JP2008292431A - 照明環境測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空間の照明環境を適切に評価し得る評価値を容易に測定することができる照明環境測定装置を提供する。
【解決手段】色モード境界輝度Aと、観測者の視野内における照明空間の特定領域の光源輝度を除く幾何平均輝度Baとの相関関係と、照明空間の明るさ感を表す明るさ感覚指標Fと、色モード境界輝度Aとの相関関係とに基づいて、明るさ感覚指標Fを、幾何平均輝度Baの関数として規定する。照明空間の明るさ感を表す明るさ感覚指標Fを当該照明空間の評価値することで空間の照明環境を適切に評価でき、しかも、可搬型のコンピュータ装置2とプログラムで構成される演算手段で明るさ感覚指標を演算するため、現場において評価値を容易に測定することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明環境測定装置に関するものである。
従来、空間の照明環境を評価する評価値として種々のものが提案されている。例えば、特許文献1には照明器具が観測者に対して不快感を与える眩しさ(不快グレア)を評価値とすることが記載され、不快グレアを数値化する方法として「UGR(Unified Glare Rating)ダイヤグラム」が採用されている。
特開平5−72032号公報
しかしながら、上述のような不快グレアでは空間の照明環境を適切に評価することは難しく、しかも、複雑な計算システムが必要であるために誰でもが簡単に現場で測定することは困難であった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、空間の照明環境を適切に評価し得る評価値を容易に測定することができる照明環境測定装置を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、照明空間において照明器具の光源とは別の光源を用いて表面の輝度が変化する色票を空間内に備えて、観測者から見た色票が空間内に置かれた物体として認識される輝度のレベルと自ら発光している光源として認識される輝度のレベルとの中間である不自然な色の見え方になるときの色票の輝度である色モード境界輝度と、観測者の視野内における照明空間の特定領域の光源輝度を除く幾何平均輝度との相関関係と、照明空間の明るさ感を表す明るさ感覚指標と、前記色モード境界輝度との相関関係と、に基づいて、前記幾何平均輝度の関数として規定される前記明るさ感覚指標を求める照明環境測定装置であって、前記照明空間を撮像して輝度分布画像を取得する撮像手段と、撮像手段で取得する前記輝度分布画像に基づいて前記特定領域の幾何平均輝度を求めるとともに当該幾何平均輝度から前記明るさ感覚指標を算出する演算手段とを備え、前記演算手段は、電池駆動可能な可搬型のコンピュータ装置と、当該コンピュータ装置に、前記輝度分布画像に基づいて前記特定領域の幾何平均輝度を求めるとともに当該幾何平均輝度から前記明るさ感覚指標を算出する処理を行わせるプログラムとで構成されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、照明空間の明るさ館を表す明るさ感覚指標を当該照明空間の評価値することで空間の照明環境を適切に評価でき、しかも、可搬型のコンピュータ装置とプログラムで構成される演算手段で明るさ感覚指標を演算するため、現場において評価値を容易に測定することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記演算手段は、前記特定領域を可変としてなることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、照明空間に合致した適切な特定領域で測定することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記演算手段は、前記幾何平均輝度を求める際に前記特定領域の光源輝度を含めるか否かを択一的に選択することを特徴とする。
