JP2008292927A - 集積回路装置、表示装置および電子機器 - Google Patents

集積回路装置、表示装置および電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2008292927A
JP2008292927A JP2007140529A JP2007140529A JP2008292927A JP 2008292927 A JP2008292927 A JP 2008292927A JP 2007140529 A JP2007140529 A JP 2007140529A JP 2007140529 A JP2007140529 A JP 2007140529A JP 2008292927 A JP2008292927 A JP 2008292927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data line
polarity
integrated circuit
circuit
circuit device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007140529A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5141097B2 (ja
Inventor
Hiroshi Kiya
洋 木屋
Tamiko Nishina
多美子 仁科
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2007140529A priority Critical patent/JP5141097B2/ja
Publication of JP2008292927A publication Critical patent/JP2008292927A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5141097B2 publication Critical patent/JP5141097B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

【課題】表示装置用ドライバICの回路レイアウトを工夫することによってチップサイズを効果的に縮小し、回路の消費電力を削減し、γ階調配線の配線長を短くして高速なデータ線駆動電圧の生成を可能とすること。
【解決手段】実際のドット反転駆動に必要な数の正極性のγ用D/A変換器(601〜606)と、負極性のγ用D/A変換器(607〜612)とを一列に配置し、D/A変換器から出力されるデータ線駆動電圧を、多層配線構造320を経由して、対応するデータ線(すなわちサブピクセル)に供給する。正極性用のγ回路(110a)および負極性用のγ回路(110b)の極性を、ドット反転駆動の態様に合せて、少なくとも1ライン走査毎に切り替える。
【選択図】図5

