JP2008292055A - 冷却塔 - Google Patents
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Abstract
【課題】送風機の停止時に充填材からの跳ね水が外気吸込口から冷却塔外部に放出されるのを防止することのできる冷却塔を提供すること。
【解決手段】外気吸込口3に取り付けられるルーバー15と、循環水Wが流下される充填材6と、送風機7とを備え、送風機7の作動にて外気吸込口3から吸い込まれた外気Qにより、充填材6を流下する循環水Wを冷却するように構成される冷却塔1において、ルーバー15は、上下多段状に配列される複数のルーバー羽根16と、これらルーバー羽根16を支持するルーバー羽根サポート17とよりなり、各ルーバー羽根16の上端側をルーバー羽根サポート17に枢着して、各ルーバー羽根16を、隣接するルーバー羽根16との間に空気通路30が形成される開位置と外気吸込口3を塞ぐ閉位置との間で揺動自在とする。
【選択図】図2
【解決手段】外気吸込口3に取り付けられるルーバー15と、循環水Wが流下される充填材6と、送風機7とを備え、送風機7の作動にて外気吸込口3から吸い込まれた外気Qにより、充填材6を流下する循環水Wを冷却するように構成される冷却塔1において、ルーバー15は、上下多段状に配列される複数のルーバー羽根16と、これらルーバー羽根16を支持するルーバー羽根サポート17とよりなり、各ルーバー羽根16の上端側をルーバー羽根サポート17に枢着して、各ルーバー羽根16を、隣接するルーバー羽根16との間に空気通路30が形成される開位置と外気吸込口3を塞ぐ閉位置との間で揺動自在とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、空調設備等の熱負荷からの循環水を冷却する冷却塔に関し、特に、ルーバーが取り付けられた外気吸込口から吸い込まれた外気によって循環水を冷却する冷却塔に関するものである。
この種の従来の冷却塔として、例えば、図5(a)に示すようなものが実用に供されている。
図5(a)に示す冷却塔101は、例えば、空調設備102から熱エネルギを吸収した循環水Wを冷却するために用いられる直交流型の冷却塔であって、図において左右両側に外気吸込口103を有する冷却塔本体104と、この冷却塔本体104の中央において底側開口から天井側開口に亘って空間105が形成されるように該冷却塔本体104の左右両側部に配置される充填材106と、冷却塔本体104の天井側開口に配備される送風機107とを備えている。
図5(a)に示す冷却塔101は、例えば、空調設備102から熱エネルギを吸収した循環水Wを冷却するために用いられる直交流型の冷却塔であって、図において左右両側に外気吸込口103を有する冷却塔本体104と、この冷却塔本体104の中央において底側開口から天井側開口に亘って空間105が形成されるように該冷却塔本体104の左右両側部に配置される充填材106と、冷却塔本体104の天井側開口に配備される送風機107とを備えている。
充填材106は、熱交換器として機能するものであって、合成樹脂製のシート材が積層されて構成されている。
この充填材106の上方には、空調設備102から循環水入口側配管108を介して導入される循環水Wを貯留しつつ充填材106に散水する上部水槽109が配設されている。
一方、この充填材106の下方には、充填材106を伝って流下する循環水Wを一時的に貯留する下部水槽110が冷却塔本体104の底側開口全体を塞ぐように配設されている。
この充填材106の上方には、空調設備102から循環水入口側配管108を介して導入される循環水Wを貯留しつつ充填材106に散水する上部水槽109が配設されている。
一方、この充填材106の下方には、充填材106を伝って流下する循環水Wを一時的に貯留する下部水槽110が冷却塔本体104の底側開口全体を塞ぐように配設されている。
そして、送風機107が作動されると、外気Qが外気吸込口103から冷却塔本体104内に吸い込まれ、冷却塔本体104内に吸い込まれた外気Qが充填材106を通過して空間105に導入され、その後、送風機107が配備される天井側開口から排出されるようになっている。
一方、充填材106を伝って下部水槽110に流下する循環水Wは充填材106を通過する外気Qによって冷却され、冷却された循環水Wは下部水槽110に一旦貯留され、下部水槽110に貯留された冷却後の循環水W′は循環水出口側配管111を介して空調設備102に戻されるようになっている。
一方、充填材106を伝って下部水槽110に流下する循環水Wは充填材106を通過する外気Qによって冷却され、冷却された循環水Wは下部水槽110に一旦貯留され、下部水槽110に貯留された冷却後の循環水W′は循環水出口側配管111を介して空調設備102に戻されるようになっている。
