JP2008296651A - 自動車内雨傘収納乾燥装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ペットボトル等の容器に入っている飲料水等を収納、冷却、保温を可能とし、筒体に収納したペットボトル等及び傘の取り出しを容易とした自動車内雨傘収納乾燥装置をを提供する。
【解決手段】自動車のインストルメントパネル1の左右側又はそのいずれか一方に、空調ユニットと配管接続され、かつ排水口を備えた雨傘及び飲料水等の容器を収納する筒体3を車両前後方向に配置し、この筒体3内に半球形状の籠7を車両前後方向に移動可能に挿入し、この籠7にはワイヤ8が結合されており、このワイヤ8を巻き取って籠7を車両後方へ移動させるための電動巻き取り部9を備えた。
【選択図】図2
【解決手段】自動車のインストルメントパネル1の左右側又はそのいずれか一方に、空調ユニットと配管接続され、かつ排水口を備えた雨傘及び飲料水等の容器を収納する筒体3を車両前後方向に配置し、この筒体3内に半球形状の籠7を車両前後方向に移動可能に挿入し、この籠7にはワイヤ8が結合されており、このワイヤ8を巻き取って籠7を車両後方へ移動させるための電動巻き取り部9を備えた。
【選択図】図2
Description
本発明は、ペットボトル等の容器に入っている飲料水等を収納、冷却、保温を可能とした自動車内雨傘収納乾燥装置に関するものである。
従来、自動車のインストルメントパネルに飲料水等を収納したペットボトルを収納可能とした自動車内雨傘収納装置が特開2002−87171公報で提供されている。また、空調装置からの温風又は冷風により濡れた雨傘を乾燥する自動車用雨傘乾燥装置が実開平05−028754公報で提供されている。
上記特開2002−87171公報の自動車内雨傘収納装置はペットボトルを収納可能としているが、雨傘を収納する長い筒状部に収納した傘やペットボトルを取り出す手段は設けらておらず、筒状部に収納した傘やペットボトルの取り出しに困難性を有している。また、実開平05−028754公報の自動車用雨傘乾燥装置は空調装置からの温風又は冷風により濡れた雨傘を乾燥することはできるが、飲料水等を収納したペットボトルを収納、冷却、保温することはできない。
実開平05−028754公報
特開平09−277879公報
特開2002−87171公報
本発明の目的は、ペットボトル等の容器に入っている飲料水等を収納、冷却、保温を可能とし、筒体に収納したペットボトル等及び傘の取り出しを容易とした自動車内雨傘収納乾燥装置を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明は、請求項1に記載の通り、自動車のインストルメントパネルの左右側又はそのいずれか一方に、空調ユニットと配管接続され、かつ排水口を備えた雨傘及び飲料水等の容器を収納する筒体を車両前後方向に配置し、この筒体内に半球形状の籠を車両前後方向に移動可能に挿入し、この籠にはワイヤが結合されており、このワイヤを巻き取って籠を車両後方へ移動させるための電動巻き取り部を備えていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の通り、請求項1に記載の自動車内雨傘収納乾燥装置において、配管は、空調ユニットから筒体に供給された温風又は冷風を車外への排出経路と、筒体から出た温風又は冷風を空調ユニットに環流する循環経路とから構成され、前記両経路の何れかに切り換えるための切換弁を備えたことを特徴とするものである。
本発明によると、筒体に収納された雨傘を効率良く乾燥することができ、また、電動巻き取り部によりワイヤを巻き取ることにより籠を筒体の入り口に向かって引き寄せることで傘や飲料水等の容器を筒体の入り口に移動して筒体に収納したペットボトル等及び傘の取り出しが容易に得られる効果を有している。
以下本発明を実施するための最良の形態について図面に基づいて説明する。図1において1は自動車のインストルメントパネルである。本発明の雨傘収納乾燥装置2は前記インストルメントパネル1の左右側又はそのいずれか一方に配置される。
以下その具体的な構成を図2乃至図4により説明する。本発明の必須構成としては、前記インストルメントパネル1の左右側又はそのいずれか一方に、空調ユニットと配管接続され、かつ排水口6を備えた雨傘及び飲料水等の容器を収納する筒体3を車両前後方向に配置し、この筒体3内に半球形状の籠7を車両前後方向に移動可能に挿入し、この籠7にはワイヤ8が結合されており、このワイヤ8を巻き取って籠7を車両後方へ移動させるための電動巻き取り部9を備えていることである。図2において、符号11は開閉可能な蓋を示す。
前記筒体3の外面には断熱材14が施され、内面には傘から滴下する雨水を前記排水口6に向かって誘導する螺旋状の排水溝13を有したスリーブが嵌装されている。前記排水口6には逆止弁6bを嵌合したドレンホース6aが嵌め込まれている。
前記籠7は筒体3内に筒体3の軸線方向に配置されたガイドレール12により筒体3内で車両前後方向に移動可能に案内されており、この籠7に結合したワイヤ8の電動巻き取り部9は図示しないモータをインストルメントパネル1の前面に配置したスイッチ10により運転/停止を操作するようにしている。