Description

本発明は、集積回路装置、表示装置および電子機器に関する。
液晶パネルの各画素は、液晶の焼き付き防止のために交流駆動される。各画素の駆動電圧には、液晶パネルの表示特性を補正するためのγ(ガンマ)特性が付与される。
正極性の画素駆動電圧のγ特性(以下、正極性のγ特性という)と、負極性の画素駆動電圧のγ特性(以下、負極性の階調電圧という)は異なるため、液晶ドライバICでは、正極性のγ特性をもつ階調電圧ならびに負極性のγ特性をもつ階調電圧の双方を生成する必要がある。
一つの階調電圧生成回路を用いて、正/負の階調電圧の双方を時分割で生成することは可能である。しかし、表示品質を向上させるために1ドット毎に画素駆動電圧の極性を反転するドット反転駆動が採用される場合には、反転周期が短いため、一つの階調電圧生成回路の時分割使用では対応できないことがある。
この場合には、液晶ドライバICには、正極性のγ特性をもつ階調電圧を生成する第1の階調電圧生成回路と、負極性のγ特性をもつ階調電圧を生成する第2の階調電圧生成回路とを並列に設け、各極性の階調電圧を同時に生成する必要がある。
また、液晶パネルの1画素が、例えばR(赤),G(緑),B(青)の3色のサブピクセルで構成され、各サブピクセルが、この順番で行方向(走査線方向)に繰り返し配置される場合、(つまり、1行がRGBRGB・・・というサブピクセル配置からなる場合)、液晶ドライバICの出力端子の各々は、液晶パネルのRGBRGB・・・というサブピクセルに1:1に対応して配置される。
つまり、各サブピクセルを駆動するための出力端子の各々が、液晶ドライバICの、液晶パネルに対向する長辺に沿って配置される。
そして、各出力端子に対応して、画素駆動電圧(データ線を駆動する電圧でもあるため、以下の説明ではデータ線駆動電圧という場合がある)を生成するD/A変換器が一列に配置される。
負極性のγ特性をもつデータ線駆動電圧を発生するD/A変換器の列と、正極性のγ特性をもつデータ線駆動電圧を発生するD/A変換器の列とを同列に配置することはできないため、各D/A変化器の列は、結果的に2段に分けて配置されることになる。
このような構成をもつ、ドット反転駆動の液晶パネルのドライバICは、例えば、特許文献1および特許文献2に記載されている。
特開2006−106657号公報(例えば図8) 特開平11−153981号公報(例えば図5)
液晶ドライバICにおいて、正極性/負極性のγ特性をもつ階調電圧を同時に生成する場合、上述のとおり、正/負の各γ特性をもつデータ線駆動電圧を発生する各々のD/A変換器の列は、2段に分けて配置されることになる。
つまり、同種の構成のドライバ回路が並列に配置されることになり、回路の占有面積が増大する。また、それらの回路が同時に動作するため回路の消費電力も増大する。以下、この点について具体的に説明する。
図16(A)〜(C)は、1画素(1ピクセル)が3色のサブピクセルで構成されるドットマトリクス液晶表示装置のドット反転駆動について説明するための図である。
図16(A)の液晶表示装置は、1画素(1ピクセル)がR(赤),G(緑),B(青)の3色のサブピクセルで構成されている。
図16(A)の液晶表示装置は、第n番目のフレームでは図16(B)に示すように、縦横に隣接するドット毎に極性が反転する。「極性」は、液晶の共通電極の電圧(VCOM)を基準とした画素駆動電圧の正/負のことである。
第(n+1)番目のフレームでは、極性が反転されるため、図16(C)に示される駆動パターンとなる。
図17は、正/負の各γ特性をもつデータ線駆動電圧を発生する各D/A変換器を2段に分けて配置したレイアウト構成の液晶ドライバICの要部構成を示す図である。
ここでは、図17の液晶ドライバIC11が、TFTアレイ部(液晶表示部)13に設けられた1行のサブピクセル列(RGBRGBRGBRGB)を、ドット反転駆動する場合を想定する。各サブピクセルは、スイッチング素子としてのTFT(薄膜トランジスタ)を備えるアクティブマトリクス型の構造をもつ。各サブピクセルは、走査線およびデータ線(不図示)によって選択される。
液晶ドライバIC11に設けられる階調電圧生成回路17は、正極性のγ特性をもつ256ビット階調電圧(VS0〜VS255)を生成するγ(正)回路15aと、負極性のγ特性をもつ256ビット階調電圧(VS0〜VS255)を生成するγ(負)回路15bと、を有する。
また、液晶ドライバIC11は、γ(正)回路15aからの、正極性のγ特性をもつ階調電圧(VS0〜VS255)を用いてデータ線駆動電圧(画素駆動電圧)を作成する複数のD/A変換器19aと、γ(負)回路15bからの、負極性のγ特性をもつ階調電圧(VS0〜VS255)を用いてデータ線駆動電圧(画素駆動電圧)を作成する複数のD/A変換器19bと、を有している。
図示されるように、256階調の階調電圧(VS0〜VS255)は、正極性用/負極性用の専用配線(各々が256本のγ階調配線)を経由して、複数のD/A変換器19a,19bの各々に供給される。
図18(A),(B)は、正極性ならびに負極性のγ特性の一例を示す図である。正極性のγ特性は、例えば、図18(A)の特性線PQ1のような入力階調値−階調電圧特性をもつ。負極性のγ特性は、例えば、図18(B)の特性線PQ2のような入力階調値−階調電圧特性をもつ。
図17における複数のD/A変換器19a,19bは各々、TFTアレイ部(液晶表示部)13におけるサブピクセル列(RGBRGBRGBRGB)に1:1に対応している。同様に、液晶ドライバIC11の出力端子(TA1〜TA12)は各々、TFTアレイ部(液晶表示部)13におけるサブピクセル列(RGBRGBRGBRGB)に1:1に対応している。
複数のD/A変換器19a,19bの各々は、入力画像信号の階調値に対応した階調電圧を選択してデータ線駆動電圧を生成する。
正極性のサブピクセルには、出力端子(TA1〜TA12)ならびにデータ線(不図示)を経由して、正極性のγ特性をもつデータ線駆動電圧が供給される。同様に、負極性のサブピクセルには、出力端子(TA1〜TA12)ならびにデータ線(不図示)を経由して、負極性のγ特性をもつデータ線駆動電圧が供給される。
このように、図17の液晶ドライバIC11では、正/負の各γ特性をもつデータ線駆動電圧を発生する各D/A変換器19a,19bを2段に分けて並列に配置する必要がある。階調電圧をD/A変換器に供給するための専用配線(γ階調配線)も、512本(256本×2)が必要となる。
したがって、専用配線(γ階調配線)の敷設領域の幅が大きくなり、このことが、液晶ドライバIC(横長の形状をもつベアチップ)の短辺方向のサイズの縮小の妨げとなる。
また、2段の同種の回路が各々、同時に動作するため、回路の消費電力が増大する。
また、γ(正)回路15a,γ(負)回路15bから、最も遠い位置にあるD/A変換器までのγ階調配線の配線長が長くなるため、配線の時定数が大きなリ、充放電時間が長くなる。このことは、データ線駆動電圧の高速な生成の妨げとなる。
本発明はこのような考察に基づいてなされたものである。本発明のいくつかの態様によれば、表示装置用ドライバICの回路レイアウトを工夫することによってチップサイズを効果的に縮小し、回路の消費電力を削減することができ、また、γ階調配線の配線長を短くして高速なデータ線駆動電圧の生成を可能とすることができる。
(1)本発明の集積回路装置の一態様では、1画素が複数の異なる色に対応したサブピクセルによって構成され、前記画素がマトリクス状に配置され、前記サブピクセルの各々が走査線およびデータ線によって選択される表示部を、ドット反転駆動するための集積回路装置であって、第1の極性のγ特性が付与された第1の階調電圧を生成する第1のγ回路と、第2の極性のγ特性が付与された第2の階調電圧を生成する第2のγ回路と、を含む階調電圧生成回路と、前記表示部の1行のサブピクセル列における、第1の極性で駆動されるサブピクセルに対応した複数のD/A変換器と、前記第1のγ回路からの前記第1の階調電圧を前記複数のD/A変換器に供給する第1のγ階調配線と、を含む第1のデータ線ドライバと、前記表示部の1行のサブピクセル列における、第2の極性で駆動されるサブピクセルの各々に対応した複数のD/A変換器と、前記第2のγ回路からの前記第2の階調電圧を前記複数のD/A変換器に供給する第2のγ階調配線と、を含む第2のデータ線ドライバと、を有し、前記複数のD/A変換器の各々から出力される前記データ線駆動電圧の各々は、多層配線構造のデータ線駆動電圧供給経路を経由して、前記表示部における対応する前記データ線の各々に供給される。
