JP2008292353A - ガラス破損検知装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ウインドウガラス1には、破損時に断線状態となる平面コイルパターン2と、その平面コイルパターン2に電気的に接続されたチップコンデンサ4とによって第1共振回路部5が形成されている。また、平面コイル部9とコンデンサ10とを有する第2共振回路部7が、その第1共振回路部5に対向配置されている。そして、制御部は、両共振回路部5,7の電磁結合状態を監視し、該電磁結合状態に基づいてウインドウガラス1の破損有無を検知する。平面コイルパターン2は、ウインドウガラス1のガラス面に熱硬化性導電樹脂材料を固着することによって構成されている。
【選択図】図1
Description
この種のガラス破損検知装置として、例えば特許文献1に示されるように、ガラスに配設された抵抗体の断線有無を検知することにより、ガラスの破損有無を検知するものが提案されている。また、特許文献2〜6に示されるようなものもある。
銀ペーストにより構成された平面コイルパターンは、該平面コイルパターンを例えば線材コイルとした場合と異なり、ウインドウガラスの破損に伴い確実に断線する。特に、本発明の銀ペーストによる平面コイルパターンを請求項4又は請求項5に記載される自動車用のウインドウガラスと併せて適用することにより、確実にウインドウガラスの破損を検知することができる。
図1(a)に示すように、車両(自動車)のウインドウガラス1の一方の面(例えば室内側面)における下方部位には、平面コイルパターン2が形成されている。この平面コイルパターン2は、ペースト状の熱硬化性の導電性樹脂(ここでは銀ペースト)がウインドウガラス1のガラス面に塗布・加熱されることによって固着され、ウインドウガラス1の破損時には断線するようになっている。ちなみに、車両のウインドウガラスとして用いられるガラスは、一箇所が破損すると全体が粉々に破損するように構成されていることから、ウインドウガラス1の破損時には、平面コイルパターン2は必ず断線する。
(1)ウインドウガラス1の非破損状態にあっては両共振回路部5,7が電磁結合するものの、ウインドウガラス1の破損状態にあっては第1共振回路部5の平面コイルパターン2が断線するため、両共振回路部5,7が電磁結合しなくなる。両共振回路部5,7が電磁結合をしている状態としていない状態とでは、共振周波数fcにおける回路全体のインピーダンスZに大幅な変化を生じる。このため、制御部13は、こうしたインピーダンスZの変化に基づく検波電圧Vの変化を検知することにより、ウインドウガラス1の破損有無を検知することができる。しかも、制御部13側の回路と第1共振回路部5とをリード線を用いて接続する必要がないため、破損検知対象として車両用のウインドウガラス1のような可動ガラスにも容易に適用することができる。ガラス破損検知装置の設置作業の容易化も図られる。
・ 第2共振回路部7は、必ずしも直列共振回路である必要はなく、並列共振回路によって構成されていてもよい。
・ 第1共振回路部5の表面に、絶縁フィルムを被覆するなどの保護処理を施してもよい。
・ ガラス破損検知装置14は、必ずしも車両のウインドウガラス1の破損検知装置として適用される必要はなく、例えば住宅の窓ガラス等の破損検知装置として適用されてもよい。また、ガラス破損検知装置14は、必ずしも可動ガラスの破損検知装置として適用される必要はなく、固定ガラスの破損検知装置として適用されてもよい。
Claims (6)
- 破損検知対象となるガラス面に形成されて該ガラスの破損時に断線状態となる平面コイルパターンと、その平面コイルパターンに電気的に接続されて共振回路を構成する第1コンデンサ機能部とを備える第1共振回路部と、
前記平面コイルパターンと非接触状態で対向配置されて該第1共振回路部と電磁結合するコイル部と、そのコイル部に電気的に接続されて共振回路を構成する第2コンデンサ機能部とを備える第2共振回路部と、
両共振回路部の電磁結合状態を監視し、該電磁結合状態に基づいてガラスの破損有無を検知する破損検知手段とを備え、
前記平面コイルパターンは、前記ガラス面に熱硬化性導電樹脂材料を固着することによって構成されていることを特徴とするガラス破損検知装置。 - 前記第2共振回路部は直列共振回路によって構成され、前記破損検知手段は、該第2共振回路部の共振周波数におけるインピーダンスが予め設定された閾値を下回っている場合に、ガラスに破損が生じたと判断することを特徴とする請求項1に記載のガラス破損検知装置。
- 前記第1コンデンサ機能部は、前記平面コイルパターンの両端に別途接続されたチップコンデンサによって構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガラス破損検知装置。
- 請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のガラス破損検知装置において、
前記破損検知対象は、自動車用のウインドウガラスであるガラス破損検知装置。 - 請求項4に記載のガラス破損検知装置において、
前記ウインドウガラスは、自動車のドアに対して開閉動作可能に設けられ、
前記平面コイルパターンは、前記ウインドウガラスにおいて、その開閉状態にかかわらず常にドアの内部に収容された状態となる部位に設けられるガラス破損検知装置。 - 請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載のガラス破損検知装置において、
前記熱硬化性導電樹脂材料は、銀ペーストであるガラス破損検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007139125A JP2008292353A (ja) | 2007-05-25 | 2007-05-25 | ガラス破損検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007139125A JP2008292353A (ja) | 2007-05-25 | 2007-05-25 | ガラス破損検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008292353A true JP2008292353A (ja) | 2008-12-04 |
Family
ID=40167221
Family Applications (1)
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JP2007139125A Withdrawn JP2008292353A (ja) | 2007-05-25 | 2007-05-25 | ガラス破損検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008292353A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010067747A1 (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-17 | 株式会社 豊田自動織機 | 開閉式ウィンドウガラス破損検出装置 |
-
2007
- 2007-05-25 JP JP2007139125A patent/JP2008292353A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2010067747A1 (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-17 | 株式会社 豊田自動織機 | 開閉式ウィンドウガラス破損検出装置 |
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