JP2008294849A - 移動通信リピータ装置、子局および通信制御方法 - Google Patents

移動通信リピータ装置、子局および通信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】屋内用リピータが設置されたビル内で運用される兼用携帯端末が、外部基地局に誤接続することなくリピータを介して通信する移動通信リピータ装置、子局および通信制御方法を提供する。
【解決手段】制御部30は、PA32の出力を携帯端末5との間の通信が途絶しない数10msec内の短時間スイッチ301を接続端子aに切り替え、その間にレベル測定部302がアンテナ34から受信する基地局アンテナ6からの電波の受信レベルを測定する。そしてこの測定レベルが予め想定したレベルよりも大きいときには、誤接続を防ぐ様に携帯端末5が基地局アンテナ6からの電波よりも強いレベルでアンテナ34から送信される電波を受信して子局3と接続出きる様にPA32の送信出力を増加させる制御を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、ビル内等に設置される移動通信リピータ装置、子局および通信制御方法に関する。
高層マンション、オフィスビルなどの不感地対策として携帯電話基地局に接続された屋内対策レピータ装置としては、ROF(Radio Over Fiber)システムを用いて各戸や各フロア、又はゾーンに携帯電話端末との間で無線通信を行う子局装置を1台ずつ設置して部屋のどの場所にいても携帯電話が通じるシステムがある。
企業の事業所のビル等の中で通信する内線電話端末と一般の公衆用との兼用携帯電話端末が使用される様な携帯電話のアプリケーションでは、ビル内では屋内対策側のレピータに必ず接続されて通信することが必要である。
しかしこの場合、窓際など、屋外基地局の電波強度が比較的強い所では、屋内にいるにも関わらずその兼用携帯電話端末が屋外基地局に誤接続されて通信する可能性がある問題があった。
特に屋外基地局からの電波強度は、周りの建物の環境に左右されることが多く、例えば、運用中のビルの近傍に新たに高層の建物が建つと反射の影響により基地局からの受信強度が今までより強くなり、リピータからの電波の受信強度以上になる場合も生じる問題がある。また、基地局の出力もカバーエリア内の兼用携帯電話端末との通話状況等により出力がコントロールされる。
この様な屋内対策のリピータと一般エリアとの間での誤接続防止を図るため、リピータや基地局から誤接続防止の制御信号を携帯電話端末に対して送信する発信規制情報を送信する方法(例えば、特許文献1)もあるが、リピータ、もしくは基地局動作が複雑化し、接続制御の負担が大きくなる。また、制御信号が正常受信出来無い場合には誤接続する場合も生じる。
特開2005−101976号公報 (第13頁、第4図)
従来の屋内用の移動通信リピータ装置を用いる携帯電話の運用システムは、屋内で運用する兼用携帯電話端末に外部の基地局からリピータ装置から受信する以上のレベルの信号を受信すると外部基地局へ誤接続する問題が有った。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、屋内用リピータが設置されたビル内で運用される兼用携帯電話端末が、外部基地局に誤接続することなくリピータを介して通信する移動通信リピータ装置、子局および通信制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の移動通信リピータ装置は、特定エリア内用の内線の携帯電話端末と公衆用の携帯電話端末との兼用携帯端末が、前記特定エリア内に設置される移動通信リピータ装置の子局に接続して前記内線の無線通信を行う移動通信リピータ装置において、前記子局と前記兼用携帯端末との間の無線通信信号を中継伝送する親局と、前記親局2を介して前記兼用携帯端末と前記内線通信との間の接続、通信管理を行うエリア内基地局手段と、前記親局との間の無線通信信号の送受信を処理する送受信処理手段と、前記親局から入力される信号をアンテナから前記兼用携帯端末に送信する電波にして出力する送信パワーアンプと、前記送信される電波と同じ周波数の電波の受信レベルを測定して制御手段に通知する受信レベル測定手段と、一方の切換端子が前記送信パワーアンプの出力に接続され、他方の切換端子が前記第1の受信レベル測定手段の入力に接続され、いずれか一方を選択して前記アンテナへ接続する切換手段と、所定の切換タイミング、又は切換間隔で前記切換手段の接続先を前記送信パワーアンプの出力から前記受信レベル測定手段の入力に切換える制御により前記受信レベル測定手段が前記公衆用の基地局からの送信電波を前記アンテナから入力して測定して通知した受信レベルが所定のレベルよりも大きい場合、前記送信パワーアンプの出力を増大させる制御を行う制御手段とを備える子局とを具備することを特徴とする。
