JP2008297045A - ロール紙固定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ロール紙(連続用紙)を、軸に対して周方向に回転可能、軸方向には移動不能に固定するが、それを簡単な操作で、作業者の力に関係なく確実に固定することができる固定装置を提供する。
【解決手段】 ロール紙Rを挿通支持するロール紙保持軸1にロール紙を嵌合装着し、そのロール紙の軸方向両端をロール紙押え板3、7で規制し、ロール紙を回転可能に支持するロール紙固定装置において、前記ロール紙保持軸1の外周に、一対のロール紙押え板3、7を配置し、且つ前記ロール紙保持軸の外周面を巻着する摩擦部材5を設け、更に前記ロール紙押え板は、前記摩擦部材を径方向に押圧して前記ロール紙保持軸1に固定する外力付与手段8を備え、その外力付与手段8の操作によりロール紙押え板3、7をロール紙保持軸1に係脱可能とした。
【選択図】 図1

Description

本発明はプリンタ装置で使用されるロール紙の固定装置に関し、更に詳しくはロール紙をロール紙保持軸に対して軸方向にガタ付くことなく定着固定する固定装置に関する。
プリンタ装置における従来のロール紙(連続用紙)の固定方法として、ロール紙を支持する軸(サプライコア)のロール紙挿入側より軸方向に移動可能に嵌合する用紙挿入側の押え板(サプライホルダ)の円筒部に周方向に間隔をおいて軸芯と平行にスリットを形成し、そのスリット相互で区画された筒部周壁が径方向内外側に弾性変形できるように構成され、更にその円筒部の外周面にねじ部を形成し、該ねじ部に円筒部の外径より小さい内径を有する固定環を螺合して、押え板を軸に固定する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記固定方式は、押え板の円筒部に固定環を螺合することで、前記スリットで弾性変形可能な円筒部を径方向に収縮させ、軸の外周面に圧接させて摩擦係止するものである。
その為に、押え板の円筒部に対して固定環は外しておき、軸にロール紙を挿入した後、押え板を軸に嵌合し、押え板の円板部分をロール紙の軸方向端面に当接させた後、軸の開放端部側から固定環を嵌合し、押え板の円筒部に螺合する。
その為に、ロール紙を軸にセット固定するまでの手順動作が多く、しかも、押え板を軸に対して固定する固定環は該押え板と分離している為、該固定環を紛失する、或いは固定環を締め付けるのを忘れるといった問題点が発生していた。
また、固定環の締め付けは、作業者の力の強弱によりバラツキが発生しやすく、押え板の固定が不完全な状態となる等の問題点を有する。
特許第3779525号公報(第12頁、図16、図18、図23参照)
本発明は、上記した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、その課題は簡単な操作で、バラ付きなく確実にロール紙を固定することができる固定装置を提供することにある。
上記課題を達成する為に本発明のロール紙固定装置は、ロール紙を挿通支持するロール紙保持軸にロール紙を嵌合装着し、そのロール紙の軸方向両端をロール紙押え板で規制し、ロール紙を回転可能に支持するロール紙固定装置において、前記ロール紙保持軸の外周に、前記保持軸と嵌着する一対のロール紙押え板を配置し、且つ前記ロール紙保持軸の外周面を巻着する摩擦部材を設け、更に前記ロール紙押え板は、前記摩擦部材を径方向に押圧して該ロール紙保持軸に固定する外力付与手段を備え、その外力付与手段の操作によりロール紙押え板をロール紙保持軸に係脱可能とした構成を特徴とする(請求項1)。
