JP2003089223A - インクジェットプリントカートリッジおよび該カートリッジ内での拡散した気泡の制御方法 - Google Patents
インクジェットプリントカートリッジおよび該カートリッジ内での拡散した気泡の制御方法Info
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Abstract
ッジが使用前にかなりの期間保管されているかどうかに
関係なく、確実にそのカートリッジの動作を許容できる
ものにすることにある。 【解決手段】 インク槽38と、プリントヘッド14
と、前記槽内に取付けられ、第1および第2の互いに対
向する側面と、これらの側面間の厚さとを有するフィル
タ60と、前記フィルタの前記第1の側面を覆う多孔性
部材172であって、前記フィルタが前記多孔性部材と
前記プリントヘッドとの間にあるように配置された多孔
性部材と、前記フィルタの前記第2の側面に隣接して配
置され、前記フィルタから前記プリントヘッドに向かっ
てインクが流れる経路を画定するように構成されている
スペーサ200とを含んでいる。
Description
リントカートリッジが使用前にかなりの期間保管されて
いるかどうかに関係なく、確実にそのカートリッジの動
作を許容できるものにするため、カートリッジ内での拡
散した気泡の制御に関する。
クを収容する1つまたはそれ以上のカートリッジを含ん
でいる。カートリッジの設計には、2つ以上のカラーの
インクの槽を別個に収容しているものもある。それぞれ
の槽は、カートリッジ本体に取付けられたプリントヘッ
ドと液通している。
する紙等の印刷媒体に、プリントヘッド上のオリフィス
を通じて微小なインク滴を吐出するよう制御されてい
る。カートリッジは通常、プリントヘッドが紙上にイン
ク滴のスウォースを吐出する間に、紙の幅を横切って走
査するものである。 紙は、走査と走査との間で前進し
ている。印刷したインクのスウォース同士が結合して、
認識できる画像が紙上に形成されるように、滴の吐出は
制御されている。
めの信頼性が高くかつ効率的な手段ではあるが、プリン
トヘッドが動作していないときにインクがオリフィスを
通って漏れることがないようにする機構は、保持してい
ない。したがって、プリントヘッドに供給されるインク
は、わずかな部分真空または背圧の下で収容されてい
る。この背圧は、インクがプリントヘッドから自由に流
れないようにするのには十分大きいが、作動しているプ
リントヘッドがインクを吐出しないようにするほど大き
くはない。この範囲は、プリントヘッドの背圧動作範囲
と考えることができる。
泡体(synthetic foam)等の多孔性材料を用いて槽内に
インクを収容するタイプのものもある。この発泡体は、
インクでほぼ完全に飽和されている。発泡体のうちの飽
和していない部分によって、槽内のインクを所望の背圧
動作範囲内に保持する毛管現象が提供されることにな
る。
泡体を格納しておくチャンバを含んでいる。槽はまた、
チャンバからのインクが流入する直立管(stand pipe)
も含んでいる。直立管内には発泡体はない。直立管内に
保管されているインクは、直立管と連続しているが直立
管よりも比較的小さい、供給スロットを通って流れてい
る。したがって、供給スロットは、直立管とプリントヘ
ッドとの間を接続して、インクをプリントヘッドに送出
するようになっている。
おいて、ファインメッシュフィルタが取付けられてい
る。このフィルタによって、いかなる中実の廃物や大き
な気泡も、直立管内へ入り込むことがなくなる。発泡体
は、直立管のフィルタで覆われた方の端に当たった状態
において、圧縮されている。直立管は、ある程度インク
チャンバ内に突出しており、フィルタに当たった状態で
の発泡体の圧縮がそこに局所化して、発泡体のうちのフ
ィルタに最も近い領域において比較的強い毛管現象を作
り出すようになっている。この強い毛管現象によって、
発泡体内のフィルタ近くに保管されているインクが、確
