JP2008292037A - レンジフード - Google Patents

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Abstract

【課題】スポット溶接などの固着手段による連結後において、手間の掛かる研磨などによる表面処理を一切行わずに、スポット痕などの固着痕を完全に目隠すことができるように改良されたレンジフードを提供する。
【解決手段】、送風機ユニット2に連通状に取り付けられる下向きに開口する薄型のフード部1の開口部5の周縁4辺のうち、前面辺部5aおよび両側面辺部5bの3辺に残るスポット溶接などによるスポット痕Xを目隠すための縁辺部材10を備えている。縁辺部材10は、フード部1の前面辺部5aおよび両側面辺部5bに沿うように一連に連なる前面縁辺部10aと、両側縁辺部10bとから平面視で略コの字形状に形成され、かつ、両側縁辺部10bのそれぞれの開放端部側にはフード部1の後面辺部5cに折り曲げ固着させるための固定片部24を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、加熱調理器具の上方に設置されて、調理中に発生する廃ガス、油煙などの汚染空気をフード部で吸い込み捕集しながら送風機ユニットに接続される排気ダクトから屋外に排気するように構成されているレンジフードに係り、特に、壁取り付けタイプのレンジフードにおける薄型フード部の改良に関する。
一般に、送風機ユニットに連通状に取り付けられて加熱調理機器の上方に設置される薄型のフード部は、金属製の板材を用いたプレスなどによる曲げ加工、そして板材同士の突合せ縁部同士を溶接などにより連結、さらには、重ね合わされた板材同士をスポット溶接やリベット止め、或いはビス止めなどのその他の固着手段により連結するなどによって底面視で略矩形形状の下向きに開口する扁平箱型に構成されている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、送風機ユニットに連通させて取り付けるための連絡口が開口されている平面視で略矩形形状の天板と、この天板の前辺縁部と両側辺縁部とに重ね合わせられてスポット溶接やリベット止めなどにより連結される上辺部、そしてフードカバーの前辺縁部と両側辺縁部とに重ね合わせられてスポット溶接やリベット止めなどにより連結される下辺部を備えている縦断面が略内向きコの字形状に形成されている縁枠部材と、天板の後辺縁部に重ね合わせられるように連結される立上り辺部を備えているフードカバーとによって、下向きに開口する扁平箱型に組み立て構成される薄型のフード部が知られている(以後、前者と称する)。
また、天板の周縁4辺をそれぞれ下向きに折り曲げることによって、下向きに開口するフード部の開口周縁辺部を形成するとともに、各開口周縁辺部の下端側をフード部の内側に向けて折り曲げた後に、四隅コーナーにおける各辺の開口周縁辺部の垂直端面(突合せ縁部)同士をそれぞれつき合わせて溶接などにより連結する。そして、各開口周縁辺部の備えた内向きの下辺部にフードカバーの周縁4辺縁部を重ね合わせられてスポット溶接やリベット止めなどにより連結することによって、下向きに開口する扁平箱型に組み立て構成される薄型のフード部が知られている(以後、後者と称する)。
特開2005−61768号公報
ところで、前記した前者および後者の構造形態にて構成される薄型のフード部では、スポット溶接などにより連結される天板や縁枠部材の表面、或いはフードカバーの表面などにはスポット痕などの固着部が残る。そのために、スポット溶接による連結後において、スポット痕を消すために研磨などによる表面処理を行うなどにより対応してきている。
しかしながら、研磨などによる表面処理ではスポット痕を完全に取り去ることはかなり難しく、そのために、表面塗装を施した後においてもスポット痕が表面に残り、システムキッチンとの兼ね合いを持たせたインテリアの一部としてデザイン性や外観的な見栄えにおいても注目されてきている近年のレンジフード業界においては改善すべき課題となってきている。
また、スポット痕は、金属特有の表面質感をそのまま利用することによって外観の美的デザインなどの向上を図る傾向が見られてきている近年のレンジフード業界のニーズに対応することができないものとなっていた。