請求項3の発明によれば、照明空間に合わせて光源輝度を含めるか否かを選択して評価値の精度を高めることができる。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、前記撮像手段は、撮像素子と、撮像素子に光を集光する魚眼レンズとを具備し、前記演算手段は、当該撮像手段で取得する魚眼視野の輝度分布画像を前記特定領域の矩形視野の輝度分布画像に変換することを特徴とする。
請求項4の発明によれば、魚眼レンズを用いる場合においても評価値を簡単に測定することができる。
本発明によれば、照明空間の明るさ感を表す明るさ感覚指標を当該照明空間の評価値することで空間の照明環境を適切に評価でき、しかも、可搬型のコンピュータ装置とプログラムで構成される演算手段で明るさ感覚指標を演算するため、現場において評価値を容易に測定することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態の照明環境測定装置は、図1に示すように照明空間を撮像して輝度分布画像を取得する撮像装置1と、コンピュータ装置2と、コンピュータ装置2に搭載された測定用のプログラムとで構成される。撮像装置1は、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの撮像素子と、撮像素子に光を集光するレンズ10とを具備し、撮像したディジタルの静止画像(輝度分布画像)を通信ケーブル3を介してコンピュータ装置2に送信する。またコンピュータ装置2は、CPU、マザーボード、メモリ、ハードディスク、キーボード、ポインティング・デバイスなどを本体20に内蔵し、当該本体20に液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等のふらっと・ディスプレイ21が開閉自在に設けられた所謂ノート型のパーソナル・コンピュータからなる。そして、撮像装置1から通信ケーブル3を介して送信される画像データは、汎用の通信インタフェース(例えば、IEEE1394やUSB<Universal Serial Bus>など)を介してコンピュータ装置2に取り込まれる。ここで、撮像装置1に画像を撮像させるためのトリガ信号のように撮像装置1を制御するための制御信号がコンピュータ装置2から通信ケーブル3を介して撮像装置1に送信されるようになっており、コンピュータ装置2を使って撮像装置1を操作することができる。なお、通信インターフェースとしてUSBを採用した場合、通信ケーブル3を介してコンピュータ装置2から撮像装置1へ動作電源を供給可能となり、別途電源(例えば、商用電源とACアダプタ)を用意する必要がないから使い勝手がよいものである。また、コンピュータ装置2は液晶ディスプレイ21を備えたノート型のパーソナル・コンピュータに限定されるものではなく、PDAやその他のポータブル・コンピュータを用いてもよい。
測定用のプログラムは、コンピュータ装置2を用いて、撮像装置1で取得したデータを元に算出した輝度分布画像に基づいて特定領域の幾何平均輝度を求めるとともに幾何平均輝度から明るさ感覚指標を算出する処理をコンピュータ装置2に行わせるものである。ここで、本発明において空間の照明環境を評価する評価値として採用する「明るさ感覚指標」について、その技術的意義並びに算出方法を詳しく説明する。
「明るさ感覚指標」とは、照明空間を観察したときに該空間に対して感じられる「明るさ」の総合評価であり、本発明では、この「明るさ感覚指標」を定量的に規定する明るさ感覚指標規定方法として、照明認識視空間の概念における「色モード境界輝度」(参考文献1:照明認識視空間の明るさサイズの測定による実環境における空間の明るさ感の評価、照明学会誌、第86巻第11号、2002、P830〜836、山口他)に基づいて規定している。ここで、「色モード境界輝度」とは、照明された部屋に置かれた色票(以下、テストパッチと呼ぶ)を観測者(被験者)から見た見え方が、その部屋内に置かれた物体(物体色)として認識される輝度のレベルと自ら発光している光源(光源色)として認識される輝度のレベルとの中間である、その部屋に置かれた物体としては不自然な色の見え方になる輝度のレベルのことであり、照明された部屋の明るさ感を定量的に表すものである。
また、不均一な照明環境において色モード境界輝度の加法性が成り立つことが示されており(参考文献2:不均一な照明環境における空間の明るさ感の加法性、第36回照明学会全国大会講演論文集、P154、2003、山口他)、ある照明環境K1が、照明環境K2とK3との和であるとき、照明環境K2,K3における各々の色モード境界輝度の和で照明環境K1における色モード境界輝度が予測できることが実証されている。