前記ロール紙保持軸の形態は、軸方向の一方端を鉛直部材に対して略直角に固定し、他方端を水平に突出させた片持ち構造、或いは軸方向の両側部を鉛直部材で着脱可能に支持した両持ち構造の何れでもよい。又、ロール紙保持軸は固定タイプ、或いは支軸に挿通されて回転するタイプ、更にはロール紙のセンタリング機構を内蔵したロール紙保持軸等、何れでもよい。
前記固定装置は、ロール紙を挟持する軸方向両側のロール紙押え板に装備する、或いは軸方向の何れか一方のロール紙押え板に装備する等、何れでもよい。尚、ロール紙保持軸が片持ち構造の場合、固定側に配置するロール紙押え板は、ロール紙保持軸に対して摺動させる必要がなければ、摩擦部材の内蔵は不要で、その場合はロール紙保持軸の開放端側に配置するロール紙押え板にのみ本固定装置を装着する。
前記ロール紙押え板は、ロール紙保持軸の外側に嵌着し得る筒部と、その筒部の外側に略直角に突出する鍔状の押え板を有し、前記筒部内には前記ロール紙保持軸に嵌着し得る受け筒を備えてもよい。
従って、前記摩擦部材は、ロール紙押え板が筒部内に受け筒を有する場合は該受け筒に内蔵し、受け筒を有しない場合は筒部に内蔵する。尚、受け筒を備える場合は、その受け筒を筒部内に嵌着一体化する、或いは別体構造として個々に嵌着し得るようにする等、何れでもよい。
また、前記ロール紙押え板に内蔵する摩擦部材は、前記ロール紙保持軸の外周面の全周と接触するリング状,又はリングの一部が切断され軸周面の一部と接触する断面略C字型等、何れでもよい。但し、連続したリング状の場合は外力を受けて縮径動作がスムーズに行われるようにするために、周方向に間隔をおいてスリットを形成してもよい。
前記摩擦部材は、摩擦係数の大きな弾性部材、例えばゴム、フェルト、樹脂材の単体、或いはそれらの積層体、更に他の部材との組み合わせ等、何れでもよく、要はロール紙保持軸の外周面に摩擦部材を押し付けた状態で、該摩擦部材を収容するロール紙押え板が軸方向に移動したり、周方向に回転したりしなければよい。
又、本発明で言うロール紙は、長尺帯状の紙をロール状に巻いたものに限らず、フィルムをロール状に巻いたもの等、所謂ロール状の消耗品であればよい。
上記手段によれば、外力付与手段を操作して外力が摩擦部材に作用しない状態にしてロール紙保持軸の外側にロール紙押え板を嵌着する。そして、ロール紙押え板をロール紙保持軸上の所定の位置に嵌着した時、前記外力付与手段を操作して、外力が摩擦部材に作用するようにする。すると、予め外力付与手段に設けた弾機等の外力によってロール紙押え板に内蔵した摩擦部材が径方向内方に押圧され、ロール紙保持軸の外周面を緊締圧着する。それにより、ロール紙保持軸に対してロール紙押え板は前記摩擦部材を介して固定される。従って、一対のロール紙押え板の間に支持されるロール紙は、ロール紙保持軸の軸方向への動きが規制され、定位置に回転可能に保持される。
そして、ロール紙押え板は該押え板をロール紙保持軸に固定する為の外力付与手段を一体に備えている為、固定忘れや固定の為の部材を紛失といった心配がない。
前記ロール紙押え板は内部に摩擦部材を内蔵するため、内側に受け筒を備えるが、その受け筒とロール紙押え板は夫々独立した構成とし、ロール紙保持軸に対して順番に組み付けるようにする、或いは受け筒とロール紙押え板を組み上げて一体構造とし、一つものとしてロール紙保持軸に嵌着するようにしてもよい。
又、前記摩擦部材の具体的構造は、例えば、ロール紙保持軸の外周面と対応して配置した摩擦係着板と、その摩擦係着板の径方向外側に積層配置した緊締板とで構成し、該緊締板の周方向の一方端を前記ロール紙押え板の内側に配置した受け筒に固定し、且つ緊締板の周方向開放側と対応する位置に、前記外力付与手段の作用点を配置する(請求項2)。
