JP2008292515A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 正負のうち互いに逆の光学パワーを有する第１及び第２のレンズをそれぞれ含む第１及び第２の可動部と、
   該第１及び第２の可動部を光軸方向とは異なる方向に移動可能に支持する支持部材と、
   前記第１及び第２の可動部を、前記支持部材に対して互いに逆方向に駆動するアクチュエータとを有し、
   前記アクチュエータは、
   前記支持部材に設けられた第１の要素と、
   前記第１の可動部に設けられ、前記第１の要素の第１面に対向する第２の要素と、
   前記第２の可動部に設けられ、前記第１の要素の前記第１面とは反対側の第２面に対向する第３の要素とにより構成され、
   前記第１の要素は磁石及びコイルのうち一方であり、前記第２及び第３の要素は磁石及びコイルのうち他方であることを特徴とする光学防振装置。
2. 正負のうち互いに逆の光学パワーを有する第１及び第２のレンズをそれぞれ含む第１及び第２の可動部と、
   該第１及び第２の可動部を光軸方向とは異なる方向に移動可能に支持する支持部材と、
   前記第１及び第２の可動部を、前記支持部材に対して互いに逆方向に駆動するアクチュエータとを有し、
   前記アクチュエータは、
   前記第１及び第２の可動部のうち一方に設けられた磁石と、
   前記第１及び第２の可動部のうち他方に設けられたコイルとにより構成されていることを特徴とする光学防振装置。
3. 前記第１の可動部と前記支持部材との間に設けられ、前記第１の可動部を前記光軸方向とは異なる方向において弾性的に支持する第１の弾性部材と、
   前記第２の可動部と前記支持部材との間に設けられ、前記第２の可動部を前記光軸方向とは異なる方向において弾性的に支持する第２の弾性部材とを有することを特徴とする請求項１又は２に記載の光学防振装置。
4. 以下の条件を満足することを特徴とする請求項３に記載の光学防振装置。
   ０．７≦ＮＦ１／ＮＦ２≦１．４
   ただし、ＮＦ１は前記第１の可動部と前記第１の弾性部材を含む第１の可動構造の固有振動数であり、ＮＦ２は前記第２の可動部と前記第２の弾性部材により構成される第２の可動構造の固有振動数である。
5. 前記第１及び前記第２の可動部は、前記支持部材又は他方の可動部との間に設けられたボールにより前記光軸方向とは異なる方向にガイドされることを特徴とする請求項１から４のいずれか１つに記載の光学防振装置。
6. 前記支持部材として、前記第１の可動部を支持する第１の支持部材と、前記第２の可動部を支持する第２の支持部材とを有することを特徴とする請求項１から５のいずれか１つに記載の光学防振装置。
7. 請求項１から６のいずれか１つに記載の光学防振装置を有することを特徴とする光学機器。