ドット反転駆動では、一般的には、隣接するサブピクセル(=1ドット)毎に駆動極性が反転されることから、1行がnサブピクセル(nドット)からなる場合、正極性(例えば第1の極性)で駆動されるサブピクセル(ドット)数は(n/2)であり、同様に、負極性(例えば第2の極性)で駆動されるサブピクセル(ドット)数は(n/2)である。つまり、正/負の各極性のデータ線駆動電圧を生成するD/A変換器は各々、(n/2)個あれば足りる。この点に着目し、実際に必要な数のD/A変換器を配置し、無駄なD/A変換器を削除することによって、D/A変換器の数を削減(半減)することができる。これによって、レイアウト面積の縮小、回路の低消費電力化が図られる。また、正極性/負極性の各々のD/A変換器の数が半減されるため、各D/A変換器を一段構成で配置すること(すなわち、D/A変換器を横一列に配置すること)が可能となる。よって、従来2段に配置する必要があった正/負の各データ線ドライバを、1段で(横一列)に配置することが可能となる。また、正/負の各極性のD/A変換器を横一列に配置すれば、階調電圧を供給するためのγ階調配線の長さも半分になることから、配線の充放電に要する時間が短縮され、高速なデータ線駆動が実現される。ただし、このようなデータ線ドライバのレイアウトを採用すると、各D/A変換器の配列順序は、表示部におけるサブピクセルの配列順序とは対応しなくなるため、ドライバIC(集積回路装置)から出力されるデータ線駆動電圧の各々を、表示部における対応するデータ線の各々に正確に供給するためのデータ線駆動電圧供給経路(データ線駆動電圧供給用の専用配線)が必要となる。そこで本発明では、このデータ線駆動電圧供給配線を、立体交差が可能な多層配線構造を用いて構築する。これによって、ICから出力される各データ線駆動電圧を、対応するデータ線の各々に供給することができる。この多層配線構造のデータ線駆動電圧供給経路(データ線駆動電圧供給用の多層配線領域)は、表示装置用基板上に設けてもよく、IC内に設けることもできる。
(2)本発明の集積回路装置の他の態様では、前記多層配線構造のデータ線駆動電圧供給経路は、前記表示部が形成された表示装置用基板上に形成される。
多層配線構造のデータ線駆動電圧供給経路(データ線駆動電圧供給用の多層配線領域)を、表示装置用基板上に設ける点を明らかとしたものである。この多層配線構造のデータ線駆動電圧供給経路(データ線駆動電圧供給用の多層配線領域)は、表示装置用基板(アクティブマトリクス基板)上に、例えば、低温ポリシリコンプロセスを用いてTFT(薄膜トランジスタ)等を形成する際に、同時に形成することができる。この場合、ICには多層配線構造を設ける必要がないため、ICのサイズが増大せず、占有面積の点あるいはコスト面で有利となる。
(3)本発明の集積回路装置の他の態様では、前記第1のデータ線ドライバおよび前記第2のデータ線ドライバと、前記第1のγ回路と、前記第2のγ回路とは、前記集積回路装置内において、前記表示部の前記1行のサブピクセル列の配置方向に沿って一列に配置される。
従来2段に配置する必要があった正/負の各データ線ドライバ(D/A変換器とγ階調配線とを含む)を、1段で(横一列:つまり1行のサブピクセルの配列方向あるいは走査線の配列方向に沿って横一列)に配置する点を明らかとしたものである。正/負の各極性のD/A変換器を横一列に配置すれば、階調電圧を供給するためのγ階調配線の長さも半分になることから、配線の充放電に要する時間が短縮され、高速なデータ線駆動が実現される。
(4)本発明の集積回路装置の他の態様では、前記集積回路装置は、第1の短辺と、前記第1の短辺に対向する第2の短辺と、前記第1の短辺および第2の短辺に垂直な第3の長辺と、前記第3の短辺に対向する第4の長辺と、を有し、前記第1の短辺から第2の短辺に向かう方向を第1の方向とし、前記第1の方向とは逆の方向を第2の方向とし、前記第3の長辺から前記第4の長辺に向かう方向を第3の方向とし、前記第3の方向とは逆の方向を第4の方向とした場合に、前記階調電圧生成回路の前記第1の方向の側および2の方向の側のいずれか一方の側に、前記第1のデータ線ドライバが配置され、他方の側に前記第2のデータ線ドライバが配置される。
第1および第2のγ回路を含む階調電圧生成回路の両側に、第1および第2のデータ線ドライバが配置される点を明らかとしたものである。第1および第2のγ回路を、ICの中央部に集中的に配置できるため、階調電圧を生成するラダー抵抗の抵抗値のばらつきを抑えることができ、また、コンパクトなレイアウトが実現される。
(5)本発明の集積回路装置の他の態様では、前記第1の方向を右方向とし、前記第2の方向を左方向とした場合、前記第1のデータ線ドライバと、前記第2のデータ線ドライバとは、前記階調電圧生成回路を基準として左右対称に配置される。
第1および第2のγ回路を含む階調電圧生成回路の両側に、第1および第2のデータ線ドライバを左右対称に配置する点を明らかとしたものである。シンメトリーなレイアウトを採用することによって、無駄なスペースがないコンパクトなレイアウトが実現される。また、γ階調配線の長さも左右で同じとなり、よって、各γ階調配線における電圧降下量も同程度とすることができる。
(6)本発明の集積回路装置の他の態様では、前記第1のγ回路が生成する前記階調電圧の極性と、前記第2のγ回路が生成する前記階調電圧の極性とを、前記表示部における、少なくとも1ラインの走査毎に切り替える。
ドット反転駆動では、例えば1ライン毎に駆動極性が反転する。このライン単位の極性反転に対応するために、そのライン単位の極性反転に合わせて、第1のγ回路が生成する階調電圧の極性と、第2のγ回路が生成する階調電圧の極性とを、切り替える(入れ替える)ものである。γ回路の極性反転は、例えば、ラダー抵抗回路おいて、電源電圧レベルの反転や単位可変抵抗の抵抗値の調整によって実現することができる。なお、ドット反転駆動であっても、2ライン毎や3ライン毎に極性を反転するような変則的な駆動方法が採用される場合もあり得る。このような場合には、2ラインの走査(あるいは3ラインの走査)毎にγ回路の極性を切り替えればよい。したがって、γ回路の極性の切り替えは、少なくとも1ライン(1ラインに限定されず、2ラインでも3ラインでもよい)の走査毎に行うことになる。
(7)本発明の集積回路装置の他の態様では、前記多層配線構造のデータ線駆動電圧供給経路の隣接する2つの出力端の各々から出力される前記データ線駆動電圧の供給先となるデータ線を、前記表示部における少なくとも1ライン走査毎に切り替える、データ供給先の切り替え用スイッチを経由して、前記データ線駆動電圧を、対応する前記データ線に供給する。
第1のγ回路の極性と第2のγ回路の極性の切り替えを行う代わりに、データ線駆動電圧の供給先のデータ線を、スイッチを用いて、少なくとも1ライン走査毎に切り替えるものである。これにより、γ回路の極性切り替えを行わずに、ライン単位の極性反転に対応することが可能となる。スイッチは、表示装置用基板上に設けてもよく、IC内に設けてもよい。γ回路間の極性切り替えを行わないため、極性切り替えに伴ってラダー抵抗に充放電電流が流れることが生じず、高速な階調電圧の生成の点では有利となる。
(8)本発明の集積回路装置の他の態様では、前記第1の極性で駆動されるサブピクセル用の入力画像データを前記第1のデータ線ドライバに供給し、前記第2の極性で駆動されるサブピクセル用の入力画像データを前記第2のデータ線ドライバに供給する、入力画像データの順序変換回路を有する。
第1および第2のデータ線ドライバのレイアウトを変更したことに伴い、これに対応するように、入力画像信号(入力画像データ)の順序を入れ替え(順序変換)、その後、各画像データを各データ線ドライバに供給するものである。
(9)本発明の表示装置の一態様では、本発明の集積回路装置と、前記集積回路装置を搭載する表示装置用基板と、を含む。
これによって、小型、低消費電力性に優れ、高速かつ高精細表示が可能な表示装置(例えば、ワンセグ放送の画像を表示する携帯端末用の高精細表示装置)が実現される。
(10)本発明の電子機器は、本発明の表示装置を搭載する。
これによって、小型、低消費電力性に優れ、高速かつ高精細表示が可能な電子機器(例えば、ワンセグ放送の画像を表示する携帯端末:携帯電話端末、PDA端末、持ち運びが可能なコンピュータ端末を含む)が実現される。
このように、本発明のいくつかの実施態様によれば、表示装置用ドライバICの回路レイアウトを工夫することによってチップサイズを効果的に縮小することができる。また、表示装置用ドライバICの回路の消費電力を削減することができる。また、γ階調配線の配線長を短くして高速なデータ線駆動電圧の生成を可能とすることができる。
次に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成のすべてが、本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
(第1の実施形態)
(液晶表示部ならびに液晶駆動用ICの内部構成例)
以下、液晶表示部ならびに液晶駆動用IC(本発明の表示装置用ドライバICの一例)の内部構成例について具体的に説明する。
図1は、液晶表示部ならびに液晶駆動用ICの要部構成を示すブロック図である。図示されるように、液晶表示部(TFTアレイ部)312は、複数のデータ線(DL1,DL2・・・)と、複数の走査線(W1,W2・・・)と、データ線および走査線により特定される複数のドット(サブピクセル)と、を有する。