摩擦係着板は、前記した摩擦係数の大きな弾性部材、例えば、ゴム、フェルト、樹脂材等で、緊締板は、外力を受けて撓み変形する部材、例えば、ステンレス板、鋼板、鉄板等を使用することができ、摩擦係着板及び緊締板は何れも断面略C字型に形成する。
上記手段によれば、周方向の一端が固定された緊締板の開放端側に、外力付与手段によって外力が作用すると、該緊締板は固定端を支点としてロール紙保持軸の外周面方向(径方向内方)に移動され、その緊締板の中心方向への移動により該緊締板の内側に配置された摩擦係着板はロール紙保持軸の外周面に圧着される。それにより摩擦部材を備えた受け筒はロール紙保持軸に対して軸方向及び周方向に移動不能に摩擦係止される。
又、緊締板への外力付与が除去される(ロール紙押え板を受け筒から外す、又は外力付与を解除する)と、周方向の一端を固定された緊締板はロール紙保持軸から離れる方向に拡開移動し、それによりロール紙保持軸の外周面に圧着されていた摩擦係着板の圧着も開放され、受け筒はロール紙保持軸に対し軸方向及び周方向に移動可能となる。
前記摩擦部材に外力を付与する外力付与手段の具体的構造としては、例えば、梃子の原理を利用した構成が挙げられる。その構成は、前記受け筒の外周面と対向する前記ロール紙押え板の筒部の周方向に沿って梃子を配置し、その梃子の力点側に該梃子を常時外方へ付勢する弾機を配置し、作用点側には筒部を貫通し、更に受け筒を貫通して内部に収容された前記摩擦部材を径方向外側から押圧する突起を突設する(請求項3)。
上記手段によれば、梃子の力点側を弾機の弾発力に抗して押え、それにより作用点側の突起をロール紙押え板の筒部内に引き上げ収容した状態とすることで、該ロール紙押え板を受け筒の外側に嵌合することができる。そして、ロール紙押え板を周方向に回動し、梃子の作用点である突起の位置が、受け筒に開設された前記突起を受け入れる孔と合致すると、該突起は力点側に配置した弾機の弾発力で径方向内方に付勢されているため前記孔に嵌入し、突起の先端は受け筒に収容された摩擦部材を加圧する。その結果、該摩擦部材の最内側に配置された部材(摩擦係着板)はロール紙保持軸の外周面に圧着され、ロール紙保持軸に対し受け筒は摩擦係着され、更に受け筒とロール紙押え板は梃子を介して連結一体化される。従って、ロール紙押え板の筒部に配置した梃子の力点側を該筒部と一緒に握り、ロール紙押え板の筒部を受け筒に嵌着後、筒部の握りを解除することで、弾機の弾発力による一定した圧着力でロール紙押え板を固定することができる。
又、摩擦部材に外力を付与する外力付与手段は梃子に限らず、次のような構成としてもよい。例えば、前記受け筒の外周面と対向する前記ロール紙押え板の筒部内に、押し子を径方向外方に弾発出没可能に配置し、筒部の外側には前記押し子を弾機の弾発力に抗して径方向内方に押し出す回動摘みを配置してもよい(請求項4)。
そして、押し子を弾機の弾発力に抗して径方向内方に押し出す回動摘みの形態は、該筒部の周方向に一定範囲移動するリング様摘みを配置し、そのリング様摘みの下面を回動方向に沿って傾斜面とし、そのリング様摘みの回動に伴う傾斜面の移動により前記押し子を径方向内方に押圧する構造、或いはロール紙押え板の筒部に、径方向内方に向かって出没する摘みを螺合取り付け、その摘みの回動で前記押し子を押圧する構造等何れでもよい。
上記手段によれば、ロール紙押え板の筒部に設けた回動摘みを操作することで、筒部に内蔵した押し子が弾機の弾発力に抗して径方向内方に押圧され、該押し子は受け筒の内側に内蔵された摩擦部材を加圧する。その結果、該摩擦部材の最内側に配置された部材(摩擦係着板)はロール紙保持軸の外周面に圧着され、受け筒はロール紙保持軸に対し摩擦係着される。
