動力を前記第1及び第2のガイドアーム及び前記ディスクモータ昇降機構に伝達するスライダ機構と、前記ローディングモータの駆動力を前記スライダ機構へ伝達する伝達機構と、前記伝達機構により前記ローディングモータから前記スライダ機構に伝達される駆動力を遮断する遮断機構と、を有することを特徴とする光ディスク装置である。
この発明の実施の形態の1つによれば、光ディスクを、ディスクを回転させるディスクモータにチャッキングするために、光ディスクを搬送する搬送系にローディングモータの回転を伝達するスライド機構のスライド方向を、光ディスクが搬送される方向と逆向きになるよう設定し、万一のローディングエラー(イマージェンシー)時に、スライド機構を外部から一定方向に移動させることで、チャッキングのためのスライド機構の工程/動作を逆にすることで、ローディングエラーにより内部に留まることのある光ディスクを容易に取り出すことができる。
また、スライド機構にローディングモータの回転を伝達するラックギヤ部を、スライド機構のディスク排出時のスライド方向への移動によりスライド機構との結合から解放可能としたことにより、万一のローディングエラー(イマージェンシー)時に、光ディスクを取り出した後の復帰動作が、実質的に通常の立ち上げ動作と同様のシーケンスにより実現される。
さらに、スライド機構にローディングモータの回転を伝達するラックギヤ部をスライド機構のディスク排出時のスライド方向への移動によりスライド機構との結合から解放する機構は、通常のローディング動作に用いるスライド機構に比較してその一部の形状を特徴付けることにより達成されることから、実質的にコストが増大することもない。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態の一例について説明する。
図1は、この発明の実施の一形態が適用可能な光ディスク装置の一例を示す。なお、図1に示す光ディスク装置は、情報の記録時及び再生時に光ディスクが装置内部に収容されるスロットインタイプと呼ばれる光ディスク装置であって、例えば携帯可能なパーソナルコンピュータ(ノートPC)等に組み込まれて利用される。また、図1では、説明のためカバー類の一部を取り外した状態を、示している。
図1に示す光ディスク装置1は、シャーシ(底板)11と、シャーシ11の概ね中央に位置されたディスクモータ13とを有する。ディスクモータ13の中心軸(符号なし)には、光ディスクを載置して固定するターンテーブル15が設けられている。
ターンテーブル15の近傍には、ハウジング11の所定の位置に定義された支点17を回動中心として旋回(回動)可能で、矢印A方向から挿入される光ディスクを支持してターンテーブル15に案内するローディングアーム19が設けられている。
ローディングアーム19は、コネクトレバー21を介して、ローディングモータ23の回転を伝達するギヤ列25により駆動されるカムスライダ27と接続されている。
カムスライダ27には、矢印A方向から光ディスクが挿入される際に光ディスクを保持するホールドアーム29が設けられている。なお、ホールドアーム29は、ばね部材31を介して、ローディングアーム19と相互に引き寄せられている。
ローディングアーム19とホールドアーム29によりローディングされる光ディスクの外周をさらに支持する(左右)一対のディスクガイド33,35が、矢印A方向として示されるディスク挿入方向と直交する方向に設けられている。
なお、シャーシ11には、矢印A方向で示される方向から挿入される光ディスクを受け入れる受け入れ口39aとイマージェンシー(ローディングエラー等の緊急時の光ディスクの取り出し)時に、ローディングモータ23とギヤ25の噛み合い(係合)を解放するために用いられる、例えば針金状の解放ピンが挿入可能なピン挿入穴39bが設けられたベゼル(前面パネル)39が一体的に設けられている。
図2および図3は、図1に示した光ディスク装置のディスクモータの周囲及びディスクモータの昇降(ディスクチャッキング)動作を説明するため、図1に示した状態からいくつかの部品を取り外した状態を示す。
図2から明らかなように、シャーシ11の概ね中央に位置されたディスクモータ13及びディスクモータ13に一体に形成されたターンテーブル15の所定の位置には、ターンテーブル15及びディスクモータ13を旋回させて、光ディスクをターンテーブル15にチャッキングさせるための推進力を提供するクランプレバー37が設けられている。このクランプレバー37は、カムスライダ27がシャーシ11内の所定の位置に移動されることで、動作される。
図3は、カムスライダ21が矢印B方向(ディスク挿入方向と反対の方向)に移動されることで、クランプレバー37が矢印C方向に旋回されることを示している。
図4は、図2及び図3により説明したクランプリングの回転(旋回)とディスクモータの上下動との関係を示している。
図1に示した光ディスク装置1は、スロットイン型であるから、装置内部に光ディスクを搬送するためのローディング動作、及び装置内部から光ディスクを排出するためのイジェクティング動作を伴う。多くの場合、ディスクモータ13は、光ディスクがローディングされ、所定の位置(クランピング位置)に案内されるまでの間、光ディスクが移動する軌道から退避される。光ディスクがイジェクティングされる間も同様である。
