JP2008298548A - 携帯電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】RTCのクロック信号に基づく時間情報が正確かどうかの判断を誤ることなく確実に行うことができる携帯電子機器を提供すること。
【解決手段】発振回路部51は、起動に伴って、電源部46から電源電圧の供給が開始されたとき、レジスタ52に水晶振動子60の発振動作が開始されたことを示す開始情報を書き込む。CPU45は、起動の際に、レジスタ52に開始情報が書き込まれているか否かを確認し、開始情報が書き込まれている場合には、時間情報が不正確であると判断し、開始情報が書き込まれていない場合には、時間情報が正確であると判断する。
【選択図】図3

Description

本発明は、リアルタイムクロック(RTC)を内蔵する携帯電子機器に関する。
一般的に、電子機器の電源制御IC内には、時間情報の保持を目的にRTC(Real Time Clock)が内蔵されている。RTCは、外部の水晶振動子を発振させ、その発振された信号からクロック信号を生成し、時間情報を生成している。CPUは、RTCにより生成された時間情報に基づいて時刻を算出している(例えば、特許文献1又は2を参照。)。
また、二次電池を電源として駆動する携帯電子機器においては、RTCは、二次電池(例えば、Liイオン充電池)により電源電圧の供給を受け、また、二次電池の充電容量が無くなった場合には、小型の二次電池又は一次電池である補助電池により電源電圧の供給を受けるように構成されている。
したがって、CPUは、二次電池の電池容量がなくなった場合においても、時間情報を失うことが無く、正確な時間を把握することができ、また、時間情報の更新も適宜行うことができる。また、携帯電子機器は、このような構成により、主電源のオン状態又はオフ状態にかかわらず時計表示やアラーム機能を実現することができる。
また、携帯電子機器では、二次電池又は補助電池の電池容量が無くなった場合、水晶振動子の発振停止を示す発振停止ビットをレジスタに書き込むように構成されている。
また、CPUは、起動時において、レジスタに発振停止ビットが書き込まれているか否かの確認動作を毎回行い、発振停止ビットが書き込まれていないことを確認した場合には、クロックカウントが正しく行われており、時間情報が正確であると判断し、一方、発振停止ビットが書き込まれていることを確認した場合には、発振停止ビットの書き込み時以降のクロックカウントが正しく行われていない可能性があり、時間情報が不正確であると判断するように構成されている。
特開2001−228272号公報 特開2002−139585号公報
ところで、携帯電子機器では、コストダウンや小型化の要請に応えるべく、補助電池を内蔵しない構成にすることが考えられる。
しかし、補助電池を内蔵しない構成の場合には、二次電池の容量が無くなった場合に、バックアップする電源がないため、レジスタに書き込んだ発振停止ビットを保持することができない。
したがって、二次電池の容量が無くなり、その後、充電又は交換により二次電池の容量がCPUの起動可能な容量となって、CPUが起動された場合、レジスタには発振停止ビットが保持されていないため、クロックカウントが正しく行われており、時間情報が正確であると誤判断してしまうおそれがある。
また、補助電池を内蔵する構成であったとしても、二次電池及び補助電池の双方の容量が無くなった場合には、レジスタをバックアップする電源がなくなるため、上述と同様な問題が生じるおそれがある。
そこで、本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、CPUが起動された場合に、RTCのクロック信号に基づく時間情報が正確かどうかの判断を誤ることなく確実に行うことができる携帯電子機器を提供することにある。
本発明に係る携帯電子機器は、上記課題を解決するために、水晶振動子の発振動作に基づいてクロック信号を生成する発振回路部と、所定の情報が書き込まれるレジスタと、前記発振回路部に電源電圧を供給するバッテリと、前記クロック信号から生成される時間情報に基づいて時刻を算出する制御部と、を備え、前記発振回路部は、起動に伴って、前記バッテリから電源電圧の供給が開始されたとき、前記レジスタに前記水晶振動子の発振動作が開始されたことを示す開始情報を書き込み、前記制御部は、起動の際に、前記レジスタに前記開始情報が書き込まれているか否かを確認し、前記開始情報が書き込まれている場合には、前記時間情報が不正確であると判断し、前記開始情報が書き込まれていない場合には、前記時間情報が正確であると判断することを特徴とする。
また、上記電子機器では、前記制御部は、前記レジスタに前記開始情報が書き込まれていることを確認して時間情報が不正確であると判定した後、前記レジスタにおける前記開始情報を消去する処理を行うことが好ましい。
また、上記携帯電子機器では、前記バッテリから供給される電源電圧を所定の電源電圧に変換し、変換後の電源電圧を前記制御部に供給する電源回路部を備え、前記発振回路部と前記レジスタとは、リアルタイムクロック回路を構成し、前記リアルタイムクロック回路は、前記電源回路部の内部に備えられていることが好ましい。
