JP2007228079A - ネットワークスキャナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データが必要な送信先へは画像データを送信し、他の送信先へはその画像データにアクセスするための情報を送信することで、送信時間およびエネルギーを節約するネットワークスキャナ装置を提供すること。
【解決手段】ネットワークスキャナ装置は、読み取った画像データをネットワークを介して任意の機器に送信するために、複数の送信先アドレスを入力し(ステップS1)、入力された複数の送信先アドレスのうちの少なくとも1つ(共有フォルダのアドレス)には、読み取られた画像データ自体を送信し(ステップS4)、他の送信先アドレス(電子メールアドレス)には、画像データ情報を送信する(ステップS5)。この画像データ情報とは、その画像データにアクセスするための画像データのファイル名および送信先アドレスのことである。
【選択図】図2

Description

この発明は、原稿画像等を読み取り、読み取った画像データをネットワークを介して任意の機器へ送信するネットワークスキャナ装置に関する。
ネットワークスキャナ装置は、プッシュ型スキャナ装置とも称され、たとえば、特許文献1には画像読み取り装置として記載されている。
特許文献1に記載の装置を用いれば、読み取った原稿の画像データを、ネットワークに接続されている任意の機器、たとえば自己のパソコンや特定人のパソコン等にネットワークを介して送信することができる。
また、特許文献2には、ネットワークスキャナとして作用するファクスサーバが記載されている。このファクスサーバは、受信した画データ(画像データ)や、読み取り形成した画データをファイルサーバに配信する際、クライアントPCに配信通知を行う。
特開2003−179714号公報 特開2002−57832号公報
特許文献1の装置では、ネットワークスキャナ装置で読み取った画像データを、ネットワークを介して複数の機器に送信する場合、その送信に伴ってネットワーク上に膨大なデータ量が流れることになる。そして、かかる膨大なデータ量の送信は、時間およびエネルギーを消費する。
特許文献2に記載の装置では、受信した画像データが、自己のパソコン(クライアントPC)とは別の機器(ファイルサーバ)に配信されていた。このため、当該画像データを閲覧するには、自己のパソコンからネットワークを介して、画像データが配信された機器にアクセスしなければならず、手間がかかってしまう。
ところで、ネットワークスキャナ装置で読み取った画像データを複数の送信先に送信する場合、或る送信先では、読み取られた画像データ自体が必要であるが、他の送信先では、その画像データ自体のファイル名および送信先のパソコン(具体的には、共有フォルダのアドレス)がわかれば十分であり、画像データの内容を詳細に検討する必要がないといったときがある。このようなときにおいても、複数の送信先に対して、読み取った画像データを等しく送信していたので、送信に必要な時間およびエネルギーが無駄に消耗されていることがあるといった課題があった。
この発明は、このような背景のもとになされたもので、ネットワークスキャナ装置から、画像データが必要な送信先へはその画像データ自体を送信し、他の送信先へはその画像データにアクセスするための情報を送信することで、送信時間およびエネルギーを節約することのできるネットワークスキャナ装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、ネットワークに対して接続可能であり、読み取った画像データを自らがネットワークを介して送信できるネットワークスキャナ装置(1)であって、画像読取手段(12)と、前記画像読取手段で読み取った画像データを、ネットワークを介して当該ネットワークに接続された任意の機器に送信するために、送信先アドレスを入力する入力手段(14)と、前記入力手段により複数の送信先アドレスが入力されることに応答して、入力される複数の送信先アドレスのうちの、共有フォルダを有する特定機器を指定するための送信先アドレスに対しては、前記画像読取手段で読み取られた画像データ自体を送信する第1の送信手段(11,17)と、入力される複数のアドレスのうちの前記共有フォルダを有する特定機器の送信先アドレスを除く残りの送信先アドレスに対しては、前記第1の送信手段により送信された画像データのファイル名および送信先アドレスを含む画像データ情報を送信するための第2の送信手段(11,17)とを有することを特徴とするネットワークスキャナ装置である。
