JP2008291387A - 中空ポリエステル糸を用いた鞄地 - Google Patents
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Abstract
【課題】中空ポリエステルマルチフィラメントを用いて、軽量性、寸法安定性、意匠性に優れた鞄地を提供することを課題とする。
【解決手段】単繊維繊度が1〜20dtex、総繊度が200〜1700dtex、中空部が三角形状である中空ポリエステルマルチフィラメントからなる基布からなる鞄地であって、基布を構成する中空ポリエステルマルチフィラメントが、中空率が15〜30%の弱撚糸および中空率が13%以下の強撚糸であって、かつ強撚糸の割合が基布全体の10〜50重量%であることを特徴とする鞄地。
【選択図】なし
【解決手段】単繊維繊度が1〜20dtex、総繊度が200〜1700dtex、中空部が三角形状である中空ポリエステルマルチフィラメントからなる基布からなる鞄地であって、基布を構成する中空ポリエステルマルチフィラメントが、中空率が15〜30%の弱撚糸および中空率が13%以下の強撚糸であって、かつ強撚糸の割合が基布全体の10〜50重量%であることを特徴とする鞄地。
【選択図】なし
Description
本発明は中空ポリエステルマルチフィラメントを使用した織物よりなる鞄地に関するものである。更に詳しくは軽量性、寸法安定性、意匠性に優れた鞄地に関するものである。
従来、鞄地としてはナイロン繊維が主に採用されてきた。ナイロン繊維を使用した鞄地は耐磨耗性、軽量性、防汚性に優れており、また原糸の製造が比較的容易であるといった利点があるものの、軽量化の点で不十分であった。
上記問題点の解決を目的として、芯鞘型の複合繊維を製糸した後に芯部を溶出除去することにより高中空率のナイロン中空繊維からなる布帛を製造する方法が特許文献1で開示されている。しかしながら、この芯部溶出除去方法では、芯部溶出という時間のかかる工程が必要であるという問題を有していた。
そこで、スリットの3つを三角形状に配列してなる吐出孔から溶融紡糸することによりナイロン中空繊維からなる鞄地を製造する方法が特許文献2により開示されている。しかしながら、ナイロン繊維からなる鞄地は吸水・乾燥を繰り返すことにより寸法安定性が低下し、皺ができやすいといった問題があった。
一方、ポリマ中に酸化ケイ素を含有することにより、良好な発色性と光沢を有し、中空部が三角形状の中空ポリエステル繊維を製造する方法が特許文献3により開示されている。しかしながら、特許文献3に記載の発明は中空部の潰れ抑制及び良好な発色性と光沢が得られるものであり、寸法安定性や意匠性については、不十分なものであった。
また、芯鞘中空マルチフィラメントを仮撚後に実撚、もしくは実撚後に仮撚し、さらにアルカリ処理をすることにより、繊維外形が不規則にひしゃげた変形四辺形である中空糸を織編糸として用いた織編物を製造する方法が特許文献4により開示されている。しかしながら、特許文献4に記載の発明は繊維外形を変形四辺形とするために、アルカリ処理により鞘部の溶出という時間のかかる工程が必要となる。さらに、特許文献に記載の発明は繊維外形を変形四辺形とすることにより、軽量性とドライ感を両立するものであり、寸法安定性や意匠性については、不十分なものであった。
特開平3−249266号公報(特許請求の範囲)
特開平9−217225号公報(特許請求の範囲)
特開平7−268727号公報(特許請求の範囲)
特開平9−87966号公報(特許請求の範囲)
本発明の課題は、上述した従来技術の有する問題点を鑑み、中空ポリエステルマルチフィラメントを用いて、軽量性、寸法安定性、意匠性に優れた鞄地を提供することにある。
本発明は、上述した従来技術における問題の解決を課題として検討した結果、達成したものであり、本発明によれば、単繊維繊度が1〜20dtex、総繊度が200〜1700dtex、中空部が三角形状である中空ポリエステルマルチフィラメントからなる基布からなる鞄地であって、基布を構成する中空ポリエステルマルチフィラメントが、中空率が15〜30%の弱撚糸および中空率が13%以下の強撚糸であって、かつ強撚糸の割合が基布全体の10〜50重量%であることを特徴とする鞄地が提供される。
なお、本発明の鞄地においては、中空ポリエステルマルチフィラメントに用いるポリエステルの固有粘度が0.6〜1.5、中空ポリエステルマルチフィラメントの強度が4〜9cN/dtex、乾熱収縮率が1〜6%であること、前記中空ポリエステルマルチフィラメントを少なくとも一部に使用した基布の目付けが100〜1000g/m2、見かけ密度が0.6〜1.2g/cm3であることが、いずれも好ましい条件として挙げられ、鞄地に適応した場合に最良の効果を発現する。