本発明のロール紙固定装置は請求項1記載の構成により、ロール紙押え板を受け筒の外側に嵌着し、且つ該ロール紙押え板の筒部に装備された外力付与手段を操作することで、ロール紙を挾着する押え板をロール紙保持軸に簡単に固定することができる。
そして、ロール紙押え板は該押え板を受け筒に固定する為の外力付与手段を押え板に一体に備えている為、固定忘れや固定の為の部材を紛失といった心配がない。
又、請求項2記載の構成により、受け筒に内蔵した摩擦部材はロール紙保持軸の外周面と面接触で圧着される。それにより、安定した固定状態を確立することができる。
更に、請求項3記載の構成により、ロール紙押え板の筒部に配置した梃子の力点側を該筒部と一緒に握り、ロール紙押え板の筒部を受け筒に嵌着後、筒部の握りを解除することで、弾機の弾発力による一定した圧着力でロール紙押え板を固定することができる。
又、固定忘れや、操作する人の力の強弱による固定状態にバラツキが発生するのを防止し、常に安定した固定状態を確立できる。
また、請求項4記載の構成により、ロール紙押え板を受け筒に嵌着後、該押え板と一体の筒部に装備した回動摘みを操作することで、摩擦部材を確実に圧着し、ロール紙押え板を固定することができる。
以下、本発明の実施の形態を、ロール紙保持軸が片持ち固定タイプについて図面に基いて説明する。
図1乃至図5は、ロール紙押え板に装備する外力付与手段として梃子を用いた実施例を示し、図中、1はロール紙保持軸で、そのプリンタ装置で使用する最大幅のロール紙よりも長く形成され、その軸方向の一端(図1では左側)がプリンタ装置(図示省略)の印字機構を配置する鉛直に支持された取付基板21に直角に交差させて固着して水平に突出され、そのロール紙保持軸1の他端側(図面では右側)は開放されており、開放端側からロール紙R、ロール紙Rを支持する受け筒、及びロール紙Rの軸方向の位置を規制するロール紙押え板等を差し込み、或いは抜き取ることができるように構成されている。
前記ロール紙Rとしては、ロール状に巻かれた台紙にラベル用紙が所定間隔をおいて剥離可能に貼着された台紙付きラベル、或いはラベル用紙がロール状に巻かれ、印字後ラベル毎に切断分離して使用する台紙無しラベル、更にはフィルムロールなどが挙げられる。
前記ロール紙保持軸1の固定端側には受け筒2と、その受け筒2の外側に固定ロール紙押え板3が固着され、これによって該ロール紙保持軸1の開放端側から挿入されるロール紙Rの奥側の位置が規制されるようになっている。
前記受け筒2は、短尺の筒体2aの軸方向一方端に、該筒体2aの外径より大径な鍔部2bを径方向外方に向けて突設した鍔付き筒体(段付き筒)で、前記筒体2aの外側には固定ロール紙押え板3が嵌合固着されている。尚、受け筒2の鍔部2bの軸方向端面は固定ロール紙押え板3の軸方向端面が当接することで、該固定ロール紙押え板3の位置が決定され、鍔部2bの外周面はロール紙Rの支持部として機能する。
固定ロール紙押え板3は、前記受け筒2の筒体2aの外側に嵌合する筒部3aと、その筒部3aの軸方向一方端に該筒部3aの外径より大径な押え板3bを径方向外方に向けて突設しており、押え板3bの外径はロール紙保持軸1にセットするロール紙Rの外径に合わせて適宜決定される。又、ロール紙保持軸1に対する受け筒2と固定ロール紙押え板3の固定は、固定ロール紙押え板3の外側から径方向内方に向かって止ネジを挿入し、固定ロール紙押え板3と受け筒2とロール紙保持軸1の三部材を一括固定する等、任意である。
