JP2008288034A - 有機el表示装置 - Google Patents

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Motokuni Aoki
基晋 青木
Shuhei Yokoyama
周平 横山
Atsushi Hosoda
篤 細田
Shirou Sumida
祉朗 炭田
Kazuyuki Haruhara
一之 春原
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Abstract

【課題】表示部以外への光漏れを抑制し、表示画像の画質の低下を抑制するEL表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】アレイ基板100と、アレイ基板100と対向して配置された封止基板200と、アレイ基板100上にマトリクス状に配置された複数の表示画素PXからなる発光部EMと、を有するEL表示装置であって、発光部EMを囲むように配置されているとともに、アレイ基板100と封止基板200とを貼り合わせるシール材300と、を有し、封止基板200は、発光部EMに対向するように配置された凹部400を有し、凹部400の端部400Aには遮光材料を含む乾燥剤500が配置されているEL表示装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、有機EL表示装置に関し、特にアクティブマトリクス型の有機EL表示装置に関する。
液晶表示装置等のディスプレイに比べて、高速応答及び広視野角化が可能な自己発光型のディスプレイとしてエレクトロルミネセンス(EL:electroluminescence)表示装置の開発が盛んに行われている。有機EL表示装置は、EL表示パネルとEL表示パネルを駆動する駆動回路とから構成される。
EL表示パネルは、ガラス等の支持基板上に、表示画素をマトリクス状に配置して構成される表示部と、表示部を囲む外周部とを有するアレイ基板と、アレイ基板と対向して配置される封止基板とを備えている。
表示画素は、第1電極と、第1電極と対向して配置される第2電極と、これら電極間に配置された有機発光層を有している。EL表示装置の表示画素は水分により劣化しやすいため、表示画素が空気に曝されると表示画素の劣化の原因となる。そのため、表示画素が空気に曝されないよう密封する必要がある。
アレイ基板と封止基板とを樹脂接着剤にて密封するときには、樹脂をわずかに浸透する水分によって表示画素が水分に曝されるため、所定の量の乾燥剤を密封空間内部に配置して、樹脂から浸透した水分を完全に除去できるようにする。
また、発光有機層を収納するための凹部が形成された封止基板と、アレイ基板と、により、水分や酸素に対して不安定な表示画素を気密封止することにより、高い耐久性を得ることができる表示装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−35659号公報
上面発光型の有機EL表示装置において、上記のように凹部を設けた場合、凹部の端部に生じる段差で、表示画素から出射された光が散乱され、表示部の外側に光が漏れて見える場合があった。このことによって、表示画像の画質を低下する場合があった。
また、空間内部に塗布した乾燥剤によっても同様に、表示部から出射された光が散乱されて、表示画像の画質を低下させる場合があった。
本発明は上記の問題点に鑑みて成されたものであって、表示部以外への光漏れを抑制し、表示画像の画質の低下を抑制するEL表示装置を提供することを目的とする。
本発明の態様によるEL表示装置は、アレイ基板と、前記アレイ基板と対向して配置された封止基板と、前記アレイ基板上にマトリクス状に配置された複数の表示画素からなる発光部と、を有するEL表示装置であって、前記発光部を囲むように配置されているとともに、前記アレイ基板と前記封止基板とを貼り合わせるシール材と、を有し、前記封止基板は、前記発光部に対向するように配置された凹部を有し、前記凹部の端部には遮光材料を含む乾燥剤が配置されている。
この発明によれば、表示部以外への光漏れを抑制し、表示画像の画質の低下を抑制するEL表示装置を提供することができる。
以下に、本発明の第1実施形態に係るEL表示装置について図面を参照して説明する。本実施形態に係るEL表示装置は、上面発光方式のEL表示装置であって、図1および図2に示すように、アレイ基板100と、アレイ基板100と対向して配置された封止基板200とを有している。EL表示装置は、略矩形状の表示部DYPを有している。表示部DYPは、その周囲を外周部PAに囲まれている。
アレイ基板100は、支持基板としてガラス等の絶縁性基板を有している。アレイ基板100は、表示部DYPにおいて、マトリクス状に配置された複数の表示画素PXからなる発光部EMを有している。