また、前記電子機器では、前記レジスタには、前記クロック信号に基づいた前記時間情報が書き込まれるものであって、前記制御部は、前記時間情報が不正確であると判定して前記レジスタにおける前記開始情報を消去する処理を行う際、前記レジスタに所定の規定値を書き込んだ後に前記開始情報を消去する処理を行うことが好ましい。
本発明によれば、時間情報が正確かどうかを誤ることなく判断することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る携帯電子機器の一例である携帯電話装置1の外観斜視図を示す。なお、図1は、いわゆる折り畳み型の携帯電話装置の形態を示しているが、本発明に係る携帯電話装置の形態としては特にこれに限られない。例えば、両筐体を重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(ターンタイプ)や、操作部と表示部とが一つの筐体に配置され、連結部を有さない形式(ストレートタイプ)でも良い。
携帯電話装置1は、操作部側筐体部2と、表示部側筐体部3と、を備えて構成される。操作部側筐体部2は、表面部10に、操作部11と、携帯電話装置1の使用者が通話時に発した音声が入力されるマイク12と、を備えて構成される。操作部11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作ボタン13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作ボタン14と、各種操作における決定やスクロール等を行う決定操作ボタン15と、から構成されている。
また、表示部側筐体部3は、表面部20に、各種情報を表示するためのLCD(Liquid Crystal Display)表示部21と、通話の相手側の音声を出力するスピーカ22と、を備えて構成されている。
また、操作部側筐体部2の上端部と表示部側筐体部3の下端部とは、ヒンジ機構4を介して連結されている。また、携帯電話装置1は、ヒンジ機構4を介して連結された操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを相対的に回転することにより、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とが互いに開いた状態(開放状態)にしたり、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを折り畳んだ状態(折畳み状態)にしたりできる。
また、図2は、携帯電話装置1の機能を示す機能ブロック図である。携帯電話装置1は、図2に示すように、操作部11と、マイク12と、メインアンテナ40と、RF回路部41と、LCD制御部42と、音声処理部43と、メモリ44と、CPU45(制御部)と、電源部46と、制御IC47(電源回路部)とが操作部側に備えられ、LCD表示部21と、スピーカ22と、ドライバIC23とが表示部側に備えられている。
メインアンテナ40は、所定の使用周波数帯(例えば、800MHz)で外部装置と通信を行う。なお、本実施の形態では、所定の使用周波数帯として、800MHzとしたが、これ以外の周波数帯であっても良い。また、メインアンテナ40は、所定の使用周波数帯の他に、他の使用周波数帯(例えば、2GHz)に対応できる、いわゆるデュアルバンド対応型による構成であっても良い。
RF回路部41は、メインアンテナ40によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号をCPU45に供給し、また、CPU45から供給された信号を変調処理し、メインアンテナ40を介して外部装置(基地局)に送信する。
LCD制御部42は、CPU45の制御にしたがって、所定の画像処理を行い、処理後の画像データをドライバIC23に出力する。ドライバIC23は、LCD制御部42から供給された画像データをフレームメモリに蓄え、所定のタイミングでLCD表示部21に出力する。
音声処理部43は、CPU45の制御にしたがって、RF回路部41から供給された信号に対して所定の音声処理を行い、処理後の信号をスピーカ22に出力する。スピーカ22は、音声処理部43から供給された信号を外部に出力する。
また、音声処理部43は、CPU45の制御にしたがって、マイク12から入力された信号を処理し、処理後の信号をRF回路部41に出力する。RF回路部41は、音声処理部43から供給された信号に所定の処理を行い、処理後の信号をメインアンテナ40に出力する。
メモリ44は、所定のデータが格納されている。
CPU45は、携帯電話装置1の全体を制御しており、特に、RF回路部41、LCD制御部42、音声処理部43及びカメラ24に対して所定の制御を行う。
電源部46は、二次電池46Aと、補助電池46Bとから構成されている。二次電池46Aは、所定容量を有する電池であり、例えば、リチウムイオン二次電池である。補助電池46Bは、二次電池46Aの容量が無くなった場合のバックアップ電源である。また、電源部46は、補助電池46Bを備えない構成であっても良い。
制御IC47は、電源部46から供給される電源電圧を所定の電源電圧に変換し、変換後の電源電圧を携帯電話装置1の各部(例えば、CPU45等)に供給する。
また、制御IC47には、時間情報の保持を行うRTC(Real Time Clock)50が内蔵されている。
ここで、RTC50の構成と動作について説明する。RTC50は、図3に示すように、外部の水晶振動子60の発振動作に基づいてクロック信号を生成する発振回路部51と、所定の情報が書き込まれるレジスタ52、を備えている。