このため、以下に説明するように、ディスクモータ13のハウジング(モータケース)及び光ディスク装置1のシャーシ11を好適に加工することにより、ディスクモータ13全体を、ディスクモータ13の回転軸を回転中心として回転(旋回)させる。このことにより、ディスクモータ13(特にターンテーブル15の位置)を、シャーシ11に対して近接する方向に変位させることで、光ディスクが移動する軌道からディスクモータ13を退避させることができる。
図4に示すように、シャーシ11の概ね中央には、ディスクモータ13がセットされる際に、図示しないが、モータ13の回転軸が位置される回転中心11aに同心円状、かつディスクモータ13のモータケースの外周(直径)よりも僅かに大きく規定されたリングガイド壁41が規定されている。
リングガイド壁41と回転中心11aとの間であって、ディスクモータ13のモータケースと実質的に接する程度の直径に規定された同心円状の位置には、ディスクモータ13の位置を規制するとともに、以下に説明するディスクモータ13の上下方向(回転軸と平行な方向)の移動を可能とする昇降ガイド43が、互いに90度以上の実質的に等しい間隔で、例えば3組、形成されている。なお、昇降ガイド43には、ディスクモータ13が昇降ガイド43に挿入されている状態で、ディスクモータ13をシャーシ11側に押し付けるためのばね45を保持する各一対のフック47が設けられている。
ディスクモータ13のモータケースの円筒面には、図5(a)を用いて後段に説明するが、昇降ガイド43と実質的に等しい間隔で配列されるカム当接突起13R,13C,13Lが形成されている。なお、カム当接突起13R,13C,13Lは、図5(b)を用いて後段に説明するが、リングガイド壁41とディスクモータ13のモータケースとの間に配置されるクランプリング49の昇降カム49R,49C,49Lと同じ位相が与えられている。また、組み立て時には、図5(b)に示した昇降カム49R,49C,49L上に、図5(a)に示したカム当接突起13R,13C,13Lが位置される。
従って、モータ付勢ばね45が対応するフック47に与える荷重により、モータケース(ディスクモータ13)は、常時、クランプリング49の昇降カム49R,49C,49Lに向けて所定の圧力がかけられた状態で、シャーシ11上に位置される。なお、昇降カム49R,49C,49Lは、図5(b)に示される通り、最も低い退避位置部(定常位置)と、退避位置部に引き続いて、円周方向に沿って高さが変化するスライダ部と、スライダ部に引き続く平面部(ディスク再生位置)と、平面部に引き続くあおり突起部とを有し、クランプリング49が回転中心を中心軸として所定の角度旋回されることで、モータケース(ディスクモータ13)とシャーシ11との間の間隔を、退避位置部とあおり突起部との間で変化させることができる。また、あおり突起部のうちの昇降カム49Cに設けられている部分は、他の2つの昇降カム49R,49Lに設けられているあおり突起部の高さよりも、所定の高さだけ低く形成されている。従って、ディスクモータ13は、シャーシ11上に形成された昇降ガイド(3箇所)43にカム当接突起13R,13C,13Lがガイドされて平面方向の位置を規制され、同じくシャーシ11上に形成されたフック47に掛けられた付勢バネ45により、昇降カム49R,49C,49L上に、カム当接突起13R,13C,13Lが各々圧接されることで、高さ方向が決められる。なお、クランプリング49に形成された昇降カム49L,49C,49Rのあおり突起は、ディスククランプ(チャッキング)動作過程において、光ディスクから信号を再生し、あるいは光ディスクに信号を記録するための回転時の高さよりも若干高く規定されており、ディスクモータ13を持ち上げることにより、クランプ(チャッキング)を、一層容易とするために有益である。
また、クランプリング49の外周部には、リング係合突起49aが形成され、シャーシ11上に回転支持されたクランプレバー37の端部に係合している。クランプレバー37の他端部には、カム係合突起37bが設けられ、シャーシ11上を前後にスライドするカムスライダ27に形成したクランプカム溝27aに係合し、カムスライダ27のスライドにより、クランプレバー37およびクランプリング49が回転する。
図6は、光ディスク装置1のターンテーブル15に保持されている光ディスクのクランプ(チャッキング)を解除する例を示す。
ディスクモータ13に一体的に形成されたディスク載置面を有したターンテーブル15は、光ディスクを載置面(ディスクモータ13のモータケース側)に圧着させるボールチャッキング爪15a(3箇所)を有する。また、モータケースの一部は、装填される光ディスクの中心穴に係合するクランプケース(胴体)15bおよび光ディスクの中心穴の周囲を支持する台座(テーブル部)15cを兼ねる。なお、個々のボールチャッキング爪15aは、外周方向及びディスクモータ13の底部(シャーシ11側)に向けて所定の圧力を提供可能で、光ディスクをディスクモータ13の底部(シャーシ11側)に向けて押し付けている。