前記ロール紙保持軸1の開放端側から該保持軸1に差し込む受け筒4は、前記固定端側の受け筒2と同様、短尺の筒体4aの軸方向一方端に、該筒体4aの外径より大径な鍔部4bを径方向外方に向けて突設した鍔付き筒体(段付き筒)で、前記筒体4aの内側には前記ロール紙保持軸1の外周面を巻着する摩擦部材5が内蔵され、更に前記筒体4aの外周面には前記摩擦部材5を径方向内方に向けて押圧する外力付与手段の作用点側が嵌脱する通孔6が形成されている。
前記摩擦部材5は、前記ロール紙保持軸1の外周面と対応して配置した断面略C字型の摩擦係着板5aと、その摩擦係着板5aの径方向外側に積層配置した断面略C字型の緊締板5bとで構成されている。
そして、ロール紙保持軸1の外周面と対応させて配置する摩擦係着板5aは、摩擦係数の大きな部材、例えば、ゴム材、フェルト材、或いは金属材(ステンレス材、鋼材、鉄材等)、樹脂材等の帯板を、その帯板の長手方向を断面略C字型に湾曲形成し、前記ロール紙保持軸1を外側より巻着し得るように構成されている。
又、前記摩擦係着板5aの外側に配置する緊締板5bは、撓み変形する金属帯板、例えば、ステンレス板、鋼板、鉄板等を、その長手方向に沿って断面略C字型に湾曲形成し、その周方向の一方端が前記受け筒4の内周面に固定され、他方端は開放されている。
それにより、前記緊締板5bの開放端側に外力が作用して、該緊締板5bの開放端側が径方向内方に移動すると、それに伴い緊締板5bの内側に配置された摩擦係着板5aを径方向内方に押圧し、前記ロール紙保持軸1の外周面に圧着する。尚、緊締板5bの周長は、前記摩擦係着板5aをロール紙保持軸1の外周面に対して効率よく圧着する為に、周長の約1/2前後が好適で、それ以上長い場合は1箇所への外力付与で緊締板を摩擦係着板に均等に圧接することは困難である。
受け筒4の筒体4aに開設する通孔6は、後述する可動ロール紙押え板7に装備される外力付与手段8の作用点側が嵌脱する孔で、その通孔6の形状は作用点を単に外側から内側に貫通案内する為の円形の縦孔のみでもよいが、図1に示すように筒体4aの軸方向端面から前記通孔6に亘って外周面に案内溝9を切欠形成してもよい。
可動ロール紙押え板7は、前記受け筒4の筒体4aの外側に嵌合する断面円形の短尺筒部7aと、その短尺筒部7aの軸方向一方端外周に径方向外側に向けて突設した大径な押え板7bとで構成されている。そして、押え板7bの外径はロール紙保持軸1にセットするロール紙Rの外径に合わせて適宜決定される。尚、ロール紙Rは、ロール紙保持軸1の固定端側に固着される固定ロール紙押え板3の押え板3bと、可動ロール紙押え板7の押え板7bとで挟む為、固定ロール紙押え板3の押え板3bと、可動ロール紙押え板7の押え板7bの外径は同じ外径とするのが好ましい。
又、前記筒部7aには前記受け筒4に内蔵した摩擦部材5を縮径し、ロール紙保持軸1の外周面に圧着係止し、受け筒4を介して該可動ロール紙押え板7をロール紙保持軸1に固定する外力付与手段8が装備されている。
その外力付与手段8は、図5に示すように、筒部7aの周方向に沿って配置した梃子10と、該梃子10の支点10aを挟む一方の力点10b側を前記支点を中心として常時径方向外方へ付勢する弾機11と、支点を挟む他方の作用点10c側の受け筒4外周面と対応する面に突設した突起12とで構成され、前記弾機11の弾発力で突起12が受け筒4の通孔6を貫通して摩擦部材5の緊締板5bを押圧するように構成されている。
前記筒部7aに対する梃子10の取り付けは、該筒部7aの周壁に梃子10の支点10a及び作用点10c側が嵌入する溝13を切欠開口し、その溝13に梃子10の支点10aを軸14で上下回動可能に軸支し、更に梃子10の力点10b側と筒部7aに開設した弾機取付凹部15とに亘って弾機(コイルスプリング)11が弾圧装着されている。それにより、梃子10は支点10aを中心として作用点10c側が径方向内方に向けて押圧されている。
