JP2008290273A - 印字装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置に装着された記憶媒体上の画像を直接印字する印字装置において、写真印刷を簡単、容易に行えるようにする。
【解決手段】同様のシーンを複数枚撮影した画像を自動的にグループ分けする画像グループ分け手段2012を備え、選択したい画像の候補となりうる画像を、それぞれの違いが識別できるように印刷サイズを変更してインデックス印刷を行うようにした。これにより、最もよい撮影状態の画像を候補の中から簡単に選択することができる。
【選択図】図2
【解決手段】同様のシーンを複数枚撮影した画像を自動的にグループ分けする画像グループ分け手段2012を備え、選択したい画像の候補となりうる画像を、それぞれの違いが識別できるように印刷サイズを変更してインデックス印刷を行うようにした。これにより、最もよい撮影状態の画像を候補の中から簡単に選択することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、ホストコンピュータを用いることなく、印字装置本体に装着された記憶媒体に保存されている画像データを展開し、印字装置本体のみで印刷データを作成して、印刷することができる印字装置に関する。
従来より、ホストコンピュータを用いることなく印字装置のみで印刷可能な印字装置(以下、ダイレクトプリンタと呼ぶ)がある。ダイレクトプリンタは、従来のホストコンピュータを用いて印刷する印字装置に加え、コンパクトフラッシュ(登録商標)やPCMCIAカード等(以下これらの記憶媒体を総称してメモリカードと呼ぶ)の記憶媒体装着部を備えている。そして、ダイレクトプリンタは、デジタルカメラ等で撮影した画像データを保存したメモリカードを前記記憶媒体装着部に装着し、そのメモリカードに記憶されている画像に画像処理を行うための画像処理部を備え、印刷データを作成して印刷する。
また、ダイレクトプリンタは、ホストコンピュータと接続するためのインタフェースを備えることで、ホストコンピュータとダイレクトプリンタを接続してホストコンピュータ用印字装置としても使用できる。また、記憶媒体装着部に装着されたメモリカードの読み書き装置として使用できるものもある。
また、ダイレクトプリンタには、デジタルカメラとダイレクトプリンタをケーブルで接続し、あるいは無線によりデジタルカメラ内に保存されている画像データを印刷するものもある。
また、ダイレクトプリンタの操作部は印刷するときの設定や、ダイレクトプリンタの機能を実行するための1つないしは複数の操作キーを備えている。その操作キーを操作することにより、印刷する画像の選択、印刷枚数の指定、印刷レイアウトの設定等の各種設定を行い印刷する。
また、ダイレクトプリンタは、画像表示用のディスプレイ等を備えることで、印刷する画像を表示しながら印刷する画像を選択することができる。また、印刷する画像に文字列を追加して印刷することや、その他の画像を重ね合わせて印刷するなど、印刷する画像を編集可能なダイレクトプリンタもある。
ダイレクトプリンタの一般的な使用の手順としては、メモリカードに保存されているすべての画像データの一覧がわかるように、画像に対して一意になる文字列、例えば画像番号を付加して印刷するインデックス印刷を行う。そして、インデックス印刷によって得られた画像に対応する画像番号を使用して、メモリカードに保存された画像を選択することで印刷する画像を選択し、印刷を行う。
ところで、デジタルカメラの使用方法において、同じシーンで複数枚撮影して、その中で最もよく撮れている画像を選択して印刷するという使用方法がよくとられる。そのため、複数の画像の中から、最も良く撮れている画像を選択することになるが、現状のインデックス印刷では、一覧を表示するために小さい画像サイズで印刷されるため、どれが最もよいかを選択することが難しい。そのため、従来のダイレクトプリンタにおいては、選択したい候補すべての画像を印刷しなくてはならないという課題があった。
また、候補となるそれぞれの画像をわかり易くするためにインデックス印刷のレイアウトサイズを大きくしてしまうと、一枚の用紙に印刷される画像数が減る。そのために、すべての画像をインデックス印刷するためにかかる用紙枚数が増えてしまうことになるという課題があった。
本発明は係る実情に鑑みてなされたものであり、写真印刷を簡単、容易に行えるようにする印字装置を提供することを目的とする。
本発明の印字装置は、装着された記憶媒体上の画像データを直接印字する印字装置であって、記憶媒体に保存されている画像データを印刷データに変換する画像処理手段と、前記画像処理手段により作成される印刷データを印字するための印刷手段と、記憶媒体に保存された画像データを、印刷するレイアウトサイズに合わせるための解像度変換手段と、記憶媒体に保存されている画像データの選択、選択された画像データの印刷枚数の指定、及び印刷する画像データの処理項目を設定するための操作部と、記憶媒体に保存されている画像データ、画像データの画像番号、及び当該印字装置の状態を表示するための表示部と、記憶媒体を装着するための記憶媒体装着部と、選択された複数の画像を印刷位置に配置するためのレイアウト配置手段とを備え、1枚の印刷用紙において異なるレイアウトサイズの画像を印刷することを特徴とする。
本発明は、同様のシーンを複数枚撮影した画像を自動的にグループ分けし、選択したい画像の候補となりうる画像を、それぞれの違いが識別できるように印刷サイズを変更してインデックス印刷を行う。これにより、最もよい撮影状態の画像を候補の中から簡単に選択することができる。
また、それ以外の画像に関しては通常のサイズで印刷することにより、1枚の用紙中に異なるレイアウトサイズで印刷することができ、インデックス印刷に必要な用紙枚数を節約することが可能となる。
また、複数の画像の候補から選択するために必要な画像のデータは高解像度の画像データから印刷し、画像の確認のための画像データは、低解像度の画像データから印刷する。これにより、候補の画像データはより鮮明に、また、その他の画像は高速に印刷することができ、利用者の利便性を高めることができる。
また、それ以外の画像に関しては通常のサイズで印刷することにより、1枚の用紙中に異なるレイアウトサイズで印刷することができ、インデックス印刷に必要な用紙枚数を節約することが可能となる。
また、複数の画像の候補から選択するために必要な画像のデータは高解像度の画像データから印刷し、画像の確認のための画像データは、低解像度の画像データから印刷する。これにより、候補の画像データはより鮮明に、また、その他の画像は高速に印刷することができ、利用者の利便性を高めることができる。
以下、本発明の実施形態を具体的に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、ダイレクトプリンタの外観を示す図である。ダイレクトプリンタは、装着された記憶媒体上の画像データを直接印字することが可能な印字装置である。図1に示されるダイレクトプリンタ本体1001は、デジタルカメラ等で撮影した画像データを記憶したメモリカードを装着するための記憶媒体装着部1002を備えている。本実施形態では、形状の異なるメモリカードをアダプタを介してダイレクトプリンタの記憶媒体装着部1002に装着するものであるが、個々のメモリカードの形状に合った装着部を複数備えることも可能である。
(第1の実施の形態)
図1は、ダイレクトプリンタの外観を示す図である。ダイレクトプリンタは、装着された記憶媒体上の画像データを直接印字することが可能な印字装置である。図1に示されるダイレクトプリンタ本体1001は、デジタルカメラ等で撮影した画像データを記憶したメモリカードを装着するための記憶媒体装着部1002を備えている。本実施形態では、形状の異なるメモリカードをアダプタを介してダイレクトプリンタの記憶媒体装着部1002に装着するものであるが、個々のメモリカードの形状に合った装着部を複数備えることも可能である。
また、ダイレクトプリンタ本体1001は、印刷画像の選択、印刷枚数の指定、印刷モードの設定等を行うための操作部1003を備える。この操作部1003を操作することにより、ダイレクトプリンタの各種印刷設定(処理項目)や、ダイレクトプリンタのメンテナンス等を行うことができる。
また、ダイレクトプリンタ本体1001は、ダイレクトプリンタの情報を表示するための表示部1004を備えている。この表示部1004では、メモリカードに保存された画像を表示することや、ダイレクトプリンタの状態や、印刷時の設定項目等を表示することが可能である。
また、ダイレクトプリンタの背面には図に示していないが、ホストコンピュータと接続するためのインタフェースを備えている。このインタフェースを介してとホストコンピュータと接続することで、ホストコンピュータ用の通常のプリンタとして使用することや、ダイレクトプリンタに装着されたメモリカードを読み書きするためのメモリーカードリーダとして使用することが可能である。