実にフィルタへとそしてフィルタを通って引き出される
こと、および、発泡体内の使用できるインクがすべて直
立管内に送出されるまで、フィルタのところでの液体
(インク)の密封が維持されることを確実なものとす
る。
泡体と直立管の両方において、いくらかの量の残留空気
が残ってしまう可能性がある。また、液体インク(通常
は水性)内には、ある量の空気が溶解している。この溶
解した空気のうちのいくらかは、溶液から出てきて、気
泡として発泡体および直立管内に溜まることになる。発
泡体内に溜まる空気は、周囲に出すことができる。この
目的のために、インクチャンバを画定している壁のうち
のいくつかを、発泡体に隣接して一連の接続された逃げ
ポケット(relief pockets)を提供するように構成して
もよい。本出願の譲受人に譲渡されている米国特許第
5,671,001号において説明されているように、
このようなポケットによって、発泡体内で捕らえられた
気泡を取り除く実用的な手段が提供されている。このよ
うな気泡は、取り除かなければ、インクをプリントヘッ
ドのオリフィスから漏れさせるのに十分な量だけ、膨張
してしまう可能性がある(特に、カートリッジが外部の
温度および圧力の変化に晒される場合)。
在する小さな気泡は、プリントカートリッジの動作に影
響を及ぼすことはない。すなわち、この気泡は、直立管
を通るインクの流れを遮断するのに十分な大きさではな
い(直立管の容積と比べて)。このような遮断があれ
ば、プリントヘッドが故障してしまうであろう。この様
子は、呼び水(priming liquid)のなくなったポンプに
例えられる。したがって、プリントヘッドのこのタイプ
の故障は、「デプライミング(de-priming)」と呼ぶこ
とが多い。
長する可能性がある。微小な量の空気は、雰囲気から発
泡体封じ込め部およびフィルタを通って、直立管内へと
拡散する。この空気は、直立管内のいかなる残留空気と
も合体して、拡散した気泡として特徴づけることができ
るものを形成している。
内で成長すると、プリントカートリッジの保管寿命に影
響を及ぼす可能性がある。ある条件下では、保管してい
るプリントカートリッジ内の拡散した気泡が、最終的に
プリントヘッドへのインクの流れを遮断するサイズにま
で成長し、カートリッジを取付けて使用した直後にプリ
ントヘッドがデプライミングしてしまう可能性がある。
トリッジの保管寿命を確実に十分長くするために、イン
クジェットプリントカートリッジ内での拡散した気泡の
成長を制御する方法および装置に向けられている。
拡散した空気の成長を遅らせる方法が提供されている。
これによって、プリントヘッドへのインクの流れを遮断
するのに十分な大きさの拡散した気泡が発生するのを遅
らせ、プリントカートリッジの保管寿命を延ばすことに
なる。
が、合体して拡散した気泡になることができる直立管内
のある位置に達するまでに進まなければならない距離
(したがって、時間)を増大させる機構が提供されてい
る。本発明の好ましい一実施形態においては、これを行
うために、直立管内にスペーサが取付けられている。
に詳細に説明する。本発明の他の利点および特徴は、本
明細書の以下の部分および図面を検討すれば、明らかに
なるであろう。
プラスチックの本体12を含む、例示的なインクジェッ
トプリントカートリッジ10を示している。この例示的
なプリントカートリッジは、シアン、イエロー、および
マゼンタという、3色のインクを収容している。それぞ
れのカラーは、プリントカートリッジ内の別個のインク
槽内に収容されている。
リントヘッド14(図2)が取付けられている。プリン
トヘッド14は、3群のオリフィス18,20,22
と、プリントヘッド基板24上に保持され、各オリフィ
ス群に関連するインク発射チャンバおよび加熱抵抗器と
を含んでいる。
ートリッジの前面28上で、薄型の回路26(図1)が
取付けられている。当該回路26は、その前面28から