この冷却塔101においては、循環水Wが充填材106を伝って下部水槽110に流下する際にその充填材106から飛び出した跳ね水Waを遮断して該跳ね水Waが冷却塔外部112に放出されるのを防止するために、外気吸込口103にルーバー115が取り付けられている。
ルーバー115は、図5(b)に示すように、上下方向に所定間隔を存じて多段状に配列される複数のルーバー羽根116と、これらルーバー羽根116を支持するルーバー羽根サポート117とより構成されている。
ルーバー羽根サポート117には各ルーバー羽根116に対応するようにルーバー羽根取付用切欠部117aが形成されており、各ルーバー羽根取付用切欠部117aに各ルーバー羽根116が挿入されることで各ルーバー羽根116がルーバー羽根サポート117に固定され、互いに隣接するルーバー羽根116の間に空気通路130が形成される。
ルーバー羽根サポート117には各ルーバー羽根116に対応するようにルーバー羽根取付用切欠部117aが形成されており、各ルーバー羽根取付用切欠部117aに各ルーバー羽根116が挿入されることで各ルーバー羽根116がルーバー羽根サポート117に固定され、互いに隣接するルーバー羽根116の間に空気通路130が形成される。
ところで、この冷却塔101では、例えば、冬場などに循環水Wを冷やし過ぎないようにするために、送風機107を停止させた状態で循環水Wを充填材106に流下させるといったことが度々行われる。
送風機107が停止しているときには、送風機107による外気吸込力が発生しないから、充填材106からの跳ね水Waがルーバー羽根116側にも飛散することになる。
ルーバー羽根116はルーバー羽根サポート117に固定されているから、互いに隣接するルーバー羽根116の間に形成された空気通路130は常に開放された状態にある。
送風機107が停止しているときには、送風機107による外気吸込力が発生しないから、充填材106からの跳ね水Waがルーバー羽根116側にも飛散することになる。
ルーバー羽根116はルーバー羽根サポート117に固定されているから、互いに隣接するルーバー羽根116の間に形成された空気通路130は常に開放された状態にある。
このため、この従来の冷却塔101は、送風機107の停止時に充填材106からの跳ね水Waが互いに隣接するルーバー羽根116の間の空気通路130を通って外気吸込口103から冷却塔外部112に放出されてしまうという問題があった。
なお、ルーバー羽根を開閉操作することのできる可動式ルーバーを備えた冷却塔が、例えば、特許文献1にて提案されているが、この特許文献1に係る冷却塔では、送風機の停止時にルーバー羽根が閉じるような構成とはなっていないため、上述の問題点を解決するには至らない。
特開2002−228367号公報
本発明は、上記従来の冷却塔の有する問題点に鑑み、送風機の停止時に充填材からの跳ね水が外気吸込口から冷却塔外部に放出されるのを防止することのできる冷却塔を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の冷却塔は、外気吸込口に取り付けられるルーバーと、循環水が流下される充填材と、送風機とを備え、送風機の作動にて外気吸込口から吸い込まれた外気により、充填材を流下する循環水を冷却するように構成される冷却塔において、ルーバーは、上下多段状に配列される複数のルーバー羽根と、これらルーバー羽根を支持するルーバー羽根サポートとよりなり、各ルーバー羽根の上端側をルーバー羽根サポートに枢着して、各ルーバー羽根を、隣接するルーバー羽根との間に空気通路が形成される開位置と外気吸込口を塞ぐ閉位置との間で揺動自在としたことを特徴とする。
この場合において、ルーバー羽根の外側面を凸状の円弧面とすることができる。
また、ルーバー羽根の下端側に重錘部を形成することができる。
本発明の冷却塔においては、送風機が作動されると、送風機による外気吸込力が発生され、この外気吸込力によって各ルーバー羽根が開位置とされて互いに隣接するルーバー羽根の間に空気通路が形成される。
そして、この空気通路から吸い込まれた外気により、充填材を流下する循環水が冷却される。
一方、送風機が停止されると、送風機による外気吸込力が発生しないから、各ルーバー羽根に働く重力作用にて各ルーバー羽根が閉位置とされて外気吸込口が塞がれる。
本発明の冷却塔によれば、送風機の停止時に各ルーバー羽根が閉位置とされて外気吸込口が塞がれるので、送風機の停止時に充填材からの跳ね水が外気吸込口から冷却塔外部に放出されるのを防止することができる。
しかも、このような作用効果は、送風機による外気吸込力と、ルーバー羽根に働く重力作用とを利用してルーバー羽根を開閉させることで得るようにされているので、ルーバー羽根を開閉させるための特別の駆動装置が不要であり、極めて簡易な構成でかかる作用効果を得ることができるという利点がある。