また、トップカバー111には、ディスクモータ13がチャッキング(クランプ)位置まで上昇された(クランプリング49に形成された昇降カム49L,49C,49Rのあおり突起まで(クランプリング49の旋回により)ディスクモータ13が回転された)際に、ターンテーブル15及びチャッキング爪15aが接触することを防止するためのモータケース(ターンテーブル)逃げ孔111a、及び光ディスクがボールチャッキング爪15aにより確実にホールドされるよう、ボールチャッキング爪15aをシャーシ11側に押圧するクランプ係止リブ111bが形成されている。従って、光ディスクは、クランプリング49が旋回されることにより、確実にターンテーブル15に固定される。
一方、シャーシ11には、イジェクティングのために、チャッキング(クランプ)が解除されることが要求された場合に、クランプリング49の旋回によりディスクモータ13が下降される際に、光ディスクをボールチャキング爪15aによるシャーシ11側への押圧力から解放する(ディスクを離脱させる)ための、クランプ解除突起101が設けられている。従って、光ディスクは、クランプリング49が旋回されることによるディスクモータ13の下降(シャーシ11側への移動)により、確実にターンテーブル15およびチャッキング爪15aによる固定から解放される。
なお、カムスライダ27のスライド動作とディスクモータ13の昇降動作との関係は、詳細には、図7(a),(b),(c)、図8(a),(b),(c)及び図9(a),(b),(c)を用いて、以下に説明する通りである。また、図7乃至図9のそれぞれにおいて、(a)は、ディスクモータ13とシャーシ11との位置関係を、(b)は、カムスライダ27の平行移動とクランプリング49及びクランプレバー37の旋回の状態を、(c)は、ディスクモータ13とクランプリング49の昇降カム49R,49C,49Lとの位置関係を、それぞれ示している。
図7(a),(b),(c)は、ディスクモータ13がシャーシ11に最も近接している「down」状態、すなわち定常位置を示している。図7(b)から明らかなように、クリンプレバー37の支点37a及びカム係合突起37bを結ぶ線分とカムスライダ27のラックギヤ部とが概ね平行であることが認められる。このとき、クランプリング49に形成された昇降カム49L,49C,49Rは、いずれも最低高さ部(退避位置部)に位置され、ディスクモータ13のカム当接突起13L,13C,13Rは、実質的に、シャーシ11に近接した最低高さにて、水平に保持されている。
図8(a),(b),(c)は、クランプリング49の昇降カム49L,49C,49Rが、モータ「down」位置(退避位置部)とディスク再生位置(平面部)との間の傾斜部すなわちモータ昇降用のスライダ部に位置されている状態を示している。図8(b)から明らかなように、クリンプレバー37の支点37a及びカム係合突起37bを結ぶ線分とカムスライダ27のラックギヤ部とは、非平行であることが認められる。このとき、図8(a)から明らかなように、ディスクモータ13は、シャーシ11の中心穴11aに対する垂線、すなわちディスクモータ13が定常位置またはディスク再生位置に位置されている状態における回転軸の方向に対して、スライダ部に起因する角度θだけ傾けられた状態に位置される。なお、この角度θの傾きは、昇降カム49R,49Lに設けられているあおり突起部の高さよりも、昇降カム49Cのあおり突起部の高さが低く規定されていることにより定義される。
このことは、図6により説明したディスククランプ(チャッキング)時およびクランプ(チャッキング)解除時に要求されるチャッキング爪15aと光ディスクの中心穴との間に作用する押し付け力を、単純に平行に移動される例に比較して、大幅に低減できる。
すなわち、光ディスクをクランプ(チャッキング)する場合、あるいはクランプ(チャッキング)解除する場合に、光ディスクに対してディスクモータ13を若干(角度θ分)斜めに進入あるいは退避させることができ、この構成により、より低負荷にて、クランプ(チャッキング)及び解除が可能となる。
図9(a),(b),(c)は、クランプ動作完了状態を示し、ディスクモータ13のカム当接突起13L,13C,13Rのそれぞれは、クランプリング49の昇降カム49L,49C,49Rの同一高さの平面部(ディスク再生位置)に位置された状態を示している。図9(b)から明らかなように、クリンプレバー37の支点37a及びカム係合突起37bを結ぶ線分とカムスライダ27のラックギヤ部とは、最も大きな角度を取る(カムスライダ27のクランプカム溝27aがラックギヤ部に対して最も大きな角度となる領域に位置されている)ことが認められる。このとき、ディスクモータ13のカム当接突起13L,13C,13Rは、それぞれ、クランプリング49の昇降カム49L,49C,49Rに圧接され、水平状態に保持される。
なお、図7(b)、図8(b)及び図9(b)に示したカムスライダ27の平行移動に基づいて、図10乃至図12より以下に説明する12cmディスク及び8cmディスクのローディングとその位置決めも、容易に実現される。
