JP2008296567A - インク容器、及びインク供給システム - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の範囲内に内部の負圧を調節して、インクジェット記録ヘッドに適正な負圧を伴ってインクを供給することができるとともに、さらに、インクの収容効率、消費効率を改善したシンプルで安価なインク容器を提供する。
【解決手段】インクジェット記録ヘッド部へ着脱可能にインクを供給するインク容器1を構成する周囲壁、またはその近傍のインクを貯留する側に撥インク性の細溝19を巡らし、さらに前記細溝19に前記インク容器1の上部近傍で連通し前記インク容器1の内部を外気に連通させる大気連通孔17を前記インク容器1の周囲壁に配し、該大気連通孔17は重力方向にUターン部分を有し、かつ迷路状の比較的細い第1の通路部と、インク溜まりとなる比較的広い第2の通路部とを有し、前記Uターン部分や前記比較的広い第2の通路部に満たされた液体によってインク容器内の圧力の変化を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明はインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッド)のノズルからインク滴を吐出して記録を行う記録装置に関し、より詳しくは、インクを貯留するインク容器、記録ヘッド内の圧力を制御する機構に関する。
記録装置として、キャリッジが直交する方向に移動する被記録媒体上を横切って移動するとき、制御システムが前記キャリッジに搭載された記録ヘッドを作動させてインク滴を吐出して、所望の文字や画像を記録するタイプが広く普及している。インクはキャリッジ上に搭載されるインク容器に貯留されて記録ヘッドへ供給されるタイプが多い。インク容器は記録ヘッドと分離可能に接合され、インクが無くなった時に交換される。記録ヘッドが正常に機能するためには、インク容器はインクを途切れること無く供給するとともに記録ヘッド内に適正な負の背圧を形成し維持することが必須の要件である。背圧とは大気圧を基準とした記録ヘッド内のインクに働く圧力である。負圧が低くなり過ぎると記録ノズルのオリフィスにおけるインクのメニスカス(気液界面)の凹面が大きくなり、インクを吐出した後に気泡を抱き込み易くなり不吐出の原因となる。また、正圧が高くなり過ぎて記録ノズルの前記オリフィスに働くインクの表面張力による界面力を超えるとインクが漏れ出す。従って、インク容器および記録ヘッドは記録装置の保管中、および作動中に遭遇する周囲環境、即ち、温度や気圧などに変動があっても常に適正な一定の範囲内の背圧を生成し、維持することが要求される。
その一例として、インク容器内にフェルト部材やスポンジ部材などのインク吸収部材を配して、含浸させたインクとの間に働く毛細管力を利用してインクを保持しながら供給する方法がある。(例えば、特許文献1、2を参照。)
特開昭63−87242号公報 特開平02−34349号公報 この方法はインク容器の上部に大気連通孔を設けて内部を外気に解放している。前記大気連通孔の外気への開放孔および下部に配されたインク供給口をそれぞれシール部材で封止するという簡単な方法で、インク容器単体での輸送や保存が可能である。インクをインク吸収部材によって保持しつつ、より強い界面力が働く記録ヘッドのノズル部への供給が可能で、インク漏れの恐れも少なく、全体としてシンプルでもあり小型で安価な製品を中心に広く用いられている。しかし、この方法はインクをインク吸収部材の体積の約90%しか充填できず、貯留インクの約10%が残留して使用できず、正確なインク残量の検出も難しく、容積効率や使用効率がよくないという問題がある。
この低い容積効率を改良する目的で、大半のインクを自由状態で密閉された空間する方法もある。その密閉された空間に、消費されたインクの代わりに溜まる空気の圧力が上昇した場合のインク漏出の防止法を開示している。(例えば、特許文献3、4を参照。)
特開2002−36593号公報 特許第2898746号公報 しかしながら、インク容器は記録ヘッドと一体構成であり大型のインク吸収部材を必要とし、消耗品としては複雑で小型化や低価格化は難しい。この方法をインク容器単体に適用して、改良した方法がある。(特許文献5を参照。) 特許第3278410号公報 図4に示すように、大部分のインク2は独立した空間に自由状態で収容されてはいるものの、インク容器1の半ばを超える容積を占めるインク吸収部材3b、3cは容積の約10%〜約90%の範囲でしかインクの収容や供給ができず、容積効率が悪いという問題は依然として残る。インク容器の寿命を延ばすために貯留インク2を増量すると、それに応じてインクが消費されて入れ代わる空気の量も増える。それに伴って、その増えた空気が膨張すると押し出されるインクの量も増えるので、押し出されるインクを収容するためのインク吸収部材3cの体積も増やさなくてはならず、必然的にインク容器は増やしたインクの容量以上に大型化せざるを得ない。