なお、括弧内の数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。
また、請求項2記載のように、前記第2の送信手段は、電子メールを用いて送信することを特徴とする、請求項1記載のネットワークスキャナ装置である。
また、請求項3記載のように、前記読み取られた画像データ自体を送信する少なくとも1つの送信先アドレスは、最初に入力された送信先アドレスであることを特徴とする、請求項1または2記載のネットワークスキャナ装置である。
請求項1記載の発明によれば、画像データ自体の内容を詳細に検討する必要がある送信先等に対しては、画像読取手段で読み取られた画像データ自体が、共有フォルダに直接送信される。
一方、画像データが生成されてきたことがわかればよく、画像データの内容の詳細までは知る必要がない送信先に対しては、画像データ情報が送信される。この画像データ情報とは、読み取られた画像データのファイル名および送信先アドレスを含む情報のことである。画像データ情報は、そのデータ量が少ないので、送信に要する時間およびエネルギーが少なくてすむ。また、画像データ情報が送信された送信先から、必要に応じて当該共有フォルダにアクセスすることで、画像読取手段で読み取られた画像データ自体を容易に閲覧することができる。
従って、請求項1記載の発明によれば、ネットワークスキャナ装置から任意の機器に対してネットワークを介して画像データを送信する場合において、画像データが必要な送信先へはその画像データ自体を送信し、他の送信先へはその画像データにアクセスするための情報(画像データ情報)を送信することで、送信効率が良く、送信のための時間およびエネルギーが効率良く使われるスキャナ装置とすることができる。
請求項2記載の発明では、第2の送信手段は、画像データ情報を含んだ電子メールを用いて送信することができる。画像データ情報を通知する手段として、画像データ情報を含んだ電子メールを送信する手段とした場合、インターネットなどのネットワークに接続されたパソコンに画像データ情報を送信することができる。画像データ情報を含んだ電子メールはデータ量が少ないので、この電子メールの送信に要する時間およびエネルギーが少なくてすむ。
また、電子メールが送られた送信先では、この電子メールに含まれている画像データ情報により、画像データにアクセスするための情報が含まれているので、必要に応じてネットワークを介して共有フォルダ内に送信された画像データ自体を容易に閲覧することができる。
請求項3記載の発明では、最初に入力された送信先アドレスには読み取られた画像データ自体が送信されるので、たとえば、自己のパソコンの共有フォルダに対応する送信先アドレスを最初に入力することで、自己のパソコンに画像データを送信することができる。これにより、自己のパソコンから当該画像データを閲覧することができるので、画像データを送信するにあたり、使い勝手の良い装置とすることができる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態にかかるネットワークスキャナ装置を含むネットワーク接続構造を示す図解的なブロック図である。ここでは、ネットワークスキャナ装置として、複合機(以下、「MFP(Multi Function Peripheral)」ともいう)1が使用されている。
MFP1には、ネットワークとして、たとえばLAN(Local Area Network)を介して、パソコンPC1〜PCnが接続されている。パソコンPC1〜PCnは、たとえば、ある企業内における各社員のパソコンである。かかるネットワーク接続構成において、MFP1は、LANを介して、読み取った画像データや画像データ情報を所定のパソコンへ送信したり、電子メールを送信したりする。
MFP1には、マイクロコンピュータなどを有する制御部11が備えられており、CCD(Charge Coupled Device)などを備えたスキャナ部12が制御部11によって制御される。また、MFP1には、スキャナ部12で読み取られた画像データをストアするための画像メモリ13が備えられており、この画像メモリ13は制御部11により制御されている。