図10(a)に示すように、光ディスク(12cm)が挿入方向Aから光ディスク装置1に挿入される(押し込まれる)と、ディスクホールディングレバー29のディスクホールディングピン29aに光ディスクの外周の任意の位置が接することにより、光ディスクは、ローディングアーム19(ターンテーブル15)側へ誘導され、ローディングアーム19の第1の位置決め突起19aに接触する。なお、既に説明した通り、ディスクホールディングレバー29とローディングアーム19は、互いにターンテーブル15側に向かうよう、所定の張力が与えられていることにより、光ディスクは、ディスクホールディングレバー29とローディングアーム19とにより支えられて、ターンテーブル15側へ案内される。
この状態でさらに光ディスクが押し込まれると、ローディングアーム19が支点17を回動中心としてターンテーブル15から離れる方向に、回動(旋回)する。
以下、第1及び第2のディスクガイド33,35の支点33a及び35aが、光ディスクが挿入される(ローディングアーム19が旋回する)につれて外側に次第に押し広げられ、光ディスクの不所望な動きが規制される。
引き続き、光ディスクが押し込まれることで、第1及び第2のディスクガイド33,35の支点33a,35aが最も外側まで移動されて実質的に直線状となり、光ディスクの中心がターンテーブル15の近傍に位置するまで、ディスクホールディングレバー29とローディングアーム19とにより、光ディスクが搬送される。
ディスクホールディングレバー29とローディングアーム19とにより挟持された光ディスクは、引き続く、ディスクホールディングレバー29とローディングアーム19の旋回により、図10(b)に示すように、ターンテーブル15と光ディスクの中心とが一致するディスククランプ位置まで搬送される。この場合、ローディングアーム19の第2の位置決め突起19bは、第1の位置決め突起19aと協働して、12cmディスクの中心をターンテーブル15に中央に一致させるために有益である。
すなわち、12cmディスクの進入により第1及び第2のディスクガイド33,35は開口し、光ディスクが十分に進入した位置(図10(b))において、カムスライダ27が詳述しないローディングモータの回転により駆動され、ローディングアーム19上に形成された位置決め突起19a,19bとホールドレバー29上のホールドピン29a間にディスクを抱えた状態で内部へ搬送する。
カムスライダ27がさらにスライドし、コネクトレバー21の係合突起(CO)がLOカムPOS(12LO)に入ると、ローディングアーム19すなわち第1及び第2の位置決め突起19a,19bが、ターンテーブル15(ディスクモータ13)の中央にディスクの中心(穴)が一致する位置まで進入可能に、移動される。同時に、ディスクホールドレバー29の係合突起(HO)がHOカムPOS(12LO)に入り、ディスクホールドピン29aが、ターンテーブル15(ディスクモータ13)の中央にディスクの中心が一致する位置まで光ディスクを押し込み可能に、移動する。これにより、光ディスクは、ターンテーブル15上でクランプされる位置に、位置される。
以下、図7乃至図9により既に説明したように、ディスク挿入時にはシャーシ11側に退避されているターンテーブル15(ディスクモータ13)が上昇されることで、ターンテーブルに光ディスクがクランプされ、図12に示すように、光ディスクが回転可能に、光ディスク装置1にセットされる。
なお、光ディスクが回転される際には、図12に示すように、ディスクホールディングレバー29及びローディングアーム19のそれぞれは、図示しないばね圧解除機構によりターンテーブル15へ向かう方向の張力が解放され、光ディスクの外周部と接することが抑止されることはいうまでもない。
また、光ディスクが排出される場合には、ローディングアーム19が逆方向に旋回することにより、容易に(取り出し可能な位置まで)排出可能である。
一方、8cmの光ディスクが挿入方向Aから光ディスク装置1に挿入される(押し込まれる)場合には、図11(a)に示すように、ディスクホールディングレバー29のディスクホールディングピン29aに光ディスクの外周の任意の位置が接することにより、光ディスクは、ローディングアーム19(ターンテーブル15)側へ誘導され、ローディングアーム19の第1の位置決め突起19aに接触する。なお、既に説明した通り、ディスクホールディングレバー29とローディングアーム19は、互いにターンテーブル15側に向かうよう、所定の張力が与えられていることにより、光ディスクは、ディスクホールディングレバー29とローディングアーム19とにより挟持されて、ターンテーブル15側へ案内される。
この状態でさらに光ディスクが押し込まれると、ローディングアーム19が支点17を回動中心としてターンテーブル15から離れる方向に、回動(旋回)する。
このとき、第1及び第2のディスクガイド33,35及びその支点33a及び35aは、光ディスクの不所望な動きを規制するものの、12cmの光ディスクが挿入される場合に比較して、実質的な回動(旋回)動作を伴わない初期位置で、光ディスクを光ディスク装置1の概ね中央に位置させることができる。(図11(a)、図11(b)参照、図11(a)の位置では、光ディスクの中心がターンテーブル15に一致する直前の状態を示している)。