以上から、照明認識視空間の概念における「色モード境界輝度」によって、空間の明るさ感を定量的に把握することができ、ある照明器具を設置した部屋の明るさ感を規定する「明るさ感覚指標」を設定することが技術的に可能であるといえる。
この色モード境界輝度設定には、図3に示すテストパッチ輝度提示装置5を使用する。テストパッチ輝度提示装置5は、設置プレート5g上に設置された、光源にハロゲン電球を用いたスライドプロジェクターで構成される光源システム5bを収納した光源ボックス5a、回転濃度フィルター5dを収納した光学系ボックス5c、可動式平面ミラー5e、支持具5fによって設置プレート5aから1100mmの高さに設けられたテストパッチTとからなる。テストパッチTは、光源システム5bから回転濃度フィルター5dを通った光が可動式平面ミラー5eで反射して局所照明されている。被験者は、手元のスイッチで回転濃度フィルター5dを回転させることで自由にテストパッチTの輝度を調節することが可能である。また、テストパッチTは照明の影響をほとんど受けないように照射面を下向きに斜め45°に傾けてある。テストパッチTは、60mm×60mmの大きさで、被照射面はN5,グレーの紙面からなる。
上記テストパッチ輝度提示装置5を操作して測定された「色モード境界輝度A」から、下記[数1]に基づいて「明るさ感覚指標F」を導出し、その単位は[feu(フー)]と称する。なお、「色モード境界輝度A」の単位は[cd/m]である。
Figure 2008292431
以下、この「色モード境界輝度A」に基づく明るさ感覚指標規定方法の概略について説明する。
まず、図4に示す、部屋サイズ:3500mm×3500mm、天井高さ:2500mmの8畳実物大の住宅居室Rを標準条件の測定環境として準備し、天井および壁の3面は白のクロス仕上げ、壁の一面は白のロールスクリーン2で間仕切りを施し、床はダークブラウンのフローリング仕上げであり、天井および壁の反射率を80%、床の反射率を10%とする。
図3に示すテストパッチ輝度提示装置5を用いて、住宅居室R内に様々な照明器具L1〜Lnを単体で個別に配置した場合の「色モード境界輝度A1〜An」を測定し、上記[数1]に基づいて照明器具L1〜Ln個別の「明るさ感覚指標F1〜Fn」を算出する。
次に、上記測定環境に、乳白アクリルカバーが付いた天井直付のシーリングライトである照明器具Lr(図4中の破線)を部屋中央に設置する。照明器具Lrは、25%〜100%の範囲で調光可能であり、被験者の主観評価によって、ちょうどよい明るさとなるように調光した場合の「色モード境界輝度Ar」を測定し、[数1]より上記測定環境における「所要の明るさ感覚指標Fr」を設定する。
次に、部屋の形状、内装レイアウト、大きさより照明器具の設置位置を決定し、各設置位置に配置する照明器具の「明るさ感覚指標F」の和が「所要の明るさ感覚指標Fr」となるように、照明器具L1〜Lnから照明器具を選択する。例えば、照明器具L10,L15,Lnを選択して、各照明器具の明るさ感覚指標F10,F15,Fnとすると、Fr=[F10+F15+Fn]となればよい。
このように、「色モード境界輝度A」に基づいて「明るさ感覚指標F」を規定することで、「所要の明るさ感覚指標Fr」が設定された部屋に対して、各照明器具の「明るさ感覚指標の和」が前記部屋の「所要の明るさ感覚指標Fr」となるように照明器具を組み合わせれば、一室複数灯での間接照明や壁面照明を主体とする部屋においても、部屋の条件を考慮したうえで、部屋の用途に合った所要の明るさ感の照明環境を実現することができる。
すなわち、カタログ等に記載された照明器具個々の「明るさ感覚指標」の値に基づく足し算を行うことで、専門の知識を持たない一般ユーザでも容易に、所要の明るさ感の照明環境を実現する照明器具の組み合わせを決定することができるのである。
しかしながら、上記方法では照明器具毎に「色モード境界輝度A」の測定を行う必要があり、多くの工数がかかる上に、「色モード境界輝度A」の測定が個人の感覚に基づく測定であるので、個人毎の感覚のぶれによる測定誤差が大きくなる可能性があった。