つまり、研磨などによる表面処理は、処理後において表面に細かい擦り痕が残る結果となる。そのために、金属表面の地肌をそのまま露出させて金属の表面質感をそのまま利用するようになってきている金属表面のむき出しタイプのレンジフードに対しては新たな処理の仕方が望まれていた。
そこで、本発明は、前記課題を解消するために創案されたものであり、スポット溶接やリベット止め、或いはビス止めなどの固着手段による連結後において、手間の掛かる研磨などによる表面処理を一切行わずに、スポット痕などの固着部を完全に目隠すことができるように改良されたレンジフードを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明では、送風機ユニットと、この送風機ユニットに連通状に取り付けられる下向きに開口する薄型のフード部と、を備え、前記フード部は、少なくとも金属製の板材を用いた曲げ加工と、固着手段による前記板材同士の連結とによって底面視で略矩形形状に構成されているレンジフードであって、
前記フード部の下向き開口部の周縁4辺のうち、少なくとも前面辺部および両側面辺部の3辺に残る前記固着手段による固着部を目隠すための縁辺部材を、前記前面辺部及び両側面辺部に沿うように備えていることを特徴とする。
ここで、前記縁辺部材は、前記フード部の前面辺部および両側面辺部に沿うように一連に連なる前面縁辺部と、両側縁辺部とから平面視で略コの字形状に形成され、かつ、両側縁辺部のそれぞれの開放端部側には前記フード部の後面辺部に対して折り曲げ固着させるための固定片部を備えていることが好適なものとなる。
また、前記縁辺部材が、前記フード部を構成する板材と異なる材質または前記フードの表面全域に施されている塗装色と異なる色彩から形成されていることが好適なものとなる。
このような構成によれば、薄型フード部の前面辺部および両側面辺部に残る固着手段による固着部を、前面辺部および両側面辺部に沿うように備えられている縁辺部材によって目隠すことができる。
例えば、送風機ユニットに連通させるための連絡口を備えている天板と、フード部の下向き開口部の開口周縁における前面辺部および両側面辺部の3辺を、一連に連ねるように形成するための縁枠部材と、フード部の下向き開口部の残る後面辺部を形成するための立上り辺部を有しているフードカバーとをスポット溶接などの固着手段によってそれぞれ連結することにより組み立て構成されている薄型フード部の構成形態の場合、天板と縁枠部材とのいずれか一方の表面に残るスポット痕、そして縁枠部材とフードカバーとのいずれか一方の表面に残るスポット痕などを、前面辺部および両側面辺部に沿うように備えられている縁辺部材によって目隠すことができる。
これにより、スポット痕などの固着部の表面露出によるレンジフード、特に薄型フード部の外観的な見栄えの低下を抑制することができる。
また、薄型フード部の天板などの板材と異なる材質の板材、例えばステンレス鋼板を用いて縁辺部材を形成することによって、薄型フード部の前面辺部および両側面辺部にステンレス鋼板が有する金属特有の質感を備えることによって、商品価値を向上させることができる。
また、薄型フード部の天板及びフードカバーなどに施されている塗装色と異なる色彩からなる縁辺部材を、前面辺部および両側面辺部に沿うように備えられていることによって、色彩による薄型フード部の意匠性を向上させることができる。
本発明のレンジフードは以上のように構成されていることで、スポット溶接やリベット止め、或いはビス止めなどのその他の固着手段による連結後において、手間の掛かる研磨などによってスポット痕などの固着部を消すための表面処理を一切行わずに、固着部を縁辺部材によって完全に目隠すことができる。
しかも、表面塗装を行わずに金属表面をむき出しにしている薄型フード部の場合では、異なる材質の金属製の板材、例えば、ステンレス鋼板などからなる縁辺部材を、前面辺部および両側面辺部に沿わせて備えることによって、レンジフードの顔となる薄型フード部に金属特有の表面質感を付与することができる。これにより、レンジフードの外観的な美観による商品価値の向上が図れるなどの効果を期待することができる。
また、レンジフードに施されている塗装色と異なる数種の色彩によってそれぞれ形成されている縁辺部材を、適宜に選択することによって、色彩によるレンジフードのインテリ的なデザイン性の向上を図ることができる。例えば、システムキッチン棚やその他のシステム構成部材との色彩による調和を図るなどの効果を期待することができる。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るレンジフードを示す縦断側面図および同縦断正面図である。