以下、ディスクホールディングレバー29とローディングアーム19とにより挟持された光ディスクは、引き続く、ディスクホールディングレバー29とローディングアーム19の旋回により、図11(b)に示すように、ターンテーブル15と光ディスクの中心とが一致するディスククランプ位置まで搬送される。この場合、ローディングアーム19の第2の位置決め突起19bは、第1の位置決め突起19aと協働して、8cmディスクの中心をターンテーブル15に中央に一致させるために有益である。
すなわち、8cmのディスクは、図11(a)に示した通り、第1及び第2のディスクガイド33,35及びその支点33a,35aの近傍とローディングアーム19の第1及び第2の位置決め突起19a,19bに接触しながら光ディスク装置1の内部に案内され、カムスライダ27が詳述しないローディングモータの回転により駆動されることで、ディスクホールドレバー29のピン29aにより、さらに装置1内部に向けて搬送される。
カムスライダがさらにスライドし、コネクトレバー21の係合突起(CO)がLOカムPOS(8LO)に入ると、ローデイングアーム19すなわち第1および第2の位置決め突起19a,19bが、ターンテーブル15(ディスクモータ13)の中央にディスクの中心(穴)が一致する位置まで進入可能に、移動される。同時に、ディスクホールドアームレバー29の係合突起(HO)がHOカムPOS(8LO)に導かれ、ホールドピン29aが、ターンテーブル15(ディスクモータ13)の中央にディスクの中心が一致する位置まで光ディスクを押し込み可能に、移動する。これにより、光ディスクは、ターンテーブル15上でクランプされる位置に、位置される。もちろん、8cmディスクであるから、この時点でのカムスライダ27の移動位置は、12cmディスクのクランプ位置に比較して、かなり手前に規定される。
また、光ディスクが回転される際には、ローディングアーム19及びディスククランプリング49の回転すなわちディスクモータ13の回転軸を回転中心とした旋回である。従って、クランプリング49に、ばね45により固定されているディスクモータ13が、上述したように、回転軸を中心として所定の角度だけ回転(旋回)される。ホールディングレバー29のそれぞれは、図示しないばね圧解除機構により、ターンテーブル15へ向かう方向の張力が解放され、光ディスクの外周部と接することが抑止されることはいうまでもない。
カムスライダ27は、ギヤ列25を介して伝達されるローディングモータ23の正転、あるいは逆転によりシャーシ11内を平行移動可能であり、例えば図3に示す矢印B方向に移動された場合に、クランプレバー37に矢印C方向の回転を与える。なお、クランプレバー37の回転は、ディスクモータ13を支持する
ところで、スロットイン方式の光ディスク装置においては、ローディングモータ23の大きさやトルクが制限されることが多く、その影響で、ギヤ列25の減速比が大きく設定される場合が多い。このため、例えば停電等により、光ディスクの引き込み時や排出時に停止するような緊急(イマージェンシー)時であっても、確実に光ディスクを取り出せることが求められている。反面、上述した光ディスクのローディング/イジェクティングに用いられるカムスライダ27に推進力を与えるギア列25を、ローディングモータ23の詳述しないウォームギヤと係合させた状態においてカムスライダ27を移動させることは困難である。
図13は、図1に示した光ディスク装置において、上述の緊急(イマージェンシー)時に、光ディスクの排出(イジェクティング)を容易とするために、カムスライダとギヤ列との噛み合い(係合)を解除可能とする構成の一例を示す。
図13に示すように、ローディングモータ23の回転は、ギヤ列25を介してカムスライダ27のラックスライダ27−1に伝達される。
ラックスライダ27−1は、図14及び図15に示すように、2つのガイドリブ27−2F(手前側)と27−2R(奥側)を有し、カムスライダ27の本体部分と結合されている。
従って、ラックスライダ27−1(カムスライダ27)は、通常動作状態において、図17(a)に示すように、ローディング方向(矢印A方向)またはイジェクティング方向(矢印B方向)を、往復動される。
なお、カムスライダ27は、既に説明したが、ローディングアーム19をディスクモータ13(ターンテーブル15)から遠のく方向に移動させるディスクローディングの際に矢印B方向に移動されるよう、ローディングモータ23の回転方向とギヤ列25のギヤの配列及び個数が規定されている。
図13に示すように、緊急(イマージェンシー)時に光ディスクを排出させる場合は、解放ピンEが挿入されることで、図16(b)及び図16(c)に示すように、カムスライダ27に本体部分の端部に隣接されている樹脂ばね部(変形部)51が変形され、カムスライダ27本体とラックスライダ27−1との結合が解放される。なお、図16(c)は、図16(b)に「F」で示した樹脂ばね部(変形部)を拡大したものであることは、いうまでもない。
すなわち、ラックスライダ27−1は、ギヤ列25と噛み合った状態(係合した状態)で、ガイドリブ(前)27−2F側において、カムスライダ27の本体から分離される。これにより、解放ピンEがさらに挿入されると、カムスライダ27本体のみが、シャーシ11の後方(イジェイクティング方向)に、ラックスライダ27と独立に、移動する。
