JP2008297093A - エレベータ装置 - Google Patents

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Masanori Yasue
正徳 安江
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Abstract

【課題】 昇降路頂部の温度上昇を効率良く抑制できるエレベータ装置を得ること。
【解決手段】 昇降路3内に設置されている駆動装置5と、駆動装置5により昇降路3内を昇降するかご13と、昇降路3内で最上階の乗場出入口4よりも上方に位置する排気口22aと、昇降路3内で排気口22aよりも下方に位置する給気口22bとを有する通風ダクト22と、通風ダクト22内に気流が流れるようにする冷却ファン24と、昇降路3で最上階の乗場出入口4よりも上方に位置する温度を検出すると共に、高温基準値よりも高くなると高温検出信号を発生する第1温度検出器30と、高温検出信号に基づいて冷却ファン24を駆動する制御部50とを備えたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、駆動装置が昇降路内に設置されている機械室レスタイプのエレベータ装置に関するものである。
従来の機械室レスタイプのエレベータ装置では、一般に換気装置が不要な場合が多いが、駆動装置の周囲温度が高くなる場合には、換気装置を設けている。このようなエレベータ装置において、経済性などを考慮した対応とし、かごが最上階に停止した際に、かごの戸を開放した状態で、かごの換気装置によって昇降路内及びかご内を換気するものが提案されている(例えば、下記特許文献1)。
特開2001−72347号公報
しかしながら、上記エレベータ装置は、乗りかごが最上階に停止したときしか昇降路頂部を換気をすることができないため、稼働率が高く最上階の停止回数が少ない場合には、昇降路頂部の温度が上昇し、昇降路頂部に設置された機器の寿命が短くなる恐れがあった。
また、昇降路頂部の換気を十分に行うには、戸開状態で、かごを最上階に長時間停止しなければならないため、エレベータの稼働率が低下するという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、昇降路頂部の温度上昇を効率良く抑制できるエレベータ装置を提供することを目的とする。
第1の発明に係るエレベータ装置は、昇降路内に設置されている駆動装置と、前記駆動装置により前記昇降路内を昇降するかごと、前記昇降路内で最上階の乗場出入口よりも上方に位置すると共に、給気口と排気口とを有する通風ダクトと、該通風ダクト内に気流が流れるようにするファンと、前記昇降路で最上階の乗場出入口よりも上方に位置する温度を検出すると共に、第1基準温度よりも高くなると第1検出信号を発生する第1温度検出手段と、前記第1検出信号に基づいて前記ファンを駆動する制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
第2の発明に係るエレベータ装置における制御手段は、ファンを一定時間駆動した後、ファンを停止する、ことが好ましい。これにより、ファンの煩雑な起動停止を防止できるので、ファンが動作している時のみにしか騒音を発生しないので、ファンが連続動作した場合に比較して騒音を防止できる。
第3の発明に係るエレベータ装置は、昇降路で最上階の乗場出入口よりも上方に位置する温度を検出すると共に、第1基準温度よりも高い第2基準温度をよりも高くなると第2検出信号を発生する第2温度検出手段と、第2検出信号に基づいてかごを停止する運行制御部とを備える、ことが好ましい。
これにより、駆動装置等が高温になることを防止できる。
第4の発明に係るエレベータ装置における運行制御手段は、第1検出信号が発生する時間的な間隔に基づいてかごの運転を制限する、ことが好ましい。これにより、第1温度検出手段と第2温度検出手段との間の温度、つまり第1基準温度と第2基準温度との間の基準温度を有する第3温度検出手段を不要にできると共に、昇降路上部の温度が上昇し続けることを迅速に検出してかごの運転を制限しながらかごの運転を継続できる。
本発明によれば、昇降路頂部の温度上昇を効率良く抑制できるエレベータ装置を得ることができる。
実施の形態1.
本発明の一実施の形態を図1から図3によって説明する。図1は本発明の一実施の形態を示すエレベータ装置の昇降路断面図、図2は図1に示す昇降路天井からの距離と温度との関係を示す曲線図、図3は図2に示すエレベータ装置の全体図である。
図1及び図3おいて、昇降路3内の上部(昇降路頂部3a)には、制御装置20及び駆動装置5が設置されている。駆動装置5は、駆動シーブ8とそらせ車9と、駆動シーブ8を回転させるモータ6と、駆動シーブ8の回転を制動するブレーキ7とを有している。
駆動シーブ8とそらせ車9には、ロープ11が掛けられており、ロープ11の一端には、かご13が固定されると共に、他端には、釣合い錘15が固定されている。昇降路3内の側部には、モータ6を制御する制御装置20が固定されている。
昇降路3内の上部(昇降路頂部)には、昇降路頂部3aを換気するための通風ダクト22が設置されている。通風ダクト22は、上部に排気口22aと排気口22aよりも下方に位置する給気口22bとを有する。排気口22aは、昇降路頂部3aに位置し、駆動シーブ8に対向している。給気口22bは、昇降路3内で床面のレベルよりも上方に位置し、真下に向けて開口している。すなわち、通風ダクト22は、排気口22aの近傍でほぼ直角に曲げられ、排気口22aの端部は、水平に、給気口22b側の端部は、垂直になっている。通風ダクト22内には、該ダクト22内を気流が流れるようにする冷却ファン24が内蔵されている。なお、通風ダクト22は上部が給気口で、下部が排気口でも良い。
図2は、図1の昇降路天井からの距離と温度との関係を示すグラフであり、破線は通風ダクト22を用いて換気を行わない場合、実線は通風ダクト22を用いて連続換気を行う場合を示している。換気を行わない場合、図2の破線で示すように、昇降路頂部3aの温度は、天井部で第1温度θaと最も高く、最上階の乗場出入口4付近で急激に低下する。これに対して、連続で換気を行う場合は、図2の実線で示すように、昇降路頂部3aの第2温度θfとなり第1温度θaよりも低減できる。