図1の液晶表示部(以下、端に表示部という場合がある)312において、1画素は複数のサブピクセル(1ドット)から構成される。
1サブピクセル(1ドット)は、スイッチング素子としてのTFT(薄膜トランジスタ)と、液晶素子LCと、保持容量C1と、を含んで構成される。TFTの代わりにMIM等を用いることもできる。なお、表示部312は、アクティブマトリクス方式以外のパネルであってもよいし、液晶表示部以外の表示部(有機EL表示部等)であってもよい。
液晶駆動用IC10は、以下の回路構成を有する。
すなわち、高速I/F回路200はシリアルバスを介した高速シリアル転送を実現する。ホストI/F(インタフェース)回路46は、ホスト(MPU)330(図1参照)からのアクセス毎に内部パルスを発生してメモリ20にアクセスするホストインタフェースを実現する。RGBインタフェース回路48は、ドットクロックにより動画のRGBデータをメモリ20に書き込むRGBインタフェースを実現する。
メモリ20(RAM)は画像データを記憶する。メモリセルアレイ22は複数のメモリセルを含み、少なくとも1フレーム(1画面)分の画像データ(表示データ)を記憶する。このメモリ20は、ローアドレスデコーダ24(MPU/LCDローアドレスデコーダ)、カラムアドレスデコーダ26(MPUカラムアドレスデコーダ)、ライト/リード回路28(MPUライト/リード回路)を含む。なお、メモリ20は場合によっては省略することができる。
ロジック回路40(ドライバ用ロジック回路:図5で点線で囲んで示される領域)は、表示タイミングやデータ処理タイミングを制御するための表示制御信号を生成する回路ブロックである。このロジック回路40は、例えばゲートアレイ(G/A)などのセミカスタムIC手法により設計される回路である。
制御回路42は各種制御信号を生成し、また装置全体の制御を行う。表示タイミング制御回路44は表示タイミングの制御信号を生成し、メモリ20からの画像データの読み出しと、読み出した画像データの液晶表示部312への供給タイミングを制御する。
電源回路110は、各種の電源電圧を生成し、データ線ドライバ50、走査ドライバ70、階調電圧生成回路110等に供給する。階調電圧生成回路110(γ補正回路としても機能する)は、例えば256階調の階調電圧を生成し、生成した階調電圧をデータ線ドライバ50に出力する。
データドライバ50は、液晶表示部312のデータ線(D1,D2・・・)を駆動するためのデータ線駆動信号(データ線駆動電圧)を生成する。具体的には、データドライバ50は、メモリ20から画像データである階調データを受け、かつ、階調電圧生成回路110から複数(例えば256段階)の階調電圧(階調基準電圧)を受ける。データ線ドライバ50はD/A変換器(不図示)を有し、そのD/A変換器は、上述の複数の階調電圧の中から、階調データに対応する電圧を選択してデータ線駆動信号(データ線駆動電圧)を生成し、そのデータ線駆動信号(データ線駆動電圧)を液晶表示部312の各データ線(DL1,DL2・・・)に出力する。また、走査ドライバ70は、液晶表示部312の走査線(W1,W2・・・)を駆動するための走査信号を生成する。
本発明では、TFTアレイ部(液晶表示部)312を、ドット反転駆動(ピクセル反転駆動)する場合を想定し、IC10のサイズ縮小や低消費電力性の向上のために、特に、階調電圧生成回路(γ回路)110およびデータ線ドライバ50のレイアウトを適正化する。
また、本発明では、データ線ドライバ50から出力されるデータ線駆動電圧をデータ線DL1,DL2に供給するための配線LDとして、多層配線を用いる。
(表示装置(表示モジュール)の全体構成の概要)
表示装置(表示モジュール)の全体構成の概略を説明する。図2は、本発明の表示装置(表示モジュール:ここでは、液晶表示パネルとする)の全体構成と接続形態を示す図である。
液晶表示パネル(液晶パネルモジュール)300は、ガラス基板(液晶表示装置用基板あるいはアクティブマトリクス基板:以下アレイ基板という)310上に設けられたTFTアレイ部(液晶表示部:以下、単に表示部という場合がある)312と、液晶駆動用IC(以下、単にICという)10と、を有している。
TFTアレイ部(液晶表示部)312には、走査線とデータ線で選択される複数のサブピクセル(ここでは、RGBのサブピクセルとする)がマトリクス状に配置されている。
IC10は、配線(LWa,LWb)を経由して、TFTアレイ部(液晶表示部)312の走査線を駆動し、同様に、配線LDを経由してTFTアレイ部(液晶表示部)312のデータ線を駆動する。
IC10とホストプロセッサ330とは、例えば、FPC基板(フレキシブル・プリンテッド・サーキット基板)によって接続される。
(ICが搭載される前のアレイ基板の構成)
図3は、ICが搭載される前のアレイ基板(アクティブマトリクス基板)の構成を示す平面図である。
図3において、端子TB1〜TBnは、IC10から出力されるデータ線駆動電圧を、
TFTアレイ部(液晶表示部)312に供給するための入力端子である。
データ線駆動電圧は、基板310上に設けられている多層配線構造のデータ線駆動電圧供給経路(以下、単に、多層配線構造という場合がある)320を経由して、TFTアレイ部(液晶表示部)312のデータ線(DL1〜DLn)に与えられる。なお、多層配線構図尾320は、IC10の内部に設けることもできる。
(表示パネルの要部の断面構造)
図4は、図2の表示装置におけるA―A線に沿う断面図である。図示されるようにアレイ基板310上には、導電性パターン2、3,4(4a,4b)が配設されている(配線3は、例えば、VCOM用配線である)。
IC10の裏面にはバンプ電極8,9が設けられている。IC10とアレイ基板310とは、異方性導電膜6を介して接続されている。また、FPC基板314の先端裏面には接続端子5が設けられており、その接続端子5は、アレイ基板310上の配線パターン2に導電性接着剤等を介して接続される。
また、アレイ基板310上に形成された多層配線構造320は、1層目配線(4a,4b)と、2層目配線7と、層間絶縁膜322aならびにパッシベーション膜322bと、によって構成される。1層目配線(4a,4b)と2層目配線7とは、スルーホールTH1,TH2を経由して相互に接続されている。
(階調電圧生成回路とデータ線ドライバの配置例)
図5は、階調電圧生成回路とデータ線ドライバの配置例を示す図である。ここでは、説明の便宜上、液晶表示部312の一行のサブピクセル列(RGBRGBRGBRGB)を駆動する場合を想定する(この例は、説明の便宜上、きわめて簡単化した例である)。
このサブピクセル列は、例えば、1ライン毎に駆動極性が反転されるものとする。以下の説明では、サブピクセル列の各々の極性は、“+−+−+−+−+−+−”であるとする。
12個のサブピクセルが配置されているものの、ドット反転駆動では、一般的には隣接するサブピクセル(=1ドット)毎に駆動極性が反転されることから、正極性(例えば第1の極性)で駆動されるサブピクセル(ドット)数は6個であり、同様に、負極性(例えば第2の極性)で駆動されるサブピクセル(ドット)数も6個である。つまり、正/負の各極性のデータ線駆動電圧を生成するD/A変換器は、各々、6個あれば足りることになる。
この点に着目し、図5のIC10では、正極性のγ用のD/A変換器として、実際に必要な数(=6個)のD/A変換器(601〜606)を配置し、無駄なD/A変換器を削除することによって、D/A変換器の数を削減(半減)している。
同様に、負極性のγ用のD/A変換器として、実際に必要な数(=6個)のD/A変換器(607〜612)を配置し、無駄なD/A変換器を削除することによって、D/A変換器の数を削減(半減)している。
これによって、レイアウト面積の縮小、回路の低消費電力化が図られる。正極性/負極性の各々のD/A変換器(601〜606,607〜612)の数が半減されるため、従来例(図17参照)では2段構成となっていたデータ線ドライバ(50a,50b)の各々を、横一列に配置して一段構成としている。すなわち、図6では、各D/A変換器(601〜612)を横一列に配置することが可能である。
第1のデータ線駆動回路50aは階調電圧生成回路110の左側に配置され、第2のデータ線駆動回路50bは階調電圧生成回路110の右側に配置されている。すなわち、左右対称のレイアウトが採用されている。これによって、コンパクトな配置が実現されている。
階調電圧生成回路110は、正極性のγ特性が付与された256階調の階調電圧(図18(A)参照)を生成する第1のγ回路110aと、負極性のγ特性が付与された256階調の階調電圧(図18(B)参照)を生成する第2のγ回路110bと、を有しており、第1のγ回路110aと第2のγ回路110bとは、隣接して配置されている。但し、これに限定されるものではなく、第1のγ回路110aと第2のγ回路110bとを分離し、各々を、IC10の左右の短辺側に配置することも可能である。