なお、カムスライダ27のシャーシ11の後方への移動は、図10(b)または図11(b)により既に説明したディスクローディング終了位置から図10(a)または図11(a)に示したディスクローディング開始位置側へ、ローディングアーム19とディスクホールディングアーム29を戻す方向の旋回を与える動作であり、同時に、図9に示したディスククランプ(チャッキング)状態から、図8を経て図7に示したディスククランプ解放状態(デチャッキング)状態へのイジェクティング動作を提供する。なお、同時に、第1及び第2のディスクガイド33,35が初期位置(非ディスク挿入時の位置)に、戻される。
従って、例えば図9に示したディスククランプ状態において、イマージェンシー状態が発生した場合であっても、解放ピンEをベゼル39のピン挿入穴39bから挿入してカムスライダ27をシャーシ11内部に押し込む簡単な動作(作業)のみで、ターンテーブル15から光ディスクをデチャッキングしながら、ローディングアーム19のイジェクティング方向の旋回により、光ディスクを受け入れ口39a側へ排出させることができる。
なお、カムスライダ27の樹脂ばね部51は、図17に示すように、カムスライダ27本体とラックスライダ27−1とを結合させる係止壁51aと、弾性変形する変形部51bと、解放ピンEが挿入された場合にカムスライダ27の一端部と接している係止壁51aとの接触を解除する方向の力すなわち変形部51bに変形を生じさせる方向の力を発生する解除ピン接触面(第1の斜面)51c、及び以下に説明するリセット動作時にラックスライダ27−1のガイドリブ(前)27−2Fを受け入れ、ガイドリブ(前)27−2Fに所定の圧力を与えるリセット面(第2の斜面)51dを含む。
すなわち、カムスライダ27本体の樹脂ばね部51は、図18(a)および同(b)に示すように、定常状態において、樹脂ばね部51の係止壁51aがラックスライダ27−1のガイドリブ27−2F一端部と接触することによりラックスライダ27の一端部と接して両者の係合を確保する一方で、図19(a)および同(b)に示すよう、樹脂ばね部51の解除ピン接触面(第1の斜面)51cが、挿入された解放ピンEに変形されることにより、ガイドリブ27−2Fとの間の係合が解放される。
また、リセット動作によりローディングモータ23が回転された場合、復帰シーケンスとして、カムスライダ27をディスク排出位置すなわちシャーシ11の奥側へ移動させる動作において、カムスライダ27本体との結合が外れている状態の(単独の)ラックスライダ27−1が、シャーシ11の奥側に向けて移動される。
復帰シーケンスが終了した時点で、図20(a)および同(b)に示すように、樹脂ばね部51の変形部51bがガイドリブ27−2Fと接触して一旦変形され、リセット面(第2の斜面)51dの傾斜に基いてガイドリブ27−2Fと係止壁51aとが接する位置に、変形部51bが復帰される。これにより、ラックスライダ27−1とカムスライダ27本体とが再び結合される。なお、復帰シーケンスとしては、例えばローディングモータ23を、一方向に所定時間(数100ms程度)回転させ、所定時間経過後に、初期状態(非イマージェンシー時の通常の立ち上げ動作後の状態)にて待機させることで、容易に達成される。これの復帰シーケンスは、実質的に通常の立ち上げ動作におけるローディングモータの排出方向への回転時間を長めに設定するような、ごく一般的なシーケンスである)。
なお、ローディングモータを所定時間回転する方法に換えて、ラックスライダ27−1が停止される最もシャーシ11内の奥側の所定の位置に検出スイッチを設け、ラックスライダ27−1の位置を検出してローディングモータ23の回転を停止してもよいし、両者を併用してもよい。
以上説明したように、この発明の実施の形態の1つによれば、光ディスクを、ディスクを回転させるディスクモータにチャッキングするために、光ディスクを搬送する搬送系にローディングモータの回転を伝達するスライド機構のスライド方向を、光ディスクが搬送される方向と逆向きになるよう設定し、万一のローディングエラー(イマージェンシー)時に、スライド機構を外部から一定方向に移動させることで、チャッキングのためのスライド機構の工程/動作を逆にすることで、ローディングエラーにより内部に留まることのある光ディスクを容易に取り出すことができる。
また、スライド機構にローディングモータの回転を伝達するラックギヤ部を、スライド機構のディスク排出時のスライド方向への移動によりスライド機構との結合から解放可能としたことにより、万一のローディングエラー(イマージェンシー)時に、光ディスクを取り出した後の復帰動作が、実質的に通常の立ち上げ動作と同様のシーケンスにより実現される。
さらに、スライド機構にローディングモータの回転を伝達するラックギヤ部をスライド機構のディスク排出時のスライド方向への移動によりスライド機構との結合から解放する機構は、通常のローディング動作に用いるスライド機構に比較してその一部の形状を特徴付けることにより達成されることから、実質的にコストが増大することもない。
なお、本発明の内容はここに記述した形態だけに限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲で、他にも様々な形態を取り得ることはいうまでもない。また、各実施の形態は、可能な限り適宜組み合わせて、もしくは一部を削除して実施されてもよく、その場合は、組み合わせもしくは削除に起因したさまざまな効果が得られる。
この発明の実施の一形態が適用される光ディスク装置の一例を説明する概略図。 図1に示した光ディスク装置のディスクモータの周囲及びディスクモータの昇降(ディスクチャッキング)動作を説明するため、図1に示した状態からいくつかの部品を取り外した状態を示す。 図2に示したディスクモータ13及びターンテーブル15の周囲を拡大して示す概略図。 図2及び図3により説明したクランプリングの回転(旋回)とディスクモータの上下動との関係を示す概略図。 図1乃至図4に示した光ディスク装置のディスクモータを旋回させて、光ディスクの挿入時及び排出時に退避させるとともにディスクモータのターンテーブルに光ディスクをチャッキングさせるための原理を説明する概略図。 図1乃至図4に示した光ディスク装置のディスクモータを旋回させて、光ディスク装置のターンテーブルに保持されている光ディスクのクランプ(チャッキング)を解除する例を説明する概略図。 図1乃至図4に示した光ディスク装置のディスクモータの旋回と昇降の関係を説明する概略図(定常位置)。 図1乃至図4に示した光ディスク装置のディスクモータの旋回と昇降の関係を説明する概略図(旋回動作中)。 図1乃至図4に示した光ディスク装置のディスクモータの旋回と昇降の関係を説明する概略図(上昇(ディスク再生)位置)。 12cmのディスクの挿入過程をより判り易く説明する概略図。 8cmの光ディスクの挿入過程をより判り易く説明する概略図。 図1乃至図4に示した光ディスク装置に挿入されたディスクが回転可能な状態(ローディングアーム及びディスクホールディングレバー退避)を説明する概略図。 図1乃至図4に示した光ディスク装置において、図1に示した光ディスク装置において、上述の緊急(イマージェンシー)時に、光ディスクの排出(イジェクティング)を容易とするために、カムスライダとギヤ列との噛み合い(係合)を解除可能とする構成の一例を示す概略図。 図1乃至図4に示した光ディスク装置において、ラックスライダ(イマージェンシー時に、光ディスクの排出を容易とするために、カムスライダとギヤ列との噛み合い(係合)を解除可能とする構成)の一例を示す概略図。 図1乃至図4に示した光ディスク装置において、ラックスライダ(イマージェンシー時に、光ディスクの排出を容易とするために、カムスライダとギヤ列との噛み合い(係合)を解除可能とする構成)の一例を示す概略図。 図1乃至図4に示した光ディスク装置において、イマージェンシー時に、光ディスクの排出を容易とするために、カムスライダとギヤ列との噛み合いを解除した状態を示す概略図。 図1乃至図4に示した光ディスク装置において、イマージェンシー時に、光ディスクの排出を容易とするために、カムスライダとギヤ列との噛み合い(係合)を解除可能とする樹脂ばね部(カムスライダ)の形状の特徴を説明する概略図。 図1乃至図4に示した光ディスク装置において、イマージェンシー時に、光ディスクの排出を容易とするために、カムスライダとギヤ列との噛み合い(係合)を解除可能とする樹脂ばね部(カムスライダ)の定常状態を説明する概略図。 図1乃至図4に示した光ディスク装置において、イマージェンシー時の樹脂ばね部の変形によるカムスライダとラックスライダとが解放された状態を説明する概略図。 図1乃至図4に示した光ディスク装置において、復帰シーケンスが終了し、樹脂ばね部の変形部がガイドリブと接触して一旦変形されたのち、リセット面の傾斜に基いてガイドリブと係止壁とが接する位置に、変形部が復帰された状態を説明する概略図。
符号の説明
1…光ディスク装置、11…シャーシ、11a…(シャーシの)回転中心位置、11b…(シャーシの)平面部、11c…切り欠き部、11d…モータ搭載部、13…ディスクモータ、13R,13C,13L…カム当接突起、15…ターンテーブル、15a…チャッキング爪、17…ローディングアームの回動支点、19…ローディングアーム、19a…第1の位置決め突起(ローディングアーム(12cmディスク用))、19b…第2の位置決め突起(ローディングアーム(8cmディスク用))、21…コネクトレバー、23…ローディングモータ、25…ギヤ列、27…カムスライダ、29…ディスクホールディングレバー、31…ばね部材、33…第1のディスクガイド、35…第2のディスクガイド、35a…支点、35e…係合ピン、37…クランプレバー、37a…クランプレバー支点、37b…カム係合突起、41…リングガイド壁、43…昇降ガイド、45…ばね、47…フック、49…クランプリング、49a…リング係合突起、49R,49C,49L…昇降カム、51…樹脂ばね部、51a…樹脂ばね部(係止壁)、51b…樹脂ばね部(変形部)、51c…樹脂ばね部(解除ピン接触面(第1の斜面))、51d…樹脂ばね部(リセット面(第2の斜面))。

Claims (9)

  1. 光ディスクを保持して回転するディスクモータと、
    光ディスクを前記ディスクモータへのチャッキングへのローディングおよび前記ディスクモータとのチャッキングから解放した後の排出のために駆動力を提供するローディングモータと、
    前記ローディングモータにより提供される駆動力により光ディスクを前記ディスクモータとのチャッキング位置に向けて案内する第1及び第2のガイドアームと、
    前記第1及び第2のガイドアームにより光ディスクが前記ディスクモータへのチャッキング位置まで搬送された時点で前記ディスクモータを旋回させて、光ディスクをチャッキングさせるディスクモータ昇降機構と、
    光ディスクのローディング時及び排出時に、前記第1及び第2のガイドアームにより光ディスクが搬送される方向と逆向きに移動されるとともに、前記ローディングモータにより提供される駆動力を前記第1及び第2のガイドアーム及び前記ディスクモータ昇降機構に伝達するスライダ機構と、
    前記ローディングモータの駆動力を前記スライダ機構へ伝達する伝達機構と、
    前記伝達機構により前記ローディングモータから前記スライダ機構に伝達される駆動力を遮断する遮断機構と、
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記スライダ機構は、前記伝達機構から駆動力を受け取るラック部と前記ローディングモータにより提供される駆動力を前記第1及び第2のガイドアーム及び前記ディスクモータ昇降機構に伝達するスライド部とを有し、前記遮断機構は、光ディスクの排出時に前記第1及び第2のガイドアームにより光ディスクが搬送される方向と逆向きに前記スライダ機構が移動される際の力により、前記ラック部と前記スライド部とを分離可能に弾性変形することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 前記遮断機構は、外部から所定の方向の力が供給されることで提供される光ディスクの排出時に前記第1及び第2のガイドアームにより光ディスクが搬送される方向と逆向きに前記スライド機構が移動される際の力により、前記スライダ機構の前記スライド部から前記ラック部を分離可能とする第1の傾斜面を有することを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置。
  4. 前記遮断機構は、前記スライダ機構の前記スライド部から前記ラック部が分離された状態において、光ディスクの排出時に前記第1及び第2のガイドアームにより光ディスクが搬送される方向と逆向きに前記スライド機構が移動される際の力により、前記スライド部に前記ラック部が結合可能とする第2の傾斜面を有することを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置。
  5. 前記スライダ機構の前記スライド部から前記ラック部が分離された状態において、光ディスクの排出時に前記第1及び第2のガイドアームにより光ディスクが搬送される方向と逆向きに前記スライド機構が移動される際の力は、前記ローディングモータのディスク排出時の回転と同一方向の回転により提供されることを特徴とする請求項4記載の光ディスク装置。
  6. 本体部分とラックギヤ部とを有し、光ディスクを排出する際の移動方向と同一の向きの力が提供されることで弾性変形して本体部分からラックギヤ部を分離可能な力を発生する第1の斜面と、分離したラックギヤ部が光ディスクを排出する際の移動方向と同一の向きの力により押し付けられることでラックギヤ部を本体部分に再結合可能とする力を発生する第2の傾斜面と、を有し、光ディスクのローディング時及び排出時に、第1及び第2のガイドアームにより光ディスクが搬送される方向と逆向きに移動されるとともに、ローディングモータにより提供される駆動力を第1及び第2のガイドアームに伝達するスライダ機構を有することを特徴とする光ディスク装置。
  7. 前記スライダ機構は、伝達機構から駆動力を受け取るラック部とローディングモータにより提供される駆動力を第1及び第2のガイドアームに伝達するスライド部と、光ディスクの排出時に第1及び第2のガイドアームにより光ディスクが搬送される方向と逆向きに前記スライダ機構が移動される際の力により、前記ラック部と前記スライド部とを分離可能に弾性変形する遮断機構とを有することを特徴とする請求項6記載の光ディスク装置。
  8. 前記遮断機構は、外部から所定の方向の力が供給されることで提供される光ディスクの排出時に第1及び第2のガイドアームにより光ディスクが搬送される方向と逆向きに前記スライド機構が移動される際の力により、前記スライダ機構の前記スライド部から前記ラック部を分離可能であることを特徴とする請求項7記載の光ディスク装置。
  9. 前記遮断機構は、前記スライダ機構の前記スライド部から前記ラック部が分離された状態において、光ディスクの排出時に第1及び第2のガイドアームにより光ディスクが搬送される方向と逆向きに前記スライド機構が移動される際の力により、前記スライド部に前記ラック部が結合可能であることを特徴とする請求項7記載の光ディスク装置。
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