延びており、曲がってカートリッジの底壁16を横切っ
て延び、回路26の導電トレースが、プリントヘッド1
4内のプリントヘッドの縁付近にある導体パッド(図示
せず)と接続するようになっている。回路26上のトレ
ースの他方の端は、導体パッド29(図1)で終端して
いる。導体パッド29は、プリンタキャリッジ上の対応
するパッド(図示せず)とかみ合っている。回路26
は、マイクロプロセッサをベースにしたプリンタコント
ローラからプリントヘッド14内の個々の加熱抵抗器に
制御信号を電送している。加熱抵抗器は、プリントヘッ
ドのオリフィスを通りインク滴吐出を引き起こすもので
ある。
3つのインク槽を画定している。図2において分かるよ
うに、中央槽30は、2つの内壁32,34の間に配置
されている。この内壁32,34は、カートリッジ本体
12の前面28とそれに対向する後面との間に延びてい
る。一方の側部槽36は、内壁32と対応する側壁40
との間に画定されている。同様に、他方の側部槽38
は、内壁34と反対側の側壁42との間に画定されてい
る。それぞれの側壁40,42は、カートリッジ本体1
2の残りの部分に超音波溶接されている。その残りの部
分は、好ましくは、射出成形法によって形成された単一
部品である。
は、プリントヘッド14がプリントカートリッジ本体1
2の底壁16に取付けられている近傍で、マニホルド構
造を画定している。この構造は、3つの直立管50,5
2,54を含んでいる。直立管はそれぞれ、インク槽3
0,36,38のうちで関連するものと液通する、内端
を有している。各直立管は断面が略長方形であり、その
内端において、直立管に加熱締めされた(heat stake
d)ファインメッシュフィルタ56,58,60を保持
している。フィルタは、たとえば、公称ろ過能力が約1
5ミクロンで厚さが約0.15mmである、ステンレス
鋼のワイヤメッシュであってもよい。
64,66と接続している。供給スロット62,64,
66は、接続された直立管からプリントヘッド基板24
の対応するスロットにインクを通し、それによって、特
定のオリフィス群18,20,22の個々の加熱抵抗器
にインクを供給するように、カートリッジ本体内に画定
されている。
持している内端は、関連する槽容積(volume)内にある
程度突出している。そこにおいて、フィルタ56,5
8,60は、フィルタとプリントカートリッジの頂部と
の間で槽を充填している発泡体と圧縮した状態で接触し
ている。この発泡体を充填した槽の部分は、特定のカラ
ーのインクの大部分を保管するインクチャンバと呼称さ
れている。
は、発泡体72が充填されている。この発泡体は、酸化
防止剤を含まない、ポリエーテルをベースにしたポリウ
レタンの開放セル発泡体であることが好ましい。発泡体
は、熱および圧力を加えることによって、フェルト化前
の体積の約18%になるまでフェルト化される。発泡体
72をチャンバ70に挿入後、上述のカートリッジ側壁
42がカートリッジ本体に超音波溶接されて、発泡体7
2をカートリッジ内に封入する。その後、カートリッジ
頂部の開口部74(図1)を通じて、インクは発泡体7
2に注入される。その開口部は、後に、特別に設計した
ベントプラグで覆われる。このベントプラグは、環境空
気と、発泡体72上方の空気層との間を連絡する、蛇行
経路を提供している。したがって、カートリッジ内外で
圧力変化が生じても、発泡体を取り囲む空気は周囲圧力
のままである。
して今説明したように、発泡体およびインクが充填さ
れ、ガス抜き(ベント)がつけられるということが留意
される。さらに、発泡体の代わりに、生来的に網状であ
る熱硬化性メラミン縮合物等、他の多孔性材料を用いて
もよい、ということが理解されよう。
面には、その参照によって本明細書に援用される米国特
許第5,671,001号において説明されるものに略
合致する、多数の逃げポケット80と、それに接続する
チャネルとが設けられている。上述したように、ポケッ
ト80とチャネルとによって、発泡体内に閉じ込められ
た気泡を取り除く実用的な手段が提供されている。この
ような気泡は、取り除かなければ、インクをプリントヘ
ッドのオリフィスから漏れさせるのに十分な量だけ、膨
張してしまう可能性がある(特に、カートリッジが温度
および圧力の変化に晒される場合)。
図2に示すものに関する変更を除いて、大部分は上述の
カートリッジ10と一致している、例示的なインクジェ
ットカートリッジ110の拡大部分断面図を示してい
る。それらの各特徴については、以下でさらに説明す
る。まず、特にことわらない限り、図3に示す実施形態
の以下の要素は、それに対応して識別される要素につい
て前述した説明と一致しているということが留意され
る。たとえば、側壁142は側壁42と一致している。
互いに一致する要素としては、他に以下のものがある。
ポケット180と80、底壁116と16、プリントヘ
ッド114と14、直立管154と54、フィルタ16
0と60、チャンバ170と70、および発泡体172
と72である。
の充填後プリンタ内に取付けられるまでに保管されてい
る間に配置されるような向きで示されている。手短に言
えば、カートリッジ110は横向きに置かれ、側方のイ
ンクチャンバ(ここでは、たとえば右側のチャンバ17
0)が上向きになるようになっている。このような向き
では、フィルタ160は水平面内にあり、発泡体172
がフィルタの上面に当たった状態で圧縮されている。直
立管154はフィルタ160の下方に延び、インクをプ
リントヘッド114のオリフィス群122に供給するイ
ンクスロット166と合流している。
て、発泡体に隣接する環境空気用の経路が提供され、イ
ンクがプリントヘッドを通って漏れることがないように
なっている。その結果、発泡体172は、一部飽和し
た、すなわち「湿った」ゾーン175を含むことにな
る。この湿ったゾーン175は、図3において、発泡体
172のうちの想像線173よりも上方の部分として示
されている。この湿ったゾーン175は、インクで飽和
したゾーン177に対して飽和していない。インクで飽
和したゾーン177は、発泡体のうちの線173の下に
ある領域であると考えることができる。飽和したゾーン
は、フィルタに隣接して約95%〜100%インクで飽
和しており、この数字は湿ったゾーン175に向かって
ある程度減っていく。湿ったゾーン175も、引き続い
て、発泡体172の外縁に向かって飽和度が減ってい
く。インクで充填されていない湿ったゾーンの発泡体内
の孔には、空気が満たされている。
泡体172がインクで飽和していても、フィルタの近く
に空気がある。さらに、カートリッジが図3に示すよう
に保管されている場合、いくつかの短い経路において、
チャンバ170内の空気が、フィルタ160を通ってゆ
っくりと(拡散によって)動き、フィルタを通ってプリ
ントヘッドへ流れるインクの経路内で直接、フィルタの
下面161に当たった状態で成長する気泡として合体す
るかもしれない。
る、湿ったゾーン175における空気は、図3のポイン
ト「B」においてフィルタ160に隣接するまで動く距
離が比較的短い。
バ170内の空隙中のポイント「C」で示すところ等、
直立管154の突出している部分の外面155に沿っ
て、空気が存在していると考えることができる。この空
気がポイント「B」および「C」から直立管内のフィル
タ160の下面161まで拡散する経路は(さしあた
り、後述するスペーサ200の存在は無視する)、比較
的短い可能性がある、ということが理解されよう。ま
た、フィルタ160の直立管154へのかしめが不完全
である(隙間を残す)場合には、「C」から直立管内の
フィルタの下面161への経路が、より短くなる。空気
は、発泡体ではなく隙間を通って動くことができるから
である。
るいかなる空気も、直立管内で、このカートリッジ充填
法からのいかなる残留空気と、拡散した気泡として合体
することになる。その気泡が、時間が経つにつれて直立
