JP2008294633A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】限りあるショートカットキー資源を有効活用し、かつ、装置全体としての利用効率を高水準に維持可能とする。
【解決手段】登録管理部77は、利用状況履歴記憶部75に記憶されている機能利用状況履歴のうち、該当ユーザに係る利用状況履歴を読み出すとともに、読み出した利用状況履歴に基づいて、ショートカットキーの認知度に係る認知度判定を行い、当該認知度判定の結果、ショートカットキーに係る認知度が低い旨の判定が下されたとき、その旨をユーザ宛に通知するようにした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ又はこれらの複合機を含む画像形成装置に係り、特に、限りあるショートカットキー資源を有効活用し、かつ、装置全体としての利用効率を高水準に維持可能とする画像形成装置に関する。
例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ又はこれらの複合機を含む画像形成装置では、ユーザの多種多様なニーズに応えるために、多機能化が進展している。また、かかる多機能化に伴って、多彩な機能を実現するための項目の数も増加の一途をたどっている。しかし、操作パネルの表示画面に係るスペースの拡充は、多機能化の進展に追従できていない。そのため、限られたスペースを効率的に活用するために、代表的な機能に係る項目のみがインデックス的に一覧表示され、その他の機能に係る項目は、各代表機能に係る項目の下位層に、複数段階にわたり階層化されて配置されるのが一般的である。この場合、例えば、ユーザの要求に係る機能項目が、階層構造のうち5段階目などの深い階層に存在する場合、ユーザの要求に係る機能項目に至るまで、複数段階の階層を辿って順次選択的に操作してゆく作業が煩わしいという問題が生じる。
かかる問題を解消するためのアプローチのひとつとして、本願出願人は、複数の画面に切り替えることができる表示部を備えた画像形成装置であって、両面/分割など各機能の条件設定画面で、設定キーを押圧して条件を設定した後、登録許可キーを押圧することにより、初期画面などに表示されるショートカットキーに、その条件を登録可能に構成した先行技術において、ショートカットキーの登録内容が頻繁に変更されると、ユーザの混乱を招来するといった課題を解決するために、全てのショートカットキーに、画像形成のための条件が登録された状態では、登録許可キーを表示しないように規制する技術を提案している(特許文献1参照)。特許文献1の技術によれば、ショートカットキーの登録内容が頻繁に変更されることを防止して、ユーザの混乱を回避することができる。
ところが、本件発明者の研究によると、例えば、ある画像形成装置が複数ユーザの共有使用に係る装置であって、同装置のショートカットキーに、一般に利用頻度が高いと目される機能が登録されている場合に、同装置を使用するユーザが、ショートカットキーの存在乃至その使い方に疎いユーザであったときには、限りあるショートカットキー資源を有効に活用出来ないばかりか、装置全体としての利用効率を落としかねないことが判明した。なお、かかる課題は、その画像形成装置が特定ユーザの専有使用に係る装置である場合にも同様に当てはまる。
特開2002−132099号公報
解決しようとする課題は、限りあるショートカットキー資源を有効活用し、かつ、装置全体としての利用効率を高水準に維持可能とする画像形成装置を提供することである。
本発明は、限りあるショートカットキー資源を有効活用し、かつ、装置全体としての利用効率を高水準に維持可能とする画像形成装置を提供することを目的として、画像形成処理に係る各種機能を選択する際に操作される複数の機能キーと、前記各種機能のうち、予め登録された機能を直に選択する際に操作されるショートカットキーと、少なくとも前記ショートカットキーを含む機能選択に係るキーを表示するための表示手段と、を備え、前記表示手段に表示された機能選択に係るキーのうち、いずれかのキーが操作されたとき、当該操作されたキーに対応する画像形成処理を実行する機能を有する画像形成装置であって、前記ショートカットキーを含む機能選択に係るキーの利用状況履歴を記憶する利用状況履歴記憶手段と、前記利用状況履歴記憶手段に記憶されたショートカットキーの利用状況履歴と、当該ショートカットキーに登録されている機能の利用状況履歴と、に基づいて、前記ショートカットキーの認知度に係る認知度判定を行い、当該認知度判定の結果、前記ショートカットキーに係る認知度が低い旨の判定が下されたとき、その旨をユーザ宛に通知する登録管理手段と、を備えたことを最も主要な特徴とする。