本発明によれば、軽量性、寸法安定性、意匠性に優れた鞄地を得ることができる。
以下に、本発明を具体的に説明する。
本発明の鞄地に使用される繊維は、軽量性及び低収縮性の特徴を得るために、中空ポリエステルマルチフィラメントであることが必須である。中空ポリエステルマルチフィラメントを鞄地に用いることにより、軽量性が向上し、さらに吸水・乾燥の繰り返しに対する寸法安定性が高く、皺ができにくく、長期にわたって使用が可能な鞄製品を得ることができる。
本発明の鞄地に使用される繊維は、軽量性及び低収縮性の特徴を得るために、中空ポリエステルマルチフィラメントであることが必須である。中空ポリエステルマルチフィラメントを鞄地に用いることにより、軽量性が向上し、さらに吸水・乾燥の繰り返しに対する寸法安定性が高く、皺ができにくく、長期にわたって使用が可能な鞄製品を得ることができる。
本発明におけるポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート、ポリ乳酸またはそれらの共重合体などが挙げられる。この中でも、好ましくはポリエチレンテレフタレートまたはその共重合体である。また、ポリエステル繊維には、本発明の効果を阻害しない範囲、好ましくは20重量%以下であれば、共重合化合物や異種ポリマ等を含有しても良いし、顔料、難燃剤、艶消剤、滑剤等の各種添加剤を用いても良い。
発明者らは鋭意検討した結果、単繊維繊度が1〜20dtex、総繊度が200〜1700dtex、中空部が三角形状である中空ポリエステルマルチフィラメントからなる基布からなる鞄地であって、基布を構成する中空ポリエステルマルチフィラメントが、中空率が15〜30%の弱撚糸および中空率が13%以下の強撚糸であって、かつ強撚糸の割合が基布全体の10〜50重量%であることを特徴とする鞄地とすることにより、本発明の効果を見出した。本発明の鞄地は下記式で示す撚係数が2000〜5000で実撚された撚糸(以下、弱撚糸とする)と、撚係数が5000〜25000で実撚された撚糸(以下、強撚糸とする)とを作製し、両撚糸を数本ずつ交互にクリールに並べ、整経を経てビームに巻き、公知の製織機により製織し、精錬、染色仕上げることにより、基布全体に配列された縦筋が発現し、意匠性に優れた鞄地を得ることができる。なお実撚はS方向およびZ方向のいずれの方向に実撚してもよい。
撚係数K=T×D0.5
(T:糸長1m当りの撚数、D:糸条の総繊度(dtex))
撚係数K=T×D0.5
(T:糸長1m当りの撚数、D:糸条の総繊度(dtex))
配列された縦筋が発現する要因は、強撚糸が構成フィラメント同士の締め付け力により中空率が低下し、撚係数の異なる撚糸間で中空率及び繊維断面の中空部形状が異なることにより、光の反射に変化が生まれ、単独の染色工程を経た基布に経筋が発現することによる。
本発明の鞄地に使用される繊維は、実撚以前の工程での中空率が15〜30%であることが好ましい。中空率が高いほど軽量性が高まるので好ましいが、中空率30%以上では高次加工工程で繊維断面の潰れが発生し易くなる。しかも、高過ぎる中空率では繊維製品を使用中においても繊維断面の潰れが発生し易く、所望の特性を維持することが難しい。また、中空率が15%以下では基布としての軽量性の特徴を十分得られない。これらの点から、中空率は15〜30%であることが好ましく、18〜25%であることがより好ましい。
また、中空糸を実撚する際、弱撚糸成分の撚係数は2000〜5000とすることが必要である。撚係数が2000以下の場合には基布のハリ、腰がなくなる。また、5000以上とした場合には構成フィラメント同士の締め付け力により中空率が低下する。一方、強撚糸成分は撚係数を5000〜25000とすることが必要である。撚係数が5000以下の場合には構成フィラメント同士の締め付け力が低下し、弱撚糸成分との差異(中空率・断面形状)が得られず、基布としたときの経筋発現性を損なう。また、撚係数25000以上ではシボが発生し、鞄地としての外観を損ねる。これらの点から、強撚糸成分の撚係数は5000〜25000であることが必要であり、8000〜20000であることが好ましい。さらに、強撚糸は製品の軽量性を満足するために、基布を構成する繊維全体の10〜50重量%であることが必要であり、15〜40重量%であることがより好ましい。
本発明の鞄地で使用される繊維は、単繊維繊度が1〜20dtexであることが必要であり、3〜15dtexであることが好ましい。単繊維繊度が1dtex以下では鞄としての耐摩耗性の点から不利である。一方、単繊維繊度が20dtex以上では製織した際の基布の風合いが硬くなる。また総繊度は200〜1700dtexであることが必要であり、250〜1500dtexであることが好ましい。総繊度が200dtex以下では鞄地としての厚みが十分でなく、かつ強度も不足する。一方、総繊度が1700dtex以上では厚い鞄地となり、通常の鞄地として使いこなすのが困難である。
さらに、本発明の鞄地で使用される繊維は、繊維断面に三角形状の中空部を有することが必要である。中空部が三角形状であることにより、延伸時、高次加工工程および繊維製品の使用中での中空部の潰れが少なくなる。一般的に中空糸の製造およびその高次加工工程において、中空繊維はローラ類との接糸圧やガイド類での摩擦力あるいはその他の外力によって、繊維に側面方向からの圧力が加わり繊維断面が楕円形や偏平形に潰れ中空率が低下する。この現象は中空率が高い中空繊維ほど起こり易い。しかも、ある中空率を越える場合には繊維の外形および中空部が丸型の場合に起こり易い。また、丸型中空断面は繊維断面の内部反射が同方向を向きやすく、ギラツキ感が増す。
本発明の鞄地に使用される繊維は、固有粘度(IV)が0.6〜1.5のポリエステルより形成されていることが好ましい。固有粘度が0.6未満では、繊維の強度および伸度が低下し、繊維製造工程での糸切れが多発するとともに、製品製造工程でも毛羽発生や糸切れなどのトラブルが多発する可能性がある。また、固有粘度が余りにも高いと溶融紡糸時の吐出圧力上昇によるトラブルが発生しやすくなるため、1.5未満が好ましい。また、高強度及び安定した製糸性を得るためには、固有粘度が1〜1.4であることがより好ましい。
また、本発明の鞄地に使用される繊維は、強度が4〜9cN/dtexであることが好ましく、5〜8cN/dtexであることがより好ましい。強度が4cN/dtex未満では、鞄地に必要な強度が不足することがある。特に、中空部の潰れや中空部壁の破裂が生じ易く、所望の特性を維持することが困難である。一方、強度は高いほど好ましいが9cN/dtexを超えるものを工業的に安価で生産することは困難である。
さらに、本発明の鞄地に使用される繊維は、乾熱収縮率が1〜6%であることが好ましく、2〜5%であることがより好ましい。乾熱収縮率が6%を超えるものは鞄地基布を製織後に寸法安定性が著しく低下する。一方、乾熱収縮率は低いほど好ましいが1%未満では繊維製造工程におけるセット温度を高くする必要があり、糸切れ時の融着、ローラ汚れによるローラ洗浄周期が増えるなどの問題が発生する。また、上述の乾熱収縮率を満足するフィラメントを用いることで、製織後の基布の寸法安定性が向上し、吸水・乾燥を繰り返すことによる皺の発生を抑制し、長期にわたる使用を可能とする。
また、基布の目付は、基布に強力を持たせる面から100g/m2以上が好ましく200g/m2以上であることがより好ましい。また基布の柔軟性を維持する面から、1000g/m2以下が好ましく、500g/m2以下であることがより好ましい。
さらに、基布の見かけ密度は0.6〜1.2g/cm3であることが好ましく、0.8〜1.1g/cm3であることがより好ましい。見かけ密度が1.2以下であれば、鞄地用繊維として汎用的に扱われている中実のナイロン繊維(見かけ密度1.14g/cm3)と同等もしくはそれ以上の軽量性を得ることができる。
次に、本発明の鞄地に使用される中空ポリエステルマルチフィラメントの製造方法の一例を説明するが、中空ポリエステルマルチフィラメントの製造方法はこれに限られるものではない。
重合工程により上述の固有粘度に調整されたポリエステルチップを溶融紡糸装置に供給し溶融ポリマとする。溶融紡糸装置はエクストルーダー型、プレッシャーメルター型のどちらでも使用できる。続いて溶融ポリマは3スリット型のポリマ吐出孔を有する紡糸口金に送られ紡糸される。紡糸した糸条は、冷風等の冷却装置にて冷却・固化した後に油剤を付与され、300〜2000m/分で回転する引き取りローラに捲回して一旦巻き取った後、もしくは連続して1段以上で熱延伸を施し、巻取り機にて巻取る。延伸倍率は、2.5〜7倍の範囲でそれぞれ行い、上記した中空ポリエステルマルチフィラメントの物性となるよう製造する。さらに、ホットローラの温度は目標収縮特性に合うように適宜設定すればよい。かくして、本発明の鞄地に使用される中空ポリエステルマルチフィラメントが得られる。
本発明の中空ポリエステルマルチフィラメントを経糸および緯糸に使用した鞄地は、上述した中空ポリエステルマルチフィラメントを常法によって製織することにより得られる。まず、弱撚糸と強撚糸とを作製し、両撚糸を数本ずつ交互にクリールに並べて、整経を経てビームに巻き、経糸の準備をおこなう。つづいて経糸を織機のオサに通し、緯糸を打ち込んで織物を仕立てる。織機はシャトル織機、エアジェットルーム織機、ウォータジェットルーム織機、レピア織機、グリッパシャトル織機などの種類があるがいずれの織機で製造しても良い。また製織の際に撚糸された経糸、緯糸にそれぞれ繊度などが異なる複数種のフィラメントを使用しても差し支えないが、工程の簡略さの点からは同一の糸を使用することが好ましい。また緯糸の打ち込み方により、平織、斜文織(ツイル)、朱子織(サテン)などのいくつかの方法があるが目的に応じていずれをも選ぶことができる。
得られた織物は、公知の方法で染色加工が施される。一般的には、精錬、中間セット、染色、仕上げセットを施して仕上げる。染色機には、液流染色機、ジッガー染色機、ビーム染色機、ウインス染色機などの種類があるがいずれの染色機で染色してもよい。
また、機能付与を目的とした機能加工を施してもよい。機能加工としてはカレンダー加工、撥水加工が挙げられるが、これに限ったものではない。カレンダー加工は片面または両面に施してもよいし、染色加工工程のいかなる段階でも可能であるが、染色加工後に施されることが好ましい。撥水加工は、パラフィン系、フッ素樹脂系、シリコーン系樹脂等の撥水剤を用いて、パッド、コーティング、吸塵、ラミネートなどにより樹脂加工等を施す。
上述の性質は本発明の鞄地の有する性質による。
以下、実施例によって本発明の態様を更に詳しく説明する。明細書本文および実施例に用いた特性の定義及び測定法は次の通りである。
(1)総繊度
JIS L−1013(1999)8.3.1正量繊度a)A法に従って、所定荷重5mN/tex×表示テックス数、所定糸長90mで測定した。
JIS L−1013(1999)8.3.1正量繊度a)A法に従って、所定荷重5mN/tex×表示テックス数、所定糸長90mで測定した。
(2)単繊維繊度
繊度をフィラメント本数で徐して求めた。
繊度をフィラメント本数で徐して求めた。
(3)撚数
織編物からマルチフィラメントを取り出し、単繊維に分解する。測定しやすい長さ(5cm程度)に切断し、切断した単糸をガラス板上に置き、投影機でスクリーンに投影して1cm間の山と谷の数を読み、その合計を2分の1する。単糸10本についての値を求め、その平均値を算出した。
織編物からマルチフィラメントを取り出し、単繊維に分解する。測定しやすい長さ(5cm程度)に切断し、切断した単糸をガラス板上に置き、投影機でスクリーンに投影して1cm間の山と谷の数を読み、その合計を2分の1する。単糸10本についての値を求め、その平均値を算出した。
(4)強度・伸度
試料を気温20℃、湿度65%の温調室において、オリエンテック社製“テンシロン”(TENSILON)UCT−100でJIS L1013(1999)8.5.1標準時試験に示される定速伸長条件で測定した。試長250mm、引張速度300mm/minの条件で測定を行った。試験回数は10回であった。なお、伸度はS−S曲線における最大強力を示した点の伸びから求めた。強度は強力を測定した試料の総繊度で除した値である。
試料を気温20℃、湿度65%の温調室において、オリエンテック社製“テンシロン”(TENSILON)UCT−100でJIS L1013(1999)8.5.1標準時試験に示される定速伸長条件で測定した。試長250mm、引張速度300mm/minの条件で測定を行った。試験回数は10回であった。なお、伸度はS−S曲線における最大強力を示した点の伸びから求めた。強度は強力を測定した試料の総繊度で除した値である。
(5)中空率
繊維の断面写真から次式により算出した。
中空率(%)=(中空部の断面積/繊維の断面積)×100
繊維の断面写真から次式により算出した。
中空率(%)=(中空部の断面積/繊維の断面積)×100
(6)繊維断面形状
ミクロトームにて厚み7μmにカットした中空ポリエステルマルチフィラメントをスライドガラス上に載せ、光学顕微鏡(NICON SMZ1500)にて40倍に拡大し、繊維断面を観察した。
ミクロトームにて厚み7μmにカットした中空ポリエステルマルチフィラメントをスライドガラス上に載せ、光学顕微鏡(NICON SMZ1500)にて40倍に拡大し、繊維断面を観察した。
(7)乾熱収縮率(Sd)
JIS L1013(1999)8.18に従って測定した。試料に荷重をかけ、正しく500mmを測って2点を打ち、荷重をとり、乾燥機中に吊り下げ、30分間放置後取出し、再び荷重をかけ、2点の長さを測り(l)、Sd=(500−l)/500より算出し、5回の平均を出した。なお、熱処理温度は150℃とした。
JIS L1013(1999)8.18に従って測定した。試料に荷重をかけ、正しく500mmを測って2点を打ち、荷重をとり、乾燥機中に吊り下げ、30分間放置後取出し、再び荷重をかけ、2点の長さを測り(l)、Sd=(500−l)/500より算出し、5回の平均を出した。なお、熱処理温度は150℃とした。
(8)固有粘度(IV)
オルソクロロフェノール100mlに対し試料8gを溶解した溶液の相対粘度ηをオストワルド式粘度計を用いて25℃で測定し、IV=0.0242η+0.2634の近似式によって求めた。
オルソクロロフェノール100mlに対し試料8gを溶解した溶液の相対粘度ηをオストワルド式粘度計を用いて25℃で測定し、IV=0.0242η+0.2634の近似式によって求めた。
(9)相対粘度(hr)
十分洗浄して油剤などを無くし、乾燥したサンプル0.8gを25ccのクロロホルムを加え、5時間かけて撹拌してポリマを溶解させた後、さらにクロロホルムを加えて50ccに希釈し、Schott社製AVS500粘度計にて30℃で測定した。
十分洗浄して油剤などを無くし、乾燥したサンプル0.8gを25ccのクロロホルムを加え、5時間かけて撹拌してポリマを溶解させた後、さらにクロロホルムを加えて50ccに希釈し、Schott社製AVS500粘度計にて30℃で測定した。
(10)製糸性
糸を製糸する際の、1tあたりの製糸糸切れ発生回数を示した。
糸を製糸する際の、1tあたりの製糸糸切れ発生回数を示した。
(11)目付け
織編物から縦25cm×横25cmの正方形サンプルを5枚採取し、その重量を測って平均を出し、平方メートル当たりの重量(g/m2)で表した。
織編物から縦25cm×横25cmの正方形サンプルを5枚採取し、その重量を測って平均を出し、平方メートル当たりの重量(g/m2)で表した。
(12)見かけ密度
鞄地の目付(g/m2)及び厚さ(mm)を測定し、次式により算出した。
見かけ密度(g/cm3)=(目付/厚さ)×10-3
鞄地の目付(g/m2)及び厚さ(mm)を測定し、次式により算出した。
見かけ密度(g/cm3)=(目付/厚さ)×10-3
(13)寸法安定性
スガ試験機株式会社キセノンウェザーメーター(“Super Xenon Weather Meter”)を用い、試験条件を温度63℃、水噴霧ありとして耐光性試験を1500時間実施し、基布の表面状態を下記の4段階で評価した。
◎:全く皺が発生していない
○:殆ど皺が発生していない
△:少し皺が発生している
×:かなり皺が発生していない
スガ試験機株式会社キセノンウェザーメーター(“Super Xenon Weather Meter”)を用い、試験条件を温度63℃、水噴霧ありとして耐光性試験を1500時間実施し、基布の表面状態を下記の4段階で評価した。
◎:全く皺が発生していない
○:殆ど皺が発生していない
△:少し皺が発生している
×:かなり皺が発生していない
(14)意匠性
10人の判定者により、製織された基布を目視によって下記の4段階で評価した。
◎:極めて良好
○:良好
△:やや良好
×:不良
10人の判定者により、製織された基布を目視によって下記の4段階で評価した。
◎:極めて良好
○:良好
△:やや良好
×:不良
[実施例1]
高純度テレフタル酸とエチレングリコールにアンチモン系触媒を添加し、減圧下において285℃まで徐々に加熱し所定の攪拌トルクとなった時点で反応系を窒素パージし常圧に戻し重縮合反応を停止した。次いで得られたポリマを冷水中に押し出しカッティングすることでポリエチレンテレフタレートのペレットを作製した。得られたペレットを130℃にて3時間の予備結晶化を行った後、真空下230℃にて10時間の固相重合を行い、固有粘度1.26のポリエチレンテレフタレートを製造した。
高純度テレフタル酸とエチレングリコールにアンチモン系触媒を添加し、減圧下において285℃まで徐々に加熱し所定の攪拌トルクとなった時点で反応系を窒素パージし常圧に戻し重縮合反応を停止した。次いで得られたポリマを冷水中に押し出しカッティングすることでポリエチレンテレフタレートのペレットを作製した。得られたペレットを130℃にて3時間の予備結晶化を行った後、真空下230℃にて10時間の固相重合を行い、固有粘度1.26のポリエチレンテレフタレートを製造した。
上記ポリエチレンテレフタレートを300℃でエクストルーダー式押し出し機に連続的に供給し連続的に溶融した。
溶融ポリマを300℃の配管に通して、ギアポンプにて総繊度が600dtexとなるように計量した後、300℃の紡糸パックに導き、パック内では20ミクロンカットのフィルターを通過させ、図1に示す吐出孔を有する紡糸口金から溶融吐出した。得られた糸条の断面は図2に示す形状であった。
紡出糸条を口金下に設けた長さ20cm、雰囲気温度300℃の加熱筒を通過させた後、環状チムニーを用いて30℃の冷風を30m/minの速度で固化させた後、油剤ローラにて非含水系油剤(三洋化成製、SAB−5L)を付与した。
油剤を付与した糸条を1120m/minの表面速度を有する第1ローラ(50℃)で巻き取った後、連続して延伸工程に供した。
第1ローラを通過した糸条を、速度1155m/minの第2ローラ(95℃)、速度3020m/minの第3ローラ(115℃)、速度3580m/minの第4ローラ(220℃)、速度3500m/minの第5ローラ(非加熱)に連続して供することにより延伸を行なった後、交絡処理装置により1.5kg/cm2の高圧空気を噴射して、ワインダーにより巻き取った。かくして、三角中空断面を有する600dtex−96filの中空ポリエステルマルチフィラメントを得た。得られた繊維は、中空率22%、強度6.2cN/dtex、乾熱収縮率3.0%と良好な糸物性を示した。
得られたフィラメントを撚係数(i)2500と(ii)12000でS方向に実撚した後、(i)と(ii)の撚糸をクリールに3:1の割合で交互に並べ、ウォータージェット織機により経65本/インチ、緯53本/インチの平織物に製織し、精錬、市販のブラック染料による染色、染色仕上げを行なった。その後、シリコーン系の撥水・抗菌剤水溶液で処理し、乾燥、キュアし、得られた基布を縫製することにより鞄地に仕立てた。得られた撚り糸の中空率はそれぞれ(i)20%、(ii)11%であった。得られた基布は、目付け280g/m2、見かけ密度0.95g/cm3であり、得られた鞄地は軽量性、寸法安定性、さらには基布全体に経筋を発現した意匠性に優れるものであった。得られたポリエチレンテレフタレート、フィラメント、基布中のフィラメントおよび基布の各測定値を表1に示す。
[実施例2、3]
ギアポンプにて総繊度をそれぞれ1200dtex、300dtexとしたこと、製織時の密度をそれぞれ経46本/インチ、緯38本/インチと、経91本/インチ、緯74本/インチとしたこと以外は、実施例1と同様に行なった。実施例2で得られた撚り糸の中空率はそれぞれ(i)15%、(ii)6%であり、実施例1に比べるとやや劣るものであったが、得られた基布は、目付け282g/m2、見かけ密度0.92g/cm3であり、軽量性、寸法安定性、意匠性に優れるものであった。実施例3で得られた繊維は実施例1に比べる製糸性がやや劣っていたものの、撚り糸の中空率はそれぞれ(i)24%、(ii)12%であった。得られた基布は、目付け278g/m2、見かけ密度0.97g/cm3であった。また、得られた鞄地の軽量性、寸法安定性、意匠性は優れるものであった。得られたポリエチレンテレフタレート、フィラメント、基布中のフィラメントおよび基布の各測定値を表1に示す。
ギアポンプにて総繊度をそれぞれ1200dtex、300dtexとしたこと、製織時の密度をそれぞれ経46本/インチ、緯38本/インチと、経91本/インチ、緯74本/インチとしたこと以外は、実施例1と同様に行なった。実施例2で得られた撚り糸の中空率はそれぞれ(i)15%、(ii)6%であり、実施例1に比べるとやや劣るものであったが、得られた基布は、目付け282g/m2、見かけ密度0.92g/cm3であり、軽量性、寸法安定性、意匠性に優れるものであった。実施例3で得られた繊維は実施例1に比べる製糸性がやや劣っていたものの、撚り糸の中空率はそれぞれ(i)24%、(ii)12%であった。得られた基布は、目付け278g/m2、見かけ密度0.97g/cm3であった。また、得られた鞄地の軽量性、寸法安定性、意匠性は優れるものであった。得られたポリエチレンテレフタレート、フィラメント、基布中のフィラメントおよび基布の各測定値を表1に示す。
[実施例4]
固相重合を行わず、固有粘度0.64のポリエステルポリマを用いた以外は、実施例1と同様に行なった。実施例1に比べると製糸性が劣るものの、得られた撚り糸の中空率はそれぞれ(i)16%、(ii)7%であり、得られた基布は、目付け281g/m2、見かけ密度0.95g/cm3であり、軽量性、寸法安定性、意匠性はまずまず優れるものであった。得られたポリエチレンテレフタレート、フィラメント、基布中のフィラメントおよび基布の各測定値を表1に示す。
固相重合を行わず、固有粘度0.64のポリエステルポリマを用いた以外は、実施例1と同様に行なった。実施例1に比べると製糸性が劣るものの、得られた撚り糸の中空率はそれぞれ(i)16%、(ii)7%であり、得られた基布は、目付け281g/m2、見かけ密度0.95g/cm3であり、軽量性、寸法安定性、意匠性はまずまず優れるものであった。得られたポリエチレンテレフタレート、フィラメント、基布中のフィラメントおよび基布の各測定値を表1に示す。
第4ロールの温度を200℃とした以外は、実施例1と同様に行なった。得られた繊維は乾熱収縮率7.0%とやや高く、得られた鞄地の寸法安定性は劣るものの軽量性、意匠性はまずまず優れるものであった。得られたポリエチレンテレフタレート、フィラメント、基布中のフィラメントおよび基布の各測定値を表2に示す。
[実施例6、7]
強撚糸の撚係数をそれぞれ8000、20000とした以外は、実施例1と同様に行なった。実施例7で得られた撚り糸の中空率はそれぞれ(i)19%、(ii)13%であり、得られた鞄地は経筋の発現が実施例1に比べて弱いものの、軽量性、寸法安定性に優れるものであった。実施例8で得られた撚り糸の中空率はそれぞれ(i)20%、(ii)7%であり、得られた鞄地の軽量性、寸法安定性、意匠性は優れるものであった。得られたポリエチレンテレフタレート、フィラメント、基布中のフィラメントおよび基布の各測定値を表2に示す。
強撚糸の撚係数をそれぞれ8000、20000とした以外は、実施例1と同様に行なった。実施例7で得られた撚り糸の中空率はそれぞれ(i)19%、(ii)13%であり、得られた鞄地は経筋の発現が実施例1に比べて弱いものの、軽量性、寸法安定性に優れるものであった。実施例8で得られた撚り糸の中空率はそれぞれ(i)20%、(ii)7%であり、得られた鞄地の軽量性、寸法安定性、意匠性は優れるものであった。得られたポリエチレンテレフタレート、フィラメント、基布中のフィラメントおよび基布の各測定値を表2に示す。
[実施例8、9]
基布中の強撚糸含有率をそれぞれ16重量%、33重量%とした以外は、実施例1と同様に行なった。実施例9で得られた基布は、目付け280g/m2、見かけ密度0.91g/cm3であり、得られた鞄地の軽量性、寸法安定性、意匠性は優れるものであった。また、実施例10で得られた基布は、目付け280g/m2、見かけ密度1.03g/cm3であり、実施例1に比べて軽量性に劣るものの、得られた鞄地は寸法安定性、意匠性に優れるものであった。得られたポリエチレンテレフタレート、フィラメント、基布中のフィラメントおよび基布の各測定値を表2に示す。
基布中の強撚糸含有率をそれぞれ16重量%、33重量%とした以外は、実施例1と同様に行なった。実施例9で得られた基布は、目付け280g/m2、見かけ密度0.91g/cm3であり、得られた鞄地の軽量性、寸法安定性、意匠性は優れるものであった。また、実施例10で得られた基布は、目付け280g/m2、見かけ密度1.03g/cm3であり、実施例1に比べて軽量性に劣るものの、得られた鞄地は寸法安定性、意匠性に優れるものであった。得られたポリエチレンテレフタレート、フィラメント、基布中のフィラメントおよび基布の各測定値を表2に示す。
ギアポンプにて総繊度をそれぞれ2000dtex、150dtexとしたこと、製織時の密度をそれぞれ経34本/インチ、緯28本/インチと、経123本/インチ、緯100本/インチとしたこと以外は、実施例1と同様に行なった。比較例1で得られた撚糸の中空率はそれぞれ(i)12%、(ii)4%と低く、さらに製糸性に劣るものであった。比較例2の繊維は35%の高中空率であったものの、加工時に中空部が大きく潰れ、得られた撚糸の中空率はそれぞれ(i)17%、(ii)6%であり、中空部の変形が大きいためにギラツキが生じるものであった。得られたポリエチレンテレフタレート、フィラメント、基布中のフィラメントおよび基布の各測定値を表3に示す。
[比較例3、4]
強撚糸の撚係数をそれぞれ4000、30000としたこと、基布中の強撚糸含有率を5重量%および60重量%とした以外は、実施例1と同様に行なった。比較例3で得られた撚り糸の中空率はそれぞれ(i)20%、(ii)16%であり、両撚糸間の中空率および中空形状の差異が小さく、経筋の発現がほとんど見られず、意匠性に劣るものであった。比較例4で得られた鞄地はシボが発生しており、製品の外観に劣るものであった。さらに強撚糸含有率が高いことにより、軽量性にも劣るものであった。得られたポリエチレンテレフタレート、フィラメント、基布中のフィラメントおよび基布の各測定値を表3に示す。
強撚糸の撚係数をそれぞれ4000、30000としたこと、基布中の強撚糸含有率を5重量%および60重量%とした以外は、実施例1と同様に行なった。比較例3で得られた撚り糸の中空率はそれぞれ(i)20%、(ii)16%であり、両撚糸間の中空率および中空形状の差異が小さく、経筋の発現がほとんど見られず、意匠性に劣るものであった。比較例4で得られた鞄地はシボが発生しており、製品の外観に劣るものであった。さらに強撚糸含有率が高いことにより、軽量性にも劣るものであった。得られたポリエチレンテレフタレート、フィラメント、基布中のフィラメントおよび基布の各測定値を表3に示す。