次に、空調ユニット15と筒体3との配管接続構成について図5及び図6で説明する。符号4は空調ユニット15から筒体3に温風又は冷風を供給する第1ダクトであり、符号5は空調ユニット15から筒体3に供給される温風又は冷風を車外に排出又は第3ダクト16を介して空調ユニット15に還流する第2ダクトであり、この第2ダクト5には車外への排出と第3ダクト16とに流れを切り換える切換弁17が設けられている。尚、前記空調ユニット15の運転/停止は図3で示す作動スイッチ19にて行う。
すなわち、前記第2ダクト5は筒体3に供給される温風又は冷風を車外への排出経路であり、また、第2ダクト5と接続した第3ダクト16は筒体から出た温風又は冷風を空調ユニット15に環流する循環経路を構成している。
前記筒体3に供給される温風又は冷風を第2ダクト5から車外への排出と第3ダクト16とに流れを切り換える切換弁17の90度旋回させる機構は、図3で示す切換スイッチ18により空調ユニット15内に設けられているモータ(図略)にて図6で示すように切換弁17に連結しているワイヤ18aを送り出し/巻き取りを行って切換弁17を回転軸17aを中心にして90度旋回させるようにしている。
本発明は上記の通りの構造であるから、車内に持ち込んだ雨水等で濡れた傘は雨傘収納乾燥装置2の筒体3内に挿入して収納し、かつ乾燥する。傘を筒体3内へ挿入することにより、筒体3内に存在する籠7を傘先で筒体3の先端方向に押動し、ワイヤ8は籠3の先端方向への移動に追従し電動巻き取り部9から巻き戻されて延長する。
前記筒体3内に収納された傘の乾燥について説明する。傘から滴下する雨水は筒体3の内面に嵌装されているスリーブの螺旋状の排水溝13に落下し排水口6にに誘導され逆止弁6bを通過してドレンホース6aより車外に排出される。
この雨水の排出と同時に切換弁17を第3ダクト16の方向に旋回して第3ダクト16を閉鎖し第2ダクト5を開放状態にする。この状態で空調ユニット15からの温風又は冷風を第1ダクト4を介して筒体3内に供給し、温風又は冷風によって傘を乾燥する。傘に接触して湿分を含んだ温風又は冷風は第2ダクト5よりフェンダの空間を経て車外に排出される。
筒体3内に収納された傘を取り出すには、インストルメントパネル1の前面に配置したスイッチ10により電動巻き取り部9を運転/停止を操作してワイヤ8を巻き取ることにより籠7が車両後方に移動して傘の柄を筒体3より取り出し易い位置に移動する。
本発明は傘を収納乾燥しない場合には飲料水等の収納、冷却、保温を可能とする。これは飲料水等のペットボトルや缶等の容器を筒体3内に挿入して籠7にて受け止めて収納する。この場合も筒体3内に存在する籠7をペットボトルや缶等の容器で筒体3の先端方向に押動し、ワイヤ8は籠3の先端方向への移動に追従し電動巻き取り部9から巻き戻されて延長する。この際は切換弁17を第2ダクト5の方向に旋回して第2ダクト5を閉鎖し第3ダクト16を開放する。
これにより、空調ユニット15からの冷風又は温風は第1ダクト4を介して筒体3内に供給し、温風又は冷風によってよって飲料水等を冷却、保温する。飲料水等を冷却、保温した温風又は冷風は第2ダクト5から第3ダクト16に流され、第3ダクト16から空調ユニット15に環流する循環作用を行う。
この筒体3内に収納した飲料水等のペットボトルや缶等の容器を取り出すには、前記傘の取り出しと同様にインストルメントパネル1の前面に配置したスイッチ10により電動巻き取り部9を運転/停止を操作してワイヤ8を巻き取ることにより籠7が車両後方に移動してペットボトルや缶等の容器は筒体3より取り出し易い位置に移動する。
このように本発明は、筒体3に収納された雨傘より滴下する雨水は筒体3の内面に嵌装されているスリーブの螺旋状の排水溝13により排水口6に向かって誘導して速やかに車外に排出され、また、空調ユニット15から筒体3に供給される温風又は冷風によって乾燥されるが、傘に接触した湿分を含んだ温風又は冷風を排出経路にて車外に排出するため筒体3内は湿分がこもることなく常に乾いた雰囲気状態が維持され傘を迅速且つ確実に乾燥することができる。
また、筒体3は前記傘の収納と乾燥の他に飲料水等のペットボトルや缶等の容器の収納と保温又は冷却を可能とし、しかも、空調ユニット15から筒体3に供給される温風又は冷風を筒体3から空調ユニット15に環流して筒体3に供給する循環をさせているため飲料水等のペットボトルや缶等の容器は効率よく保温又は冷却される。さらに、筒体3に収納された傘や飲料水等のペットボトルや缶等の容器は籠7を電動巻き取り部9にてワイヤを巻き取り車両後方へ移動させることにより筒体3の入口の取り出し易い部位に位置させることができる利便性を有している。
1 インストルメントパネル
2 雨傘収納乾燥装置
3 筒体
4 第1ダクト
5 第2ダクト
6 排水口
6a ドレンホース
6b 逆止弁
7 籠
8 ワイヤ
9 電動巻き取り部
10 スイッチ
11 蓋
12 ガイドレール
13 螺旋状の排水溝