発振回路部51は、起動に伴って、電源部46から電源電圧の供給が開始されたとき、水晶振動子60の発振を開始させるとともに、レジスタ52に水晶振動子60の発振動作が開始されたことを示す開始情報を書き込む。また、発振回路部51は、クロック信号から生成した時間情報をレジスタ52に書き込む。
CPU45は、レジスタ52に書き込まれている時間情報を参照して、時刻(時、分、秒、曜日等)を算出している。
また、CPU45は、起動の際に、レジスタ52に開始情報が書き込まれているか否かを確認し、開始情報が書き込まれている場合には、時間情報が不正確であると判断し、開始情報が書き込まれていない場合には、時間情報が正確であると判断する。
ここで、携帯電話装置1による時間情報の正否判別方法について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。なお、以下では、電源部46の二次電池46A及び補助電池46Bの容量がともに無くなり(ステップS1)、発振回路部51による発振が停止し(ステップS2)、その後、電源部46の充電又は交換により、携帯電話装置1全体の起動が可能な状態となり、所定の操作により起動が開始(ステップS3)されたものとして、説明を行う。
なお、ステップS3において、携帯電話装置1の起動の要求が可能な状態、すなわち電源部46の二次電池46Aの接続が行われた状態、あるいは充電される状態になると、それまで電源供給が無かったことにより停止していた発振回路部51が再び動作を開始する(ステップS4)。
また、ステップS3において、電源供給の再開により発振回路部51の動作が開始された場合には、発振回路部51は、レジスタ52に開始情報を書き込む。具体的には、レジスタ52には、発振開始の検出ビットとして「1」を示す情報が書き込まれる。なお、ステップS1からステップS3に示すような電源部46の容量がなくなったことに起因する発振回路部51の動作の停止が生じておらず(つまり、電源部46の容量がある)、発振回路部51が動作した状態が継続されたまま携帯電話装置1の電源がオフ状態にされ、その後に電源がオン状態にされ、起動の要求を受けた場合(つまり、通常の電源オフ状態からオン状態へ移行する揚合)には、新たに発振回路部51の動作を開始(再開)させるわけではないため、発振開始の検出ビット「1」をレジスタ52には書き込まない。
つまり、ステップS5においては、発振回路部51が発振の停止状態から発振の開始状態に更新された場合にのみ、発振開始の検出ビット「1」をレジスタ52に書き込む。
また、ステップS5の工程においては、携帯電話装置1の起動が可能な状態にあるため、電源部46から確実に電源電圧が供給されており、レジスタ52に書き込まれている発振開始の検出ビットの信頼性は、保証されている。さらに、この構成においては、ステップ5の工程において、発振開始の検出ビットがレジスタ52に書き込まれてから、次のステップS6の工程により、CPU45がレジスタ52に書き込まれている発振開始の検出ビットを読み出すまでの短期間における信頼性を確保するだけで良いので、携帯電話装置1の起動ができる程度の電源部46の容量があれば確実に発振開始の検出ビットの保持を行えるため、信頼性の保証をすることができる。
ステップS6において、CPU45は、レジスタ52にアクセスし、発振開始の検出ビットのリードを行う。
ステップS7において、CPU45は、ステップS6の工程によるレジスタ52へのアクセスに基づいて、レジスタ52に開始情報が書き込まれているか否か、すなわち「1」を示す情報が書き込まれているか否かを判断する。「1」を示す情報が書き込まれている場合には、ステップS8に進み、「1」を示す情報が書き込まれていない場合には、ステップS9に進む。
ステップS8において、発振開始の検出ビット「1」が検出されると、CPU45は、携帯電話装置1の電源がオフ状態にされている間に、少なくとも1回は発振回路部51が停止する事象が生じたと判断し、現在のレジスタ52に保持されている時間情報が不正確であると判定する。
ステップS9において、発振開始検出ビット「1」が検出されない場合には、CPU45は、携帯電話装置1の電源がオフ状態にされている間も発振回路部51は動作し続けていたと判断し、現在のレジスタ52に保持されている時間情報が正確であると判定する。そして、CPU45は、レジスタ52に保持されている時間情報に基づいて時刻を算出し、算出した時刻をLCD制御部42、ドライバIC23を介してLCD表示部21に表示させる。
ステップS10において、CPU45は、発振開始の検出ビットの確認が終わり、時間情報の正確さの判定が完了すると、レジスタ52の発振開始の検出ビットをクリア、すなわち、検出待ち状態にする。
また、ステップS8の工程により時間情報が不正確であると判定された場合には、CPU45は、レジスタ52の検出ビットをクリアする前に、レジスタ52へ例えば「2000年1月1日0時0分0秒」を示す値をダミーの時間情報として書き込む。その後、CPU45は、ステップS10の工程において、レジスタ52の検出ビットをクリアし、メインアンテナ40及びRF回路部41により、電波状態の良い基地局に対して位置登録する等して着信を待ち受ける待ち受け状態に移行する。