又、化学繊維製フェルト部材などの大型のインク吸収部材はゴミの発生源にもなる恐れもあり、インク容器のコストを圧迫する要因でもある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は記録ヘッド内のインクの背圧を適正な一定の範囲内に維持するための機構を小型化し、消耗品であるインク容器の構造を単純化し、低いコストで製造可能な、膨張した内気を開放する機構を有する、インク漏洩の恐れのない、安価でより信頼性の高いインク容器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明はインク容器の周囲壁の内部側に撥インク性の細溝を巡らすとともに、該細溝に前記インク容器の上部近傍で連通し、下部に伸び、下部近傍でUターンして上部側に延伸し、前記インク容器の何れかの周囲壁から内部を外気に開放する大気連通孔を備えており、かつ該大気連通孔には細い迷路状の第1の通路と、インクが溜まりやすい比較的太い第2の通路を有し、少なくとも前記Uターン部分と、および比較的太い第2の通路とを満たす液体によって、インク容器内の圧力の変化を調整する。
作用
記録行為でインクが減り始めると、インク容器内に記録ノズルのオリフィスに働くインクの界面力、および大気連通孔の少なくともUターン部の近傍を満たす液体によって、外気との圧力差に耐える負圧が発生する。インクの消費が進むにつれその負圧は序々に大きく成り、外気は大気連通孔ないの液体を圧力が低くなった内部側に押し込み、Uターン部の最下部を通過すると、前記比較的太い第2の通路の液体ないを気泡状となって上昇して気液交換が行われる。 最終的には前記インク容器の上部近傍で連通する撥インク性の細溝を経てインク容器の上部に溜まり、一定以上の負圧の増加を防ぎ、インク容器内の負圧とバランスした状態を維持し良好な記録状態を保つ。インク容器内の空気が相対的に収縮した場合には、前述したように大気連通孔のすくなくともUターン部の近傍を満たす液体を介して外気から少量づつ気泡の取り込みを行い、圧力の差を調整する。反対に気圧の低下や周囲温度の急激な低下などにより、インク容器内の空気が相対的に膨張した場合には、圧力の高まった内部の空気は大気連通孔ないの液体を外気側に押し込む。押し込まれた内部側の空気が前記Uターン部を通過すると、前記Uターン部の外気側の前記比較的太い第2の通路を満たす液体部分で気泡状になり圧力が上昇した空気を液体で疑似密閉された外気側に押し出す。このようにして、記録ノズルのオリフィスに働くインクの界面力、および大気連通孔の少なくともUターン部の近傍を満たす液体によって擬似密閉状態のインク容器内は一定の範囲内に内圧の低下や上昇が調節される。
内部にインクを残した状態でインク容器が外された場合は、インク容器がどのような姿勢で放置されても、内部に溜まった空気はインク容器の周囲の内壁面に巡らされた細溝のうちの少なくとも一部に接する。その状態では内部に溜まった空気は前記細溝内の空気と一体状態にあり、前記細溝は連通する大気連通孔の少なくとも一部を満たす液体によって、外気と疑似密閉状態にある。このような一体状態にある内部の空気が環境変化などにより相対的に膨張しても、球状栓部材で封止されたインク供給口から、あるいは密度の高いインク吸収部材で覆われたインク供給口から、押し圧されたインクが漏れ出る前に、大気連通孔の液体で満たされたUターン部や比較的太い通路で、気泡の形で気液交換され、圧力の高まった空気は徐々に抜け出る。
図1はインク容器1が記録ヘッド部5に装着状態の一実施例を説明する図である。図1中、上部は始めインク2で満たされているが消費されるにつれ増える空気7である。記録ノズル6はインク供給口のインク吸収部材3aを介して連絡通路14で連結されている。記録ノズル6には多数のノズルが高密度に配され、例えば512個のノズルが600dpiの密度で形成されている。図1においてはインク滴の吐出は下向きに行われ、記録ヘッド5には図示していないが、通電によりエネルギーを発生させてインク滴を吐出させる発熱抵抗体や圧電素子などが配され、更には駆動電気信号を供給するプリント配線基板等も設置されている。連絡通路14への入口部分にはフィルタ13がゴミなどの異物、インクの凝集物などの混入を防ぐために配置されている。フィルタ13は記録ノズル6を詰まらせるような大きさの異物の混入を防ぐ目的から濾過精度が約20μm以下のものが使用される。