第1のγ回路110aによって生成される正極性のγ特性をもつ階調電圧は、γ階調配線(LK1)を経由して、正極性のγ用のD/A変換器601〜606に供給される。同様に、第2のγ回路110bによって生成される負極性のγ特性をもつ階調電圧は、γ階調配線(LK2)を経由して、負極性のγ用のD/A変換器(607〜612)に供給される。
D/A変換器(601〜606,607〜612)は、γ階調配線を経由して与えられる階調電圧の中から、入力画像データの階調値に応じたレベルの階調電圧を選択し、選択した階調電圧を、データ線駆動電圧として出力する。
正/負の各極性のD/A変換器を横一列に配置したことによって、階調電圧を供給するためのγ階調配線(LK1,LK2)の長さも従来の半分になる(図17の従来例では、γ階調配線の全長がLAであったが、図5では、(LA/2)となっている)。したがって、配線の充放電に要する時間が短縮され、高速なデータ線駆動が実現される。
ただし、このようなデータ線ドライバ50a,50bのレイアウトを採用すると、各D/A変換器(601〜606,607〜612)の配列順序(RBGRBG/GRBGRB)は、表示部312におけるサブピクセルの配列順序(RGBRGBRGBRGB)とは対応しなくなる。
よって、IC(集積回路装置)10から出力されるデータ線駆動電圧の各々を、表示部312における、対応するデータ線の各々に正確に供給するためのデータ線駆動電圧供給経路(データ線駆動電圧供給用の専用配線)LDが必要となる。図5から明らかなように、これらの配線LDは相互に交差が生じるから、1層配線では構成することができない。
よって、データ線駆動電圧を供給する配線LDを、立体交差が可能な多層配線構造320を用いて構築する。これによって、IC10から出力される各データ線駆動電圧を、対応するデータ線の各々に、適正に供給することができる。
この多層配線構造のデータ線駆動電圧供給経路(データ線駆動電圧供給用の多層配線領域)320は、表示装置用基板(アレイ基板310)上に設けてもよく、IC10内に設けることもできる。図5では、多層配線構造320は、表示装置用基板(アレイ基板310)上に設けてある。
多層配線構造のデータ線駆動電圧供給経路(データ線駆動電圧供給用の多層配線領域)320は、表示装置用基板(アクティブマトリクス基板)310上に、例えば、低温ポリシリコンプロセスを用いてTFT(薄膜トランジスタ)等を形成する際に、同時に形成することができる。この場合、IC10には多層配線構造320を設ける必要がないため、IC10のサイズが増大せず、占有面積の点あるいはコスト面で有利となる。
また、ドット反転駆動では、例えば1ライン毎に駆動極性が反転する(図16(B),(C)参照)。このライン単位の極性反転に対応するために、図5のIC10では、そのライン単位の極性反転に合わせて、第1のγ回路(110a)が生成する階調電圧の極性と、第2のγ回路(110b)が生成する階調電圧の極性とを、適宜、切り替える(入れ替える)。
つまり、第1のγ回路(110a)を正極性から負極性に切り替え、第2のγ回路(110b)を負極性から正極性に切り替える。
この各γ回路(110a,110b)の極性切り替えに伴って、入力画像データを適切に分配すれば(つまり、負極性で駆動されるべきピクセルの画像データを今度は第1のγ回路110aに供給し、正極性で駆動されるべきピクセルの画像データを第2のγ回路110bに供給すれば)、ライン単位の極性反転駆動にも対応することができる。
γ回路の極性反転は、例えば、ラダー抵抗回路おいて、電源電圧レベルの反転や単位可変抵抗の抵抗値の調整によって実現することができる(図6,図7を用いて後述する)。なお、ドット反転駆動であっても、2ライン毎や3ライン毎に極性を反転するような変則的な駆動方法が採用される場合もあり得る。このような場合には、2ラインの走査(あるいは3ラインの走査)毎にγ回路の極性を切り替えればよい。したがって、γ回路の極性の切り替えは、少なくとも1ライン(1ラインに限定されず、2ラインでも3ラインでもよい)の走査毎に行うことになる。
なお、第1および第2のγ回路(110a,110b)の極性切り替えをしない場合であっても、データ線駆動電圧の出力先をスイッチによって切り替える方法を採用することによって、ライン単位の極性反転に対応することが可能となる(この点については、図11〜図14を用いて後述する)。
(階調電圧生成回路(γ回路)の具体的な構成例)。
図6は、階調電圧生成回路(γ回路)の具体的な構成例を示す図である。図示されるように、階調電圧生成回路(γ)回路は、複数の単位可変抵抗(R)が直列接続されてなるラダー抵抗(RD)を含むラダー抵抗回路(QRC)を有し、単位可変抵抗(R)の抵抗値は、調整レジスタ116に入力される調整データによって微調整することができる。
また、ラダー抵抗回路(QRC)の両端に印加する電圧のレベルは、電源電圧レベル切り替え用のスイッチ(SK1,SK2)によって、切り替えることができる。これによって、γ特性の極性反転が可能である。スイッチ(SK1,SK2)の切り替えは、調整レジスタ116に入力されるγ極性制御データに基づいて、切り替えられる。
図7は、単位可変抵抗(R)の具体的な構成例を示す図である。図示されるように、スイッチ回路K(複数の切り替えスイッチK1〜K4を有する)が設けられ、調整レジスタ116からの制御信号によって、スイッチKを適宜、切り替える。これによって、階調電圧(VS(i)〜VS(i+3))の電圧レベルを微調整することができる。
(ICの内部回路の具体的な構成例)
図8は、ICの内部回路の具体的な構成例(第1行目のラインを駆動している状態)を示す図である。基本的な構成と動作は、図5と同じである。
図8では、説明の便宜上、「R1,G1,B1,R2,G2,B2」の6つのサブピクセル列を駆動する場合を想定する。R1,B1,G2のサブピクセルが正極性で駆動され、G1,R2,B2の各サブピクセルが負極性で駆動される。
IC10は、第1の短辺(S1)と、第1の短辺(S1)に対向する第2の短辺(S2)と、前記第1の短辺および第2の短辺に垂直な第3の長辺(S3)と、第3の短辺に対向する第4の長辺(S4)と、を有する。
第1の短辺(S1)から第2の短辺(S2)に向かう方向を第1の方向(D1)とし、第1の方向(D1)とは逆の方向を第2の方向(D2)とし、第3の長辺(S3)から第4の長辺(S4)に向かう方向を第3の方向(D3)とし、第3の方向(D3)とは逆の方向を第4の方向(D4)とした場合に、階調電圧生成回路(110)の第1の方向(D1)の側および2の方向(D2)の側のいずれか一方の側(図8では第2の方向D2側)に、第1のデータ線ドライバ(50a)が配置され、他方の側(第1の方向D1側)に第2のデータ線ドライバ(50b)が配置される
図8では、第1のデータ線ドライバ(50a)が正極性のγ特性をもつデータ線駆動電圧を生成し、第2のデータ線ドライバ(50b)が負極性のγ特性をもつデータ線駆動電圧を生成する。
ラッチ回路500は入力画像データをラッチする。順序変換回路502は、ラッチされた画像データを並び替えて、正極性で駆動される「R1,B1,G2」の各サブピクセル用の画像データを、第1のデータ線ドライバ50aに供給する。同様に、負極性で駆動される「G1,R2,B2」の各サブピクセル用の画像データを、第2のデータ線ドライバ50bに供給する。
多層配線構造320は、第1の方向D1あるいは第2の方向D2(この方向は、1行のサブピクセル列の配置方向あるいは走査線の方向に一致する)に延在する、6本の横方向配線(Q1〜Q6)を有する。「R1,B1,G2」の各サブピクセルは、Q1,Q3,Q5に接続される。「G1,R1,B2」の各サブピクセルは、Q2,Q4,Q6に接続される。ICの出力端子のうち、TA1〜TA3の各々はQ1,Q3,Q5に接続される。TA4〜TA6の各々はQ2,Q4,Q6に接続される。
図9は、図8のICにおける第2行目のラインを駆動しているときの内部構成を示す図である。図9では、「R3,B3,G4」のサブピクセルが負極性で駆動され、「G3,R4,B4」の各サブピクセルが正極性で駆動される。
図9では、ラダー抵抗回路QRC(γ(正)とγ(負))の極性が、図8とは逆に切り替わっている。
これに合せて、順序変換回路502は、ラッチされた画像データを並び替えて、正極性で駆動される「G3,R4,B4」の各サブピクセル用の画像データを、第2のデータ線ドライバ50bに供給する。同様に、負極性で駆動される「R3,B3,G4」の各サブピクセル用の画像データを、第1のデータ線ドライバ50aに供給する。
(γ回路の極性反転を行わずに、スイッチによってデータ経路を切り替える態様)
上述の例では、γ回路の極性を、少なくとも1ライン毎に切り替えていたが、γ回路の極性を切り替えなくても、図10に示すような経路切り替え用のスイッチを用いれば、ライン単位の極性反転に対応することができる。
図10は、経路切り替え用スイッチの機能を示す図である。このスイッチ(SW)は、2入力2出力のスイッチであり、内部経路RT1,RT2の経路変更によって、図10(A)に示すようなスルー出力と、図10(B)に示すような交差(クロス)出力とを選択することができる。