なお、本実施形態では、キッチン壁に取り付けられて設置される壁取り付けタイプのレンジフードを挙げて説明する。
≪レンジフードの構成≫
レンジフードAは、調理中に発生する油煙、水蒸気、熱気、廃ガスなどの汚染空気を吸引捕集し、排気ダクトBを通して屋外に排気するように、図示省略の加熱調理器具の略真上において設置される。
このレンジフードAは、図1に示すように、排気ダクトBが接続された状態でキッチン壁(室内壁)K1に取り付けられる送風機ユニット2と、この送風機ユニット2に連通状に取り付けられる下向き開口のフード部1とを備えて構成されている。
また、レンジフードAは、図1に示すように、送風機ユニット2の排気ボックス2aおよび排気ダクトBを目隠すように、フード部1の横幅に相当する幅で、フード部1を構成する天板1aからキッチン天井K2に至る高さに形成されている幕板3を、適宜取り外すことができるように備えている。
≪フード部の構成≫
図2は、本実施形態に係るフード部を示す分解斜視図である。ここでは、図1を適宜参照しながら説明する。
フード部1は、金属製の板材を用いた曲げ加工と、スポット溶接、リベット止めなどの固着手段による板材同士の連結とによって組み立て構成される。
このフード部1は、図1および図2に示すように、送風機ユニット2の排気ボックス2aに連通させるための連絡口4が開口されている天板1aと、下向きの開口部5の周縁4辺のうち、調理者側に位置する前面辺部5aと両側面辺部5bを形成するように天板1aに取り付けられる縁枠部材1b、そして天板1aの連絡口4側と開口部5側とを上下に仕切るように縁枠部材1bに取り付けられることにより、開口部5の残る後面辺部5cを形成するととともに、汚染空気の深い捕集空間Mを形成するためのフードカバー1cとを備えて、底面視で略矩形形状で下向きに開口する扁平箱型に組み立て構成されている。
また、フード部1は、図1に示すように、フードカバー1cにグリスフィルタ6を備え、さらに、フードカバー1cに整流板7を備えている。これにより、フード部1の開口縁部1dとの間に、汚染空気などの吸込み風速を増速させるための吸込み隙間Sが確保されるように形成されている。
これにより、調理中に発生する汚染空気を、送風機ユニット2の排気装置2bによる吸引力によってキッチン天井K2側などに取り逃がすことなく、整流板6に沿って吸込み隙間Sからフード部1内に効率よく吸い込み捕集されるようにしている。
≪天板、フードカバー、縁枠部材の構成≫
天板1a、縁枠部材1b、フードカバー1cは、適宜の材質の金属製の板材を用いたプレスなどによる打ち抜き加工と、曲げ加工などによって形成される。
天板1aは、図1および図2に示すように、平面視で略矩形形状に形成されている。そして、天板1aは、前辺縁と両側辺縁との3辺縁に、板厚の2枚分に相当する段差にて折り曲げ加工されている連結縁部8を備えている。
この連結縁部8は、所定の幅にて天板1aの前記3辺縁に形成され、縁枠部材1bの後記する上辺部20が重ね合わせられてスポット溶接などにより連結され、さらに、後記する縁辺部材10の上辺部 が嵌め合せ定着されるように形成されている。
フードカバー1cは、天板1aと同じ大きさを有する底面視で略矩形形状に形成されている。
そして、フードカバー1cは、図1および図2に示すように、略全域を上方に向けて膨出させた捕集空間Mを、フード部の下向きの開口部5側に確保するように膨出部12を備えている。
この膨出部12には、図1および図2に示すように、フード部1の前側(調理者側)から後側(キッチン壁K1側)に向けて漸次下向きに傾斜するように形成されている。そして、膨出部12は、グリスフィルタ6を係脱自在に装着するための開口縁部13aを有する凹み13を備え、この凹み13には天板1aの連絡口4の開口形状と開口面積にて開口されている流通口14を備えている。
また、フードカバー1cは、膨出部12の周辺4辺のうち、前辺縁と両側辺縁との3辺縁に、天板1aと同様に板厚の2枚分に相当する段差にて折り曲げ加工されている連結縁部15を備えている。そして、残る後辺縁には、フード部1の後面辺部5cを形成するための立上り辺部16を備えている。
立上り辺部16は、縁枠部材1bの後記する前面縁枠18および両側縁枠19の高さ(幅)と同じ高さにてフードカバー1cの後辺縁から略垂直に折り曲げ立ち上げられ、上辺にはフード部1の内側に向けて折り曲げられた連結辺部17を備えている。