図1及び図3において、昇降路3で最上階の乗場出入口4よりも上方に位置する温度を検出すると共に、第1基準温度値としての高温基準値よりも高くなると第1検出信号としての高温検出信号を発生する第1温度検出手段としての第1温度検出器30と、昇降路3で最上階の乗場出入口4よりも上方に位置する温度を検出すると共に、高温基準値よりも高い第2基準温度値として加熱基準値をよりも高くなると第2検出信号としての過熱検出信号を発生する第2温度検出手段としての第2温度検出器32と、高温検出信号により駆動信号を発生して冷却ファン24を駆動する制御部50と、過熱検出信号により停止信号を発生してかご13を停止する運行制御部60とを備えている。ここで、高温基準値は、図2に示す第1温度θaから第2温度θfの間に設定されている。
上記のように構成されたエレベータ装置のブレーキ制御装置の動作を図1から図5を参照して説明する。図4は一実施の形態によるエレベータ装置の動作を示すフローチャート、図5及び図6は、エレベータ装置の各部の動作を示すタイムチャートである。
いま、かご13が頻繁に走行して昇降路頂部3aの温度が上昇すると、図5に示すように、第1温度検出器30が高温検出信号を発生し(ステップS101)、制御部50は、高温検出信号により駆動信号を発生して冷却ファン24を時間tdの間駆動する(ステップS103)。
さらに、図6に示すように、かご13が頻繁に走行して昇降路頂部3aの温度が上昇すると、第1温度検出器30は、高温検出信号を連続して発生続け、制御部50は、駆動信号を連続して発生して冷却ファン24を連続して駆動し、それにも拘わらず昇降路頂部3aの温度が過熱基準値に達すると、第2温度検出器32が過熱検出信号を発生して運行制御部60に入力する(ステップS105)。運行制御部60は、かご13の走行を停止する(ステップS109)。
一方、第2温度検出器32が過熱検出信号を発生しなければ(ステップS105)、上記ステップS101に戻る。
また、通風ダクト22が短くて乗場付近まで達しない場合には、冷却ファン24で攪拌混合される空気の範囲は上方の範囲に制限され、給気口22b付近の温度も少しずつ上昇するため冷却効果が少ないことがある。かかる場合、図3に示すように、制御部50から運行信号を発生して運転制御部60を介してかご13を上方階に移動して換気動作をすることにより、給気口22b付近の空気がさらに下方の空気と攪拌されるため、冷却効果を高めることができる。
すなわち、制御部50は、第1温度検出器30から高温検出信号が発生したことによりかご13を上方階に移動しても良い。これにより、乗客のサービスを優先しながら温度の異常な上昇を防ぐことができる。
上記実施形態のエレベータ装置は、昇降路3内に設置されている駆動装置5と、駆動装置5により昇降路3内を昇降するかご13と、昇降路3内で最上階の乗場出入口4よりも上方に位置する排気口22aと、昇降路3内で排気口22aよりも下方に位置する給気口22bとを有する通風ダクト22と、該通風ダクト22内に気流が流れるようにする冷却ファン24と、昇降路3で最上階の乗場出入口4よりも上方に位置する温度を検出すると共に、高温基準値よりも高くなると高温検出信号を発生する第1温度検出器30と、高温検出信号に基づいて冷却ファン24を駆動する制御部50とを備えたものである。
これにより、昇降路頂部3aの温度上昇を効率良く抑制できると共に、昇降路頂部3aの温度が高くなった場合に限り冷却ファン24を駆動する。したがって、省エネルギーにもなると共に、冷却ファン24が動作している時のみしか騒音が発生しないので、連続動作に比較して騒音の発生が少なくなる。
上記実施形態のエレベータ装置は、昇降路3で最上階の乗場出入口4よりも上方に位置する温度を検出すると共に、高温基準値よりも高い加熱基準値よりも高くなると加熱検出信号を発生する第2温度検出器32と、加熱検出信号に基づいてかご13を停止する運行制御部60と、を備えることが好ましい。これにより、駆動装置5及び制御装置20等が高温になることを防止できる。
実施形態2.
本実施の形態を図7及び図8によって説明する。図7は、他の実施の形態を示すエレベータ装置のブロック図、図8は図7のエレベータ装置で、高温検出信号の発生間隔が狭くなった場合に運行制限信号を発生する際の各部の動作を示すタイムチャートである。
図7中、図3と同一符号は、同一部分を示し説明を省略する。
図7において、制御部150には、図8に示す高温検出信号の発生する時間的な間隔を測定してその間隔時間値が予め定めた閾値を超えたら運行制限信号を発生して該運行制限信号を運行制御部60に入力するパルス間隔判断部152を有している。
上記実施形態では、第1温度検出器30と第2温度検出器32との中間の温度、つまり高温基準値と加熱基準値との間の基準温度を有する第3温度検出器を不要にできると共に、昇降路上部の温度が上昇し続けることを迅速に検出してかご13の運転を制限しながらかごの運転を継続できる。
本発明は、エレベータ装置に適用できる。
本発明の一実施の形態を示すエレベータ装置の昇降路断面図である。 図1に示す昇降路天井からの距離と温度との関係を示す曲線図である。 本発明の一実施の形態を示すエレベータ装置の全体図である。 本発明の一実施の形態によるエレベータ装置の動作を示すフローチャートである。 図1のエレベータ装置で、高温検出信号が発生する際の各部の動作を示すタイムチャートである。 図1のエレベータ装置で、高温検出信号及び過熱検出信号が発生する際の各部の動作を示すタイムチャートである。 本発明の他の実施の形態を示すエレベータ装置のブロック図である。 図7のエレベータ装置で、高温検出信号の発生間隔が狭くなった場合に運行制限信号を発生する際の各部の動作を示すタイムチャートである。
符号の説明
3 昇降路、4 乗場出入口、5 駆動装置、13 かご、22 通風ダクト、22a 排気口、22b 給気口、24 冷却ファン、30 第1温度検出器(第1温度検出手段)、32 第2温度検出器(第2温度検出手段)、50 制御部、60 運行制御部。