図11は、ICの内部構成の他の例(γ回路の極性反転を行わずに、図10のスイッチによってデータ経路を切り替える例)の、第n行目の駆動状態における構成を示す図である。
図11のICの構成は、図5の構成とほとんど同じであるが、第1および第2のγ回路(110a,110b)の極性の切り替えを行わない点、ならびに、図10の機能をもつスイッチSW1〜SW6が設けられている点が異なる。スイッチSW1〜SW6は、図10(A)に示すようなスルー状態となっている。
図12は、ICの内部構成の他の例(γ回路の極性反転を行わずに、図10のスイッチによってデータ経路を切り替える例)の、第(n+1)行目の駆動状態における構成を示す図である。
図12では、ライン反転に伴い、各ピクセルの駆動極性が反転する。これに対応するために、スイッチSW1〜SW6を、図10(B)のような交差(クロス)状態に切り替える。また、正極性で駆動されるサブピクセルの画像データは、第1のデータ線駆動回路50aに供給し、負極性で駆動されるサブピクセルの画像データは、第2のデータ線駆動回路50bに供給する。
このように、D/A変換器から出力されるデータ線駆動電圧の供給先のデータ線(すなわちサブピクセル)を、スイッチ(SW1〜SW6)を用いて、少なくとも1ライン走査毎に切り替えることによって、γ回路(110a,110b)の極性切り替えを行わずに、ライン単位の極性反転に対応することが可能となる。スイッチ(SW1〜SW6)は、表示装置用基板(アレイ基板)310上に設けてもよく、IC10内に設けてもよい。この態様では、γ回路(110a,110b)間の極性の切り替えを行わないため、極性切り替えに伴ってラダー抵抗(RD)に充放電電流が流れず、高速な階調電圧の生成の点では有利となる。
図13は、γ回路の極性反転を行わずに、スイッチによってデータ経路を切り替える態様のICの具体的な内部構成例(第1行目のサブピクセル列を駆動している状態)を示す図である。
図13は、図11に対応している。図13のICの基本的な構成は、図8のICと同じである。
図14は、γ回路の極性反転を行わずに、スイッチによってデータ経路を切り替える態様のICの具体的な内部構成例(第2行目のサブピクセル列を駆動している状態)を示す図である。
図14は、図12に対応している。図14のICの基本的な構成は、図8のICと同じである。
(第2の実施形態)
本実施形態では、表示装置と、表示装置を搭載した電子機器について説明する。
図2に示される本発明の表示装置(液晶表示装置)は、本発明のIC10と、ICを搭載する表示装置用基板(アレイ基板)310と、を含む。
例えば、表示装置用基板(アレイ基板)310が低温ポリシリコンを用いたアクティブマトリクス基板であるときは、表示装置用基板(アレイ基板)310上には、例えば、図3に示すような多層配線構造320を形成することができ、また、図10〜図14に示されるスイッチ(SW1〜SW6)を形成することも可能である。スイッチSW1〜SW6は、例えば、低温ポリシリコンプロセスで形成されるTFTを用いた、複数のトランスファーゲートを組み合わせて構成することができる。
これによって、小型、低消費電力性に優れ、高速かつ高精細表示が可能な表示装置(例えば、ワンセグ放送の画像を表示する携帯端末用の高精細表示装置)が実現される。
図15(A)〜図15(B)は、本発明の表示装置を搭載した本発明の電子機器の一例を示す図である。
図15(A)は、携帯電話端末950を示す。携帯電話端末950は、スピーカ956と、本発明の表示パネル954と、操作キー952とを有する。
図15(B)は、携帯ゲーム機端末960を示す。携帯ゲーム機端末960は、スピーカ968と、本発明の表示パネル966と、操作キー962と、機能キー964と、を有する。
図15(C)は、携帯電話端末970を示す。携帯電話端末970は、スピーカ976と、本発明の表示パネル974と、操作キー972とを有する。
本発明の表示装置は、小型、低消費電力性に優れるため、上述のような、小型で高速かつ高精細表示が要求される電子機器(ワンセグ放送の画像を表示する携帯端末:携帯電話端末、PDA端末、ゲーム機端末、持ち運びが可能なコンピュータ端末を含む)にも容易に搭載することができ、これによって、電子機器の表示性能が向上する。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。但し、下記の効果は同時に得られるとは限らず、下記の効果の列挙が本発明の技術思想を不当に限定する根拠とされてはならない。
(1)表示装置用ドライバICの回路レイアウトを工夫することによってチップサイズを効果的に縮小することができる。
(2)表示装置用ドライバICの回路の消費電力を削減することができる。
(3)γ階調配線の配線長を短くして高速なデータ線駆動電圧の生成を可能とすることができる。
(4)小型、低消費電力性に優れ、高速かつ高精細表示が可能な表示装置(例えば、ワンセグ放送の画像を表示する携帯端末用の高精細表示装置)が実現される。
(5)小型、低消費電力性に優れ、高速かつ高精細表示が可能な電子機器(例えば、ワンセグ放送の画像を表示する携帯端末:携帯電話端末、PDA端末、持ち運びが可能なコンピュータ端末を含む)が実現される。
なお、本実施形態について詳述したが、本発明の新規事項および効果から逸脱しない範囲で、多くの変形が可能であることは、当業者には容易に理解できるであろう。したがって、このような変形例は、すべて本発明に含まれるものとする。
例えば、第1のγ回路と第2の回路は、ICの中央部に集中的に配置してもよいし、各々を分離し、各々をICの左右の端に配置してもよい。また、ドット反転駆動の態様として、複数ドット毎に駆動極性を反転する変則的な駆動方式が採用される場合や、複数ライン走査毎に駆動極性を反転する変則的な駆動方式が採用される場合においても、本発明は適用可能であり、このような例も本発明に含まれる。つまり、実際に必要な数のD/A変換器を用意し、必要なデータ線駆動電圧を対応するデータ線に正しく供給できる多層配線構造を用意し、また、例えば、実際のライン走査に合せてγ回路間の極性切り替えを実施すれば、上述のような変則的な駆動方式にも柔軟に対応することができる。また、実施形態の説明では、3色(RGB)のサブピクセルの駆動を例にとって説明したが、これに限定されるものではなく、より多くの色のサブピクセルの駆動にも、本発明は適用可能である。
本発明は、表示部のドライバ用集積回路装置(液晶ドライバICや有機ELドライバIC等)、表示装置用基板(例えば、TFTを用いたアクティブマトリクス型の液晶基板:アレイ基板)、表示装置(表示装置用基板にドライバICが搭載されたもの)ならびに電子機器(携帯端末用の高精細な液晶ディスプレイ等)として好適である。
液晶表示部ならびに液晶駆動用ICの要部構成を示すブロック図 本発明の表示装置(表示モジュール:ここでは、液晶表示パネルとする)の全体構成と接続形態を示す図 ICが搭載される前のアレイ基板(アクティブマトリクス基板)の構成を示す平面図 図2の表示装置におけるA―A線に沿う断面図 階調電圧生成回路とデータ線ドライバの配置例を示す図 階調電圧生成回路(γ回路)の具体的な構成例を示す図 単位可変抵抗(R)の具体的な構成例を示す図 ICの内部回路の具体的な構成例(第1行目のラインを駆動している状態)を示す図 図8のICにおける第2行目のラインを駆動しているときの内部構成を示す図 図10(A),図10(B)は各々、経路切り替え用スイッチの機能を示す図 ICの内部構成の他の例(γ回路の極性反転を行わずに、図10のスイッチによってデータ経路を切り替える例)の、第n行目の駆動状態を示す図 ICの内部構成の他の例(γ回路の極性反転を行わずに、図10のスイッチによってデータ経路を切り替える例)の、第(n+1)行目の駆動状態を示す図 γ回路の極性反転を行わずに、スイッチによってデータ経路を切り替える態様のICの具体的な内部構成例(1行目のサブピクセル列の駆動状態)を示す図 γ回路の極性反転を行わずに、スイッチによってデータ経路を切り替える態様のICの具体的な内部構成例(第2行目のサブピクセル列の駆動状態)を示す図 図15(A)〜図15(C)の各々は、本発明の表示装置を搭載した本発明の電子機器の一例を示す図 図16(A)〜(C)は、1画素(1ピクセル)が3色のサブピクセルで構成されるドットマトリクス液晶表示装置のドット反転駆動について説明するための図 正/負の各γ特性をもつデータ線駆動電圧を発生する各D/A変換器を2段に分けて配置したレイアウト構成の液晶ドライバICの要部構成を示す図 図18(A),図18(B)は、正極性ならびに負極性のγ特性の一例を示す図
符号の説明
10 液晶駆動用IC(表示装置用ドライバIC)、110 階調電圧生成回路、
110a,110b 第1および第2のγ回路、300 表示パネル、
310 ガラス基板(アレイ基板)、312 TFTアレイ(液晶表示部)、
314 FPC基板、320 多層配線構造(多層配線構造のデータ線電圧供給経路)、
330 ホストプロセッサ、601〜606 D/A変換器、
LK1,LK2 γ階調配線