又、梃子10における力点10b側の弾機11を取り付けた側と反対側には、該梃子10の力点10b側を弾機11の弾発力に抗して筒部7a側に押し下げる操作部10dが略直角水平に形成されている。
次に、ロール紙保持軸1にロール紙Rをセットする操作について説明する。
先ず、図1に示すロール紙保持軸1の開放端側より、ロール紙Rを差し込み、該ロール紙Rの芯管R’を受け筒2の鍔部2bと、受け筒4の鍔部4bとで支持する。
次に、ロール紙保持軸1の開放端側より可動ロール紙押え板7を前記受け筒4の筒体4a外側に嵌着するが、該可動ロール紙押え板7を嵌着する時、筒部7aに装備されている外力付与手段8の梃子10の力点10b側に形成した操作部10dを弾機11の弾発力に抗して前記筒部7aと一緒に握る。それにより、梃子10の作用点10c側は軸14を支点として径方向上向きに引き上げられ、作用点10c側に突設した突起12の先端(下端)は筒部7aの周壁内に保持され、可動ロール紙押え板7を受け筒4の外側に嵌着する際、差し込みの障害になることはなくなる。
従って、操作部10dを握ったままで可動ロール紙押え板7を受け筒4の筒体4a外側に嵌着し、嵌着後、前記梃子10の操作部10dの握り(加圧)を開放すると、梃子10の作用点10c側は力点10a側に配置した弾機11の弾発力で下方に押し下げられ、作用点10c側の突起12は筒部7aの溝13、及び受け筒4の通孔6を貫通して、該受け筒4の内側に内蔵されている摩擦部材5の緊締板5bを押圧する。それにより、周方向の一方端が固定されている緊締板5bは、前記押圧によって緊締板5bの開放側が径方向内方に押圧される為、該緊締板5bとロール紙保持軸1との接触形態は、点接触から面接触に変化する。これにより、緊締板5bの内側(下側)に積層配置された摩擦係着板5aはロール紙保持軸1の外周面に押圧密着される。従って、受け筒4は前記摩擦部材5によってロール紙保持軸1に摩擦固定され、更に該受け筒4と可動ロール紙押え板7は外力付与手段8を介して係着一体化される。その結果、図2に示すように、ロール紙保持軸1の開放端側より嵌着した可動ロール紙押え板7はロール紙保持軸1に対して軸方向及び周方向に移動不可の状態に固定され、ロール紙Rは固定ロール紙押え板3と可動ロール紙押え板7との間に挟まれた状態で受け筒2,4上に回転可能に支持される。
前記した可動ロール紙押え板7の取り付け手順は、予め梃子10の突起12の位置を受け筒4の通孔6の線上に合わせて差し込んだ場合で、位置を合わせて差し込んだ場合である。しかし、梃子10の突起12の位置と受け筒4の通孔6とが合致していない場合であっても、可動ロール紙押え板7を受け筒4に嵌着後、該可動ロール紙押え板7を受け筒4の外周面上を周方向に回動することで、可動ロール紙押え板7の筒部に取り付けられた梃子10の突起12は、弾機11の弾発力で受け筒4の外周面に圧接された状態で移動し、突起12が受け筒4の通孔6の位置に位置すると、突起12を受け止めていたものがなくなるため該突起12は自動的に通孔6に嵌入し、摩擦部材5を付勢する状態となる。
又、可動ロール紙押え板7を嵌着する場合、梃子10の操作部10dを握らずにロール紙保持軸1の開放端側から嵌着すると、梃子10の突起12は弾機11の弾発力で筒部7aの溝13を貫通して内周面より突出している為、該突起12が受け筒4の軸方向端面に当接し、嵌着が阻止される。その状態で、梃子10の操作部10dを弾機11の弾発力に抗して握り、突起12を径方向外方(上方)に引き上げ、その状態を維持したまま可動ロール紙押え板7を受け筒4の外周面上を周方向に回動する。そして、梃子10の突起12が、受け筒4の端面に切り欠いた通孔6への案内溝9と合致すると、可動ロール紙押え板7は軸方向に沿った移動が可能となり、前記案内溝9の終端側まで移動した後は、その位置に通孔6があるため突起12は該通孔6を貫通して摩擦部材5を押圧付勢する状態となる。