14 断熱材
15 空調ユニット
16 第3ダクト
17 切換弁
17a 回転軸
18 切換スイッチ
18a ワイヤ
19 作動スイッチ
2 雨傘収納乾燥装置
3 筒体
4 第1ダクト
5 第2ダクト
6 排水口
6a ドレンホース
6b 逆止弁
7 籠
8 ワイヤ
9 電動巻き取り部
10 スイッチ
11 蓋
12 ガイドレール
13 螺旋状の排水溝
14 断熱材
15 空調ユニット
16 第3ダクト
17 切換弁
17a 回転軸
18 切換スイッチ
18a ワイヤ
19 作動スイッチ
Claims (2)
- 自動車のインストルメントパネルの左右側又はそのいずれか一方に、空調ユニットと配管接続され、かつ排水口を備えた雨傘及び飲料水等の容器を収納する筒体を車両前後方向に配置し、この筒体内に半球形状の籠を車両前後方向に移動可能に挿入し、この籠にはワイヤが結合されており、このワイヤを巻き取って籠を車両後方へ移動させるための電動巻き取り部を備えていることを特徴とする自動車内雨傘収納乾燥装置。
- 前記配管は、空調ユニットから筒体に供給された温風又は冷風を車外への排出経路と、筒体から出た温風又は冷風を空調ユニットに環流する循環経路とから構成され、前記両経路の何れかに切り換えるための切換弁を備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動車内雨傘収納乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007142703A JP2008296651A (ja) | 2007-05-30 | 2007-05-30 | 自動車内雨傘収納乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007142703A JP2008296651A (ja) | 2007-05-30 | 2007-05-30 | 自動車内雨傘収納乾燥装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008296651A true JP2008296651A (ja) | 2008-12-11 |
Family
ID=40170588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007142703A Pending JP2008296651A (ja) | 2007-05-30 | 2007-05-30 | 自動車内雨傘収納乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008296651A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9090208B2 (en) | 2013-06-05 | 2015-07-28 | Ford Global Technologies, Llc | End cap door assembly |
CN106553497A (zh) * | 2016-10-18 | 2017-04-05 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 车内置伞自动吹干系统 |
US10870396B2 (en) | 2019-02-08 | 2020-12-22 | Ford Global Technologies, Llc | Apparatus and method for storing an umbrella in a motor vehicle |
KR20240009776A (ko) * | 2022-07-14 | 2024-01-23 | 이정목 | 자동차용 우산 보관 장치 |
-
2007
- 2007-05-30 JP JP2007142703A patent/JP2008296651A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9090208B2 (en) | 2013-06-05 | 2015-07-28 | Ford Global Technologies, Llc | End cap door assembly |
CN106553497A (zh) * | 2016-10-18 | 2017-04-05 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 车内置伞自动吹干系统 |
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KR20240009776A (ko) * | 2022-07-14 | 2024-01-23 | 이정목 | 자동차용 우산 보관 장치 |
KR102647671B1 (ko) | 2022-07-14 | 2024-03-13 | 이정목 | 자동차용 우산 보관 장치 |
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