この連結辺部17は、図1の(a)に示すように、天板1aの後辺縁の下に重ね合わせるように嵌め合せた後に、スポット溶接などによって連結されるように形成されている。
縁枠部材1bは、図1および図2に示すように、フード部1の前面辺部5aおよび両側面辺部5bに沿うように一連に連なる前面縁枠18と、両側縁枠19とから平面視で略コの字形状に形成されている。そして、前面縁枠18と両側縁枠19との上下辺には、フード部1の内側に向けて折り曲げられている上辺部20と下辺部21とを有している縦断面で略内向きコの字形状に形成されている。
上辺部20と下辺部21は、天板1aおよびフードカバー1cのそれぞれの連結縁部8,15に重ね合わされた状態でスポット溶接などにより連結されるように略同じ程度の幅にて形成されている(図1の(a)、(b)および後記の図3参照)。
≪縁辺部材の構成≫
図3は、扁平箱型に組み立て構成されたフード部と、縁辺部材とを示す斜視図である。ここでは、図1および図2を適宜参照しながら説明する。
縁辺部材10は、図3に示すように、フード部1の前面辺部5aおよび両側面辺部5bに沿うように一連に連なる前面縁辺部10aと、両側縁辺部10bとから平面視で略コの字形状に折り曲げ形成されている。
そして、縁辺部材10は、前面縁辺部10aおよび両側縁辺部10bのそれぞれの上下辺に、フード部1の内側に向けて折り曲げた上辺部22と下辺部23とをそれぞれ備えている縦断面で略内向きコの字形状に形成されている。
また、縁辺部材10は、図3に示すように、両側縁辺部10bのそれぞれの開放端部側には固定片部24をそれぞれ備えており、フード部1の前面辺部5aおよび両側面辺部5bに沿うように嵌め込み装着された後に、固定片部24をフード部1の後面辺部5cに対して折り曲げ固着させるようにしている。この固定片部24の固着は、スポット溶接またはネジ止めによって行われるようにしている。
なお、図示を省略しているが、ネジ止めによって固着する場合は、固定辺部24にネジ挿通孔を設け、一方、フード部1の後面辺部5c側にはネジ孔を設ける。
次に、以上のように構成される本実施形態に係るレンジフードAのフード部1について簡単に説明する。
図4は、縁辺部材をフード部に取り付けた状態におけるレンジフードを斜め下側から見たときの斜視図である。ここでは、図1から図3を適宜参照しながら説明する。
プレスなどによる打ち抜き加工と曲げ加工などによって、図2に示すように、それぞれ形成されている天板1aの3辺縁の連結縁部8に、縁枠部材1bの前面縁枠18と両側縁枠19との上辺部20を、そして、フードカバー1cの3辺縁の連結縁部15に、縁枠部材1bの前面縁枠18と両側縁枠19との下辺部21をそれぞれ重ね合わせてスポット溶接により固着(融着)することによって、下向きの開口部5を有する扁平箱型のフード部1を組み立て構成することができる。
すると、図3および図4に示すように、縁枠部材1bの上辺部20と下辺部21との表面にはスポット溶接によるスポット痕Xが残る。
つぎに、図3に示すように、フード部1の前面辺部5a側から縁辺部材10の上辺部22と下辺部23とを、スポット痕Xが残る縁枠部材1bの上辺部20と下辺部21とに重なり合うように嵌め合せて、縁辺部材10をフード部1の前面辺部5aと両側面辺部5bとに被せるように装着し、最後に、縁辺部材10の固定片部24をフード部1の後面辺部5cに宛がうように折り曲げた後に、スポット溶接またはビス止めに固定する。
これにより、図4に示すように、スポット痕Xが残る縁枠部材1bの上辺部20と下辺部21との表面を隠すように縁辺部材10を備えたフード部1が製作される。
このように、本実施形態に係るレンジフードAによれば、天板1a、縁枠部材1b、フードカバー1cの3部材によって薄型で下向きに開口するフード部1を製作するときに、フード部1の前面辺部5aおよび両側面辺部5bの上下辺縁の表面に残るスポット痕Xを縁辺部材10によって目隠すことができる。これにより、スポット痕Xなどの固着痕によるレンジフードA、特に薄型フード部1の外観的な見栄えの低下を抑制することができる。
また、天板1a、縁枠部材1b、フードカバー1cの3部材を形成する板材と異なる材質の板材を用いて縁辺部材10を形成する。例えば、ステンレス鋼板を用いて縁辺部材10を形成することによって、フード部1の前面辺部5aおよび両側面辺部5bにステンレス鋼板が有する金属特有の質感を備えることができる。これにより、フード部1を含めたレンジフードA全体の商品価値を向上させることができる。