本発明に係る画像形成装置では、ショートカットキーを含む機能選択に係るキーの利用状況履歴を記憶する利用状況履歴記憶手段と、次述する登録管理手段とを備え、登録管理手段は、利用状況履歴記憶手段に記憶されたショートカットキーの利用状況履歴と、当該ショートカットキーに登録されている機能の利用状況履歴と、に基づいて、前記ショートカットキーの認知度に係る認知度判定を行い、当該認知度判定の結果、前記ショートカットキーに係る認知度が低い旨の判定が下されたとき、その旨をユーザ宛に通知するので、これによって、例えば、その機能がショートカットキーに登録されているにもかかわらず、ショートカットキーを経由することなく複数回にわたる機能キーの選択操作を経て同機能が利用されている場合等には、ショートカットキーに係る認知度が低いとみなして、その旨がユーザ宛に通知されて、ショートカットキーの利用促進が喚起される結果として、限りあるショートカットキー資源を有効活用し、かつ、装置全体としての利用効率を高水準に維持することができる。
限りあるショートカットキー資源を有効活用し、かつ、装置全体としての利用効率を高水準に維持可能とするといった目的を、利用状況履歴記憶手段に記憶されたショートカットキーの利用状況履歴と、当該ショートカットキーに登録されている機能の利用状況履歴と、に基づいて、前記ショートカットキーの認知度に係る認知度判定を行い、当該認知度判定の結果、前記ショートカットキーに係る認知度が低い旨の判定が下されたとき、その旨をユーザ宛に通知する登録管理手段により実現した。
以下、本発明に係る画像形成装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
[画像形成装置周辺の概略構成]
図1は、本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す機能ブロック図、図2は、同画像形成装置における操作パネル部の外観図である。
本装置は、例えば、コピージョブ、Fax送信ジョブ、印刷ジョブ、又はネットワーク送信(メール送信やデータ送信)ジョブを含む諸機能が利用可能であり、マイクロコンピュータ及び専用のハードウェア回路等から構成される主制御部11によって制御される。この主制御部11に接続され諸機能を担う入出力機器として、本装置は、スキャナ部21、画像処理部31、エンジン部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61、HDD(ハードディスクドライブ)63、ネットワークI/F(インタフェース)部65、並びに、ICカード通信部67を備える。
主制御部11は、スキャナ機能を実現するための動作制御を行うスキャナコントローラ13と、ファクシミリ機能を実現するための動作制御を行うファクシミリコントローラ15、プリンタ機能を実現するための動作制御を行うプリンタコントローラ17、並びに、コピー機能を実現するための動作制御を行うコピーコントローラ19を内蔵し、本装置全体の動作を統括制御する。
スキャナ部21は、図示しないスキャナを構成する画像照射ランプ23及びCCD(電荷結合素子:Charge Coupled Device)センサー25を含む。スキャナ部21は、画像照射ランプ23により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサー25で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部31へ出力する。
画像処理部31は、補正部33、画像加工部35及び画像メモリ37を含む。画像処理部31は、スキャナ部21で読み取られた画像データを必要に応じて補正部33及び画像加工部35により処理し、処理された画像データを画像メモリ37に記憶したり、エンジン部41、ファクシミリ通信部61等へ出力する。補正部33は、スキャナ部21で読み取られた画像データに対してレベル補正、Y補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部35は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
エンジン部41は、図示しない給紙カセットや給紙ローラ等から構成される用紙搬送部43、図示しない感光体ドラム、露光装置、現像装置等から構成される画像形成部45、図示しない転写ローラ等から構成される転写部47、及び図示しない定着ローラ等から構成される定着部49を含む。エンジン部41は、スキャナ部21で読み取られた画像データ、ネットワークI/F部65を介してLAN(Local Area Network)によりクライアントPC(パーソナルコンピュータ)等から送信された画像データ、ファクシミリ通信部61を用いて外部のファクシミリ装置等から受信したファクスデータ等の画像データを用いて画像を用紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部43は用紙を画像形成部45へ搬送し、画像形成部45は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部47はトナー像を用紙に転写し、定着部49はトナー像を用紙に定着させて画像を形成する。