MFP1は、原稿給送部15を備えている。MFP1は、たとえば、この原稿給送部15にセットされた原稿を読み取るとき、原稿給送部15により原稿を一枚ずつスキャナ部12に向けて送る。また、原稿を読み取るだけでなく、複写するときには、画像形成部16が動作され、スキャナ部12で読み取られた原稿画像が用紙に転写される。
また、MFP1には、ユーザが種々の操作を行うための操作部14が備えられている。この操作部14は、表示パネル14aと操作キー14bとを有している。操作キー14bは、操作することにより、送信先とするパソコン名(ネットワークシステム上で管理されているコンピュータ名を含む)を選択,入力したり、送信先アドレスとしての共有フォルダのアドレスや電子メールアドレスを入力したりすることができる。また、表示パネル14aは、操作データその他の内容を表示するために設けられており、制御部11で制御される。操作部14で入力された信号は、制御部11へ与えられる。
さらに、MFP1には、HDD18が備えられている。このHDD18には、送信先アドレスリストとして、パソコン名(たとえば、“PC2”)、そのパソコン“PC2”が有する共有フォルダ(たとえば、フォルダ名"shared_folder")のアドレス(たとえば、"\\PC2\shared_folder")およびそのパソコン“PC2”に設定された電子メールアドレスなどのデータが関連付けてストアされている。これにより、ユーザが操作部14を介してパソコン名を選択することで、制御部11は、送信先アドレスリストから、そのパソコン名に関連付けられた共有フォルダのアドレスや電子メールアドレスを呼び出すことができる。
また、制御部11には、ネットワークインターフェース17が接続されており、このインターフェース17を介して、LANが接続されている。
制御部11は、画像データ自体の内容を詳細に検討する必要がある送信先(たとえば、パソコンPC2)に対して、スキャナ部12で読み取られた画像データ自体を共有フォルダ("\\PC2\shared_folder")に直接送信する(矢印D1)。
一方、画像データが送信されてきたことがわかればよく、画像データの内容の詳細までは知る必要がない送信先(たとえば、パソコンPC1,PCn)に対して、制御部11により、画像データ情報を記載した電子メールを送信する。画像データ情報とは、読み取られた画像データのファイル名,保存先アドレス(この場合、"\\PC2\shared_folder"),送信時刻およびパスワードなどの情報のことである。画像データ情報は、そのデータ量が少ないので、送信に要する時間およびエネルギーが少なくてすむ。また、この画像データ情報を受け取った者、つまり、パソコンPC1,PCnの持ち主は、この情報により、必要に応じて当該共有フォルダにアクセスできるので、画像読取手段で読み取られた画像データ自体を容易に閲覧することができる(矢印D2)。
図2は、制御部11の制御動作の一例を示すフローチャートである。ここでは、図1も参照しながら、図2の流れに従って、MFP1の動作(制御動作)について説明する。
まず、スキャナ部12で読み取る画像データをネットワークを介して、たとえば、自己のパソコンならびに自己の上司AおよびBの2人に送信するため、当該ネットワークに接続された自己のパソコンPC2ならびに上司AおよびBのパソコン(PC1およびPCn)を指定する。
具体的には、MFP1では、操作部14が操作されて、送信先アドレスリストにストアされたデータから、画像データまたは画像データ情報を送信する複数の送信先(たとえば、自己のパソコンPC2ならびに上司AのパソコンPC1および上司BのパソコンPCn)が選択,入力される(ステップS1)。ここで、制御部11は、入力された送信先に対応する送信先アドレスを、送信先アドレスリストから呼び出す。
むろん、この送信先に対応する送信先アドレスは、たとえば利用者により、直接入力されてもよい。
次いで、原稿の読み取りを開始するため、操作キー14bの1つとして設けられているスタートキーが押下される(ステップS2)ことにより、制御部11に読み取り開始の信号が送られる。そして、原稿給送部15にセットされた原稿が、スキャナ部12によって順次読み取られていく(ステップS3)。
次いで、ステップS1において最初に入力された送信先に対応する送信先アドレス(この場合、パソコンPC2の共有フォルダのアドレス"\\PC2\shared_folder")に画像データが送信される(ステップS4;図1の矢印D1)。