発光部EMには、表示画素PXの配列する行に沿って配置された走査線Y(Y1、Y2、・・・)と、表示画素PXの配列する列に沿って配置された信号線X(X1、X2、・・・)とが配置されている。
外周部PAにおいて、アレイ基板100は外部駆動回路からの信号に基づいて各表示画素を駆動する走査線駆動回路(図示せず)、および信号線駆動回路(図示せず)等を有する駆動回路部101を有している。
また外周部PAには、コントローラ等の外部回路を接続する接続部102を有している。駆動回路部101と表示部DYPとは、駆動信号及び電源信号等を供給する各種配線Wが延びている。
走査線駆動回路は、配線Wを介して走査線Yに接続し、表示画素PXを行毎に順次駆動する。信号線駆動回路は、各種配線Wを介して信号線Xに接続し、走査線Yによって駆動された表示画素PXに画像信号を送信する。
さらに、アレイ基板100の発光部EMには、走査線Yと略平行に延びる電源ラインPが配置されている。表示画素PXは、走査線Yにそのゲート電極において接続された第1スイッチ10と、ゲート電極が第1スイッチ10のドレイン電極に接続されている第2スイッチ20と、を有している。
第2スイッチ20のソース電極は、電源ラインPに接続され、第2スイッチ20のドレイン電極は、発光素子40に接続されている。第2スイッチ20のゲート電極およびソース電極間はキャパシタ30によって結合されている。
表示画素PXは、自発光素子である発光素子40(R、G、B)のいずれかを有する表示画素PXR、PXG、PXBを有している。すなわち、赤色画素PXRは、主に赤色波長に対応した光を出射する有機EL素子40Rを備えている。緑色画素PXGは、主に緑色波長に対応した光を出射する有機EL素子40Gを備えている。青色画素PXBは、主に青色波長に対応した光を出射する有機EL素子40Bを備えている。
封止基板200は、表示部DYPにおいて、アレイ基板100と対向するように配置されている。アレイ基板100と封止基板200とは、表示部DYPを囲むように配置されたシール材SLによって一体となっている。本実施形態に係るEL表示装置では、シール材SLとして樹脂材料からなる樹脂シールを用いている。
封止基板200は、樹脂シール300に囲まれた領域に、アレイ基板100の発光部EMと対向するように配置された凹部400を有している。本実施形態に係るEL表示装置では、凹部400は略矩形状であって、凹部400の端部400Aには、乾燥剤500が充填されている。すなわち、凹部400の端部には段差が生じ、その段差に沿って、表示部DYPを囲むように乾燥剤500が配置されている。
乾燥剤500として、例えば酸化バリウム(BaO)、酸化カルシウム等を用いている。さらに、本実施形態にかかるEL表示装置では、乾燥剤500に例えば黒色の顔料が含まれている。
ここで、本実施形態にかかるEL表示装置では、乾燥剤500には黒色の顔料が含まれていたが、乾燥剤500は遮光性を有していればよく、黒色以外の顔料が含まれていても良い。また、その他の遮光性を有する材料を用いて形成されていても良い。
次に、本実施形態に係るEL表示装置の製造方法について以下に説明する。まず、アレイ基板100を形成する。すなわち、支持基板上に複数の表示画素PXを形成する。
最初に、透明電極を、例えば透明な陽極電極材料であるITO等で形成した後、発光素子40以外において短絡するのを防止するために絶縁性材料でリブ層を形成する。リブ層によって仕切られた間の透明電極上に、例えば正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層等からなる有機層ELを形成する。
すなわち、アレイ基板100を抵抗加熱方式の有機EL成膜装置にセットし、有機EL材料として、例えば、正孔輸送層となるα−NPDを200nm、発光層兼、電子輸送層となるAlq3を50nm、電子注入層兼、ITOダメージバッファ層となるMgAgを2nm順次成膜した。さらに、これらの有機層上には、プラズマコーティング法を用いてITO成膜を施した。
上記の工程において、必要に応じて、複数の導電層を成膜およびパターンニングし、表示画素PXの第1および第2スイッチ10、20、外周部PAに配置された駆動回路部101、および各種配線Wを形成する。
次に、封止基板200を形成する。すなわち、封止基板となる透明ガラス基板を用意し、発光部EMと対向する部分に凹部400を形成する。本実施形態に係るEL表示装置では、凹部400の深さは例えば0.1mmである。凹部400を形成する方法としては、例えばサンドブラスト法やウエットエッチング法、ドライエッチング法等を用いる。
続いて、凹部400の端部400Aに生じる段差に乾燥剤500を塗布する。本実施形態にかかるEL表示装置の場合、乾燥剤500には黒色の顔料が含まれている。 続いて、凹部400の周囲を囲むように、封止基板200上に樹脂シール300を配置し、アレイ基板100と封止基板200との位置を合わせて貼りあわせる。すなわち、アレイ基板100と封止基板200とは、図1および図2に示すように、アレイ基板100と封止基板200との間にギャップを形成するとともに表示部DYPおよび凹部400を囲むように配置された樹脂シール300によって貼り合わせられる。