管の容積の約85%まで成長すると仮定すると、インク
スロット166へのインクの流れは効果的に遮断され、
結局プリントヘッドがデプライミングで故障してしまう
ことになる。
を通る、今説明した例示的な短い経路に沿った空気の拡
散速度は、他の要因によって増大するかもしれない、と
いうことに注目すべきである。たとえば、側部のチャン
バ170の構成は、チャンバ内の発泡体172が、カー
トリッジの頂部においての方が底部においてよりもわず
かにより圧縮されている可能性がある。これによって、
図3の矢印179の方向に毛管現象が増大することにな
る。この効果と、比較的低粘性の(1.5センチポイズ
の範囲では、低粘性の流体の拡散率(diffusivity)は
高いので、空気がより容易にそこを通って拡散し、その
結果、直立管内により速く空気が蓄積する)インクを用
いることによって、保管しているインクのうちのいくら
かが毛管現象の勾配の方向(すなわち、矢印179の方
向)に発泡体を通って徐々に移動する可能性がある。こ
の移動は、保管しているカートリッジが横向きである
(図3)ために、さらに促進される。これは、カートリ
ッジが取付けられるかそうでなければプリントヘッドが
下になるように立てた状態にしなければ、重力の影響に
よって毛管現象の勾配のバランスをとることが行われな
いからである。フィルタ160の近傍から移動するイン
クは、フィルタに向かっておよびそこを通って拡散する
空気によって取って代わられる。
の下面に隣接して成長する気泡を生じさせる個別の機構
に関係なく、本発明は、そのような気泡の成長をかなり
遅らせ、それによって、カートリッジを横向きにして保
管してもよい期間を延長させ、プリンタ内に取付けられ
た後も動作可能であるようにするスペーサ200を直立
管154内に組み込んでいる。
気泡の成長を本質的に遅らせ、それによって、プリント
ヘッドへのインクの流れを遮断するのに十分な大きさの
拡散した気泡が発生するのを遅らせるものである。一実
施形態において、スペーサ200は、拡散している空気
が合体して、インクの流れを遮断するのに十分な大きさ
の拡散した気泡になることができる直立管内のある位置
に達するまで、進まなければならない距離(したがっ
て、時間)を増大させている。
00は、そこを貫いて形成した導液路202を有する固
体部材を含んでいる。スペーサ材料は、デラウェア州ウ
ィルミントンのDuPont & Co.がDELRIN
という商標で販売しているもの等の熱可塑性物質で形成
されてもよい。スペーサ200は、フィルタ160に隣
接して、直立管154の内端にプレスばめされている。
図4は、フィルタをスペーサの上で加熱締めする前の、
直立管154に挿入したスペーサ200を示している。
この点に関して、図4は、直立管154の内端上に形成
され、その上に長方形のフィルタ160を配置すること
になっている、カートリッジ本体材料でできたリング2
04を示している。この図4は、フィルタを取付けてチ
ャンバ170に発泡体を充填し側壁で閉鎖する前の、組
み立てていないカートリッジを表している。加熱ステー
キングの前に、カートリッジ本体内に成形した位置合わ
せ用形状特徴(registration features)206によっ
て、フィルタ位置が適切に整列させられている。
って、リング204が流動し、図3で示すように、フィ
ルタを直立管の開口部にしっかりと加熱締めする。ま
た、図3は、直立管154のまわりに形成され、さらに
直立管の容積内に向かう動きに逆らってフィルタを固定
する、肩部208も示している。したがって、フィルタ
160は、スペーサ200の上側すなわち入口側を覆っ
ている。好ましくは、フィルタ160は、スペーサ20
0と接触しているか、またはスペーサの表面からせいぜ
いフィルタの厚さに略等しい距離だけ間隔を置いて配置
されている。
たがって直立管154を覆うフィルタの面積と一致して
いる。したがって、フィルタ160を通って流れるいか