操作パネル部51は、図1及び図2に示すように、タッチパネル部53及び機能キー部55を含む。操作パネル部51は、ユーザがスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する操作を行うために使用され、ユーザによる操作指令等を主制御部11に与える。
本発明において表示手段として機能するタッチパネル部53は、タッチパネルとカラーLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の操作画面、例えば、コピー機能実行時には、原稿サイズ、コピーサイズ、複写部数等に関する情報を表示するとともに、ユーザが該当部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン類を表示する。また、タッチパネル部53は、複数の各ユーザ毎の機能キーに係る利用状況履歴を考慮することで、ユーザ毎に動的な更新登録管理を行うことで適切にカスタマイズされたショートカットキーを含む初期画面を表示する際に用いられる。さらに、タッチパネル部53は、後述するショートカットキーの認知度に係る認知度判定の結果、ショートカットキーに係る認知度が低い旨の判定が下されたとき、その旨をユーザ宛に報知するために、表示画面に注意喚起メッセージを表示する際に用いられる。
機能キー部55は、画像形成処理に係る各種機能を選択する際にユーザによって操作される複数の機能キー、並びに、画像形成処理に係る各種機能のうち、予め登録された機能を直に選択する際に操作されるショートカットキーを備えており、例えば、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能など諸機能のなかから、所要機能のキー入力操作をユーザが選択的に実行する際に、又は、ユーザが複写部数やコピー実行指令などを操作入力する際に用いられる。
ファクシミリ通信部61は、符号化/復号化部(図示省略)、変復調部(図示省略)及びNCU(Network Control Unit)(図示省略)を含む。ファクシミリ通信部61は、スキャナ部21によって読み取られた原稿の画像データを電話回線を介してファクシミリ装置等へ送信したり、ファクシミリ装置等から送信された画像データを受信する。
HDD(ハードディスクドライブ)63は、スキャナ部21によって読み取られた画像データ及び同画像データに設定されている出力形式等の種々のデータ等を記憶する。HDDに記憶されている画像データは、画像形成装置、プログラム及び記録媒体内部で使用されるだけでなく、必要に応じて、ネットワークI/F部65を介してクライアントPC等から確認したり、クライアントPCやFTPサーバ等の所定のフォルダへ転送される。
ネットワークI/F部65は、ネットワークインタフェース(10/100Base−TX)等を用い、LANを介して接続されたクライアントPC等のユーザ端末67に対する種々のデータの送受信を制御する。
ICカード通信部67は、ユーザが所持しているICタグ等のカードキー69のアクセスを検知し、カードキー69に記憶されているユーザ識別情報を読み出して、主制御部11に転送する機能を備えている。
ところで、限りあるショートカットキー資源を有効活用し、かつ、装置全体としての利用効率を高水準に維持可能とするために、主制御部11は、ユーザがアクセスしてくる毎に、当該ユーザが正規ユーザか否かに係るユーザ認証を行うユーザ認証部70と、ユーザ認証部70におけるユーザ認証の結果、当該ユーザが正規ユーザである旨の判定が下されたとき、当該ログインユーザに係る識別情報を取得するユーザ識別情報取得部(以下、ユーザID取得部という。)71と、ユーザがログイン中にタッチパネル部53に表示すべき初期画面(ショートカットキーを含む)に係るカスタマイズ情報を、複数の各ユーザ毎にそれぞれ関連付けて記憶するカスタマイズ情報記憶部73と、複数の各ユーザが各種機能を利用する毎に、複数の各ユーザに関連付けて、各自の機能利用状況に係る履歴を記憶する利用状況履歴記憶部75と、当該ユーザが正規ユーザである旨の判定が下されたとき、該当ユーザのカスタマイズ情報をカスタマイズ情報記憶部73から読み出すとともに、該当ユーザの初期画面(ショートカットキーを含む)を決定する初期画面決定機能、及び、該当ユーザに係る機能キーの利用状況履歴を利用状況履歴記憶部75から読み出すとともに、読み出した利用状況履歴に基づいて、ショートカットキーの認知度に係る認知度判定を行い、当該認知度判定の結果、前記ショートカットキーに係る認知度が低い旨の判定が下されたとき、その旨をユーザ宛に通知する登録管理機能を有する登録管理部(本発明の「登録管理手段」に相当する。)77と、登録管理部77で決定された該当ユーザの初期画面を、タッチパネル部53に表示させる制御を行う表示制御部79と、を備えて構成されている。