また、本発明の移動通信リピータ装置の子局は、特定エリア内用の内線の携帯電話端末と公衆用の携帯電話端末との兼用携帯端末が、電波を送受信する相手先となる前記内線の通信の接続、通信管理を行うエリア内基地局手段と通信するために親局と無線通信信号を中継伝送する移動通信リピータ装置の子局において、前記親局との間の無線通信信号の送受信を処理する送受信処理手段と、前記親局から入力される前記無線通信信号をアンテナから前記兼用携帯端末に送信する電波にして出力する送信パワーアンプと、前記送信される電波と同じ周波数の電波の受信レベルを測定し制御手段に通知する受信レベル測定手段と、一方の切換端子が前記送信パワーアンプの出力に接続され、他方の切換端子が前記受信レベル測定手段の入力に接続され、いずれか一方を選択して前記アンテナへ接続する切換手段と、所定の切換タイミング、又は切換間隔で前記切換手段の接続先を前記送信パワーアンプの出力から前記受信レベル測定手段の入力に切換える制御により前記受信レベル測定手段が前記公衆用の基地局からの送信電波を前記アンテナから入力して測定した受信レベルが所定のレベルよりも大きい場合、前記送信パワーアンプの出力を増大させる制御を行う制御手段とを具備することを特徴とする。
さらに本発明の移動通信リピータ装置の子局の通信制御方法は、特定エリア内用の内線の携帯電話端末と公衆用の携帯電話端末との兼用携帯端末が、電波を送受信する相手先となって前記内線の通信の接続、通信管理を行うエリア内基地局手段と通信するために、送信パワーアンプと受信レベル測定手段と切換え手段と制御手段とを備えて親局と無線通信信号を中継伝送する移動通信リピータ装置の子局の通信制御方法において、前記送信パワーアンプは、前記親局から入力される前記無線通信信号を前記切換え手段を介してアンテナから前記兼用携帯端末に送信する電波にして出力し、前記制御手段は、所定の切換タイミング、又は切換間隔で前記切換手段の接続先を前記送信パワーアンプの出力から前記受信レベル測定手段の入力に切換え、前記受信レベル測定手段は、前記公衆用の基地局からの送信電波を前記アンテナから入力して測定した受信レベルを前期制御手段へ通知し、前記制御手段は、前記通知された受信レベルが所定のレベルよりも大きい場合、前記送信パワーアンプの出力を増大させる制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、屋内用リピータが設置されたビル内で運用される兼用携帯端末が、外部基地局に誤接続することなくリピータを介して通信する移動通信リピータ装置、子局および通信制御方法を提供することが出来る。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例に係わる屋内用の移動通信リピータ装置を用いた通信の概念図である。
図1において移動通信リピータ装置は、ビル内の内線用と公衆用との兼用携帯電話端末5(以下、携帯端末5と省略する。)との間の通信制御を行う特定エリア内基地局1、特定エリア内基地局1に接続され子局3との間で無線信号を変換した光信号の中継伝送を行う親局2、携帯端末5との間で無線通信する子局3a〜3n(以下、子局3a〜3nについて共通事項を説明する場合は、子局3と省略する。)と、親局2と子局3との間を接続する光ケーブル4(同軸ケーブルでも良いが、ここでは光ケーブルを例に説明する。)とを備える。
子局3は、ビル内各フロアに分散して設置され、例えば、子局3a、3bは、1階に設置され携帯端末5との接続、通信等は親局2を介して信号が送受信される特定エリア内基地局1によって制御される。携帯端末5は、各フロア内を移動するが、屋内では近傍の、例えば、子局3bとの間で無線通信を行う。なお、親局2と特定エリア内基地局1とは、各々が独立した構成であっても、又は、一体化された中継基地局手段であっても良い。
しかし、ビルの窓際等では、当該ビルの外に基地局が設置されていると、基地局アンテナ6からの電波の受信強度が子局3bから受信するよりも強い場合が生じる。そして、携帯端末が、公衆向けの携帯電話機能を備えている場合、この基地局アンテナ6を介して無線通信するリンクが設定されてしまう、言い換えれば接続されてしまう。