上記のように、封止基板200の凹部400の端部400Aに生じる段差に、遮光性を有する乾燥剤500を配置すると、表示画素PXから発光された光は、発光部EMの周囲と対向するように配置された乾燥剤500によって遮光され。そのため、発行部EMから発光された光は、端部400Aで乾燥剤500によって散乱される。その結果、光が表示部DYP以外へ漏れることを抑制することができる。
したがって、本実施形態にかかるEL表示装置によれば、表示部DYP以外への光漏れを抑制するとともに、表示画像の画質の低下を抑制するEL表示装置を提供することができる。
次に本発明の第2実施形態にかかるEL表示装置について、図面を参照して以下に説明する。なお、上述の第1実施形態に係るEL表示装置と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態にかかるEL表示装置は、上述の第1実施形態にかかるEL表示装置と同様に、上面発光型のEL表示装置である。EL表示基板は、アレイ基板100と封止基板200とを有している。アレイ基板100と封止基板200とはシール材300によって一体となっている。
また、第1実施形態に係るEL表示装置と同様に、封止基板200は凹部400を有している。凹部400の端部400Aに生じる段差部分には、表示部DYPを囲むように乾燥剤500が配置されている。本実施形態においても、乾燥剤500には黒色の顔料が含まれている。
本実施形態に係るEL表示装置では、シール材300は樹脂シールであって、黒色の顔料を含んでいる。さらに、シール材300は、凹部400の端部400Aと対向する位置まで延びて配置されている。すなわち、本実施形態に係るEL表示装置では、凹部400の端部400Aは、乾燥剤500だけでなくシール材300によっても覆われている。
ここで、本実施形態にかかるEL表示装置では、シール材300には黒色の顔料が含まれていたが、シール材300は遮光性を有していればよく、黒色以外の顔料が含まれていても良い。また、その他の遮光性を有する材料により形成されていても良い。
したがって、本実施形態に係るEL表示装置によれば、第1実施形態にかかるEL表示装置と同様の効果を得ることができるとともに、第1実施形態にかかるEL表示装置よりも、凹部400の端部に生じる段差部分における光の散乱をより効果的に抑制することが可能となる。
すなわち、本実施形態に係るEL表示装置によれば、第1実施形態に係るEL表示装置よりも効果的に表示部以外への光漏れを抑制し、表示画像の画質の低下を抑制するEL表示装置を提供することができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。例えば、本発明は表示期間と非表示期間とを有する表示装置であれば、液晶表示装置以外でも適用することができる。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の第1実施形態に係るEL表示装置の概略的な構成の一例を示す図。 図1に示すEL表示装置の線A−A´における断面の一例を概略的に示す図。 本発明の第2実施形態に係るEL表示装置の概略的な構成の一例を示す図。 図3に示すEL表示装置の線B−B´における断面の一例を概略的に示す図。
符号の説明
100・・・アレイ基板、200・・・封止基板、PX・・・表示画素、EM・・・発光部、300・・・シール材、400・・・凹部、400A・・・端部、500・・・乾燥剤

Claims (6)

  1. アレイ基板と、前記アレイ基板と対向して配置された封止基板と、前記アレイ基板上にマトリクス状に配置された複数の表示画素からなる発光部と、を有するEL表示装置であって、
    前記発光部を囲むように配置されているとともに、前記アレイ基板と前記封止基板とを貼り合わせるシール材と、を有し、
    前記封止基板は、前記発光部に対向するように配置された凹部を有し、
    前記凹部の端部には遮光材料を含む乾燥剤が配置されているEL表示装置。
  2. 前記乾燥剤は、黒色の顔料を含んでいる請求項1記載のEL表示装置。
  3. 前記乾燥剤は前記発光部を囲むように配置されている請求項1記載のEL表示装置。
  4. 前記シール材は、遮光材料を含んでいる請求項1記載のEL表示装置。
  5. 前記凹部の端部は、前記乾燥剤と、前記シール材とに覆われている請求項4記載のEL表示装置。
  6. 前記シール材は、黒色の顔料を含んでいる請求項4記載のEL表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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