[比較例5]
図3に示す吐出孔を有する紡糸口金から溶融吐出した以外は、実施例1と同様に行なった。得られた糸条の断面は図4に示す形状であった。得られた繊維は強度、乾熱収縮率、製糸性と実施例1と同等であるものの、得られた鞄地は中空率がやや劣り、さらに三角形状断面に比べてギラツキ感が増し、意匠性に劣るものであった。得られたポリエチレンテレフタレート、フィラメント、基布中のフィラメントおよび基布の各測定値を表3に示す。
図3に示す吐出孔を有する紡糸口金から溶融吐出した以外は、実施例1と同様に行なった。得られた糸条の断面は図4に示す形状であった。得られた繊維は強度、乾熱収縮率、製糸性と実施例1と同等であるものの、得られた鞄地は中空率がやや劣り、さらに三角形状断面に比べてギラツキ感が増し、意匠性に劣るものであった。得られたポリエチレンテレフタレート、フィラメント、基布中のフィラメントおよび基布の各測定値を表3に示す。
[比較例6]
ε−カプロラクタムを常法によって重合し、相対粘度が3.20のナイロン6ポリマを製造した。このポリマを用い、常法によって、三角中空断面のナイロン6マルチフィラメントを得た。得られた繊維は乾熱収縮率7.5%であり、得られた鞄地は軽量性に優れるものの、寸法安定性に劣るものであった。得られたナイロン6ポリマ、フィラメント、基布中のフィラメントおよび基布の各測定値を表3に示す。
ε−カプロラクタムを常法によって重合し、相対粘度が3.20のナイロン6ポリマを製造した。このポリマを用い、常法によって、三角中空断面のナイロン6マルチフィラメントを得た。得られた繊維は乾熱収縮率7.5%であり、得られた鞄地は軽量性に優れるものの、寸法安定性に劣るものであった。得られたナイロン6ポリマ、フィラメント、基布中のフィラメントおよび基布の各測定値を表3に示す。
本発明の鞄地は、軽量性、寸法安定性、意匠性に優れるという特性を有していることから、鞄地製品として有効に利用することができる。
Claims (3)
- 単繊維繊度が1〜20dtex、総繊度が200〜1700dtex、中空部が三角形状である中空ポリエステルマルチフィラメントからなる基布からなる鞄地であって、基布を構成する中空ポリエステルマルチフィラメントが、中空率が15〜30%の弱撚糸および中空率が13%以下の強撚糸であって、かつ強撚糸の割合が基布全体の10〜50重量%であることを特徴とする鞄地。
- 中空ポリエステルマルチフィラメントに用いるポリエステルの固有粘度が0.6〜1.5、中空ポリエステルマルチフィラメントの強度が4〜9cN/dtex、乾熱収縮率が1〜6%であることを特徴とする請求項1に記載の鞄地。
- 基布の目付けが100〜1000g/m2、見かけ密度が0.6〜1.2g/cm3であることを特徴とする請求項1または2に記載の鞄地。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007137758A JP2008291387A (ja) | 2007-05-24 | 2007-05-24 | 中空ポリエステル糸を用いた鞄地 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007137758A JP2008291387A (ja) | 2007-05-24 | 2007-05-24 | 中空ポリエステル糸を用いた鞄地 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008291387A true JP2008291387A (ja) | 2008-12-04 |
Family
ID=40166412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007137758A Pending JP2008291387A (ja) | 2007-05-24 | 2007-05-24 | 中空ポリエステル糸を用いた鞄地 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008291387A (ja) |
-
2007
- 2007-05-24 JP JP2007137758A patent/JP2008291387A/ja active Pending
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