そして、上記した何れの操作においても、最終的には弾機11の弾発力で摩擦部材5がロール紙保持軸1に圧着され、可動ロール紙押え板7が固定されるため、作業する人の力の強弱等に関係なく、常に安定した固定状態を確立できる。
上記実施の形態における摩擦部材5を圧着する外力付与手段8は、梃子を応用したものであるが、他の実施例を図6〜図8に基いて説明する。尚、前示実施例と同じ部材は同じ符号を付し、説明を省略する。
図6は、受け筒4に内蔵した摩擦部材5を径方向内方へ押圧する押し子16が、可動ロール紙押え板7の筒部7a内に、径方向に出没可能に収容され、且つ弾機17で径方向外方に弾発付勢されている。そして、筒部7aの外周面より径方向外方に突出する前記押し子16の頂部と該筒部7aの外周面とに亘って押下げ板18が配置され、その押下げ板18を筒部7aの外側に取り付けた回動摘み19の周方向(時計回り方向)への回動によって径方向内方(下方)に押圧し、図7に示すように通孔6を貫通した押し子16は摩擦部材5の緊締板5bを押圧する。それにより、緊締板5bの内側(下側)に積層配置された摩擦係着板5aはロール紙保持軸1の外周面に圧着され、その結果、可動ロール紙押え板7は受け筒4を介して軸方向及び周方向移動不能に固定される。尚、前記回動摘み19は回動方向に沿った先端側が上向の傾斜面に形成され、回動による押下げ板18の加圧がスムーズに行われるように構成されている。
可動ロール紙押え板7の固定を解除する時は、回動摘み19を反時計回り方向に回動すると、その回動に伴い押し子6は弾機17の弾発力で径方向外方(上方)へ押し上げられ、原点位置(図6の状態)に復帰し、摩擦部材5によるロール紙保持軸1の外周面の圧着も解除される。尚、回動摘み19の回動範囲を規制し、可動ロール紙押え板7の固定/解除の操作を効率よく行うために、筒部7aの外周面にストッパ20,20’を設けてもよい。
図8は、図6、7に示した実施例において、押し子16を径方向内方(下方)へ押下げる回動摘み19’を筒部7aにねじ込みによって取り付け、該回動摘み19’の回動により鉛直方向に沿って移動させ、時計回り方向の回動で押し子16を押下げ(固定)、反時計回り方向への回動で押し子16は原点位置に復帰(固定解除)するように構成してもよい。
本発明のロール紙固定装置は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で変更可能である。
(1)可動ロール紙押え板の筒部と受け筒の筒体との嵌合形状は、図示の円形に限定されず、例えば、正6角形、正4角形等の角形等でもよい。
(2)ロール紙保持軸の外周面と摩擦係着板との間の摩擦力は、実施例に示した該摩擦係着板自体の摩擦係数の大小に基いて発生させる方法に限らず、物理的に発生させる方法でもよい。例えば、ロール紙保持軸の外周面における受け筒が取り付けられる範囲内を凹凸粗面とし、他方、前記ロール紙保持軸と対向する受け筒側の摩擦係着板の接触面も同様の凹凸粗面とし、凹凸粗面同士の係着で固定に必要な摩擦力を発生させるようにしてもよい。その場合、摩擦係着板の材質は問わない。
(3)本実施例のロール紙保持軸は、片持ち構造の固定タイプであるが、該ロール紙保持軸をパイプ状とし、取付基板に固着した支軸に回転可能に嵌合して、ロール紙保持軸、受け筒、ロール紙押え板、ロール紙が一体となって回転するようにしてもよい。