そこで、本発明では、様々な条件での「色モード境界輝度A」の実測データと、前記様々な条件での観測者の視野内における照明空間の特定領域の光源輝度を除く「幾何平均輝度」との相関関係に着目し、その相関関係から導出される実験式に基づいて、ある条件を設定した場合の「明るさ感覚指標F」を規定しており、以下、明るさ感覚指標規定方法について説明する。
まず、図4に示す住宅居室Rにおいて、ロールスクリーン2を右手に臨む背面壁R1側の略中央を被験者の視点位置Pとする。
使用する照明器具は、間接照明系の3台の照明器具L1,L2,L3を、被験者からは光源が見えないように配置している。照明器具L1としては、バーチカルコーナーライトを被験者の視点位置Pに対面する正面壁R2の右コーナー近傍に配置する。照明器具L2としては、床置のホリゾントライトを正面壁R2の左コーナー近傍に配置する。照明器具L3としては、フロアスタンドを背面壁R1の左コーナー近傍に配置する。なお、これらの各照明器具L1,L2,L3は、被験者の手元に配置した調光器3によって調光可能である。
まず、テストパッチTが背面壁R1から2500mmに位置するようにテストパッチ輝度提示装置1を設置し、各照明器具L1,L2,L3単体で点灯した場合の「色モード境界輝度A1,A2,A3」を測定した。この「色モード境界輝度A1,A2,A3」の測定は、各照明器具L1,L2,L3を調光して、部屋の床面中央部に設置した照度計4によって測定される「床面中央照度」を変えた複数の条件下で3回づつ行った。
また、上記複数の条件下において、視点位置Pに対面する正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」の値を、各照明器具L1,L2,L3の配光データから、ラジオシティ法を用いた計算シミュレーションによって算出した。ここで、照明器具L1,L2,L3の各「幾何平均輝度Ba」の値を、「幾何平均輝度Ba1,Ba2,Ba3」とする。なお、「幾何平均輝度Ba」の単位は[cd/m]である。
図5(a)(b)(c)は、上記「色モード境界輝度A1,A2,A3」の測定結果、および上記正面壁R2の「幾何平均輝度Ba1,Ba2,Ba3」のシミュレーション結果を示す表であり、図5(a)は照明器具L1単体で点灯した場合の結果、図5(b)は照明器具L2単体で点灯した場合の結果、図5(c)は照明器具L3単体で点灯した場合の結果を各々示す。
図2は、正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」を横軸に、「色モード境界輝度A」を縦軸にとって、図5(a)(b)(c)に示す「床面中央照度」を変えた各条件での「色モード境界輝度A1,A2,A3」の測定結果の平均値と「幾何平均輝度Ba1,Ba2,Ba3」のシミュレーション結果との関係をグラフに示したものである。
図2中の直線50は、全てのプロット点に対して線形回帰で求めた直線であり、線形回帰分析の結果、その決定係数は0.85と高い値を示している。すなわち、「色モード境界輝度A」と正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」との間には高い相関関係があるといえ、「色モード境界輝度A」と正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」との関係は、下記[数2]で表される。したがって、「色モード境界輝度A」は、正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」から推定することができる。
Figure 2008292431
そして、「明るさ感覚指標F」を「色モード境界輝度A」の1/2として定義した場合、「明るさ感覚指標F」は下記[数3]で表される。
Figure 2008292431
このように、「色モード境界輝度A」と正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」との相関関係(上記[数2]参照)と、「明るさ感覚指標F」と「色モード境界輝度A」との相関関係(上記[数1]参照)とに基づいて、「明るさ感覚指標F」を、正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」の関数として規定することができる(上記[数3]参照)。