そして、この空気通路から吸い込まれた外気により、充填材を流下する循環水が冷却される。
一方、送風機が停止されると、送風機による外気吸込力が発生しないから、各ルーバー羽根に働く重力作用にて各ルーバー羽根が閉位置とされて外気吸込口が塞がれる。
本発明の冷却塔によれば、送風機の停止時に各ルーバー羽根が閉位置とされて外気吸込口が塞がれるので、送風機の停止時に充填材からの跳ね水が外気吸込口から冷却塔外部に放出されるのを防止することができる。
しかも、このような作用効果は、送風機による外気吸込力と、ルーバー羽根に働く重力作用とを利用してルーバー羽根を開閉させることで得るようにされているので、ルーバー羽根を開閉させるための特別の駆動装置が不要であり、極めて簡易な構成でかかる作用効果を得ることができるという利点がある。
また、ルーバー羽根の外側面を凸状の円弧面とすることにより、空気通路から吸い込まれる外気がルーバー羽根の外側面に沿ってスムーズに冷却塔内に導入されるので、外気吸込時の通気抵抗を抑えることができる。
また、各ルーバー羽根の下端側に重錘部を形成することにより、各ルーバー羽根が閉じ勝手に付勢されるので、送風機の作動時に各ルーバー羽根をばたつかせることなく各ルーバー羽根の開位置を安定的に保つことができる一方、送風機の停止の際に、送風機停止に伴う各ルーバー羽根の開位置から閉位置への閉じ動作がより迅速に行われるという効果がある。
以下、本発明の冷却塔の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図4に、本発明の冷却塔の一実施例を示す。
図1に示す冷却塔1は、例えば、空調設備2から熱エネルギを吸収した循環水Wを冷却するために用いられる直交流型の冷却塔であって、図において左右両側に外気吸込口3を有する冷却塔本体4と、この冷却塔本体4の中央において底側開口から天井側開口に亘って空間5が形成されるように該冷却塔本体4の左右両側部に配置される充填材6と、冷却塔本体4の天井側開口に配備される送風機7とを備えている。
図1に示す冷却塔1は、例えば、空調設備2から熱エネルギを吸収した循環水Wを冷却するために用いられる直交流型の冷却塔であって、図において左右両側に外気吸込口3を有する冷却塔本体4と、この冷却塔本体4の中央において底側開口から天井側開口に亘って空間5が形成されるように該冷却塔本体4の左右両側部に配置される充填材6と、冷却塔本体4の天井側開口に配備される送風機7とを備えている。
充填材6は、熱交換器として機能するものであって、合成樹脂製のシート材が積層されて構成されている。
本実施例では、充填材6として、塩化ビニル樹脂製のシート材を積層して接着一体化したものが用いられている。
なお、図示による詳細説明は省略するが、この充填材6においては、隣接するシート材に接着のための凸部が所定間隔に形成されており、隣接するシート材の凸部同士が接着剤によって接着されている。
本実施例では、充填材6として、塩化ビニル樹脂製のシート材を積層して接着一体化したものが用いられている。
なお、図示による詳細説明は省略するが、この充填材6においては、隣接するシート材に接着のための凸部が所定間隔に形成されており、隣接するシート材の凸部同士が接着剤によって接着されている。
充填材6の上方には、空調設備2から循環水入口側配管8を介して導入される循環水Wを貯留しつつ充填材6に散水する上部水槽9が配設されている。
一方、充填材6の下方には、充填材6を伝って流下する循環水Wを一時的に貯留する下部水槽10が冷却塔本体4の底側開口全体を塞ぐように配設されている。
一方、充填材6の下方には、充填材6を伝って流下する循環水Wを一時的に貯留する下部水槽10が冷却塔本体4の底側開口全体を塞ぐように配設されている。
そして、送風機7が作動されると、外気Qが外気吸込口3から冷却塔本体4内に吸い込まれ、冷却塔本体4内に吸い込まれた外気Qが充填材6を通過して空間5に導入され、その後、送風機7が配備される天井側開口から排出されるようになっている。
一方、充填材6を伝って下部水槽10に流下する循環水Wは充填材6を通過する外気Qによって冷却され、冷却された循環水Wは下部水槽10に一旦貯留され、下部水槽10に貯留された冷却後の循環水W′は循環水出口側配管11を介して空調設備2に戻されるようになっている。
一方、充填材6を伝って下部水槽10に流下する循環水Wは充填材6を通過する外気Qによって冷却され、冷却された循環水Wは下部水槽10に一旦貯留され、下部水槽10に貯留された冷却後の循環水W′は循環水出口側配管11を介して空調設備2に戻されるようになっている。
この冷却塔1においては、循環水Wが充填材6を伝って下部水槽10に流下する際にその充填材6から飛び出した跳ね水Waを遮断して該跳ね水Waが冷却塔外部12に放出されるのを防止するために、外気吸込口3にルーバー15が取り付けられている。
ルーバー15は、図2及び図3に示すように、上下多段状に配列される複数のルーバー羽根16と、これらルーバー羽根16を挟むように左右両側に配され、それらルーバー羽根16を支持するルーバー羽根サポート17とを備えて構成されている。
各ルーバー羽根16は、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂やFRP等よりなる型成形品であって、上下方向に所定の幅寸法を有して水平方向に延びるルーバー羽根本体20と、ルーバー羽根本体20の上端に一体的に設けられる枢軸部21と、ルーバー羽根本体20の下端に一体的に設けられる重錘部22とより構成されている。
各ルーバー羽根16における枢軸部21の両端部は、左右のルーバー羽根サポート17のそれぞれに形成された軸受孔17aに嵌め込まれている。
こうして、各ルーバー羽根16の上端側が左右のルーバー羽根サポート17に枢着され、各ルーバー羽根16が、図2において実線で示すように、隣接するルーバー羽根16との間に空気通路30が形成される開位置と、図2において二点鎖線で示すように、外気吸込口3を塞ぐ閉位置との間で揺動自在とされている。
こうして、各ルーバー羽根16の上端側が左右のルーバー羽根サポート17に枢着され、各ルーバー羽根16が、図2において実線で示すように、隣接するルーバー羽根16との間に空気通路30が形成される開位置と、図2において二点鎖線で示すように、外気吸込口3を塞ぐ閉位置との間で揺動自在とされている。
各ルーバー羽根16におけるルーバー羽根本体20において、その外側面、つまり冷却塔外部12側に臨ませた面は凸状の円弧面とされる一方、その内側面、つまり充填材6側に臨ませた面は凹状の円弧面とされている。
なお、ルーバー羽根本体20の表面形状は円弧面に限定されるものではなく、平面状であってもよい。
なお、ルーバー羽根本体20の表面形状は円弧面に限定されるものではなく、平面状であってもよい。
各ルーバー羽根16における重錘部22の重量は、送風機7の作動に伴い発生される外気吸引力によって各ルーバー羽根16が開いたときに、隣接するルーバー羽根16との間に形成される空気通路30の開口面積が所定の開口面積以上になるという条件を満足する範囲で適宜に設定される。
以上に述べたように構成される冷却塔1においては、送風機7が作動されると、送風機7による外気吸込力が発生され、この外気吸込力によって各ルーバー羽根16が、図4(a)に示すように開位置とされて互いに隣接するルーバー羽根16の間に空気通路30が形成される。
そして、この空気通路30から吸い込まれた外気Qにより、充填材6を流下する循環水Wが冷却される。
そして、この空気通路30から吸い込まれた外気Qにより、充填材6を流下する循環水Wが冷却される。
一方、送風機7が停止されると、送風機7による外気吸込力が発生しないから、各ルーバー羽根16に働く重力作用にて各ルーバー羽根16が図4(b)に示すように閉位置とされて外気吸込口3が塞がれる。
この冷却塔1によれば、送風機7の停止時に各ルーバー羽根16が閉位置とされて外気吸込口3が塞がれるので、送風機7の停止時に充填材6からの跳ね水Waが外気吸込口3から冷却塔外部12に放出されるのを防止することができる。
しかも、上述の作用効果は、送風機7による外気吸込力と、ルーバー羽根16に働く重力作用とを利用してルーバー羽根16を開閉させることで得るようにされているので、ルーバー羽根16を開閉させるための特別の駆動装置が不要であり、極めて簡易な構成で上述の作用効果を得ることができるという利点がある。
さらに、各ルーバー羽根16におけるルーバー羽根本体20の特にその外側面が凸状の円弧面とされるので、空気通路30から吸い込まれる外気Qがルーバー羽根本体20の外側面に沿ってスムーズに冷却塔1内に導入され、外気吸込時の通気抵抗を抑えることができる。
また、各ルーバー羽根16の下端側に重錘部22を形成することにより、各ルーバー羽根16が閉じ勝手に付勢されるので、送風機7の作動時に各ルーバー羽根16をばたつかせることなく各ルーバー羽根16の開位置を安定的に保つことができる一方、送風機7の停止の際に、送風機7の停止に伴う各ルーバー羽根16の開位置から閉位置への閉じ動作がより迅速に行われるという効果がある。
また、各ルーバー羽根16の下端側に重錘部22を形成することにより、各ルーバー羽根16が閉じ勝手に付勢されるので、送風機7の作動時に各ルーバー羽根16をばたつかせることなく各ルーバー羽根16の開位置を安定的に保つことができる一方、送風機7の停止の際に、送風機7の停止に伴う各ルーバー羽根16の開位置から閉位置への閉じ動作がより迅速に行われるという効果がある。