Claims (4)

  1. 昇降路内に設置されている駆動装置と、
    前記駆動装置により前記昇降路内を昇降するかごと、
    前記昇降路内で最上階の乗場出入口よりも上方に位置すると共に、給気口と排気口とを有する通風ダクトと、
    該通風ダクト内に気流が流れるようにするファンと、
    前記昇降路で最上階の乗場出入口よりも上方に位置する温度を検出すると共に、第1基準温度よりも高くなると第1検出信号を発生する第1温度検出手段と、
    前記第1検出信号に基づいて前記ファンを駆動する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記制御手段は、前記ファンを一定時間駆動した後、前記ファンを停止する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記昇降路で最上階の乗場出入口よりも上方に位置する温度を検出すると共に、第1基準温度よりも高い第2基準温度よりも高くなると第2検出信号を発生する第2温度検出手段と、
    前記第2検出信号に基づいて前記かごを停止する運行制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータ装置。
  4. 前記運行制御手段は、前記第1検出信号が発生する時間的な間隔に基づいて前記かごの運転を制限する、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のエレベータ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102674099A (zh) * 2011-03-09 2012-09-19 东芝电梯株式会社 电梯系统
CN103508292A (zh) * 2012-06-21 2014-01-15 株式会社日立制作所 电梯设备

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