[本発明に係る画像形成装置の動作]
次に、本発明に係る画像形成装置の動作について、図3〜図6を参照して説明する。図3は、本画像形成装置のメインルーチンプログラムに係るフローチャートを示し、図4は、本画像形成装置のサブルーチンプログラムに係るフローチャートを示し、図5は、タッチパネル部53におけるショートカットキーを含む表示画面例を示し、図6は、ショートカットキーの利用喚起を促すメッセージを含む表示画面例を示す。
本動作説明に先立って、前提となる画像形成装置1の構成に言及する。画像形成装置1は、ユーザが所持するカードキー69との間で認証情報に係るデータ交換を通じて装置の使用を許可するカードキー認証モードと、ユーザ識別情報及び暗証番号(認証情報)のキー入力操作をユーザに要求することを通じて装置の使用を許可するパネル認証モードとを二通り備えており、原則として、カードキー認証モードで動作している。以下の実施例では、原則通りの処理であるカードキー認証モードでの、画像形成装置1の動作について説明してゆく。
図3に示すように、まず、ICカード通信部67は、ICカードキー69のアクセスを常時監視している。このとき、ユーザが、ICカードキー69を画像形成装置における所定位置にセットすると、ICカード通信部67は、ICカードキー69のアクセスを検知する(ステップS11)とともに、ICカードキー69に記憶されているユーザ識別情報を読み取り、読み取ったICカードキー69のユーザ識別情報を、主制御部11宛に転送する。
主制御部11(具体的には、ユーザ認証部70)は、ICカード通信部67から転送されてきたユーザ識別情報と、カスタマイズ情報記憶部73に予め登録されているユーザ識別情報等を照合することで、カードキー認証を介してアクセスしてきたユーザが正規ユーザか否かに係るユーザ認証を行う(ステップS12)。なお、ユーザ認証に際して、暗証番号によるログイン管理機能を追加しても良い。ステップS12のユーザ認証の結果、アクセスユーザが正規ユーザである旨の判定が下されたとき、主制御部11は、当該ログインユーザに係る識別情報を取得するとともに、このユーザ識別情報に基づいて、該当ユーザのカスタマイズ情報を、カスタマイズ情報記憶部73から読み出して(ステップS13)、該読み出したカスタマイズ情報に基づき表示すべき初期画面を決定する(ステップS14)。そして、主制御部11は、ステップS14で決定された初期画面を、タッチパネル部53に表示させる(ステップS15)。ここで、カスタマイズ情報記憶部73には、例えば図5に示すように、複数の各ユーザ毎にカスタマイズされたショートカットキー(「集約」、「ページ付け」、及び「両面→両面」)83を含む初期画面81が、各ユーザ毎に関連付けて記憶されている。従って、後に述べるように、複数の各ユーザがログインする毎に、各ユーザ毎に適切にカスタマイズされたショートカットキー83を含む初期画面81が、タッチパネル部53に表示されることになる。
ところで、限りあるショートカットキー資源を有効活用し、かつ、装置全体としての利用効率を高水準に維持可能とするために、ステップS16〜S17、並びに、SUBでは、複数の各ユーザ毎の機能利用状況履歴を収集するとともに、収集した各ユーザ毎の機能利用状況履歴に基づいて、ショートカットキーの認知度に係る認知度判定を行い、ショートカットキーに係る認知度が低い旨の判定が下されたときには、その旨をユーザ宛に通知するようにしている。
すなわち、主制御部11は、初期画面に表示された機能、又はそれとは異なる機能に係るユーザのパネル操作を、該当ユーザがログアウトするまで受け付ける(ステップS16〜S17)。該当ユーザがログアウトした後、主制御部11は、「ショートカットキー登録管理処理」と呼ばれるサブルーチンプログラムを実行する。
サブルーチンプログラム(SUB)において、図4に示すように、主制御部11は、該当ユーザがログインしてからログアウトするまでの間における機能キーの利用状況に係る履歴を、利用状況履歴記憶部75における所定のアドレスに、該当ユーザに関連付けて記憶させる(ステップS21)。
次に、主制御部11は、認知度判定時期に係るスケジュールが記憶される認知度判定時期テーブル(不図示)を参照して、認知度判定時期が到来したか否かに係る判定を行う(ステップS22)。なお、認知度判定時期テーブルには、例えば、1週間、1ヶ月、3ヶ月、又は6ヶ月等の周期が、ユーザによって予め適宜設定されている。本実施例では、予め設定されている周期(1ヶ月))で、ショートカットキーの利用状況に係る履歴等に基づいて、ショートカットキーの認知度に係る判定が行われるものとする。