次いで、ステップS4での送信先を除く送信先に、たとえば電子メール(この場合、パソコンPC1およびPCnに設定された電子メール)を用いて、画像データ情報が通知(送信)される(ステップS5)。
図3は、制御部11の制御動作の他の例を示すフローチャートである。ここでは、図1も参照しながら、図3の流れに従って、MFP1の動作(制御動作)について説明する。
ステップS11において、スキャナ部12で読み取る画像データをネットワークを介して、たとえば、自己のパソコンならびに自己の上司AおよびBの2人に送信するため、当該ネットワークに接続された自己のパソコンPC2ならびに上司AおよびBのパソコン(PC1およびPCn)を指定する。
具体的には、MFP1では、操作部14が操作されて、送信先アドレスリストにストアされたデータから、画像データまたは画像データ情報を送信する複数の送信先(たとえば、自己のパソコンPC2ならびに上司AのパソコンPC1および上司BのパソコンPCn)が選択,入力される。ここで、制御部11は、入力された送信先に対応する送信先アドレスを、送信先アドレスリストから呼び出す。
むろん、この送信先に対応する送信先アドレスは、たとえば利用者により、直接入力されてもよい。
次いで、原稿の読み取りを開始するため、操作キー14bの1つとして設けられているスタートキーが押下される(ステップS12)ことにより、制御部11に読み取り開始の信号が送られる。そして、原稿給送部15にセットされた原稿が、スキャナ部12によって順次読み取られていく(ステップS13)。
次いで、ステップS11において入力された送信先が、複数あるかどうかが判別される(ステップS14)。
ステップS14で送信先が複数入力されたことを判別した場合(ステップS14でYES)、画像データ情報を画像データ自体が送信される送信先に通知するかどうかを判別する(ステップS15)。
ステップS15で画像データを送信する送信先に画像データ情報を通知するよう設定されている場合(ステップS15でYES)、画像データの送信指定された送信先に対応する送信先アドレス(この場合、パソコンPC2の共有フォルダのアドレス"\\PC2\shared_folder")に画像データが送信される(ステップS16;図1の矢印D1)。
次いで、ステップS11で入力された全送信先に、たとえば電子メール(この場合、パソコンPC1,PC2およびPCnに設定された電子メール)を用いて、画像データ情報が通知(送信)される(ステップS17)。
ステップS15で画像データを送信する送信先に画像データ情報を通知しないよう設定されている場合(ステップS15でNO)、画像データの送信指定された送信先に対応する送信先アドレス(この場合、パソコンPC2の共有フォルダのアドレス"\\PC2\shared_folder")に画像データが送信される(ステップS18;図1の矢印D1)。
次いで、ステップS18での送信先を除く送信先に、たとえば電子メール(この場合、パソコンPC1およびPCnに設定された電子メール)を用いて、画像データ情報が通知(送信)される(ステップS19)。
一方、ステップS11において、スキャナ部12で読み取る画像データをネットワークを介して、たとえば、自己のパソコンに送信するため、当該ネットワークに接続された自己のパソコンPC2を指定する場合もある。この場合、MFP1では、操作部14が操作されて、送信先アドレスリストにストアされたデータから、画像データまたは画像データ情報を送信する送信先(たとえば、自己のパソコンPC2)が選択,入力される。ここで、制御部11は、入力された送信先に対応する送信先アドレスを、送信先アドレスリストから呼び出す。
この場合、ステップS14で送信先が複数入力されていないことを判別する(ステップS14でNO)ので、画像データ情報を当該送信先アドレス宛てに通知するかどうかを判別する(ステップS20)。
ステップS20で画像データを送信する送信先に画像データ情報を通知するよう設定されている場合(ステップS20でYES)、画像データの送信指定された送信先に対応する送信先アドレス(この場合、パソコンPC2の共有フォルダのアドレス"\\PC2\shared_folder")に、画像データが送信され(ステップS21;図1の矢印D1)、画像データ情報が通知(送信)される(ステップS22)。
ステップS20で当該送信先アドレス宛てに画像データ情報を通知しないように設定されている場合(ステップS20でNO)、当該送信先に画像データが送信される(ステップS23;図1の矢印D1)。