(4)本実施例のロール紙押え板は、一方(ロール紙保持軸の開放端側)のみが本固定装置を備えているが、他方(ロール紙保持軸の固定端側)のロール紙押え板も本固定装置を備えた構成としてもよい。
(5)ロール紙保持軸の支持形態が本実施例のように片持ち構造である場合、ロール紙の軸方向両端を規制するロール紙押え板のうち、ロール紙保持軸の固定端側は該ロール紙保持軸を固定する固定壁面(取付基板)をロール紙押え板として使用してもよい。
(6)本実施例のロール紙保持軸は片持ち構造であるが、ロール紙保持軸の軸方向の両側部を着脱可能に支持する両持ち構造にも本発明のロール紙固定装置は利用可能である。
(7)本発明のロール紙固定装置は、帯状の紙をロール状に巻いたものに限らず、フィルムロールなどロール状の消耗品でもよく、ロール状の消耗品を保持軸で保持し、軸方向両端を押え規制するような装置にも利用することができる。
(8)本実施例におけるロール紙押え板の筒部内側に配置される受け筒は、ロール紙押え板と分離した構成としたが、両部材を接合一体化した構成としてもよい。
本発明に係るロール紙固定装置の実施の一例を示す平面図で、可動ロール紙押え板を外した状態を示す。 可動ロール紙押え板を取り付けた状態を示す同平面図。 同側面図。 図1の(4)−(4)線に沿える拡大縦断面図。 図2の(5)−(5)線に沿える拡大縦断面図。 外力付与手段の他の例を示し、固定前の状態を示す縦断面図。 回動摘みを操作して固定した状態を示す同縦断面図。 外力付与手段の他の例を示す部分断面図。
符号の説明
1…ロール紙保持軸 2、4…受け筒
3…ロール紙押え板(固定) 5…摩擦部材
5a…摩擦係着板 5b…緊締板
6…通孔 7…ロール紙押え板(可動)
7a…筒部 7b…押え板
8…外力付与手段 10…梃子
10a…支点 10b…力点
10c…作用点 11…弾機
12…突起 16…押し子
17…弾機 19,19’…回動摘み

Claims (4)

  1. ロール紙を挿通支持するロール紙保持軸にロール紙を嵌合装着し、そのロール紙の軸方向両端をロール紙押え板で規制し、ロール紙を回転可能に支持するロール紙固定装置において、
    前記ロール紙保持軸の外周に、前記保持軸と嵌着する一対のロール紙押え板を配置し、且つ前記ロール紙保持軸の外周面を巻着する摩擦部材を設け、更に前記ロール紙押え板は、前記摩擦部材を径方向に押圧して該ロール紙保持軸に固定する外力付与手段を備え、ロール紙押え板をロール紙保持軸に係脱可能としたことを特徴とするロール紙固定装置。
  2. 前記摩擦部材は、ロール紙保持軸の外周面と対応して配置した摩擦係着板と、その摩擦係着板の径方向外側に積層配置した緊締板とで構成され、該緊締板の周方向の一方端が前記ロール紙押え板の内側に配置した受け筒に固定され、且つ緊締板の周方向開放側と対応する位置に、前記外力付与手段の作用点が配置されていることを特徴とする請求項1記載のロール紙固定装置。
  3. 前記外力付与手段は、前記ロール紙押え板の筒部に弾発揺動可能に取り付けた梃子で、力点側に該梃子を常時外方へ付勢する弾機を配置し、作用点側には筒部を貫通して前記摩擦部材を径方向外側から押圧する突起が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のロール紙固定装置。
  4. 前記外力付与手段は、前記可動ロール紙押え板の筒部に、押し子を径方向外方に弾発出没可能に配置し、筒部の外側には前記押し子を弾機の弾発力に抗して径方向内方に押し出す回動摘みを配置したことを特徴とする請求項1又は2記載のロール紙固定装置。
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