なるインクまたは空気も、スペーサ200の導液路20
2を通って流れなくてはならない。
拡散した気泡として合体することができる直立管内のあ
る位置に達するまでに、スペーサの導液路202を通ら
なければならないので、プリントカートリッジを横向き
にして保管することができる時間は、空気がスペーサを
通って拡散するのに必要な時間だけ増大する(スペーサ
がない場合のカートリッジの保管時間に対して)。した
がって、図3においてスペーサの互いに対向する表面間
を垂直に測定したスペーサ200の厚さは、拡散した気
泡の成長を遅らせる制御パラメータのひとつである。ま
た、図4において最もよく見えるように、導液路202
はスペーサの縁から間隔を置いて配置され、それによっ
て、たとえばポイント「C」から導液路に入るのに空気
が動く水平距離(図3)をその間隔だけ長くしている。
したがって、この距離は、別の拡散経路制御パラメータ
である。
に間隔を置いて配置した導液路とによって、スペーサ2
00への、およびそこを通る流路の長さが画定される。
一実施形態において、および良好な条件下(インクが比
較的高粘性であること、カートリッジの保管が低温であ
ること等)では、流路の長さがフィルタの厚さよりもわ
ずかに大きければ、気泡の成長を十分に遅らせるのに事
足りることになる。
粘性であり、保管が高温である可能性がある(両方と
も、空気の拡散速度を増大させる)と仮定すると、スペ
ーサの厚さ(流路の長さ)は、好ましくは1.0mmよ
りも大きく、最も好ましくは約1.6mmである。この
後者の厚さにおいて、直立管の容積が約2.0ccであ
ると仮定すると、カートリッジ110は、故障を引き起
こす拡散した気泡を生じることなく、少なくとも18ヶ
月の間横向きにして保管することができる。いずれにせ
よ、いったん拡散した気泡の成長を遅らせることの利点
が理解されれば、必要以上の実験をしなくても、いかな
るサイズの直立管、インク粘性等を扱うスペーサ要素
も、必要に応じて構成することができる、ということが
意図される。
れ、スペーサ本体を貫く別個の真っ直ぐな経路を画定し
ている。好ましい実施形態において、導液路は規則正し
いアレイとなるように配置されており(図4を参照)、
直径が約0.75mmになるようなサイズである。しか
し、様々な導液路構成のうちのいずれであっても事足り
る、ということが理解されよう。
慮事項のひとつは、直立管を通るインクの流れが確実に
略層流になるようにする、ということである。設計上の
考慮事項としては他に、1つの隣接するラインからの空
気の侵入ポイントをさまざまな水平距離にある多数の侵
入ポイントに分けて、拡散経路を増大させるということ
である。これは、ひとつには、図4の実施形態において
示すように、導液路202を均等に分配することによっ
て行われる。また、導液路の総流れ面積(すなわち、各
導液路の断面積すなわち流れ面積の合計)は、直立管が
接続されているインク供給スロット166の流れ面積と
一致することが好ましい。
筒形のもの以外の方法で形作ってもよい。たとえば、図
5は2つの互いに鏡像である導液路302を有するスペ
ーサ300を示している。それぞれの導液路は、3つの
互いに間隔を置いて配置した弧状のスリットが真っ直ぐ
なコネクタスリットによって合流していることを特徴と
している。また、十分狭くて(らせん形状のスリット
等)大きな気泡がそこを通って動くことがないならば、
単一の導液路であっても事足りるであろう、ということ
も意図される。
ートリッジの2つの側部直立管のうちの一方に限ってい
るが、どちらの側部直立管にもスペーサを組み込んで、
保管中にカートリッジのどちらの側面が上向きになるか
に関係なく、スペーサによる保管寿命を長くする効果が
得られるようにすることが好ましい。
54内での拡散した気泡による遮断効果を未然に防ぐ、
さらなる対策を講じていることを除いては、図3に示す
ものと略同一である。特に、断面が長方形の直立管の内