具体例を以下説明する。図6に示す部屋サイズ:3600mm×3600mm、天井高さ:2500mmの居住居室Rを標準条件の部屋として設定し、図7(a)に示す照明器具L1(バーチカルコーナーライト)を被験者の視点位置Pに対面する正面壁R2の右コーナー近傍に配置する。
そして、この照明器具L1を対象として、照明器具個別の「明るさ感覚指標F」を設定する場合、まず、照明器具L1を単体で点灯させたときの正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」を、ラジオシティ法を用いた計算シミュレーションによって算出する。
計算シミュレーションを行う場合、まず、対象とする部屋の条件(大きさ、内装反射率、照明器具の配置等)を設定し、照明器具の条件(光束、配光データ等)に基づいて、各内装面に入射する直射照度を算出する。次に、各内装面を光源とした場合の相互反射成分をラジオシティ法を用いて計算し、最終的に各内装面に入射する光束を決定した後、視点位置、注視点および視野の範囲を設定することで、その視野の範囲における各内装面の輝度分布を得ることができる。
図6に示す居住居室Rであれば、X軸,Y軸,Z軸を有する3次元空間内で、居住居室Rの大きさをX方向寸法3600mm、Y方向寸法3600mm、Z方向寸法2500mmに設定し、各内装面の内装反射率を設定する。そして、被験者の視点位置Pに対面する正面壁R2の右コーナー近傍に、図7(b)に示される配光曲線J1,J2(J1は横方向の配光曲線、J2は上下方向の配光曲線を各々示す)を有する照明器具L1(バーチカルコーナーライト)を配置する。さらに、視点位置Pの座標(X,Y,Z)=(1800mm、0mm、1250mm)、注視点Qの位置座標(X,Y,Z)=(1800mm、3600mm、1250mm)とし、視野の範囲を正面壁R2とすると、図6に示す正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」は12.1[cd/m]というシミュレーション結果を得た。このように、正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」は、各照明器具の配光データ等に基づいて、ラジオシティ法を用いた計算シミュレーションによって客観的に算出可能である。
そして、照明器具L1の「明るさ感覚指標F」は、上記[数3]に基づいて、F=0.46Ba=5.57[feu]に設定され、「明るさ感覚指標F」と「色モード境界輝度A」との相関関係を維持しながら、客観的に算出した正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」に基づいて個人の主観による誤差の少ない照明空間の「明るさ感覚指標F」を容易に得ることができる。
また、照明器具毎の「幾何平均輝度Ba」は上記計算シミュレーションによって算出するので、照明器具毎に「色モード境界輝度A」の測定を行う必要はなく、工数の短縮が可能になる。
一方、図8(a)(b)に示すように、人間の有効な視野の範囲に基づいて、被験者の視点位置Pから視線方向P1に対して上方向θ1=35°、下方向θ2=50°、左方向θ3=50°、右方向θ4=50°の視野角内の領域Gを設定し、領域G内の「幾何平均輝度Bb」を、各照明器具L1,L2,L3の配光データから、ラジオシティ法を用いた計算シミュレーションによって算出することができる。
図4に示す住宅居室Rにおいて、被験者の視点位置Pから正面壁R2の略中心を注視したときの領域Gは図9に示すように立体的な領域となる。
そして、住宅居室R内に先の例と同様に、間接照明系の3台の照明器具L1,L2,L3を、被験者からは光源が見えないように配置し、各照明器具L1,L2,L3単体で点灯した場合の「色モード境界輝度A1,A2,A3」を測定した。この「色モード境界輝度A1,A2,A3」の測定は、各照明器具L1,L2,L3を調光して、部屋の床面中央部に設置した照度計4によって測定される「床面中央照度」を変えた複数の条件下で3回づつ行った。