本発明の実施例による移動通信リピータ装置は、以下の各子局3a〜3nでの送信レベルを制御する手段、方法によって、携帯端末5が外部の基地局アンテナ6からの受信電波よりも強い電波を子局3から受信出来るようにしている。
図2は、本発明の実施例に係わる移動通信リピータ装置の子局の動作、処理手順を説明する機能ブロック図である。
図2において、子局3は、親局2と光ケーブル4を介して光信号を送受信するE/O312、O/E311、携帯端末5との間で無線通信する信号を処理し、親局2を介して屋内対策用基地局1との間で入出力する信号の周波数変換等、送受信制御、処理を行う送受信処理部31、携帯端末5と電波の送受信を行うアンテナ34、アンテナ34により無線通信する電波を送信電波、送信電波に分離するデュプレクサ33、デュプレクサ33の受信端子rへ接続され携帯端末5からの受信電波を増幅して送受信処理部31へ出力するLNA(低雑音増幅器)36、共通端子がデュプレクサ33の送信端子sに接続され、接続先をPA(送信パワーアンプ)32の出力(端子p)かLNA303(端子a)の入力かの何れか1つを選択するスイッチ301、屋内の携帯端末5に電波を送信するPA32の送信周波数と同じ周波数fsで送信される基地局アンテナ6からの受信電波を増幅するLNA303、LNA303の出力レベルから基地局アンテナ6からの電波の受信レベルを測定し、そのデータを制御部30へ出力するレベル測定部302、スイッチ301の接続先を切り換える制御信号を出力すると共に、レベル測定部302からの受信レベルデータから当該子局3の設置エリアで基地局アンテナ6からの電波の受信レベル以上の受信レベルとなるよう、PA32を予め設定された出力に制御する制御部30とを具備している。
制御部30は、後述のごとく、レベル測定部302が測定したデータを内部メモリ30Mに記憶する。
親局2、およびE/O312、O/E311とを介して送受信処理部31に入出力される無線信号は、周波数f1の下り信号がPA32からデュプレクサ33とアンテナ34を介して送信され、同様に周波数f2の上り信号が受信される。アンテナ34へは、ビルが建っているエリアをカバーしている屋外基地局のアンテナ6からの電波も到達し、その電波が周波数f1で有る場合には、そのビル内の携帯端末5が屋外基地局と接続処理を行う可能性がある。
つまり従来の子局は、制御部30、LNA303、レベル測定部302、制御部30、スイッチ301を有して居らず、子局に向けて送信パワーアンプから送信される電波の出力は、外部からの受信電波の受信強度を参照してフィードバック制御されることは無かった。そして、ビル内通信に十分な小出力で送信されていたため、携帯端末5が外部の基地局からの強い電波を受信すると誤接続する問題があった。
本発明の実施例の子局3は、通常、制御部30がスイッチ301をデュプレクサ33のs端子に接続することによりPA32からの出力がアンテナ34から下り回線の電波としてビル内へ送信されている。一方、外部の基地局アンテナ6からの電波も同じようにビル内で受信されるが、両下り回線の周波数は同じである。従って、外部からの受信レベルを測定しようとしても子局3のPA32が送信する電波の出力を受信することになり、外部からの電波よりも遙かに強い強度になる。
図3は、本発明の実施例に係わる子局の送信出力の制御の処理手順を示すフローチャートである。以下、図2、図3を参照して子局の送信出力制御動作を説明する。
携帯電話システムでは下り回線の電波は、送話時の音声信号が送話時にバースト状に送信されるが、携帯端末と基地局との間のアクセスコントロールを行う制御信号はほぼ連続的に送信されているため外部からの同じ周波数の電波は受信困難である。
しかしながら携帯電話システムでは、端末の移動で発生する瞬断があるため、基地局から送信される電波が、例えば、数10msec途切れてもアクセスや通話に支障が発生しないようデータの再送やリカバリ処理が行われている。
制御部30は、例えば、内部タイマ(図示せず。)を参照して数分間に1回の様なサイクルで送信を中断し(図3のステップs1)、スイッチ301の切換信号を出力して10msecの間受信のa側に切り換える制御を行う(ステップs2)。LNA303は、デュプレクサ33の端子sからアンテナ34を介して基地局アンテナ6からの電波を受信・増幅する。レベル測定部302は、LNA303が受信した基地局アンテナ6からの電波の受信レベルを測定(ステップs3)して制御部30に出力する。