以上のような制御により、MFP1は、画像データが必要な送信先へはその画像データ自体を送信し、他の送信先へはその画像データにアクセスするための画像データ情報を、たとえば電子メールを用いて通知(送信)する。この画像データ情報は、そのデータ量が少ないので、送信に要する時間およびエネルギーが少なくてすむ。また、画像データ情報が通知された送信先から、必要に応じて当該共有フォルダにアクセスすることで、画像読取手段で読み取られた画像データ自体を容易に閲覧することができる。これにより、送信効率が良く、送信のための時間およびエネルギーが効率良く使われるネットワークスキャナ装置とすることができる。
また、MFP1は、インターネットを含むネットワークを介して、パソコンと接続されていてもよい。このとき、上記の実施形態のように、画像データ情報を通知する手段として、画像データ情報を含んだ電子メールを送信する手段とした場合、この電子メールを用いれば、インターネットに接続されているパソコンに通知することができる。また、画像データ情報を含んだ電子メールはデータ量が少ないので、この電子メールの送信に要する時間およびエネルギーが少なくてすむ。この電子メールが送られた送信先では、この電子メールに含まれている画像データ情報により、画像データにアクセスするための情報が含まれているので、ネットワークを介してその共有フォルダにアクセスすることが可能であれば、必要に応じて共有フォルダ内に送信された画像データを容易に閲覧することができる。
さらに、MFP1では、図2のステップS1において複数の送信先を選択,入力したときのように、1番目に入力されたパソコンに対応する共有フォルダが送信先アドレスとして指定され、2番目以降に入力されたパソコンに対応する電子メールアドレスが送信先アドレスとして指定されてもよい。このようにして、最初に入力された送信先アドレスには読み取られた画像データが送信されるので、たとえば、自己のパソコンの共有フォルダに対応する送信先アドレスを最初に入力することで、自己のパソコンに画像データを送信することができる。これにより、自己のパソコンから当該画像データを容易に閲覧することができるので、画像データを送信するにあたり、使い勝手の良い装置とすることができる。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の記載の範囲内において種々の変更が可能である。
この発明の一実施形態にかかるネットワークスキャナ装置を含むネットワーク接続構造を示す図解的なブロック図である。 制御部の制御動作の一例を示すフローチャートである。 制御部の制御動作の他の例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 MFP(ネットワークスキャナ装置)
11 制御部(送信手段)
12 スキャナ部(原稿読取手段)
14 操作部
17 ネットワークインターフェース

Claims (3)

  1. ネットワークに対して接続可能であり、読み取った画像データを自らがネットワークを介して送信できるネットワークスキャナ装置であって、
    画像読取手段と、
    前記画像読取手段で読み取った画像データを、ネットワークを介して当該ネットワークに接続された任意の機器に送信するために、送信先アドレスを入力する入力手段と、
    前記入力手段により複数の送信先アドレスが入力されることに応答して、入力される複数の送信先アドレスのうちの、共有フォルダを有する特定機器を指定するための送信先アドレスに対しては、前記画像読取手段で読み取られた画像データ自体を送信する第1の送信手段と、
    入力される複数のアドレスのうちの前記共有フォルダを有する特定機器の送信先アドレスを除く残りの送信先アドレスに対しては、前記第1の送信手段により送信された画像データのファイル名および送信先アドレスを含む画像データ情報を送信するための第2の送信手段と、
    を有することを特徴とするネットワークスキャナ装置。
  2. 前記第2の送信手段は、電子メールを用いて送信することを特徴とする、請求項1記載のネットワークスキャナ装置。
  3. 前記読み取られた画像データ自体を送信する少なくとも1つの送信先アドレスは、最初に入力された送信先アドレスであることを特徴とする、請求項1または2記載のネットワークスキャナ装置。
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