Claims (10)

  1. 1画素が複数の異なる色に対応したサブピクセルによって構成され、前記画素がマトリクス状に配置され、前記サブピクセルの各々が走査線およびデータ線によって選択される表示部を、ドット反転駆動する集積回路装置であって、第1の極性のγ特性が付与された第1の階調電圧を生成する第1のγ回路と、第2の極性のγ特性が付与された第2の階調電圧を生成する第2のγ回路と、を含む階調電圧生成回路と、
    前記表示部の1行のサブピクセル列における、第1の極性で駆動されるサブピクセルに対応した複数のD/A変換器と、前記第1のγ回路からの前記第1の階調電圧を前記複数のD/A変換器に供給する第1のγ階調配線と、を含む第1のデータ線ドライバと、
    前記表示部の1行のサブピクセル列における、第2の極性で駆動されるサブピクセルの各々に対応した複数のD/A変換器と、前記第2のγ回路からの前記第2の階調電圧を前記複数のD/A変換器に供給する第2のγ階調配線と、を含む第2のデータ線ドライバと、を有し、
    前記複数のD/A変換器の各々から出力される前記データ線駆動電圧の各々は、多層配線構造のデータ線駆動電圧供給経路を経由して、前記表示部における対応する前記データ線の各々に供給されることを特徴とする集積回路装置。
  2. 請求項1記載の集積回路装置であって、
    前記多層配線構造のデータ線駆動電圧供給経路は、前記表示部が形成された表示装置用基板上に形成されることを特徴とする集積回路装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の集積回路装置であって、
    前記第1のデータ線ドライバおよび前記第2のデータ線ドライバと、前記第1のγ回路と、前記第2のγ回路とは、前記集積回路装置内において、前記表示部の前記1行のサブピクセル列の配置方向に沿って一列に配置されることを特徴とする集積回路装置。
  4. 請求項1または請求項2記載の集積回路装置であって、
    前記集積回路装置は、第1の短辺と、前記第1の短辺に対向する第2の短辺と、前記第1の短辺および第2の短辺に垂直な第3の長辺と、前記第3の短辺に対向する第4の長辺と、を有し、
    前記第1の短辺から第2の短辺に向かう方向を第1の方向とし、前記第1の方向とは逆の方向を第2の方向とし、前記第3の長辺から前記第4の長辺に向かう方向を第3の方向とし、前記第3の方向とは逆の方向を第4の方向とした場合に、
    前記階調電圧生成回路の前記第1の方向の側および2の方向の側のいずれか一方の側に、前記第1のデータ線ドライバが配置され、他方の側に前記第2のデータ線ドライバが配置されることを特徴とする集積回路装置。
  5. 請求項4記載の集積回路装置であって、
    前記第1の方向を右方向とし、前記第2の方向を左方向とした場合、前記第1のデータ線ドライバと、前記第2のデータ線ドライバとは、前記階調電圧生成回路を基準として左右対称に配置されることを特徴とする集積回路装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか記載の集積回路装置であって、
    前記第1のγ回路が生成する前記階調電圧の極性と、前記第2のγ回路が生成する前記階調電圧の極性とを、前記表示部における、少なくとも1ラインの走査毎に切り替えることを特徴とする集積回路装置。
  7. 請求項1〜請求項5のいずれか記載の集積回路装置であって、
    前記多層配線構造のデータ線駆動電圧供給経路の隣接する2つの出力端の各々から出力される前記データ線駆動電圧の供給先となるデータ線を、前記表示部における少なくとも1ライン走査毎に切り替える、データ供給先の切り替え用スイッチを経由して、前記データ線駆動電圧を、対応する前記データ線に供給することを特徴とする集積回路装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか記載の集積回路装置であって、
    前記第1の極性で駆動されるサブピクセル用の入力画像データを前記第1のデータ線ドライバに供給し、前記第2の極性で駆動されるサブピクセル用の入力画像データを前記第2のデータ線ドライバに供給する、入力画像データの順序変換回路を有することを特徴とする集積回路装置。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか記載の集積回路装置と、
    前記集積回路装置を搭載する表示装置用基板と、
    を含むことを特徴とする表示装置。
  10. 請求項9記載の表示装置を搭載する電子機器。
JP2007140529A 2007-05-28 2007-05-28 集積回路装置、表示装置および電子機器 Expired - Fee Related JP5141097B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007140529A JP5141097B2 (ja) 2007-05-28 2007-05-28 集積回路装置、表示装置および電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007140529A JP5141097B2 (ja) 2007-05-28 2007-05-28 集積回路装置、表示装置および電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008292927A true JP2008292927A (ja) 2008-12-04
JP5141097B2 JP5141097B2 (ja) 2013-02-13