また、上記複数の条件下において、領域Gの「幾何平均輝度Bb」の値を、各照明器具L1,L2,L3の配光データから、ラジオシティ法を用いた計算シミュレーションによって算出した。ここで、照明器具L1,L2,L3の各「幾何平均輝度Bb」の値を、「幾何平均輝度Bb1,Bb2,Bb3」とする。
図10(a)(b)(c)は、上記「色モード境界輝度A1,A2,A3」の測定結果、および上記領域Gの「幾何平均輝度Bb1,Bb2,Bb3」のシミュレーション結果を示す表であり、図10(a)は照明器具L1単体で点灯した場合の結果、図10(b)は照明器具L2単体で点灯した場合の結果、図10(c)は照明器具L3単体で点灯した場合の結果を各々示す。
なお、実験設備の内装面の反射率を実際に測定しており、上記シミュレーションに用いる住宅居室Rの内装面の反射率の設定は、天井の反射率を79%、壁の反射率を81%、床の反射率を9.8%とし、さらにはロールスクリーン2の反射率を68%とする。
図11は、領域Gの「幾何平均輝度Bb」を対数目盛の横軸に、「色モード境界輝度A」を対数目盛の縦軸にとって、図10(a)(b)(c)に示す「床面中央照度」を変えた各条件での「色モード境界輝度A1,A2,A3」の測定結果の平均値と「幾何平均輝度Bb1,Bb2,Bb3」のシミュレーション結果との関係をグラフに示したものである。
図11中の直線51は、全てのプロット点に対して線形回帰で求めた直線であり、線形回帰分析の結果、その決定係数は0.93と高い値を示している。すなわち、「色モード境界輝度A」と上記領域Gの「幾何平均輝度Bb」との間には高い相関関係があるといえ、「色モード境界輝度A」と上記領域Gの「幾何平均輝度Bb」との関係は、下記[数4]で表される。したがって、「色モード境界輝度A」は、上記領域Gの「幾何平均輝度Bb」から推定することができる。
Figure 2008292431
そして、「明るさ感覚指標F」を「色モード境界輝度A」の1/2として定義した場合、「明るさ感覚指標F」は下記[数5]で表される。
Figure 2008292431
このように、「色モード境界輝度A」と上記領域Gの「幾何平均輝度Bb」との相関関係(上記[数4]参照)と、「明るさ感覚指標F」と「色モード境界輝度A」との相関関係(上記[数1]参照)とに基づいて、「明るさ感覚指標F」を、上記領域Gの「幾何平均輝度Bb」の関数として規定することができる(上記[数5]参照)。
具体例を以下説明する。図6に示す部屋サイズ:3600mm×3600mm、天井高さ:2500mmの居住居室Rを標準条件の部屋として設定し、図7(a)に示す照明器具L1(バーチカルコーナーライト)を被験者の視点位置Pに対面する正面壁R2の右コーナー近傍に配置する。
そして、この照明器具L1を対象として、照明器具個別の「明るさ感覚指標F」を設定する場合、まず、照明器具L1を単体で点灯させたときの領域Gの「幾何平均輝度Bb」を、ラジオシティ法を用いた計算シミュレーションによって算出する。
計算シミュレーションを行う場合、まず、対象とする部屋の条件(大きさ、内装反射率、照明器具の配置等)を設定し、照明器具の条件(光束、配光データ等)に基づいて、各内装面に入射する直射照度を算出する。次に、各内装面を光源とした場合の相互反射成分をラジオシティ法を用いて計算し、最終的に各内装面に入射する光束を決定した後、視点位置、注視点および視野の範囲を設定することで、その視野の範囲における各内装面の輝度分布を得ることができる。
図6に示す居住居室Rであれば、X軸,Y軸,Z軸を有する3次元空間内で、居住居室Rの大きさをX方向寸法3600mm、Y方向寸法3600mm、Z方向寸法2500mmに設定し、各内装面の内装反射率を設定する。そして、被験者の視点位置Pに対面する正面壁R2の右コーナー近傍に、図7(b)に示される配光曲線J1,J2(J1は横方向の配光曲線、J2は上下方向の配光曲線を各々示す)を有する照明器具L1(バーチカルコーナーライト)を配置する。さらに、視点位置Pの座標(X,Y,Z)=(1800mm、0mm、1250mm)、注視点Qの位置座標(X,Y,Z)=(1800mm、3600mm、1250mm)とし、視野の範囲を、被験者の視点位置Pから視線方向P1に対して上方向θ1=35°、下方向θ2=50°、右方向θ3=50°、左方向θ4=50°の視野角内の領域Gとすると、領域Gの「幾何平均輝度Bb」は6.0[cd/m]というシミュレーション結果を得た。このように、領域Gの「幾何平均輝度Bb」は、各照明器具の配光データ等に基づいて、ラジオシティ法を用いた計算シミュレーションによって客観的に算出可能である。