インク容器1には、内壁の周囲に巡らした細溝19、および上部近傍の前記細溝19への連通部8から発し、下部近傍のUターン部9を経て、再度上部に至り、延伸して開放孔21で外気に至る大気連通孔17が配されている。前記大気連通孔17には複数の太めの通路18をUターン部9の両側に配置してある。前記Uターン部、およびその近傍に液体26を存在させることによって、内部のインク室を外気から疑似密閉状態に保っている。前記Uターン部9を介して、隣接する大気連通孔17の主として太めの通路18に溜まった液体が内部に発生する圧力を調整する働きを有する。インク室に溜まった空気は、周囲の内壁面に巡らされた撥インク性の細溝のいずれかの部分と接触し、前記細溝内の空気と一体状態にある。その状態で、気圧などの変化によりインク容器1内の空気7が外気に対して相対的に膨張した場合、高まった内圧はUターン部9よりインク室側の大気連通孔17の液体26を押し圧する。押し圧された液体26の液面は徐々に下降しUターン部9に達する。該Uターン部9の外気側に達した膨張した空気は、該Uターン部9の外気側の太めの通路18に押し出された液体26の中を気泡の状態で上昇する。この押し出された液体が溜まった太めの通路18を介して、外気側に徐々に開放される。ノズル6の口径約10μmのオリフィス群に働く界面力に比べ、十分低い水頭圧でしかない液体26の量であり、前記オリフィスから押し圧されたインクが漏れ出す前に、圧力が上昇した空気は液体26で満たされた太めの通路18を介して開放孔21を経て外気に漏れ出す。
逆に、記録行為によりインクが消費され内圧が低下した場合は、圧力が相対的に高い外気が大気連通孔17のUターン部9に達すると、インク室側の太めの通路18に押し出された液体26の中を気泡の形で上昇し前記連通部8を経てインク室内に取り込まれる。このようにしてインク容器1内の背圧をほぼ一定の範囲内に維持する。インク容器1内の背圧を調整する程度は、Uターン部9近傍に配された液体26の量に依存する。液体26の量を適正に選択することで、インク容器1内の背圧を適正な範囲内に保つことができる。出荷時には、前記Uターン部9や太めの通路18を含む大気連通孔17の一部は液体26で満たされ開放孔21は封止されている。このインク室内の圧力を調整する働きを有するUターン部9近傍の液体26は貯留されたインクを使用するのが便利だが、インク室内に貯留するインクとは独立して存在させることも可能なので、凝集する可能性のある色素成分を省いた透明インクのほうが良い。更には、蒸発する可能性も高い水分を極力除き、保湿性も有する溶媒として使用されているジエチレングリコールなどのグリコール類を使用するのが適している。
インク容器1は周囲を構成する内壁面のほぼ中央部に形成した、幅が100μm程度の撥インク性の細溝19は、連通部8を経て大気連通孔17に通じている。前記インク容器1のインクを貯留する内部は、前記大気連通孔17のUターン部9の近傍に配された液体26によって、さらに延伸して通じる外気に対して疑似密閉状態を保っている。インク容器1の成型材料として撥水性の高いポリプロピレンPPやポリフェニレンサルファイドPPSなどの熱可塑性樹脂を選択すれば、重力方向に位置する細溝にはインクとの気液界面がインクの自重や振動などにより入り込む場合もあるが、撥インク性の細溝の最深部まで定常的に満たされることはなく、細溝19内の空気層は定常的には途切れることはなく一体の状態を保つ。また、前記撥インク性の細溝にゴアテックス▲R▼のような防水性の多孔性シートを配すれば、インクの細溝内への侵入はより一層困難となり空気層の一体性の維持はより容易になる。もちろん、部分的にはトンネル状の空洞部を利用してもよい。
また、インクの消費が進み大量の空気7が入った状態でインク容器1を外してどのような姿勢で放置しても、前記空気7はインク容器内に巡らした細溝19のいずれかの部分の空気と接触する。従って、インク容器1内の空気の圧力が相対的に高まっても、内部に溜まった空気と接触し一体の状態にある細溝19内の空気も同様に圧力が上昇した状態にあり、インクは細溝19の最深部の角部にまで定常的に浸入することはない。その高まった内圧は、より高い界面力が働くようにより密度の高いインク吸収部材3aを配したインク供給口よりインクを外部に押し出す前に、連通部8を経て大気連通孔17の液体26を内在させたUターン部9やその近傍の液体26で満たされた太めの通路18を気液交換可能な方向に経由して外気側へ漏出する。
細溝19は、図2(a)に示すようにインク容器1を縦に2分割した樹脂成型部品の壁面に形成した段差16から作られる。細溝19は、図4(a)の矢印部分A−Aの壁部の断面で示すように、2分割された一方の接合面の内周に段差16として形成して、図4(b)に点線で示す他方の成型部品の接合面と溶着して作られる。このような段差構造を2分割されたインク容器の接合面のすくなくとも一方の連続する3面か、または全周に施して溶着することで、内壁面を巡る細溝19が形成される。また、図4(a)や図4(c)に示すように、残る2壁面に至る直交する細溝20は短く成型される。同様に大気連通孔17の一部も2分割された樹脂成型部品の細溝19と同じ側、もしくは反対側に溝部を形成して、溶着することによって形成される。壁の厚みが薄い場合は、図4(b)に示すように接合面の外気側に突出部10を設けても良いし、図示しないが、壁面の外気側に溝を巡らしてガス透過性の低いテープで覆うことにより形成しても良い。大気連通孔17は、液体26の漏出と蒸発とを防止するために微細で長くインク容器1の周囲の壁部に形成される。大気連通孔17の経路の途中にはUターン部9の近傍以外にも図4(c)に示すような太めの通路部18を部分的に複数個設けることによって、もしも液体26がさらに浸入することがあっても気液交換させ、それ以上の進出を阻止する。大気連通孔17はインク容器1の周囲を巡らして、インク供給口の近傍に外気への開放孔21を設置すれば、出荷するときに前記インク供給口と一緒に同一の封止部材で塞ぐことができ便利である。インク供給口は高密度のインク吸収部材3aで覆ってインクを含浸供給する構成でもよいし、図示しないが、球状栓部材によって開閉可能にインクを直接供給する構成でもよい。
インク室内の背圧を適正に保つ大気連通孔17の気液交換部は、図3(b)に示すように第3の樹脂成型部品を図3(a)に示す側壁部に溶着することで形成される。図3(a)は前述した細溝19や開放孔21に至る外気側の大気連通孔17を溶着して形成したインク容器1である。外側にはインク容器の内壁面に巡らした撥水性の細溝19に連通する連通部8と大気連通孔17の2つの連絡穴が開けられている。この2つの連絡穴が開けられたインク容器の側壁部に溶着される成型樹脂部品は図3(b)に示すように連通部8に至る端部24からUターン部9、複数の細めの通路11と太めの通路18、および大気連通路に至る端部25の凹部が形成されている。太めの通路18の間をつなぐ細めの通路11は、容器の何れの側を横にして放置された場合も気液交換がスムーズに行われるように左右互い違いに連結されている。
発明の効果
本発明によれば、インク容器はほぼ等分に分割した2つの樹脂成型部品、および大気連通孔17のUターン部9や複数の太めの通路18などを配した第3の樹脂成型部品が主要構成部品となる。インク室内に大型のインク吸収部材を配置する必要がないこともあって、注液時間を短縮するための吸気工程も必要とせず常圧で短時間での注液が可能となる。また、インクを100%に近い容積率で貯留が可能であり、かつほぼ100%のインク消費を実現できる。また、細い溝を撥インク性の樹脂製インク容器の内壁面を巡らして、通路部8を経て通じた液体を内在させたUターン部、およびその近傍が外気に通じる大気連通孔を疑似密閉しているので、どのような放置姿勢でインク室内の圧力が上昇しても、その上昇した内圧を太めの通路18を満たした液体を介して外気側に逃がし、内圧を調整することができる。従って、インク漏れの恐れのない、製造が容易で、安価なインク容器を提供できる。このような大型のインク吸収部材のない構成により、消耗品であるインク容器をシンプルな構成にでき、インク供給経路の流路抵抗を低減し、インク消費量の多い多数のノズル群を有する高速ヘッドにも対応可能なインク容器を提供できる。
は本発明における一実施例のインク容器を説明するための図である。 (a)は2分割されたインク容器の一方の成型樹脂部品の概略図である。(b)は細溝、および大気連通孔の一形状を示す概略図である。(c)は細溝、および大気連通孔の他の形状を示す概略図である。 は[図1]の一部分を詳細に説明するための図である。 は従来のインク供給システムの一例の断面図である。
符号の説明
1はインク容器、2はインク、3はインク吸収部材、5は記録ヘッド、6は記録ノズル、7は空気、8は連通部、9はUターン部、10は突出部、11は細めの通路部、13はフィルタ、16は段差、17大気連通孔、18は太めの通路部、19は撥水性細溝、20は直交細溝、21は開放孔、24は連通部8に至る端部、25は大気連通孔に至る端部、26は液体

Claims (1)

  1. 内部にインクを貯留するインク容器を構成する内壁面、あるいはその近傍に撥インク性の細溝を巡らすとともに、前記インク容器は上部近傍で前記細溝と連通し内部空間を外気に連通させる大気連通孔を備えており、該大気連通孔は少なくとも一部に蒸発しにくい液体を内在させた複数の液体溜まり部を有し、前記インク容器の上部近傍から前記インク容器の下部近傍を経由して、再び前記インク容器の上部近傍を経由して、延伸して前記インク容器を構成するいずれかの壁面から、外気に開放されていることを特徴とするインクジェット記録ヘッドに着脱可能なインクジェット記録装置のインク容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012218429A (ja) * 2011-04-14 2012-11-12 Riso Kagaku Corp 液体流路ユニット

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