JP2008297747A - コーナー用造作部材及びその梱包方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基材11に形成したV字溝11a,11bに沿って表面材12が割れるのを防止したコーナー用造作部材10及びその梱包方法を提供すること。
【解決方法】V字溝11a,11bの表面側に貼着したテープ14によって表面材12のV字溝11a,11bの頂角部に沿った部位を補強する。裏面に貼着したテープ13によってV字溝11a,11bが拡開する方向に造作部材10が折れ曲がるのを防止する。これにより保管時や配送時あるいは施工時に表面材12がV字溝11a,11bの頂角部に沿って割れるのを防止する。2枚の造作部材10の表面同士を重ね、ストレッチフィルムを巻回して一体に接合する。
【選択図】図2

Description

本発明は、巾木や廻り縁として出隅の表面を被覆するように固着されるコーナー用造作部材及びその梱包方法に関する。
この種のコーナー用造作部材の一形式として、特開2004−116003号公報には基材の表面に可撓性を有する表面材を貼着し、基材の裏面に断面V字形のV字溝をその頂角部が表面材に達するように形成したコーナー用造作部材が開示されている。
このコーナー用造作部材はV字溝から折り曲げ、出隅の表面を覆うように固着して用いられる。このコーナー用造作部材を用いることにより出隅の意匠に高級感をもたせることができる。
特開2004−116003号公報
ところで、上記したコーナー用造作部材は施工時にV字溝から折り曲げて出隅部に装着されるが、保管時や配送時はV字溝から折り曲げることなく板状のまま積層して梱包される。しかし、このV字溝は頂角部が表面材に達するまでの深さに形成されているため、梱包して配送するときの振動や、施工現場で梱包を解いて施工する際の取扱の不手際でV字溝の頂角部にそって表面材が割れ易く、一旦割れると使用できなくなる。また、施工時にV字形に折り曲げて出隅に装着し、タッカーを用いて出隅に固定する際、タッカーから排出される加圧エアーの勢いでV字溝に沿って表面材が割れることもある。
本発明はかかる問題点に鑑み、基材に形成したV字溝に沿って表面材が割れるのを防止したコーナー用造作部材及びその梱包方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、基材の表面に可撓性を有する表面材を貼着し、基材の裏面に断面V字形のV字溝をその頂角部が表面材に達するように形成し、該V字溝の対向する斜面同士が接合するように折り曲げて出隅の表面に被着されるコーナー用造作部材であって、
基材の裏面にV字溝を覆うようにテープを貼着するとともに、前記出隅に被着する際に剥離されるテープを前記V字溝を覆うように表面材の表面に貼着したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、基材の表面に可撓性を有する表面材を貼着し、基材の裏面に断面V字形のV字溝をその頂角部が表面材に達するように形成し、該V字溝の対向する斜面同士が接合するように折り曲げて出隅の表面に被着されるコーナー用造作部材の梱包方法であって、
基材の裏面にV字溝を覆うようにテープを貼着するとともに、前記出隅に被着する際に剥離されるテープを前記V字溝を覆うように表面材の表面に貼着したコーナー用造作部材を複数枚重ね合わせ、重ね合わせた複数枚のコーナー用造作部材にストレッチフィルムを巻回して一体に接合したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は請求項2に記載のコーナー用造作部材の梱包方法において、表面材の裏面に貼着したテープが重なり合うように2枚のコーナー用造作部材を重ね合わせてストレッチフィルムを巻回したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明に係るコーナー用造作部材を出隅に装着するには表裏両面のテープを貼着したままV字溝から折り曲げて出隅に固着する。出隅に固着した後、表面のテープを剥離する。
本発明によれば、V字溝の表面側に貼着したテープによって表面材のV字溝頂角部に沿った部位が補強される。また、基材の裏面に貼着したテープによってV字溝が拡開する方向に造作部材が折れ曲がるのを防止できる。このため、保管時や配送時に加わる振動や衝撃によって、あるいは施工時にタッカーから加わる衝撃や振動によって表面材がV字溝の頂角部に沿って割れるのを防止できる。
請求項2に記載の発明によれば、表面材におけるV字溝頂角部に沿った部位が造作部材の表面に貼着したテープで補強され、造作部材裏面に貼着したテープでV字溝が拡開する方向に折れ曲がるのを防止できる。加えて、造作部材同士を重ね合わせてストレッチフィルムで一体に接合するので、各造作部材がV字溝から折れ曲がり難くなる。そのため、保管時や配送時に表面材が割れるのをより効果的に防止できる。
請求項3に記載の発明によれば、2枚の造作部材が相互に補強し合うので、より一層V字溝から拡開方向へ折れ曲がるのを防止できる。そのため、保管時や配送時における表面材の割れをより確実に防止できる。
以下に本発明の実施例を図面に基づき説明する。図1及び図2には本発明の実施例に係るコーナー用造作部材10が示されている。当該コーナー用造作部材10は巾木や廻縁として用いられるもので、木質基材11と基材11の表面に接着剤で接着した表面材12から構成されている。表面材12には化粧シートが使用されている。
木質基材11の裏面中央部には断面形状がV字形のV字溝11a,11bが2本縦方向に沿って形成されている。そして、2本のV字溝11a,11bを覆うように透明ビニールテープ13が基材11の裏面に貼着されている。
一方、表面材12の表面には表側からV字溝を覆うようにテープ14が貼着されている。このテープ14は剥離したとき表面材12にテープ14の一部が付着して残ったり、表面材14を傷付けるおそれのない材質のものが用いられている。本実施例では車両塗装用に用いられるクレープマスキングテープを用いている。クレープマスキングテープはテープ基材にクレープ紙を使用し、クレープにゴム系粘着剤を塗布して構成されている。
本実施例に係るコーナー用造作部材10の構造は以上の通りであって、次にその梱包方法を説明する。図3に示すように、表裏両面にテープ13,14を貼着した2枚のコーナー用造作部材10を裏面のテープ14同士が重なるように重ね合わせる。次に、図4に示すように、裏面を重ね合わせた2枚のコーナー用造作部材10を2組重ね合わせる。そして、図5に示すように4枚の重ね合わせたコーナー用造作部材10にストレッチフィルム15を巻回して接合し、図6に示す段ボールケース16に収納する。
本実施例に係るコーナー用造作部材の施工方法を図7に示す。梱包を解いた造作部材10は両面にテープ13,14を貼着したまま、裏面に接着剤を塗布する。そして、V字溝11a,11bの側面同士が接合するように表面材12を撓めながら折り曲げ、折り曲げた造作部材10を出隅17の表面に被せて接着剤とステープラで出隅に固定する。そして、出隅に固定した後、表面のテープ14を剥離する。
以上説明したように、本実施例に係るコーナー用造作部材10は、V字溝11a,11bの表面側に貼着したテープ14によって表面材12のV字溝11a,11bの頂角部に沿った部位が補強される。また、裏面に貼着したテープ13によってV字溝11a,11bが拡開する方向に造作部材10が折れ曲がるのを防止できる。このため、保管時や配送時あるいは施工時に表面材12がV字溝11a,11bの頂角部に沿って割れるのを防止できる。
また、梱包する際に造作部材10同士を重ね合わせてストレッチフィルム15で一体に接合するので、各造作部材10がV字溝11a,11bから折れ曲がり難くなる。そのため、保管時や配送時に表面材12が割れるのをより効果的に防止できる。
さらにまた、2枚の造作部材10の表面同士を重ねて梱包するので、一層V字溝11a,11bから拡開方向へ折れ曲がるのを防止できる。そのため、保管時や配送時における表面材12の割れをより確実に防止できる。
なお、本実施例に係るコーナー用造作部材10では表面材12に合成樹脂製あるいは紙製の化粧シート12を用いたが、突き板や単板を使用すればより高級感を保たせることができる。また、基材11の2箇所にV字溝11a,11bを形成したが、出隅17の断面形状に合わせて3箇所以上にV字溝を形成することもある。
本発明の一実施例に係るコーナー用造作部材を表側から見た斜視図である。 同コーナー用造作部材を裏側から見た斜視図である。 重ね合わせた2枚のコーナー用造作部材を示す斜視図である。 重ね合わせた4枚のコーナー用造作部材を示す斜視図である。 4枚を重ね合わせてストレッチフィルムを巻回したコーナー用造作部材を示す斜視図である。 4枚のコーナー用造作部材を収納する段ボール製ケースを示す斜視図である。 コーナー用造作部材の施工方法を示す説明図である。
符号の説明
10…コーナー用造作部材
11…木質基材
11a,11b…V字溝
12…表面材
13,14…テープ
15…ストレッチフィルム