Family

ID=40167671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007140529A Expired - Fee Related JP5141097B2 (ja) 2007-05-28 2007-05-28 集積回路装置、表示装置および電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5141097B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117993A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Sony Corp 信号線駆動回路および表示装置、並びに電子機器
JP2011133543A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Renesas Electronics Corp 半導体装置
US9171514B2 (en) 2012-09-03 2015-10-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Source driver, method thereof, and apparatuses having the same
CN106205512A (zh) * 2015-05-04 2016-12-07 奇景光电股份有限公司 源极驱动器
KR20160142015A (ko) * 2015-06-02 2016-12-12 주식회사 실리콘웍스 소스 드라이버 집적회로 및 표시장치
WO2017041318A1 (zh) * 2015-09-09 2017-03-16 深圳市华星光电技术有限公司 驱动装置及液晶显示装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0895533A (ja) * 1994-07-28 1996-04-12 Kyocera Corp 液晶表示装置およびその駆動方法
JPH0926765A (ja) * 1995-07-11 1997-01-28 Texas Instr Japan Ltd 液晶ディスプレイ用信号線駆動回路
JPH11259036A (ja) * 1998-01-09 1999-09-24 Sharp Corp マトリクスディスプレイ用デ―タラインドライバおよびマトリクスディスプレイ
JP2003216125A (ja) * 2002-01-25 2003-07-30 Sharp Corp 表示装置用駆動装置
JP2004163456A (ja) * 2002-11-08 2004-06-10 Fujitsu Ltd 表示装置の駆動方法、表示装置の駆動回路、及びd/a変換器

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0895533A (ja) * 1994-07-28 1996-04-12 Kyocera Corp 液晶表示装置およびその駆動方法
JPH0926765A (ja) * 1995-07-11 1997-01-28 Texas Instr Japan Ltd 液晶ディスプレイ用信号線駆動回路
JPH11259036A (ja) * 1998-01-09 1999-09-24 Sharp Corp マトリクスディスプレイ用デ―タラインドライバおよびマトリクスディスプレイ
JP2003216125A (ja) * 2002-01-25 2003-07-30 Sharp Corp 表示装置用駆動装置
JP2004163456A (ja) * 2002-11-08 2004-06-10 Fujitsu Ltd 表示装置の駆動方法、表示装置の駆動回路、及びd/a変換器

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117993A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Sony Corp 信号線駆動回路および表示装置、並びに電子機器
JP2011133543A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Renesas Electronics Corp 半導体装置
US9171514B2 (en) 2012-09-03 2015-10-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Source driver, method thereof, and apparatuses having the same
CN106205512A (zh) * 2015-05-04 2016-12-07 奇景光电股份有限公司 源极驱动器
CN106205512B (zh) * 2015-05-04 2019-08-23 奇景光电股份有限公司 源极驱动器
KR20160142015A (ko) * 2015-06-02 2016-12-12 주식회사 실리콘웍스 소스 드라이버 집적회로 및 표시장치
KR102383826B1 (ko) * 2015-06-02 2022-04-06 주식회사 엘엑스세미콘 소스 드라이버 집적회로 및 표시장치
WO2017041318A1 (zh) * 2015-09-09 2017-03-16 深圳市华星光电技术有限公司 驱动装置及液晶显示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5141097B2 (ja) 2013-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7369124B2 (en) Display device and method for driving the same
US7471261B2 (en) Display device
US9372375B2 (en) Liquid crystal display device
KR101037554B1 (ko) 액티브 매트릭스 디스플레이 장치 및 그의 구동 방법
JP4367509B2 (ja) 電気光学装置、駆動回路および電子機器
US8035610B2 (en) LCD and display method thereof
US7961167B2 (en) Display device having first and second vertical drive circuits
JP4773928B2 (ja) ソースドライバ、電気光学装置及び電子機器
JP2011018020A (ja) 表示パネルの駆動方法、ゲートドライバ及び表示装置
JPH09114420A (ja) 液晶表示装置及びデータライン・ドライバ
JP2001034237A (ja) 液晶表示装置
JP5141097B2 (ja) 集積回路装置、表示装置および電子機器
JP2005257710A (ja) 表示装置
JP2002297109A (ja) 液晶表示装置及びその駆動回路
JP2007094262A (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP4321502B2 (ja) 駆動回路、電気光学装置及び電子機器
JP4947092B2 (ja) ソースドライバ、電気光学装置及び電子機器
JP2000276110A (ja) 液晶表示装置
JP2009134055A (ja) 表示装置
US7471278B2 (en) Display driver, electro-optical device, and drive method
JP4163161B2 (ja) 液晶表示装置及びデータライン・ドライバ
JP2008164897A (ja) 電気光学装置及び電気機器
JP2004139117A (ja) 液晶表示装置及びデータライン・ドライバ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120501

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120807

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121023

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121105

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151130

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5141097

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees