JP2008294504A - 撮影装置及び撮影装置を備える携帯端末装置 - Google Patents

撮影装置及び撮影装置を備える携帯端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】メモリ容量や消費電力を低減し、自然な感覚で電子式手ぶれ補正及び電子ズームを行うことができる、動画を撮影可能な撮影装置を提供する。
【解決手段】電子式ズーム機能と手ぶれ補正機能とを有し、動画を撮影可能な撮影装置であって、画像を認識するセンサ(1)と、制御部(5)と、前記画像データの手ぶれ補正を行う信号処理部(4)と、各画像における前画像からの動きを検出する動き検出部(9)とを備え、動画撮影時に手ぶれ補正が行われ、電子式ズームが行われる際、前記制御部(5)は、ズーム前後の画像の中心がずれないように、前記動き検出部(9)からの動き情報と電子式ズームの縮小率とに基づいて、前記センサ(1)からの画像データの読み出し開始位置及び読み出しライン数を決定して前記センサ(1)から画像データを取得する。
【選択図】図1

Description

本発明は、動画を撮影可能で、電子式動画手ぶれ機能と電子式ズーム機能とを有する撮影装置に関する。本発明は、このような撮影装置を備える携帯端末装置にも関する。
近年の携帯電話や携帯情報端末などの携帯端末装置は、1メガピクセル〜5メガピクセルの画素数のセンサを備えたカメラを搭載してものが主流となっており、電子式動画手ぶれ機能及び電子式ズーム機能や、同一のカメラでセンサの画素数より非常に少ない画素数の動画像を撮影する機能を有しているものもある。少ない画素数を扱う動画像においても、従来は、その画像データを扱うには、大量のメモリと高速処理のハードウェアが必要であった。例えば、特許文献1(特に図1、図4)には、画像データをメモリ上に置き、そのメモリ上で電子式手ぶれ補正や電子式ズームを処理するシステムが開示されている。この従来のシステムでは、カメラ側でセンサ上の垂直方向の読み出し領域を変え、信号処理によって水平方向を縮小を行い、電子式ズームを実施し、カメラ出力された画像データをメモリ上に置き、電子式手ぶれ補正をメモリ上で行うことにより、メモリ削減と高速処理のハードウェアの削減を試みている。
特開2000−101896号公報
近年、メモリの大容量化によって、メモリ使用量の増大も機器によっては大きな課題にならなくありつつあるが、携帯機器においては、物理的なサイズ及びコストの面からメモリ容量の削減は重要である。さらに、消費電力を抑え、バッテリによる駆動時間を延ばすことは恒久的な課題である。
上記特許文献1の図1及び図4に記載のシステムでは、動画像を扱う場合において、実際に記録する動画像がVGAサイズであったとしても、その10倍もあるセンサの画素数に相当する容量(記録形式によるが、3メガピクセルの画素数をもつ撮影装置では4.5〜9メガバイト)のメモリと、動画手ぶれ補正処理のための同容量以上のメモリとが必要となる。さらに、動画像の場合、このような大容量のデータを短時間の内に処理することが必要であるため、高速な処理が必要となり、消費電力が大きくなってしまうという課題があった。さらに、センサから全画素を読み出す必要があるため、動画におけるフレームレートが上げにくく、消費電力も大きくなってしまっていた。図8は、この従来技術でのメモリ使用を説明する模式図である。この従来技術のシステムでは、センサの読み出し領域の画素(斜線部分)に相当するメモリ領域が必要となる。例えば3メガピクセルの画素をもつセンサにおいて、YUV422形式で保存するシステムの場合は、6メガバイトのメモリ領域が必要となる。これに加え、電子式手ぶれ補正を実施しようとすると前画面を保持していなければいけなくなり、少なくとも合計12メガバイトのメモリ領域を確保しなければならなくなる。
また、他の従来技術では、電子ズームのワイド端においては、読み出し領域は静止画の場合と変わらないものの、読み出し方法として間引きや画素加算などの方法を利用することにより、動画のフレームレートを確保しつつ、必要なメモリ容量を削減し、処理するデータ量を削減することにより、消費電力を下げることを可能にしている。
図9は、このような従来技術の撮影装置の構成を示すブロック図である。図10は、従来技術におけるメモリ使用とセンサ上の読み出し領域を説明する模式図である。図11は、従来技術の課題の概略図である。この従来技術のカメラは、撮像素子であるセンサ91と、CDS(相関2重サンプリング回路)/AGC(アナログ・ゲイン制御回路)92と、A(アナログ)/D(デジタル)コンバータ93と、信号処理部94と、ラインメモリ95と、マイコン96と、タイミング発生器97と、メモリ98と、動き検出部99とを備える。
センサ91からのアナログの画像データは、CDS/AGC92において増幅され、A/Dコンバータ93によってデジタル化される。デジタル化された画像データは、信号処理部94によってγ補正、ホワイトバランス調整、輝度調整、輪郭強調等のカメラ処理を行われ、メモリ98に記憶される。制御部として機能するマイコン96は、センサ91を駆動するためのタイミングパルスを発生するタイミング発生器97に、所望のタイミングを発生させるような制御値を入力する。動き検出部99では、信号処理部94から出力された現画像データと、メモリ98に記憶された前画像データから動きを検出し、現画像データの切出し位置を算出し、メモリ98から電子式手ぶれ補正された現画像データを読み出す。
動画像の電子式手ぶれ補正を行う場合、広角端の場合には、マイコン96は、読み出し領域を静止画の場合と変更せず、読み出し方法を間引きや画像加算等にしてセンサ91から画像データを読み出すようなタイミングパルスを発生するような制御値をタイミング発生器97に入力し、同時に、信号処理部94に画像のサイズを指定する。センサ91からは、全領域が読み出される(図10の10a)。信号処理部94は、ラインメモリ96に必要なライン数分の画像データを記憶し、水平・垂直の縮小処理を行い(図10の10b)、メモリ98に記憶する(図10の10c)。信号処理部94は、動き検出部99で検出された動き量に基づいて、メモリ98に記憶された画像データから画像を切出す(図10の10d)。このようにして切出された画像が、電子式手ぶれ補正された画像となる(図10の10e)。図11において、センサの読み出し領域を11aで示し、このときの画像のセンサ上の位置を11bで示し、中心位置を11cで示す。画像例を11dで示し、このときユーザが期待するズームの範囲を11eで示す。
望遠側への電子ズームが行われる場合、マイコン96は、読み出し方法を間引きや画像加算等にし、かつ、ズーム後の画像サイズを考慮して垂直方向の中心部分を必要ライン数分のみセンサ91から読み出すようなタイミングパルスを発生するような制御値をタイミング発生器97に入力し、同時に、信号処理部94に画像の縮小率を設定する。センサ91からは、垂直方向の中心部分を必要ライン数分が読み出される(図10の10f)。信号処理部94は、ラインメモリ95に必要なライン数分の画像データを記憶し、水平・垂直の縮小処理を行い(図10の10g)、メモリ98に記憶する(図10の10h)。信号処理部94は、動き検出部99で検出された動き量に基づいて、メモリ98に記憶された画像データから画像を切出す(図10の10i)。このようにして切出された画像が、電子式手ぶれ補正された画像となる(図10の10j)。図11において、センサの読み出し領域を11fで示し、このときの画像のセンサ上の位置を11gで示し、画像中心を11hで示す。画像例を11kで示し、このとき実際にズームされた範囲を11iで示す。
このように、電子式手ぶれ補正を行いながら電子式ズームを行うと、カメラ側でセンサ上の垂直方向の読み出し領域を、センサ上の垂直方向の中心から変えることができないため、中心位置がずれてしまい、自然な感覚で電子ズームを行うことができないといった課題があった。このため、使用者は、動画撮影で子供などの被写体を撮影している場合、電子式ズームを行った途端、被写体から外れた思いも寄らない場所を撮影することになり、どこを撮影しているのか分からなくなったりするという課題があった。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、メモリ容量や消費電力を低減し、自然な感覚で電子式手ぶれ補正及び電子ズームを行うことができる、動画を撮影可能な撮影装置を提供するものである。
本発明の撮影装置は、電子式ズーム機能と手ぶれ補正機能とを有し、動画を撮影可能な撮影装置であって、画像を認識するセンサと、制御部と、前記画像データの手ぶれ補正を行う信号処理部と、各画像における前画像からの動きを検出する動き検出部とを備え、動画撮影時に手ぶれ補正が行われ、電子式ズームが行われる際、前記制御部は、ズーム前後の画像の中心がずれないように、前記動き検出部からの動き情報と電子式ズームの縮小率とに基づいて、前記センサからの画像データの読み出し開始位置及び読み出しライン数を決定して前記センサから画像データを取得することを特徴とする。
前記センサの垂直方向の読み出しライン数が同一な状態で、垂直方向の読み出し開始タイミングを複数の異なる読み出し開始タイミングから選択できるようにしてもよい。
本発明によれば、動画を撮影可能な撮影装置において、メモリ容量や消費電力を低減し、自然な感覚で電子式手ぶれ補正及び電子ズームを行うことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の撮影装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の撮影装置の構成の一例を示すブロック図である。本撮影装置は、撮像素子であるセンサ1と、CDS(相関2重サンプリング回路)/AGC(アナログ・ゲイン制御回路)2と、A(アナログ)/D(デジタル)コンバータ3と、信号処理部4と、ラインメモリ5と、マイコン6と、タイミング発生器7と、メモリ8と、動き検出部9とを備える。
センサ1からのアナログの画像データは、CDS/AGC2において増幅され、A/Dコンバータ3によってデジタル化される。デジタル化された画像データは、信号処理部4によってγ補正、ホワイトバランス調整、輝度調整、輪郭強調等のカメラ処理を行われ、メモリ8に記憶される。マイコン6は、センサ1を駆動するためのタイミングパルスを発生するタイミング発生器7に、所望のタイミングを発生させるような制御値を入力する。動き検出部9では、信号処理部4から出力された現画像データと、メモリ8に記憶された前画像データから動きを検出し、現画像データの切出し位置を算出し、メモリ8から電子式手ぶれ補正された現画像データを読み出す。
本発明の第1の実施の形態において、動画像の電子式手ぶれ補正を行う場合を、図2及び図3を参照して説明する。電子ズームの広角端の場合には、マイコン6は、静止画の場合と読み出し領域を変更せず、読み出し方法を間引きや画像加算等にしてセンサ1から画像データを読み出すようなタイミングパルスを発生するような制御値をタイミング発生器7に入力し、同時に、信号処理部4に画像のサイズを指定する。センサ1からは、所定の読み出し領域が読み出される(図2の20a)。信号処理部4は、ラインメモリ6に必要なライン数分の画像データを記憶し、水平・垂直の縮小処理を行い(図2の20b)、メモリ8に記憶する(図20の20c)。信号処理部4は、動き検出部9で検出された動き量に基づいて、メモリ8に記憶された画像データから画像を切出す(図2の20d)。このようにして切出された画像が、電子式手ぶれ補正された画像となる(図2の20e)。図3において、センサの全領域を30aで示し、このときの画像のセンサ上の位置を30bで示し、中心位置を30cで示す。画像例を30dで示し、このときユーザが期待するズームの範囲を30eで示す。
望遠側への電子ズームが行われる場合、動き検出部9により検出された動き量はマイコン6にも入力される。マイコン6は、この動き量からセンサ1の垂直方向の必要ライン数と読み出し開始位置とを算出し、必要な読み出し領域に対応するタイミングパルスを発生させるような制御値をタイミング発生器7に入力すると共に、信号処理部4に、画像サイズ、垂直開始位置、及び、水平位置の縮小の指定をする。センサ1からは、読み出し方法を間引きや画像加算等にして垂直方向の必要ライン数分が読み出される(図2の20f)。信号処理部4は、ラインメモリ5に必要なライン数分の画像データを記憶し、指定された位置での水平・垂直の縮小処理を行い(図2の20g)、メモリ8に記憶する(図2の20h)。信号処理部4は、動き検出部9で検出された動き量に基づいて、メモリ8に記憶された画像データから画像を切出す(図2の20i)。このようにして切出された画像が、電子式手ぶれ補正された画像となる(図2の20j)。図3において、センサの読み出し領域を30fで示し、このときの画像のセンサ上の位置を30gで示し、画像中心を30hで示す。画像例を30kで示し、このとき実際にズームされた範囲を30iで示す。このように、ユーザが期待するズームの範囲(30e)に対し、実際にズームされた範囲(30i)が一致する。
図4は、上記第1の実施形態における動画撮影中のマイコン6の動作を説明するフローチャートである。ステップS401において動画撮影中かどうかを判定し、動画撮影中ならステップS402に進み、そうでなければ動作を終了する。ステップS402において、手ぶれ補正中かどうかを確認し、そうであればステップS403に進む。ステップS403において、電子ズームに変化があるかどうかを判定し、そうであればステップS404に進む。ステップS402で手ぶれ補正中でなかったり、ステップS403で電子ズームに変化がなければ、ステップS405に進み、設定を変更せず、ステップS401に戻る。
手ぶれ補正中でかつ電子ズームに変化があった場合、ステップS404において、中心ずれがあるかどうかを判定し、中心ずれがある場合、ステップS406において、中心ずれを考慮したセンサの読み出し開始位置と、必要ライン数とを算出し、ステップS407において、水平方向の位置を算出し、ステップS408に進む。ステップS404で、中心ずれがない場合、ステップS409において、センサの読み出し開始位置と、必要ライン数とを算出し、ステップS408に進む。
ステップS408において、タイミング発生器に、読み出し開始位置と、読み出しライン数とを設定する。次に、ステップS410において、信号処理部に、垂直方向の開始位置と、ライン数と、縮小する値と、水平方向の位置とを設定し、ステップS401に戻る。
本発明の第2の実施の形態において、動画像の電子式手ぶれ補正を行う場合を、図5及び図6を参照して説明する。電子ズームの広角端の場合には、マイコン6は、静止画の場合と読み出し領域を変更せず、読み出し方法を間引きや画像加算等にしてセンサ1から画像データを読み出すようなタイミングパルスを発生するような制御値をタイミング発生器7に入力し、同時に、信号処理部4に画像のサイズを指定する。センサ1からは、所定の読み出し領域が読み出される(図5の50a)。信号処理部4は、ラインメモリ5に必要なライン数分の画像データを記憶し、水平・垂直の縮小処理を行い(図5の50b)、メモリ8に記憶する(図5の50c)。信号処理部4は、動き検出部9で検出された動き量に基づいて、メモリ8に記憶された画像データから画像を切出す(図5の50d)。このようにして切出された画像が、電子式手ぶれ補正された画像となる(図5の50e)。図6において、センサの読み出し領域を60aで示し、このときの画像のセンサ上の位置を60bで示し、中心位置を60cで示す。画像例を60dで示し、このときユーザが期待するズームの範囲を60eで示す。
電子ズームの望遠端で設定可能なセンサ上の読み出し領域の設定が50a、50b、50cであるとする。望遠側への電子ズームが行われる場合、動き検出部9により検出された動き量はマイコン6にも入力される。センサ1の垂直方向の理想の読み出し位置と、ライン数とを算出し、その値が50a、50b、50cのどの読み出し領域に含有されるかを算出する。マイコン6は、必要な読み出し領域に対応するタイミングパルスを発生させるような制御値をタイミング発生器7に入力すると共に、信号処理部4に、画像サイズ、垂直開始位置、及び、水平位置の縮小の指定をする。センサ1からは、読み出し方法を間引きや画像加算等にして垂直方向の必要ライン数分が読み出される(図5の50f、50g、50h)。信号処理部4は、ラインメモリ5に必要なライン数分の画像データを記憶し、指定された位置での水平・垂直の縮小処理を行い(図5の50i)、メモリ8に記憶する(図5の50j)。信号処理部4は、動き検出部9で検出された動き量に基づいて、メモリ8に記憶された画像データから画像を切出す(図5の50k)。このようにして切出された画像が、電子式手ぶれ補正された画像となる(図5の50l)。図6において、このときの画像のセンサ上の位置を60gで示し、画像中心を60hで示す。画像例を60kで示し、センサの読み出し領域を60fで示し、このとき実際にズームされた範囲を60iで示す。このように、ユーザが期待するズームの範囲(60e)に対し、実際にズームされた範囲(60i)が一致する。
図7は、上記第2の実施形態における動画撮影中のマイコン6の動作を説明するフローチャートである。ステップS701において動画撮影中かどうかを判定し、動画撮影中ならステップS702に進み、そうでなければ動作を終了する。ステップS702において、手ぶれ補正中かどうかを確認し、そうであればステップS703に進む。ステップS703において、電子ズームに変化があるかどうかを判定し、そうであればステップS704に進む。ステップS702で手ぶれ補正中でなかったり、ステップS703で電子ズームに変化がなければ、ステップS705に進み、設定を変更せず、ステップS701に戻る。
手ぶれ補正中でかつ電子ズームに変化があった場合、ステップS704において、中心ずれがあるかどうかを判定し、中心ずれがある場合、ステップS706において、理想のセンサの読み出し開始位置と、必要ライン数とを算出し、ステップS707において、算とを包含する設定値を算出し、ステップS708において、水平方向の位置を算出し、ステップS709に進む。ステップS704で、中心ずれがない場合、ステップS710において、センサの読み出し開始位置と、必要ライン数とを算出し、ステップS709に進む。
ステップS709において、タイミング発生器に、読み出し開始位置と、読み出しライン数とを設定する。次に、ステップS711において、信号処理部に、垂直方向の開始位置と、ライン数と、縮小する値と、水平方向の位置とを設定し、ステップS701に戻る。
このように、本発明の撮影装置では、マイコンが、動き検出部からの動き情報に基づいて、センサのタイミング及び信号処理を制御することにより、物理的・コスト的に光学式の手ぶれ補正機能やズームが載せられないような携帯端末等に搭載する場合であっても、メモリ削減、消費電力抑制を行った上で、中心位置のずれをなくし、光学式のような自然な電子式手ぶれ補正と電子式ズームを行うことができる。