そして、照明器具L1の「明るさ感覚指標F」は、上記[数5]に基づいて、F=1.5Bb0.7=5.3[feu]に設定され、「明るさ感覚指標F」と「色モード境界輝度A」との相関関係を維持しながら、客観的に算出した領域Gの「幾何平均輝度Bb」に基づいて個人の主観による誤差の少ない照明空間の「明るさ感覚指標F」を容易に得ることができる。
これまで説明したように、空間の照明環境を評価する評価値として「明るさ感覚指標F」を採用すれば空間の照明環境を適切に評価することができる。そして、このような評価値、すなわち、「明るさ感覚指標F」を実際の照明環境(照明空間)で測定するには、当該照明空間における輝度分布から「幾何平均輝度Ba,Bb」を求めればよい。
而して、本実施形態の照明環境測定装置では、三脚に固定した撮像装置1により空間(照明空間)を撮像した静止画像(輝度分布画像)をコンピュータ装置2に取り込み、当該輝度分布画像を画像処理することによって、被験者の視点位置Pから視線方向P1に対して上方向θ1=35°、下方向θ2=50°、左方向θ3=50°、右方向θ4=50°の視野角内に設定される特定領域G1の「幾何平均輝度Bb」を求め、上記[数5]に基づいてF=1.5Bb0.7として「明るさ感覚指標F」を算出する。
ここで、上述した上方向θ1=35°、下方向θ2=50°、左方向θ3=50°、右方向θ4=50°の視野角内の特定領域Gを撮像装置1で撮像するには、レンズ10として魚眼レンズを用いる必要がある。しかしながら、魚眼レンズは中心部分の解像度は高いが周辺に向かうにつれて解像度が低下するので、「明るさ感覚指標F」の算出精度を高くするためには魚眼レンズで撮像した特定領域の楕円の輝度分布画像を矩形に変換する必要がある。そのため、レンズ10として魚眼レンズを用いる場合、特定領域Gの形状を楕円から矩形に変換するプログラムをコンピュータ装置2に搭載し、撮像装置1から取り込んだ画像に対して前記プログラムを実行することで特定領域Gの形状を楕円から矩形に変換する。このとき、単純に形状を変換しただけでは明るさの情報(輝度値)が存在しない点が多数生じることとなるので、矩形に変換された特定領域G内の全ての点において輝度値が存在しない場合は近傍の点の輝度値から補間する処理が行われる。その結果、魚眼レンズを用いる場合においても評価値(明るさ感覚指標F)を簡単に測定することができる。
ところで、本発明者らの検討結果によると、屋外空間のように室内に比べて奥行きの長い空間における明るさ感覚指標を規定するには、以下に説明する方法が適切であることが判明した。
而して、屋外空間のように室内に比べて奥行きの長い空間における明るさ感覚指標を規定するには、図12に示すように「幾何平均輝度Bb」を算出するための特定領域G’を、被験者の視点位置Pから視線方向P1に対して上方向θ1=8°、下方向θ2=12°、右方向θ3=15°、左方向θ4=15°の視野角内の領域とすることが望ましい。ここで、当該特定領域G’を適用することが相応しい「奥行きのある空間」とは、特定領域G’内に床面が存在する場合であり、例えば、図13に示すように観測者の視点高さTを1.5mとしたとき、前方7m以上先まで床面が存在し、且つ天井面がない、あるいは天井面があっても特定領域G’内に存在しない場合である。そして、この特定領域G’内の「幾何平均輝度Bb」を算出すれば、「明るさ感覚指標F」はF=1.5Bb0.7[feu]の式から求めることができる。故に、図14(a)に示すように前方に壁100や天井101が存在して奥行きの短い室内空間では特定領域G’内に床面102が見えないから、屋内空間用の特定領域Gにおける「幾何平均輝度Bb」を算出して「明るさ感覚指標F」を求めることが望ましい。一方、図14(b)に示すように奥行きが長く天井がないような空間(屋外空間)では、特定領域G’内に床面(路面)が存在するが天井がないから、特定領域G’における「幾何平均輝度Bb」を算出して「明るさ感覚指標F」を求めることが望ましい。但し、図14(a),(b)における200はそれぞれ光源(照明器具)である。