そして、図示しないGPS(Global Positioning System)受信モジュールによる受信信号、あるいは待ち受けた基地局からの制御信号に基づいて、正確な時刻を取得し、レジスタ52へ正確な時刻を示す値を書き込む。また、レジスタ52に発振開始の検出ビット「1」が書き込まれていることを確認してから、正確な時刻が書き込まれるまでの間、CPU45は、LCD表示部21には時刻が不正確である旨を表示したり、時刻を全く表示しない等の表示制御を行い、時間情報が正確な値に更新されると、正確な時刻の表示に更新する。これらの簡易な処理を行うことにより、CPU45への処理負荷を軽減しつつ、ユーザに対して不正確な時刻を報知してしまうという状況を防止(回避)することができる。
このようにして、本発明に係る携帯電話装置1は、電源部46の容量が無くなって、発振回路部51の発振動作が停止し、その後、再起動が行われた際、すなわち電源部46により確実に電源電圧が供給されているときに、発振回路部51によりレジスタ52に発振開始の検出ビットを書き込むので、発振開始の検出ビットに対する信頼性を保証することができる。
したがって、CPU45は、信頼性が保証されているレジスタ52に発振開始の検出ビットが書き込まれているか否かによって時間情報の正否を判定するので、補助電池46Bに頼ることなく時間情報の正否の判断を誤らず、確実に時間情報の正否判断を行うことができる。よって、補助電池46Bを削除したり、小容量化する等のコストダウンを図ることができる。
また、本発明に係る携帯電話装置1では、RTC50は、電源回路である制御IC47に内蔵されているため、RTC50が停止する場合には、電源部46の容量が無くなり制御IC47自体が停止し、携帯電話装置1全体が停止するので、発振動作が行われることはない。したがって、本発明に係る携帯電話装置1は、別途独立にRTCを設ける構成に比して、スペースの効率化を図ることができ、かつ、発振開始の検出ビットを書き込むための処理の確実性を高めることができ、時間情報の正否の判断を誤ることがなく、確実に時間情報の正否判断を行うことができる。
また、コストダウンや小型化の要請に応えるために、補助電池46Bから所定容量を有するコンデンサに設計が変更された場合、補助電池46Bに比して、保持時間が大幅に短縮されることが予測される。そうすると、二次電池46Aの容量がなくなり、すぐに充電又は交換を行っても、RTC50による発振動作が停止してしまうことが考えられる。
本発明に係る携帯電話装置1は、このような状況下においても、コンデンサに頼ることなく確実に時間情報の正否判断を行うことができる。
本発明に係る携帯電話装置の外観を示す斜視図である。 本発明に係る携帯電話装置の機能を示すブロック図である。 図2に示す携帯電話装置に備えられているRTCの構成を示すブロック図である。 本発明に係る携帯電話装置による時間情報の正否判別方法についての説明に供するフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話装置
2 操作部側筐体部
3 表示部側筐体部
4 ヒンジ機構
45 CPU
46 電源部
47 制御IC
50 RTC
51 発振回路部
52 レジスタ
60 水晶振動子

Claims (4)

  1. 水晶振動子の発振動作に基づいてクロック信号を生成する発振回路部と、
    所定の情報が書き込まれるレジスタと、
    前記発振回路部に電源電圧を供給するバッテリと、
    前記クロック信号から生成される時間情報に基づいて時刻を算出する制御部とを備え、
    前記発振回路部は、起動に伴って、前記バッテリから電源電圧の供給が開始されたとき、前記レジスタに前記水晶振動子の発振動作が開始されたことを示す開始情報を書き込み、
    前記制御部は、起動の際に、前記レジスタに前記開始情報が書き込まれているか否かを確認し、前記開始情報が書き込まれている場合には、前記時間情報が不正確であると判断し、前記開始情報が書き込まれていない場合には、前記時間情報が正確であると判断することを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記制御部は、前記レジスタに前記開始情報が書き込まれていることを確認して時間情報が不正確であると判定した後、前記レジスタにおける前記開始情報を消去する処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記バッテリから供給される電源電圧を所定の電源電圧に変換し、変換後の電源電圧を前記制御部に供給する電源回路部を備え、
    前記発振回路部と前記レジスタとは、リアルタイムクロック回路を構成し、
    前記リアルタイムクロック回路は、前記電源回路部の内部に備えられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記レジスタには、前記クロック信号に基づいた前記時間情報が書き込まれるものであって、
    前記制御部は、前記時間情報が不正確であると判定して前記レジスタにおける前記開始情報を消去する処理を行う際、前記レジスタに所定の規定値を書き込んだ後に前記開始情報を消去する処理を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
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