面255のうちのひとつは、図6の断面図で示すよう
に、カーブを描いている。このカーブした表面255内
へは、多数の均等に間隔を置いて配置した毛管溝(capi
llary grooves)256が作成されている。溝256
は、幅および深さが約0.2mmである。したがって、
液体インクは溝256を通って流れることができ、溝
は、壁が滑らかな直立管と比較して、かなり大きな拡散
した気泡によって遮断される可能性が低い。そうではあ
るが、本発明は、上述の保管寿命を延ばすことを達成す
るために、溝をつけた直立管表面255を上述のスペー
サ200とともに用いることを意図している。
たが、当業者であれば本発明の範囲内で他の変更を行う
ことができる、ということが予想される。本発明の精神
および範囲は、それらの実施形態に限定されるものでは
なく、併記の特許請求の範囲において画定する本発明の
様々な変更および均等物にも及ぶ。
カートリッジの斜視図である。
の部分断面図である。
リッジの直立管内の拡散した気泡の成長を制御する本発
明の好ましい実施形態に変更したプリントカートリッジ
の拡大断面図である。
る。
示す拡大断面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 インク槽と、 プリントヘッドと、 前記槽内に取付けられ、第1および第2の互いに対向す
る側面と、これらの側面間の厚さとを有するフィルタ
と、 前記フィルタの前記第1の側面を覆う多孔性部材であっ
て、前記フィルタが前記多孔性部材と前記プリントヘッ
ドとの間にあるように配置された多孔性部材と、 前記フィルタの前記第2の側面に隣接して配置され、前
記フィルタから前記プリントヘッドに向かってインクが
流れる経路を画定するように構成されているスペーサと
を含む、インクジェットプリントカートリッジ。 - 【請求項2】 前記スペーサは、前記フィルタの前記第
2の側面に隣接する入口側と、対向する側とを含み、前
記スペーサは、前記入口側と前記対向する側との間の距
離によって流路の長さが画定されるようなサイズであ
り、前記流路の長さは、前記フィルタの厚さよりも大き
い、請求項1に記載のカートリッジ。 - 【請求項3】 前記流路の長さは少なくとも1.0mm
である、請求項2に記載のカートリッジ。 - 【請求項4】 前記スペーサは、そこを貫いて形成さ
れ、複数の別個のインク流路を画定する導液路のアレイ
を除いては、中実の部材である、請求項1に記載のカー
トリッジ。 - 【請求項5】 前記フィルタは、そこを通ってインクが
流れることができる領域を有し、前記スペーサは、前記
フィルタの前記領域に略一致する領域を有しており、前
記フィルタを通って流れるインクが、前記スペーサの前
記導液路を通るように向けられるようになっている、請
求項4に記載のカートリッジ。 - 【請求項6】 前記スペーサは、溝をつけた内面を含む
直立管の一端に取付けられている、請求項1に記載のカ
ートリッジ。 - 【請求項7】 インクジェットプリントカートリッジの
フィルタとプリントヘッドとの間に配置された直立管を
通ってインクを通す方法において、前記フィルタから前
記プリントヘッドに向かって複数の別個の導液路を通っ
て前記インクを通す段階を含む、方法。 - 【請求項8】 前記複数の別個の導液路を前記フィルタ
に隣接して配置する段階を含む、請求項7に記載の方
法。 - 【請求項9】 前記直立管は、前記直立管から前記プリ
ントヘッドにインクを送出するスロットに合流し、該ス
ロットはある断面積を有し、前記方法は、前記導液路
を、前記インクがそこを通る複数の流れ領域を有するよ
うなサイズにする段階を含み、前記導液路の複数の流れ
領域は、合計が前記スロットの前記断面積と略一致す
る、請求項7に記載の方法。 - 【請求項10】 前記直立管の一部に溝をつける段階を
含む、請求項7に記載の方法。
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