本発明は、動画を撮影可能で、電子式動画手ぶれ機能と電子式ズーム機能とを有する撮影装置に利用可能である。
本発明の撮影装置の構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施の形態におけるメモリ使用とセンサ上の読み出し領域を説明する模式図である。 第1の実施の形態における出力画像とセンサ上の読み出し領域を説明する模式図である。 第1の実施形態における動画撮影中のマイコンの動作を説明するフローチャートである。 第2の実施の形態におけるメモリ使用とセンサ上の読み出し領域を説明する模式図である。 第2の実施の形態における出力画像とセンサ上の読み出し領域を説明する模式図である。 第2の実施形態における動画撮影中のマイコンの動作を説明するフローチャートである。 従来技術におけるメモリ使用を説明する模式図である。 従来技術の撮影装置の構成を示すブロック図である。 従来技術におけるメモリ使用とセンサ上の読み出し領域を説明する模式図である。 従来技術における出力画像とセンサ上の読み出し領域を説明する模式図である。
符号の説明
1 センサ
2 CDS/AGC
3 ADコンバータ
4 信号処理部
5 ラインメモリ
6 マイコン
7 タイミング発生器
8 メモリ
9 動き検出部

Claims (5)

  1. 電子式ズーム機能と手ぶれ補正機能とを有し、動画を撮影可能な撮影装置であって、
    画像を認識するセンサと、
    制御部と、
    前記画像データの手ぶれ補正を行う信号処理部と、
    各画像における前画像からの動きを検出する動き検出部とを備え、
    動画撮影時に手ぶれ補正が行われ、電子式ズームが行われる際、
    前記制御部は、ズーム前後の画像の中心がずれないように、前記動き検出部からの動き情報と電子式ズームの縮小率とに基づいて、前記センサからの画像データの読み出し開始位置及び読み出しライン数を決定して前記センサから画像データを取得することを特徴とする撮影装置。
  2. 動画撮影時に手ぶれ補正が行われ、電子式ズームが行われる際、
    前記制御部は、ズーム前後の画像の中心がずれないように、ズーム後の画像の垂直方向の開始位置、ライン数、縮小する値、及び、水平方向の位置を決定して前記信号処理部に供給し、
    前記信号処理部は、前記制御部から供給されたズーム後の画像の垂直方向の開始位置、ライン数、縮小する値、及び、水平方向の位置に従って前記画像データを手ぶれ補正することを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 電子式ズーム機能と手ぶれ補正機能とを有し、動画を撮影可能な撮影装置であって、
    画像を認識するセンサと、
    制御部と、
    前記画像データの手ぶれ補正を行う信号処理部と、
    各画像における前画像からの動きを検出する動き検出部とを備え、
    動画撮影時に手ぶれ補正が行われ、電子式ズームが行われる際、
    前記制御部は、ズーム前後の画像の中心がずれないように、前記動き検出部からの動き情報と電子式ズームの縮小率とに基づいて、前記センサからの画像データの読み出し領域を、読み出しライン数が同一で読み出し開始位置が異なる複数の読み出し領域から選択することを特徴とする撮影装置。
  4. 動画撮影時に手ぶれ補正が行われ、電子式ズームが行われる際、
    前記制御部は、ズーム前後の画像の中心がずれないように、ズーム後の画像の垂直方向の開始位置、ライン数、縮小する値、及び、水平方向の位置を決定して前記信号処理部に供給し、
    前記信号処理部は、前記制御部から供給されたズーム後の画像の垂直方向の開始位置、ライン数、縮小する値、及び、水平方向の位置に従って前記画像データを手ぶれ補正することを特徴とする請求項3記載の撮影装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮影装置を備えることを特徴とする携帯端末装置。
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US9131158B2 (en) 2012-05-16 2015-09-08 Sony Corporation Moving-image capturing apparatus and electronic zoom method for moving image

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