ここで、「奥行きのある空間」、例えば図14(b)に示すような屋外空間において特定領域G’並びにG内の「幾何平均輝度Bb」を算出して求めた「明るさ感覚指標F」を横軸に取り、被験者による「明るさ感主観評価値」を縦軸に取った官能評価結果をそれぞれ図15(a),(b)に示す。図15(a),(b)を比較すると、「奥行きのある空間」においては特定領域G’によって求めた「明るさ感覚指標F」と「明るさ感主観評価値」との相関の方が、特定領域Gによって求めた「明るさ感覚指標F」と「明るさ感主観評価値」との相関よりも高いことが判る。また、図15(a)では特定領域G’内の「幾何平均輝度Bb」に光源輝度を含めていないが、図16に示すように光源輝度を含む「幾何平均輝度Bb」から求めた「明るさ感覚指標F」と「明るさ感主観評価値」との相関の方が、光源輝度を含めない場合の相関よりも高いことが判る。よって、「奥行きのある空間」の「明るさ感覚指標F」を求める際は特定領域G’内の「幾何平均輝度Bb」に光源輝度を含めることが望ましい。
本実施形態の構成図である。 同上の正面壁の幾何平均輝度と色モード境界輝度との相関を示す図である。 同上のテストパッチ輝度提示装置の構成を示す図である。 同上の実験設備を示す図である。 (a)(b)(c)同上の照明器具毎の実験結果を示す図である。 同上の居住居室を示す図である。 (a)(b)同上の照明器具(バーチカルコーナーライト)の外観、配光曲線を示す図である。 (a)(b)は幾何平均輝度を算出する特定領域を示す平面図である。 同上の幾何平均輝度を算出する特定領域を視線方向から見た図である。 (a)(b)(c)同上の照明器具毎の実験結果を示す図である。 同上の領域Gの幾何平均輝度と色モード境界輝度との相関を示す図である。 (a)(b)は同上において幾何平均輝度を算出する特定領域を示す平面図である。 同上において幾何平均輝度を算出する領域を示す側面図である。 (a)(b)は同上において幾何平均輝度を算出する特定領域を示す平面図である。 (a)(b)は同上において明るさ感覚指標と明るさ感主観評価値との相関を説明する図である。 同上において幾何平均輝度を算出する際に光源輝度を含んだ場合の明るさ感覚指標と明るさ感主観評価値との相関を説明する図である。
符号の説明
1 撮像装置
2 コンピュータ装置
3 通信ケーブル

Claims (4)

  1. 照明空間において照明器具の光源とは別の光源を用いて表面の輝度が変化する色票を空間内に備えて、観測者から見た色票が空間内に置かれた物体として認識される輝度のレベルと自ら発光している光源として認識される輝度のレベルとの中間である不自然な色の見え方になるときの色票の輝度である色モード境界輝度と、観測者の視野内における照明空間の特定領域の光源輝度を除く幾何平均輝度との相関関係と、照明空間の明るさ感を表す明るさ感覚指標と、前記色モード境界輝度との相関関係と、に基づいて、前記幾何平均輝度の関数として規定される前記明るさ感覚指標を求める照明環境測定装置であって、
    前記照明空間を撮像して輝度分布画像を取得する撮像手段と、撮像手段で取得する前記輝度分布画像に基づいて前記特定領域の幾何平均輝度を求めるとともに当該幾何平均輝度から前記明るさ感覚指標を算出する演算手段とを備え、
    前記演算手段は、電池駆動可能な可搬型のコンピュータ装置と、当該コンピュータ装置に、前記輝度分布画像に基づいて前記特定領域の幾何平均輝度を求めるとともに当該幾何平均輝度から前記明るさ感覚指標を算出する処理を行わせるプログラムとで構成されることを特徴とする照明環境測定装置。
  2. 前記演算手段は、前記特定領域を可変としてなることを特徴とする請求項1記載の照明環境測定装置。
  3. 前記演算手段は、前記幾何平均輝度を求める際に前記特定領域の光源輝度を含めるか否かを択一的に選択することを特徴とする請求項1又は2記載の照明環境測定装置。
  4. 前記撮像手段は、撮像素子と、撮像素子に光を集光する魚眼レンズとを具備し、前記演算手段は、当該撮像手段で取得する魚眼視野の輝度分布画像を前記特定領域の矩形視野の輝度分布画像に変換することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の照明環境測定装置。
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