ステップS22における判定の結果、更新登録時期が到来していない旨の判定が下されたとき、主制御部11は、本サブルーチンプログラム(SUB)を終了させて、処理の流れをメインルーチンプログラムに戻す。
一方、ステップS22における判定の結果、認知度判定時期が到来している旨の判定が下されたとき、主制御部11は、該当ユーザに係る機能キーの利用状況履歴を利用状況履歴記憶部75から読み出すとともに、読み出した利用状況履歴に基づいて、ショートカットキーの認知度演算処理を実行する(ステップS23)。次いで、主制御部11は、ステップS23における認知度演算結果に基づいて、ショートカットキーの登録内容に係る認知度判定を実行する(ステップS24)。
ステップS24における認知度判定の結果、認知度が高い旨の判定が下されたとき、主制御部11は、本サブルーチンプログラム(SUB)を終了させて、処理の流れをメインルーチンプログラムに戻す。
一方、ステップS24における認知度判定の結果、認知度が低い旨の判定が下されたとき、主制御部11は、処理の流れをステップS25に進ませる。
ここで、ステップS23における認知度演算処理では、まず、予め設定されている周期:直近1ヶ月の期間における、ショートカットキーの利用状況履歴と、当該ショートカットキーに登録されている機能の利用状況履歴とを調べる。すなわち、例えば図5に示すように、「集約」、「ページ付け」、及び「両面→両面」の3つの機能がショートカットキーに登録されている場合には、3つの各機能毎に、ショートカットキー経由で利用された回数と、ショートカットキーを経由することなく複数回にわたる機能キーの選択操作を経て利用された回数と、をそれぞれ調べるとともに、これらの大小関係を比較する。具体的には、例えば、「集約」機能がショートカットキー経由で利用された回数が「10」であって、同「集約」機能ショートカットキーを経由することなく複数回にわたる機能キーの選択操作を経て利用された回数が「5」である場合には、前者のショートカットキー経由での利用回数「10」と、後者のショートカットキーを経由しない際の利用回数「5」との大小関係を比較する。同様に、「ページ付け」、及び「両面→両面」のそれぞれについても、ショートカットキー経由か否かに係る利用回数間の大小関係を比較する。
ここでは、「集約」機能では、ショートカットキー経由での利用回数は「10」、ショートカットキーを経由しない際の利用回数は「5」であり、「ページ付け」機能では、ショートカットキー経由での利用回数は「7」、ショートカットキーを経由しない際の利用回数は「5」であり、また、「両面→両面」機能では、ショートカットキー経由での利用回数は「2」、ショートカットキーを経由しない際の利用回数は「5」であったとする。
この場合、ショートカットキー経由か否かに係る利用回数間の大小関係の観点から、「集約」機能と、「ページ付け」機能については、ショートカットキー経由での利用回数が、ショートカットキーを経由しない際の利用回数を上回っており、これらの機能に係るショートカットキーはユーザに利用されているから、その認知度は高い旨の判定が下される一方で、「両面→両面」機能については、ショートカットキー経由での利用回数「2」が、ショートカットキーを経由しない際の利用回数「5」を下回っており、これらの機能に係るショートカットキーはユーザにあまり利用されていないから、その認知度は低い旨の判定が下されることになる。
さて、ステップS24における認知度判定の結果、「両面→両面」機能に係るショートカットキーの認知度が低い旨の判定が下されたとき、主制御部11は、「両面→両面」機能に係るショートカットキーの認知度が低い旨を、例えば電子メール等の適宜の通信手段を介して、該当するユーザ宛に通知する(ステップS25)。
ステップS25における通知処理が終了すると、主制御部11は、本サブルーチンプログラム(SUB)を終了させて、処理の流れをメインルーチンプログラムに戻した後、全ての処理を終了させる。
[実施例の効果]
以上述べたように、本発明に係る画像形成装置1によれば、登録管理部77は、利用状況履歴記憶部75に記憶されている機能利用状況履歴のうち、該当ユーザに係る利用状況履歴を読み出すとともに、読み出した利用状況履歴に基づいて、ショートカットキーの認知度に係る認知度判定を行い、当該認知度判定の結果、ショートカットキーに係る認知度が低い旨の判定が下されたとき、その旨をユーザ宛に通知するので、これによって、例えば、その機能がショートカットキーに登録されているにもかかわらず、ショートカットキーを経由することなく複数回にわたる機能キーの選択操作を経て同機能が利用されている場合には、ショートカットキーに係る認知度が低いとみなして、その旨がユーザ宛に通知されて、ショートカットキーの利用促進が喚起される結果として、限りあるショートカットキー資源を有効活用し、かつ、装置全体としての利用効率を高水準に維持することができる。