Claims (3)

  1. 基材の表面に可撓性を有する表面材を貼着し、基材の裏面に断面V字形のV字溝をその頂角部が表面材に達するように形成し、該V字溝の対向する斜面同士が接合するように折り曲げて出隅の表面に被着されるコーナー用造作部材であって、
    基材の裏面にV字溝を覆うようにテープを貼着するとともに、前記出隅に被着する際に剥離されるテープを前記V字溝を覆うように表面材の表面に貼着したことを特徴とするコーナー用造作部材。
  2. 基材の表面に可撓性を有する表面材を貼着し、基材の裏面に断面V字形のV字溝をその頂角部が表面材に達するように形成し、該V字溝の対向する斜面同士が接合するように折り曲げて出隅の表面に被着されるコーナー用造作部材の梱包方法であって、
    基材の裏面にV字溝を覆うようにテープを貼着するとともに、前記出隅に被着する際に剥離されるテープを前記V字溝を覆うように表面材の表面に貼着したコーナー用造作部材を複数枚重ね合わせ、重ね合わせた複数枚のコーナー用造作部材にストレッチフィルムを巻回して一体に接合したことを特徴とするコーナー用造作部材の梱包方法。
  3. 表面材の裏面に貼着したテープが重なり合うように2枚のコーナー用造作部材を重ね合わせてストレッチフィルムを巻回したことを特徴とする請求項2に記載のコーナー用造作部材の梱包方法。
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