制御部30は、例えば、子局3bのアンテナ34から送信される基準出力レベル、例えば、(−10dbm)の時の電波が子局3bの設置されているフロア(1階)における受信強度を予め測定したマッピングデータmda、又はシミュレーションデータmsaを内部のメモリ30Mで保有している。そして、携帯端末5は、平均値として、基準出力より−bdB下がった受信強度でアンテナ34からの電波を受信するとしたーBdBmの子局受信想定値を記憶している。
そして更に、制御部30は、外部の基地局アンテナ6から送信される電波のフロア(1階)における受信強度分布の測定データmsdと、その測定時に子局3bのアンテナ34とLNA303で受信する測定データmoaとの差の差分データsd1から作成した校正データcd1、例えば、差分データsd1の平均レベル差−20dbを内部のメモリ30Mで保有している。従って、任意のタイミングでのLNA303の受信データを測定データmoaから校正データcd1の−20dbを差し引くことにより、同じタイミングでのそのフロアにおける基地局アンテナ6からの受信レベルが推測出来る。
この推測受信レベルが、―sdBmであるとすると、そのフロアでは、―sdBmが子局3bからの送信電波を受信する子局受信想定値の−BdBmより低い場合(ステップs4がYes)、端末5は、子局3bにアクセスして接続されることになる。
反対に高い(ステップs4がNo)場合、制御部30は、(測定データmoa−校正データcd1)<子局受信想定値(―BdBm)+補正値Aとなるように、送信レベルを補正値Aにより出力増加(ステップs5)する制御をPA32に行う。この出力増加は、PA32が内蔵する図示されないアッテネータの減衰量を少なくする事によって行われるか、PA32が飽和しない範囲で増幅利得を上げるなどの方法によって行われる。
携帯電話基地局の送信器やこの子局の様なPAは、特にCDMA、OFDMの変調を用いる場合、高いリニアリティが要求されるので、予め直線性の良い高出力なPAを用いて、低出力時に減衰器を用いる場合がある。しかし、駆動電源に対する効率が低くなるので子局の消費電力を低く抑え高効率な子局にする場合、例えば、ドハティ型のPAを用いれば、効率の良い子局が実現出来る効果がある。
測定データの精度や、校正値は、その適用エリアで異なるが、実際には各子局3の各カバーエリア内では自局からの送信する電波の受信強度が平均化するよう、配置が工夫される。
図4は、子局3から下り信号が間欠的、バースト的に送信される場合の子局の送信出力制御を行う子局の構成例を示す機能ブロック図である。
図4における子局3では、図2の場合と異なり、LNA303へ入力されるアンテナ34、デュプレクサ33からの受信電波は、スイッチ301ではなくアッテネータ(ATT)304に置き換えられている。この場合、送信されていない期間は、制御部30からATT304に入力されるサプレス信号により減衰量が低く抑えられ、送信時には減衰量が大きく、スイッチオフ状態になる。屋外の基地局にアクセスする携帯電話端末の多少など、基地局アンテナ6からの出力の変動が大きい場合にはこの方法が有効である。
送信出力の補正方法は前例と同様なので説明は省略する。
図5は、基地局アンテナ6からの電波を受信するモニタアンテナ37を設けて出力制御を行う子局3の構成例を示す機能ブロック図である。
この方法では、モニタアンテナ37は、子局3のアンテナ34から離れて、例えば、窓際などフロアで外部からの電波の影響が大きい位置に設置される。この方法では、図2、図4の様な子局3が備えているアンテナ34を共用して受信する電波強度から推定するのではなく、モニタアンテナ32が独立して設けられるのでより精度が高い制御が可能になる。
基地局アンテナ6からの到来電波を受信するタイミングは、図4に示される場合と同様に通常は、ATT304の減衰を大きくし、送信時に例えば、10msec程度PA32からの送信停止を行い、図4の場合と同様にその間は減衰を小さくするようにする。なお、図2と同様に、LNA303への入力をスイッチでオン−オフするものであっても良い。また、子局3からバースト的に送信される場合には、図4の場合と同様にバースト送信のタイミング以外はATT304の減衰を小さくして基地局アンテナ6からの到来電波を受信するものであっても良い。