[その他]
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う画像形成装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
すなわち、本発明実施例において、カードキー認証モードで動作中の画像形成装置を例示して説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、例えば、ユーザ識別情報及び暗証番号のキー入力操作をユーザに要求することを通じて装置の使用を許可するパネル認証モードで動作中の画像形成装置にも、本発明を適用可能である。
また、本発明実施例において、表示画面上に3つのショートカットキーを設置した例をあげて説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、例えば、表示画面上に6つなど、のいかなる数のショートカットキーを設置した場合であっても、本発明をそのまま適用することができる。
最後に、本発明実施例において、ショートカットキーに係る認知度が低い旨の判定が下されたとき、その旨をユーザ宛に、電子メール等の通信手段を媒介して通知する例をあげて説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではない。すなわち、例えば、かかる通信手段を媒介して該当ユーザ宛に通知する態様に代えて又は加えて、図6に示すように、「両面→両面」機能に係る認知度が低い旨の判定が下された後、該当ユーザが、「両面→両面」機能を、ショートカットキーを経由することなく複数回にわたる機能キーの選択操作を経て利用してきた際に、『「両面→両面」機能は、ショートカットキーに登録されています。』などといった、ショートカットキーの利用促進を喚起するメッセージ85を、表示画面81上に表示させるようにしてもよいことはいうまでもない。
本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 同画像形成装置における操作パネル部の外観図である。 本画像形成装置のメインルーチンプログラムに係るフローチャート図である。 本画像形成装置のサブルーチンプログラムに係るフローチャート図である。 タッチパネル部53におけるショートカットキーを含む表示画面例に係る説明図である。 ショートカットキーの利用喚起を促すメッセージを含む表示画面例である。
符号の説明
11 主制御部
53 タッチパネル部(表示手段)
70 ユーザ認証部
71 ユーザID取得部
73 カスタマイズ情報記憶部
75 利用状況履歴記憶部(利用状況履歴記憶手段)
77 登録管理部(登録管理手段)
79 表示制御部
83 ショートカットキー
85 利用喚起メッセージ

Claims (3)

  1. 画像形成処理に係る各種機能を選択する際に操作される複数の機能キーと、前記各種機能のうち、予め登録された機能を直に選択する際に操作されるショートカットキーと、少なくとも前記ショートカットキーを含む機能選択に係るキーを表示するための表示手段と、を備え、前記表示手段に表示された機能選択に係るキーのうち、いずれかのキーが操作されたとき、当該操作されたキーに対応する画像形成処理を実行する機能を有する画像形成装置であって、
    前記ショートカットキーを含む機能選択に係るキーの利用状況履歴を記憶する利用状況履歴記憶手段と、
    前記利用状況履歴記憶手段に記憶されたショートカットキーの利用状況履歴と、当該ショートカットキーに登録されている機能の利用状況履歴と、に基づいて、前記ショートカットキーの認知度に係る認知度判定を行い、当該認知度判定の結果、前記ショートカットキーに係る認知度が低い旨の判定が下されたとき、その旨をユーザ宛に通知する登録管理手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記登録管理手段は、
    前記ショートカットキーの認知度に係る認知度判定を、予め設定されたタイミングで周期的に実行する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置であって、
    前記登録管理手段は、
    前記利用状況履歴記憶手段に記憶された前記ショートカットキーを含む機能選択に係るキーの利用状況履歴のなかから、アクセスしてきたユーザに係る利用状況履歴を読み出して、該読み出した該当ユーザに係る利用状況履歴に基づいて、前記ショートカットキーの認知度に係る認知度判定を行う
    ことを特徴とする画像形成装置。
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