また、天板1a、フードカバー1cなどに施されている塗装色と異なる色彩からなる縁辺部材10を、フード部1の前面辺部5aおよび両側面辺部5bに沿うように備えられていることによって、色彩の違いによるフード部1を含めたレンジフードA全体の意匠性を向上させることができる。
なお、本発明の実施形態の具体的な構成は、前記した実施形態に限られるものではなく、請求項1から請求項4に記載の本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更などがあっても本発明に含まれるものである。
例えば、縁枠部材1bを用いることなく、フード部1を構成することができる。つまり、プレス加工によって平面視で略矩形形状に形成される天板の周囲4縁から下向き鉛直状に折り曲げることによって、下向きに開口するフード部の開口周縁辺部(前面辺部5a、両側面辺部5bおよび後面辺部5c)を一体に備える。そして、4辺縁の開口周縁辺部の下辺からフード部の内側に向けて折り曲げた下辺部をそれぞれ備えて、この下辺部にフードカバーの周縁4辺縁部を重ね合わせた後に、スポット溶接などによる固着によって連結させることによって下向きに開口する扁平箱型に組み立て構成されるフード部に対し、縁辺部材10を装着することができる。
このような構成形態のフード部とした場合、従来では必須とされていた4隅コーナーにおける開口周縁辺部の付き合せ縁部同士の溶接による連結処理は、本発明のように、縁辺部材10を装着する構造を採用することで、必ずしも溶接による連結処理を必要としないもとのとなる。
また、この場合においては、周面辺部の下辺部またはフードカバーの表面に残るスポット溶接によるスポット痕を隠すように縁辺部材10の縦断面を略L字形状とすることができる。
本発明の実施形態に係るレンジフードを示し、(a)は、縦断側面図であり、(b)は、(a)のb−b線縦断正面図である。 本実施形態に係るフード部を示す分解斜視図である。 同フード部と、縁辺部材とを示す斜視図である。 縁辺部材を取り付けた状態におけるレンジフードを斜め下側から見たときの斜視図である。
符号の説明
A レンジフード
1 フード部
1a 天板
1b 縁枠部材
1c フードカバー
2 送風機ユニット
5 開口部
5a 前面辺部
5b 両側面辺部
5c 後面辺部
10 縁辺部材
10a 前面縁辺部
10b 両側縁辺部
18 前面縁枠
19 両側縁枠
20 上辺部(縁枠部材)
21 下辺部(縁枠部材)
24 固定片部
X スポット痕(固着部)

Claims (4)

  1. 送風機ユニットと、この送風機ユニットに連通状に取り付けられる下向きに開口する薄型のフード部と、を備え、
    前記フード部は、少なくとも金属製の板材を用いた曲げ加工と、固着手段による前記板材同士の連結とによって底面視で略矩形形状に構成されているレンジフードであって、
    前記フード部は、下向きの開口部の周縁4辺のうち、少なくとも前面辺部および両側面辺部の3辺に残る前記固着手段による固着部を目隠すための縁辺部材を、前記前面辺部および両側面辺部に沿うように備えていることを特徴とするレンジフード。
  2. 前記縁辺部材は、前記フード部の前面辺部および両側面辺部に沿うように一連に連なる前面縁辺部と、両側縁辺部とから平面視で略コの字形状に形成され、かつ、両側縁辺部のそれぞれの開放端部側には前記フード部の後面辺部に対して折り曲げ固着させるための固定片部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のレンジフード。
  3. 前記フード部を構成する縁枠部材の下辺部には、フードカバーが前記固着手段によって連結されるようにしていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレンジフード。
  4. 前記縁辺部材が、前記フード部を形成する板材と異なる材質または塗装色と異なる色彩から形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のレンジフード。
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