この実施例による子局の送信出力の制御は、基地局アンテナ6、および子局3から送信する電波のアドレス情報を読みとらず、電波の受信強度だけで制御するので子局3を含めてリピータ装置の信号処理や装置規模に係わる通信制御を簡易に済ませることが可能である。
本発明の実施例に係わる屋内用の移動通信リピータ装置を用いた通信の概念図。 本発明の実施例に係わる移動通信リピータ装置の子局の動作、処理手順を説明する機能ブロック図。 本発明の実施例に係わる移動通信リピータ装置の子局の動作、処理手順を説明するフローチャート。 子局3から下り信号が間欠的、バースト的に送信される場合の子局の送信出力制御を行う子局の構成例を示す機能ブロック図。 基地局アンテナからの電波を受信するモニタアンテナを設けて出力制御を行う子局の構成例を示す機能ブロック図。
符号の説明
1 特定エリア内基地局
2 親局
3a〜3n 子局
30 制御部
301 スイッチ
302 レベル測定部
303 LNA
304 ATT
31 送受信処理部
32 PA(送信パワーアンプ)
33 デュプレクサ
34 アンテナ
37 モニタアンテナ
5 携帯端末
6 基地局アンテナ

Claims (12)

  1. 特定エリア内用の内線の携帯電話端末と公衆用の携帯電話端末との兼用携帯端末が、前記特定エリア内に設置される移動通信リピータ装置の子局に接続して前記内線の無線通信を行う移動通信リピータ装置において、
    前記子局と前記兼用携帯端末との間の無線通信信号を中継伝送する親局と、
    前記親局2を介して前記兼用携帯端末と前記内線通信との間の接続、通信管理を行うエリア内基地局手段と、
    前記親局との間の無線通信信号の送受信を処理する送受信処理手段と、前記親局から入力される信号をアンテナから前記兼用携帯端末に送信する電波にして出力する送信パワーアンプと、前記送信される電波と同じ周波数の電波の受信レベルを測定して制御手段に通知する受信レベル測定手段と、一方の切換端子が前記送信パワーアンプの出力に接続され、他方の切換端子が前記第1の受信レベル測定手段の入力に接続され、いずれか一方を選択して前記アンテナへ接続する切換手段と、所定の切換タイミング、又は切換間隔で前記切換手段の接続先を前記送信パワーアンプの出力から前記受信レベル測定手段の入力に切換える制御により前記受信レベル測定手段が前記公衆用の基地局からの送信電波を前記アンテナから入力して測定して通知した受信レベルが所定のレベルよりも大きい場合、前記送信パワーアンプの出力を増大させる制御を行う制御手段とを備える子局
    とを具備することを特徴とする移動通信リピータ装置。
  2. 前記親局と前期子局との間で前記中継伝送される無線通信信号は、
    光信号に変換されていることを特徴とする請求項1記載の移動通信リピータ装置。
  3. 前記制御手段は、前記切換え手段の接続先を通常前記送信パワーアンプの出力に設定し、前記兼用携帯端末と前記子局との間の無線通信が途絶しない短時間の間のみ、前記受信レベル測定手段の入力へ切換える
    ことを特徴とする請求項1記載の移動通信リピータ装置。
  4. 前記切換えられている時間は長くても数10msec以内であることを特徴とする請求項3記載の移動通信リピータ装置。
  5. 特定エリア内用の内線の携帯電話端末と公衆用の携帯電話端末との兼用携帯端末が、電波を送受信する相手先となる前記内線の通信の接続、通信管理を行うエリア内基地局手段と通信するために親局と無線通信信号を中継伝送する移動通信リピータ装置の子局において、
    前記親局との間の無線通信信号の送受信を処理する送受信処理手段と、
    前記親局から入力される前記無線通信信号をアンテナから前記兼用携帯端末に送信する電波にして出力する送信パワーアンプと、
    前記送信される電波と同じ周波数の電波の受信レベルを測定し制御手段に通知する受信レベル測定手段と、
    一方の切換端子が前記送信パワーアンプの出力に接続され、他方の切換端子が前記受信レベル測定手段の入力に接続され、いずれか一方を選択して前記アンテナへ接続する切換手段と、
    所定の切換タイミング、又は切換間隔で前記切換手段の接続先を前記送信パワーアンプの出力から前記受信レベル測定手段の入力に切換える制御により前記受信レベル測定手段が前記公衆用の基地局からの送信電波を前記アンテナから入力して測定した受信レベルが所定のレベルよりも大きい場合、前記送信パワーアンプの出力を増大させる制御を行う制御手段とを