以上、本発明の冷却塔について、実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の冷却塔は、送風機の停止時に充填材からの跳ね水が外気吸込口から冷却塔外部に放出されるのを防止することができるという特性を有していることから、循環水流れと冷却用外気流れとが略直角に交差する直交流型冷却塔の用途に好適に用いることができるほか、例えば、循環水流れと冷却用外気流れとが向かい合うカウンタフロー型冷却塔の用途にも用いることができる。
1 冷却塔
2 空調設備
3 外気吸込口
4 冷却塔本体
5 空間
6 充填材
7 送風機
8 循環水入口側配管
9 上部水槽
10 下部水槽
11 循環水出口側配管
12 冷却塔外部
15 ルーバー
16 ルーバー羽根
17 ルーバー羽根サポート
20 ルーバー羽根本体
21 枢軸部
22 重錘部
30 空気通路
Q 外気
W 循環水
W′ 循環水
Wa 跳ね水
2 空調設備
3 外気吸込口
4 冷却塔本体
5 空間
6 充填材
7 送風機
8 循環水入口側配管
9 上部水槽
10 下部水槽
11 循環水出口側配管
12 冷却塔外部
15 ルーバー
16 ルーバー羽根
17 ルーバー羽根サポート
20 ルーバー羽根本体
21 枢軸部
22 重錘部
30 空気通路
Q 外気
W 循環水
W′ 循環水
Wa 跳ね水
Claims (3)
- 外気吸込口に取り付けられるルーバーと、循環水が流下される充填材と、送風機とを備え、送風機の作動にて外気吸込口から吸い込まれた外気により、充填材を流下する循環水を冷却するように構成される冷却塔において、ルーバーは、上下多段状に配列される複数のルーバー羽根と、これらルーバー羽根を支持するルーバー羽根サポートとよりなり、各ルーバー羽根の上端側をルーバー羽根サポートに枢着して、各ルーバー羽根を、隣接するルーバー羽根との間に空気通路が形成される開位置と外気吸込口を塞ぐ閉位置との間で揺動自在としたことを特徴とする冷却塔。
- ルーバー羽根の外側面を凸状の円弧面としたことを特徴とする請求項1記載の冷却塔。
- ルーバー羽根の下端側に重錘部を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の冷却塔。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007137524A JP2008292055A (ja) | 2007-05-24 | 2007-05-24 | 冷却塔 |
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JP2007137524A JP2008292055A (ja) | 2007-05-24 | 2007-05-24 | 冷却塔 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=40166963
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---|---|---|---|
JP2007137524A Pending JP2008292055A (ja) | 2007-05-24 | 2007-05-24 | 冷却塔 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008292055A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103884224A (zh) * | 2014-03-28 | 2014-06-25 | 新兴铸管股份有限公司 | 机械通风逆流式冷却塔导流装置 |
KR101952532B1 (ko) * | 2018-02-06 | 2019-05-02 | (주)풍천엔지니어링 | 압입송풍형 냉각탑 |
CN113776351A (zh) * | 2021-08-23 | 2021-12-10 | 中广核工程有限公司 | 鼓风式通风冷却塔及冷却塔排布系统 |
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2007
- 2007-05-24 JP JP2007137524A patent/JP2008292055A/ja active Pending
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CN113776351A (zh) * | 2021-08-23 | 2021-12-10 | 中广核工程有限公司 | 鼓风式通风冷却塔及冷却塔排布系统 |
CN113776351B (zh) * | 2021-08-23 | 2023-12-29 | 中广核工程有限公司 | 鼓风式通风冷却塔及冷却塔排布系统 |
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