次にダイレクトプリンタの内部構成例として図2のブロック図を用いて説明する。図2において、画像データ解析手段2001は、ダイレクトプリンタの記憶媒体装着部1002に装着された記憶媒体に保存されている画像データの画像サイズや、ピクセルのビット深さなど画像の特徴を解析するための手段である。印刷レイアウト管理手段2002は、印刷するレイアウトのレイアウト位置およびレイアウトサイズを管理するための手段である。画像展開手段2003は、画像データを展開するための手段である。解像度変換手段2004は、印刷レイアウトサイズより、印刷レイアウトに合わせて解像度変換処理を行う手段である。印刷データ作成手段2005(画像処理手段)は、印刷レイアウトが管理するレイアウト位置に配置した画像データを印刷データに変換する手段である。印刷手段2006は、印刷データ作成手段2005により作成された印刷データを印刷するための手段である。操作部制御手段2007は、記憶媒体上にある画像の選択、選択された画像の枚数の指定および、印刷する画像に処理を施すための設定項目を設定するための手段である。表示部制御手段2008は、記憶媒体上の画像の番号やプリンタの状態等を表示する手段である。記憶媒体制御手段2009は、記憶媒体装着部1002に装着されたメモリカードの管理を行う手段である。撮影時刻検出手段2010は、メモリカードに記録されている画像データの撮影時刻を検出する手段である。撮影条件検出手段2011は、画像データの撮影状況を検出するための手段である。画像グループ分け手段2012は、画像データをグループ分けするための手段である。レイアウト配置手段2013は、画像を印刷する位置(印刷位置)を決定する手段である。
次に、上記構成例におけるインデックス印刷の一例を説明する。まず、画像の撮影時刻と撮影状況を検出し、検出された情報に基いて画像データをグループ分けする方法について、図3のフローチャートを用いて説明する。ここでは予め、利用者の操作によりインデックス印刷が選択されたものとする。
まずステップS301において、ダイレクトプリンタは、メモリカードに記憶されている画像データに対して、印刷可能かを判断する。印刷可能である場合は、ステップS302において、印刷画像リストに登録する。印刷可能でない場合、ステップS303において、リストには登録しない。
次にステップS304において、ダイレクトプリンタは、すべての画像の印刷可否判断が終了したか判定する。終了していないならば、ステップS305において、メモリカード中の次の画像を対象画像とし、上記ステップS301から処理を繰り返す。この処理を行うことで印刷画像リストを作成する。
次にステップS306において、ダイレクトプリンタは、上記手順にて作成した印刷画像リストの先頭から印刷される画像の撮影時刻を検出する。次にステップS307において、ダイレクトプリンタは、撮影状況を検出する。なお、デジタルカメラで撮影した画像データのほとんどは、画像データ中に撮影時刻や、撮影状況等が書き込まれている。そのため、上記手順ステップS306、およびステップS307においてその情報を使用することで、撮影時刻、および撮影状況を得ることができる。また、この2つの手順はそれぞれ印刷可能か判断するステップS301の間に実行することにより、リスト作成と同時に画像の撮影時刻、撮影状況を検出してもかまわない。
次にステップS308において、ダイレクトプリンタは、リスト中のすべての画像に対して上記検出処理が終了したかを判断する。すべての画像の検出が終了していない場合は、ステップS309において、リストに登録されている次の画像を対象画像とし、上記手順ステップS307から処理を繰り返す。メモリカードに記憶されているすべての画像に対して上記手順を終了したら、処理を終了する。
上記手順により印刷画像リストには印刷可能である画像データの撮影時刻、および撮影状況が登録され、例として表1のような印刷画像リストが作成される。
次に印刷画像リストに登録された画像データをグループ分けする方法について図4のフローチャートを用いて説明する。グループ分けの方法は、検出された撮影状況ごとに分類することでそれぞれのグループに分割する。
まずステップS401において、ダイレクトプリンタは、撮影条件検出手段2011により、検出された情報において、撮影モードの情報を得る。
次にステップS402において、ダイレクトプリンタは、撮影条件検出手段2011により、撮影時にフラッシュが発光したかどうかを検出する。
同じ状況で複数撮影した場合、フラッシュ発光状態、撮影モード等が同じであることを利用してグループ分けすることができる。
次にステップS403において、ダイレクトプリンタは、現在検出された撮影条件に一致するグループが存在するかどうか判断する。対応するグループが存在しない場合は、ステップS404において、新たにそのグループを作成する。対応するグループが存在する場合は、ステップS405において、その状態の画像を対応するグループとしてグループのリストに登録する。
ここでは、撮影モードとフラッシュのON、OFFをグループ分けの判断に使用したが、グループ分けの判断要素として、これに限定するものではない。
次にステップS406において、ダイレクトプリンタは、印刷画像リストに登録されているすべての画像データのグループ分けが終了したか判断する。すべての画像が終了していない場合は、ステップS407において、対象となる画像をリストの次の画像にして、上記手順ステップS401から処理を繰り返す。
リストに登録されているすべての画像の検索が終了したら処理を終了する。これら手順により例として、表2、表3のようなグループリストが作成される。
次に、グループリストに登録された画像データの撮影時刻から、さらに細かく関連画像の判断を行う。これは、撮影状況がデジカメにより自動的に決定されてしまう場合などで本来は関連がない画像が同じグループにグループ分けされることを防止するためである。時刻によるグループ分けの手順について図5のフローチャートを用いて説明する。
まずステップS501において、ダイレクトプリンタは、撮影状況が同じグループ内で撮影時刻順に並び替える。
次にステップS502において、ダイレクトプリンタは、並び替えられたリストの先頭にある画像データの撮影時刻を基準時刻とする。
次にステップS503において、ダイレクトプリンタは、リスト上の次の画像を対象画像とし、その画像の撮影時刻と基準時刻との撮影間隔を計算する。
次にステップS504において、ダイレクトプリンタは、上記ステップS503で計算した撮影間隔が、特定の間隔内(閾値内)に入っているかを判断する。特定の間隔を判断するための閾値は、あらかじめ作成しておいた時刻グループ分け用の閾値テーブル(表4)を用いて判断する。
ステップS504で撮影間隔が閾値を超える場合は、ステップS505において、対象の画像は同一シーンの撮影ではないと判断し、通常画像フラグをONにする。そして、ステップS506において、現在対象となっている画像データの撮影時刻を新たに基準時間とする。
一方、上記手順ステップS504において撮影間隔が閾値の範囲にある場合、同一シーンであると判断し、ステップS507において、関連画像フラグをONにする。
次にステップS508において、ダイレクトプリンタは、同一グループのリストに登録されているすべての画像に対する処理が終了したかを判断する。すべての画像に対して処理が終了していない場合は、ステップS509において、対象画像をリストの次の画像にし、上記手順ステップS503から繰り返す。
リスト上のすべての画像データに対して、通常画像フラグと関連画像フラグによるグループ分けが終了した場合は、ステップS510において、すべてのグループの処理が終了したかを判断する。すべてのグループに対して処理が終了していない場合は、ステップS511において、対象となるグループを次のグループにし、上記手順ステップS501から処理を繰り返す。すべてのグループに対して上記手順がすべて終了したら、処理を終了する。
上記手順により、個々のグループ毎に、より精度よくグループ分けすることができる。また、最終的な印刷画像リストの例として、表5の印刷画像リストが作成される。
次に、グループ分けされた画像データ毎に(即ち、画像グループ毎に)異なる印刷レイアウトにて印刷する方法について、図6のフローチャートを用いて説明する。
まずステップS601において、ダイレクトプリンタは、上記グループ分け手段によりグループ分けされた画像が、通常画像であるか、関連画像であるかを判断する。通常画像の場合は、ステップS602において、通常のインデックス印刷サイズで印刷するため、印刷レイアウト管理手段2002から、通常インデックスサイズのレイアウトデータを取得する。
関連画像である場合、ステップS603において、関連画像サイズのレイアウトデータを印刷レイアウト管理手段2002から取得する。
次にステップS604において、すべての画像に対して上記手順を行ったか判断する。すべての画像の処理が終了していない場合は、ステップS605において、対象画像をリストの次の画像に設定する。すべての画像に対して終了したら次の手順へ進む。
次にステップS606において、ダイレクトプリンタは、印刷レイアウト管理手段2002から印刷する印刷用紙のサイズを得る。
次にステップS607において、ダイレクトプリンタは、レイアウト配置手段2013によって、印刷する画像のレイアウトサイズの個数と用紙サイズから、1行に配置する画像数を計算する。また、この配置する画像数は、大きく印刷する画像と通常のサイズで印刷する画像の個数とであらかじめ計算したテーブル表6を用いることで計算処理を省くことも可能である。
上記手順ステップS607により1行に印刷される画像数が決定される。次にステップS608において、ダイレクトプリンタは、レイアウトする順番ごとに画像展開手段2003において画像を展開する。
次にステップS609において、展開した画像データをレイアウトサイズにあわせるために、解像度変換手段2004へ送り、画像サイズをレイアウトサイズに合わせる。そしてステップS610において、レイアウトサイズに合った画像を印刷データ作成手段2005で印刷データを作成する。
次にステップS611において、1行の画像の印刷データ作成が終了したかを判断する。1行分の印刷データの作成が終了していない場合、リスト中の次の画像を印刷画像として、上記手順ステップS608から繰り返す。
1行分の画像データを作成した場合は、ステップS612において、印刷手段2006にて1行分の印刷データを印刷する。印刷終了後、ステップS613において、1ページ分の画像データの印刷が終了したかを判断する。1ページ分の印刷が終了していない場合、上記手順ステップS607から処理を繰り返す。1ページ分の印刷が終了したら、処理を終了する。
上記の手順により処理を行うことで、撮影時刻および、撮影状況を基準にグループ分けし、選択候補になる画像データはそれぞれの違いを識別しやすいように大きく印刷し、候補とならないその他の画像について通常の小さいサイズで印刷することができる。これにより、1枚の用紙中で異なるレイアウトサイズのインデックス印刷を行うことができる。上記手順におけるインデックス印刷例を図9に示す。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態として、候補となる画像データは高解像度のデータを用いて、その他の画像データに対しては低解像度のデータを用いて印刷する方法について説明する。
次に、第2の実施の形態として、候補となる画像データは高解像度のデータを用いて、その他の画像データに対しては低解像度のデータを用いて印刷する方法について説明する。
今日のデジタルカメラで撮影された画像データのほとんどは、撮影した画像データである主画像のほかに、画像データより低解像度のサムネイル画像が記録されている。第2の実施の形態は、候補となる画像データは高解像度の主画像を用いて印刷し、その他の画像に対しては低解像度のサムネイル画像を用いて印刷することで、印刷にかかる時間を短縮する方法について説明する。
ダイレクトプリンタの概観、印刷画像リストの作成手段、および、撮影状況によるグループ分けの手段は第1の実施の形態において説明済みであるためここでは省略する。
第2の実施の形態におけるダイレクトプリンタの内部構成例は、図10にあるように、第1の実施の形態における内部構成に加え、サムネイル画像検出手段10001を備えている。このサムネイル画像検出手段10001は、同一画像中に主画像、サムネイル画像のように異なる解像度画像データがあるかどうかを判断する。その他の構成要素については第1の実施の形態と同様のため、ここでは説明を省略する。
印刷画像におけるサムネイル、主画像使用の判断方法を図7のフローチャートを用いて説明する。第1の実施の形態と同じ手順により、撮影条件によるグループ分けまで処理が終了しているものとする。
図7のフローチャートと図5のフローチャートとで異なる点は、主画像、サムネイル画像の判断をおこなう手順ステップS705、ステップS707のみである。手順ステップS704にて撮影時刻の間隔が閾値を超える場合、ステップS705において、通常画像フラグをONにすると同時に、サムネイルフラグをONにする。
手順ステップS704にて、撮影時刻の間隔が閾値の範囲にあり、同一シーンであると判断された場合は、ステップS707において、関連画像フラグをONにすると同時に主画像フラグをONにする。
上記手順により、候補となる画像グループである関連画像を主画像、その他の画像をサムネイルに設定することができる。
次に、上記手順にて設定された主画像、サムネイルの情報に従って、画像データを選択して印刷する方法について、図8のフローチャートを用いて説明する。
図8のフローチャートと図6のフローチャートとの違いは、図6における手順ステップS607のあとに展開する画像データの種類を判断して、主画像、またはサムネイルデータのどちらかを使用するかを選択する点にある。よって、手順ステップS801〜S807までは、手順ステップS601〜S607に対応するため、ここでは説明を省略する。
次にステップS808において、先の手順により設定した主画像フラグがONであるかどうかを判断する。主画像フラグがONの場合は、ステップS809において、対象画像の主画像で画像の展開を行う。主画像フラグがONでない場合は、ステップS810において、サムネイル画像検出手段10001において、対象画像のサムネイルデータが存在するかどうか判断する。サムネイルデータが存在しない場合は、ステップS809において、主画像データで画像の展開を行う。
サムネイルデータが存在する場合は、ステップS811において、サムネイルデータで画像の展開を行う。これ以降の手順は図6のフローチャートにおける手順ステップS609〜ステップS613に対応し、以降の印刷処理を行う。
上記手順により、グループ分けされて候補となる画像を高解像度の主画像で印刷し、それ以外の画像は低解像度のサムネイル画像で印刷することができる。
1001 ダイレクトプリンタ本体
1002 記憶媒体装着部
1003 操作部
1004 表示部
2001 画像データ解析手段
2002 印刷レイアウト管理手段
2003 画像展開手段
2004 解像度変換手段
2005 印刷データ作成手段
2006 印刷手段
2007 操作部制御手段
2008 表示部制御手段
2009 記憶媒体制御手段
2010 撮影時刻検出手段
2011 撮影条件検出手段
2012 画像グループ分け手段
2013 レイアウト配置手段
10001 サムネイル画像検出手段
1002 記憶媒体装着部
1003 操作部
1004 表示部
2001 画像データ解析手段
2002 印刷レイアウト管理手段
2003 画像展開手段
2004 解像度変換手段
2005 印刷データ作成手段
2006 印刷手段
2007 操作部制御手段
2008 表示部制御手段
2009 記憶媒体制御手段
2010 撮影時刻検出手段
2011 撮影条件検出手段
2012 画像グループ分け手段
2013 レイアウト配置手段
10001 サムネイル画像検出手段
Claims (5)
- 装着された記憶媒体上の画像データを直接印字する印字装置であって、
記憶媒体に保存されている画像データを印刷データに変換する画像処理手段と、
前記画像処理手段により作成される印刷データを印字するための印刷手段と、
記憶媒体に保存された画像データを、印刷するレイアウトサイズに合わせるための解像度変換手段と、
記憶媒体に保存されている画像データの選択、選択された画像データの印刷枚数の指定、及び印刷する画像データの処理項目を設定するための操作部と、
記憶媒体に保存されている画像データ、画像データの画像番号、及び当該印字装置の状態を表示するための表示部と、
記憶媒体を装着するための記憶媒体装着部と、
選択された複数の画像を印刷位置に配置するためのレイアウト配置手段とを備え、
1枚の印刷用紙において異なるレイアウトサイズの画像を印刷することを特徴とする印字装置。 - 当該印字装置に装着された記憶媒体に保存されている画像データを特定のグループにグループ分けする手段を備え、グループ分けされた画像グループ毎に異なるレイアウトサイズにて印刷することを特徴とする請求項1に記載の印字装置。
- 当該印字装置に装着された記憶媒体上の画像データの撮影時刻を検出する手段を備え、前記特定のグループにグループ分けする手段は、前記撮影時刻を検出する手段にて検出された撮影時刻を基準としてグループ分けすることを特徴とする請求項2に記載の印字装置。
- 撮影した画像データの撮影状況を検出する手段を備え、前記特定のグループにグループ分けする手段は、前記撮影状況を検出する手段により検出された撮影状況を基準として、グループ分けすることを特徴とする請求項3に記載の印字装置。
- 同一の画像データにおいて高解像度の画像データと低解像度の画像データとがあるかどうか判断する手段を備え、グループ分けされた画像グループ毎に高解像度の画像データ、または低解像度の画像データのどちらかを選択し、選択された画像データを用いて印刷することを特徴とする請求項4に記載の印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007135761A JP2008290273A (ja) | 2007-05-22 | 2007-05-22 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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