    具備することを特徴とする移動通信リピータ装置の子局。
  6. 前記制御手段は、前記切換え手段の接続先を通常前記送信パワーアンプの出力端子側に設定し、前記兼用携帯端末と前記子局との間の無線通信が途絶しない短時間の間のみ、前記受信レベル測定手段の入力端子側へ切換える
    ことを特徴とする請求項5記載の移動通信リピータ装置の子局。
  7. 前記切換えられている時間は長くても数10msec以内であることを特徴とする請求項3記載の移動通信リピータ装置の子局。
  8. 特定エリア内用の内線の携帯電話端末と公衆用の携帯電話端末との兼用携帯端末が、電波を送受信する相手先となる前記内線の通信の接続、通信管理を行うエリア内基地局手段と通信するために親局と無線通信信号を中継伝送する子局において、
    前記親局との間の無線通信信号の送受信を処理する送受信処理手段と、
    前記親局から入力される前記無線通信信号をアンテナから前記兼用携帯端末に送信する電波にして出力する送信パワーアンプと、
    前記アンテナに入力減衰手段を介して接続され前記送信される電波と同じ周波数の電波の受信レベルを測定して制御手段に通知する受信レベル測定手段と、
    所定の切換タイミング、又は切換間隔で前記送信パワーアンプの出力を停止させ、その停止中に、前記入力減衰手段の減衰量を下げる制御により前記受信レベル測定手段が前記公衆用の基地局からの送信電波を入力して測定した受信レベルが所定のレベルよりも大きい場合、前記送信パワーアンプの出力を増大させる制御を行う制御手段とを
    具備することを特徴とする移動通信リピータ装置の子局。
  9. 特定エリア内用の内線の携帯電話端末と公衆用の携帯電話端末との兼用携帯端末が、電波を送受信する相手先となる前記内線の通信の接続、通信管理を行うエリア内基地局手段と通信するために親局と無線通信信号を中継伝送する子局において、
    前記親局との間の無線通信信号の送受信を処理する送受信処理手段と、
    前記親局から入力される前記無線通信信号をアンテナから前記兼用携帯端末に送信する電波にして出力する送信パワーアンプと、
    前記特定エリア内に設置されたモニタアンテナに接続され、前記公衆用の基地局から送信される電波の受信レベルを測定して制御手段に通知する受信レベル測定手段と、
    所定の切換タイミング、又は切換間隔で前記送信パワーアンプの出力を停止させ、その停止中に前記受信レベル測定手段が前記基地局からの送信電波を入力して測定した受信レベルが所定のレベルよりも大きい場合、前記送信パワーアンプの出力を増大させる制御を行う制御手段とを
    具備することを特徴とする移動通信リピータ装置の子局。
  10. 特定エリア内用の内線の携帯電話端末と公衆用の携帯電話端末との兼用携帯端末が、電波を送受信する相手先となって前記内線の通信の接続、通信管理を行うエリア内基地局手段と通信するために、送信パワーアンプと受信レベル測定手段と切換え手段と制御手段とを備えて親局と無線通信信号を中継伝送する移動通信リピータ装置の子局の通信制御方法において、
    前記送信パワーアンプは、
    前記親局から入力される前記無線通信信号を前記切換え手段を介してアンテナから前記兼用携帯端末に送信する電波にして出力し、
    前記制御手段は、所定の切換タイミング、又は切換間隔で前記切換手段の接続先を前記送信パワーアンプの出力から前記受信レベル測定手段の入力に切換え、
    前記受信レベル測定手段は、前記公衆用の基地局からの送信電波を前記アンテナから入力して測定した受信レベルを前期制御手段へ通知し、
    前記制御手段は、
    前記通知された受信レベルが所定のレベルよりも大きい場合、前記送信パワーアンプの出力を増大させる制御を行う
    ことを特徴とする移動通信リピータ装置の子局の通信制御方法。
  11. 前記制御手段は、
    前記切換え手段の通常の接続先を前記送信パワーアンプの出力に設定し、前記兼用携帯端末と前記子局との間の無線通信が途絶しない短時間の間のみ、前記受信レベル測定手段の入力へ切換える
    ことを特徴とする請求項10記載の移動通信リピータ装置の子局の通信制御方法。
  12. 前記切換えられている時間は長くても数10msec以内であることを特徴とする請求項11記載の移動通信リピータ装置の子局の通信制御方法。
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